JP2014172994A - ポリイミド前駆体、ポリイミド及び感光性樹脂組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】テトラカルボン酸二無水物成分とジアミン成分とを反応させて得られるポリイミド前駆体であって、該テトラカルボン酸二無水物成分が下記一般式(1):
(式中、R1は1つ以上の環状構造を含む2価の有機基を示し、m及びnはそれぞれ独立に1以上の整数であり、m+nは2以上30以下であり、R2及びR3はそれぞれ独立に炭素数1以上のアルキル基又は水素を示し、R2とR3との炭素数合計が2以上9以下であり、R4は炭素数1以上8以下のアルキレン基を示し、各繰り返し単位中のR2、R3及びR4の炭素数合計は3以上10以下である。)で表される化合物である。
【選択図】なし
Description
で表されるテトラカルボン酸二無水物を含む。
からなる群から選ばれる2価の有機基であることが好ましい。
本実施の形態のポリイミド前駆体は、テトラカルボン酸二無水物成分とジアミン成分とを反応させて得られるポリイミド前駆体であって、テトラカルボン酸二無水物成分が、下記一般式(1):
で表されるテトラカルボン酸二無水物を含む。テトラカルボン酸二無水物成分は、1種、又は2種以上の組合せであることができる。テトラカルボン酸二無水物成分の少なくとも1種が、上記一般式(1)で表されるテトラカルボン酸二無水物である。
からなる群から選ばれる2価の有機基であることが好ましい。
式(2)中のR5及びR6、並びに式(3)中のR7及びR8に関し、アルキル基の炭素数は、それぞれ、感光性樹脂組成物のアルカリ溶解性の観点から、好ましくは10以下、より好ましくは5以下である。
式(4)中のR9、及び式(5)中のR10に関し、アルキル基の炭素数は、それぞれ、感光性樹脂組成物のアルカリ溶解性の観点から、好ましくは10以下、より好ましくは5以下である。
本実施の形態に係る感光性樹脂組成物は、(A)ポリイミド前駆体と、(B)感光剤とを含有する。
(A)ポリアミド前駆体としては、前述したポリアミド前駆体を使用できる。
本実施の形態において、(B)感光剤とは、光照射により樹脂組成物の溶媒に対する溶解性を変化させる性質を有する化合物を意図する。感光剤としては、ポジ型、ネガ型のいずれも用いることができる。ネガ型の感光剤としては、(B1)光重合開始剤及び(B2)分子内に2個以上の光重合可能な不飽和二重結合を有する光重合性化合物を含み、又はこれらからなる感光剤が挙げられる。
光重合開始剤としては、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン等のベンジルジメチルケタール類、ベンジルジプロピルケタール類、ベンジルジフェニルケタール類、ベンゾインメチルエーテル類、ベンゾインエチルエーテル、チオキサントン、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン、4−イソプロピルチオキサントン、2,4−イソプロピルチオキサントン、2−フルオロチオキサントン、4−フルオロチオキサントン、2−クロロチオキサントン、4−クロロチオキサントン、1−クロロ−4−プロポキシチオキサントン、ベンゾフェノン、4,4’−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン[ミヒラーズケトン]、4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン等の芳香族ケトン化合物、ロフィン二量体等のトリアリールイミダゾール二量体、9−フェニルアクリジン等のアクリジン化合物、α、α―ジメトキシ−α−モルホリノ−メチルチオフェニルアセトフェノン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド、N−アリール−α―アミノ酸等のオキシムエステル化合物、p−ジメチルアミノ安息香酸、p−ジメチルアミノ安息香酸、p−ジエチルアミノ安息香酸、p−ジイソプロピルアミノ安息香酸、p−安息香酸エステル、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン、1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オン、2−ヒドロキシ−1−{4−[(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオニル)−ベンジル]フェニル}−2−メチル−プロパン−1−オン等のα―ヒドロキシアルキルフェノン類、2−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モルフォリノプロパン−1−オン、2−(ジメチルアミノ)−2−[(4−メチルフェニル)メチル]−1−[4−(4−モルホニル)フェニル]−1−ブタノン等のα―アミノアルキルフェノン類、2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニル−ホスフィンオキサイド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィンオキサイド等のアシルホスフィンオキサイド類、1,2−オクタンジオン1−[4−(フェニルチオ)−2−(O−ベンゾイルオキシム)]、エタノン1−[9−エチル−6−(2−メチルベンゾイル)−9H−カルバゾール−3−イル]−1−(O−アセチルオキシム)等のオキシムエステル類等が挙げられる。これらの中で、感度の観点から、オキシムエステル類が好ましい。
分子内に2個以上の光重合可能な不飽和二重結合を有する光重合性化合物としては、トリシクロデカンジメチロールジアクリレート、エチレンオキシド(EO)変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、EO変性水添ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオール(メタ)アクリレート、1,4−シクロヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、2−ジ(p−ヒドロキシフェニル)プロパンジ(メタ)アクリレート、グリセロールトリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンEO変性トリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンPO変性トリ(メタ)アクリレート、ポリオキシプロピルトリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ポリオキシエチルトリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル(メタ)アクリレート、ビスフェノールAジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、β―ヒドロキシプロピル−β’−(アクリロイルキシ)−プロピルフタレート、フェノキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ノニルフェノキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ/テトラ(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらの中でも、焼成後の反り及び耐薬品性の観点から、EO変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、EO変性水添ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンPO変性トリ(メタ)アクリレート等が好ましい。
本実施の形態に係る感光性樹脂組成物においては、難燃性を向上する観点から、リン化合物を含有することが好ましい。リン化合物とは、構造中にリン原子を含む化合物全般を意図する。このようなリン化合物としては、リン酸エステル化合物、ホスファゼン化合物等が挙げられる。好ましい態様において、リン化合物はリン酸エステル化合物及び/又はホスファゼン化合物を含む。
本実施の形態に係る感光性樹脂組成物は、焼成後のフィルムの靭性、耐溶剤性、及び耐熱性(すなわち熱安定性)を向上させる観点から、ポリイミド前駆体との反応性を有する反応性化合物及び/又は熱硬化性樹脂を含有することが好ましい。
感光性樹脂組成物は、その性能に悪影響を及ぼさない範囲でその他化合物を含むことができる。その他化合物としては、例えば、密着性向上のための複素環化合物、フィルムの着色を目的とした顔料及び染料等が挙げられる。
本実施の形態に係る感光性樹脂組成物は、感光性積層体として好適に用いることができる。本実施の形態に係る感光性積層体は、基材と、当該基材上に設けられた上記感光性樹脂組成物とを備える。
本実施の形態はまた、配線を有する基材と、該基材上に設けられた、本実施の形態に係る感光性樹脂組成物を焼成して得られた感光層と、を備えるプリント配線板を提供する。好ましい態様において、プリント配線板はフレキシブル配線板である。好ましい態様において、プリント配線板、好ましくはフレキシブルプリント配線板は、配線を有する基材と、この基材上の配線を覆うように設けられた積層体(すなわち、感光性積層体の焼成後の状態のもの)を備える。このプリント配線板は、配線を有する基材上に感光性積層体を圧着し、アルカリ現像した後、焼成によりイミド化及び架橋を行うことにより得ることができる。
JIS K 0070(JIS K 1557−1)の方法に準じて測定した。
重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により、下記の条件により測定した。溶媒としては、N,N−ジメチルホルムアミド(和光純薬工業社製、高速液体クロマトグラフ用)を用い、測定前に24.8mmol/Lの臭化リチウム一水和物(和光純薬工業社製、純度99.5%)及び63.2mmol/Lのリン酸(和光純薬工業社製、高速液体クロマトグラフ用)を加えたものを使用した。
カラム:Shodex KD−806M(昭和電工社製)
流速:1.0mL/分
カラム温度:40℃
ポンプ:PU−2080Plus(JASCO社製)
検出器:RI−2031Plus(RI:示差屈折計、JASCO社製)
UV―2075Plus(UV−VIS:紫外可視吸光計、JASCO社製)
また、重量平均分子量を算出するための検量線は、スタンダードポリスチレン(東ソー社製)を用いて作成した。
感光性樹脂組成物のコートは、FILMCOATER(TESTER SANGYO社製、PI1210)を用いるドクターブレード法により実施した。PETフィルム(帝人デユポンフィルム社製、G2)に上記感光性樹脂組成物(溶液として)を滴下し、コートを行った。感光性樹脂組成物をコートした上記PETフィルムを、乾燥器(ESPEC社製、SPHH−10l)を用いて95℃で12分間乾燥することにより、樹脂厚35μmの感光性積層体を得た。
金属製の塗工台に、厚さ12μmの銅箔(商品名USLP−SE、日本電解株式会社製)の銅箔マット面に、感光性樹脂組成物をドクターブレードを用いて塗布した。その後、乾燥器(ESPEC社製、SPHH−10l)を用いて95℃で12分間乾燥してから、180℃で2時間焼成し、感光性樹脂組成物の硬化体を得た。この銅箔付きフィルムを塩化第二鉄水溶液(鶴見曹達株式会社製)に浸漬して銅箔をエッチング除去することにより、厚さ約35μmの感光性樹脂硬化物のフィルムを得た。
ラミネートは、真空プレス機(名機製作所社製)を用いて実施した。プレス温度70℃、プレス圧0.5MPa、プレス時間60秒間にて行った。
現像性評価は、以下のようにして実施した。銅張積層板上に、あらかじめPET上に製膜した感光性積層体を上記ラミネート条件でラミネートした後に、200mJ/cm2にて露光した。続いて30℃の1質量%炭酸ナトリウム水溶液によるアルカリ現像処理及びイオン交換水によるリンスを行い、乾燥後にパターンを光学顕微鏡にて観察した。マスクには70μmと100μmのラインアンドスペース(L/S)パターンを用い、アルカリ溶解性及び解像性に関して評価した。
得られた感光性積層体を、厚み25μmのポリイミドフィルム(商品名、カプトン:登録商標)に上記ラミネート条件にてラミネートした後に、180℃で2時間の焼成処理を実施した。焼成処理完了後、10分以内に該フィルムを5cm角に切り出し、フィルム端部の浮き量を測定した。端部の浮き高さが5mm以下のものを◎とし、5mm超10mm以下のものを○とし、浮き高さが10mmを超えるものを×とした。
前記の焼成後反り測定用サンプルを30℃90%RHの恒温恒湿槽(SIR−12;楠本化成社製)内に24時間入れ、取り出し後5分以内に端部浮き量を測定した。前記焼成後の反り量との端部の浮き高さ変化量が5mm以下のものを◎とし、5mm超10mm以下のものを○とし、浮き高さ変化量が10mmを超えるものを×とした。
絶縁信頼性評価は、以下のように実施した。ラインアンドスペースが20μm/20μmのくし型基板上に、感光性積層体を上記ラミネート条件にてラミネートした後、上記条件にて露光・現像を行い、180℃で2時間焼成を行った。この塗膜品にマイグレーションテスタのケーブルを半田付けし、下記条件にて絶縁信頼性試験を行った。
HASTチャンバー:EHS−211M(エスペック社製)
温度:110℃
湿度:85%
印加電圧:20V
印加時間:500時間
絶縁抵抗値:1.0×106Ω未満を×、1.0×106Ω以上〜1.0×107Ω未満を△とし、1.0×107Ω以上〜1.0×108Ω未満を○とし、1.0×108Ω以上を◎とした。
[合成例1]
窒素導入管、攪拌機、温度計付きステンレス製オートクレーブ(以降、単に「ステンレス製オートクレーブ」とする。)にビスフェノールA120g(0.53mol)及び苛性カリウム1.5gを仕込み、充分に窒素置換を行った。常温で1,2−ブチレンオキサイド23g(0.32mol)を30分かけて導入した後、撹拌しながら2時間かけて130℃まで昇温し、2時間同温度で熟成した。さらに同温度で1,2−ブチレンオキサイド356g(4.94mol)を15時間かけて導入した後、5時間同温度で熟成して反応を完結させた。続いて適量のシュウ酸を用いて中和後、必要に応じて減圧脱水を行い、濾過することで無色透明液体を得た。水酸基価は118mgKOH/g(1,2−ブチレンオキサイド単位として計10mol)、水分は0.04%であった。得られた生成物を以下(A−1)と略称する。
1,2−ブチレンオキサイドの代わりにiso−ブチレンオキサイドを用い、合成例1に準じて淡黄色液体を得た。水酸基価は118mgKOH/g(iso−ブチレンオキサイド単位として計10mol)、水分は0.03%であった。得られた生成物を以下(A−2)と略称する。
ステンレス製オートクレーブに水素化ビスフェノールA128g(0.52mol)及び苛性カリウム3.1gを仕込み、充分に窒素置換を行った。常温で1,2−ブチレンオキサイド37g(0.52mol)を30分かけて導入した後、撹拌しながら2時間かけて130℃まで昇温し、2時間同温度で熟成した。さらに同温度で1,2−ブチレンオキサイド632g(8.8mol)を15時間かけて導入した後、5時間同温度で熟成して反応を完結させた。続いて合成例1と同様に中和し、無色透明液体を得た。水酸基価は72.6mgKOH/g(1,2−ブチレンオキサイド単位として計18mol)、水分は0.01%であった。得られた生成物を以下(A−3)と略称する。
ステンレス製オートクレーブに水素化ビスフェノールA203g(0.82mol)及び苛性カリウム3.1gを仕込み、充分に窒素置換を行った。常温で1,2−ブチレンオキサイド37g(0.82mol)を30分かけて導入した後、撹拌しながら2時間かけて130℃まで昇温し、2時間同温度で熟成した。さらに同温度で1,2−ブチレンオキサイド533g(7.4mol)を15時間かけて導入した後、5時間同温度で熟成して反応を完結させた。続いて合成例1と同様に中和し、無色透明液体を得た。水酸基価は115.8mgKOH/g(1,2−ブチレンオキサイド単位として計10mol)、水分は0.02%であった。得られた生成物を以下(A−4)と略称する。
ステンレス製オートクレーブにビスフェノールA119g(0.52mol)及び苛性カリウム2.5gを仕込み、充分に窒素置換を行った。常温で1,2−ブチレンオキサイド23g(0.31mol)を30分かけて導入した後、撹拌しながら2時間かけて130℃まで昇温し、2時間同温度で熟成した。さらに同温度で1,2−ブチレンオキサイド656g(9.09mol)を15時間かけて導入した後、5時間同温度で熟成して反応を完結させた。続いて合成例1と同様に中和し、無色透明液体を得た。水酸基価は46.9mgKOH/g(1,2−ブチレンオキサイド単位として計30mol)、水分は0.01%であった。得られた生成物を以下(A−5)と略称する。
ステンレス製オートクレーブにビスフェノールA352g(1.54mol)及び苛性カリウム2.5gを仕込み、充分に窒素置換を行った。常温で1,2−ブチレンオキサイド67g(0.93mol)を30分かけて導入した後、撹拌しながら2時間かけて130℃まで昇温し、2時間同温度で熟成した。さらに同温度で1,2−ブチレンオキサイド378g(5.25mol)を15時間かけて導入した後、5時間同温度で熟成して反応を完結させた。続いて合成例1と同様に中和し、無色透明液体を得た。水酸基価は217.1mgKOH/g(1,2−ブチレンオキサイド単位として計4mol)、水分は0.02%であった。得られた生成物を以下(A−6)と略称する。
ステンレス製オートクレーブに水素化ビスフェノールA178g(0.72mol)及び苛性カリウム3.6gを仕込み、充分に窒素置換を行った。常温で1,2−ペンチレンオキシド62g(0.72mol)を30分かけて導入した後、撹拌しながら2時間かけて130℃まで昇温し、2時間同温度で熟成した。さらに同温度で1,2−ペンチレンオキシド557g(6.46mol)を15時間かけて導入した後、5時間同温度で熟成して反応を完結させた。続いて合成例1と同様に中和し、無色透明液体を得た。水酸基価は101mgKOH/g(1,2−ペンチレンオキシド単位として計1mol)、水分は0.02%であった。得られた生成物を以下(A−7)と略称する。
ステンレス製オートクレーブに水素化ビスフェノールA129g(0.52mol)及び苛性カリウム4.2gを仕込み、充分に窒素置換を行った。常温で1,2−エポキシオクタン67g(0.52mol)を30分かけて導入した後、撹拌しながら2時間かけて130℃まで昇温し、2時間同温度で熟成した。さらに同温度で1,2−エポキシオクタン600g(4.68mol)を20時間かけて導入した後、7時間同温度で熟成して反応を完結させた。続いて合成例1と同様に中和し、無色透明液体を得た。水酸基価は73mgKOH/g(1,2−エポキシオクタン単位として計10mol)、水分は0.01%であった。得られた生成物を以下(A−8)と略称する。
ステンレス製オートクレーブにビスフェノールAプロピレンオキサイド2.2モル付加物(ビスオール2PN:東邦化学工業(株)製)140g(0.39mol)及び苛性カリウム0.7gを仕込み、充分に窒素置換を行った。130℃まで昇温しプロピレンオキサイド360g(6.19mol)を8時間かけて導入した後、3時間同温度で熟成して反応を完結させた。続いて合成例1と同様に中和し、無色透明液体を得た。水酸基価は88.1mgKOH/g(プロピレンオキサイド単位として計18mol)、水分は0.03%であった。得られた生成物を以下(A−9)と略称する。
還流冷却器と攪拌機を備えた容器にビスフェノールA76g(0.33mol)及びテトラヒドロフラン721g(10.00mol)を仕込み、混合溶解後、リンタングステン酸50gを加えた。60℃まで昇温し、20時間同温度で熟成した。静置後に下層の触媒相を分液後、未反応のテトラヒドロフランを除去し、淡黄色透明液体を得た。水酸基価は217.1mgKOH/g(テトラヒドロフラン単位として計4mol)、水分は0.03%であった。得られた生成物を以下(A−10)と略称する。
ステンレス製オートクレーブに水素化ビスフェノールA94g(0.38mol)及び苛性カリウム3.8gを仕込み、充分に窒素置換を行った。常温で1,2−エポキシドデカン70g(0.38mol)を30分かけて導入した後、撹拌しながら2時間かけて130℃まで昇温し、2時間同温度で熟成した。さらに同温度で1,2−エポキシドデカン632g(3.43mol)を24時間かけて導入した後、10時間同温度で熟成して反応を完結させた。続いて合成例1と同様に中和し、無色透明液体を得た。水酸基価は54mgKOH/g(1,2−エポキシドデカン単位として計10mol)、水分は0.02%であった。得られた生成物を以下(A−11)と略称する。
[合成例12]
反応容器を窒素ガスで置換、通気しながら、無水トリメリット酸クロリド53.1g(0.25mol)及びテトラヒドロフラン165.0gを仕込み、撹拌溶解後に氷水浴にて10℃まで冷却した。温度を維持したまま、合成例1で得られた(A−1)95.9g(0.1mol)とピリジン16.0g(0.2mol)をテトラヒドロフラン220gに溶解した溶液を3時間かけて滴下した。この温度を保ってさらに5時間反応を継続した。反応中に析出したピリジン塩酸塩は、反応終了後に濾過し、得られた濾液をロータリーエバポレーターにより濃縮後に、トルエン(和光純薬工業(株)製)で希釈した。0.3%水酸化ナトリウム水溶液で水洗し、分液後のトルエン層をロータリーエバポレーターにより濃縮し、105.0gの酸二無水物(1)を得た。酸二無水物(1)を以下(B−1)と略称する。得られた酸二無水物の前記式(1)中におけるR1の構造、R2,R3及びR4の炭素数、並びにm+nの値を表1に示す。
(A−1)の代わりに(A−2)95.9g(0.1mol)を用い、合成例1に準じて酸二無水物(2)を得た。酸二無水物(2)を以下(B−2)と略称する。得られた酸二無水物の前記式(1)中におけるR1の構造、R2,R3及びR4の炭素数、並びにm+nの値を表1に示す。
(A−1)の代わりに(A−3)154.5g(0.1mol)を用い、合成例1に準じて酸二無水物(3)を得た。酸二無水物(3)を以下(B−3)と略称する。得られた酸二無水物の前記式(1)中におけるR1の構造、R2,R3及びR4の炭素数、並びにm+nの値を表1に示す。
得られた化合物(B−3)を1H−NMRスペクトル((測定装置:日本電子社製 JEOL RESONANCE AL400 溶媒:重クロロホルム)により分析した。その1H−NMRチャートを図3に示す。
(A−1)の代わりに(A−4)96.9g(0.1mol)を用い、合成例1に準じて酸二無水物(4)を得た。酸二無水物(4)を以下(B−4)と略称する。得られた酸二無水物の前記式(1)中におけるR1の構造、R2,R3及びR4の炭素数、並びにm+nの値を表1に示す。
(A−1)の代わりに(A−5)239.2g(0.1mol)を用い、合成例1に準じて酸二無水物(5)を得た。酸二無水物(5)を以下(B−5)と略称する。得られた酸二無水物の前記式(1)中におけるR1の構造、R2,R3及びR4の炭素数、並びにm+nの値を表1に示す。
(A−1)の代わりに(A−6)51.7g(0.1mol)を用い、合成例1に準じて酸二無水物(6)を得た。酸二無水物(6)を以下(B−6)と略称する。得られた酸二無水物の前記式(1)中におけるR1の構造、R2,R3及びR4の炭素数、並びにm+nの値を表1に示す。
(A−1)の代わりに(A−7)111.1g(0.1mol)を用い、合成例1に準じて酸二無水物(7)を得た。酸二無水物(7)を以下(B−7)と略称する。得られた酸二無水物の前記式(1)中におけるR1の構造、R2,R3及びR4の炭素数、並びにm+nの値を表1に示す。
(A−1)の代わりに(A−8)153.7g(0.1mol)を用い、合成例1に準じて酸二無水物(8)を得た。酸二無水物(8)を以下(B−8)と略称する。得られた酸二無水物の前記式(1)中におけるR1の構造、R2,R3及びR4の炭素数、並びにm+nの値を表1に示す。
(A−1)の代わりに(A−9)127.4g(0.1mol)を用い、合成例1に準じて酸二無水物(9)を得た。酸二無水物(9)を以下(C−1)と略称する。得られた酸二無水物の前記式(1)中におけるR1の構造、R2,R3及びR4の炭素数、並びにm+nの値を表1に示す。
(A−1)の代わりに(A−10)51.7g(0.1mol)を用い、合成例1に準じて酸二無水物(10)を得た。酸二無水物(10)を以下(C−2)と略称する。得られた酸二無水物の前記式(1)中におけるR1の構造、R2,R3及びR4の炭素数、並びにm+nの値を表1に示す。
(A−1)の代わりに(A−11)207.1g(0.1mol)を用い、合成例1に準じて酸二無水物(11)を得た。酸二無水物(11)を以下(C−3)と略称する。得られた酸二無水物の前記式(1)中におけるR1の構造、R2,R3及びR4の炭素数、並びにm+nの値を表1に示す。
[合成例23]
[ホスファゼン化合物Aの合成]
シアノ基を有するホスファゼン化合物Aは、特開2002−114981号公報の合成例17記載の方法で合成した。
窒素雰囲気下、セパラブルフラスコにB−1(54.43g:42mmol)とODPA−M(商標名;マナック社製)(17.99g:58mmol)を入れ、γ−ブチロラクトン(149.0g)を加えて攪拌した。窒素気流下、室温で攪拌しながらAPB−N(商標名;三井化学社製)(26.90g:92mmol)を加え、40℃のオイルバスで5時間加熱攪拌し、ポリイミド前駆体(1)溶液を得た。得られたポリイミド前駆体(1)の重量平均分子量及び前記一般式(1)の構造を含むB−1の含有質量%を下記表2に示す。
窒素雰囲気下、セパラブルフラスコにB−2(54.43g:42mmol)とODPA−M(17.99g:58mmol)を入れ、γ−ブチロラクトン(150.3g)を加えて攪拌した。窒素気流下、室温で攪拌しながらAPB−N(27.77g:95mmol)を加え、40℃のオイルバスで5時間加熱攪拌し、ポリイミド前駆体(2)溶液を得た。得られたポリイミド前駆体(2)の重量平均分子量及び前記一般式(1)の構造を含むB−2の含有質量%を下記表2に示す。
窒素雰囲気下、セパラブルフラスコにB−3(41.36g:22mmol)とODPA−M(24.20g:78mmol)を入れ、γ−ブチロラクトン(140.0g)を加えて攪拌した。窒素気流下、室温で攪拌しながらAPB−N(27.77g:95mmol)を加え、40℃のオイルバスで5時間加熱攪拌し、ポリイミド前駆体(3)溶液を得た。得られたポリイミド前駆体(3)の重量平均分子量及び前記一般式(1)の構造を含むB−3の含有質量%を下記表2に示す。
窒素雰囲気下、セパラブルフラスコにB−4(54.77g:42mmol)とODPA−M(17.99g:58mmol)を入れ、γ−ブチロラクトン(150.8g)を加えて攪拌した。窒素気流下、室温で攪拌しながらAPB−N(27.77g:95mmol)を加え、40℃のオイルバスで5時間加熱攪拌し、ポリイミド前駆体(4)溶液を得た。得られたポリイミド前駆体(4)の重量平均分子量及び前記一般式(1)の構造を含むB−4の含有質量%を下記表2に示す。
窒素雰囲気下、セパラブルフラスコにB−5(35.57g:13mmol)とODPA−M(26.99g:87mmol)を入れ、γ−ブチロラクトン(134.2g)を加えて攪拌した。窒素気流下、室温で攪拌しながらAPB−N(26.90g:92mmol)を加え、40℃のオイルバスで5時間加熱攪拌し、ポリイミド前駆体(5)溶液を得た。得られたポリイミド前駆体(5)の重量平均分子量及び前記一般式(1)の構造を含むB−5の含有質量%を下記表2に示す。
窒素雰囲気下、セパラブルフラスコにB−6(86.40g:100mmol)を入れ、γ−ブチロラクトン(169.9g)を加えて攪拌した。窒素気流下、室温で攪拌しながらAPB−N(26.90g:92mmol)を加え、40℃のオイルバスで5時間加熱攪拌し、ポリイミド前駆体(6)溶液を得た。得られたポリイミド前駆体(6)の重量平均分子量及び前記一般式(1)の構造を含むB−6の含有質量%を下記表2に示す。
窒素雰囲気下、セパラブルフラスコにB−7(50.54g:35mmol)とODPA−M(20.16g:65mmol)を入れ、γ−ブチロラクトン(147.7g)を加えて攪拌した。窒素気流下、室温で攪拌しながらAPB−N(27.77g:95mmol)を加え、40℃のオイルバスで5時間加熱攪拌し、ポリイミド前駆体(7)溶液を得た。得られたポリイミド前駆体(7)の重量平均分子量及び前記一般式(1)の構造を含むB−7の含有質量%を下記表2に示す。
窒素雰囲気下、セパラブルフラスコにB−8(46.60g:25mmol)とODPA−M(23.27g:75mmol)を入れ、γ−ブチロラクトン(146.5g)を加えて攪拌した。窒素気流下、室温で攪拌しながらAPB−N(27.77g:95mmol)を加え、40℃のオイルバスで5時間加熱攪拌し、ポリイミド前駆体(8)溶液を得た。得られたポリイミド前駆体(8)の重量平均分子量及び前記一般式(1)の構造を含むB−8の含有質量%を下記表2に示す。
窒素雰囲気下、セパラブルフラスコにC−1(46.60g:30mmol)とODPA−M(21.72g:70mmol)を入れ、γ−ブチロラクトン(145.8g)を加えて攪拌した。窒素気流下、室温で攪拌しながらAPB−N(26.90g:92mmol)を加え、40℃のオイルバスで5時間加熱攪拌し、ポリイミド前駆体(9)溶液を得た。得られたポリイミド前駆体(9)の重量平均分子量及び前記一般式(1)の構造を含むC−1の含有質量%を下記表2に示す。
窒素雰囲気下、セパラブルフラスコにC−2(86.40g:100mmol)を入れ、γ−ブチロラクトン(169.9g)を加えて攪拌した。窒素気流下、室温で攪拌しながらAPB−N(26.90g:92mmol)を加え、40℃のオイルバスで5時間加熱攪拌し、ポリイミド前駆体(10)溶液を得た。得られたポリイミド前駆体(10)の重量平均分子量及び前記一般式(1)の構造を含むC−2の含有質量%を下記表2に示す。
窒素雰囲気下、セパラブルフラスコにC−3(36.36g:15mmol)とODPA−M(26.37g:85mmol)を入れ、γ−ブチロラクトン(135.8g)を加えて攪拌した。窒素気流下、室温で攪拌しながらAPB−N(27.77g:95mmol)を加え、40℃のオイルバスで5時間加熱攪拌し、ポリイミド前駆体(11)溶液を得た。得られたポリイミド前駆体(11)の重量平均分子量及び前記一般式(1)の構造を含むC−3の含有質量%を下記表2に示す。
ポリイミド前駆体(1)100質量部に対して、光重合開始剤としてのIRGACURE OXE−02(チバ・ジャパン社製)(1質量部)、光重合性化合物として、二重結合を2つ有する化合物であるBPE−500(新中村化学工業社製)(40質量部)、二重結合を3つ有する化合物であるアロニックスM−310(二重結合官能基数:3、東亞合成社製)(20質量部)、リン化合物としてのホスファゼン化合物A(25質量部)、ブロックイソシアネートとしてのSBN−70D(旭化成ケミカルズ社製)(10質量部)を混合し、感光性樹脂組成物を調製した。得られた感光性樹脂組成物を上述のドライフィルム製造方法にてドライフィルム化して感光性積層体を得た。この感光性積層体を上述のラミネート条件にて、銅張積層板上、くし型基板上、及びカプトン上にそれぞれラミネートを行った。得られた積層フィルムの現像性(アルカリ溶解性及び解像性)、焼成後の反り、吸湿後の反り、湿度膨張係数、HAST耐性について評価した。結果を下記表3に示す。実施例1において、アルカリ溶解性は◎、解像性は◎、焼成後の反りは◎、吸湿後の反りは◎、湿度膨張係数は42ppm/%RH、HAST耐性は○であった。
実施例1と同様に感光性樹脂組成物を調製し、得られた積層フィルムに関して評価を行った。組成及び評価結果を表3に示す。
実施例1と同様に感光性樹脂組成物を調製し、得られた積層フィルムに関して評価を行った。組成及び評価結果を表4に示す。
Claims (14)
- テトラカルボン酸二無水物成分とジアミン成分とを反応させて得られるポリイミド前駆体であって、前記テトラカルボン酸二無水物成分が、下記一般式(1):
で表されるテトラカルボン酸二無水物を含む、ポリイミド前駆体。 - 前記一般式(1)のR1が、下記一般式(2)、(3)、(4)及び(5):
からなる群から選ばれる2価の有機基である、請求項1に記載のポリイミド前駆体。 - 請求項1又は2に記載のポリイミド前駆体をイミド化して得られた、ポリイミド。
- (A)請求項1又は2に記載のポリイミド前駆体と、(B)感光剤と、を含む、感光性樹脂組成物。
- (B)感光剤が、(B1)光重合開始剤と、(B2)分子内に2個以上の光重合可能な不飽和二重結合を有する光重合性化合物と、を含む、請求項4に記載の感光性樹脂組成物。
- (B2)光重合性化合物が、二重結合を2個有する化合物と二重結合を3個以上有する化合物とを共に含む、請求項5に記載の感光性樹脂組成物。
- (C)リン化合物をさらに含む、請求項4〜6のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物。
- (C)リン化合物が、リン酸エステル化合物及び/又はホスファゼン化合物を含む、請求項7に記載の感光性樹脂組成物。
- (D)ポリイミド前駆体との反応性を有する反応性化合物及び/又は熱硬化性樹脂をさらに含む、請求項4〜8のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物。
- 基材と、前記基材上に設けられた請求項4〜9のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物と、を備える、感光性積層体。
- 前記感光性樹脂組成物上に設けられたカバーフィルムをさらに備える、請求項10に記載の感光性積層体。
- 請求項4〜9のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物を焼成して得られた、カバーレイ。
- 銅張積層板と、前記銅張積層板上に設けられた請求項12に記載のカバーレイと、を備える、積層体。
- 配線を有する基材と、前記基材上に設けられた感光層とを備え、前記感光層が、請求項4〜9のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物を焼成して得られた層である、プリント配線板。
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