JP2014171157A - 通信装置及び通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】各拠点のユーザに、視覚的な負担を掛けることなく、発言者がいる他の拠点のユーザの画像を視覚的に認識させることができる。
【解決手段】 会議システムは、10拠点に個別に配置された10個のテレビ会議装置を備え、各テレビ会議装置は、対応する拠点の画像データを取得する画像データ取得手段と、音声データを取得する音声データ取得手段と、音声データの音量レベルが所定の閾値以上であるか否かを判断する音量レベル判断部と、該音量レベル判断部での判断が肯定されたときに、画像データに彩色処理を施す画像処理部と、彩色処理が施されている画像データ及び彩色処理が施されていない画像データのいずれかを、インターネットを介して他のテレビ会議装置に送信するネットワークI/Fと、他のテレビ会議装置のネットワークI/Fから個別に送信される画像データに対応する画像を表示面上の異なる位置に同じ大きさで表示する表示手段と、を有している。
【選択図】図4

Description

本発明は、通信装置及び通信方法に係り、更に詳しくは、少なくとも3つの拠点間での通信網を介した情報共有に用いられる通信装置及び通信方法に関する。
従来、少なくとも3つの拠点間での通信網(例えばインターネット)を介したテレビ会議に用いられるテレビ会議システムが知られている(例えば特許文献1参照)。
このテレビ会議システムでは、複数の拠点から通信網を介して一の拠点に個別に送られる複数の画像データに対応する複数の画像を一の拠点で表示面上の異なる位置に同時に表示し、複数の拠点のうち発言者がいる1つの拠点のユーザの画像を表示面上で拡大する(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、複数の拠点のうち2つ以上の拠点のユーザが同時に発言すると、拡大される画像が頻繁に切り替わり、残りの一の拠点のユーザに視覚的な負担が掛かっていた。
本発明は、少なくとも3つの拠点に個別に配置された少なくとも3つの通信装置が通信網を介した情報共有に用いられる通信システムで用いられる通信装置であって、対応する前記拠点の画像データを取得する画像データ取得手段と、前記拠点の音声データを取得する音声データ取得手段と、取得された前記画像データ及び前記音声データの少なくとも一方に基づいて、対応する前記拠点における発言者の有無を判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に応じて、取得された前記画像データに所定の処理を施すことが可能な処理手段と、前記処理が施されている前記画像データ及び前記処理が施されていない前記画像データのいずれかを、前記通信網を介して他の複数の前記通信装置に送信する送信手段と、他の複数の前記通信装置の送信手段から個別に送信される複数の前記画像データに対応する複数の画像を表示面上の異なる位置に同じ大きさで表示する表示手段と、を有し、前記処理は、発言者がいると判定された前記拠点の画像と、発言者がいないと判定された前記拠点の画像とを視覚的に識別させるための処理である通信装置である。
これによれば、各拠点のユーザに、視覚的な負担を掛けることなく、発言者がいる他の拠点のユーザの画像を視覚的に容易に認識させることができる。
一実施形態に係る会議システムの構成を示す図である。 図2(A)及び図2(B)は、それぞれテレビ会議装置の基準形態における斜視図(その1及びその2)である。 テレビ会議装置の基準形態における上面図である。 テレビ会議装置の制御の構成を示すブロック図である。 テレビ会議装置の基準形態における側面図(その1)である。 テレビ会議装置の基準形態における側面図(その2)である。 テレビ会議装置の基準状態における下面図である。 テレビ会議装置の開き形態における側面図である。 テレビ会議装置の最大開き形態における斜視図である。 テレビ会議装置を用いて行われるテレビ会議の様子を示す図である。 テレビ会議装置のディスプレイに他の複数の拠点のユーザの画像が表示されている状態を示す図(その1)である。 画像データ及び音声データを他の拠点に送信する際の、テレビ会議装置の制御を説明するためのフローチャートである。 テレビ会議装置のディスプレイに他の複数の拠点のユーザの画像が表示されている状態を示す図(その2)である。 図14(A)及び図14(B)は、それぞれ比較例のテレビ会議装置のディスプレイに他の複数の拠点のユーザの画像が表示されている状態を示す図(その1及びその2)である。 変形例1における画像データ及び音声データを他の拠点に送信する際の、テレビ会議装置の制御を説明するためのフローチャートである。 図16(A)及び図16(B)は、それぞれ変形例1におけるディスプレイに他の複数の拠点のユーザの画像が表示されている状態を示す図(その1及びその2)である。 図17(A)及び図17(B)は、それぞれ変形例2におけるディスプレイに他の複数の拠点のユーザの画像が表示されている状態を示す図(その1及びその2)である。 図18(A)及び図18(B)は、それぞれ変形例3におけるディスプレイに他の複数の拠点のユーザの画像が表示されている状態を示す図(その1及びその2)である。 図19(A)〜図19(C)は、それぞれ変形例4におけるディスプレイに他の複数の拠点のユーザの画像が表示されている状態を示す図(その1〜その3)である。 図20(A)及び図20(B)は、それぞれ変形例4におけるディスプレイに他の複数の拠点のユーザの画像が表示されている状態を示す図(その4及びその5)である。 図21(A)及び図21(B)は、それぞれ変形例5におけるディスプレイに他の複数の拠点のユーザの画像が表示されている状態を示す図(その1及びその2)である。 図22(A)〜図22(C)は、それぞれ変形例6におけるディスプレイに発言者がいる他の拠点のユーザの画像のみが表示されている状態を示す図(その1〜その3)である。
以下、一実施形態を図1〜図13に基づいて説明する。図1には、一実施形態に係る通信システムの一例としての会議システム1000が概略的に示されている。この会議システム1000は、少なくとも3つの拠点(例えば10拠点)間でのインターネット(通信網)を介したテレビ会議(情報共有)に用いられる。ここで、テレビ会議とは、動画像と音声を利用して情報共有を図るシステムである。
会議システム1000は、図1に示されるように、一例として、複数(例えば10個)のテレビ会議装置100(通信装置ともいう)を含んで構成されている。
10個のテレビ会議装置100は、一例として、実質的に同一の構成及び機能を有しており、インターネットを介して双方向で通信可能に接続される。
図2(A)及び図2(B)には、テレビ会議装置100の一形態(以下では、基準形態と称する)を異なる方向から見た外観が斜視図にて示されている。
テレビ会議装置100は、図2(A)及び図2(B)に示されるように、基準形態では、全体として、例えばA4版サイズの略矩形平板状の外形(例えば厚さが20mm〜40mm)を有している。
このように、テレビ会議装置100は、基準形態において、薄型コンパクトになるように設計されている。また、テレビ会議装置100は、後に詳述するように、基準形態と、例えば机、テーブル等の上面(載置面)上に載置された状態での使用に適した開き形態との間で形態を移行させることができる。
図3には、基準形態のテレビ会議装置100が、水平な載置面上に載置された状態が示されている。以下、テレビ会議装置100の長手方向をX軸方向、水平面内でX軸方向に直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向のいずれにも直交する方向(鉛直方向)をZ軸方向として説明する。また、テレビ会議装置100は、特に断りがない限り、基準形態になっているものとする。
テレビ会議装置100は、図2(A)〜図3に示されるように、第1筐体10、第2筐体12、ディスプレイ14、電子カメラ16、スピーカ18、マイク20、制御装置24(図4参照)などを備えている。
第1筐体10は、一例として、図2(A)及び図2(B)に示されるように、制御装置24が収容されている制御装置収容部10aと、複数の操作部材が設けられている操作パネル部10bとを有している。
制御装置24は、画像データ及び音声データをエンコード処理またはデコード処理をして、インターネットを介した画像及び音声の送受信を制御する。
この制御装置24は、図4に示されるように、制御用基板としてのメインボード62、音声処理用及び操作用基板としてのサブボード63などを含む。
メインボード62には、一例として、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)104、HDD(Hard Disk Drive)106(もしくはストレージまたは記録デバイス)、データ入出力I/F(Inter face)108、ネットワークI/F110、画像入力I/F112、画像処理部150、画像出力I/F114及び表示処理部140の各構成要素が実装されている。CPU101、ROM102、RAM104、HDD106、データ入出力I/F108、ネットワークI/F110、画像処理部150及び表示処理部140は、アドレスバス、データバス等のバスライン116を介して、双方向通信可能に接続されている。なお、上述した画像データは、動画または間欠画像(一定時間間隔の静止画像)のデータである。
CPU101は、所定のプログラム(テレビ会議装置用プログラム)に基づいてテレビ会議装置100全体の動作を制御する。なお、テレビ会議装置用プログラムに従ったCPU101の命令による、ネットワーク(例えばインターネット)を介した音声及び画像の双方向通信にかかる一連の動作は後述する。
ROM102は、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムが記憶されている。RAM104は、CPU101のワークエリアとして使用される。
HDD106は、上記テレビ会議装置用プログラム、画像データ、音声データ等の各種データが記憶される。なお、HDDに限らず、例えばSSD(Solid State Drive)等を用いてもよい。上記テレビ会議装置用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、例えば記録メディア等の、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記テレビ会議装置用プログラムは、HDD106ではなく、ROM102に記憶されるようにしてもよい。HDD106は、CPU101の制御にしたがってHDD106に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。
データ入出力I/F108は、後述する複数のUSB端子に接続された例えばフラッシュメモリ等の記録メディアMに対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するとともに、USB端子に接続された例えばPC(パーソナルコンピュータ)からのデータの他拠点のテレビ会議装置への送信を制御する。
記録メディアMは、複数のUSB端子のうちの一のUSB端子に着脱自在となっている。なお、例えば記録メディアMがSDメモリ、コンパクトフラッシュ(登録商標)などUSB端子に直接に着脱できないものであれば、USB端子にメモリ読書ドライブを着脱させるように構成しても良いし、別途に、テレビ会議装置100に予めメモリ読書ドライブを設けていても良い。また、記録メディアMとしては、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリに限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
ネットワークI/F110は、後述するLAN端子38(例えばイーサネット(登録商標)端子)を含み、インターネットを介したデータ(画像データ及び音声データ)の入出力(送受信)を行う。すなわち、ネットワークI/F110は、画像データ送信手段としての機能を含む。なお、ネットワークI/F110としては、有線のLAN端子に接続可能なように設けても良いし、また、無線のLANに接続できる無線LANのネットワークI/Fであっても良い。
画像入力I/F112は、後述する電子カメラ16から出力される被写体の画像信号を所定の画像データとして取り込む。
画像処理部150は、後述する音量レベル判断部160での判断結果に応じて、画像入力I/F112で取り込まれた画像データに所定の処理を施す。そして、画像処理部150は、画像入力I/F112で取り込まれた画像データに上記所定の処理を施して又は施さずに、ネットワークI/F110に送る。上記所定の処理については、後に詳述する。
表示処理部140は、他の複数の拠点のテレビ会議装置100からネットワークI/Fを介して取り込まれた複数の画像データが個別に送られてきたときに、該複数の画像データに対して、該複数の画像データに対応する複数の画像をディスプレイ14の表示面上の異なる位置に同じ大きさで同時に表示(分割表示)させるための処理(分割表示処理)を施す。
画像出力I/F114は、表示処理部140で分割表示処理が施された画像データをディスプレイ14で表示可能な画像信号に変換してディスプレイ14に出力する。この結果、ディスプレイ14の表示面には、該画像データに対応する画像が表示される。すなわち、表示処理部140、画像出力I/F114、ディスプレイ14を含んで、上記複数の画像データに対応する複数の画像をディスプレイ14の表示面上の異なる位置に同じ大きさで同時に表示する表示手段が構成されている。
また、画像出力I/F114は、他の拠点のテレビ会議装置100の宛先や画質調整、出力信号の選択などの操作用アイコン等のメニュー画面、インターネットを介して受信されたデータのうちエンコードされた画像データ、及び電子カメラ16により取り込まれた画像データを、例えばディスプレイ14、後述する画像出力端子42に接続される例えば液晶モニタ、液晶テレビ、プロジェクタなどが受け入れ可能な所定のアナログまたはデジタルの画像信号に変換して出力するようになっている。なお、エンコードされた画像データを所定のコーデックを用いてデコードするのはCPU101による。この所定の画像信号としては、アナログRGB信号(VGA)、コンポーネントビデオ信号、HDMI(High―Definition Multimedia Interface)信号、DVI(Digital Video Interactive)信号が挙げられる。
サブボード63には、前述した複数の操作ボタンに対応する複数の操作端子118、音声入出力I/F120、音声制御部122、音量レベル判断部160などの各構成要素が実装されている。複数の操作端子118、音声制御部122及び音量レベル判断部160は、バスライン116を介して、互いに双方向通信可能に接続され、かつメインボード62に実装されバスライン116を介して接続された上記各構成要素と双方向通信可能に接続されている。
音声入出力I/F120は、マイク20により入力された音声信号を所定の音声データとして取り込んで、該音声データを音声制御部122及び音量レベル判断部160に送るとともに、ネットワークI/F110、音声制御部122を介して受信された音声データをスピーカ18で再生可能な音声信号に変換する。
音声制御部122は、後述する一対のボリュームボタン62a、62bが操作されるのに伴いスピーカ18から出力される音の音量を調整し、後述するマイクミュートボタン64が押し下げられる(ON/OFFされる)のに伴いマイク20による音の入力/非入力を切り替える。
また、音声制御部122は、他の拠点のテレビ会議装置100との双方向通信時に、スピーカ18から出力された音がマイク20により入力され、該他の拠点のテレビ会議装置100との間で音波のループを形成して発生するエコー、ハウリングを抑制するエコーキャンセル処理機能を有するとともに、例えば室内の空調の作動音などのマイク20で入力された音を低減させるノイズキャンセル処理機能を有する。
音量レベル判断部160は、音声入出力I/F120を介して取り込まれた音声データの音量レベルが所定の閾値以上であるか否かを判断し、その判断結果を、画像処理部150に送る。
制御装置収容部10aは、図5及び図6を総合すると分かるように、一例として、X軸方向を長手方向とする略矩形平板状の外形を有する箱形部分から成る。
また、図5に示されるように、制御装置収容部10aの+X側の側壁には、4つの開口が形成されており、該4つの開口には、それぞれメインボード62に実装されている通信用のLAN端子38、HDMI用の画像出力端子40、VGAの画像出力端子42、電源端子44(電源ジャック)が嵌め込まれている。画像出力端子40、42に代えて又は加えて、DVI―I端子、コンポーネント端子、D端子、S端子、コンポジット端子が設けられていても良い。
図6に示されるように、制御装置収容部10aの−Y側の側壁の−X側の端部には、一例として、2つの開口が形成されており、該2つの開口には、それぞれメインボード62に実装されているUSB端子28、30が嵌め込まれている。 また、制御装置収容部10aの−Y側の側壁の+X側の端部には、一例として、3つの開口が形成されており、該3つの開口には、それぞれメインボード62に実装されているヘッドフォン接続用端子32、マイク接続用端子34、USB端子36が嵌め込まれている。
また、図7に示されるように、一例として、制御装置収容部10aの−Z側の壁(底壁)の4隅には、4つの開口が形成されており、該4つの開口には、外付け用のバッテリを接続するための、メインボード62に実装された4つのコネクタ46が嵌め込まれている。
操作パネル部10bは、図3、図5及び図6を総合すると分かるように、X軸方向を長手方向とする細長い略矩形平板状の外形を有する箱形部分から成り、制御装置収容部10aの−Y側の端部の+Z側の端に連続している。
操作パネル部10bの+Z側の壁の−X側の領域には、図3に示されるように、一例として、5つの開口がX軸方向に並べて形成されており、該5つの開口には、5つの操作部材が個別に嵌め込まれている。これら5つの操作部材は、一例として、−X側から+X側にかけて順に、電源ボタン48、メニューボタン50、カーソル52、決定ボタン54、通信相手とのインターネット回線を切断するための切断ボタン56となっている。
電源ボタン48は、テレビ会議装置100に対する電源のON/OFFを行うための操作部材である。操作パネル部10bにおける電源ボタン48の近傍には、電源ON時に点灯する電源ランプ49が設けられている。
メニューボタン50は、ディスプレイ14にメニュー画面を呼び出すための操作部材である。
カーソル52は、ディスプレイ14に表示されるメニュー画面内に表示された項目を選択するための操作部材である。すなわち、カーソル52を操作することで、メニュー画面内の項目を選択できるようになっている。
決定ボタン54は、メニュー画面内において選択された項目を決定するための操作部材である。メニュー画面内において選択及び決定される項目としては、例えば、他の拠点のテレビ会議装置100の宛先などが挙げられる。
切断ボタン56は、通信相手のテレビ会議装置100とのインターネット回線を切断するための操作部材である。
操作パネル部10bの+Z側の壁の+X側の領域には、一例として、5つの開口がX軸方向に並べて形成されており、該5つの開口には、5つの操作部材が個別に嵌め込まれている。これら5つの操作部材は、一例として、−X側から+X側にかけて順に、ビュー切換ボタン58、明度調整ボタン60、一対のボリュームボタン62a、62b、マイクミュートボタン64となっている。
ビュー切換ボタン58は、電子カメラ16によって取り込まれた画像のうち、他の拠点に送信する画像を切り換えるための操作部材である。すなわち、例えばある拠点に複数のユーザ(会議参加者)がいる場合に、ビュー切換ボタン58を押すことで、複数のユーザの少なくとも1人が選択的に表示された複数の画像のうちいずれかを他の拠点に送信することができる。
明度調整ボタン60は、ディスプレイ14に表示される画像の明度を調整するための操作部材である。テレビ会議装置100の周囲の明るさに応じて明度調整ボタン60を適宜押圧することで、ディスプレイ14の画面の明るさを視認性の良い適切な明るさに調整することができる。ここでは、一例として、明度調整ボタン60で調整される明度がN段階(Nは、自然数)に設定されており、明度調整ボタン60が押圧される度に、明度が段階的に高く又は低くなり、明度調整ボタン60がN回押圧されると、元の明度に戻るようになっている。
一対のボリュームボタン62a、62bは、スピーカ18から出力される音の音量を調整するための操作部材である。一対のボリュームボタン62a、62bのうち、−X側のボリュームボタン62aを押圧することで、上記音量を下げることができ、+X側のボリュームボタン62bを押圧することで、上記音量を上げることができる。
マイクミュートボタン64は、マイク20のON/OFFを切り替えるための操作部材である。なお、マイク20がONとは、マイク20を介して音声が入力される状態を意味し、マイク20がOFFとは、マイク20を介して音声が入力されない状態を意味する。
第2筐体12は、図2(A)及び図2(B)に示されるように、ディスプレイ14、電子カメラ16の一部、スピーカ18の一部、マイク20の一部が収容されている第1収容部12aと、電子カメラ16の残部(撮影レンズ16aを除く)、スピーカ18の残部、マイク20の残部が収容されている第2収容部12bとを有している。
第1収容部12aは、図3、図5及び図6を総合すると分かるように、X軸方向を長手方向とする略矩形平板状の外形を有する箱形部分から成り、制御装置収容部10aの+Z側であって、操作パネル部10bの+Y側に位置している。ここでは、一例として、テレビ会議装置100が基準形態のとき、第1収容部12aの−Z側の面は、制御装置収容部10aの+Z側の面に当接している。
第1収容部12a内のほぼ中央には、ディスプレイ14がXY平面に平行な状態で収容されている。
ディスプレイ14は、一例として、画像が表示される表示面を有する液晶パネルと、該液晶パネルを挟む位置に配置された2つの電極と、該2つの電極を挟む位置に配置された2つの偏光板とを含む液晶構造体、及び該液晶構造体の一側に配置されたバックライトを含み、全体として、平板状の外形を有している。すなわち、ディスプレイ14は、いわゆる液晶ディスプレイである。
第1収容部12aの+Z側の面には、一例として、ディスプレイ14よりも一回り以上大きな矩形開口が形成されており、該矩形開口には、強化プラスチックからなるカバーパネル26が嵌め込まれている。すなわち、ディスプレイ14は、カバーパネル26によって+Z側から覆われている。カバーパネル26は、ディスプレイ14に対応(対向)する部分が透明となっており、該部分を取り囲む部分が例えば黒色となっている。以下では、カバーパネル26の透明部分をクリアパネル部CPと称し、カバーパネル26の黒色部分をブラックパネル部BPと称する。この場合、ディスプレイ14の液晶パネルは、+Z側からクリアパネル部CPを介して視認可能となっている。
第2収容部12bは、図5及び図6を総合すると分かるように、X軸方向を長手方向とする略矩形平板状の箱形部分から成り、第1収容部12aの+Y側の端部の−Z側の端に連続している。すなわち、第2収容部12bは、第1収容部12aの−Z側の端よりも−Z側に突出している。
図3、図5及び図6を総合すると分かるように、第1収容部12aの+Y側の端部と第2収容部12bとで形成される空間のX軸方向の中央部には、電子カメラ16の撮影レンズ16aを除く部分が収容されており、撮影レンズ16aはブラックパネル部BPに形成された開口から第2筐体12の外部に突出している。
撮影レンズ16aとしては、一例として、X軸方向の視野角が170°で、Y軸方向の視野角が135°の略半球形状の広角レンズが用いられている。
図3、図5及び図6に示されるように、ブラックパネル部BPにおける撮影レンズ16aの+Y側近傍及び−Y側近傍には、撮影レンズ16aを保護するための一対のレンズ保護用突起66a、66bが突設されている。各レンズ保護用突起の外側の面は、湾曲面で構成されており、手指などが触れても、怪我をしないようになっている。
電子カメラ16は、撮影レンズ16aを介して被写体の画像を取り込み、取り込まれた画像を画像信号(電気信号)に変換して画像入力I/F112に出力する(図4参照)。電子カメラ16の撮像素子としては、一例として、CCD、CMOSなどが用いられている。
また、図3に示されるように、第1収容部12aの+Y側の端部と第2収容部12bとで形成される空間の−X側の端部には、スピーカ18が、音声出力方向が概ね+Z方向となるように配置されている。
ここでは、スピーカ18として、例えばフルレンジタイプの丸型のものが採用されているが、その他のものでも良い。スピーカ18は、音声入出力I/F120に結線されており、該音声入出力I/F120から送信される音声信号を音声として出力する(図4参照)。
ブラックパネル部BPにおけるスピーカ18に対応する部分には、スピーカ18から出力された音声を外部に放出するための、複数の小さな貫通孔を含んで構成される音声放出口68が形成されている(図3参照)。
また、第1収容部12aの+Y側の端部と第2収容部12bとで形成される空間における電子カメラ16の+X側の領域には、マイク20が、音声入力方向が概ね−Z方向となるように配置されている。
ここでは、マイク20として、例えば小型の無指向性のものが採用されているが、指向性を有するものを用いても良い。マイク20は、音声入出力I/F120に結線されており、入力した音声を音声信号として音声入出力I/F120に送信する(図4参照)。
ブラックパネル部BPのマイク20に対応する部分には、マイク20を介して入力される音声を取り込むための、少なくとも1つの小さな貫通孔を含んで構成される音声取込口70が形成されている。
また、ブラックパネル部BPの−X側かつ−Y側の角部には、外付け用バッテリの充電量の残量を表示する残量ランプ72、インターネット回線の接続状況を表示する回線ランプ74が設けられている。
以下では、図8に示されるように、X軸に直交し、かつカバーパネル26に平行な軸をα軸、X軸及びα軸に直交する軸をβ軸と称して説明する。そこで、テレビ会議装置100が基準形態のとき、α軸は、Y軸に一致し、β軸は、Z軸に一致する。
ここで、第1収容部12aの−Y側の端部、すなわち−α側の端部は、X軸方向を軸方向とするトルクヒンジ(不図示)を介して第1筐体10に接続されている。そして、ディスプレイ14の液晶パネルは、+β側から視認可能であり、撮影レンズ16aは+β側に露出し、スピーカ18の音声出力方向は、概ね+β側となり、マイクの音声入力方向は、概ね−β側となる。
すなわち、第2筐体12は、上記トルクヒンジの作用により、X軸周りに関して、第1筐体10に当接する当接位置(図5及び図6参照)と第1筐体10から離間する離間位置(図8参照)との間をX軸周りに相対回動可能となっている。そこで、以下では、第2筐体12が離間位置に位置するときのテレビ会議装置100の形態を、開き形態とも称する。
第2筐体12の第1筐体10に対するX軸周りの回動角度θは、テレビ会議装置100が基準形態のとき、すなわち第2筐体12が当接位置に位置するときをθ=0°とすると、例えば0°≦θ≦90°に設定されている。図9では、θ=90°であり、テレビ会議装置100は、最大開き形態になっている。そして、上記トルクヒンジの作用により、第2筐体12を第1筐体10に対してX軸周りの回動角度θの位置でホールドできるようになっている。なお、第2筐体12が当接位置に位置するときのテレビ会議装置100の形態が基準形態である。そこで、以下では、基準形態を、閉じ形態とも称する。
以上のように構成される会議システム1000を用いるテレビ会議の一例を、以下に説明する。ここでは、テレビ会議は、例えば10拠点間で、各拠点に配置されたテレビ会議装置100を用いて行われる(図1参照)。各拠点のユーザ(会議参加者)の人数は、例えば1人とされている。
各拠点のユーザは、図10に示されるように、例えば一室に配置されたテーブルTの−Y側にテーブルT側を向いた状態で着座する。
ユーザは、テレビ会議装置100を、操作パネル部10bが手前側(−Y側)に位置するようにテーブルTの上面に例えば基準形態のまま載置し、第1筐体10に対して第2筐体12をX軸周りに角度φ(例えば60°≦φ≦90°)だけ回動させる。この結果、ディスプレイ14は、第1筐体10を台座として概ね−Y側を向いて起立した状態、すなわち−Y側から視認可能な状態となる。また、この状態では、撮影レンズ16a、スピーカ18及びマイク20が着座したユーザの顔の高さと概ね同じ高さに位置する。そして、この状態では、撮影レンズ16aは概ね−Y側に向き、スピーカ18の音声出力方向は概ね−Y側となり、マイクの音声入力方向は概ね+Y側となる。
また、ユーザは、テレビ会議装置100のテーブルT上への載置に併せて、テレビ会議装置100に対する電気及び通信に関する配線の接続(例えば、LAN端子38とインターネットに接続される端子との結線、電源端子44と外部電源との結線等)を行う。
次いで、ユーザは、電源ボタン48を押してテレビ会議装置100を起動させる。このとき、ディスプレイ14にメニュー画面が表示される。このメニュー画面は、各種調整、会議の開始(双方向通信の開始)等の各項目がアイコンと文字情報で表示される。そこで、ユーザは、カーソル52を操作して、上記メニュー画面上の会議の開始に関する項目を選択し、決定ボタン54を押して、会議の開始を決定する。
会議の開始が決定されると、一拠点のテレビ会議装置100のディスプレイ14のメニュー画面に9つの他拠点の宛先リストが表示され、一拠点のユーザは、カーソル52を操作して、上記宛先リストからテレビ会議(双方向通信)を行いたい他拠点を選択して、決定ボタン54を押して決定する。ここでは、9つの他拠点が選択され、決定される。この結果、一拠点のテレビ会議装置100から9つの他拠点のテレビ会議装置100へ双方向通信の要求が送信される。
各他拠点のテレビ会議装置100では、その双方向通信の要求が着信すると、その要求の容認及び拒否それぞれに関する項目を、ディスプレイ14に表示されたメニュー画面上に表示する。
そこで、各他拠点のユーザは、該他拠点のテレビ会議装置100のカーソル52及び決定ボタン54を操作することにより、上記容認及び拒否それぞれに関する項目のうちのいずれかを選択、決定する。ここでは、容認に関する項目が選択、決定され、この結果、10個のテレビ会議装置100は、インターネットを介して互いに双方向通信可能に接続される。
10個のテレビ会議装置100間で双方向通信が開始されると、各拠点のテレビ会議装置100の電子カメラ16で取り込まれた該拠点のユーザの画像がインターネットを介して他の9拠点のテレビ会議装置100に送信され、該テレビ会議装置100のディスプレイ14に表示される。
また、各拠点のテレビ会議装置100のマイク20で取り込まれた該拠点のユーザの音声が、インターネットを介して他の9拠点のテレビ会議装置100に送信され、該テレビ会議装置100のスピーカ18から出力される。
このようにして、10拠点間での高品質な画像及び音声の双方向通信によるテレビ会議が行われる。
ここで、各拠点のテレビ会議装置100は、他の9拠点のテレビ会議装置100から個別に送られてくる画像データに応じた他の9拠点のユーザの画像を、ディスプレイ14の表示面の異なる位置に同じ大きさで同時に表示する(図11参照)。図11では、他の9拠点のユーザの画像は、一例として、表示面上で3×3のマトリクス状に配列されている。
そして、各拠点のユーザは、テレビ会議装置100のディスプレイ14に表示された9つの他拠点のユーザの姿(画像)を視野に入れ、スピーカ18から出力される各他拠点のユーザの音声を聞いて、該他拠点のユーザと対話による会議を行う。この会議は、例えば、10拠点のユーザのうち、いずれかの拠点のユーザが発言者となり、残りの拠点のユーザが聴者となる質疑応答形式で進められる。
ここで、前述したように、9つの他拠点のユーザの画像は、一拠点のテレビ会議装置100のディスプレイ14の表示面に同じ大きさで、すなわち表示面の1/9の大きさで表示されるため、一拠点のユーザは、9つの他拠点のユーザのうち、いずれのユーザが現時点の発言者であるかを視覚的に容易に認識(一見して把握)することができない。特に、発言者の表情、シェスチャー等を視認できないと、発言者の意図、思想等を理解することが困難となり、会議の進行に支障を来すことになる。
そこで、一拠点のユーザに、9つの他拠点のユーザのうち、いずれのユーザが現時点の発言者であるかを容易に視認(一見して把握)させるために、各拠点のテレビ会議装置では、以下に説明する制御が行われる。
この制御は、各拠点に配置されたテレビ会議装置100で同様に行われる。そこで、以下では、10拠点のうち、1つの拠点に配置されたテレビ会議装置100で行われる制御について図4及び図12を参照して代表的に説明する。なお、図12のフローチャートは、制御装置24の処理アルゴリズムに対応している。
最初のステップS1では、ユーザの画像データがテレビ会議装置100によって取得される。具体的には、テレビ会議装置100の電子カメラ16の撮影視野内に位置するユーザの画像が電子カメラ16で画像信号に変換され、画像入力I/F112で画像データとして取り込まれる。この場合、電子カメラ16及び画像入力I/F112を含んで、ユーザの画像データを取得する画像データ取得手段が構成される。
次のステップS2では、ユーザの音声データがテレビ会議装置100によって取得される。具体的には、ユーザの音声がテレビ会議装置100のマイク20で音声信号に変換され、音声入出力I/F120で音声データとして取り込まれる。この場合、マイク20及び音声入出力I/F120を含んで、ユーザの音声データを取得する音声データ取得手段が構成される。
次のステップS3では、取得されたユーザの音声データの音量レベルが所定の閾値以上であるか否かが判断される。具体的には、音量レベル判断部160によって、音声入出力I/Fを介して取り込まれた音声データの音量レベル(音量の大きさ)が所定の閾値以上であるか否かが判断される。この閾値は、各拠点における発言者の有無を判定するための指標(基準)となる値である。すなわち、音量レベル判断部160は、発言者の有無を判定する判定手段として機能する。ステップS3での判断が肯定されると、次のステップS4に移行する。一方、ステップS3での判断が否定されると、ステップS4の次のステップであるステップS5に移行する。
ステップS4では、画像データに彩色が付加される。具体的には、画像処理部150が、画像入力I/F112を介して取り込まれた画像データに該画像データに対応する画像の外縁が矩形の色付き枠で囲まれるような処理(彩色処理)を施す。この場合、色付き枠の色は、表示面の背景色と対照的な色(コントラストが大きい色)であることが好ましい。
ステップS5では、彩色処理が施されている画像データ及び彩色処理が施されていない画像データのいずれかが他の拠点に送信される。具体的には、ステップS3で発言者がいると判定された場合に、ステップS4で彩色処理が施された画像データがネットワークI/F110、インターネットを介して他の拠点のテレビ会議装置100に送信される。一方、ステップS3で発言者がいないと判定された場合に、ステップS1で取得された画像データがそのままネットワークI/F110、インターネットを介して他の複数の拠点のテレビ会議装置100に送信される。すなわち、ネットワークI/F110は、彩色処理が施されている画像データ及び彩色処理が施されていない画像データのいずれかを、インターネットを介して他の複数の拠点のテレビ会議装置100に送信する。
次のステップS6では、ステップS2で取得された音声データが音声制御部122、ネットワークI/F110、インターネットを介して他の拠点のテレビ会議装置100に送信される。ステップS6が実行されると、フローは、終了する。
なお、図12におけるステップS1及びS2の順序は、逆であっても良い。また、ステップS1及びS2の処理内容は、並行して行われても良い。また、図12におけるステップS5及びS6の順序は、逆であっても良い。また、ステップS5及びS6の処理内容は、並行して行われても良い。さらに言えば、ステップS5及びステップS6における画像データと音声データを一つのデータとして送信しても良い。この場合は、ステップS5及びステップS6の代わりに、新たなステップS5として、画像データと音声データを他の拠点に送信するステップが加わる。
結果として、1つのテレビ会議装置100からの画像データ及び音声データは、他の9拠点のテレビ会議装置100で受信され、1つのテレビ会議装置100のディスプレイ14の表示面上の異なる位置に同じ大きさで同時に表示される(図11又は図13参照)。
この結果、ユーザは、他の9拠点のいずれかに発言者がいる場合には、表示面上に表示された他の9拠点のユーザのうち、例えば図13に示される色付き枠(彩色処理がなされた)で囲まれたユーザが現時点の発言者であることを視覚的に容易に認識(一見して把握)できる。一方、ユーザは、他の9拠点のいずれにも発言者がいない場合には、発言者がいないことを一見して把握できる(図11参照)。
ここで、仮に極短時間(例えば数秒間)に他の複数の拠点に発言者いると判定された場合には、表示面上で色付き枠が複数のユーザ間で頻繁に移動することになるが、発言者の画像が大きくなるような視覚効果に比べて、表示面を視ているユーザには、視覚的な負担は、ほとんど掛からない。
以上説明したように本実施形態の会議システム1000は、少なくとも3つの拠点(例えば10拠点)に個別に配置された複数(例えば10個)のテレビ会議装置100を備え、複数(例えば10個)のテレビ会議装置100それぞれは、対応する拠点のユーザの画像データを取得する、電子カメラ16を含む画像データ取得手段と、前記ユーザの音声データを取得する、マイク20を含む音声データ取得手段と、取得された音声データの音量レベルが所定の閾値以上であるか否かを判断する音量レベル判断部160と、該音量レベル判断部160での判断が肯定されたときに、取得された画像データに彩色処理を施す画像処理部150と、彩色処理が施されている画像データ及び彩色処理が施されていない画像データのいずれかを、インターネットを介して他の複数(例えば9個)のテレビ会議装置100に送信するネットワークI/F110と、他の複数(例えば9個)のテレビ会議装置100のネットワークI/F110から個別に送信される複数(例えば9つ)の画像データに対応する複数(例えば9つ)の画像を表示面上の異なる位置に同じ大きさで同時に表示する、ディスプレイ14を含む表示手段と、を有している。
この場合、各拠点のテレビ会議装置100のディスプレイ14の表示面上の異なる位置に他の複数(例えば9つ)の拠点のユーザの画像が同じ大きさで同時に表示される。この際、他の複数の拠点のユーザの画像のうち、発言者がいる拠点のユーザの画像データに彩色処理が施され、該画像データに対応する画像は、彩色が施された状態で表示面に表示される。
この結果、各拠点のユーザに、視覚的な負担を掛けることなく、発言者がいる他の拠点のユーザの画像を視覚的に容易に認識させることができる。
一方、例えば図14(A)及び図14(B)に示される比較例では、各拠点のディスプレイの表示面内の異なる位置に、他の9拠点のユーザの画像が同じ大きさで同時に表示され(図14(A)参照)、他の拠点に発言者がいると、発言者がいる他の拠点の画像のみが拡大表示される(図14(B)参照)。この場合、他の複数の拠点のユーザが同時に発言すると、拡大される画像が頻繁に切り替わり、各拠点のユーザに視覚的な負担が掛かる。
なお、上記実施形態では、ユーザの音声データの音量レベルが、閾値以上の場合に該ユーザの画像データに処理を施し、閾値未満の場合に該ユーザの画像に処理を施さないこととしているが、これに限られない。例えば、図15に示される変形例1のように、ユーザの音声データの音量レベルが閾値以上の場合に、処理を施さず、閾値未満の場合に、該ユーザの画像データにコントラストダウン処理(画像の明度を暗くする処理)を施しても良い。すなわち、コントラスダウン処理は、画像の明度を通常の明度未満にする処理である。
すなわち、変形例1では、図15のフローチャートのステップS13での判断が肯定された場合には、画像データに処理が施されない(図16(A)参照)。一方、ステップS13での判断が否定された場合には、画像データにコントラストダウン処理(ステップS14)が施される(図16(B)参照)。なお、図15におけるステップS11、S12、S13、S15、S16は、それぞれ図12におけるステップS1、S2、S3、S5、S6と同じ処理内容である。さらに言えば、ステップS15及びステップS16における画像データと音声データを一つのデータとして送信しても良い。この場合は、ステップS15及びステップS16の代わりに、新たなステップS15として、画像データと音声データを他の拠点に送信するステップが加わる。
変形例1によると、各拠点のディスプレイの表示面の異なる位置に表示された他の9拠点のユーザの画像のうち、発言者でないユーザの画像が暗く表示される(図16(B)参照)。この結果、発言者であるユーザの画像は、相対的に明るく表示されるため、発言者の画像を一見して把握できる(図16(B)参照)。
なお、変形例1におけるステップS14において、発言者がいる拠点のユーザの画像データに、コントラストダウン処理に併せて、例えば解像度を下げる処理、フレームレートを下げる処理等を施しても良い。この場合、各拠点のテレビ会議装置100のCPU101の負荷を低減することができ、ひいては消費電力の低減を図ることができる。
また、図17(A)及び図17(B)に示される変形例2のように、ユーザの音声データの音量レベルが閾値以上の場合に、該ユーザの画像に処理を施さず(図17(A)参照)、閾値未満の場合に、該ユーザの画像データに解像度を下げる処理を施すこととしても良い(図17(B)参照)。
この場合、発言者の画像のみが鮮明に表示されるため、発言者の画像を一見して把握でき、かつ消費電力の低減を図ることができる(図16(B)参照)。
なお、第2変形例において、発言者の画像データに解像度を下げる処理に代えて又は加えて、フレームレートを下げる処理を施しても良い。この場合も、消費電力の低減を図ることができる。
以上の説明から分かるように、本発明では、各拠点のディスプレイの表示面に表示される他の複数の拠点(例えば9拠点)のユーザの画像のうち、発言者であるユーザの画像(前者)及び発言者でないユーザの画像(後者)の少なくとも一方に、前者と後者を視覚的に識別させるための処理が施されれば良い。
例えば図18(A)に示される第3変形例(その1)のように、発言者であるユーザのみを図形(例えば円、楕円、多角形等)で囲むような処理を施しても良いし、例えば図18(B)に示される第3変形例(その2)のように、発言者でないユーザの画像全体に×印を付加する処理を施しても良い。
また、例えば図19(A)〜図20(B)に示される第4変形例(その1〜その5)のように、発言者であるユーザの画像のみに、図形(例えば少なくとも1つの星印)、記号(例えば少なくとも1つの矢印)、文字(例えば片仮名のレ(チェックマーク)、漢字)、数字、模様、及びこれらの組み合わせ(例えば文字と図形の組み合わせ)を付加する処理を施しても良い。
また、例えば図21(A)に示される第5変形例(その1)のように、発言者であるユーザの画像及び発言者でないユーザの画像の双方に、図形、記号、文字数字、模様の少なくとも1つを付加する処理を施しても良い。
また、例えば図21(B)に示される第5変形例(その2)のように、発言者でないユーザの画像のみに、図形、記号、文字、数字、模様の少なくとも1つを付加する処理を施しても良い。この場合、発言者でない複数のユーザの画像同士を識別する必要がないため、発言者でない複数のユーザの画像に付加される図形等は、実質的に同一であることが好ましい。
また、例えば図22(A)〜図22(C)に示されるように、発言者でないユーザの画像上に例えば白ベタ画像、黒ベタ画像、ハーフトーンのベタ画像を重ねる処理を施しても良い。
また、上記実施形態では、発言者であるユーザの画像を色付き枠で囲むような処理(彩色処理)を施しているが、これに代えて又は加えて、発言者であるユーザの画像を例えば太枠、2重枠等で囲むような処理を施しても良い。
また、上記実施形態及び各変形例では、表示処理部によって、ディスプレイの表示面上の異なる位置に他の複数の拠点のユーザの画像が同じ大きさで同時に表示(分割表示)されているが、これに限られない。例えば、他の複数の拠点のユーザの画像が表示面上の異なる位置に同じ大きさで同時に表示されるように、複数の画像データをインターネットに接続されたサーバで合成し、合成された画像データに対応する画像を各拠点のディスプレイに表示することとしても良い。また、例えば、制御装置に画像データ合成部を設けて、他の複数の拠点のユーザの画像を表示面上の異なる位置に同じ大きさで同時に表示されるように、複数の画像を画像データ合成部で合成し、合成された画像データに対応する画像を各拠点のディスプレイに表示することとしても良い。これらの場合、表示処理部は、必須ではない。
また、上記実施形態及び各変形例では、テレビ会議は、10拠点間で行われているが、これに限らず、要は、少なくとも3つの拠点間で行われれば良い。この場合も、各拠点にテレビ会議装置100を配置することが好ましい。
また、上記実施形態及び各変形例では、発言者の有無を判定する判定手段として、音量レベル判断部160が採用されているが、これに限らず、要は、画像データ取得手段で取得された画像データ及び音声データ取得手段で取得された音声データの少なくとも一方に基づいて、発言者の有無を判定できる手段であれば良い。例えば、画像データからユーザの口の動きを解析し、発言しているか否かを判断し、この判断結果に応じて、又はこの判断結果及び音量レベル判断部160の判断結果に応じて、発言者の有無を判定しても良い。
また、上記実施形態及び各変形例では、表示手段が画像を表示する表示面は、ディスプレイ14の表示面とされているが、これに限られない。例えば、スクリーンの表面(例えばテレビ会議装置にプロジェクタを接続した場合)、外部モニタの画面、テレビの画面、パソコンの画面等であっても良い。この場合、ディスプレイ14は、必須ではない。また、表示面の大きさも特に限定されない。
また、上記実施形態及び各変形例では、ディスプレイとして、いわゆる液晶ディスプレイが採用されているが、これに限らず、例えばプラズマディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイなどの、他のディスプレイを採用しても良い。
また、上記実施形態及び各変形例では、電子カメラ、マイク及びスピーカは、筐体に一体に設けられているが、これらの少なくとも1つは、筐体と別体であっても良い。
また、上記実施形態及び各変形例では、テレビ会議装置100は、一室内で用いられているが、これに限定されない。テレビ会議装置100は、上述の如く、携帯性に優れるため、特定の会議室内に据え置かれる必要はなく、自由に持ち運びし、様々な場所で用いられることが期待できる。
また、上記実施形態及び各変形例では、本発明は、いわゆるポータブルタイプ(可搬型)のテレビ会議装置100に適用されたが、本発明は、いわゆる据え置き型のテレビ会議装置にも適用できる。
また、上記実施形態及び各変形例では、各拠点のユーザの数は、1人とされているが、これに限らず、複数人であっても良い。この場合、例えば、各拠点の全ユーザが表示された画像を他の拠点に送っても良いし、ビュー切換ボタン58を操作して、該拠点の一部のユーザが表示された画像を他の拠点に送っても良い。
上記実施形態では、会議装置の一例として、画像及び音声の双方向通信(送受信)が可能なテレビ会議装置100について説明したが、本発明は、これに限らず、画像及び音声の一方のみの送受信が可能なもの(例えば、電話会議装置など)にも適用可能である。
また、上記実施形態及び各変形例では、通信装置として、テレビ会議装置100が採用されているが、これに限られない。例えば、通信網としての電話回線を介して音声の送受信のみを行う電話会議装置が採用されても良い。すなわち、本発明の通信装置は、少なくとも3つの拠点間での画像及び音声の少なくとも一方の送受信による情報共有に用いられるコミュニケーションツールとして多様な態様で使用可能である。
本実施形態のテレビ会議装置(通信装置ともいう)で実施されるフローを実行するプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態のテレビ会議装置(通信装置ともいう)で実施されるフローを実行するプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のテレビ会議装置(通信装置ともいう)で実施されるフローを実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、本実施形態のテレビ会議装置(通信装置ともいう)で実施されるフローを実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
なお、上記の実施の形態では、本発明をテレビ会議の専用装置に適用した例を挙げて説明したが、パーソナルコンピュータ、スマートフォンなどのカメラと音声入力の機能を備えた装置であればいずれにも適用することができる。
14…ディスプレイ(表示手段の一部)、16…電子カメラ(画像データ取得手段の一部)、20…マイク(音声データ取得手段の一部)、100…テレビ会議装置(通信装置)、110…ネットワークI/F(送信手段)、112…画像入力I/F(画像データ取得手段の一部)、114…画像出力I/F(表示手段の一部)、120…音声入出力I/F(音声データ取得手段の一部)、140…表示処理部(表示手段の一部)、150…画像処理部(処理手段)、160…音量レベル判断部(判定手段)、1000…会議システム。
特願2000−253374号公報

Claims (9)

  1. 少なくとも3つの拠点に個別に配置された少なくとも3つの通信装置が通信網を介した情報共有に用いられる通信システムで用いられる通信装置であって、
    対応する前記拠点の画像データを取得する画像データ取得手段と、
    前記拠点の音声データを取得する音声データ取得手段と、
    取得された前記画像データ及び前記音声データの少なくとも一方に基づいて、対応する前記拠点における発言者の有無を判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に応じて、取得された前記画像データに所定の処理を施すことが可能な処理手段と、
    前記処理が施されている前記画像データ及び前記処理が施されていない前記画像データのいずれかを、前記通信網を介して他の複数の前記通信装置に送信する送信手段と、
    他の複数の前記通信装置の送信手段から個別に送信される複数の前記画像データに対応する複数の画像を表示面上の異なる位置に同じ大きさで表示する表示手段と、を有し、
    前記処理は、発言者がいると判定された前記拠点の画像と、発言者がいないと判定された前記拠点の画像とを視覚的に識別させるための処理である通信装置。
  2. 前記処理は、発言者がいると判定された前記拠点の画像データ、及び発言者がいないと判定された前記拠点の画像データの少なくとも一方に施される請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記処理は、発言者がいると判定された前記拠点の画像データに識別用の彩色を付加することを含む請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記処理は、発言者がいると判定された前記拠点の画像データに識別用の文字、数字、記号、図形、模様の少なくとも1つを付加することを含む請求項1〜3のいずれか一項に記載の通信装置。
  5. 前記処理は、発言者がいないと判定された前記拠点の画像データの明度を、発言者がいると判定された前記拠点の画像データの明度よりも低くすることを含む請求項1〜4のいずれか一項に記載の通信装置。
  6. 前記処理は、発言者がいないと判定された前記拠点の画像データの解像度を、発言者がいると判定された前記拠点の画像データの解像度よりも低くすることを含む請求項1〜5のいずれか一項に記載の通信装置。
  7. 前記処理は、発言者がいないと判定された前記拠点の画像データのフレームレートを、発言者がいると判定された前記拠点の画像データのフレームレートよりも低くすることを含む請求項1〜6のいずれか一項に記載の通信装置。
  8. 前記判定手段は、前記音声データの音量レベルが所定の閾値以上であるか否かに応じて、前記処理を施すことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の通信装置。
  9. 少なくとも3つの拠点間に個別に配置された少なくとも3つの通信装置が通信網を介して情報共有を行う通信システムにおける該通信装置の通信方法であって、
    拠点で画像データを取得する工程と、
    拠点で音声データを取得する工程と、
    前記取得された前記画像データ及び前記音声データの少なくとも一方に基づいて、対応する前記拠点における発言者の有無を判定する工程と、
    前記判定する工程での判定結果に応じて、取得された前記画像データに所定の処理を施す工程と、
    前記処理が施されている前記画像データ及び前記処理が施されていない前記画像データのいずれかを、前記通信網を介して他の複数の前記拠点に送信する工程と、
    他の複数の前記拠点から個別に送信される複数の前記画像データに対応する複数の画像を表示面上の異なる位置に同じ大きさで表示する工程と、を含み、
    前記処理は、発言者がいると判定された前記拠点の画像と、発言者がいないと判定された前記拠点の画像とを視覚的に識別させるための処理である、通信装置の通信方法。
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