JP2014170879A - 電子部品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁性領域と非磁性領域との境界において空孔が発生することを抑制できる電子部品の製造方法を提供する。
【解決手段】複数の絶縁体層を備えたマザー積層体であって、該複数の非磁性体層16a〜16dとなるべきセラミックグリーンシート上にNiペーストを塗布し、Ni層17a〜17dが設けられたマザー積層体を作製する。前記マザー積層体を焼成することにより前記Ni層17a〜17dから前記非磁性体層16a〜16dへNiが拡散する。これによりNi層17a〜17dの周囲に磁性領域を形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子部品の製造方法に関し、より特定的には、複数の絶縁体層が積層されて構成された積層体を有する電子部品の製造方法に関する。
従来の電子部品の製造方法に関する発明としては、例えば、特許文献1に記載の積層型コモンモードチョークコイルアレイの製造方法が知られている。積層型コモンモードチョークコイルアレイでは、複数の非磁性絶縁材シート、コア材料層及び内部導体を備えている。複数の非磁性絶縁材シートは、積層されることにより積層体を構成している。内部導体は、渦巻状のコイル導体であり、非磁性絶縁材シート上に設けられている。コア材料層は、渦巻状の内部導体の中心に設けられている。これにより、積層型コモンモードチョークコイルアレイでは、内部導体の中心に磁性体領域が形成されている。
以上のような積層型コモンモードチョークコイルアレイは、以下の工程により作製される。より詳細には、非磁性絶縁材シート上にスクリーン印刷法等の方法により、内部導体を印刷する。次に、NiOを含有するセラミックス材料からなる印刷ペーストを用いて、コア材料層を非磁性絶縁材シート上に印刷する。この後、複数の非磁性絶縁材シートを積層して積層体を作製し、該積層体を焼成する。
ところで、非磁性材料シートのセラミックス材料の粒径とNiOを含有するセラミックス材料の粒径とが異なっていると、積層体の焼成時に、非磁性絶縁材シートの焼結状態とコア材料層の焼結状態とが異なってしまう。その結果、非磁性絶縁材シートとコア材料層との境界において空孔が発生するおそれがある。したがって、特許文献1に記載の積層型コモンモードチョークコイルアレイの製造方法では、非磁性材料シートのセラミックス材料の粒径とNiOを含有するセラミックス材料の粒径とをそろえる必要があった。
特開2006−210403号公報
そこで、本発明の目的は、磁性領域と非磁性領域との境界において空孔が発生することを抑制できる電子部品の製造方法を提供することである。
本発明の一形態に係る電子部品の製造方法は、複数の絶縁体層を備えた積層体であって、該複数の絶縁体層の少なくとも一部の絶縁体層上にNiペーストが塗布されることにより形成されたNi層が設けられた積層体を作製する工程と、前記積層体を焼成する工程と、を備えていること、を特徴とする。
本発明によれば、磁性領域と非磁性領域との境界において空孔が発生することを抑制できる。
一実施形態に係る電子部品の製造方法において製造される電子部品の外観斜視図である。 図1の電子部品の積層体の分解斜視図である。 図1の電子部品のA−Aにおける断面構造図である。
以下に、本発明の一実施形態に係る電子部品の製造方法について説明する。
(電子部品の構成)
まず、電子部品の構成について説明する。図1は、一実施形態に係る電子部品の製造方法において製造される電子部品10の外観斜視図である。図2は、図1の電子部品10の積層体12の分解斜視図である。図3は、図1の電子部品10のA−Aにおける断面構造図である。以下では、電子部品10の積層方向をz軸方向と定義し、z軸方向から電子部品10を平面視したときに2辺が延在している方向をx軸方向及びy軸方向と定義する。x軸方向、y軸方向及びz軸方向は互いに直交している。
電子部品10は、図1及び図2に示すように、積層体12、外部電極14a〜14d、Ni層17a〜17d、コイル導体層18a,18b、引き出し導体層20a〜20d及びビアホール導体b1,b2を備えている。電子部品10は、例えば、コモンモードチョークコイルとして用いられる。なお、コモンモードチョークコイルは、一般的な電子部品であるので、詳細な説明については省略する。
積層体12は、直方体状をなしており、磁性体層15a〜15c、非磁性体層16a〜16d及び磁性体層15d〜15fがz軸方向の正方向側から負方向側へとこの順に積層されて構成されている。磁性体層15a〜15fは、Ni−Cu−Zn系フェライトからなる絶縁体層であり、正方形状をなしている。非磁性体層16a〜16dは、Cu−Zn系フェライトからなる絶縁体層であり、正方形状をなしている。以下では、磁性体層15a〜15f及び非磁性体層16a〜16dのz軸方向の正方向側の面を表面と呼び、磁性体層15a〜15f及び非磁性体層16a〜16dのz軸方向の負方向側の面を裏面と呼ぶ。
コイル導体層18aは、非磁性体層16bの表面上に設けられており、時計回り方向に周回しながら中心に向かう渦巻状をなしている。コイル導体層18bは、非磁性体層16cの表面上に設けられており、反時計回り方向に周回しながら中心に向かう渦巻状をなしている。コイル導体層18a,18bは、z軸方向から平面視したときに、重なり合っている。これにより、コイル導体層18a,18bは互いに磁界結合している。
引き出し導体層20aは、非磁性体層16aの表面上に設けられており、非磁性体層16aの中央付近から非磁性体層16aのy軸方向の正方向側の辺に引き出されている。引き出し導体層20aのy軸方向の負方向側の端部は、z軸方向から平面視したときに、コイル導体層18aの内側の端部と重なっている。引き出し導体層20aのy軸方向の正方向側の端部は、非磁性体層16aのy軸方向の正方向側の辺の中央よりもx軸方向の負方向側に位置している。
引き出し導体層20bは、非磁性体層16bの表面上に設けられており、コイル導体層18aの外側の端部から非磁性体層16bのy軸方向の負方向側の辺に引き出されている。引き出し導体層20bのy軸方向の負方向側の端部は、非磁性体層16bのy軸方向の負方向側の辺の中央よりもx軸方向の負方向側に位置している。
引き出し導体層20cは、非磁性体層16cの表面上に設けられており、コイル導体層18bの外側の端部から非磁性体層16cのy軸方向の負方向側の辺に引き出されている。引き出し導体層20cのy軸方向の負方向側の端部は、非磁性体層16cのy軸方向の負方向側の辺の中央よりもx軸方向の正方向側に位置している。
引き出し導体層20dは、非磁性体層16dの表面上に設けられており、絶縁体層16dの中央付近から非磁性体層16dのy軸方向の正方向側の辺に引き出されている。引き出し導体層20dのy軸方向の負方向側の端部は、z軸方向から平面視したときに、コイル導体層18bの内側の端部と重なっている。引き出し導体層20dのy軸方向の正方向側の端部は、非磁性体層16dのy軸方向の正方向側の辺の中央よりもx軸方向の正方向側に位置している。
ビアホール導体b1は、非磁性体層16aをz軸方向に貫通しており、引き出し導体層20aのy軸方向の負方向側の端部とコイル導体層18aの内側の端部とを接続している。ビアホール導体b2は、非磁性体層16cをz軸方向に貫通しており、引き出し導体層20dのy軸方向の負方向側の端部とコイル導体層18bの内側の端部とを接続している。
Ni層17a〜17dはそれぞれ、非磁性体層16a〜16dの表面上の中央(対角線交点)に設けられている円形の導体層である。Ni層17a〜17dはそれぞれ、z軸方向から平面視したときに、コイル導体層18a,18bの中心に設けられている。Ni層17a〜17dは、後述するように、非磁性体層16a〜16dの表面上にNiペーストが塗布されることにより形成されている。そして、Ni層17a〜17dは、Znを含有していない。
ここで、Ni層17a〜17dがそれぞれ非磁性体層16a〜16dの表面上に設けられることにより、NiがNi層17a〜17dから周囲の非磁性体層16a〜16dに拡散している。これにより、図3に示すように、Ni層17a〜17dの周囲には、磁性領域Ra〜Rdが形成されている。磁性領域Ra〜Rdでは、Ni層17a〜17dから離れるにしたがってNi濃度が低くなっている。図3では、Ni層17a〜17dから離れるにしたがってNi濃度が低くなっていることを示すために、磁性領域Ra〜Rdのハッチングの幅を変化させている。磁性領域Ra〜Rdにおいて、ハッチングの間隔が狭い領域はNi濃度が高い領域であることを意味し、ハッチングの間隔が広い領域はNi濃度が低い領域であることを意味する。
外部電極14a,14dは、積層体12のy軸方向の正方向側の側面においてz軸方向に延在している。また、外部電極14a,14dのz軸方向の両端は、積層体12のz軸方向の正方向側の上面及びz軸方向の負方向側の底面に折り返されている。外部電極14aは、引き出し導体層20aに接続されている。外部電極14dは、引き出し導体層20dに接続されている。
外部電極14b,14cは、積層体12のy軸方向の負方向側の側面においてz軸方向に延在している。また、外部電極14b,14cのz軸方向のz軸方向の両端は、積層体12のz軸方向の正方向側の上面及びz軸方向の負方向側の底面に折り返されている。外部電極14bは、引き出し導体層20bに接続されている。外部電極14cは、引き出し導体層20cに接続されている。
(電子部品の製造方法)
以上のように構成された電子部品10の製造方法について図面を参照しながら説明する。
まず、図2に示す磁性体層15a〜15fとなるべきセラミックグリーンシートを形成する。具体的には、酸化第二鉄(Fe2O3)、酸化亜鉛(ZnO)及び酸化銅(CuO)及び酸化ニッケル(NiO)を所定の比率で秤量したそれぞれの材料を原材料としてボールミルに投入し、湿式調合を行う。得られた混合物を乾燥してから粉砕し、得られた粉末を800℃で1時間仮焼する。得られた仮焼粉末をボールミルにて湿式粉砕した後、乾燥してから解砕して、フェライトセラミック粉末を得る。
このフェライトセラミック粉末に対して結合剤(酢酸ビニル、水溶性アクリル等)と可塑剤、湿潤材、分散剤を加えてボールミルで混合を行い、その後、減圧により脱泡を行う。得られたセラミックスラリーをドクターブレード法により、キャリアシート上にシート状に形成して乾燥させ、磁性体層15a〜15fとなるべきセラミックグリーンシートを作製する。
次に、図2に示す非磁性体層16a〜16dとなるべきセラミックグリーンシートを形成する。具体的には、酸化第二鉄(Fe2O3)、酸化亜鉛(ZnO)及び酸化銅(CuO)を所定の比率で秤量したそれぞれの材料を原材料としてボールミルに投入し、湿式調合を行う。得られた混合物を乾燥してから粉砕し、得られた粉末を800℃で1時間仮焼する。得られた仮焼粉末をボールミルにて湿式粉砕した後、乾燥してから解砕して、フェライトセラミック粉末を得る。
このフェライトセラミック粉末に対して結合剤(酢酸ビニル、水溶性アクリル等)と可塑剤、湿潤材、分散剤を加えてボールミルで混合を行い、その後、減圧により脱泡を行う。得られたセラミックスラリーをドクターブレード法により、キャリアシート上にシート状に形成して乾燥させ、非磁性体層16a〜16dとなるべきセラミックグリーンシートを作製する。
次に、非磁性体層16a,16cとなるべきセラミックグリーンシートのそれぞれに、ビアホール導体b1,b2を形成する。具体的には、非磁性体層16a,16cとなるべきセラミックグリーンシートにレーザビームを照射してビアホールを形成する。次に、このビアホールに対して、Ag,Pd,Cu,Auやこれらの合金などの導電性ペーストを印刷塗布などの方法により充填する。
次に、図2に示すように、非磁性体層16a〜16dとなるべきセラミックグリーンシート上にコイル導体層18a,18b及び引き出し導体層20a〜20dを形成する。具体的には、非磁性体層16a〜16dとなるべきセラミックグリーンシート上に、Ag,Pd,Cu,Auやこれらの合金などを主成分とする導電性ペーストをスクリーン印刷法やフォトリソグラフィ法などの方法で塗布することにより、コイル導体層18a,18bを形成する。なお、コイル導体層18a,18bを形成する工程とビアホールに対して導電性ペーストを充填する工程とは、同じ工程において行われてもよい。
次に、図2に示すように、非磁性体層16a〜16dとなるべきセラミックグリーンシート上にNi層17a〜17dを形成する。具体的には、非磁性体層16a〜16dとなるべきセラミックグリーンシート上に、Niを主成分としZnを含有しないNiペーストをスクリーン印刷法やフォトリソグラフィ法などの方法で塗布することにより、Ni層17a〜17dを形成する。Niペーストは、例えば、金属ニッケル粉末、無機酸化物、樹脂、溶剤により構成されている。
次に、図2及び図3に示すように、磁性体層15a〜15c、非磁性体層16a〜16d及び磁性体層15d〜15fとなるべきセラミックグリーンシートをこの順に並べて積層・圧着する。磁性体層15a〜15c、非磁性体層16a〜16d及び磁性体層15d〜15fとなるべきセラミックグリーンシートの積層・圧着は、1枚ずつ積層して仮圧着した後、未焼成のマザー積層体を静水圧プレスなどにより加圧して本圧着を行う。これにより、未焼成のマザー積層体を得る。未焼成のマザー積層体は、Znを含有する複数の非磁性体層16a〜16dとなるべきセラミックグリーンシートを備えている。また、未焼成のマザー積層体には、複数の非磁性体層16a〜16dとなるべきセラミックグリーンシート上にNiペーストが塗布されることにより形成されたNi層17a〜17dが設けられている。
次に、マザー積層体をカット刃により所定寸法(2mm×2.25mm×1.1mm)の積層体12にカットする。これにより未焼成の積層体12が得られる。この未焼成の積層体12に脱バインダー処理及び焼成を行う。脱バインダー処理は、例えば、低酸素雰囲気中において500℃で2時間の条件で行われる。焼成は、例えば、870℃〜900℃で2.5時間の条件で行われる。焼成工程では、図3に示すように、Ni層17a〜17dから非磁性体層16a〜16dへとNiが拡散する。これにより、磁性領域Ra〜Rdが積層体12に形成される。
以上の工程により、焼成された積層体12が得られる。積層体12にバレル加工を施して、面取りを行う。その後、積層体12の表面に、例えば、浸漬法等の方法により主成分が銀である電極ペーストを塗布及び焼き付けすることにより、外部電極14a〜14dとなるべき銀電極を形成する。銀電極の焼き付けは、800℃で60分間行われる。
最後に、銀電極の表面に、Niめっき/Snめっきを施すことにより、外部電極14a〜14dを形成する。以上の工程を経て、図1に示すような電子部品10が完成する。
(効果)
本実施形態に係る電子部品10の製造方法によれば、磁性領域Ra〜Rdと非磁性領域との境界において空孔が発生することを抑制できる。より詳細には、電子部品10の製造方法では、Niペーストを非磁性体層16a〜16dに塗布することにより、Ni層17a〜17dを形成している。そして、積層体12を焼成することによって、Ni層17a〜17dからNiを拡散させて、Ni層17a〜17dの周囲に磁性領域Ra〜Rdを形成している。そのため、磁性領域Ra〜Rdにおけるセラミックス材料の粒径と非磁性領域(非磁性体層16a〜16dの内のNiが拡散していない領域)におけるセラミックス材料の粒径とに差が生じない。その結果、磁性領域Ra〜Rdの焼結状態と非磁性領域の焼結状態とが異なることが抑制される。以上より、電子部品10の製造方法によれば、磁性領域Ra〜Rdと非磁性領域との境界において空孔が発生することを抑制できる。
また、Niペーストは、NiOを含有するセラミックス材料からなる印刷ペーストよりも安価である。よって、電子部品10の製造方法によれば、電子部品10の製造コストの低減を図ることができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明に係る電子部品の製造方法は、前記電子部品10の製造方法に限らずその要旨の範囲内において変更可能である。
なお、電子部品10の製造方法では、セラミックグリーンシートを積層する逐次圧着法によって積層体12を作製しているが、セラミックペーストの塗布と導電性材料の塗布及びNiペーストの塗布を繰り返す印刷法によって積層体12を作製してもよい。
また、電子部品10は、Znを含有しないNi層17a〜17dを備えている。しかしながら、Ni層17a〜17dには、Znが僅かに含まれていてもよい。これは、積層体12の焼成時に非磁性体層16a〜16dとなるべきセラミックグリーンシート内のZnがNi層17a〜17d内に拡散するためである。
また、電子部品10において、Ni層17a〜17dが非磁性体層16a〜16dと明確な境界を有していなくてもよい。
なお、電子部品10は、2つのコイル導体層18a,18bを備えたコモンモードチョークコイルであるが、例えば、1つのコイルを備えたインダクタであってもよい。
以上のように、本発明は、電子部品の製造方法に有用であり、磁性領域と非磁性領域との境界において空孔が発生することを抑制できる点において優れている。
10 電子部品
12 積層体
15a〜15f 磁性体層
16a〜16d 非磁性体層
17a〜17d Ni層
18a,18b コイル導体層
20a〜20d 引き出し導体層

Claims (4)

  1. 複数の絶縁体層を備えた積層体であって、該複数の絶縁体層の少なくとも一部の絶縁体層上にNiペーストが塗布されることにより形成されたNi層が設けられた積層体を作製する工程と、
    前記積層体を焼成する工程と、
    を備えていること、
    を特徴とする電子部品の製造方法。
  2. 前記絶縁体層は、Niを含有していないこと、
    を特徴とする請求項1に記載の電子部品の製造方法。
  3. 前記積層体を焼成する工程において、前記Ni層から前記絶縁体層へとNiが拡散すること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の電子部品の製造方法。
  4. 前記積層体を作製する工程は、
    前記絶縁体層上にNiペーストを塗布して前記Ni層を形成する工程と、
    前記複数の絶縁体層を積層する工程と、
    を含んでいること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電子部品の製造方法。
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