JP2014173429A - 内燃機関の点火制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御回路部と外部装置との間で内燃機関の稼動情報および顧客情報をやり取りすることで、内燃機関の回転数や稼働時間などの稼動状況の把握や内燃機関のメンテナンスを適時に実施可能にする。
【解決手段】内燃機関の稼動履歴情報および使用者の顧客情報を記憶する不揮発性メモリを制御回路部23に接続し、前記稼動履歴情報および顧客情報を、内燃機関停止用スイッチ回路の一部を通して制御回路部23と外部装置Gとの間で入出力可能にした構成である。
【選択図】図2

Description

本発明は、点火制御用の制御回路部に設けた不揮発性メモリに対し内燃機関の稼動情報や顧客情報の記録および読み出しを実施可能にする内燃機関の点火制御装置に関する。
内燃機関の点火制御装置として、内燃機関の回転により電圧を誘起する発電コイルと、この発電コイルの誘起電圧を充電する点火用充放電コンデンサと、前記発電コイルの誘起電圧を電源として動作し、内燃機関の点火タイミングを制御する制御パルスを出力する制御回路部と、を有し、スイッチング素子をその制御パルスによりトリガすることによって、前記点火用充放電コンデンサの充電電圧をイグニッションコイルに瞬時に供給するものが広く知られている。これによれば、イグニッションコイルに得られた高電圧により点火プラグに火花を発生させて、内燃機関内の混合気に点火し、内燃機関を起動させることができる。
この内燃機関の点火制御装置では、スイッチング素子が前記トリガによって導通したとき、点火用充放電コンデンサの充電電荷をイグニッションコイルの一次側コイルに放出する。このため、このイグニッションコイルの二次側コイルには各コイルの巻数比に応じたレベルの高電圧が誘起され、点火プラグはこの高電圧を受けて火花を発生し、気筒内の混合気に着火を行う。
この内燃機関の点火制御動作においては、制御回路部はトリガコイルが誘起する電圧の波形整形を行った上でディジタル信号に変換し、このディジタル信号を所定のプログラムに従って処理して得られた制御パルスを、前記スイッチング素子のゲートに入力し、前記トリガを実施する。制御パルスは内燃機関の1回転ごとに得られ、内燃機関の始動開始当初は、トリガコイルの1つの誘起電圧に基づいて得られる制御パルスにより前記スイッチング素子をトリガし、内燃機関の始動後は、内燃機関の1回転ごとに得られる2つの正の誘起電圧に基づいて得られる1つの制御パルスにより、前記スイッチング素子をトリガしている(例えば、特許文献1参照)。
このようにして、前記制御回路部は内燃機関の始動時および始動後のそれぞれに応じた最適タイミングの制御パルスをスイッチング素子に印加することで、所定の点火タイミングで気筒内の混合気に着火を行って、内燃機関を所定の回転速度域で運転することができる。
また、前記同様に、発電コイルを補機として発生した電力を点火回路を介して点火プラグに供給する可搬作業機が開示され(例えば、特許文献2参照)、制御回路(マイコン)によって内燃機関の回転数が最大回転数に達すると内燃機関の回転数を低下させる制御を実行する作業機やオートバイが開示されている(例えば、特許文献3)。
特開2009‐115013号公報 特開2008‐45556号公報 特開2006‐118499号公報
しかしながら、かかる従来の内燃機関の制御装置にあっては、回転速度などの内燃機関の稼動履歴や顧客情報を記録できる機能を持たないために、その顧客単位での内燃機関ごとの稼動履歴を把握、特性評価ができず、別付けの稼働時間計等を用いて内燃機関のメンテナンス時期や耐久性等の判断や評価を行なっている。
本発明はかかる従来の不都合に着目してなされたものであり、その目的とするところは、制御回路部に接続された不揮発性メモリに内燃機関の稼動情報および顧客情報を記録し、これらの記録情報を内燃機関停止用スイッチ回路の一部を通じて制御回路部と外部装置との間で遣り取り可能にする内燃機関の点火制御装置を得ることにある。
前記目的達成のために、本発明にかかる内燃機関の点火制御装置は、内燃機関の回転により電圧を誘起する発電コイルと、この発電コイルの誘起電圧を充電する点火用充放電コンデンサと、前記発電コイルの誘起電圧を電源として動作し、内燃機関の点火用制御パルスを出力する制御回路部と、前記制御パルスを受けてトリガされ、前記点火用充放電コンデンサの充電電圧をイグニッションコイルに供給するスイッチンング素子とを、備える内燃機関の点火制御装置であって、前記制御回路部には、前記点火パルスによる内燃機関の点火制御を停止させるための停止スイッチを含む内燃機関停止用スイッチ回路と、該内燃機関停止用スイッチ回路の一部を通して外部装置から入力された顧客情報および前記内燃機関の稼動履歴情報を記憶する不揮発性メモリと、が接続され、内燃機関の前記稼動履歴情報および顧客情報を、前記外部装置および制御回路部間で入出力信可能にしたことを特徴とする。
この構成により、前記発電コイルには、内燃機関の稼動開始とともに回転する磁石付きのロータの回転によって電圧が誘起され、この誘起電圧によって点火用充放電コンデンサに充電電荷が蓄積される。一方、制御回路部は、その点火用充放電コンデンサの放電を制御する制御パルスを所定のタイミングでスイッチング素子のゲートに印加し、内燃機関の低速回転域から常用回転数域までは点火時期を早め(進め)、一方その常用回転数を超えないように、つまり過回転とならないように、その点火時期を最適に制御する。
前記制御回路部には内燃機関を急速停止させるための内燃機関停止用スイッチ回路が接続されており、この内燃機関停止用スイッチ回路には、例えば刈払機やチェーンソーなどの把手部等に取り付けられて外部操作可能な停止スイッチが接続されている。この内燃機関停止用スイッチ回路の一部は、前記制御回路部が備える不揮発性メモリに記録された内燃機関の稼動履歴情報および前記顧客情報を、日時などとともに前記制御回路部と外部装置との間で入出力する情報通信回路として利用(兼用)可能にしている。従って、前記制御回路部やこの制御回路部を備える内燃機関から離れた位置に設置された前記外部装置において、内燃機関の稼動情報および顧客情報を把握でき、内燃機関の点火装置をメンテナンスすべき時期等の把握も可能になる。
また、本発明にかかる内燃機関の点火装置は、内燃機関の稼動履歴情報および顧客情報を表示する表示部を前記制御回路部に接続していることで、内燃機関をメンテナンスするタイミングや製品保証内での稼動の有無、使用者等を、その表示部上で明確に目視確認することができる。
また、本発明にかかる内燃機関の点火制御装置は、内燃機関の前記稼動履歴情報を、内燃機関の全稼動時間および回転速度域ごとの稼動時間としたことにより、内燃機関をメンテナンスするタイミングや製品保証内での稼動の有無が把握し易くなる。
さらに、本発明にかかる内燃機関の点火制御装置は、内燃機関の前記顧客情報を販売店舗名とすることで、販売者や使用者の確認がし易くなる。
本発明によれば、停止スイッチが接続された内燃機関停止用スイッチ回路(停止回路)の一部を使用して、外部装置から入力された顧客情報を制御回路部に接続された不揮発性メモリ記録したり、その不揮発性メモリに記録されている内燃機関の稼動情報や前記顧客情報を前記外部装置で読み出したりすることで、内燃機関の回転数や稼働時間などの稼動状況の把握や内燃機関のメンテナンスを適時に実施可能にするほか、製品保証に関連する情報の収集などを可能にする。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に本発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して、詳細に説明する。
本発明にかかる内燃機関の点火制御装置における発電部の構成を示す概念図である。 本発明にかかる内燃機関の点火制御装置における点火制御回路を示す回路図である。
以下、本発明の実施の形態にかかる内燃機関の点火制御装置を、図1および図2を参照して説明する。
図1は本実施の形態にかかる内燃機関の点火制御装置における発電部を示す。この発電部は、内燃機関のクランク軸に取り付けられたロータ11と、このロータ11に磁石12とともに埋設されて、この磁石12を挟むように配置された一対のポールピース13、14と、を備えて構成される。磁石12はポールピース13、14の露出面側がそれぞれN極およびS極に着磁されるように、相互に磁気的、機械的に結合されている。
内燃機関の非可動部には、コ字状のコア15が設置されており、このコア15の脚15a、15bの先端部が微小間隙を介してロータ11の外周面に臨んでいる。このコア15の脚15bに発電コイル16が巻装されている。この発電コイル16は、図2に示すような2つの出力端子T1、T2を有し、これらの出力端子T1、T2間には、ダイオード17、正側の電源ラインL1、点火用充放電コンデンサ18、イグニションコイル19の1次側コイル19a、負側の電源ラインL2、ダイオード26、抵抗25およびツェナダイオード24が順に接続されている。このイグシッションコイル19の2次側コイル19bの両端には点火プラグ20が接続されている。
また、このイグニッションコイル19の1次側コイル19aの両端にはスイッチング素子であるサイリスタ21のアノードおよびカソードがそれぞれ接続され、このサイリスタ21のゲートに、抵抗22を介して制御回路部としてのマイクロンピュータ(以下、マイコンと略称する)23の制御信号出力端子T3が接続されている。また、サイリスタ21のカソードおよびゲート間には抵抗27が接続されている。
マイコン23の制御信号出力端子T3と前記抵抗22との接続点と、電源ラインL2との間には平滑コンデンサ28が接続されている。また、サイリスタ21のアノード、カソード間にはダイオード29が並列接続されている。
発電コイル16の出力端子T1と電源ラインL2との間には、整流用ダイオード30および抵抗31が順に接続されている。この発電コイル16の出力端子T1とダイオード30との接続点は、ダイオード32、抵抗33およびインダクタンス34を順に介してマイコン23の端子T4に接続されている。これらのダイオード32、抵抗33およびインダクタンス34と、前記ダイオード30および抵抗31とは、発電コイル16の誘起電圧から内燃機関の回転数検知信号を取り出す回転検知回路を構成している。さらに、そのインダクタンス34と抵抗33との接続点と、電源ラインL2との間には、ツェナダイオード35および抵抗36との並列回路が接続され、これらが端子T4に印加される電位を一定値に設定している。
一方、発電コイル16の出力端子T2は、電流の変化に関わらず一定電圧を維持するための前記ツェナダイオード24および抵抗25とダイオード37およびインダクタンス38を介してマイコン23の電源入力用の端子T5に接続されている。
また、抵抗25とダイオード37との接続点にはトランジスタ39のベースおよびコレクタが接続されている。このトランジスタ39のベースおよびコレクタは、前記ダイオード37と、抵抗40とツェナダイオード41との並列回路とを順に介して電源ラインL2に接続されている。トランジスタ39のエミッタは抵抗42、コンデンサ43および電解コンデンサ44からなる並列回路を介して電源ラインL2に接続されており、これらはエミッタ電位を所定電圧に調整する。さらに、トランジスタ39のエミッタは電流制限用のインダクタンス45を介してマイコン23の端子T6に接続されている。
マイコン23の端子T9は内燃機関停止用スイッチ回路のストップ信号入力端子であり、このストップ信号入力端子T9にはインダクタンス53および抵抗52を介してストップ端子49が接続されている。このストップ端子49には、例えばマニュアル操作可能なストップスイッチSWを介して電源ラインL2に接続されている。ストップ端子49と電源ラインL2との間にはツェナダイオード50が接続されている。なお、インダクタンス53、抵抗52、ストップ端子49およびストップスイッチSWは内燃機関停止用スイッチ回路を構成している。
マイコン23の端子T8は、これに接続された不揮発性メモリ(図示しない)に対する内燃機関の稼動情報および顧客情報の各信号を入出力するための入出力端子であり、この入出力端子T8は電流制限用のインダクタンス46および抵抗47を介して前記ストップ端子49に接続されている。このインダクタンス46、抵抗47および前記ストップ端子49は情報信号の入出力回路を構成し、一部(ストップ端子49など)で前記内燃機関停止用スイッチ回路と重複する。さらに、前記抵抗47および抵抗52の接続点は、抵抗51を介して電源ラインL2に接続されるとともに、抵抗52およびインダクタンス53を介してマイコン23の端子T9に接続されている。抵抗52とインダクタンス53との接続点は、コンデンサ54を介して電源ラインL2に接続されている。このコンデンサ54は、例えばブレーキ動作保持用の時定数回路を構成している。
ところで、マイコン23は内燃機関の回転数(回転速度)を検知する回転数検知回路を有し、この回転数検知回路で検知した回転数に基づいて、内燃機関の稼動時間、回転速度域ごとの稼動時間、最高速度(最高回転数)等を演算する演算部、内燃機関の起動制御部および停止制御部などを備えている。また、前記演算部による演算結果や点火制御装置を使用する顧客名、店舗名などの顧客情報を日付とともに記録する不揮発性メモリ(図示しない)をマイコン23の外部に備えている。
また、マイコン23は前記演算結果や顧客情報を外部の表示装置(図示しない)上に表示させる表示回路を備える。内燃機関の稼動時間や最高回転数などの稼動情報の表示は、内燃機関の稼動状況の把握、例えば内燃機関のメンテナンスをするタイミングの把握、製品保証内での稼動の有無を把握する上で有用である。また、個客情報の表示は最終使用者等の使用者の確認に有用である。
次にかかる構成になる内燃機関の点火制御装置の動作を説明する。内燃機関が起動され、起動後設定回転数に達するまでは、発電コイル16に得られる誘起電圧は低レベルである。このとき、端子T1に接続された電源ラインL1上に流れる正方向電流は、点火用充放電コンデンサ18、イグニッションコイル19の1次側コイル19a、電源ラインL2、ダイオード26、抵抗25、ツェナダイオード24および端子T2に順に流れる。このため、この電流により点火用充放電コンデンサ18に電荷が蓄積される。このときツェナダイオード24はこの回路を流れる電流の変化に関わらず、回路電圧を一定値に保持する。
また、発電コイル16に得られる誘起電圧は、前述の内燃機関の回転数検知回路を構成するダイオード32、抵抗33およびインダクタンス34を介してマイコン23の端子T4に入力される。この端子T4に入力される信号は内燃機関の回転情報であり、この情報に基づいてマイコン23は内燃機関の回転数(回転速度)を検知し、この検知情報に基づき内燃機関の回転速度を上昇させる方向の制御信号を生成する。そして、この制御信号は端子T3から抵抗22を介してサイリスタ21のゲートに入力され、このサイリスタ21をターンオンさせる。
このサイリスタ21のターンオンによって、点火用充放電コンデンサ18の電荷はコンデンサ28の放電時定数内でイグニッションコイル19の1次側コイル19aに放電する。このため、イグニッションコイル19の2次側コイル19bには各コイル19a、19bの巻数比に応じた高電圧が誘起され、この高電圧を受けて点火プラグ20に火花が発生する。これにより内燃機関の気筒内の混合気に着火が行われ、内燃機関は駆動されて回転速度を上げていく。
この場合において、発電コイル16の端子T2には端子T1に対して逆極性の電圧が誘起され、この電圧は回転制御信号としてダイオード37を介しマイコン23の端子T5に印加される。この回転制御信号は、マイコン23の端子T3から出力される前記制御信号の出力タイミングやレベルを制限するように機能し、内燃機関が設定回転数を超えることがないように、つまり最適の稼動回転数となるように、サイリスタ21のトリガを制御する。
また、トランジスタ39はマイコン23の端子T5に印加される電圧を抵抗42、コンデンサ43および電解コンデンサ4によって所定電圧に調整し、この電圧以下でのマイコン23の誤動作を防止している。
マイコン23の端子T9は前記内燃機関停止用スイッチ回路を構成するインダクタンス53、抵抗52、ストップ端子49およびストップスイッチSWに接続されているので、ストップスイッチSWをオン操作することで、マイコン23によるサイリスタ21のトリガを禁止可能にして、内燃機関の稼動を急速停止させることとなる。
さらに、マイコン23の端子T8は、インダクタンス46および抵抗47を介して前記内燃機関停止用スイッチ回路の一部であるストップ端子49に接続されている。マイコン23はこの端子T8を介して、外部回路Gから送信された販売店の店舗名などの顧客情報を取り込んで、前述の不揮発性メモリに書き込んだり、この不揮発性メモリに書き込まれている内燃機関の稼動時間や回転速度などの稼動情報を読み出して、外部装置Gに送信したりする。
このため、この端子T8に接続された前記ストップ端子49を通じて、外部装置Gからの顧客情報の入力と、前記不揮発性メモリからの内燃機関の稼動情報の、外部装置Gへの出力とが随時実施可能となる。つまり、内燃機関の停止回路機能を担うストップ端子49を顧客情報や内燃機関の稼動情報のやり取りに兼用することができる。
以上のように、本実施形態による内燃機関の点火制御装置は、内燃機関の回転により発電コイル16に電圧を誘起させ、この発電コイル16の誘起電圧を点火用充放電コンデンサ18に充電し、前記発電コイル16の誘起電圧を電源として動作する制御回路部23から、内燃機関の点火を制御する制御パルスを出力させ、点火用充放電コンデンサ18の充電電圧をイグニッションコイル19に供給するスイッチンング素子21を前記制御パルスによりトリガする内燃機関の点火制御装置であって、制御回路部23に、点火パルスによる内燃機関の点火制御を停止させるための停止スイッチSWを含む内燃機関停止用スイッチ回路と、この内燃機関停止用スイッチ回路の一部を通して外部装置Gから入力された顧客情報および内燃機関の稼動履歴情報を記憶する不揮発性メモリと、を接続し、内燃機関の稼動履歴情報および顧客情報を、前記外部装置Gおよび制御回路部23間で入出力信可能な構成とした。
これにより、停止スイッチSWが接続された内燃機関停止用スイッチ回路の一部を使用して、外部装置Gからの顧客情報を前記不揮発性メモリ記録したり、この不揮発性メモリに記録されている内燃機関の稼動情報や前記顧客情報を外部装置Gで読み出して監視可能にし、以って内燃機関の回転数や稼動時間などの稼動状況の把握や内燃機関のメンテナンスを適時に実施できるほか、製品保証に関連する情報の収集が可能になる。
本発明の内燃機関の点火制御装置は、制御回路部と外部装置との間で内燃機関の稼動情報および顧客情報をやり取りすることで、内燃機関の回転数や稼動時間などの稼動状況の把握や内燃機関のメンテナンスを適時に実施できるほか、製品保証に関連する情報を収集できるという効果を有し、内燃機関の稼動情報および顧客情報の管理を可能にする内燃機関の点火制御装置等に有用である。
11 ロータ
12 磁石
13、14 ポールピース
15 コア
16 発電コイル
17 ダイオード
18 点火用充放電コンデンサ
19 イグニッションコイル
20 点火プラグ
21 サイリスタ(スイッチング素子)
23 制御回路部(マイクロコンピュータ)
24、35、50 ツェナダイオード
29 逆流防止ダイオード
38、45、46、53 インダクタンス
39 トランジスタ
49 ストップ端子
51、52 抵抗
53 インダクタンス
L1、L2 電源ライン
T1、T2 出力端子
SW ストップスイッチ
G 外部装置

Claims (3)

  1. 内燃機関の回転により電圧を誘起する発電コイルと、この発電コイルの誘起電圧を充電する点火用充放電コンデンサと、前記発電コイルの誘起電圧を電源として動作し、内燃機関の点火用制御パルスを出力する制御回路部と、前記制御パルスを受けてトリガされ、前記点火用充放電コンデンサの充電電圧をイグニッションコイルに供給するスイッチンング素子と、備える内燃機関の点火制御装置であって、前記制御回路部には、前記点火パルスによる内燃機関の点火制御を停止させるための停止スイッチを含む内燃機関停止用スイッチ回路と、該内燃機関停止用スイッチ回路の一部を通して外部装置から入力された顧客情報および前記内燃機関の稼動履歴情報を記憶する不揮発性メモリと、が接続され、内燃機関の前記稼動履歴情報および顧客情報を、前記外部装置および制御回路部間で入出力信可能にしたことを特徴とする内燃機関の点火制御装置。
  2. 前記制御回路部には、内燃機関の稼動履歴情報および顧客情報を表示する表示部が接続されていることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の点火制御装置。
  3. 内燃機関の前記稼動履歴情報が、内燃機関の全稼動時間および回転速度域ごとの稼動時間であることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の点火制御装置。
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