JP2014178667A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着装置の検知情報を基に予備加熱領域を変更することで、省エネルギー性を向上させる。
【解決手段】定着部材28,38と、定着部材との間で定着ニップ部を形成する加圧部材30と、電源からの電力により定着部材を加熱する、記録材搬送方向と直交方向に分割された複数の加熱領域を有する加熱手段56と、加熱手段の温度を検知する温度検知手段36と、加熱手段を制御する外部加熱制御手段42とを有し、定着ニップ部に未定着画像を担持した記録材を通して定着を行う定着装置12であって、記録材上の非画像領域に対応する定着部材の部位の温度が画像領域に対応する定着部材の部位の温度より低くなるように、制御手段42は各加熱領域を独立して制御し、画像領域が定着ニップ部に入る前に各加熱領域を予備的に加熱するための予備加熱領域m,m’が設定され、制御手段42は、温度検知手段の検知結果に応じて予備加熱領域の大きさを変更する。
【選択図】図13

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置における熱方式の定着装置、及びこの定着装置を備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置では、像担持体上に画像情報に基づいてトナー像を形成し、該トナー像を紙やOHPシート等の記録材上に転写し、トナー像を担持した記録材を定着装置に通して熱と圧力によりトナー像を記録材上に固定する。
熱ローラ方式の定着装置は、ハロゲンヒータや誘導加熱のコイルなどの加熱源により加熱される定着ローラと加圧ローラでニップ部を形成し、画像を担持した記録材をニップ部に通すことで、熱と圧力によりトナーを溶融させて定着させる。定着ローラ方式は安全性や高速機への対応性等の観点から広く用いられている。
しかしながら、定着ローラの芯金が金属製であり熱容量が大きいため、所定の定着温度に達するまでに数分の時間がかかる。このため、非使用時でも定着ローラをある程度の温度に維持する待機時余熱が必要であるため、消費エネルギーが多いという問題があった。
省エネルギーを実現する定着装置としては、ベルト及びフィルム方式が頻繁に用いられており、断熱ローラを外部から加熱する方式や、さらに画像情報を基に画像領域のみを選択的に加熱する技術が提案されている。
省エネルギーな定着方式としてフィルム方式がある。
これは例えば特許文献1に記載されているように、薄肉円筒状の耐熱性フィルムに接触する板状加熱体と加圧ローラでフィルムと記録材を密着させるように挟み込み、熱エネルギーを記録材に与える構成である。フィルムが約100μm程度と薄いため、実質的に立ち上げ時間は熱容量の小さい板状加熱体の温度を上昇させるだけで済む。このため、立ち上がり時間を短縮し、予熱電力を削減することができる。
さらに、記録材上に形成された画像に合わせ、加熱体の制御温度、加熱域を変化させ、非画像領域(画像形成領域における画像が存在しない部分)へのエネルギー供給を削減することで、省エネルギーを可能とする構成が開示されている。
特許文献2では、サーマルヒータの発熱体の素子ごとの温度を測定して適正な熱を供給することで、周囲温度の影響も考慮し、かつ紙面上のトナー部分にのみ熱を加える構成が開示されている。
特許文献3は、ローラを外部から加熱する定着方式を採用している。外部から加熱することで定着ローラ表層近傍に蓄熱した熱でトナー溶融を行うことができる。よって、定着ローラ全体を加熱する内部加熱方式に比べて立ち上がり時間が短く、エネルギーロスが少ないという利点がある。特許文献1,2と同様に画像領域だけを選択的に加熱すると共に、定着設定温度よりも低い第二の設定温度を有する構成が開示されている。
従来、記録材全面に画像が形成された場合でも十分な定着が可能なように、定着装置に対して最大のエネルギー供給量が設定されている。
ところで、画像領域を選択的に加熱する場合、画像領域が定着ニップ部に入る前から電力を投入すること、すなわち予備加熱領域を設定する必要がある。これは、発熱体からなる加熱部材が昇温するのに所定の時間が必要になるからであるが、未定着画像のない非画像領域を加熱することになるため、予備加熱領域はできるだけ小さいことが望ましい。
そこで、本発明は、定着装置の検知情報を基に予備加熱領域を変更することで、省エネルギー性を向上させることを課題とする。
この課題を解決するため、本発明は、未定着画像に接触して回転する定着部材と、該定着部材との間で定着ニップ部を形成する加圧部材と、電源からの電力により該定着部材を加熱する、記録材搬送方向と直交方向に分割された複数の加熱領域を有する加熱手段と、該加熱手段の温度を検知する温度検知手段と、該加熱手段を制御する外部加熱制御手段とを有し、該定着ニップ部に未定着画像を担持した記録材を通して定着を行う定着装置であって、該記録材上の非画像領域に対応する該定着部材の部位の温度が画像領域に対応する該定着部材の部位の温度より低くなるように、該外部加熱制御手段は各加熱領域を独立して制御し、該画像領域が該定着ニップ部に入る前に各加熱領域を予備的に加熱するための予備加熱領域が設定され、該外部加熱制御手段は、該温度検知手段の検知結果に応じて該予備加熱領域の大きさを変更することを特徴とする定着装置を提案する。
本発明によれば、予備加熱領域を設定する場合でも予備加熱領域をできるだけ小さくすることができ、省エネルギー化を図ることができる。
画像形成装置の断面の模式図である。 定着装置の断面の模式図である。 定着装置の概略斜視図である。 用紙上に形成された画像領域と非画像領域を示す図である。 用紙上に形成された画像領域と非画像領域を示す図である。 別な定着装置の断面の模式図である。 10個に分割されたヒータの模式図である。 別な定着装置の断面の模式図である。 別な定着装置の断面の模式図である。 外部加熱方式の定着装置の模式図である。 用紙上の画像領域、非画像領域、予備加熱領域を示す図である。 定着ローラの目標温度と位置の関係を示す図である。 予備加熱領域の付近を拡大した図である。 各ヒータの検知結果に基づいて予備加熱領域を設定する際のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図1に、画像形成装置の断面の模式図を示す。図示のように、本実施形態に係る画像形成装置の一例としてのプリンタ2は、給紙手段4、レジストローラ対6、像担持体としての感光体ドラム8、転写手段10、定着装置12等を有している。
給紙手段4は、記録材としての用紙Pが積載状態で収容される給紙トレイ14と、給紙トレイ14に収容された用紙Pを最上のものから順に1枚ずつ分離して送り出す給紙コロ16等を有している。給紙コロ16によって送り出された用紙Pはレジストローラ対6で一旦停止され、姿勢ずれを矯正される。その後用紙Pは、感光体ドラム8の回転に同期するタイミングで、すなわち、感光体ドラム8上に形成されたトナー像の先端と用紙Pの搬送方向先端部の所定位置とが一致するタイミングで、レジストローラ対6により転写部位Nへ送られる。
感光体ドラム8の周りには、矢印で示す回転方向順に、帯電手段としての帯電ローラ18と、図示しない露光手段の一部を構成するミラー20と、現像ローラ22aを備えた現像手段22と、転写手段10と、クリーニングブレード24aを備えたクリーニング手段24等が配置されている。帯電ローラ18と現像手段22の間において、感光体ドラム8上の露光部26にミラー20を介して露光光Lbが照射され、走査されるようになっている。
プリンタ2における画像形成動作は従来と同様に行われる。すなわち、感光体ドラム8が回転を始めると、感光体ドラム8の表面が帯電ローラ18により均一に帯電され、画像情報に基づいて露光光Lbが露光部26に照射、走査されて作成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
この静電潜像は感光体ドラム8の回転により現像手段22へ移動し、ここでトナーが供給されて静電潜像は可視像化され、トナー像が形成される。感光体ドラム8上に形成されたトナー像は、所定のタイミングで転写部位Nに進入してきた用紙P上に転写手段10による転写バイアス印加により転写される。トナー像を担持した用紙Pは定着装置12へ向けて搬送され、定着装置12で定着された後、図示しない排紙トレイへ排出・スタックされる。
転写部位Nで転写されずに感光体ドラム8上に残った残留トナーは、感光体ドラム8の回転に伴ってクリーニング手段24に至り、このクリーニング手段24を通過する間にクリーニングブレード24aにより掻き落とされて清掃される。その後、感光体ドラム8上の残留電位が図示しない除電手段により除去され、次の作像工程に備えられる。
図2及び図3に示すように、実施形態1としての定着装置12は外部加熱方式である。定着装置12は、未定着画像に接触して回転する定着部材としての定着ローラ28、この定着ローラ28との間で定着ニップ部SNを形成する加圧部材としての加圧ローラ30、商用電源からの電力により定着ローラを加熱する加熱手段としてのサーマルヒータ56などを有している。このサーマルヒータ56と電源40とにより外部加熱手段が構成されている。
サーマルヒータ56は、用紙Pの幅方向に等間隔で配置された複数(本実施形態では7つ)のヒータ56a,56b,56c,56d,56e,56f,56gを有している。各ヒータ56a,56b,56c,56d,56e,56f,56gは、各加熱領域に対応し、それぞれ独立に加熱可能となっている。
定着ローラ28の定着ニップ部SNの下流であってヒータ56の上流に表面温度を検知する温度検知手段としてのサーミスタ34、ヒータ56の温度を検知する温度検知手段としてのサーミスタ36、ヒータ56に電力を供給する電源40、サーミスタ34,36の検知情報に基づいて電源40を制御する外部加熱制御手段42が設けられている。
ここで、外部加熱制御手段42は、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェース等を包含するマイクロコンピュータを意味する。
定着ローラ28は、外径が50mmで厚みが3mmのアルミニウム製の芯金28aと、この芯金28aの表面に被覆された断熱層28bを有している。断熱層28bはシリコンゴムで形成されており厚みは4mmである。断熱層28bは、その断熱機能をより高めるために、熱の拡散が少ない発泡シリコンゴムで形成してもよい。
定着ローラ28の断熱層28bの上にはニッケルからなる良熱伝導層28cが形成されている。しかし、この良熱伝導層28cは、ニッケルに限らず、ステンレスなどの鉄系合金、アルミニウムや銅などの金属系、グラファイトシート等でもよく、熱伝導性が少なくとも断熱層28bより高ければよい。
定着ローラ28に良熱伝導層28cを形成することで、サーマルヒータ56の発熱むらによる定着ローラ28の表面温度の局部的な温度むらが低減される。各ヒータ56a,56b,56c,56d,56e,56f,56g間の発熱しない領域でも熱が迅速に伝わることにより、画像の定着むらが低減される。
また、良熱伝導層28cの作用によって、サーマルヒータ56が加熱する領域よりもやや広い領域の温度が上昇するため、画像との若干のずれを補償することができるという利点もある。換言すれば、サーマルヒータ56を構成する各ヒータ56a,56b,56c,56d,56e,56f,56gの大きさや間隔等の設定において設計自由度が大きいという利点がある。
また、定着ローラ28の耐久性を高め、離型性を確保するために、断熱層28bの表面にPFAやPTFE等のフッ素系樹脂による厚みが20〜80μmの離型層を形成してもよい。
加圧ローラ30は、外径が50mmで厚みが4mmの鉄製の芯金30aと、この芯金30aの表面に被覆された弾性層30bを有している。弾性層30bはシリコンゴムで形成されており厚みは5mmである。弾性層30bの表面には、離型性を高めるために厚みが50μm程度のフッ素樹脂層を形成するのが望ましい。
加圧ローラ30は図示しない付勢手段により定着ローラ28に圧接されている。ヒータ56は図示しない付勢手段により定着ローラ28の表面に押し当てられている。
以下に述べるとおり、画像情報に応じて各ヒータ56a,56b,56c,56d,56e,56f,56gを制御することにより、省エネルギー化を実現することができる。
サーマルヒータ56による加熱効率が低く、定着ローラ28の表面温度を所定の定着温度に昇温させることが困難である場合には、定着温度よりやや低い温度まで定着ローラ28内部のハロゲンヒータ58で加熱しておき、画像領域に対応した部位をサーマルヒータ56により昇温させることで、エネルギー消費を低減することができる。
用紙P上の画像形成領域全体に画像が形成される場合には定着ローラ28全体を加熱するため、画像情報に基づいた加熱制御は必要ないが、このような場合には、ハロゲンヒータ58のみで定着温度に立ち上げてもよい。また、立ち上げ時のみハロゲンヒータ58とサーマルヒータ56の両方に同時に通電して立ち上げ時間をより短くしてもよい。
次に、加熱制御について説明する。
外部加熱制御手段42は、用紙P上に画像を形成するための画像情報に基づいて、サーマルヒータ56の加熱割合を変化させる。
先ず、図4は、用紙P上に形成された画像領域と非画像領域を示す図である。図4(a)は、用紙Pの搬送方向の先端側から順に、画像領域a、非画像領域b、画像領域a’が存在する画像形成パターンを示したものである。定着対象のトナーが存在する画像領域aと画像領域a’は定着を必要とするが、トナーが存在しない非画像領域bでは定着の必要はない。
図4(b)は、用紙Pの搬送方向の先端側から順に、画像領域a、非画像領域bが存在する画像形成パターンを示したものである。定着対象のトナーが存在する画像領域aは定着を必要とするが、トナーが存在しない非画像領域bでは定着の必要はない。
図5は、用紙P上に形成された画像領域と非画像領域を示す図である。図5(a)は、用紙Pの搬送方向と直交方向(定着ローラの長手方向)に、画像領域c、非画像領域dが存在する画像形成パターンを示したものである。定着対象のトナーが存在する画像領域cは定着を必要とするが、トナーが存在しない非画像領域dでは定着の必要はない。
図5(b)は、用紙Pの搬送方向の直交方向の画像領域e、用紙Pの搬送方向の先端側の画像領域f、用紙Pの搬送方向の非画像領域hが存在する画像形成パターンを示したものである。定着対象のトナーが存在する画像領域e,fは定着を必要とするが、トナーが存在しない非画像領域hでは定着の必要はない。
図4(a)において、図示しない画像処理装置から上記パターンの画像情報が外部加熱制御手段42へ入力されると、非画像領域bに対応する定着ローラ28の部位の温度が、画像領域a,a’に対応する定着ローラ28の部位の温度よりも低くなるように、外部加熱制御手段42は電源40及びヒータ56を制御する。
ここで、画像領域又は非画像領域に対応する定着ローラ28の部位とは、画像領域又は非画像領域に密着する定着ローラ28の部位という意味である。すなわち、用紙幅全体にわたって分布している画像領域aに対応するローラ部位が所定の定着温度を得られるように、ヒータ56a〜gの全域に電力を供給する一方、非画像領域bに対応するローラ部位では供給電力を低減する。そして、用紙後端の画像領域a’に対応するローラ部位が定着温度に達するように、再びヒータ56a〜gに電力を供給する。
図4(b)においても同様に、画像領域aに対応するローラ部位が所定の定着温度を得られるように、ヒータ56a〜gの全域に電力を供給する一方、非画像領域bに対応するローラ部位では供給電力を低減する。
図5(a)では、用紙幅半分にわたって分布している画像領域cに対応するローラ部位が所定の定着温度を得られるように、ヒータ56a〜gに電力を供給する。具体的には、外部加熱制御手段42は、非画像領域dに対応する定着ローラ28の部位の温度が、画像領域cに対応する定着ローラ28の部位の温度よりも低くなるように、例えばヒータ56e〜gの供給電力をヒータ56a〜dの供給電力より小さくする。
図5(b)では、用紙幅全体にわたって分布している画像領域gに対応するローラ部位が所定の定着温度を得られるように、ヒータ56a〜dの全域に電力を供給する。その後は、用紙幅半分にわたって分布している画像領域eに対応するローラ部位が所定の定着温度を得られるように、例えばヒータ56a〜dの供給電力をヒータ56e〜gの供給電力より大きくする。
この際、実際の供給電力は図中の斜線部で投入される。この斜線部は、ヒータ56a〜dの各加熱領域を予備的に加熱するための予備加熱領域であり、画像領域がニップ部に入る前に供給電力が投入される。この予備加熱領域は、主にヒータの周方向の長さや、ヒータ自身にも昇温時間が必要となることを考慮した領域である。予備加熱領域は、省エネルギーの観点からできるだけ小さいことが望ましい。
加熱制御としては、非画像領域b,d,hに対応する部位で電力供給を完全に停止してもよいが、温度が下がり過ぎると、次の画像領域(図4(a)では画像領域a’)での定着温度への立ち上がり応答性が悪くなる。そのため、ヒータを点滅させ又はヒータに低電力を供給することで、定着ローラ28の温度を所定値以上に保つことが望ましい。
このように、非画像領域b,d,hに対応するローラ部位でもヒータへの給電は行なわれるが、供給電力は削減されるため、省エネルギー化が可能となる。
本実施形態では、ヒータ56を定着ローラ28の表面に接触させて加熱する構成としたが、外部加熱制御手段42をコイルとインバータで構成し、IH方式による非接触加熱方式としてもよい。励磁コイルは、例えば絶縁被覆を施したφ0.05〜0.2mm程度の導線を50〜500本程度撚り合わせたリッツ線を5〜15回巻き回したものである。この方式においても画像情報に基づいて定着ローラ28の温度を制御することができるため、上記と同様に省エネルギー化が実現される。
次に、図6及び図7に基づいて実施形態2としての定着装置12を説明する。
本実施形態における定着装置12では、ヒータ56が、板状基体に発熱抵抗体を載置したサーマルヒータやセラミックヒータなどで構成されている。ヒータ56は、ベルト(フィルム)の内部に配置され、その熱でベルト(フィルム)の温度を上昇させることで、定着ニップ部SNに搬送される未定着画像を加熱して定着する。
サーマルヒータ56は定着ニップ部SNよりも上流側に配置されている。これは、ベルト(フィルム)の内部に配置されたヒータ56からの熱が定着ローラ28の表面に達するまでに多少時間がかかることを考慮したものである。しかしながら、ヒータ56は定着ニップ部SNの近傍に配置されてもよい。これは外部加熱方式の場合も同様である。
図7に示すように、板状加熱手段であるヒータ56は、紙搬送方向と直角方向に分割された複数の加熱領域を有しており、各ヒータ56は独立に加熱制御が可能である。本実施形態では、ヒータは10個に分割されている。
定着部材としての定着ベルト38は、外径が50mmで厚みが40μmのSUS製の基体38aと、この基体38aの表面に被覆された弾性層38bを有している。弾性層38bは、シリコンゴムで形成されており厚みは100μmである。
定着ベルト38の表面には、耐久性を高めて離型性を確保するために、PFAやPTFE等のフッ素系樹脂による厚みが20〜80μmの離型層38cが形成されている。また、定着ベルトの基体38aはポリイミドとしてもよい。
定着ベルト内部には、支持部材61があり、ニップ部SNの箇所には押圧部材60が設置され、図示しない外部部材と接続されて定着部材を支持している。
図8は、実施形態3としての定着装置12を示している。図示のように、板状加熱手段であるヒータ56は定着ニップ部SNの箇所に配置されてもよく、これによりヒータ56は押圧部材としての機能を兼有することができる。他の構成は図6と同様である。
また図示はしないが、図6に示すベルトやフィルム構成を図2に示す外部加熱方式により加熱してもよい。
図9は、実施形態4としての定着装置12を示す断面図である。
図に示すように、定着装置12は、定着回転体としての定着ベルト38と、定着ベルト38に当接してニップ部SNを形成する対向部材(又は対向回転体)としての加圧ローラ30と、定着ベルト38を加熱する加熱部材としてのヒータ56とを備える。ヒータ56は定着ベルト38と略平面で接触している。
定着ベルト38は、薄肉で可撓性を有する無端状のベルト部材(フィルムも含む)で構成されている。具体的に、定着ベルト38は、外径40mmで厚さ40μmのSUS製の基材38aと、この基材38aの外周面を被覆する厚さ100μmのシリコンゴム製の弾性層38bと、この弾性層38bの外周面を被覆する厚さ5〜50μmのPFAやPTFE等のフッ素系樹脂製の離型層38cとで構成されている。なお、定着ベルト38の基材38aを、ポリイミド等の樹脂材料で構成してもよい。
加圧ローラ30は、外径40mmで厚さ2mmの鉄製の芯金30aと、この芯金30aの外周面を被覆する弾性層30bとで構成されている。加圧ローラ30の弾性層30bは、シリコンゴムで構成されており、その厚さは5mmである。また、離型性を高めるため、弾性層30bの外周面に厚さ40μm程度のフッ素系樹脂から成る離型層を配設してもよい。
定着ベルト38の内周側の加圧ローラ30と対向する位置には、押圧部材としてのニップ形成部材60が配設されている。ニップ形成部材60は、その両端部において、定着装置12の図示しない側板に支持されている。このニップ形成部材60に対し、加圧ローラ30が加圧レバー等の加圧手段によって圧接せしめられることで、定着ベルト38と加圧ローラ30との圧接部において所定幅のニップ部SNが形成されている。なお、定着回転体と対向部材とを加圧を行わず単に当接させるだけの構成としてもよい。
また、加圧ローラ30は、図示しないモータ等の駆動源によって図の矢印B方向に回転駆動するように構成されている。そして、加圧ローラ30が回転駆動すると、その駆動力がニップ部SNで定着ベルト38に伝達され、定着ベルト38が図の矢印C方向に従動回転するようになっている。また、定着ベルト38の内周側には、定着ベルト38を支持するベルト支持部材61が配設されている。
ヒータ56は、サーマルヒータやセラミックヒータ等の面状又は板状の発熱体で構成されている。定着ベルト38の内周側には、支持部材としてのステー35が配設されており、このステー35によって、ヒータ56が、ニップ部SNよりも用紙搬送方向Aの上流側で、定着ベルト38の内周面に対向するように支持されている。また、ヒータ56には電源40が接続されており、電源40からヒータ56に電力が供給されるようになっている。この電源40の出力は、外部加熱制御手段42によって制御される。外部加熱制御手段42は、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェース等を包含するマイクロコンピュータで構成されている。
また、定着装置12は、ヒータ56の温度を検知するヒータ温度検知手段としての第1のサーミスタ36と、定着ベルト38の温度を検知するベルト温度検知手段としての第2のサーミスタ34とを備える。第1のサーミスタ36は、ヒータ56に直接接触するように配設され、第2のサーミスタ34は、定着ベルト38の外周面に対し、ヒータ56よりもベルト回転方向Cの上流側で対向するように配設されている。各サーミスタ36,34で検知された温度情報は、外部加熱制御手段42に入力されるようになっており、この入力情報に基づいて、外部加熱制御手段42は電源40の出力を制御するように構成されている。
また、定着ベルト38の外周側でヒータ56と対向する位置には、定着ベルト38を加圧する押さえ部材としての押圧ローラ39が配設されている。この押圧ローラ39によって、定着ベルト38が外周側からヒータ56に向けて加圧されることで、定着ベルト38がヒータ56に接触するようになっている。押圧ローラ39は、外径が15mm乃至30mmであり、外径が8mmの鉄製の芯金39aと、この芯金39aの外周面を被覆する厚さ3.5mm乃至11mmのシリコンゴム製の弾性層39bとで構成されている。また、離型性を高めるために、弾性層39bの外周面に厚さ40μm程度のフッ素系樹脂から成る離型層を配設してもよい。ここでは、押圧ローラ39が図示しない加圧手段によって定着ベルト38に圧接されているが、加圧手段による加圧を行わず、単に当接させるだけの構成としてもよい。
図9を参照しつつ定着装置の基本動作について説明する。
画像形成装置本体の電源スイッチが投入されると、電源40からヒータ56に電力が供給されると共に、加圧ローラ30が図の矢印B方向に回転駆動を開始する。これにより、定着ベルト38は、加圧ローラ30との間の摩擦力によって、図の矢印C方向に従動回転する。
その後、上述の画像形成工程を経て未定着のトナー画像Gが担持された用紙Pが、定着ベルト38と加圧ローラ30との間のニップ部SNに搬送されると、用紙Pが加熱及び加圧され、用紙P上のトナー画像Gが定着される。そして、用紙Pはニップ部SNから搬出された後、機外に排出される。
このように、画像機器情報に基づいて予備加熱領域と非画像領域に対応する定着ローラ部位の温度を低くする制御により、省エネルギー化を図ることができる。また、この種の定着装置で問題となる非画像領域での異常高温による定着ローラ28や加圧ローラ30の耐久性の低下、周辺部材への熱的悪影響を防止することができる。
上述した各実施形態では、非画像領域への投入電力を低減することで省エネルギー化を図っているが、前述のように、画像領域がニップに入る前の非画像領域内において、ヒータの各加熱領域を予備的に加熱するための予備加熱領域を設定する必要がある。よって、予備加熱領域においても省エネルギー化を図ることが望ましい。
図10〜12に基づいて予備加熱領域について詳細に説明する。
図10は外部加熱方式の定着装置の模式図であり、Xは定着ローラ、Yは加圧ローラ、Zは外部加熱手段であるヒータを示している。なお、定着装置12は、図6に示すように定着ベルトを内部から加熱する構成であってもよい。
図11は、用紙搬送方向の先端側から順に、非画像領域b、画像領域a、非画像領域b’、画像領域a’が存在する画像形成パターンを示したものである。非画像領域b,b’には予備加熱領域mが存在している。
図12は定着ローラの目標温度と位置の関係を示す図である。横軸は定着ローラXの表面位置であり、縦軸はその位置の制御目標温度を示している。位置a,a’は、図11の画像領域a,a’にそれぞれ対応し、位置b,b’は図11の非画像領域b,b’にそれぞれ対応している。図示のように、画像領域a,a’のために第一の目標温度を維持し、非画像領域b,b’のために第一の目標温度より低く室温より高い第二の目標温度を維持する。
図12における位置Pは電力を投入している領域であり、位置Pは画像領域aよりも予備加熱領域mだけ広くなっている(P=a+m)。これは、図10に示すヒータZの幅Hやヒータが昇温するまでに応答時間が必要なため、画像領域aで十分に定着ローラや定着ベルトの表面温度を上げておくには予備加熱領域mが必要だからである。
図13は、予備加熱領域に関連して省エネルギー性を高めるための第1実施形態を説明するための図である。
第1実施形態では、例えば図11に示す画像を定着する際に、外部加熱制御手段42が定着装置12の各種検知結果に応じて設定すべき予備加熱領域の大きさを変更する。図13は、非画像領域における予備加熱領域の付近を拡大した図である。図中実線は、例えば画像形成装置の立ち上げ時の初期状態を示している。このとき、定着ベルトなどは室温に近い又は定着温度より低い第三の目標温度を有しており、定着ベルトを第一の目標温度まで昇温させるには、十分な大きさの予備加熱領域mを設定する必要がある。
予備加熱領域の大きさは、画像領域がニップ部に入る前に適切な値に予め設定されている必要がある。予備加熱領域が小さすぎると、画像領域がニップ部に入ったときに定着ローラ温度が第一の目標温度に達せず、未定着状態が発生してしまうからである。
具体的には、外部加熱制御手段42が、サーミスタ36で検知した接触型のヒータ56の温度に応じて予備加熱領域の大きさを適切に設定する。特に、初期状態にはヒータ56は低温であるため、実線で示すように十分な予備加熱領域m(標準値)を設定する。一方、定着ベルトが初期設定よりも迅速に昇温する場合には、破線で示すように予備加熱領域m(標準値)よりも小さい予備加熱領域m’を設定し、ヒータの加熱制御を行う。これは、例えば連続印刷などによりヒータ56の温度が所定温度よりも高くなっている場合である。これにより、ヒータ温度が十分に上昇している連続通紙時などにおいて省エネルギー性を向上させることができる。
例えば、予備加熱領域mでは100 W×2 s=200 W・sの電力量が必要であるが、予備加熱領域m’では100 W×1 s=100 W・sの電力量しか要しない。このようにして、良好な画像形成を実現しつつ、電力投入時間の短縮による省エネルギーを実現することが可能となる。なお、例えば、第一の目標温度は120℃、第二の目標温度は90℃、第三の目標温度は室温又は80℃である。
なお、図11〜13は、用紙搬送方向に垂直な軸方向全域に均一な画像が形成されている例であるが、画像が軸方向に複数領域に分割されていても、各ヒータ56の検知結果を基にして領域毎に異なる予備加熱領域を設定してもよい。
また、各ヒータ56の検知温度が所定温度よりも低かった場合には、外部加熱制御手段42は予備加熱領域を標準値より大きく設定して、画像の良好な定着性を優先させてもよい。
図14は、各ヒータの検知結果に基づいて予備加熱領域を設定する際のフローチャートである。
ここでは、ヒータ56a〜gはヒータ56(i=1〜7)に対応する。当初、ヒータ56〜56の全てに対して、予備加熱領域m(標準値)が設定されている。所定のタイミングでサーミスタ36が各ヒータの温度t(i=1〜7)をそれぞれ検知する。
その後、外部加熱制御手段42は、t(i=1〜7)を取得し(S1)、先ずi=1として(S2)、ヒータ56の温度を判断する。温度tが閾値α以下であって(S3,No)、閾値β以上の場合(S4,No)、外部加熱制御手段42は予め設定された予備加熱領域m(標準値)を維持する(S5)。これは、温度tと閾値αとの差分が小さいため、予備加熱領域m(標準値)を変更する必要がない場合である。一方、温度tが閾値αより大きい場合(S3,Yes)、ヒータ56の温度が所定温度よりも高いため、外部加熱制御手段42は予備加熱領域m(標準値)よりも小さい予備加熱領域m’を設定する(S6)。逆に、温度tが閾値βより小さい場合(S4,Yes)、ヒータ56の温度が所定温度よりも低いため、外部加熱制御手段42は予備加熱領域m(標準値)よりも大きい予備加熱領域m’’を設定する(S7)。ここで、α>βである。次いで、i=2として(S8,S9)、外部加熱制御手段42はヒータ56の温度を判断する(S3)。以上のステップS3〜S9を繰り返し、ヒータ561〜7の全てについて画像領域と非画像領域の目標温度を設定することができる。このように全てのヒータについて温度を検知しても良く、適宜代表的なヒータを選択して上記設定を実施しても良い。
予備加熱領域に関連して省エネルギー性を高めるための第2実施形態としては、外部加熱制御手段42は、図示しない商用電源電圧の検知手段の検知結果を基に、商用電源電圧が高いときには予備加熱領域を標準値より狭く設定する。例えば画像形成装置の立ち上げ時に、商用電源電圧の大きさを検知する。その他に、画像形成中以外で、一秒毎に商用電源電圧の大きさを検知してもよい。この制御は、ヒータが発熱抵抗体であり、商用電源の交流電圧を発熱抵抗体に直接印加する場合に特に有効である。例えば電圧が100Vから110Vに上昇すると、約120%の電力が投入されるため、このとき予備加熱領域を小さくする。
これにより、例えば画像形成装置のまわりの他の機械が起動しておらず、商用電源の状態が良いときに省エネルギー化が可能となる。
なお、逆に商用電源電圧が低い場合には、予備加熱領域を大きくして画像の定着性確保を優先させてもよい。
前記第1実施形態では、サーミスタ36の検知温度が所定温度よりも高い場合に、予備加熱領域を小さくする制御を行った。第2実施形態では、外部加熱制御手段42が予備加熱領域を変化させるための閾温度を複数有し、サーミスタ36の検知温度に応じて予備加熱領域の大きさを対応的に変更する。これによって、より広い動作条件で最適な加熱動作を行うことができ、省エネルギー性の向上と高画質化が可能となる。
以上、本発明を図示例により説明したが、本発明の構成部品はこれに限定されず、本発明の技術的思想の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
12 定着装置
28 定着ローラ(定着部材)
30 加圧ローラ(加圧部材)
36 サーミスタ(温度検知手段)
38 定着ベルト(定着部材)
40 電源
42 外部加熱制御手段
56 ヒータ(加熱手段)
m,m’ 予備加熱領域
P 用紙(記録材)
特開平6−95540号公報 特開2005−181946号公報 特開2001−343860号公報

Claims (6)

  1. 未定着画像に接触して回転する定着部材と、該定着部材との間で定着ニップ部を形成する加圧部材と、電源からの電力により該定着部材を加熱する、記録材搬送方向と直交方向に分割された複数の加熱領域を有する加熱手段と、該加熱手段の温度を検知する温度検知手段と、該加熱手段を制御する外部加熱制御手段とを有し、該定着ニップ部に未定着画像を担持した記録材を通して定着を行う定着装置であって、
    該記録材上の非画像領域に対応する該定着部材の部位の温度が画像領域に対応する該定着部材の部位の温度より低くなるように、該外部加熱制御手段は各加熱領域を独立して制御し、
    該画像領域が該定着ニップ部に入る前に各加熱領域を予備的に加熱するための予備加熱領域が設定され、
    該外部加熱制御手段は、該温度検知手段の検知結果に応じて該予備加熱領域の大きさを変更することを特徴とする定着装置。
  2. 前記加熱手段は、前記定着部材と接触して定着部材温度を上昇させる発熱抵抗体であり、
    前記温度検知手段で検知される前記加熱手段の温度が所定温度より高いとき、前記外部加熱制御手段は前記予備加熱領域を標準値より小さくすることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記温度検知手段で検知される前記加熱手段の温度が所定温度以下であるとき、前記外部加熱制御手段は前記予備加熱領域を標準値以上にすることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記電源の電圧が所定値より高いとき、前記外部加熱制御手段は前記予備加熱領域を標準値より小さくすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の定着装置。
  5. 前記外部加熱制御手段は、前記予備加熱領域を変化させるための閾温度を複数有し、前記温度検知手段での検知結果に応じて前記予備加熱領域の大きさを対応的に変更することを特徴する請求項1〜4のいずれか一項に記載の定着装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の定着装置を有する画像形成装置。
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