JP2014176878A - 水平すみ肉ガスシールドアーク溶接方法 - Google Patents

水平すみ肉ガスシールドアーク溶接方法 Download PDF

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Abstract

【課題】水平すみ肉溶接の1パス溶接で大脚長を得る水平すみ肉ガスシールドアーク溶接方法の提供。
【解決手段】電極のトーチ角度を下板側から20〜40°、溶接の狙い位置を立板と下板との交点から下板側の距離を0〜5mmとして、ワイヤ全質量に対する質量%で、C:0.02〜0.08%、Si:0.2〜1.0%、Mn:1.0〜4.0%、TiO換算値:3.0〜6.0%、SiO換算値:1.0〜4.0%、FeO換算値:0.1〜1.0%、Zr酸化物およびZrのZrO換算値の合計:0.2〜1.5%、MgのMgO換算値およびMgOの合計:1.0〜3.5%、AlのAl換算値およびAlの合計:0.05〜0.70%、NaO換算値およびK化合物のKOの合計:0.05〜0.3%、F換算値:0.03〜0.30%、スラグ形成剤の合計:6.0〜13.0%を含有するフラックス入りワイヤを用いて溶接する。
【選択図】図1

Description

本発明は、水平すみ肉ガスシールドアーク溶接方法に関し、水平すみ肉溶接の1パス溶接で大脚長が得られ、ビード外観が良好で表面欠陥のないビードが得られる水平すみ肉ガスシールドアーク溶接方法に関する。
一般に、造船や橋梁では、高能率に溶接が行えるフラックス入りワイヤが用いられることが多い。特に造船では、国際船級協会連合(IACS=International Association of Classification Societies )が共通構造規則(CSR=Common Structural Rules)を施工してから、設計寿命や施工条件により厳しい条件が課せられることになり、さらなる高能率施工が要求されている。そのため、従来は脚長が6〜7mm程度の施工箇所であっても、CSR基準によりさらに大きな脚長が必要になる場合があり、従来の2パス溶接で施工した場合では大幅に溶接能率が悪化してしまうため、1パスで欠陥がなく十分な脚長が得られる水平すみ肉用溶接材料および溶接施工方法が熱望されている。
このような要望に対して、特許文献1には、大脚長溶接を1パスで水平すみ肉溶接する場合において、ビード形状およびビード外観が良好な溶接部を得ることができる水平すみ肉溶接用フラックス入りワイヤを提案されている。しかし、特許文献1に記載のフラックス入りワイヤでは、アークが不安定で、大脚長で安定したビード形状を得ることができない。
特許文献2には、大脚長溶接のビード下部のビード垂れおよびビード上部のアンダーカットが発生しないフラックス入りワイヤが提案されている。しかし、特許文献2に記載のフラックス入りワイヤでは、溶融金属中の酸素量を低下させて粘性を調整することができず、大脚長で良好なビード形状を得ることができない。
また、特許文献3には、COガスおよびAr−CO混合ガスのいずれのシールドガスを用いた場合でも、1パス溶接で脚長8mm以上の大脚長ビードが得られるガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤが提案されている。しかし、特許文献3に記載されたフラックス入りワイヤでは、溶融金属のスラグの粘性が過剰に低下してスラグが流れてしまい、結果として立板側のビードにアンダーカットが発生するという問題があった。
さらに、本出願人は特許文献4で、2電極で溶融プールを2プールとし先行電極で下板側の脚長を確保し、後行電極でルート部を溶かしながら上板側の脚長が得られる2電極大脚長水平すみ肉ガスシールドアーク溶接方法を提案した。しかし、特許文献4に記載された溶接方法は、2電極で溶接装置を必要とし、1電極でまた半自動で溶接することはできない。
特開2003−205387号公報 特開2007−136548号公報 特開2010−284682号公報 特開2007−229770号公報
本発明は、水平すみ肉溶接の1パス溶接で、10mm以上の大脚長が得られ、ビード外観が良好で、アンダーカットやオーバーラップ等の表面欠陥のない高品質の溶接部が得られる水平すみ肉ガスシールドアーク溶接方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、前記課題を解決するために水平すみ肉ガスシールドアーク溶接における施工方法を、種々のフラックス入りワイヤを試作して詳細に検討した結果、次に述べる知見を得た。
水平すみ肉溶接の1パス溶接で10mm以上の大脚長を得るために、まず水平すみ肉溶接の施工方法を検討した。大脚長のビードを確保するための障害となる主な原因は、立板側のアンダーカットと下板側のオーバーラップである。そこでアンダーカットを発生させないためにアークが立板側の母材に届かないように溶接トーチを下板側に倒して溶接することでアンダーカットが生じにくく、さらにアーク点が下板側に近づくことによってオーバーラップも発生しにくいことを知見した。
また、溶接に用いるフラックス入りワイヤ成分については、溶融スラグの粘性と溶融金属の粘性とのバランスを調整する必要があり、両方の粘性をバランス良く調整しないとアンダーカットやオーバーラップ等のビード表面欠陥が発生する。
これらを改善すべく検討した結果、フラックス入りワイヤ中のTiO、SiO、ZrO、FeO、MgO、Alの含有量およびスラグ形成剤の合計量を調整することによって、立板側のアンダーカットおよび下板側のオーバーラップを防止し、さらに、Mg、AlおよびZrの合計量を調整して溶融金属の粘性をコントロールすることで良好なビード外観が得られることを知見した。
また、弗素化合物および鋼製外皮のC含有量を制限することによって、アークを安定かつソフトにして良好なビードを形成することでき、さらに、C、Si、MnおよびMg、Al、Zrの1種以上の含有量を調整することで、溶接金属の機械的性質も改善できることを知見した。
本発明は、これらの知見に基づいて完成したもので、本発明の要旨は次の通りである。
(1)水平すみ肉ガスシールドアーク溶接方法において、電極のトーチ角度を下板側から20〜40°、溶接の狙い位置を立板と下板との交点から下板側の距離を0〜5mmとして、
ワイヤ全質量に対する質量%で、鋼製外皮とフラックスの合計で、
C:0.02〜0.08%、
Si:0.2〜1.0%、
Mn:1.0〜4.0%、
Ti酸化物のTiO換算値:3.0〜6.0%、
Si酸化物のSiO換算値:1.0〜4.0%、
Fe酸化物のFeO換算値:0.1〜1.0%、
Mg、AlおよびZrの1種または2種以上の合計:0.2〜1.0%であって、かつ、Zr酸化物およびZrのZrO換算値の1種または2種の合計:0.2〜1.5%、MgのMgO換算値およびMgOの1種または2種の合計:1.0〜3.5%、AlのAl換算値およびAlの1種または2種の合計:0.05〜0.70%を満足し、
Na化合物のNaO換算値およびK化合物のKO換算値の1種または2種の合計:0.05〜0.3%、
弗素化合物のF換算値:0.03〜0.30%、
スラグ形成剤の合計:6.0〜13.0%を含有し、
残部はFe不可避不純物からなるフラックス入りワイヤを用いて溶接することを特徴とする水平すみ肉ガスシールドアーク溶接方法。
(2)フラックス入りワイヤの鋼製外皮のCが鋼製外皮に対する質量%で0.010質量%以下であることを特徴とする上記(1)に記載の水平すみ肉ガスシールドアーク溶接方法。
(3)フラックス入りワイヤのフラックスに、金属BiとBi酸化物のBi換算値の1種または2種の合計:0.005〜0.045%を更に含有することも特徴とする上記(1)または(2)に記載の水平すみ肉ガスシールドアーク溶接方法にある。
本発明の水平すみ肉ガスシールドアーク溶接方法によれば、1パス溶接で10mm以上の大脚長が得られ、ビード外観が良好で、アンダーカットやオーバーラップ等の表面欠陥のない高品質の溶接部が得られるので、2パス溶接を行う必要や手直しの必要も無く、溶接効率の向上が図れる。
電極のトーチ角度および溶接の狙い位置を示す図である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明は、水平すみ肉ガスシールドアーク溶接方法において、電極のトーチ角度を下板側から20〜40°、溶接の狙い位置を立板と下板との交点から下板側の距離を0〜5mmとして、所定の成分のフラックス入りワイヤを用いて溶接することを特徴とする水平すみ肉ガスシールドアーク溶接方法である。
まず、本発明の水平すみ肉ガスシールドアーク溶接の施工方法について説明する。
[電極のトーチ角度を下板側から20〜40°]
電極のトーチ角度は、溶接金属の流動性に大きく影響を及ぼす。特に、溶接金属は重力の影響から立板側の脚長が確保しにくくなる。したがって、大脚長を得るためにはいかに立板側の脚長を安定して確保するかが重要となる。図1に示すように電極3のトーチ角度θが下板2側から20°未満であると、シールドガスの流れがノズル前方にしか流れなくなり、結果として大気を巻き込んでピットやブローホールなど気孔欠陥が多発する。一方、電極3のトーチ角度θが下板2側から40°を超えると、アーク点が立板1側に近くなるので立板1にアンダーカットが発生する。また溶接金属が立板1側にあまり流動しなくなるので、立板1側の脚長が10mmを確保できなくなる。したがって、電極3のトーチ角度θは下板2側から20〜40°とする。なお、好ましくは25〜35°である。
[溶接の狙い位置が立板と下板との交点から下板側の距離を0〜5mm]
図1に示すように溶接の狙い位置は、等脚長で良好なビード外観を得るために重要である。溶接の狙い位置が立板1と下板2との交点から下板2側の距離Lが0mm未満であると、立板1側を狙うようになり上板1側の脚長が過大となり等脚長のビードを得ることができない。一方、溶接の狙い位置が立板1と下板2との交点から下板2側の距離Lが5mmを超えると、下板2側の脚長が過大となり等脚長のビードを得ることができない。したがって、溶接の狙い位置は立板1と下板2との交点から下板2側の距離Lを0〜5mmとする。なお、好ましくは1〜4mmとする。
次に、本発明に用いるフラックス入りワイヤの成分組成およびその含有量の限定理由について説明する。なお、各成分組成の含有量は質量%で示す。
[鋼製外皮とフラックスの合計でC:0.02〜0.08%]
Cは、鋼製外皮、Fe−Mnおよびグラファイト等から添加され、溶接金属の強度および靭性を調整する重要な元素の1つである。Cが0.02%未満であると、溶接金属の強度および靭性が低下する。一方、Cが0.08%を超えると、アークが強くなりすぎてスパッタ発生量が多くなる。さらに、溶接金属の強度が高くなり靭性が低下する。したがって、鋼製外皮とフラックスの合計でCは0.02〜0.08%とする。なお、好ましくは0.03〜0.07%とする。
[鋼製外皮とフラックスの合計でSi:0.2〜1.0%]
Siは、鋼製外皮、金属Si、Fe−SiおよびFe−Si−Mn等から添加され、脱酸剤として作用して溶接金属の強度および靭性を確保するために添加する。また、溶融金属の粘性を向上させてビードを整える役割も果たす。Siが0.2%未満であると、脱酸不足となり溶接部にピット等の溶接欠陥が発生するとともに溶接金属の強度および靭性が低下する。また、溶融金属の粘性が低下してビード形状が凸ビードになりやすく、良好なビード外観を得ることができなくなる。一方、Siが1.0を超えると、溶接金属の強度が高くなり靭性が低下する。したがって、鋼製外皮とフラックスの合計でSiは0.2〜1.0%とする。なお、好ましくは0.3〜0.8%とする。
[鋼製外皮とフラックスの合計でMn:1.0〜4.0%]
Mnは、鋼製外皮、金属Mn、Fe−MnおよびFe−Si−Mn等から添加され、脱酸剤として作用するとともに、溶接金属の強度および靭性を確保するために添加する。Mnが1.0%未満であると、脱酸不足となりピット等の溶接欠陥が発生する。さらに、溶接金属の強度および靭性が低下する。一方、Mnが4.0%を超えると、溶接金属の強度が高くなり靭性が低下する。したがって、鋼製外皮とフラックスの合計でMnは1.0〜4.0%とする。なお、好ましくは1.5〜3.5%とする。
[鋼製外皮とフラックスの合計でTi酸化物のTiO換算値:3.0〜6.0%]
Ti酸化物は、フラックスに添加されるスラグ形成剤の主成分であり、ルチール、酸化チタン、チタン酸ソーダ、チタンスラグ、イルミナイト等から添加される。これらは溶融スラグの粘性を高め、ビード全体を均一に包被してビード形状を整える作用を有する。特に、水平すみ肉溶接の1パス溶接で大脚長のビードを得るためには必要不可欠な成分であり、アークを持続して安定させスパッタ発生量を低減させる効果がある。Ti酸化物のTiO換算値が3.0%未満であると、スラグ生成量が不足してビードを均一に被包できないためスラグ剥離が悪くなり、また、溶融スラグの粘性が低くなるので、ビード形状を整えることができなくなる。その結果、ビード形状が凸ビードとなり満足するビード外観を得ることができない。また、アークを安定させる効果が弱くのでスパッタ発生量も増加する。一方、Ti酸化物のTiO換算値が6.0%を超えると、アークは安定してスパッタ発生量は減少するが、溶融スラグの粘性が高くなりすぎてスラグ巻き込みが発生しやすく、また、溶融プールからのガス抜けが悪くなるため、ガス溝やピットなどの気孔欠陥が発生しやすくなる。したがって、フラックスにTi酸化物のTiO換算値は3.0〜6.0%とする。なお、好ましくは3.5〜5.5%とする。
[鋼製外皮とフラックスの合計でSi酸化物のSiO換算値:1.0〜4.0%]
Si酸化物は、珪砂、ジルコンサンド等からフラックスに添加され、スラグ形成剤として作用し、ビード形状を整える効果がある。Si酸化物のSiO換算値が1.0%未満であると、電極のトーチを下板側に倒したとしてもスラグ形成剤としての効果が不十分でアンダーカットが発生する。一方、Si酸化物のSiO換算値が4.0%を超えると、ガスの放出が阻害されるので、耐ピット性が悪くなる。また、アークも荒くなりスパッタ発生量が多くなる。したがって、フラックスにSi酸化物のSiO換算値は1.0〜4.0%とする。好ましくは1.5〜3.5%とする。
[鋼製外皮とフラックスの合計でFe酸化物のFeO換算値:0.1〜1.0%]
Fe酸化物は、酸化鉄、チタンスラグ、イルミナイト等からフラックスに添加される。Fe酸化物は溶融スラグの粘性を調整してビード形状を整え、ビード形状を良好にする。Fe酸化物のFeO換算値が0.1%未満であると、溶融スラグの流動性が悪くビード形状を整えることができなくなり、下板側のビード止端部が不揃いになり、良好なビード外観を得ることができなくなる。一方、Fe酸化物のFeO換算値が1.0%を超えると、電極のトーチを下板側に倒したとしても溶融スラグの粘性が過剰に低下して溶融スラグが流れて立板側にアンダーカットが発生する。したがって、フラックスにFe酸化物のFeO換算値は0.1〜1.0%とする。好ましくは0.1〜0.8%とする。
[鋼製外皮とフラックスの合計でMg、AlおよびZrの1種または2種以上の合計:0.2〜1.0%]
Mg、AlおよびZrは、脱酸剤として添加され、溶融金属中の酸素量を下げることで、溶接金属の靭性の向上および溶融金属の粘性を調整し、ビード形状を整える効果がある。Mg、AlおよびZrの合計が0.2%未満であると、溶接金属中の酸素量が増え、溶接金属の靭性が低下する。また、溶融金属の粘性が低下して下板側のビード止端部が不揃いとなり、良好なビード外観を得ることができなくなる。一方、Mg、AlおよびZrの合計が1.0%を超えると、アークが粗くなりスパッタ発生量が多くなる。したがって、フラックスのMg、AlおよびZrの1種または2種以上の合計は0.2〜1.0%とする。なお、好ましくは0.3〜0.9%とする。
[鋼製外皮とフラックスの合計でZr酸化物およびZrのZrO換算値の1種または2種の合計:0.2〜1.5%]
Zrは、金属ジルコン、Fe−Si−Zr等からフラックスに添加され、脱酸剤として作用し、溶接中にZrOとなりスラグの一部となる。また、ZrOは、ジルコンサンドおよび酸化ジルコニウム等から添加され、スラグ被包性を改善してビード形状を改善するスラグ形成剤として作用する。ZrOを添加することにより、スラグの凝固温度が高くなりスラグの凝固が早くなるので、大脚長を得るためのビード保持作用が大きく、ビード形状を良好にする。Zr酸化物およびZrのZrO換算値の1種または2種の合計が0.2%未満であると、電極のトーチを下板側に倒したとしても大脚長を得るためのビードを保持する力が弱まり、上板側の脚長が得られず、ビード波形が不揃いとなりやすく、良好なビード外観を得ることができなくなる。一方、Zr酸化物およびZrのZrO換算値の1種または2種の合計が1.5%を超えると、アークが荒くなりスパッタ発生量が多くなるとともに、スラグ剥離性が悪くなる。したがって、フラックスにZr酸化物およびZrのZrO換算値の1種または2種の合計は0.2〜1.5%とする。なお、好ましくは0.3〜1.3%とする。
[鋼製外皮とフラックスの合計でMgのMgO換算値およびMgOの1種または2種の合計:1.0〜3.5%]
Mgは、金属Mg、Al−Mg等からフラックスに添加され、脱酸剤として作用し、溶接中にMgOとなりスラグの一部となる。また、MgOは、マグネシアクリンカー、天然マグネシア等から添加される。MgOは、スラグの凝固温度を高くしてスラグの凝固を早くするので、大脚長を得るためのビード保持作用が大きく、下板側のビード止端部形状をフラットに滑らかにする。MgのMgO換算値およびMgOの1種または2種の合計が1.0%未満であると、電極のトーチを下板側に倒したとしてもビードを保持する力が弱まり、アンダーカットが発生して大脚長を確保することができない。また、下板側のビード止端部形状がオーバーラップとなる。一方、MgのMgO換算値およびMgOの1種または2種の合計が3.5%を超えると、溶融スラグの粘性が高くなってスラグ巻き込みが発生しやすく、ビードの波形が不揃いでビード外観が悪くなる。したがって、フラックスにMgのMgO換算値およびMgOの1種または2種の合計は1.0〜3.5%とする。なお、好ましくは1.5〜3.0%とする。
[鋼製外皮とフラックスの合計でAlのAl換算値およびAlの1種または2種の合計:0.05〜0.70%]
Alは、金属Al、Fe−Al、Al−Mg等からフラックスに添加され、脱酸剤として作用し、溶接中にAlとなりスラグの一部となる。また、Alは、アルミナ、長石等から添加される。Alは、スラグの凝固温度を上昇させてビード形状を整える効果がある。AlのAl換算値およびAlの1種または2種の合計が0.05%未満であると、電極のトーチを下板側に倒したとしてもアンダーカットが生じやすくなる。一方、AlのAl換算値およびAlの1種または2種の合計が0.70%を超えると、スラグが固化してスラグ剥離性が悪くなる。したがって、フラックスのAlのAl換算値およびAlの1種または2種の合計は0.05〜0.70%とする。なお、好ましくは0.10〜0.60%とする。
[鋼製外皮とフラックスの合計で弗素化合物のF換算値:0.03〜0.30%]
Fは、弗化ソーダ、珪弗化カリ、氷晶石、弗化アルミニウム、弗化リチウムおよび蛍石等からフラックスに添加され、アークの安定性を向上させて耐ピット性を向上させる。弗素化合物のF換算値が0.03%未満であると、アークの集中性が弱くなり安定したアーク状態を得ることができず、耐ピット性も悪化する。一方、弗素化合物のF換算値が0.30%を超えると、アークが荒くなりスパッタ発生量および溶接ヒュームの発生量が多くなる。したがって、フラックスの弗素化合物のF換算値は0.03〜0.30%とする。なお、好ましくは0.05〜0.25%とする。
[鋼製外皮とフラックスの合計でNa化合物のNaO換算値およびK化合物のKO換算値の1種または2種の合計:0.05〜0.3%]
NaおよびKは、カリ長石または珪酸ソーダや珪酸カリからなる水ガラスの固質成分、弗化ソーダや珪酸化カリなどの弗素化合物からフラックスに添加され、アーク安定剤としての作用がある。Na化合物のNaO換算値およびK化合物のKO換算値の1種または2種の合計が0.05%未満では、アークが不安定となってスパッタ発生量が多くなる。一方、Na化合物のNaO換算値およびK化合物のKO換算値の1種または2種の合計が0.3%を超えると、スパッタやヒューム発生量が増加する。したがって、フラックスのNaおよびK化合物のNaO換算値およびKO換算値の1種または2種の合計は0.05〜0.3%とする。なお、好ましくは0.1〜0.25%とする。
[鋼製外皮とフラックスの合計でスラグ形成剤の合計:6.0〜13.0%]
スラグ形成剤は、フラックスに添加されビード形状を整える作用がある。大脚長を得るための溶接時でのスラグ形成剤の役割は非常に大きく、溶融スラグが溶融金属を押さえ込み、良好なビード形状を得るためには不可欠である。スラグ形成剤の合計が6.0%未満であると、電極のトーチを下板側に倒したとしてスラグ生成量が不足してビードを整えることができなくなり、アンダーカットが発生して大脚長のビードを得ることができなくなり、下板側のビード止端部形状がオーバーラップとなる。また、アークが荒くなりスパッタ発生量が多くなる。一方、スラグ形成剤の合計が13.0%を超えると、アークが安定してスパッタ発生量も減少するが、スラグ生成量が多くなり、スラグ巻き込みが発生しやすくなり、耐ピット性も悪くなる。したがって、フラックスのスラグ形成剤の合計は6.0〜13.0%とする。なお、好ましくは7.0〜12.0%とする。
スラグ形成剤は、前記弗素化合物も含み、TiO、SiO、FeO、ZrO、MgO、Al、KO、NaO等の酸化物の合計をいう。なお、Mg、Al、Zr合金等は除くものとする。
[鋼製外皮の鋼製外皮に対する質量%でC:0.010%以下]
鋼製外皮のCは、アークの強さ、スパッタ発生量およびヒューム発生量などの溶接作業性や溶接性能に影響する。特に、大脚長を得るための溶接で安定したビードを得るためには、アークの強さをできるだけソフトにして溶融プールに与える影響を少なくする必要がある。製鋼外皮のCが鋼製外皮に対する質量%で0.010%を超えると、アークが強くなり、溶融プールが乱れやすく、ビード波形が不揃いとなりやすく、安定したビード外観を得ることができない。なお、製鋼外皮のCの下限については特に限定しないが、製鋼時のコスト面から0.001%とする。したがって、鋼製外皮のCは0.010%以下とする。なお、好ましくは0.002〜0.008%とする。
[鋼製外皮とフラックスの合計で金属BiおよびBi酸化物のBi換算値の1種または2種の合計:0.005〜0.045%]
Biは、金属Biや酸化Bi等からフラックスに添加され、スラグ剥離性を向上させ、ビード表面に光沢を出してビード外観を良好にする作用があり、1種または2種添加する。金属BiおよびBi酸化物のBi換算値の1種または2種の合計が0.005%未満では、その効果が得られず、スラグ剥離性が悪くなる。一方、金属BiおよびBi酸化物のBi換算値の1種または2種の合計が0.045%を超えると、高温割れが発生し、溶接金属の靭性も低下する。したがって、フラックスの金属BiおよびBi酸化物のBi換算値の1種または2種の合計は0.005〜0.045%とする。なお、好ましくは0.010〜0.035%とする。
なお、フラックス入りワイヤの残部のFeは、鋼製外皮のFe、フラックスに添加する鉄粉、鉄合金等からのFe成分(Fe酸化物は含まない)である。
また、本発明のガスシールドアーク溶接方法に用いるフラックス入りワイヤは、フラックス充填後の伸線加工性が良好な軟鋼または合金鋼の外皮内に、フラックスをワイヤ全重量に対して10〜25%程度充填した後、孔ダイス伸線やローラ圧延加工により所定のワイヤ径(1.0〜1.6mm)に縮径して製造されるものである。ワイヤの断面構造は、特に限定するものではない。
以下、実施例により本発明の効果をさらに詳細に説明する。
まず、鋼製外皮にC量の異なるJIS G3141 SPCC帯鋼を使用し、表1に示すワイヤ径1.2mmの各種成分のフラックス入りワイヤを試作した。
表1に示すフラックス入りワイヤを用いて、板厚20mmの無塗装鋼板(JIS G3106 SM490A)をT字すみ肉試験体(長さ500mm)とし、表2に示す水平すみ肉溶接の溶接条件で、表3−1、3−2に示す電極のトーチ角度および溶接の狙い位置を変えて1パスの水平すみ肉溶接を行い、アーク状態、スラグ剥離性、ビード外観、アンダーカット、オーバーラップ、高温割れの有無、立板側および下板側の脚長、スパッタ発生量、ピット発生数、スラグ巻き込みの有無を調査した。脚長は10mm以上得られたものを良好とした。また、スパッタ発生量の測定は、発生したスパッタ全量を捕集し、溶接時間1分間当たりの発生量に換算し、3g/min以下を良好とした。スラグ巻き込みの有無については、溶接後のT字すみ肉試験体を100mm長さで切断し、断面マクロからスラグ巻き込みの有無の調査をした。














































Figure 2014176878

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Figure 2014176878
さらに、JIS Z3313に準じて板厚20mmの鋼板(JIS G3106 SM490A)を用いて溶着金属試験を表2に示す溶着金属試験の溶接条件で行い、引張試験片と衝撃試験片を採取して試験した。なお、引張試験の引張強さは490〜640N/mm、衝撃試験の吸収エネルギーは試験温度0℃で3本の平均値が60J以上を良好とした。それらの結果も表3−1、3−2にまとめて示す。
表3−1、3−2中の試験No.1〜10が本発明例、試験No.11〜26は比較例である。本発明例である試験No.1〜10は、電極トーチ角度、溶接の狙い位置、組み合わせたフラックス入りワイヤ記号W1〜W10のC、Si、Mn、フラックス中のTiO換算値、SiO換算値、FeO換算値、Mg、AlおよびZrの合計、ZrO換算値、MgO換算値およびMgOの合計、Al換算値およびAlの合計、F換算値、NaO換算値とKO換算値の合計およびスラグ形成剤の合計量が適量であるので、アーク状態、スラグ剥離性、ビード外観が良好で、アンダーカット、オーバーラップが発生せず、スパッタ発生量が少なく、ピットおよびスラグ巻き込みの発生もなく、溶接金属の機械的性能も優れており、極めて満足な結果であった。なお、試験No.7および試験No.9は、組み合わせたワイヤのワイヤ記号W7およびW9の鋼製外皮のCが多いので、アークがやや強くスパッタもやや多く発生した。
また、試験No.1、2、3、5、7、9および試験No.10は、組み合わせたワイヤ記号W1、W2、W3、W5、W7、W9およびW10のBi換算値が適量であったので、スラグ剥離性が非常に良好であった。
比較例中試験No.11は、電極のトーチ角度が大きいので、立板側にアンダーカットが発生し、立板側の脚長が得られなかった。
試験No.12は、電極のトーチ角度が小さいので、大気を巻き込んでピットが発生した。
試験No.13は、溶接の狙い位置が下板側に離れすぎたので、立板側の脚長が得られなかった。
試験No.14は、溶接の狙い位置が上板側になったので、下板側の脚長が得られなかった。
試験No.15は、組み合わせたワイヤ記号W11のCが多いので、アークが強くなってスパッタ発生量が多く、溶着金属の引張強さが高く吸収エネルギーが低値であった。また、ZrO換算値が少ないので、ビード波形が不揃いとなりビード外観が不良で、上板側の脚長が得られなかった。
試験No.16は、組み合わせたワイヤ記号W12のCが少ないので、溶着金属の引張強さが低く吸収エネルギーも低値であった。また、MgO換算値およびMgOの合計が多いので、ビード波形が不揃いとなりビード外観が不良でスラグ巻き込みも発生した。さらに、F換算値が少ないので、アークが不安定でピットも発生した。
試験No.17は、組み合わせたワイヤ記号W13のSiが多いので、溶着金属の引張強さが高く吸収エネルギーが低値であった。また、MgO換算値およびMgOの合計が少ないので、立板側にアンダーカットが発生して脚長が得られず、オーバーラップも発生した。さらに、NaO換算値とKO換算値の合計が多いので、スパッタ発生量が多かった。
試験No.18は、組み合わせたワイヤ記号W14のSiが少ないので、凸ビードとなりビード外観が不良で、ピットが生じ、溶着金属の引張強さが低く吸収エネルギーも低値であった。また、スラグ形成剤の合計が少ないので、アークが粗くなりスパッタ発生量が多く、立板側にアンダーカットが発生して脚長が得られず、オーバーラップも発生した。
試験No.19は、組み合わせたワイヤ記号W15のMnが多いので、溶着金属の引張強さが高く吸収エネルギーが低値であった。また、Al換算値およびAlの合計が多いのでスラグ剥離性が不良であった。さらに、NaO換算値とKO換算値の合計が少ないので、アークが不安定でスパッタ発生量が多く発生した。
試験No.20は、組み合わせたワイヤ記号W16のMnが少ないので、ピットが発生し、溶着金属の引張強さが低く吸収エネルギーも低値であった。また、TiO換算値が少ないので、アークが不安定でスパッタ発生量が多く、凸ビードでビード外観およびスラグ剥離性が不良であった。さらに、Al換算値およびAlの合計が少ないので、立板側にアンダーカットが発生した。
試験No.21は、組み合わせたワイヤ記号W17のTiO換算値が多いので、ピットが発生し、スラグ巻き込みも生じた。また、Mg、AlおよびZrの合計が多いので、アークが粗くスパッタ発生量が多かった。さらに、Bi換算値が多いので、クレータに割れが生じ、溶着金属の吸収エネルギーが低値であった。
試験No.22は、組み合わせたワイヤ記号W18のSiO換算値が多いので、アークが粗くスパッタ発生量が多く、ピットも発生した。また、Bi換算値が少ないので、スラグ剥離性改善効果はなかった。
試験No.23は、組み合わせたワイヤ記号W19のSiO換算値が少ないので、立板側にアンダーカットが発生した。また、鋼製外皮のCが多いので、アークが強く、ビードの波形が不揃いでビード外観が不良であった。
試験No.24は、組み合わせたワイヤ記号W20のFeO換算値が多いので、立板側にアンダーカットが発生した。また、MgとZrの合計量が少ないので、ビードの止端部が不揃いでビード外観が不良で、溶着金属の吸収エネルギーが低値であった。
試験No.25は、組み合わせたワイヤ記号W21のFeO換算値が少ないので、ビードの止端部が不揃いでビード外観が不良であった。また、F換算値が多いので、アークが粗くスパッタ発生量が多かった。
試験No.26は、組み合わせたワイヤ記号W22のZrO換算値が多いので、アークが粗くスパッタ発生量が多く、スラグ剥離性も不良であった。また、スラグ形成剤の合計が多いので、ピットおよびスラグ巻き込みが発生した。
1 立板
2 下板
3 電極
θ トーチ角度
L 立板と下板との交点から下板側の距離

Claims (3)

  1. 水平すみ肉ガスシールドアーク溶接方法において、電極のトーチ角度を下板側から20〜40°、溶接の狙い位置を立板と下板との交点から下板側の距離を0〜5mmとして、
    ワイヤ全質量に対する質量%で、鋼製外皮とフラックスの合計で、
    C:0.02〜0.08%、
    Si:0.2〜1.0%、
    Mn:1.0〜4.0%、
    Ti酸化物のTiO換算値:3.0〜6.0%、
    Si酸化物のSiO換算値:1.0〜4.0%、
    Fe酸化物のFeO換算値:0.1〜1.0%、
    Mg、AlおよびZrの1種または2種以上の合計:0.2〜1.0%であって、かつ、Zr酸化物およびZrのZrO換算値の1種または2種の合計:0.2〜1.5%、MgのMgO換算値およびMgOの1種または2種の合計:1.0〜3.5%、AlのAl換算値およびAlの1種または2種の合計:0.05〜0.70%を満足し、
    弗素化合物のF換算値:0.03〜0.30%、
    Na化合物のNaO換算値およびK化合物のKO換算値の1種または2種の合計:0.05〜0.3%、
    スラグ形成剤の合計:6.0〜13.0%を含有し、
    残部はFeおよび不可避不純物からなるフラックス入りワイヤを用いて溶接することを特徴とする水平すみ肉ガスシールドアーク溶接方法。
  2. フラックス入りワイヤの鋼製外皮のCが鋼製外皮に対する質量%で0.010質量%以下であることを特徴とする請求項1に記載の水平すみ肉ガスシールドアーク溶接方法。
  3. フラックス入りワイヤのワイヤ全質量に対する質量%で、フラックスに、金属BiとBi酸化物のBi換算値の1種または2種の合計:0.005〜0.045%を更に含有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の水平すみ肉ガスシールドアーク溶接方法。
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