JP2014179303A - 照明器具 - Google Patents

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Tomohiro Mizoguchi
智宏 溝口
Kazunari Higuchi
一斎 樋口
Masashi Nakayama
正司 中山
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Abstract

【課題】より容易かつ確実に光源モジュールを放熱器に取り付けることができる照明器具を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、光源モジュールと、放熱器と、押さえ部材と、を備えた照明器具が提供される。光源モジュールは、表面と裏面とを有する基板と、表面上に設けられた光源と、光源を封止する光透過性の第1樹脂部と、第1樹脂部と離間して表面上に設けられた第2樹脂部と、を含む。放熱器は、裏面と対向して設けられ、光源モジュールを位置決めする位置決め部を有し、光源モジュールと熱的に結合する。押さえ部材は、第1樹脂部を露呈させる開口を有し、第2樹脂部に密着して光源モジュールを押さえる。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、照明器具に関する。
LED(Light Emitting Diode)チップなどの光源を基板上に設けた光源モジュールがある。こうした光源モジュールのなかで、COB(Chip On Board)と呼ばれるタイプのものがある。COBタイプの光源モジュールを放熱器に取り付けた照明器具がある。照明器具では、より容易かつ確実に光源モジュールを放熱器に取り付けられるようにすることが望まれる。
特開2012−256572号公報
本発明の実施形態は、より容易かつ確実に光源モジュールを放熱器に取り付けることができる照明器具を提供する。
本発明の実施形態によれば、光源モジュールと、放熱器と、押さえ部材と、を備えた照明器具が提供される。前記光源モジュールは、表面と裏面とを有する基板と、前記表面上に設けられた光源と、前記光源を封止する光透過性の第1樹脂部と、前記第1樹脂部と離間して前記表面上に設けられた第2樹脂部と、を含む。前記放熱器は、前記裏面と対向して設けられ、前記光源モジュールを位置決めする位置決め部を有し、前記光源モジュールと熱的に結合する。前記押さえ部材は、前記第1樹脂部を露呈させる開口を有し、前記第2樹脂部に密着して前記光源モジュールを押さえる。
より容易かつ確実に光源モジュールを放熱器に取り付けることができる照明器具が提供される。
実施形態に係る照明器具を表す模式的斜視図である。 実施形態に係る照明器具を表す模式的分解斜視図である。 図3(a)及び図3(b)は、実施形態に係る照明器具を表す模式図である。 図4(a)〜図4(c)は、実施形態に係る別の光源モジュールを表す模式図である。 図5(a)及び図5(b)は、実施形態に係る別の照明器具を表す模式図である。 図6は、実施形態に係る別の照明器具を表す模式的断面図である。 図7(a)及び図7(b)は、実施形態に係る別の照明器具を表す模式図である。 図8(a)及び図8(b)は、実施形態に係る別の照明器具を表す模式図である。
以下に、各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係る照明器具を表す模式的斜視図である。
図2は、実施形態に係る照明器具を表す模式的分解斜視図である。
図3(a)及び図3(b)は、実施形態に係る照明器具を表す模式図である。
図3(a)は、照明器具10の模式的断面図である。図3(b)は、照明器具10の一部を拡大して表す模式的部分断面図である。
図1、図2、図3(a)及び図3(b)に表したように、照明器具10は、光源モジュール12と、放熱器13と、反射板14(押さえ部材)と、カバー15と、固定部材16と、を備える。
光源モジュール12は、基板18と、光源20と、第1樹脂部21と、第2樹脂部22と、バンク部24と、を含む。光源モジュール12は、いわゆるCOB(Chip On Board)である。
基板18は、表面18aと裏面18bとを含む板状である。裏面18bは、表面18aに対して反対側の面である。裏面18bは、例えば、表面18aに対して実質的に平行である。裏面18bは、表面18aに対して非平行でもよい。
ここで、表面18aに対して平行な1つの方向をX軸方向とする。表面18aに対して平行で、X軸方向に対して垂直な方向をY軸方向とする。X軸方向及びY軸方向に対して垂直な方向をZ軸方向とする。Z軸方向は、換言すれば、表面18aに対して垂直な方向である。
表面18aに対して平行な平面(X−Y平面)に基板18を投影した形状は、例えば、正方形状である。すなわち、基板18をZ軸方向に見た形状は、例えば、正方形状である。基板18の形状は、これに限ることなく、他の多角形でもよいし、円形や楕円形などでもよい。基板18の形状は、任意である。基板18には、例えば、セラミックスなどが用いられる。
光源20は、表面18aの上に設けられる。例えば、複数の光源20が、表面18aの上に設けられる。各光源20は、例えば、表面18a上に二次元マトリクス状に並べられる。光源20には、例えば、LED(Light Emitting Diode)チップが用いられる。光源20は、例えば、有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode:OLED)、無機エレクトロルミネッセンス(Inorganic ElectroLuminescence)発光素子、有機エレクトロルミネッセンス(Organic ElectroLuminescence)発光素子、または、その他の電界発光型の発光素子などでもよい。
基板18には、配線パターンが設けられている。各光源20は、表面18a上に設けられ、基板18の配線パターンと電気的に接続される。また、基板18の配線パターンには、電源線が接続される。各光源20には、電源線及び基板18の配線パターンを介して、外部から電力が供給される。これにより、各光源20が発光し、各光源20から光が照射される。
第1樹脂部21は、光源20を封止する。この例では、第1樹脂部21が、各光源20のそれぞれを封止する。第1樹脂部21は、例えば、各光源20のそれぞれの上に設けられ、各光源20のそれぞれを覆う。第1樹脂部21は、例えば、各光源20のそれぞれの上面と側面とを覆う。
第1樹脂部21は、光透過性を有する。第1樹脂部21は、光源20から照射される光に対して透過性である。第1樹脂部21には、光透過性を有する樹脂材料が用いられる。第1樹脂部21には、例えば、透明なシリコーン樹脂が用いられる。また、第1樹脂部21は、例えば、蛍光体粒子を含む。第1樹脂部21には、例えば、複数の蛍光体粒子が分散されている。第1樹脂部21は、例えば、光透過性の樹脂部と、この樹脂部に分散された複数の蛍光体粒子と、を含む。
光源20には、例えば、青色光を照射するLEDが用いられる。第1樹脂部21の蛍光体粒子には、例えば、黄色蛍光体が用いられる。これにより、例えば、実質的に白色の光を照射することができる。
このように、第1樹脂部21は、各光源20を封止して各光源20を保護する。また、第1樹脂部21は、例えば、光源20から照射された光の色を変化させる。第1樹脂部21は、例えば、光源20から照射される光の一部の波長を変化させる。なお、光源モジュール12の照射する光の色は、白色に限ることなく、任意の色でよい。第1樹脂部21は、必ずしも蛍光体粒子を含まなくてもよい。
バンク部24は、表面18aの上に設けられる。バンク部24は、各光源20を囲む環状である。この例では、バンク部24のX−Y平面に投影した形状が、四角環状である。バンク部24の形状は、これに限ることなく、例えば、円環状などでもよい。バンク部24は、第1樹脂部21に接する。バンク部24は、例えば、第1樹脂部21の形成の際に、第1樹脂部21の広がりを抑制する。バンク部24は、例えば、第1樹脂部21の封止する領域を決定する。バンク部24は、樹脂材料を含む。バンク部24には、例えば、シリコーン樹脂などが用いられる。バンク部24は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
第2樹脂部22は、第1樹脂部21と離間して表面18aの上に設けられる。第2樹脂部22は、例えば、バンク部24と離間して表面18aの上に設けられる。第2樹脂部22は、例えば、表面18aに接着されている。第2樹脂部22は、例えば、第1樹脂部21を囲む環状である。第2樹脂部22は、例えば、バンク部24を囲む環状である。第2樹脂部22のX−Y平面に投影した形状は、例えば、円環状である。第2樹脂部22の形状は、これに限ることなく、例えば、四角環状などでもよい。第2樹脂部22は、例えば、弾性と絶縁性とを有する。第2樹脂部22は、例えば、各光源20に供給される電圧に対して絶縁性である。
第2樹脂部22には、例えば、シリコーン樹脂などが用いられる。第2樹脂部22の材料は、例えば、第1樹脂部21の材料と実質的に同じである。これにより、例えば、第1樹脂部21と第2樹脂部22とを同じ製造工程内で形成することが可能となる。例えば、第1樹脂部21と第2樹脂部22とを同時に形成することが可能となる。従って、例えば、光源モジュール12の製造工程の複雑化を抑えることができる。
放熱器13は、基板18の裏面18bと対向して設けられる。この例において、放熱器13は、円柱状である。放熱器13の形状は、これに限ることなく、例えば角柱状などの任意の形状でよい。放熱器13の一端には、凹部13cが設けられている。放熱器13は、例えば、凹部13cの内底面を基板18の裏面18bと対向させる。
放熱器13は、光源モジュール12を位置決めする位置決め部13aを有する。位置決め部13aは、凹部13cの内底面に設けられている。位置決め部13aは、例えば、凹部13cの内底面から基板18と実質的に同じ形状に凹んでいる。基板18は、位置決め部13aに嵌る。これにより、光源モジュール12の位置が決められる。
位置決め部13aの形状は、上記に限ることなく、光源モジュール12の位置を決めることができる任意の形状でよい。位置決め部13aは、例えば、基板18を囲む環状の突起でもよい。あるいは、基板18の外周に沿って並ぶ複数の突起でもよい。または、基板18に放熱器13との位置決めの穴を設け、放熱器13からの突起物が挿入できる構造でもよい。位置決め部13aの機能的には、放熱器13に取り付けた基板18が、水平方向(X−Y平面に平行な方向)の移動を規制され、取付位置を保てる構造であることが望ましいが、水平方向の移動が制限されず、位置決めがなされるだけであってもよい。
放熱器13は、位置決め部13aに位置決めされた光源モジュール12と熱的に結合する。放熱器13は、例えば、基板18の裏面18bに接触することにより、光源モジュール12と熱的に結合する。これにより、例えば、光源20の点灯にともなって生じる熱を放熱器13に逃がすことができる。例えば、光源20の放熱性を高めることができる。
放熱器13には、例えば、鉄、アルミニウム、または、ステンレスなどの金属材料が用いられる。放熱器13の材料は、これに限ることなく、適切な熱伝導率を得られる任意の材料でよい。なお、放熱器13は、基板18に直接接触してもよいし、例えば、放熱グリスや放熱シートなどを介して接触してもよい。このように、本願明細書において、「熱的に結合」には、直接接する場合の他に、放熱グリスや放熱シートなどを介して接する場合も含む。
放熱器13の他端には、複数の放熱フィン13fが設けられている。各放熱フィン13fは、例えば、Z軸方向及びY軸方向に延びる板状である。そして、各放熱フィン13fのそれぞれは、X軸方向に並ぶ。これにより、放熱性をより高めることができる。
反射板14は、第1樹脂部21を露呈させる開口14aを有する。反射板14は、第2樹脂部22に密着して光源モジュール12を押さえる。反射板14は、例えば、光源モジュール12を放熱器13に押し付ける。これにより、放熱器13と反射板14とに光源モジュール12が挟まれ、光源モジュール12が保持される。
反射板14は、例えば、円筒状である。反射板14では、開口14aが、各光源20から照射された光の照射方向(矢線RDで示す方向)に向かって広がる。例えば、開口14aが、光の照射方向に向かって連続的に広がる。反射板14は、例えば、光源モジュール12から光の照射方向に向かって広がるテーパ状の円筒である。なお、光の照射方向とは、例えば、Z軸方向に対して平行な方向で、放熱器13から光源モジュール12に向かう方向である。
反射板14には、例えば、鉄、アルミニウム、または、ステンレスなどの金属材料が用いられる。反射板14は、光反射性を有する。反射板14は、例えば、光源20から照射される光に対して反射性である。これにより、反射板14は、光源20から照射される光の配光角を制御する。反射板14は、例えば、テーパ角によって、配光角を制御する。反射板14の形状は、上記に限ることなく、光源モジュール12を押さえることができ、かつ配光角を制御できる任意の形状でよい。また、反射板14の材料は、上記に限ることなく、適切な反射率を得られる任意の材料でよい。反射板14の材料は、例えば、白色の樹脂などでもよい。
第2樹脂部22は、反射板14に押さえられることにより、弾性変形して縮む。表面18aと反射板14の第2樹脂部22に密着する端部14tとの間のZ軸方向の距離D1は、表面18aと第1樹脂部21の上面21aとの間のZ軸方向の距離D2よりも短い。上面21aは、第1樹脂部21の基板18と反対側を向く面である。すなわち、反射板14の端部14tは、第1樹脂部21の上面21aよりも下に位置する。これにより、例えば、光源20から照射される光の反射板14への入射光率を高めることができる。例えば、器具内での迷光の発生を抑え、照明器具10の光の照射光率を高めることができる。
また、前述のように、第2樹脂部22は、絶縁性を有する。このため、例えば、金属などの導電性の材料を用いた反射板14を基板18に近づけた場合にも、反射板14と基板18との絶縁を適切に確保することができる。
カバー15は、例えば、板状である。カバー15の外形形状は、反射板14の外形形状と実質的に同じである。この例では、カバー15が、円板状である。カバー15は、光透過性を有する。カバー15は、例えば、光源20から照射される光に対して透過性である。カバー15は、例えば、透明である。カバー15は、例えば、光拡散性を有してもよい。カバー15には、例えば、光学ガラスや光学プラスチックなどが用いられる。カバー15は、例えば、反射板14の開口14aを塞ぎ、光源モジュール12を保護する。
固定部材16は、例えば、ネジ止めなどによって放熱器13に取り付けられる。固定部材16は、放熱器13に取り付けられ、反射板14及びカバー15を放熱器13に固定する。
固定部材16は、第1樹脂部21を露呈させる開口16aを有する。固定部材16の開口16aのZ軸方向に対して垂直な方向の長さは、例えば、反射板14のテーパ状の開口14aのZ軸方向に対して垂直な方向の最も長い長さと実質的に同じである。この例では、開口14a及び開口16aのそれぞれが、実質的に円形である。開口16aの直径は、例えば、開口14aの最も大きい直径と実質的に同じである。
固定部材16は、例えば、筒部16bと、フランジ部16cと、を有する。筒部16bの形状は、例えば、放熱器13の形状に対応する。筒部16bは、例えば、円筒状である。筒部16bの内径は、例えば、放熱器13の外径と実質的に同じである。フランジ部16cは、筒部16bの一端から筒部16bの中心軸に向かって内側に突出する。開口16aは、換言すれば、フランジ部16cの縁部分である。
固定部材16は、例えば、放熱器13の一端に被せられた状態で、放熱器13に取り付けられる。これにより、放熱器13の一端と固定部材16のフランジ部16cとの間に、反射板14及びカバー15が挟まれる。これにより、反射板14及びカバー15が、放熱器13に固定される。また、このように、固定部材16によって反射板14及びカバー15を放熱器13に固定することにより、反射板14の端部14tが、第2樹脂部22に密着する。これにより、反射板14によって光源モジュール12が押さえられ、光源モジュール12が放熱器13に保持される。
固定部材16の放熱器13への取り付けは、ネジ止めに限ることなく、例えば、爪係止などでもよい。また、固定部材16を用いることなく、例えば、ネジ止めや爪係止などによって反射板14を放熱器13に直接取り付けてもよい。
光源モジュール12を放熱器13に取り付ける場合には、光源モジュール12に過剰な圧力が加わらないようにする必要がある。例えば、基板18にセラミックスが用いられている場合、基板18に過剰な圧力が加わると、基板18が割れてしまう恐れがある。このため、セラミックスが基板18に用いられている場合には、特に注意が必要となる。
過剰な圧力が加わらないように光源モジュール12を取り付ける方法として、バネ状の部材で光源モジュール12を押さえる方法が知られている。この方法では、バネ状の部材を別途用意する必要があるため、部品点数の増加を招くとともに、取り付けが煩雑になる。このため、例えば、コスト増を招いてしまう。光源モジュール12を専用のアタッチメントを介して放熱器13に取り付ける方法もある。この方法では、比較的容易に取り付けを行える反面、アタッチメントの部品単価が高く、やはりコスト増を招いてしまう。
また、バネ状の部材やアタッチメントなどは、ネジを用いて取り付けることが一般的である。ところが、光源モジュール12付近での取り付け作業となるため、作業中に指や工具などが、光源20に接触してしまう恐れがある。指や工具などの接触は、例えば、LEDチップと配線パターンとを接続する金属ワイヤの変形や断線などの要因となり得る。
これに対して、本実施形態に係る照明器具10では、反射板14を第2樹脂部22に密着させ、光源モジュール12を反射板14で押さえるだけで、光源モジュール12を放熱器13に容易に取り付けることができる。例えば、光源モジュール12の近傍での作業を無くし、指や工具などの光源20への接触を抑制することができる。また、第2樹脂部22の弾性により、反射板14の押し付けのバラツキを吸収し、光源モジュール12に過度の圧力が加わることを抑制することができる。従って、本実施形態に係る照明器具10では、バネ状の部材やアタッチメントなどを用いる場合に比べて、より容易かつ確実に光源モジュール12を放熱器13に取り付けることができる。
また、照明器具10では、光源モジュール12の製造工程で、第2樹脂部22を形成することができる。このため、照明器具10の組立工程などで圧力を軽減するための別の部品を取り付ける必要がない。これにより、例えば、照明器具10の組立を容易にすることができる。例えば、照明器具10の製造コストを抑えることができる。さらには、前述のように、第2樹脂部22の材料を第1樹脂部21の材料と実質的に同じにする。これにより、例えば、光源モジュール12の製造工程を容易にすることもできる。
さらに、照明器具10では、反射板14と基板18との絶縁を確保しつつ、反射板14と基板18との間の距離を近づけることができる。例えば、光源20から照射される光の反射板14への入射光率を高めることもできる。
第2樹脂部22の材料は、例えば、バンク部24の材料と実質的に同じとしてもよい。この場合、反射板14に押さえられて第2樹脂部22が縮むことにより、第2樹脂部22のZ軸方向の長さ(厚さ)が、バンク部24のZ軸方向の長さよりも短くなる。これにより、例えば、光源20から照射される光の反射板14への入射光率を高めることができる。
図4(a)〜図4(c)は、実施形態に係る別の光源モジュールを表す模式図である。 図4(a)は、光源モジュール31の模式的平面図である。
図4(b)は、光源モジュール32の模式的平面図である。
図4(c)は、光源モジュール33の模式的部分断面図である。
図4(a)及び図4(b)に表したように、光源モジュール31及び光源モジュール32では、複数の第2樹脂部22が設けられている。各第2樹脂部22は、例えば、各光源20を囲むように並べて配置される。このように、光源モジュールにおいては、各光源20を囲む環状の1つの第2樹脂部22を設けてもよいし、各光源20を囲むように並べられた複数の第2樹脂部22を設けてもよい。
複数の第2樹脂部22を設ける場合、各第2樹脂部22のX−Y平面に投影した形状は、光源モジュール31のように、四角形状でもよいし、光源モジュール32のように、楕円形状でもよい。各第2樹脂部22の形状は、他の多角形状でもよいし、円形でもよい。各第2樹脂部22の形状は、任意である。
図4(c)に表したように、光源モジュール33では、第1樹脂部21が、複数設けられている。各第1樹脂部21のそれぞれは、各光源20のそれぞれに対応して設けられている。各第1樹脂部21は、例えば、樹脂材料を各光源20のそれぞれにポッティングすることによって形成される。この場合、バンク部24は、省略可能である。このように、第1樹脂部21は、バンク部24を用いることなく、光源20毎に設けてもよい。
図5(a)及び図5(b)は、実施形態に係る別の照明器具を表す模式図である。
図6は、実施形態に係る別の照明器具を表す模式的断面図である。
図5(a)は、照明器具110の模式的斜視図である。
図5(b)は、照明器具110の模式的分解斜視図である。
図5(a)、図5(b)及び図6に表したように、照明器具110は、弾性体40と、保持部材42と、をさらに備える。
弾性体40は、反射板14と固定部材16との間に設けられる。弾性体40は、弾性を有する。弾性体40には、例えば、シリコーン樹脂や天然ゴムなどの樹脂材料が用いられる。弾性体40は、例えば、各光源20を露呈させる開口40aを有する環状である。この例では、弾性体40が円環状である。弾性体40の形状は、環状に限ることなく、各光源20から照射される光を遮ることなく反射板14と固定部材16との間に配置できる任意の形状でよい。例えば、各光源20を囲むように、複数の弾性体40を並べて設けてもよい。
保持部材42は、反射板14とカバー15とを保持する。保持部材42は、例えば、反射板14の外縁及びカバー15の外縁を囲む環状である。保持部材42には、第1溝部42aと、第2溝部42bと、が設けられている。第1溝部42aには、反射板14の端部が嵌る。第2溝部42bには、カバー15の端部が嵌る。保持部材42は、例えば、弾性を有する。保持部材42には、例えば、シリコーン樹脂や天然ゴムなどの樹脂材料が用いられる。例えば、保持部材42を弾性変形させて押し広げる。これにより、反射板14及びカバー15を各溝部42a、42bに嵌め込むことができる。
照明器具110では、放熱器13の凹部13cの内径が変化する。照明器具110において、凹部13cの開口端付近の内径は、保持部材42の外径と実質的に同じである。照明器具110では、反射板14及びカバー15が、保持部材42に保持された状態で、凹部13c内に収容される。保持部材42の側面は、例えば、凹部13c内に収容された状態で、凹部13cの内側面に密着する。
このように、弾性を有する保持部材42を介して反射板14及びカバー15を放熱器13に取り付けることで、例えば、反射板14やカバー15の寸法誤差を吸収し、反射板14及びカバー15をより適切に放熱器13に保持できる。この例では、1つの保持部材42で反射板14とカバー15とを保持しているが、例えば、反射板14を保持する保持部材と、カバー15を保持する保持部材と、に分けてもよい。
弾性体40は、例えば、保持部材42の上に設けられる。弾性体40も、凹部13c内に収容される。凹部13cの深さ(Z軸方向の長さ)は、光源モジュール12、反射板14、カバー15、保持部材42及び弾性体40を内部に収容した状態で、弾性体40が、凹部13cの開口端から僅かに突出する程度に設定される。
照明器具110では、固定部材16が、円環状である。固定部材16は、ネジ止めなどによって放熱器13の一端に取り付けられる。これにより、反射板14の端部14tが第2樹脂部22に密着し、光源モジュール12が放熱器13に保持される。
また、照明器具110では、固定部材16を放熱器13に取り付けた際に、反射板14と固定部材16との間に設けられた弾性体40が、反射板14と固定部材16とに挟まれて弾性変形する。より具体的には、弾性体40が、固定部材16と保持部材42とに挟まれて弾性変形する。
これにより、照明器具110では、例えば、光源モジュール12に過度の圧力が加わることをより適切に抑制することができる。例えば、より安全かつ確実に光源モジュール12を放熱器13に取り付けることができる。
弾性体40に天然ゴムなどの弾性係数の比較的大きい材料を用いる場合には、弾性体40を中空状としてもよい。また、弾性体40は、樹脂材料に限ることなく、例えば、バネ状の金属材料でもよい。金属材料を用いた場合、弾性体40は、例えば、板バネ状でもよいし、コイルバネ状でもよい。
なお、弾性体40は、例えば、放熱器13と反射板14との間や、反射板14とカバー15との間などに設けてもよい。
図7(a)及び図7(b)は、実施形態に係る別の照明器具を表す模式図である。
図8(a)及び図8(b)は、実施形態に係る別の照明器具を表す模式図である。
図7(a)は、照明器具120の模式的斜視図である。
図7(b)は、照明器具120の模式的分解斜視図である。
図8(a)は、照明器具120の模式的断面図である。
図8(b)は、照明器具120の断面の一部を拡大して表す模式的拡大図である。
図7(a)、図7(b)、図8(a)及び図8(b)に表したように、照明器具120では、弾性体40が省略され、保持部材42に空洞部42cが設けられている。
照明器具120では、光源モジュール12、反射板14、カバー15及び保持部材42を凹部13cの内部に収容した状態で、保持部材42が、凹部13cの開口端から僅かに突出する。照明器具120では、例えば、この条件を満たすように、凹部13cの深さ及び保持部材42のZ軸方向の長さが、設定される。
空洞部42cは、例えば、第1溝部42a及び第2溝部42bの上に設けられる。すなわち、この例では、空洞部42cが、第1溝部42aに保持された反射板14の上、及び、第2溝部42bに保持されたカバー15の上に設けられる。換言すれば、空洞部42cは、反射板14と固定部材16との間に設けられる。より詳しくは、空洞部42cは、カバー15と固定部材16との間に設けられる。
照明器具120では、固定部材16を放熱器13に取り付けた際に、反射板14と固定部材16との間に設けられた空洞部42cが、反射板14と固定部材16とに挟まれて弾性変形する。より具体的には、空洞部42cが、固定部材16とカバー15とに挟まれて弾性変形する。
すなわち、この例では、保持部材42が、弾性体40としても機能する。換言すれば、弾性体40に保持部材42の機能を持たせることもできる。このように、弾性体40は、照明器具120の他の部品と一体にすることもできる。これにより、例えば、光源モジュール12に過度の圧力が加わることをより適切に抑制しつつ、部品点数の増加を抑えることができる。例えば、照明器具120のコスト増を抑えることができる。
空洞部42cは、例えば、第1溝部42aと第2溝部42bとの間に設けてもよいし、第1溝部42aの下に設けてもよい。すなわち、空洞部42cは、例えば、反射板14とカバー15との間に設けてもよいし、放熱器13と反射板14との間に設けてもよい。
また、保持部材42などの他の部品に弾性体40の機能を持たせる場合に、その部品に用いられる樹脂材料の弾性係数が、十分に小さい場合には、必ずしも空洞部を設けなくてもよい。例えば、二色成形法やインサート成形法などにより、弾性係数の大きい樹脂の部分と、弾性係数の小さい樹脂の部分と、を一体に成形することにより、弾性係数の小さい樹脂の部分に弾性体40の機能を持たせてもよい。
上記実施形態では、押さえ部材として反射板14を示しているが、押さえ部材は、反射板14に限ることなく、第2樹脂部22に密着して光源モジュール12を押さえることのできる任意の部材でよい。但し、反射板14を押さえ部材として用いることにより、例えば、部品点数の増加を抑えることができる。また、反射板14と基板18との間の距離を近づけ、光源20から照射される光の反射板14への入射光率を高めることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10、110、120…照明器具、12、31、32、33…光源モジュール、13…放熱器、13a…位置決め部、14…反射板(押さえ部材)、14a…開口、15…カバー、16…固定部材、18…基板、18a…表面、18b…裏面、20…光源、21…第1樹脂部、22…第2樹脂部、24…バンク部、40…弾性体、42…保持部材

Claims (3)

  1. 表面と裏面とを有する基板と、
    前記表面上に設けられた光源と、
    前記光源を封止する光透過性の第1樹脂部と、
    前記第1樹脂部と離間して前記表面上に設けられた第2樹脂部と、
    を含む光源モジュールと、
    前記裏面と対向して設けられ、前記光源モジュールを位置決めする位置決め部を有し、前記光源モジュールと熱的に結合する放熱器と、
    前記第1樹脂部を露呈させる開口を有し、前記第2樹脂部に密着して前記光源モジュールを押さえる押さえ部材と、
    を備えた照明器具。
  2. 前記第2樹脂部の材料は、前記第1樹脂部の材料と同じである請求項1記載の照明器具。
  3. 前記表面と前記押さえ部材の前記第2樹脂部に密着する端部との間の前記表面に対して垂直な方向の距離は、前記表面と前記第1樹脂部の上面との間の前記垂直な方向の距離よりも短い請求項1または2に記載の照明器具。
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