JP2014170521A - 情報処理システム、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】各サービスの利用状況を示す情報を統一して管理する。
【解決手段】情報処理システムは、取得部241と、第1記憶部242と、利用値変換部245とを備える。取得部241は、サービス提供部から、サービスの種類を示す第1情報と、サービスの提供対象となるユーザを識別するのに用いられる第2情報と、サービスの利用状況を示す第3情報とが対応付けられた第4情報を取得する。第1記憶部242は、第1情報ごとに、第3情報の出力形式の種類を示す第5情報を対応付けて記憶する。利用値変換部245は、第4情報に含まれる第1情報に対応する第5情報に基づいて、第4情報に含まれる第3情報を、サービスの利用度数を示す利用値に変換する変換処理を行い、第4情報に含まれる第1情報および第2情報と、変換処理により得た利用値とを対応付けて第2記憶部246に登録する。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法およびプログラムに関する。
従来、ユーザが契約している複数のサービスごとに、当該サービスの利用状況を示す情報(例えば利用ログなどの情報)を収集し、その収集した情報に基づいて、当該サービスの対価となる料金を算出する技術が知られている。
しかしながら、従来技術では、各サービスの利用状況を示す情報を統一して管理するための仕組みが存在しないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、各サービスの利用状況を示す情報を統一して管理することが可能な情報処理システム、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、サービスを提供するサービス提供部から、前記サービスの種類を示す第1情報と、前記サービスの提供対象となるユーザを識別するのに用いられる第2情報と、前記サービスの利用状況を示す第3情報とが対応付けられた第4情報を取得する取得部と、前記第1情報ごとに、前記第3情報の出力形式の種類を示す第5情報を対応付けて記憶する第1記憶部と、前記第4情報に含まれる前記第1情報に対応する前記第5情報に基づいて、前記第4情報に含まれる前記第3情報を、前記サービスの利用度数を示す利用値に変換する変換処理を行い、前記第4情報に含まれる前記第1情報および前記第2情報と、前記変換処理により得た前記利用値とを対応付けて第2記憶部に登録する利用値変換部と、を備えることを特徴とする情報処理システムである。
また、本発明は、サービスを提供するサービス提供部から、前記サービスの種類を示す第1情報と、前記サービスの提供対象となるユーザを識別するのに用いられる第2情報と、前記サービスの利用状況を示す第3情報とが対応付けられた第4情報を取得する取得ステップと、前記第1情報ごとに、前記第3情報の出力形式の種類を示す第5情報を対応付けて記憶する第1記憶部を用いて、前記取得ステップにより取得された前記第4情報に含まれる前記第1情報に対応する前記第5情報を特定し、特定した前記第5情報に基づいて、当該第4情報に含まれる前記第3情報を、前記サービスの利用度数を示す利用値に変換する変換処理を行い、当該第4情報に含まれる前記第1情報および前記第2情報と、前記変換処理により得た前記利用値とを対応付けて第2記憶部に登録する利用値変換ステップと、を含むことを特徴とする情報処理方法である。
さらに、本発明は、コンピュータに、サービスを提供するサービス提供部から、前記サービスの種類を示す第1情報と、前記サービスの提供対象となるユーザを識別するのに用いられる第2情報と、前記サービスの利用状況を示す第3情報とが対応付けられた第4情報を取得する取得ステップと、前記第1情報ごとに、前記第3情報の出力形式の種類を示す第5情報を対応付けて記憶する第1記憶部を用いて、前記取得ステップにより取得された前記第4情報に含まれる前記第1情報に対応する前記第5情報を特定し、特定した前記第5情報に基づいて、当該第4情報に含まれる前記第3情報を、前記サービスの利用度数を示す利用値に変換する変換処理を行い、当該第4情報に含まれる前記第1情報および前記第2情報と、前記変換処理により得た前記利用値とを対応付けて第2記憶部に登録する利用値変換ステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、各サービスの利用状況を示す情報を統一して管理することができる。
図1は、実施形態の情報処理システムの概略構成例を示す図である。 図2は、サーバ装置の機能構成例を示す図である。 図3は、利用ログ管理部の機能構成例を示す図である。 図4Aは、利用ログ管理部による具体的な処理の一例を説明するための図である。 図4Bは、利用ログ管理部による具体的な処理の一例を説明するための図である。 図5は、利用ログ管理部の動作例を示すフローチャートである。 図6は、ユーザに提供されるレポートの一例を説明するための図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報処理システム、情報処理方法およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態の情報処理システム1の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理システム1は、ユーザ端末100と、各種のサービスを提供可能なサーバ装置200とを含む。ユーザ端末100とサーバ装置200は、例えばインターネットなどのパブリック環境のネットワーク300を介して相互に接続可能である。
より具体的には、複数のユーザ端末100A〜100Eが、例えばLAN(Local Area Network)、イントラネットなどのプライベート環境のネットワーク302に接続され、サーバ装置200は、例えばインターネットなどのパブリック環境のネットワーク300に接続されている。
例えば顧客の企業内ネットワークに相当するプライベート環境のネットワーク302が、ファイアウォール301を介してパブリック環境のネットワーク300に接続されることにより、複数のユーザ端末100A〜100Eとサーバ装置200とが相互に接続可能となっている。なお、クラウド環境はパブリック環境の一例である。以下の説明では、ユーザ端末100A〜100Eを区別する必要が無い場合は、単に「ユーザ端末100」と称する場合がある。
また、ユーザ端末100の一例としては、PC、モバイル端末、画像形成装置、TV会議システム、プロジェクタ、ICレコーダなどがある。これらユーザ端末100がサーバ装置200へサービス実行要求を送信することにより、サーバ装置200における後述のサービス提供部230が、必要に応じて少なくとも1つのユーザ端末100と連携しつつ所定の処理を実行して、サービスをユーザ端末100に提供できる。
なお、提供するサービスの種類によっては、サーバ装置200からもユーザ端末100へ要求を送信する場合がある。しかし、図1に示す情報処理システム1のように、ネットワーク302がファイアウォール301を介してネットワーク300に接続されている場合、サーバ装置200からユーザ端末100へ要求を送信できない。
そこで、ネットワーク302がファイアウォール301を介してネットワーク300に接続されている場合、ネットワーク302に接続されるユーザ端末100はサーバ装置200にポーリングを行い、サーバ装置200からの要求を受信できるようにしている。その他、ネットワーク302がファイアウォール301を介してネットワーク300に接続されている場合、ネットワーク302に接続されるユーザ端末100とサーバ装置200とは、XMPP(Extensible Messaging and Presence Protocol)を使用することで通信を行うことができる。XMPPではHTTPでメッセージを送受信するためのBOSH(Bidirectional-streams Over Synchronous HTTP)という技術がある。BOSHを利用することにより、サーバ装置200は通常提供されないPush機能(ユーザ端末100から要求を受信するのではなく、サーバ装置200から電子機器に非同期に要求を送信する機能)を実現できる。
図2は、サーバ装置200の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、サーバ装置200は、ポータル部210と、ID情報管理部220と、サービス提供部230と、利用ログ管理部240と、契約管理部250と、料金算出部260とを有する。
ポータル部210は、各ユーザ端末100に対するサービス提供のポータル(窓口)として機能する。ポータル部210は、ユーザ端末100から、サービスを要求するサービス要求を受け付けた場合、その受け付けたサービス要求をID情報管理部220へ送信する。本実施形態では、サービス要求には、サービスの種類を示す第1情報と、サービスの提供対象となるユーザを識別するのに用いられる第2情報とが含まれる。
第1情報は、契約種類の区分を示す情報であると捉えることもできる。例えばユーザが、専用の端末を利用するTV会議サービス(以下の説明では、「専用機TV会議サービス」と呼ぶ場合がある)を要求する場合、サービス要求には、サービスの種類が「専用機TV会議サービス」であることを示す第1情報が含まれる。要するに、第1情報は、サービスの種類を識別可能な情報であればよく、例えばサービスの種類を一意に特定可能なライセンス契約番号であってもよい。
第2情報は、例えば通話サービスで利用される電話番号や、特定のサービスを提供するために用いられる機器(例えばTV会議サービスを提供するために用いられるTV会議用端末など)を識別する情報(例えばシリアル番号等)などが相当するが、これに限られるものではない。例えばユーザが、上記の専用機TV会議サービスを要求する場合、サービス要求には、専用機TV会議サービスに用いられる専用の端末のシリアル番号が含まれる。要するに、第2情報は、サービスの提供対象となるユーザを識別するのに用いられる情報であればよい。
本実施形態では、第1情報と第2情報との組が、サービスの利用権限を示す情報として利用され、ID情報管理部220は、不図示のデータベース部に予め登録された第1情報と第2情報の組を管理するとともに、サービスを要求するユーザ端末100の認証を行う機能を有する。
より具体的には、ID情報管理部220は、ポータル部210から、サービス要求を受信した場合、不図示のデータベース部に予め登録された複数の組(第1情報と第2情報の組)の中に、当該サービス要求に含まれる第1情報と第2情報の組と一致する組が存在するか否かを判断する。不図示のデータベース部に予め登録された複数の組の中に、サービス要求に含まれる第1情報と第2情報の組と一致する組が存在すると判断した場合、ID情報管理部220は、サービス要求を送信してきたユーザ端末100を認証する(サービスを受ける権限を有すると判断する)。ユーザ端末100を認証した場合、ID情報管理部220は、ポータル部210から受信したサービス要求を、サービス提供部230へ渡す。
なお、例えばサービス要求には、第1情報と、第2情報に対応するサービス情報(例えば電話番号(第2情報に相当)に対応するメールアドレス等)とが含まれ、サーバ装置200側では、第2情報とサービス情報との対応関係を示す対応関係情報が保持された記憶装置を有する形態であってもよい。この形態では、ID情報管理部220は、ポータル部210からサービス要求を受信した場合、対応関係情報を参照して、その受信したサービス要求に含まれるサービス情報に対応する第2情報を特定(決定)することができる。そして、ID情報管理部220は、不図示のデータベース部に予め登録された複数の組(第1情報と第2情報の組)の中に、サービス要求に含まれるサービス情報から特定した第2情報と、当該サービス要求に含まれる第1情報との組に一致する組が存在するか否かを判断することができる。
なお、本実施形態では、ID情報管理部220が、サービスを要求するユーザ端末100の認証を行う機能(認証機能)を有しているが、これに限らず、例えば認証機能は、ID情報管理部220とは別の機能モジュールに搭載される形態であってもよい。
サービス提供部230は、ID情報管理部220から渡されたサービス要求に基づいて、サービスを提供(実行)する機能を有する。本実施形態では、サービス提供部230は、サービス要求に含まれる第1情報と第2情報の組に対応するサービスを実行する。そして、サービス提供部230は、所定の周期で、第1情報と、第2情報と、サービスの利用状況を示す第3情報(例えば専用機TV会議サービスの場合は、テレビ会議を行う相手との接続時間を示す情報)とが対応付けられた第4情報を、利用ログ管理部240へ出力する。第3情報は、例えば利用ログなどでもよい。
この例における利用ログとは、課金のために、サービスの利用状況を、第1情報と第2情報の組を単位として出力した情報であると考えることができる。また、サービス提供部230は、第4情報に対して、対象となる期間を示す時間情報(例えば前回の出力時から経過した時間を示す情報)を付加して利用ログ管理部240へ出力することもできる。
利用ログ管理部240は、サービス提供部230から送信される第4情報に基づいて、第1情報と第2情報の組ごとに、サービスの利用状況を管理する。以下、利用ログ管理部240の具体的な内容を説明する。
図3は、利用ログ管理部240の詳細な内容の一例を示す図である。図3に示すように、利用ログ管理部240は、取得部241と、第1記憶部242と、データ形式変換部243と、単位情報記憶部244と、利用値変換部245と、第2記憶部246と、通知部247と、を有する。
取得部241は、サービス提供部230から、第1情報と第2情報と第3情報とが対応付けられた第4情報を取得する。
第1記憶部242は、第1情報ごとに(サービスの種類ごとに)、第3情報の出力形式の種類を示す第5情報を対応付けて記憶する。本実施形態では、第3情報の出力形式の種類(タイプ)として、3種類のタイプがある。より具体的には、サービスの利用度数を示す利用値をそのまま出力する第1タイプ、一定期間の始点に対応するサービスの利用量を示す第1カウント値(スタートカウント値)と、一定期間の終点までのサービスの利用量を示す第2カウント値(エンドカウント値)とを出力する第2タイプ、および、現時点までのサービスの利用量を示す第3カウント値のみを出力する第3タイプの3種類である。この例では、第1記憶部242において各第1情報に対応付けられる第5情報は、第1タイプ、第2タイプおよび第3タイプのうちの何れかを指定する情報である。
データ形式変換部243は、取得部241により取得された第4情報のデータ形式を、全てのサービスの種類に共通の共通データ形式に変換する。本実施形態では、共通データ形式は、第1情報と、第2情報と、第1カウント値(スタートカウント値)と、第2カウント値(エンドカウント値)と、サービスの利用度数を示す利用値と、第3情報の単位とが対応付けられたデータ形式(フォーマット)であるが(後述の図4参照)、これに限られるものではない。ここでは、第3カウント値は、第2カウント値と同義であるとみなされている。
単位情報記憶部244は、第1情報ごとに(サービスの種類ごとに)、利用値の単位を示す単位情報を対応付けて記憶する。例えば上述の「専用機TV会議サービス」を示す第1情報に対しては、利用値の単位が「分」であることを示す単位情報が対応付けられる。
なお、この利用値の単位は上述した第3情報の単位とは異なることがある。例えば上述の「専用TV会議サービス」に関する第3情報の単位は「秒」である一方、この「専用TV会議サービス」に関する利用値の単位は「分」となることがある。これは、利用値の単位が、課金する単位に合わせて決定されるためである。例えば上述の「専用TV会議サービス」の場合、1秒あたり何円という課金の仕方ではなく、1分あたり何円という課金の仕方が適用される。つまり、1利用値あたり何円という課金の仕方に基づいて、利用値の単位が決定される。
利用値変換部245は、取得部241により取得された第4情報に含まれる第1情報に対応する第5情報に基づいて、当該第4情報に含まれる第3情報(例えば利用ログなどのサービスの利用状況を示す情報)を、サービスの利用度数を示す利用値に変換する変換処理を行う。より具体的には以下のとおりである。
利用値変換部245は、取得部241により取得された第4情報に含まれる第1情報に対応する第5情報を、第1記憶部242から読み出す。読み出した第5情報が、上述の第1タイプを示す場合は、利用値変換部245は、取得部241により取得された第4情報に含まれる利用値に応じた値を、利用値として決定する。
また、読み出した第5情報が、上述の第2タイプを示す場合は、利用値変換部245は、取得部241により取得された第4情報に含まれる第2カウント値(エンドカウント値)と第1カウント値(スタートカウント値)との差分に応じた値を、利用値として決定する。
さらに、読み出した第5情報が、上述の第3タイプを示す場合は、利用値変換部245は、取得部241により取得された第4情報に含まれる第3カウント値と、前回の第3カウント値との差分に応じた値を、利用値として決定する。ここでは、利用値変換部245は、第1情報と第2情報の組ごとに、前回の第3カウント値を保持する機能を有しているが、前回の第3カウントを保持する態様は任意である。
ここで、本実施形態では、利用値変換部245は、取得部241により取得された第4情報に含まれる第1情報に対応する単位情報に基づいて、上述の変換処理を行う。より具体的には、利用値変換部245は、取得部241により取得された第4情報に含まれる第1情報に対応する第5情報を第1記憶部242から読み出すとともに、当該第1情報に対応する単位情報を単位情報記憶部244から読み出し、読み出した第5情報と単位情報とに基づいて、当該第4情報に含まれる第3情報を利用値に変換する。さらに詳述すれば、以下のとおりである。
例えば第1記憶部242から読み出した第5情報が、上述の第1タイプを示す場合は、利用値変換部245は、第4情報に含まれる利用値(元の利用値)を、単位情報記憶部244から読み出した単位情報に従って変換し、変換した値を利用値として決定する。また、例えば利用値変換部245は、変換した値に対して、予め定められた端数処理(例えば利用値の単位を「10」に切り上げる等)を行うこともできる。また、例えば第4情報に含まれる利用値の単位が、単位情報が示す単位と一致している場合は、第4情報に含まれる利用値を、そのまま利用値として決定することもできる。
また、例えば第1記憶部242から読み出した第5情報が、上述の第2タイプを示す場合は、利用値変換部245は、第4情報に含まれる第2カウント値と第1カウント値との差分を示す値を、単位情報記憶部244から読み出した単位情報に従って変換し、変換した値を利用値として決定する。
また、例えば第1記憶部242から読み出した第5情報が、上述の第3タイプを示す場合は、利用値変換部245は、第4情報に含まれる第3カウント値と、前回の第3カウント値(当該第4情報が取得される直前に取得部241により取得された、当該第4情報に含まれる第1情報と第2情報の組に対応する第3カウント値)との差分を示す値を、単位情報記憶部244から読み出した単位情報に従って変換し、変換した値を利用値として決定する。ここで、例えば利用値変換部245は、決定した利用値と、所定の基準値(この例では今までの平均値であるが、これに限らず、例えば今までの最大値でもよい)との差分が閾値以上の場合は、その決定した利用値は異常値(エラー)であると判断することもできる。
さらに、本実施形態では、利用値変換部245は、共通データ形式で表される第4情報(取得部241により取得された第4情報に含まれる概念)を用いて、上述の変換処理を行う。より具体的には、利用値変換部245は、データ形式変換部243により共通データ形式に変換された第4情報に含まれる第1情報に対応する第5情報と、当該第1情報に対応する単位情報とに基づいて、上述の変換処理を行う。
なお、例えば、取得部241により取得された第4情報に含まれる第1情報に対応する単位情報に従った変換を行わない形態であってもよく、この場合、利用値変換部245は、共通データ形式で表される第4情報に含まれる第1情報に対応する第5情報に基づいて、上述の変換処理を行う。
また、例えば取得部241により取得された第4情報のデータ形式を、共通データ形式に変換する処理を行わない形態であってもよく、この場合、利用値変換部245は、取得部241により取得された第4情報に含まれる第1情報に対応する第5情報と、当該第1情報に対応する単位情報とに基づいて、上述の変換処理を行う。
さらに、例えば取得部241により取得された第4情報に含まれる第1情報に対応する単位情報に従った変換が行われず、かつ、当該第4情報のデータ形式を、共通データ形式に変換する処理が行われない形態であってもよく、この場合、利用値変換部245は、取得部241により取得された第4情報に含まれる第1情報に対応する第5情報に基づいて、上述の変換処理を行う。
そして、利用値変換部245は、取得部241により取得された第4情報に含まれる第1情報および第2情報と、上述の変換処理により得た利用値とを対応付けて第2記憶部246に登録する。つまり、第2記憶部246は、第1情報と第2情報と利用値とを対応付けて記憶する(見方を変えれば、第2記憶部246は、第1情報と第2情報の組ごとに、利用値を対応付けて記憶する)。本実施形態では、第2記憶部246に記憶される、第1情報と第2情報と利用値との対応関係を示すデータの形式は、共通データ形式に設定されているが、これに限られるものではない。また、例えば第2記憶部246は、第1情報と第2情報と利用値との対応関係を示すデータに対して、時間情報(例えば対象となる期間(利用期間)を示す情報)を対応付けて記憶する形態であってもよい。
通知部247は、サービスの対価となる料金を算出する料金算出部260からの要求に応じて、第1情報と第2情報の組に対応する利用値を、料金算出部260に通知する機能を有する。
図2に戻って説明を続ける。契約管理部250は、不図示のデータベース部に予め登録された第1情報と第2情報の組ごとに、契約するサービスの内容、契約期間、料金を請求する間隔に相当する単位期間を示す情報などを含む契約情報を対応付けて管理する。例えば契約管理部250は、各組に対応する契約条件に基づいて、当該組に対応するサービスの料金を請求するタイミングになったと判断した場合、当該組に対応するサービスの料金を算出することを、料金算出部260に対して要求する。
料金算出部260は、契約管理部250からの要求に応じて、第1情報と第2情報の組に対応する利用値を、利用ログ管理部240に対して要求する。そして、利用ログ管理部240から取得した利用値に基づいて、当該組に対応するサービスの料金を算出する機能を有する。このサービス料金の計算にあたっては、第1情報ごとに別途記憶された1利用値あたりの課金額を利用値に掛け合わせることにより、上記組に対応するサービスの料金を算出する。
本実施形態では、サーバ装置200のハードウェア構成は、CPU、ROM、RAM等を備えるコンピュータ装置のハードウェア構成を利用している。そして、上述のサーバ装置200の各部(ポータル部210、ID情報管理部220、サービス提供部230、利用ログ管理部240(取得部241、データ形式変換部243、利用値変換部245、通知部247)、契約管理部250、料金算出部260)の機能は、CPUがROM等に格納されたプログラムを読み出してRAM上に展開して実行することにより実現される。ただし、これに限らず、例えば上述のサーバ装置200の各部の機能のうちの少なくとも一部が、専用のハードウェア回路で実現されてもよい。また、上述の第1記憶部242、単位情報記憶部244、および、第2記憶部246の各々は、ROM、RAM、あるいは、HDD等の補助記憶装置などで実現可能である。
次に、図4を参照しながら、本実施形態に係る利用ログ管理部240による具体的な処理の一例を説明する。図4の(a)に示すように、この例では、サービスの種類が「○○クラウド」であることを示す第1情報、および、サービスの種類が「▲▲サービス」であることを示す第1情報の各々に対応する第5情報(第3情報の出力形式の種類を示す情報)は、第1タイプを示す。つまり、例えばサービスの種類が「○○クラウド」であることを示す第1情報と、「○○クラウド」の提供対象となるユーザを識別するのに用いられる情報を示す第2情報との組に対応する第3情報は、利用値そのものを示す。
例えば図4の(a)に示すように、サービスの種類が「○○クラウド」であることを示す第1情報と、「○○クラウド」の提供対象となるユーザを識別するのに用いられる情報が「A0001」であることを示す第2情報との組に対しては、「20人」を示す利用値が対応付けられて第4情報を構成している。図4の(a)の例では、第1タイプのデータ形式は、第1情報と、第2情報と、利用値と、第3情報(この例では利用値そのもの)の単位(「人」あるいは「回」)とが対応付けられたデータ形式である。
また、この例では、サービスの種類が「専用機TV会議」であることを示す第1情報、および、サービスの種類が「モバイルTV会議」であることを示す第1情報の各々に対応する第5情報は、第2タイプを示す。つまり、例えばサービスの種類が「専用機TV会議」であることを示す第1情報と、「専用機TV会議」の提供対象となるユーザを識別するのに用いられる情報を示す第2情報との組に対応する第3情報は、一定期間の始点に対応するサービスの利用量を示す第1カウント値(スタートカウント値)と、その一定期間の終点までのサービスの利用量を示す第2カウント値(エンドカウント値)とを示す。
例えば図4の(a)に示すように、サービスの種類が「専用機TV会議」であることを示す第1情報と、「専用機TV会議」の提供対象となるユーザを識別するのに用いられる情報(この例では、専用機TV会議に利用される専用の端末を識別するシリアル番号)が「0001−C2」であることを示す第2情報との組に対しては、「10時間20分15秒」を示す第1カウント値と、「10時間45分8秒」を示す第2カウント値とが対応付けられて第4情報を構成している。図4の(a)の例では、第2タイプのデータ形式は、第1情報と、第2情報と、第1カウント値と、第2カウント値と、第3情報(この例では第1カウント値および第2カウント値)の単位(「秒」)とが対応付けられたデータ形式である。
また、この例では、サービスの種類が「保守サービス」であることを示す第1情報に対応する第5情報は、第3タイプを示す。つまり、例えばサービスの種類が「保守サービス」であることを示す第1情報と、「保守サービス」の提供対象となるユーザを識別するのに用いられる情報を示す第2情報との組に対応する第3情報は、現時点までのサービスの利用量を示す第3カウント値(最新カウント値)を示す。
例えば図4の(a)に示すように、サービスの種類が「保守サービス」であることを示す第1情報と、「保守サービス」の提供対象となるユーザを識別するのに用いられる情報(この例では、保守サービスの対象となる機器を識別するシリアル番号)が「0001−2」であることを示す第2情報との組に対しては、「33022枚」を示す第3カウント値が対応付けられて第4情報を構成している。図4の(a)の例では、第3タイプのデータ形式は、第1情報と、第2情報と、第3カウント値と、第3情報(この例では第3カウント値)の単位(「枚」)とが対応付けられたデータ形式である。
データ形式変換部243は、サービス提供部230からの第4情報のデータ形式を、全てのサービスの種類に共通の共通データ形式に変換する。図4の(a)の例では、共通データ形式は、第1情報と、第2情報と、第1カウント値と、第2カウント値(この例では第3カウント値と同義であるとみなしている)と、利用値と、第3情報の単位とが対応付けられたデータ形式である。例えば第1タイプに対応する第4情報(第1タイプを示す第5情報に対応する第1情報が含まれる第4情報)のデータ形式を、共通データ形式に変換した場合は、共通データ形式のうち第1カウント値および第2カウント値の各々に対応する項目には情報が入力されない。また、例えば第2タイプに対応する第4情報のデータ形式を、共通データ形式に変換した場合は、共通データ形式のうち利用値に対応する項目には情報が入力されない。さらに、例えば第3タイプに対応する第4情報のデータ形式を、共通データ形式に変換した場合は、共通データ形式のうち第1カウント値および利用値の各々に対応する項目には情報が入力されない。
次に、利用値変換部245は、共通データ形式で表される各第4情報に含まれる第3情報を、当該第4情報に含まれる第1情報に対応する第5情報に基づいて、利用値に変換する。例えば図4の(a)の例において、サービスの種類が「○○クラウド」であることを示す第1情報と、「○○クラウド」の提供対象となるユーザを識別するのに用いられる情報が「A0023」であることを示す第2情報との組を含む第4情報については、当該第4情報に含まれる第1情報に対応する第5情報は第1タイプを示すので、共通データ形式で表される当該第4情報には、第3情報として、利用値そのものが含まれている。図4の(a)に示すように、この第4情報(サービスの種類が「○○クラウド」であることを示す第1情報と、「○○クラウド」の提供対象となるユーザを識別するのに用いられる情報が「A0023」であることを示す第2情報との組を含み、共通データ形式で表される第4情報)に含まれる利用値は「8人」であり、この例では、サービスの種類が「○○クラウド」であることを示す第1情報に対応する単位情報(利用値の単位を示す情報)は、単位が「人」であることを示すので、利用値変換部245は、上記「8人」をそのまま利用値として決定することもできる。ただし、この例では、利用値変換部245は、利用値の単位を「10」に切り上げる端数処理を行うので、「8人」を「10人」に変換する。そして、変換した値を示す「10人」を、サービスの種類が「○○クラウド」であることを示す第1情報と、「○○クラウド」の提供対象となるユーザを識別するのに用いられる情報が「A0023」であることを示す第2情報との組に対応する利用値として決定する(図4の(b)参照)。
また、例えば図4の(a)の例において、サービスの種類が「専用機TV会議」であることを示す第1情報と、「専用機TV会議」に利用される専用の端末を識別するシリアル番号が「0001−C2」であることを示す第2情報との組を含む第4情報については、当該第4情報に含まれる第1情報に対応する第5情報は第2タイプを示すので、共通データ形式で表される当該第4情報には、第3情報として、第1カウント値と第2カウント値が含まれている。図4の(a)に示すように、この第4情報(サービスの種類が「専用機TV会議」であることを示す第1情報と、「専用機TV会議」に利用される専用の端末を識別するシリアル番号が「0001−C2」であることを示す第2情報との組を含み、共通データ形式で表される第4情報)に含まれる第1カウント値は「10時間20分15秒」であり、第2カウント値は「10時間45分8秒」であるので、この第2カウント値と第1カウント値の差分を示す値は、「1493秒」となる。この例では、サービスの種類が「専用機TV会議」であることを示す第1情報に対応する単位情報は、単位が「分」であることを示すので、利用値変換部245は、上記「1493秒」を、分単位に変換し、変換した値を示す「25分」を、利用値として決定する(図4の(b)参照)。
また、例えば図4の(a)の例において、サービスの種類が「保守サービス」であることを示す第1情報と、保守サービスの対象となる機器のシリアル番号が「0001−2」であることを示す第2情報との組を含む第4情報については、当該第4情報に含まれる第1情報に対応する第5情報は第3タイプを示すので、共通データ形式で表される当該第4情報には、第3情報として、第2カウント値(この例では第3カウント値と同義)が含まれている。図4の(a)に示すように、この第4情報(サービスの種類が「保守サービス」であることを示す第1情報と、保守サービスの対象となる機器のシリアル番号が「0001−2」であることを示す第2情報との組を含み、共通データ形式で表される第4情報)に含まれる第3カウント値は「33022枚」である。また、この例では、利用値変換部245は、図4の(b)に示すように、この第4情報に含まれる組に対応する前回の第3カウント値を示す「31122枚」を、共通データ形式における第1カウント値として設定し、共通データ形式における第2カウント値(今回の第3カウント値)と、第1カウント値(前回の第3カウント値)との差分を示す値を算出する。この例では、サービスの種類が「保守サービス」であることを示す第1情報に対応する単位情報は、単位が「枚」であることを示すので、利用値変換部245は、算出した差分を示す値の単位を変換する必要は無く、そのまま利用値として決定することもできる。この例では、利用値変換部245は、決定した利用値(この例では「1900枚」)と、今までの平均値(この例では「50枚」)との差分を示す値が、閾値(例えば10枚等)以上であるか否かを判断する。図4の例では、決定した利用値と、今までの平均を示す値との差分を示す値(「1850枚」)が、閾値以上であるので、決定した利用値は異常値(エラー)であると判断することができる。
以上のようにして、利用値変換部245は、サービス提供部230からの第4情報に含まれる第1情報と第2情報の組ごとに、上述の変換処理により得られた利用値が対応付けられた共通データ形式のデータを、第2記憶部246に順次に登録していく。
図5は、利用ログ管理部240の動作例を示すフローチャートである。図5に示すように、まず取得部241は、サービス提供部230から、第4情報を取得する(ステップS1)。次に、データ形式変換部243は、ステップS1で取得された第4情報のデータ形式を、全てのサービスの種類に共通の共通データ形式に変換する(ステップS2)。次に、利用値変換部245は、ステップS2で共通データ形式に変換された第4情報に含まれる第1情報に対応する第5情報と、当該第1情報に対応する単位情報とに基づいて、当該第4情報に含まれる第3情報を利用値に変換する変換処理を行う(ステップS3)。次に、利用値変換部245は、ステップS1で取得された第4情報に含まれる第1情報および第2情報と、ステップS3により得られた利用値とを対応付けて第2記憶部246に登録する(ステップS4)。
上述した料金算出部260は、このようにして第2記憶部246に登録された利用値に対し、対応する第1情報ごとに別途記憶された1利用値あたりの課金額を掛け合わせることにより、サービスの料金を算出する。この料金の算出にあたっては、ユーザごとあるいはユーザが属する企業ごとに、複数のサービスをまとめて料金を算出すればよい。この料金の算出は、第2記憶部246に登録された利用値が課金の単位に合わせて統一されているため、非常に容易である。
また、統一して管理された利用値を用いることで、1利用値あたりの課金額に加え、1利用値あたりの他の指標(例えばCO2排出量)を設定することも容易となるので、例えば図6に示すようなレポートを出力することもできる。図6に示すレポートの一例は、あるユーザAに対して出力されるレポートの一例であり、提供したサービスごとの料金に加え、提供したサービスによって排出されるCO2も図示されたものである。
以上に説明したように、本実施形態の利用ログ管理部240は、サービス提供部230から、サービスの種類を示す第1情報と、サービスの提供対象となるユーザを識別するのに用いられる第2情報と、サービスの利用状況を示す第3情報とが対応付けられた第4情報を取得すると、取得した第4情報に含まれる第3情報の出力形式の種類に基づいて(第4情報に含まれる第1情報に対応する第5情報に基づいて)、当該第3情報を、サービスの利用度数を示す利用値に変換する変換処理を行う。そして、第4情報に含まれる第1情報および第2情報と、変換処理により得た利用値とを対応付けて第2記憶部246に登録することにより、各サービスの利用状況を示す情報を統一して管理することが可能になるという有利な効果を奏する。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、上述の実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
(変形例)
上述の実施形態では、第1記憶部242は、第1情報ごとに(サービスの種類ごとに)、第3情報の出力形式の種類を示す第5情報を対応付けて記憶しているが、これに限らず、例えば第1記憶部242は、第1情報と第2情報の組ごとに、第5情報を対応付けて記憶する形態であってもよい。
同様に、上述の実施形態では、単位情報記憶部244は、第1情報ごとに、利用値の単位を示す単位情報を対応付けて記憶しているが、これに限らず、例えば単位情報記憶部244は、第1情報と第2情報の組ごとに、単位情報を対応付けて記憶する形態であってもよい。
また、上述のサーバ装置200の各部の機能が、1以上の他の装置に分散されて搭載される形態であってもよい。要するに、本発明に係る情報処理システムは、取得部と、第1記憶部と、利用値変換部とを備える形態であればよい。取得部は、サービスを提供するサービス提供部から、サービスの種類を示す第1情報と、サービスの提供対象となるユーザを識別するのに用いられる第2情報と、サービスの利用状況を示す第3情報とが対応付けられた第4情報を取得する。第1記憶部は、第1情報ごとに、第3情報の出力形式の種類を示す第5情報を対応付けて記憶する。利用値変換部は、第4情報に含まれる第1情報に対応する第5情報に基づいて、第4情報に含まれる第3情報を、サービスの利用度数を示す利用値に変換する変換処理を行い、第4情報に含まれる第1情報および第2情報と、変換処理により得た利用値とを対応付けて第2記憶部に登録する。
なお、上述の実施形態と各変形例は任意に組み合わせることが可能である。
また、上述のサーバ装置200で実行される各種プログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 情報処理システム
100 ユーザ端末
200 サーバ装置
210 ポータル部
220 情報管理部
230 サービス提供部
240 利用ログ管理部
241 取得部
242 第1記憶部
243 データ形式変換部
244 単位情報記憶部
245 利用値変換部
246 第2記憶部
247 通知部
250 契約管理部
260 料金算出部
300 ネットワーク
特開2012−185740号公報

Claims (10)

  1. サービスを提供するサービス提供部から、前記サービスの種類を示す第1情報と、前記サービスの提供対象となるユーザを識別するのに用いられる第2情報と、前記サービスの利用状況を示す第3情報とが対応付けられた第4情報を取得する取得部と、
    前記第1情報ごとに、前記第3情報の出力形式の種類を示す第5情報を対応付けて記憶する第1記憶部と、
    前記第4情報に含まれる前記第1情報に対応する前記第5情報に基づいて、前記第4情報に含まれる前記第3情報を、前記サービスの利用度数を示す利用値に変換する変換処理を行い、前記第4情報に含まれる前記第1情報および前記第2情報と、前記変換処理により得た前記利用値とを対応付けて第2記憶部に登録する利用値変換部と、を備える、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記第3情報の出力形式の種類には、前記利用値をそのまま出力する第1タイプと、一定期間の始点に対応する前記サービスの利用量を示す第1カウント値と、前記一定期間の終点までの前記サービスの利用量を示す第2カウント値とを出力する第2タイプと、現時点までの前記サービスの利用量を示す第3カウント値のみを出力する第3タイプとが含まれる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記利用値変換部は、前記第4情報に含まれる前記第1情報に対応する前記第5情報が前記第1タイプを示す場合は、前記第4情報に含まれる前記利用値に応じた値を、前記利用値として決定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記利用値変換部は、前記第4情報に含まれる前記第1情報に対応する前記第5情報が前記第2タイプを示す場合は、前記第4情報に含まれる前記第2カウント値と前記第1カウント値との差分に応じた値を、前記利用値として決定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  5. 前記利用値変換部は、前記第4情報に含まれる前記第1情報に対応する前記第5情報が前記第3タイプを示す場合は、前記第4情報に含まれる前記第3カウント値と、前回の前記第3カウント値との差分に応じた値を、前記利用値として決定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  6. 前記第1情報ごとに、前記利用値の単位を示す単位情報を対応付けて記憶する単位情報記憶部をさらに備え、
    前記利用値変換部は、前記第4情報に含まれる前記第1情報に対応する前記単位情報に基づいて、前記変換処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のうちの何れか1項に記載の情報処理システム。
  7. 前記取得部により取得された前記第4情報のデータ形式を、全ての前記サービスの種類に共通の共通データ形式に変換するデータ形式変換部をさらに備え、
    前記利用値変換部は、前記共通データ形式で表される前記第4情報を用いて、前記変換処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のうちの何れか1項に記載の情報処理システム。
  8. 前記サービスの対価となる料金を算出する料金算出部からの要求に応じて、前記第1情報と前記第2情報の組に対応する前記利用値を、前記料金算出部に通知する通知部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のうちの何れか1項に記載の情報処理システム。
  9. サービスを提供するサービス提供部から、前記サービスの種類を示す第1情報と、前記サービスの提供対象となるユーザを識別するのに用いられる第2情報と、前記サービスの利用状況を示す第3情報とが対応付けられた第4情報を取得する取得ステップと、
    前記第1情報ごとに、前記第3情報の出力形式の種類を示す第5情報を対応付けて記憶する第1記憶部を用いて、前記取得ステップにより取得された前記第4情報に含まれる前記第1情報に対応する前記第5情報を特定し、特定した前記第5情報に基づいて、当該第4情報に含まれる前記第3情報を、前記サービスの利用度数を示す利用値に変換する変換処理を行い、当該第4情報に含まれる前記第1情報および前記第2情報と、前記変換処理により得た前記利用値とを対応付けて第2記憶部に登録する利用値変換ステップと、を含む、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  10. コンピュータに、
    サービスを提供するサービス提供部から、前記サービスの種類を示す第1情報と、前記サービスの提供対象となるユーザを識別するのに用いられる第2情報と、前記サービスの利用状況を示す第3情報とが対応付けられた第4情報を取得する取得ステップと、
    前記第1情報ごとに、前記第3情報の出力形式の種類を示す第5情報を対応付けて記憶する第1記憶部を用いて、前記取得ステップにより取得された前記第4情報に含まれる前記第1情報に対応する前記第5情報を特定し、特定した前記第5情報に基づいて、当該第4情報に含まれる前記第3情報を、前記サービスの利用度数を示す利用値に変換する変換処理を行い、当該第4情報に含まれる前記第1情報および前記第2情報と、前記変換処理により得た前記利用値とを対応付けて第2記憶部に登録する利用値変換ステップと、を実行させるためのプログラム。
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