JP2014178345A - 封印ラベル - Google Patents

封印ラベル Download PDF

Info

Publication number
JP2014178345A
JP2014178345A JP2013050411A JP2013050411A JP2014178345A JP 2014178345 A JP2014178345 A JP 2014178345A JP 2013050411 A JP2013050411 A JP 2013050411A JP 2013050411 A JP2013050411 A JP 2013050411A JP 2014178345 A JP2014178345 A JP 2014178345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
solvent
layer
ovd
organic solvent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013050411A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6098249B2 (ja
Inventor
Kozue Umeda
梢 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2013050411A priority Critical patent/JP6098249B2/ja
Publication of JP2014178345A publication Critical patent/JP2014178345A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6098249B2 publication Critical patent/JP6098249B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Abstract

【課題】有機溶剤を用いて、封印ラベルを貼付体から剥がそうとする行為に対して、その痕跡を残すと同時に、復元して再利用が不可能な封印ラベルを提供することにある。
【解決手段】ラベル基材1の一方の面に貼付体に貼り付けるための粘着材4を設けて、ラベル基材1の他方の面上に溶剤反応インキ層2を設け、この溶剤反応インキ層2の一部に積層するようにパターンに形成されたOVD機能層3を設けて構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば商品やその包装物に貼り付けて使用する封印ラベルに係り、特に、その貼付体から溶剤を用いて剥がそうとした際にその痕跡を残すと同時に、復元して再利用することが不可能な構成を有するものに関する。
近年、高級酒などの比較的高価な商品や電化製品の消耗品など、偽造されては困る物品などにおいては、それらの真贋を判定するために、商品本体やそれを包装したケース等に封印ラベルを貼り付けることが行われている。
ところが、不正業者などが、正規物品を偽造した不正物品を扱う場合には、正規物品に貼り付けられている封印ラベルと類似の封印ラベルをその不正物品にも貼り付けることにより、購入者に対して正規物品と不正物品とを見分け難くすることができてしまう。また、ラベルはがし液等を封印ラベルに染み込ませることにより綺麗に剥がして、封印ラベルを使い回す事も可能である。
そこで、有機溶剤で溶解して印刷パターンが消失するようなインキ等を用いて、その痕跡を残す封印ラベル等が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、ホログラムや蛍光インキ等と、有機溶剤で流れ落ちる油性インキを組み合わせて、偽造防止効果を高める手法も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−139498号公報 実用新案登録第3113264号公報
しかしながら、上記封印ラベルでは、多量の有機溶剤に浸漬させることによってインキを全て洗い流した後、色味の似たインキを同様に印刷することによって、類似した封印ラベルに復元することは可能であるという問題を有する。また、類似した封印ラベルを偽造することも可能であり、真贋判定の精度が劣るという問題を有する。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、有機溶剤を用いて封印ラベルを貼付体から剥がそうとする行為に対して、その痕跡を残すと同時に、復元して再利用が不可能な封印ラベルを提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、一方の面上に貼付体に貼り付けるための粘着材が設けられたラベル基材と、このラベル基材の他方の面上に積層されて設けられた溶剤反応インキ層と、
この溶剤反応インキ層の一部に積層されてパターン形成されたOVD機能層とを備えて封印ラベルを構成したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の封印ラベルにおいて、溶剤反応インキ層を、有機溶剤に溶解する染料もしくは顔料および樹脂で構成され、有機溶剤によって溶解し、染料もしくは顔料が拡散して滲む、もしくは流出して消色されるように構成したことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の封印ラベルにおいて、ラベル基材を、紙繊維からなる材料、もしくは、多孔質なフィルム材料を用いて構成したことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか記載の封印ラベルにおいて、溶剤反応インキ層をパターンで印刷して、そのパターンに位置を合わせてOVD機能層がパターン形成されるように構成したことを特徴とする。
本発明によれば、商品に貼られた封印ラベルを有機溶剤を用いて貼付体から剥がそうとすると、溶剤反応インキが溶解してそのパターンが変形もしくは消失し、その痕跡を残す事ができ、OVD機能層の下部にある溶剤反応インキ層の染料もしくは顔料が流れず変化しないため、その違いを目視で認識することができ、偽造行為を明確に判定することができる。また、溶剤反応インキ層がパターンで印刷され、その一部に積層するように位置を合わせてパターン状のOVD機能層が設けられていることにより、有機溶剤によって色が消失した溶剤反応インキ層に色味の似たインキを用いて同様に印刷しても、高度な位置合わせ精度が必要なため、元通りに復元することが困難なため、偽造防止の促進を実現することができる。
本発明の一実施の形態に係る封印ラベルの配置構成を示した平面図である。 図1のX−Yを断面して示した断面図である。 図1のOVD転写箔材を断面して示した断面図である。 図1の封印ラベルを、ヘキサン溶剤を用いて貼付体から剥がした後の表面を示した平面図である。 本発明の他の実施の形態に係る封印ラベルの要部を断面して示した断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る封印ラベルについて、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る封印ラベルAを示すもので、ラベル基材1は、例えば矩形シート状に形成される。ラベル基材1には、図2に示すようにその一方の面に接着層(接着材)4が設けられ、この接着層4を用いて図示しない貼付体に貼付けられる。
接着層4の表面には、容易に剥離できるような剥離シート5が仮粘着されている。剥離シート5としては、紙製又はプラスチック製のシートにシリコン樹脂などの離型剤層がコーティングなどによって積層されているセパレータが用いられる。
また、上記ラベル基材1の他方の面には、溶剤反応インキ層2(21a、21b、22a、22b)がパターン状に印刷されて設けられ、この溶剤反応インキ層2(21a、21b、22a、22b)上の一部には、パターン形成されたOVD機能層3が積層されて設けられる。
上記溶剤反応インキ層2(21a、21b、22a、22b)は、ラベル全面に、複雑なパターンで印刷することが好ましい。また、有機溶剤を用いてラベルを剥がした痕跡が残るように、溶剤反応インキ層2(21a、21b、22a、22b)には、染料もしくは顔料とそれらを支持するバインダー樹脂を含んでいる。
不正行為には、極性の高い溶剤から非極性有機溶剤等が用いられるため、上記染料は、各種有機溶剤に溶解する材料を選定する。また、バインダー樹脂も同様に、有機溶剤に溶解して拡散、溶出する必要があるため、各種有機溶剤に溶解する材料を選定する。
そして、極性の高い溶剤から非極性有機溶剤まで溶解する材料は、限定される。例えば、溶剤反応インキ層2は、エタノールのような極性の高い有機溶剤に溶解する染料および樹脂からなるインキを用いた溶剤反応インキ層21a、21b、ヘキサンのような非極性有機溶剤に溶解する染料および樹脂からなるインキを用いた溶剤反応インキ層22a、22bの2色に分けて印刷することも可能である。
溶剤反応インキ層21a、21bに用いられる樹脂としては、ブチラール等があげられ、溶剤反応インキ層22a、22bに用いられる樹脂としてはブタジエンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、天然ゴムなどがあげられる。
OVD機能層3は、転写箔として、溶剤反応インキ層2の一部を覆うように積層して設けられる。OVD転写箔材Bの作製方法としては、一般的な方法が可能である。例えば、図3に示すように、OVD機能層支持体(以下、支持体)31に剥離保護層32を塗布し、その上にエンボス加工を施したホログラム形成層33を設け、さらにアルミ薄膜層34、マスク層35、接着層36を設けた構成があげられる。ラベル基材1上にOVD転写箔材Bをのせて一定の加熱加圧をかけることでOVD機能層3を形成する。
OVD機能層3としては、溶剤反応インキ層2の変化が目視で確認できるように、パターン状に形成することが必要である。例えば、アルミ蒸着膜でホログラムを作製した後に、エッチング法を用いてパターン状に蒸着膜を切る方法がとられる。
他にも、隠蔽性を示さない方法であれば適宜使用できる。例えば、見る角度により色の変化(カラーシフト)を生じさせる方法として、光学特性の異なるセラミックスの薄膜を多層に積層して多層薄膜構造とさせる方法を用いることもできる。
また、OVD機能層3の剥離保護層32は、最終的にはラベル基材1上の最表面に位置する。従って、溶剤を用いて剥離しようとする不正行為に対してOVD機能層3が変形しないように、剥離保護層32は、耐溶剤性の高い材料が用いられている。
そのため、その下に位置する溶剤反応インキ層21a、22aは、溶剤を用いた不正行為に対しても溶剤が浸透しないため、変化しない。また、ラベル基材1の下面から溶剤が浸透することも想定されるが、剥離保護層32が動かないため溶剤反応インキ層内の染料等も流れず、変化しないことが確認されている。
一方、剥離保護層32の下に位置しない溶剤反応インキ層21b、22bは、有機溶剤を用いると、溶剤反応インキが溶解してそのパターンが変形もしくは消失する。従って、例えばヘキサンを用いて封印ラベルAを剥離した場合には、図4に示すように、その違いを目視で認識することができ、偽造行為を明確に判定することができる。
前述したように、OVD機能層3は、ラベル基材1上にOVD転写箔材Bをのせて一定の加熱加圧をかけることで形成される。その際、加熱した金属製の版(転写版)を使用して、所定のサイズや形状にOVD機能層3を形成することができる。このとき、転写版の形状を複雑にすることが好ましい。即ち、図1に示すように、OVD機能層3を複雑な形状にすることができる。よって、有機溶剤によって色が消失した溶剤反応インキ層21b、22bに色味の似たインキを用いて同様に印刷しても、変化しなかった溶剤反応インキ層21a、22aとの高度な位置合わせが必要となるため、封印ラベルを元通りに復元することは困難になる。さらに、溶剤反応インキ層2のパターン形状と位置を合わせることにより、より複雑にすることも可能である。
ラベル基材1は、アート紙、コート紙、上質紙などの紙繊維からなる材料、合成繊維からなる不織布、もしくは、多孔質なフィルム材料等、溶剤浸透性の高い材料を用いることが好ましい。
不正にラベルを剥離するには、ラベルの外周より有機溶剤を浸透させる必要がある。さらに、ラベル表面が変化しないようにラベル下面を狙って有機溶剤を浸透させてラベルを剥離する事も考えられる。本発明の封印ラベルは、前述したように溶剤浸透性の高い材料であるため、有機溶剤がラベル基材1に浸透してラベル表面まで到達して、溶剤反応インキ層2を溶解してその痕跡を残す事ができる。
さらに、上記接着層4は、図5に示すようにラベル全面を覆わず、パターン(例えばライン状)に設けるようにしてもよい。この場合、接着層4の下部を狙って有機溶剤を浸透させてラベルを剥がす不正行為に対しても、ラベル基材1にまで有機溶剤を浸透させてその痕跡を残す事が可能となる。即ち、接着層4がなく空隙の部分41を通って有機溶剤がラベル基材1にまで浸透させることができる。
接着層4の材料としては、アクリル系の熱接着剤、ホットメルト樹脂(例えば、ポリアミド、ウレタン、EVA等)、あるいは粘着剤等などをもちいることができる。
上記構成によれば、有機溶剤を用いて貼付体(図示せず)から剥がそうとすると、溶剤反応インキ層2が溶解してそのパターンが変形もしくは消失し、その痕跡を残す事ができる。その際、OVD機能層3の下部にある前記溶剤反応インキ層21a、22aは、剥離保護層32によって保護されているために変化しない。従って、その違いを目視で認識することができ、偽造行為を明確に判定することができる。
また、溶剤反応インキ層2がパターンで印刷されており、その一部に積層するように位置を合わせてパターン状のOVD機能層3が設けられているので、有機溶剤によって色が消失した溶剤反応インキ層2に色味の似たインキを用いて同様に印刷しても、高度な位置合わせ精度が必要であるため、封印ラベルAを元通りに復元することは困難となる。
次に、本発明の実施の形態に基づく実施例と、比較例とをそれぞれ作製して比較検討する。
<実施例>
(1)溶剤反応インキ層の印刷
厚み50μmコート紙からなるラベル基材(幅60mm、長さ39mm)に、フレキソ印刷により、溶剤反応インキ層2種類をパターンで印刷した。
〔溶剤反応インキ21〕
ブチラールBL-1(積水化学製) … 20重量部
IPA(イソプロピルアルコール) … 80重量部
染 … 2重量部
〔溶剤反応インキ22〕
ポリブタジエンゴムBR51(JSR製) … 10重量部
トルエン … 90重量部
染料 … 2重量部
(2)OVD転写箔の作製
厚み25μmの透明ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムから成る支持体に下記の剥離性保護層、下記のOVD形成層をグラビア法にて各々1μm塗布し、次いで、ロールエンボス法によりOVDレリーフパターンを形成した(図4参照)。その後、真空蒸着法を用いて膜厚0.05μmのアルミ薄膜層を設けた上に、細かいパターン状にマスクインキを印刷した後、アルカリエッチング法を用いてパターン状のOVD転写箔材を作製した。
〔剥離保護層32〕
アクリル … 10重量部
ポリエチレンWAX … 0.1重量部
MEK(メチルエチルケトン) … 59.9重量部
トルエン … 30重量部
〔OVD形成層〕
ウレタン樹脂 … 25重量部
MEK … 50重量部
トルエン … 25重量部
〔接着層〕
塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体 … 15重量部
アクリル樹脂 … 5重量部
酢酸エチル … 50重量部
酢酸ブチル … 30重量部
(3)OVD機能層の転写
(1)にて作製したラベル基材上に(2)のOVD転写箔材を、125℃に熱した転写版を1.5tの圧力をかけて転写した。その際、図1のような形状でOVD機能層で形成されるように、転写版の形状を設計して作製した。
(4)粘着材の塗布
ラベル基材の他方の主面に12000mN/25mmの粘着力を持つアクリル系の粘着剤を塗布し、前記ICタグを積層形成した。最後に、クラフト紙の片面にポリエチレンをラミネートし、その上にシリコン処理を施したセパレータ(厚さ112μm)を仮粘着して封印ラベルAを作製した。
<比較例>
(1)溶剤反応インキ層の印刷
厚み50μmコート紙からなるラベル基材(幅60mm、長さ39mm)に、フレキソ印刷により、溶剤反応インキ層2種類をパターンで印刷した。
(2)粘着材の塗布
ラベル基材の他方の主面に12000mN/25mmの粘着力を持つアクリル系の粘着剤を塗布し、前記ICタグを積層形成した。最後に、クラフト紙の片面にポリエチレンをラミネートし、その上にシリコン処理を施したセパレータ(厚さ112μm)を仮粘着して封印ラベルを作製した。
実施例の封印ラベル及び比較例の封印ラベルの双方にポリカーボネート製のケースに貼り付けた後、エタノールおよび石油系溶剤を用いてラベルを剥がす事ができたが、ラベル上の印刷は有機溶剤で流れて消失した。
その際、実施例の封印ラベルでは、OVD機能層に積層された部分は流れず、図4に示すように部分的に消失するため、目視で明確に偽造行為を判定することができた。さらに、消失した印刷部分を似た色味のインキで印刷して復元しようとしても、OVD機能層の境界部分を位置精度良く印刷する必要があるため、元どおりに復元することは困難であった。
一方、比較例の封印ラベルでは、全て消失するため、素早く見た場合は気づかない場合がある。さらに、綺麗に印刷して元どおりに復元することも可能であった。
なお、本発明は、上記実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。更に、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより、種々の発明が抽出され得る。
例えば実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明によれば、有機溶剤を用いて貼付体から剥がそうとすると、溶剤反応インキが溶解してそのパターンが変形もしくは消失し、その痕跡を残す事ができ、OVD機能層の下部にある溶剤反応インキ層の染料もしくは顔料が流れないため変化せず、その違いを目視で認識することができ、しかも、溶剤反応インキ層がパターンで印刷され、その一部に積層するように位置を合わせてパターン状のOVD機能層が設けられていることにより、有機溶剤によって色が消失した溶剤反応インキ層に色味の似たインキを用いて同様に印刷しても、高度な位置合わせ精度が必要となり、復元が困難なことにより、偽造防止の促進を実現した封印ラベルを提供することができる。
A … 封印ラベル
B … OVD転写箔材
1 … ラベル基材
21a、22a … 溶剤反応インキ層(有機溶剤によっても変化しない部分)
21b、22b … 溶剤反応インキ層(有機溶剤によって変化する部分)
3 … OVD機能層
4 … 接着層(粘着材)
41 … 空隙の部分
5 … セパレータ
31 … OVD機能層支持体
32 … 剥離保護層
33 … ホログラム形成層
34 … アルミ薄膜層
35 … マスク層
36 … 接着層

Claims (4)

  1. 一方の面上に貼付体に貼り付けるための粘着材が設けられたラベル基材と、
    このラベル基材の他方の面上に積層されて設けられた溶剤反応インキ層と、
    この溶剤反応インキ層の一部に積層されてパターン形成されたOVD機能層と、
    を具備することを特徴とする封印ラベル。
  2. 前記溶剤反応インキ層は、有機溶剤に溶解する染料もしくは顔料および樹脂で構成され、有機溶剤によって溶解し、染料もしくは顔料が拡散して滲む、もしくは流出して消色することを特徴とする請求項1に記載の封印ラベル。
  3. 前記ラベル基材は、紙繊維からなる材料、もしくは、多孔質なフィルム材料を用いたことを特徴とする請求項1又は2に記載の封印ラベル。
  4. 前記溶剤反応インキ層がパターンで印刷され、そのパターンに位置を合わせて前記OVD機能層がパターン形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の封印ラベル。
JP2013050411A 2013-03-13 2013-03-13 封印ラベル Active JP6098249B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013050411A JP6098249B2 (ja) 2013-03-13 2013-03-13 封印ラベル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013050411A JP6098249B2 (ja) 2013-03-13 2013-03-13 封印ラベル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014178345A true JP2014178345A (ja) 2014-09-25
JP6098249B2 JP6098249B2 (ja) 2017-03-22

Family

ID=51698394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013050411A Active JP6098249B2 (ja) 2013-03-13 2013-03-13 封印ラベル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6098249B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110322777A (zh) * 2019-07-22 2019-10-11 杭州沃朴物联科技有限公司 一种防伪标签及防伪标签的制备方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07271302A (ja) * 1994-03-30 1995-10-20 Toppan Printing Co Ltd 封緘シール
JP2000309152A (ja) * 1999-04-26 2000-11-07 Dainippon Printing Co Ltd 偽造・変造防止用印刷物
JP2002019346A (ja) * 2000-07-04 2002-01-23 Toppan Printing Co Ltd 偽造防止印刷物
JP3106719U (ja) * 2004-07-21 2005-01-20 日進印刷株式会社 封印シール
JP3113264U (ja) * 2005-06-02 2005-09-02 株式会社アイディジャパン 封印シール
JP2008139498A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Toko Kogyo:Kk 封印シール
JP2009075711A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Toppan Printing Co Ltd 偽造防止用icラベル
JP2011215296A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Toppan Printing Co Ltd 貼り換え防止機能付き偽造防止封印ラベル

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07271302A (ja) * 1994-03-30 1995-10-20 Toppan Printing Co Ltd 封緘シール
JP2000309152A (ja) * 1999-04-26 2000-11-07 Dainippon Printing Co Ltd 偽造・変造防止用印刷物
JP2002019346A (ja) * 2000-07-04 2002-01-23 Toppan Printing Co Ltd 偽造防止印刷物
JP3106719U (ja) * 2004-07-21 2005-01-20 日進印刷株式会社 封印シール
JP3113264U (ja) * 2005-06-02 2005-09-02 株式会社アイディジャパン 封印シール
JP2008139498A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Toko Kogyo:Kk 封印シール
JP2009075711A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Toppan Printing Co Ltd 偽造防止用icラベル
JP2011215296A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Toppan Printing Co Ltd 貼り換え防止機能付き偽造防止封印ラベル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110322777A (zh) * 2019-07-22 2019-10-11 杭州沃朴物联科技有限公司 一种防伪标签及防伪标签的制备方法
CN110322777B (zh) * 2019-07-22 2024-04-26 杭州沃朴物联科技有限公司 一种防伪标签及防伪标签的制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6098249B2 (ja) 2017-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9248689B2 (en) Method for the production of security elements having registered layers of designs
CN105263719B (zh) 制造具有阴文字的防伪元件的方法
CN110678337B (zh) 用于制造多层膜的方法和多层膜以及安全元件和安全文件
JP2001510405A (ja) 機密保護テープおよび機密保護スレッドの製造方法
CN102774158B (zh) 一种大幅面uv烫印膜及其制备方法、烫金方法
JP5379230B2 (ja) 多層フィルムの製造方法
CN102774159B (zh) 一种大幅面热烫金方法及烫印膜
JP2009109703A (ja) 開封識別機能付き2層隠蔽ラベル
CN207224882U (zh) 一种可变烫印膜
JP4900150B2 (ja) 脆質ラベル及びその製造方法
JP6098249B2 (ja) 封印ラベル
US20220055363A1 (en) Method for producing a film intermediate product, film intermediate product and method for producing a product
US20040143914A1 (en) Method and laminate for applying dye sublimated ink decoration to a surface
JPS6243880B2 (ja)
JP6011905B2 (ja) ラベルの製造方法
WO2018194167A1 (ja) ホットスタンピング箔、ホットスタンピング箔の製造方法、および積層光学装飾体付印刷体
US20140099483A1 (en) Method of Producing a Reflection Transfer for Transferring a Motif onto a Substrate
JP2551415B2 (ja) 転写方法
JPS63145100A (ja) 装飾方法
JP2551414B2 (ja) 被転写シ−トおよび装飾方法
JP5857463B2 (ja) 感圧接着製品の製造方法
JP5467551B2 (ja) 機能性シール及びその製造方法
JP6393919B2 (ja) シュリンクラベル
CN208562225U (zh) 具有金油层的防伪胶带
JP6187565B2 (ja) 感圧接着製品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160219

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6098249

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250