JP2014178974A - 電子機器、その制御方法及びプログラムに関する。 - Google Patents

電子機器、その制御方法及びプログラムに関する。 Download PDF

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Abstract

【課題】メモリに記憶されたデータを保障する期間を延長することに貢献すること。
【解決手段】電子機器は、電源部と、電源部と電気的に接続し、電源部の電池残量を測定する電池残量測定回路と、不揮発性メモリであって、情報を記憶する制御対象メモリと、ソフトウェアプログラムを実行する処理回路と、電池残量測定回路が、電池残量を所定の基準電地残量以下であると測定した場合、制御対象メモリ、及び処理回路に対する電力供給を停止し、所定のリフレッシュ間隔毎に、制御対象メモリに電力を供給し、制御対象メモリのリフレッシュ処理を実行する管理回路と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器、その制御方法及びプログラムに関する。特に不揮発性メモリを備える電子機器、その制御方法及びプログラムに関する。
不揮発性メモリにおいては、品質保障基準として、記憶するデータを保障できる、書き込み回数が設定されている。そこで、メモリの書き込み回数が品質保障基準の回数を超えた場合、時間が経過するほど、データ保持特性が劣化する。その結果、時間が経過するほど、不揮発性メモリから、誤ったデータが読み出される可能性が増加する。
そこで、不揮発性メモリを備える電子機器は、データ保持特性の劣化を防止するために、データのリフレッシュ処理を実行することが好ましい。リフレッシュ処理とは、所定のアドレスからデータを読み出し、同一のアドレスにデータを書き込む処理を意味する。
ここで、特許文献1において、温度と、システム時間に基づいて、不揮発性メモリのリフレッシュ処理を実行する技術が開示されている。
特開2011−227756号公報
なお、上記先行技術文献の開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。以下の分析は、本発明の観点からなされたものである。
上述の通り不揮発性メモリを備える電子機器は、データ保持特性の劣化を防止するために、データのリフレッシュ処理を実行することが好ましい。しかし、電池残量がなくなってしまった場合、電子機器はデータのリフレッシュ処理を実行できない。
例えば、メモリの書き込み回数が品質保障基準の回数を超えてしまっており、データのリフレッシュ処理を実行できないとする。その場合、時間が経過するほど、データの保持特性が劣化する。
特許文献1で開示された技術では、データのリフレッシュ処理を実行するための電池残量があることを前提としている。そのため、特許文献1で開示された技術では、メモリの書き込み回数が品質保障基準の回数を超えてしまっており、データのリフレッシュ処理を実行できない場合、データの保持特性の劣化を抑制できない。
そこで、本発明は、メモリに記憶されたデータを保障する期間を延長することに貢献する電子機器、その制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の視点によれば、電源部と、前記電源部と電気的に接続し、前記電源部の電池残量を測定する電池残量測定回路と、不揮発性メモリであって、情報を記憶する制御対象メモリと、ソフトウェアプログラムを実行する処理回路と、前記電池残量測定回路が、前記電池残量を所定の基準電地残量以下であると測定した場合、前記制御対象メモリ、及び前記処理回路に対する電力供給を停止し、所定のリフレッシュ間隔毎に、前記制御対象メモリに電力を供給し、前記制御対象メモリのリフレッシュ処理を実行する管理回路と、を備える電子機器が提供される。
本発明の第2の視点によれば、電源部と、前記電源部と電気的に接続し、前記電源部の電池残量を測定する電池残量測定回路と、第1のスイッチを介して、前記電源部と接続する処理回路と、第2のスイッチを介して、前記電源部と接続する制御対象メモリと、前記電池残量測定回路が、前記電池残量を所定の基準電地残量以下であると測定した場合、前記第1のスイッチ、及び前記第2のスイッチをオフにし、リフレッシュ間隔毎に、前記第2のスイッチをオンにし、前記制御対象メモリのリフレッシュ処理を実行する管理回路と、を備える電子機器が提供される。
本発明の第3の視点によれば、不揮発性メモリであって、情報を記憶する制御対象メモリと、ソフトウェアプログラムを実行する処理回路と、を備える電子機器を制御する制御方法であって、電池残量を測定する工程と、前記電池残量が所定の基準電地残量以下であると測定された場合、前記制御対象メモリ、及び前記処理回路に対する電力供給を停止し、所定のリフレッシュ間隔毎に、前記制御対象メモリに電力を供給し、前記制御対象メモリのリフレッシュ処理を実行する管理工程と、を含む電子機器の制御方法が提供される。
本発明の第4の視点によれば、電源部と、第1のスイッチを介して、前記電源部と接続する処理回路と、第2のスイッチを介して、前記電源部と接続する制御対象メモリと、を備える電子機器を制御する制御方法であって、電池残量を測定する工程と、前記電池残量測定回路が、前記電池残量を所定の基準電地残量以下であると測定した場合、前記第1のスイッチ、及び前記第2のスイッチをオフにし、リフレッシュ間隔毎に、前記第2のスイッチをオンにし、前記制御対象メモリのリフレッシュ処理を実行する管理工程と、を含む電子機器の制御方法が提供される。
なお、第3及び第4の視点に係る方法は、不揮発性メモリを備える電子機器という、特定の機械に結び付けられている。
本発明の第5の視点によれば、不揮発性メモリであって、情報を記憶する制御対象メモリと、ソフトウェアプログラムを実行する処理回路と、を備える電子機器を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、電池残量を測定する処理と、前記電池残量が所定の基準電地残量以下であると測定された場合、前記制御対象メモリ、及び前記処理回路に対する電力供給を停止し、所定のリフレッシュ間隔毎に、前記制御対象メモリに電力を供給し、前記制御対象メモリのリフレッシュ処理を実行する管理処理と、を実行するプログラムが提供される。
本発明の第6の視点によれば、電源部と、第1のスイッチを介して、前記電源部と接続する処理回路と、第2のスイッチを介して、前記電源部と接続する制御対象メモリと、を備える電子機器を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、電池残量を測定する処理と、前記電池残量測定回路が、前記電池残量を所定の基準電地残量以下であると測定した場合、前記第1のスイッチ、及び前記第2のスイッチをオフにし、リフレッシュ間隔毎に、前記第2のスイッチをオンにし、前記制御対象メモリのリフレッシュ処理を実行する管理処理と、を実行するプログラムが提供される。
なお、第5及び第6の視点に係るプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。記憶媒体は、半導体メモリ、ハードディスク、磁気記録媒体、光記録媒体等の非トランジェント(non-transient)なものとすることができる。本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明の各視点によれば、メモリに記憶されたデータを保障する期間を延長することに貢献する電子機器、その制御方法及びプログラムが提供される。
一実施形態の概要を説明するための図である。 第1の実施形態に係る電子機器1の内部構成の一例を示すブロック図である 環境温度毎の基準電池残量、リフレッシュ間隔の一例を示す図である。 リフレッシュレベルと、リフレッシュ時間と、基準電池残量と、の対応関係の一例を示す図である。 管理回路40の動作の一例を示すフローチャートである。 第1のスイッチ51乃至第3のスイッチ53の状態を示す図である。 リフレッシュ処理の一例を示すフローチャートである。 リフレッシュ制御回路41の効果の一例を示す図である。 総経過時間と、基準電池残量と、リフレッシュ間隔と、の対応関係の一例を示す図である。
初めに、図1を用いて一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、この概要の記載はなんらの限定を意図するものではない。
上述の通り、メモリに記憶されたデータを保障する期間を延長することに貢献する電子機器、制御方法及びプログラムが望まれる。
そこで、一例として、図1に示す電子機器100を提供する。電子機器100は、電源部101と、電池残量測定回路102と、制御対象メモリ103と、処理回路104と、管理回路105と、を備える。
電池残力測定回路102は、電源部101と電気的に接続し、電源部101の電池残量を測定する。制御対象メモリ103は、不揮発性メモリであって、情報を記憶する。処理回路104は、ソフトウェアプログラムを実行する。
管理回路105は、電池残量測定回路102が、電池残量を所定の基準電地残量以下であると測定した場合、制御対象メモリ103、及び処理回路104に対する電力供給を停止する。ここで、基準電地残量は、制御対象メモリ103のリフレッシュ処理に必要な電力を超えていることが好ましい。つまり、管理回路105は、リフレッシュ処理に必要な電力(電池残量)を残して、制御対象メモリ103、及び処理回路104が電力を消費することを防止する。なお、リフレッシュ処理とは、所定のアドレスからデータを読み出し、同一のアドレスにデータを書き込む処理を意味する。
そして、管理回路105は、所定のリフレッシュ間隔毎に、制御対象メモリ103に電力を供給し、制御対象メモリ103のリフレッシュ処理を実行する。つまり、処理回路104へ電力が供給されない状態であっても、管理回路105は、制御対象メモリ103のリフレッシュ処理を実行する。例えば、ユーザが電子機器100のシャットダウン操作を実行した場合であっても、管理回路105は、制御対象メモリ103のリフレッシュ処理を実行する。
ここで、制御対象メモリ103は、リフレッシュ処理を実行した場合、データの信頼性が低下することを抑制できる。つまり、電子機器100は、不揮発性メモリである、制御対象メモリ103のデータの信頼性が低下することを抑制できる。従って、電子機器100は、メモリに記憶されたデータを保障する期間を延長することに貢献する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態について、図面を用いてより詳細に説明する。
図2は、本実施形態に係る電子機器1の内部構成の一例を示すブロック図である。電子機器1は、処理回路10と、電源部20と、制御対象メモリ30と、管理回路40と、第1のスイッチ51と、第2のスイッチ52と、第3のスイッチ53と、を含んで構成される。処理回路10は、CPU(Central Processing Unit)11、処理メモリ12と、周辺回路13と、電池残量測定回路14と、を含んで構成される。管理回路40は、リフレッシュ制御回路41と、タイマ回路42と、一時記憶メモリ43と、温度測定回路44と、を含んで構成される。
第1のスイッチ51は、端子511と、端子512と、を含んで構成される。第2のスイッチ52は、端子521と、端子522と、を含んで構成される。第3のスイッチ53は、端子531と、端子532と、端子533と、を含んで構成される。図2は、簡単のため、本実施形態に関係するモジュールを主に記載する。なお、図2は、本実施形態に係る電子機器1を図2に示す構成に限定する趣旨ではない。
電子機器1は、スマートフォン、携帯電話、ゲーム機、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPC、PDA(Personal Data Assistants;携帯情報端末)の機器であっても良い。
処理回路10は、第1のスイッチ51を介して、電源部20と接続する。具体的には、第1のスイッチ51の端子511は、CPU11と接続する。また、第1のスイッチ51の端子512は、電源部20と接続する。そして、第1のスイッチがオンの場合(端子511と端子512と、が電気的に接続された場合)、処理回路10は、電源部20と電気的に接続する。
また、処理回路10は、第3のスイッチを介して、管理回路40と接続する。具体的には、第3のスイッチ53の端子531は、CPU11と接続する。また、第3のスイッチ53の端子532は、制御対象メモリ30と接続する。そして、端子531と端子532と、が電気的に接続された場合、処理回路10は、制御対象メモリ30と電気的に接続する。
CPU11は、処理メモリ12と、周辺回路13と、電池残量測定回路14と接続する。そして、CPU11は、処理メモリ12と、周辺回路13と、電池残量測定回路14と、を制御する。また、CPU11は、制御対象メモリ30が、記憶するソフトウェアプログラム等を実行する。
処理メモリ12は、ソフトウェアプログラムを動作させるために、一時的に記憶するデータを記憶する。処理メモリ12は、揮発性メモリであっても良い。例えば、処理メモリ12は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)であっても良い。
周辺回路13は、ソフトウェアプログラムに応じて動作する回路である。例えば、周辺回路13は、通信のための回路、表示部、タッチパネル、カメラ装置等を含んでも良い。表示部は、液晶パネル、有機EL(Electro Luminescence)パネル等であっても良い。
電子機器1が起動された場合、CPU11は、制御対象メモリ30が記憶するソフトウェアプログラムを、処理メモリ12に転送する。つまり、CPU11は、処理メモリ12にソフトウェアプログラムを記憶させる。そして、CPU11は、処理メモリ12が記憶するソフトウェアプログラムを実行する。そして、CPU11は、ソフトウェアプログラムに基づいて、周辺回路13を制御する。
電池残量測定回路14は、電源部20と電気的に接続し、電源部20の電池残量を測定する。例えば、電池残量測定回路14は、電源部20内部の電圧差に基づいて、電池残量を推定しても良い。なお、電池残量の測定方法は各種あるが、その詳細は問わない。
制御対象メモリ30は、第2のスイッチ52を介して、電源部20と接続する。具体的には、第2のスイッチ52の端子521は、制御対象メモリ30と接続する。また、第2のスイッチ52の端子522は、電源部20と接続する。そして、第2のスイッチ52がオンの場合(端子521と端子522が電気的に接続された場合)、制御対象メモリ30は、電源部20と電気的に接続する。
また、制御対象メモリ30は、第3のスイッチ53を介して、管理回路40と接続する。具体的には、第3のスイッチ53の端子532は、制御対象メモリ30と接続する。また、第3のスイッチの端子533は、リフレッシュ制御回路41と接続する。そして、端子532と、端子533と、が電気的に接続された場合、制御対象メモリ30は、リフレッシュ制御回路41と電気的に接続する。
制御対象メモリ30は、データを記憶する。具体的には、制御対象メモリ30は、ソフトウェアプログラム等、電子機器1を動作させるために必要なデータを記憶する。制御対象メモリ30は、不揮発性メモリであることが好ましい。制御対象メモリ30は、NAND型の不揮発性メモリであっても良い。また、制御対象メモリ30は、eMMC(embedded Multimedia Card)から構成されていても良い。
管理回路40は、電源部20と接続する。また、管理回路40は、第3のスイッチ53を介して、制御対象メモリ30と接続する。また、管理回路40の内部において、リフレッシュ制御回路41は、タイマ回路42と、一時記憶メモリ43と、温度測定回路44と、レベル記憶メモリ45と、接続する。
また、リフレッシュ制御回路41は、第1のスイッチ51、第2のスイッチ52、第3のスイッチ53と接続する。そして、リフレッシュ制御回路41は、第1のスイッチ51、第2のスイッチ52、第3のスイッチ53を制御する。管理回路40、及びリフレッシュ制御回路41の詳細については、後述する。
タイマ回路42は、時間を計測する。例えば、タイマ回路42は、電子機器1の初回の起動開始時からの総時間を計測しても良い。
一時記憶メモリ43は、制御対象メモリ30をリフレッシュ処理する場合に、一時的に、データを記憶する。一時記憶メモリ43は、揮発性メモリであっても良い。例えば、一時記憶メモリ43は、SRAM(Static Random Access Memory)であっても良い。
レベル記憶メモリ45は、リフレッシュ制御回路41が、第1のスイッチ51乃至第3のスイッチ53を制御するために必要なデータを記憶する。レベル記憶メモリ45が記憶するデータの詳細は、後述する。レベル記憶メモリ45は、不揮発性メモリであることが好ましい。例えば、レベル記憶メモリ45は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)であっても良い。
温度測定回路44は、電子機器1周辺の温度(以下、環境温度と呼ぶ)を計測する。
次に、管理回路40の詳細について説明する。
管理回路40は、電池残量測定回路14が、電池残量を所定の基準電池残量以下であると判断した場合、制御対象メモリ30、及び処理回路10に対する電力供給を停止する。なお、制御対象メモリ30、及び処理回路10が停止された後であっても、管理回路40には電力が供給される。
具体的には、リフレッシュ制御回路41は、電池残量測定回路14が、電池残量を所定の基準電池残量以下であると測定した場合、第1のスイッチ、及び第2のスイッチをオフにする。以下の説明では、リフレッシュ制御回路41が第1のスイッチ、及び第2のスイッチをオフにする処理を、シャットダウン処理と呼ぶ。リフレッシュ処理の詳細については、後述する。
また、管理回路40は、制御対象メモリ30、及び処理回路10に対する電力供給を停止したとする。その場合、管理回路40は、所定の時間(以下、リフレッシュ間隔と呼ぶ)毎に、制御対象メモリ30に電力を供給し、制御対象メモリ30のリフレッシュ処理を実行する。
具体的には、リフレッシュ制御回路41は、リフレッシュ間隔毎に、第2のスイッチ52をオンにし、制御対象メモリ30のリフレッシュ処理を実行することが好ましい。その場合、リフレッシュ制御回路41は、リフレッシュ間隔毎に、制御対象メモリ30と電気的に接続し、処理回路10と電気的に非接続となるように、第3のスイッチ53を切り替えることが好ましい。
そして、リフレッシュ制御回路41は、電池残量測定回路14が、電池残量を所定の基準電池残量より多いと判断した場合、制御対象メモリ30、及び処理回路10に対する電力供給を再開しても良い。つまり、電池残量測定回路14が、電池残量を所定の基準電池残量より多いと判断した場合、リフレッシュ制御回路41は、第1のスイッチ51、及び第2のスイッチ52をオンにしても良い。
また、電子機器1の初回起動時からの総経過時間が、所定の基準時間(例えば、3年)を超えており、電池残力測定部14が電池残量を所定の基準電池残量以下であると測定した場合を考える。その場合、リフレッシュ制御回路41は、制御対象メモリ30、及び処理回路10に対する電力供給を停止しても良い。ここで、総経過時間とは、電子機器1の起動の有無に依らず、電子機器1の初回起動時からの経過時間を意味する。
レベル記憶メモリ45は、基準時間、リフレッシュ間隔、基準電池残量を記憶することが好ましい。例えば、レベル記憶メモリ45は、基準時間と、リフレッシュ間隔と、基準電池残量と、を対応付けたテーブルを記憶しても良い。例えば、レベル記憶メモリ45は、電子機器1が使用開始(出荷)される前に、予め、基準時間と、リフレッシュ間隔と、基準電池残量と、を対応付けたテーブルを記憶しておいても良い。
また、リフレッシュ制御回路41は、予め定めたリフレッシュレベルに応じて、リフレッシュ間隔、基準電池残量の少なくともいずれかを変更しても良い。その場合、レベル記憶部メモリ45は、リフレッシュレベルに、リフレッシュ間隔、及び基準電池残量を対応付けて記憶する。その場合、レベル記憶部メモリ45は、リフレッシュレベルに、リフレッシュ間隔、及び基準電池残量を対応付けたテーブルを記憶しても良い。
また、リフレッシュ制御回路41は、環境温度に応じて、リフレッシュレベルを変更しても良い。なぜなら、不揮発性メモリのデータ保持時間と、環境温度と、は相関関係があるからである。具体的には、環境温度が高いほど、不揮発性メモリのデータ保障時間は短くなる。つまり、環境温度が高いほど、不揮発性メモリに記憶されたデータのビットエラー率の増加速度が早い。そこで、リフレッシュ制御回路41は、環境温度が高いほど、リフレッシュ間隔を短くしても良い。リフレッシュ制御回路41がリフレッシュ処理を実行した場合、データのビットエラー率を低減できる。なお、管理回路40は、環境温度の統計量(例えば、環境温度の平均温度)に応じて、リフレッシュレベルを変更しても良い。
図3は、環境温度毎の基準電池残量、リフレッシュ間隔の一例を示す図である。図3の場合、基準時間は3年であるとする。例えば、図3の場合、環境温度30度の場合、基準電池残量は2%であり、リフレッシュ間隔は360日である。これは、総経過時間が3年以上であり、環境温度30度であり、電池残量が2%以下である場合、リフレッシュ制御回路41が、360日に1回、制御対象メモリ30のリフレッシュ処理を実行することを示す。また、図3は、総経過時間が3年以上であり、環境温度40度である場合、リフレッシュ制御回路41が、180日に1回、制御対象メモリ30のリフレッシュ処理を実行することを示す。また、図3は、総経過時間が3年以上であり、環境温度50度である場合、リフレッシュ制御回路41が、120日に1回、制御対象メモリ30のリフレッシュ処理を実行することを示す。
図4は、リフレッシュレベルと、リフレッシュ時間と、基準電池残量と、の対応関係の一例を示す図である。具体的には、図4は、リフレッシュレベルが、「Level1」から「Level6」の場合のリフレッシュ間隔、基準電池残量を示す。例えば、図4の場合、リフレッシュレベル「Level6」はリフレッシュレベル「Level1」より、リフレッシュ間隔が短い。ここで、図4に示すように、リフレッシュ間隔が短くなるほど、基準電池残量を多く設定することが好ましい。レベル記憶メモリ45は、図4に示すようなテーブルを記憶しても良い。
次に、本実施形態に係る電子機器1の動作について説明する。
図5は、管理回路40の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、第1のスイッチ51、及び第2のスイッチ52がオンの状態であるとする。また、処理回路10と、制御対象メモリ30と、が電気的に接続されるように、第3のスイッチ53が設定されているとする。
そして、ステップS1において、総経過時間が基準時間(例えば、3年)を超えているか否か、をリフレッシュ制御回路41は判断する。総経過時間が基準時間を超えている場合(ステップS1のYes分岐)には、ステップS2に遷移する。総経過時間が基準時間を超えていない場合(ステップS1のNo分岐)には、総経過時間が基準時間を超えるまで、ステップS1の判断を繰り返す。
ステップS2において、リフレッシュ制御回路41は、環境温度に応じて、リフレッシュレベルを設定する。
ステップS3において、電池残量が基準電池残量以下であるか否かを、リフレッシュ制御回路41は判断する。具体的には、リフレッシュ制御回路41は、レベル記憶メモリ45を参照し、リフレッシュレベルに応じた基準電池残量を取得する。そして、リフレッシュ制御回路41は、電池残量測定回路14が測定する電池残量に基づいて、電池残量が基準電池残量以下であるか否かを判断する。
電池残量が基準電池残量以下である場合(ステップS3のYes分岐)には、ステップS4に遷移する。電池残量が基準電池残量を超えている場合(ステップS3のNo分岐)には、ステップS1に戻り、処理を継続する。
ステップS4において、タイマ回路42は、リフレッシュまでの時間を計測開始する。そして、ステップS5において、リフレッシュ制御回路41は、シャットダウン処理を実行する。具体的には、リフレッシュ制御回路41は、第1のスイッチ51、及び第2のスイッチ52をオフにする。
ステップS6において、リフレッシュ間隔が経過したか否かを、タイマ回路42は判断する。具体的には、タイマ回路42は、レベル記憶メモリ45を参照し、リフレッシュレベルに応じたリフレッシュ間隔を取得する。そして、リフレッシュまでの時間の計測開始(ステップS4)から、リフレッシュ間隔を経過したか否かを、タイマ42は判断する。
リフレッシュ間隔が経過した場合(ステップS6のYes分岐)には、ステップS7に遷移する。リフレッシュ間隔が経過しない場合(ステップS6のNo分岐)には、リフレッシュ間隔が経過するまで、ステップS6の判断を繰り返す。
ステップS7において、リフレッシュ制御回路41は、リフレッシュ準備を開始する。具体的には、リフレッシュ制御回路41は、第2のスイッチ52をオンにする。さらに、制御対象メモリ30と、リフレッシュ制御回路41が接続するように、リフレッシュ制御回路41は第3のスイッチ53を切り替える。そして、ステップS8において、管理回路40は、リフレッシュ処理を実行する。リフレッシュ処理の詳細については、図7を用いて、後述する。
そして、ステップ9において、リフレッシュ制御回路41は、再び、シャットダウン処理を実行する。つまり、リフレッシュ制御回路41は、第1のスイッチ51、及び第2のスイッチ52をオフにする。
図6は、第1のスイッチ51乃至第3のスイッチ53の状態を示す図である。まず、総経過時間が基準時間未満の場合、第1のスイッチ51乃至第3のスイッチ53の状態は固定である。具体的には、総経過時間が基準時間未満の場合、第1のスイッチ51、及び第2のスイッチ52はオンである。そして、第3のスイッチ53は、端子531と端子532が接続された状態である。つまり、処理回路10と、制御対象メモリ30と、が電気的に接続するように、第3のスイッチ53を設定する。
次に、総経過時間が基準時間以上の場合を考える。まず、電子機器1が動作中の場合を考える。これは、電池残量が基準電池残量を越えている状態を意味する。その場合、総経過時間が基準時間以下の場合と同様であるため、詳細な説明を省略する。
次に、総経過時間が基準時間以上であり、シャットダウン状態の場合を考える。これは、総経過時間が基準時間以上であり、電池残量が基準電池残量以下の場合を意味する。その場合、第1のスイッチ51、及び第2のスイッチ52は、オフである。第3のスイッチ53は、総経過時間が基準時間以上の場合と同様の状態である。
次に、総経過時間が基準時間以上であり、リフレッシュ処理中の場合を考える。その場合、第1のスイッチ51は、オフであり、第2のスイッチ52は、オンである。つまり、処理回路10は、電源部20と電気的に非接続の状態である。しかし、制御対象メモリ30は、電源部20と電気的に接続された状態である。そして、第3のスイッチ53は、端子532と端子533が接続された状態である。つまり、管理回路40と、制御対象メモリ30と、が電気的に接続するように、第3のスイッチ53を設定する。
図7は、リフレッシュ処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS101において、リフレッシュ制御回路41は、セクタ番号を初期化する。
ステップS102において、リフレッシュ制御回路41は、制御対象メモリ30のセクタを指定し、読み出しコマンドを発行する。
ステップS0103において、リフレッシュ制御回路41は、制御対象メモリ30からの読み出しデータを一時記憶メモリ43に転送する。
ステップS104において、リフレッシュ制御回路41は、制御対象メモリのセクタを指定し、書き込みコマンドを発行する。
ステップS105において、リフレッシュ制御回路41は、一時記憶メモリ43から、書き込みデータを制御対象メモリ30へ転送する。
ステップS106において、指定しているセクタ番号が最終セクタ番号であるか否か、をリフレッシュ制御回路41は判断する。指定しているセクタ番号が最終セクタ番号である場合(ステップS106のYes分岐)には、リフレッシュ処理を終了する。指定しているセクタ番号が最終セクタ番号でない(ステップS106のNo分岐)には、リフレッシュ制御回路41は、セクタ番号をインクリメントする(ステップS107)。そして、ステップS102に戻り、処理を継続する。なお、電子機器1の充電処理が開始された場合、リフレッシュ制御回路41は、第1のスイッチ51、及び第2のスイッチ52をオンにする。そして、制御対象メモリ30、及び処理回路10に電力が供給される。そして、充電処理が終了した場合、図5に示すステップS1に遷移し、処理を継続する。
図8は、本実施形態に係るリフレッシュ制御回路41の効果の一例を示す図である。具体的には、図8は、本実施形態に係る電子機器1が放置された場合に、制御対象メモリ30のビットエラー率の推移の一例を示す図である。つまり、図8は、本実施形態に係る電子機器1がシャットダウン状態となり、不使用である場合の、制御対象メモリ30のビットエラー率の推移の一例を示す図である。
例えば、環境温度が30度の場合、直線c−1に示すように、ビットエラーが増加する。そして、電子機器1が放置してから1年後には、点a1で示すように、ビットエラー率が1%に近づく。不揮発性メモリの場合、ビットエラー率が1%を超えると、不揮発性メモリに内蔵されるECC(Error Checking and Correction)回路を用いて、正しいデータへの補正が困難になる場合がある。ここで、本実施形態に係る電子機器1以外の場合、放置年数が増加するほど、直線a1に示すように、ビットエラー率が増加する。
しかし、本実施形態に係る電子機器1において、リフレッシュ間隔を1年とする場合、リフレッシュ制御回路41はリフレッシュ処理を実行する。そのため、リフレッシュ処理が実行された場合、制御対象メモリ30のビットエラー率は、直線c−2に示すように、0%に戻る。その結果、制御対象メモリ30からの読み出しデータが保障される。その後、ビットエラー率が、直線c−3で示すように増加する。しかし、本実施形態に係る電子機器1がリフレッシュ処理を実行した場合、リフレッシュ処理を実行しない場合と比較して、読み出しデータが保障される期間が延長される。つまり、本実施形態に係る電子機器1がリフレッシュ処理を実行した場合、点a1〜点a2までの期間、読み出しデータが保障される期間が延長される。
また、環境温度が40度の場合において、本実施形態に係る電子機器1がリフレッシュ処理を実行した場合、ビットエラー率が直線d−1、直線d−2、直線d−3、直線d−4に示すように、推移したとする。その場合、本実施形態に係る電子機器1において、環境温度が40度の場合、点b1〜点b2までの期間、読み出しデータが保障される期間が延長される。なお、詳細な説明は、環境温度が30度の場合と同様であるため、省略する。
以上のように、本実施形態に係るリフレッシュ制御回路41は、シャットダウン後であっても、所定の時間毎に、制御対象のメモリをリフレッシュする。そのため、本実施形態に係るリフレッシュ制御回路41は、制御対象のメモリのビットエラー率の増加を抑制することに貢献する。
また、本実施形態に係るリフレッシュ制御回路41は、電子機器1を放置したとして、ユーザが意識することなく、制御対象のメモリに記憶されたデータを保障できる。そして、本実施形態に係るリフレッシュ制御回路41は、メモリに記憶されたデータを保障する期間を延長することに貢献する。
また、本実施形態に係るリフレッシュ制御回路41は、不揮発性メモリの書き込み回数が品質保障基準を超えた場合であっても、メモリに記憶されたデータを保障できる。つまり、本実施形態に係るリフレッシュ制御回路41は、不揮発性メモリの書き込み回数が品質保障基準を超えた場合であっても、メモリに記憶されたデータを保障する期間を延長することに貢献する。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について、詳細に説明する。
本実施形態は、総経過時間に応じて、基準電池残量、リフレッシュ間隔を変更する形態である。なお、本実施形態における説明では、第1の実施形態と重複する部分の説明は省略する。さらに、本実施形態における説明では、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態に係るレベル記憶メモリ45は、総経過時間に、基準電池残量、リフレッシュ間隔を対応付けて記憶する。レベル記憶メモリ45は、総経過時間に、基準電池残量、リフレッシュ間隔を対応付けたテーブルを記憶しても良い。
図9は、総経過時間に、基準電池残量、リフレッシュ間隔を対応付けたテーブルの一例を示す図である。まず、電子機器1の総経過時間が3年以上4年未満の場合について説明する。ここで、電子機器1が起動されず、放置された場合であっても、360日は制御対象メモリ30のデータを保持することを想定する。その場合、図9は、環境温度が30度である場合、リフレッシュ制御回路41が、360日に1回の頻度でリフレッシュ処理を実行することを示す。また、図9は、環境温度が40度である場合、リフレッシュ制御回路41が、180日に1回の頻度でリフレッシュ処理を実行することを示す。また、図9は、環境温度が50度である場合、リフレッシュ制御回路41が、120に1回の頻度でリフレッシュ処理を実行することを示す。
さらに、リフレッシュ制御回路41が制御対象メモリ30の所定のセクタ(例えば、制御対象メモリ30の全セクタ)をリフレッシュする場合、電池残量の2%の電力が必要であることを想定する。その場合、図9は、環境温度が30度である場合、2%の電池残量が必要であることを示す。また、図9は、環境温度が40度である場合、4%の電池残量が必要であることを示す。また、図9は、環境温度が50度である場合、6%の電池残量が必要であることを示す。
そして、図9は、総経過時間が4年以上5年未満の場合、総経過時間が5年以上の場合について、環境温度に応じて、基準電池残量、及びリフレッシュ間隔を示す。詳細な説明は、総経過時間が3年以上4年未満の場合と同様であるため、省略する。
図9の場合、総経過時間が増加するほど、同一の環境温度であっても、リフレッシュ間隔が短い。つまり、図9は、総経過時間が増加するほど、リフレッシュ制御回路41は、頻繁にリフレッシュ処理を実行することを示す。
以上のように、本実施形態に係る電子機器1は、総経過時間に、基準電池残量、リフレッシュ間隔を対応付けて記憶する。そのため、本実施形態に係る電子機器1は、電子機器1に期待される耐久年数に応じて、メモリに記憶されたデータを保障することに貢献する。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態について、詳細に説明する。
本実施形態は、電子機器1の外部から、環境温度に関する情報を取得する形態である。なお、本実施形態における説明では、上記の実施形態と重複する部分の説明は省略する。さらに、本実施形態における説明では、上記の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態に係る周辺回路13は、通信回路を含む。また、本実施形態に係る周辺回路13は、位置情報取得回路を含む。通信回路は、ネットワークに接続する処理を実行する。また、位置情報取得回路は、位置情報を取得する処理を実行する。例えば、位置情報取得回路は、GPS(Global Positioning System)受信回路を含んでいても良い。
そして、本実施形態に係る処理回路10は、前記通信回路を介して、位置情報に基づいて、環境温度情報を取得する。ここで、環境温度情報とは、電子機器1の使用環境での温度に関する情報である。例えば、環境温度情報とは、電子機器1の使用環境での外気温に関する情報であっても良い。そして、レベル記憶メモリ45は、取得した環境温度情報を記憶する。
例えば、処理回路10は、インターネットに接続する処理を実行し、所定のWebサイトから、位置情報に基づいて、環境温度情報を取得しても良い。
そして、本実施形態に係るリフレッシュ制御回路41は、環境温度情報に応じて、リフレッシュレベルを変更する。
以上のように、本実施形態に係る電子機器1は、環境温度に関する情報を取得する。そのため、温度測定回路44の性能に依存せず、環境温度に関する情報を取得できる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)上記第1の視点に係る電子機器の通りである。
(付記2)前記管理回路は、予め定めたリフレッシュレベルに応じて、前記リフレッシュ間隔、前記基準電池残量の少なくともいずれかを変更する付記1に記載の電子機器。
(付記3)環境温度を測定する温度測定回路を備え、前記管理回路は、前記環境温度に応じて、前記リフレッシュレベルを変更する付記2に記載の電子機器。
(付記4)通信回路を備え、前記処理回路は、前記通信回路を介して、環境温度情報を取得し、前記管理回路は、前記環境温度情報に応じて、前記リフレッシュレベルを変更する付記2又は3に記載の電子機器。
(付記5)時間を計測するタイマ回路を備え、前記管理回路は、電子機器の初回起動時からの総経過時間が、所定の基準時間を超えており、電池残量測定部が前記電池残量を所定の基準電地残量以下であると測定した場合、前記制御対象メモリ、及び前記処理回路に対する電力供給を停止する付記1乃至4のいずれか一に記載の電子機器。
(付記6)上記第2の視点に係る電子機器の通りである。
(付記7)前記管理回路は、第3のスイッチを介して、前記処理回路、及び前記制御対象メモリと接続し、リフレッシュ間隔毎に、前記制御対象メモリと電気的に接続し、前記処理回路と電気的に非接続となるように、前記第3のスイッチを切り替える請求項6に記載の電子機器。
(付記8)上記第3の視点に係る電子機器の制御方法の通りである。
(付記9)前記管理工程において、予め定めたリフレッシュレベルに応じて、前記リフレッシュ間隔、前記基準電池残量の少なくともいずれかを変更する付記8に記載の電子機器の制御方法。
(付記10)環境温度を測定する工程を含み、前記管理工程において、前記環境温度に応じて、前記リフレッシュレベルを変更する付記9に記載の電子機器の制御方法。
(付記11)環境温度情報を取得する工程を含み、前記管理工程において、前記環境温度情報に応じて、前記リフレッシュレベルを変更する付記9又は10に記載の電子機器の制御方法。
(付記12)時間を計測する工程を含み、前記管理工程において、電子機器の初回起動時からの総経過時間が、所定の基準時間を超えており、前記電池残量が所定の基準電地残量以下である場合、前記制御対象メモリ、及び前記処理回路に対する電力供給を停止する付記8乃至11のいずれか一に記載の電子機器の制御方法。
(付記13)上記第4の視点に係る電子機器の制御方法の通りである。
(付記14)前記管理工程において、第3のスイッチを介して、前記処理回路、及び前記制御対象メモリと接続し、リフレッシュ間隔毎に、前記制御対象メモリと電気的に接続し、前記処理回路と電気的に非接続となるように、前記第3のスイッチを切り替える付記13に記載の電子機器の制御方法。
(付記15)上記第5の視点に係るプログラムの通りである。
(付記16)前記管理処理において、予め定めたリフレッシュレベルに応じて、前記リフレッシュ間隔、前記基準電池残量の少なくともいずれかを変更する付記15に記載のプログラム。
(付記17)環境温度を測定する処理を実行し、前記管理処理において、前記環境温度に応じて、前記リフレッシュレベルを変更する付記16に記載のプログラム。
(付記18)環境温度情報を取得する処理を実行し、前記管理処理において、前記環境温度情報に応じて、前記リフレッシュレベルを変更する付記15乃至17のいずれか一に記載のプログラム。
(付記19)時間を計測する処理を実行し、前記管理処理において、電子機器の初回起動時からの総経過時間が、所定の基準時間を超えており、前記電池残量が所定の基準電地残量以下である場合、前記制御対象メモリ、及び前記処理回路に対する電力供給を停止する付記15乃至18のいずれか一に記載のプログラム。
(付記20)上記第6の視点に係るプログラムの通りである。
(付記21)前記管理処理において、第3のスイッチを介して、前記処理回路、及び前記制御対象メモリと接続し、リフレッシュ間隔毎に、前記制御対象メモリと電気的に接続し、前記処理回路と電気的に非接続となるように、前記第3のスイッチを切り替える付記20に記載のプログラム。
なお、引用した上記の特許文献の開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
1、100 電子機器
10 処理回路
11 CPU
12 処理メモリ
13 周辺回路
14、102 電池残量測定回路
20、101 電源部
30、103 制御対象メモリ
40、105 管理回路
41 リフレッシュ制御回路
42 タイマ回路
43 一時記憶メモリ
44 温度測定回路
45 レベル記憶メモリ
51 第1のスイッチ
52 第2のスイッチ
53 第3のスイッチ
104 処理回路
511、512、521、522、531、532、533 端子

Claims (10)

  1. 電源部と、
    前記電源部と電気的に接続し、前記電源部の電池残量を測定する電池残量測定回路と、
    不揮発性メモリであって、情報を記憶する制御対象メモリと、
    ソフトウェアプログラムを実行する処理回路と、
    前記電池残量測定回路が、前記電池残量を所定の基準電地残量以下であると測定した場合、前記制御対象メモリ、及び前記処理回路に対する電力供給を停止し、所定のリフレッシュ間隔毎に、前記制御対象メモリに電力を供給し、前記制御対象メモリのリフレッシュ処理を実行する管理回路と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記管理回路は、予め定めたリフレッシュレベルに応じて、前記リフレッシュ間隔、前記基準電池残量の少なくともいずれかを変更する請求項1に記載の電子機器。
  3. 環境温度を測定する温度測定回路を備え、
    前記管理回路は、前記環境温度に応じて、前記リフレッシュレベルを変更する請求項2に記載の電子機器。
  4. 時間を計測するタイマ回路を備え、
    前記管理回路は、電子機器の初回起動時からの総経過時間が、所定の基準時間を超えており、電池残量測定部が前記電池残量を所定の基準電地残量以下であると測定した場合、前記制御対象メモリ、及び前記処理回路に対する電力供給を停止する請求項1乃至3のいずれか一に記載の電子機器。
  5. 電源部と、
    前記電源部と電気的に接続し、前記電源部の電池残量を測定する電池残量測定回路と、
    第1のスイッチを介して、前記電源部と接続する処理回路と、
    第2のスイッチを介して、前記電源部と接続する制御対象メモリと、
    前記電池残量測定回路が、前記電池残量を所定の基準電地残量以下であると測定した場合、前記第1のスイッチ、及び前記第2のスイッチをオフにし、リフレッシュ間隔毎に、前記第2のスイッチをオンにし、前記制御対象メモリのリフレッシュ処理を実行する管理回路と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  6. 前記管理回路は、第3のスイッチを介して、前記処理回路、及び前記制御対象メモリと接続し、リフレッシュ間隔毎に、前記制御対象メモリと電気的に接続し、前記処理回路と電気的に非接続となるように、前記第3のスイッチを切り替える請求項5に記載の電子機器。
  7. 不揮発性メモリであって、情報を記憶する制御対象メモリと、
    ソフトウェアプログラムを実行する処理回路と、を備える電子機器を制御する制御方法であって、
    電池残量を測定する工程と、
    前記電池残量が所定の基準電地残量以下であると測定された場合、前記制御対象メモリ、及び前記処理回路に対する電力供給を停止し、所定のリフレッシュ間隔毎に、前記制御対象メモリに電力を供給し、前記制御対象メモリのリフレッシュ処理を実行する管理工程と、
    を含むことを特徴とする電子機器の制御方法。
  8. 電源部と、
    第1のスイッチを介して、前記電源部と接続する処理回路と、
    第2のスイッチを介して、前記電源部と接続する制御対象メモリと、を備える電子機器を制御する制御方法であって、
    電池残量を測定する工程と、
    前記電池残量測定回路が、前記電池残量を所定の基準電地残量以下であると測定した場合、前記第1のスイッチ、及び前記第2のスイッチをオフにし、リフレッシュ間隔毎に、前記第2のスイッチをオンにし、前記制御対象メモリのリフレッシュ処理を実行する管理工程と、
    を含むことを特徴とする電子機器の制御方法。
  9. 不揮発性メモリであって、情報を記憶する制御対象メモリと、
    ソフトウェアプログラムを実行する処理回路と、を備える電子機器を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
    電池残量を測定する処理と、
    前記電池残量が所定の基準電地残量以下であると測定された場合、前記制御対象メモリ、及び前記処理回路に対する電力供給を停止し、所定のリフレッシュ間隔毎に、前記制御対象メモリに電力を供給し、前記制御対象メモリのリフレッシュ処理を実行する管理処理と、
    を実行するプログラム。
  10. 電源部と、
    第1のスイッチを介して、前記電源部と接続する処理回路と、
    第2のスイッチを介して、前記電源部と接続する制御対象メモリと、を備える電子機器を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
    電池残量を測定する処理と、
    前記電池残量測定回路が、前記電池残量を所定の基準電地残量以下であると測定した場合、前記第1のスイッチ、及び前記第2のスイッチをオフにし、リフレッシュ間隔毎に、前記第2のスイッチをオンにし、前記制御対象メモリのリフレッシュ処理を実行する管理処理と、
    を実行するプログラム。
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