JP2014169620A - 旋回作業機 - Google Patents

旋回作業機 Download PDF

Info

Publication number
JP2014169620A
JP2014169620A JP2014092711A JP2014092711A JP2014169620A JP 2014169620 A JP2014169620 A JP 2014169620A JP 2014092711 A JP2014092711 A JP 2014092711A JP 2014092711 A JP2014092711 A JP 2014092711A JP 2014169620 A JP2014169620 A JP 2014169620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
fuel tank
partition wall
swivel
swivel base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014092711A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5807088B2 (ja
Inventor
Kenzo Kusama
謙三 草間
Takumi Ikeda
匠 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2014092711A priority Critical patent/JP5807088B2/ja
Publication of JP2014169620A publication Critical patent/JP2014169620A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5807088B2 publication Critical patent/JP5807088B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

【課題】タンクの据え付けが行い易いようにする。
【解決手段】旋回台の後部に配備されたエンジン3と、このエンジン3の前方で旋回台2から立設した仕切壁4と、この仕切壁4に連結した左右一対の縦リブ7と、旋回台2の左右一側に載置されたタンク8と、エンジン3より前方に配備された運転席9とを有している旋回作業機であって、左右一方の縦リブ7に、上方開口状に切り切り欠いた切欠凹部63を設け、旋回台2上であって且つ切欠凹部63を設けた縦リブ7の内側にタンク8の底部を受け持つ受け台10を設けており、タンク8を、仕切壁4の前側で一方の縦リブ7の切欠凹部63を横切って受け台10上に配置している。
【選択図】図3

Description

本発明は、バックホー等の旋回作業機に関するものである。
旋回作業機は、旋回台の後部に配備されたエンジンと、このエンジンの前方で旋回台から立設した仕切壁と、この仕切壁の前方であって旋回台の前端に設けられた対地作業装置の支持ブラケットと、この支持ブラケットと仕切壁とを連結した左右一対の縦リブと、旋回台の左右一側に配備されたタンクと、エンジンより前方に配備された運転席とを有している。
前記タンクの取付構造は、旋回台上に、タンクの後面に当接する受け部材(仕切壁)と、この仕切壁と対向する位置に支持台とを設け、この支持台に、タンクの前面を押圧してタンクを保持する挟持部材と、タンクの移動を規制する位置規制手段とを設けている(特許文献1参照)。
特開2005−105605号公報
しかしながら、上記従来のタンクの取付構造は、旋回台の一側端に沿ってタンクを前後縦長に配置しているため、ボンネット開放時に露出して整備しやすい旋回台側端のスペースに制御バルブ等の内部機器を配備することが困難になっている。また、仕切壁の前側で且つ運転席の下方は、タンクや内部機器を配置できないデッドスペースとなっている。
本発明は、このような点に鑑みて、タンクの据え付けが行い易い旋回作業機を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、以下の技術的手段を採用した。
請求項1に係る発明は、旋回台の後部に配備されたエンジンと、このエンジンの前方で旋回台から立設した仕切壁と、この仕切壁に連結した左右一対の縦リブと、前記旋回台の左右一側に載置されたタンクと、前記エンジンより前方に配備された運転席とを有している旋回作業機であって、前記左右一方の縦リブに、上方開口状に切り切り欠いた切欠凹部を設け、前記旋回台上であって且つ前記切欠凹部を設けた縦リブの内側に前記タンクの底部を受け持つ受け台を設けており、前記タンクを、前記仕切壁の前側で前記一方の縦リブの切欠凹部を横切って受け台上に配置している点にある。
請求項2に係る発明は、前記タンクの底部は、前記切欠凹部を設けた縦リブの左右外側で下方膨出した下膨出部を有している点にある。
請求項1に係る発明によれば、タンクを旋回台の外側から挿入して当該旋回台上に設置する際に、タンクの一端側(奥側)を一旦、切欠凹部に預けながら受け台に乗せることができ、タンクの据え付け作業が行い易い。
請求項2に係る発明によれば、タンクに下膨出部を設けることにより、タンクの容量を大きくすることができる。また、下膨出部がタンクの他端側(外側)を支えるために、タンクの挿入を行い易い。
本発明に係る旋回作業機の旋回台の平面図である。 タンク取付装置の斜視図である。 旋回台の正面図である。 旋回作業機の右側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1〜4には、本発明に係る旋回作業機1が示されている。
図4において、旋回作業機1は、左右一対のクローラ走行体21を有する走行装置22の上部に、旋回ベアリング23を介して上下方向の旋回軸心X廻りに回動自在に旋回台2を搭載したものとなっている。また、走行装置22の前部にはドーザ24が設けられ、旋回台2の上部には運転席9や操縦レバー等を取り囲むキャビン25が、旋回台2の前端部には対地作業装置(掘削装置)5が設けられている。
この対地作業装置5は、旋回台2の前部に上下軸廻りに揺動自在に支持されたスイングブラケット26と、このスイングブラケット26に左右軸廻りに揺動自在に支持されたブーム27と、このブーム27の先端部に左右軸廻りに揺動自在に連結されたアーム28と、このアーム28の先端部に左右軸廻りに揺動自在に連結されたバケット29とを備えている。
ブーム27は、旋回台2との間に介装されたブームシリンダ30により上下に揺動駆動されている。アーム28は、ブーム27との間に介装されたアームシリンダ31により揺動駆動され、バケット29は、アーム28との間に介装されたバケットシリンダ32により掻き込み揺動駆動される。
前記旋回台2は、図1、4に示すように、骨格となる旋回フレーム33と、この旋回フレーム33の後部に取付固定された後部プロテクタ34と、この後部プロテクタ34の左右両側に設けられた左右一対の側部プロテクタ35L、35Rとを有している。これらの後部プロテクタ34及び側部プロテクタ35L、35Rによって旋回台2の後部が構成されている。この旋回台2の後部には、後述する旋回基板39、仕切壁4、立上り壁43及びボンネット55によって囲まれたエンジンルーム36が形成されていて、このエンジンルーム36の内部にはエンジン3が配備されている。
また、旋回台2は、左右側面を覆う左右のサイドカバー体37L、37Rと、前面を覆うフロントカバー体38を備えている。
前記旋回フレーム33は、旋回台2の底壁を構成する板材からなり且つ後部にエンジン3を搭載する旋回基板39と、この旋回基板39の前端部に前方突出状に設けられて対地作業装置5のスイングブラケット26を支持する支持ブラケット6と、前記エンジン3の前方で前後に仕切るように旋回基板39から立設した仕切壁4と、旋回基板39上で支持ブラケット6と仕切壁4とを連結する左右一対の縦リブ7L、7Rとを有している。
旋回基板39は、前部側とその後側とで前板部40と後板部41とに分割されている。
前板部40は、運転席9下方の中央部には軽量化のための開口部42が形成され、後部が前記仕切壁4より後方突出している。
後板部41は、前板部40よりも薄板で形成され、前板部40と上面が面一になるように接合固着されている。後板部41の後端から屈曲して立上がり形成された立上り壁43が設けられ、後板部41上で前記仕切壁4と立上り壁43とを連結する左右一対の縦壁44L、44Rが突設されている。
なお、左の縦壁44Lの左方で仕切壁4と立上り壁43とを連結する取付杆45が設けられており、この取付杆45を介して、ラジエータ46、オイルクーラ47及びバッテリ48等が取り付けられている。
この左右縦壁44L、44Rの前部は、後板部41よりも前方に突出しており、前板部40の後部と仕切壁4とに固着されている。左右縦壁44L、44Rの後端が立上り壁43に固着されている。
左右一対の縦壁44L、44Rの前後方向両端部にエンジン取付部49が形成され、前側のエンジン取付部49の前端は仕切壁4に固着され、後側のエンジン取付部49の後端は立上り壁43に固着されている。
前記左右の縦リブ7L、7Rは前部側が支持ブラケット6から後方に向けて互いにハの字状に広がり、後部側が互いに平行になって後方に延出され、後端が仕切壁4に溶接等により固着されている。
なお、左縦リブ7Lの後端の仕切壁4への連結部と、左縦壁44Lのエンジン取付部49の仕切壁4への固着部とは左右方向でオーバラップされている。一方、右縦リブ7Rの後端の仕切壁4への連結部と、右縦壁44Rのエンジン取付部49の仕切壁4への固着部とは左右方向でオーバラップされている。
仕切壁4の上部には、ステップ取付板50が前方突設され、旋回基板39の前部側にステップ支持筒体51が複数上方に突設されている(図1参照)。ステップ52の後端部はステップ取付板50に載置固定されると共に複数のステップ支持筒体51上に載置固定されており、ステップ52は旋回基板39の上方に配置されている。なお、キャビン25内の前記運転席9は、ステップ52上方に設けられている。
旋回基板39の両側部にはカバー取付板53L、53R及びカバー取付片54L、54Rが設けられ、これらを介して、旋回台2の左右側面のサイドカバー体37L、37Rが取り付けられている。
旋回フレーム33後上部にはエンジン3を覆うボンネット55が設けられている。
このボンネット55は、エンジン3の後上方を覆うように前記後部プロテクタ34の上方に配置されたボンネット後部56と、このボンネット後部56の左右側方でエンジン3の側方を覆う左右一対のボンネット側部57L、57Rと、この左右ボンネット側部57L、57Rの前上方で前記キャビン25とエンジンルーム36とを仕切るボンネット前部58とを備えている。
なお、ボンネット後部56は、前端に設けられた左右軸廻りに上方開放自在に支持されている。また、左右のボンネット側部57L、57Rは、前述した左右側部プロテクタ35L、35Rの上端にそれぞれ連接されている。
右側の側部プロテクタ35R及びボンネット側部57Rは、旋回フレーム33、仕切壁4に対して、締結具等にて一体的に着脱自在に設けられ、エンジン3右方の油圧ポンプ59や、後述の燃料タンク8の挿脱や点検を可能にしている(図1、4参照)。
図1に示す如く、旋回フレーム33は、仕切壁4前方に燃料タンク(タンク)8、コントロールバルブ60、作動油タンク61等を搭載している。
燃料タンク8は旋回フレーム33の左右一側(右側)に載置されており、この燃料タンク8の前方で旋回フレーム33の右側にはコントロールバルブ60が、前記燃料タンク8の左方(つまり、旋回フレーム33の左右他側)に作動油タンク61がそれぞれ配置されている。
なお、コントロールバルブ60は、旋回作業機1に設けられた対地作業装置5、走行装置22等の各種油圧機器を制御する制御バルブを連接してなる。また、右側のサイドカバー体37Rを取り外した際には、コントロールバルブ60は点検、交換可能な位置で露出することとなる。
作動油タンク61は前後面に凸部61a、61bを有しており、前凸部61aは旋回基板39左端で立設する止め板62におけるタンク前面との当接部分に形成された前嵌合孔62aに、後凸部61bは仕切壁4左部のタンク後面との当接部分に形成された後嵌合孔4aに嵌合することで、旋回フレーム33に取り付けられている。
図1に示したように、燃料タンク8は、仕切壁4の前方で左右一方(右)の縦リブ7R上を横切るように平面視で左右横長に着脱自在に配備されている。燃料タンク8は、仕切壁4の前記ステップ取付板50より下位置に後述するタンク取付装置66を介して取り付けられており(図2参照)、旋回基板39とステップ52との間に収容されることとなる。また、燃料タンク8は、旋回台2の左右一側端(左端)から運転席9の下方まで延設されており、燃料タンク8の右側は、右側のサイドカバー体37R、側部プロテクタ35R及びボンネット側部57Rを取り外した際に露出することとなる。
燃料タンク8は、左右に長く形成された主部8Aと、この主部8Aの外側部分(旋回フレーム33の左右一側(右)縁寄りに位置する部分)の下面から下方に膨出する下膨出部8Bと、前記主部8Aの外側部分の上面から右上方に突出した給油筒部8Cとを有している。
なお、燃料タンク8が横切る右縦リブ7Rの後上部は、燃料タンク8底面に沿って上方開口状に切り欠かれている(以下「切欠凹部63」とする)。
燃料タンク8の主部8Aの左右側面(すなわち、奥側の側面(奥側面)8Dと、外側の側面(外側面)8E)には、それぞれ左右外方に膨出する凸状の係合部12、15が形成されている。これらの奥係合部12及び外係合部15は、側面から左右外方へ先細り状に突出した略円錐台形状の凸部である。また、奥係合部12及び外係合部15の突出長さは、後述の奥位置設定部材11及び外位置設定部材14の肉厚より短くとも長くともよい。
主部8Aは、前述した右縦リブ7Rの切欠凹部63内に収まるように、主部8Aの前後幅が切欠凹部63の前後長さより短く設定されている。
下膨出部8Bは、右縦リブ7Rの右外側方にて、下端が旋回基板39に近接するまで下方に膨出しており、燃料タンク8容量の増加を図ることができ、燃料タンク8の交換時に、旋回台2右側からの燃料タンク8の抜き出しや押し込みに対して障害とならない。
給油筒部8Cは、先端部が右のボンネット側部57Rに設けられた給油凹部64から外部へ露出する突出長さを有しており、先端部には給油キャップ65が着脱自在に取り付けられている。
燃料タンク8の奥側部分(運転席9の下方に位置する部分)の底部は、旋回台2に設けられた受け台10によって受け持たれており、この受け台10の左方であって旋回台2の開口部42左縁と左縦リブ7Lとの間には奥位置設定部材11が立設している。この奥位置設定部材11は、前述の左縦リブ7Lと別体に形成されているが、一体に形成されていてもよい。
受け台10は、正面視で略L字形の板状部材であって、旋回台2の開口部42右側から立設した立設部10aと、この立設部10aの上端から開口部42を横断するように左方へ略水平に延設した平板部10bとを有している。
この平板部10bは、左右に長く形成された板状体であって、先端(左端)が前記奥位置設定部材11の上下方向中途部に連結されており、平板部10bの上面が燃料タンク8の奥側部分の底部と当接することとなる。よって、燃料タンク8は、平板部10b上で滑らせることができるので、抜き出し又は押し込みがスムースにできるようになる。
奥位置設定部材11は、燃料タンク8の奥側面8Dと当接する面(奥当接面)11aを右側に有した平板状の部材であって、燃料タンク8の奥側面8Dの対向位置には前記奥係合部12に係合する奥被係合部13が設けられている。
この奥被係合部13は、奥位置設定部材11の上下方向中途部に形成された略円形の貫通孔であり、右側の開口縁が嵌入する奥係合部12の外周面に係合するように形成されている。よって、奥被係合部13は、奥係合部12を嵌め込んで(係合して)燃料タンク8の前後上下移動を奥側で規制することができる。
さらに、燃料タンク8は、前記受け台10によっても下方移動が規制されると同時に、奥側面8Dと奥位置設定部材11との当接により左方移動も規制されていることから、受け台10及び奥位置設定部材11によって、燃料タンク8の奥側で奥(左)方向や、前後及び上下方向の位置決めがなされている。
なお、燃料タンク8は、受け台10に載置されているので、奥係合部12と奥被係合部13との係合によって少なくとも前後方向及び上方向の移動が規制されればよい。
外位置設定部材14は、仕切壁4に着脱自在に取り付けられ且つ燃料タンク8の外側面8Eに当接する面(外当接面)14aを有した板部材である。外位置設定部材14は、仕切壁4の右端部にボルト等の固定具14bによって着脱自在に固定された取付部14cと、この取付部14cの端部から前方に突出し前記外当接面14aを左側に有した矩形状の突板部14dとを備えており、平面視で略L字形に構成されている。
取付部14cには左右方向に長い横長孔14eが形成されており、この横長孔14eに挿通された固定具14bによって外位置設定部材14は仕切壁4に取り付けられる。
突板部14dには、燃料タンク8の外側面8Eの対向位置に前記外係合部15に係合する外被係合部16が設けられている。
この外被係合部16も、奥側と同様に、外位置設定部材14の突板部14d中央に形成された略円形の貫通孔であり、左側の開口縁が嵌入する外係合部15の外周面と係合するため、外被係合部16は、外係合部15を嵌め込んで燃料タンク8の前後上下移動を外側で規制できる。
また、受け台10による下方移動規制と、外位置設定部材14による右方移動規制もなされており、燃料タンク8は、外側で外(右)方向や、前後及び上下方向の位置決めがされている。
なお、燃料タンク8は、受け台10に載置されているため、奥側のように、外係合部15と外被係合部16との係合で少なくとも前後上方移動が規制されればよい。
上述した受け台10、奥位置設定部材11、奥係合部12、奥被係合部13、外位置設定部材14、外係合部15及び外被係合部16によって、タンク取付装置66が構成されている。
本発明に係る旋回作業機1におけるタンク取付装置66の使用態様について説明する。
旋回作業機1の燃料タンク8を交換する際には、まず右側のサイドカバー体37R、側部プロテクタ35R及びボンネット側部57Rを取り外す。
図2に示したように、燃料タンク8の外側は外位置設定部材14によって、位置決め固定されているが、取付部14cの固定具14bを外すことで、燃料タンク8を旋回台2の右外方へ抜き出すことができる。
抜き出し後、燃料タンク8は、旋回台2の右側部から再度挿入されることで、奥側の底部を受け台10に載せて滑らせながら奥へ押し込まれ、燃料タンク8の奥係合部12を奥位置設定部材11の奥被係合部13に嵌入させることができる。嵌入する奥係合部12の外周面と奥被係合部13の右開口縁とが係合することで、燃料タンク8の奥側での前後上下移動が規制される。
この移動規制時に奥側面8Dが奥位置設定部材11の奥当接面11aに当接するまで奥係合部12を押し込むことで、接触面積が広がり燃料タンク8の奥側でより確実に位置決め支持することができる。
次に、燃料タンク8の外係合部15を外位置設定部材14の外被係合部16に嵌入して、外係合部15の外周面を外被係合部16の左開口縁に係合させる。この係合状態で外位置設定部材14を燃料タンク8奥方向へ押圧しながら、横長孔14eに挿通させた固定具14bによって取付部14cを仕切壁4の右端部に取り付ける。これによって、燃料タンク8の外側での前後上下移動の規制がなされる。
この移動規制時には、外位置設定部材14でも同様に、外側面8Eと外当接面14aとが当接するまでの押込みによって、接触面積が広がり燃料タンク8を外側でも確実に位置決め支持することができる。
なお、同時に、燃料タンク8は、受け持たれた受け台10によって、下方への移動も規制されている。また、燃料タンク8の前方で露出しているコントロールバルブ60の点検や交換も可能となっている。
燃料タンク8の取り付けた後、右側のサイドカバー体37R、側部プロテクタ35R及びボンネット側部57Rを旋回フレーム33に装着させる。
このように、仕切壁4の前側で且つ運転席9下方で、燃料タンク8を旋回台2の右側から挿脱可能であるため、運転席9下のデッドスペースを有効に活用することができる。これと同時に、燃料タンク8の前方にコントロールバルブ60などの内部機器を配備でき、メンテナンス性の向上が図られる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。旋回作業機1等の各構成又は全体の構造、形状、寸法などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
旋回作業機1は、タンク取付装置66を燃料タンク8に適用しているが、例えば作動油タンク61やその他のタンクに適用してもよい。
燃料タンク8は、旋回台2の右側に配備されているが、左側の作動油タンク61と配置を入れ換えて、旋回台2の左側に配備してもよい。
また、燃料タンク8は、左右両方の縦リブ7L、7R上を横切って左右横長に配置されていてもよい。
燃料タンク8の下膨出部8B底面と対面する旋回基板39上や、受け台10の平板部10b上、奥位置設定部材11の奥当接面11a、外位置設定部材14の外当接面14aに、燃料タンク8と当接可能なクッション材をそれぞれ設けてもよい。
また、燃料タンク8の下膨出部8Bの下端に下方に突出する係合凸部を設け、これに係合し且つ右方が開口した被係合切欠部を旋回基板39に形成してもよい。これによって、燃料タンク8の前後、左方及び下方への移動を規制し、燃料タンク8のさらに強固な位置決めが可能となる。
外位置設定部材14は、仕切壁4に取り付けられていたが、旋回基板39に着脱自在に取り付けられていてもよい。
また、上記の実施の形態では、燃料タンク8の両係合部12、15を凸状にしたが、燃料タンク8の係合部12、15は凹状でもよい。このとき、両被係合部13、16は、これに対応して凸状となる。
バッテリ48は、燃料タンク8前方のコントロールバルブ60よりさらに前側に配置されていてもよい。
1 旋回作業機
2 旋回台
3 エンジン
4 仕切壁
5 対地作業装置
6 支持ブラケット
7 縦リブ
8 タンク
8B 下膨出部
9 運転席
10 受け台
11 奥位置設定部材
12 奥係合部
13 奥被係合部
14 外位置設定部材
15 外係合部
16 外被係合部

Claims (2)

  1. 旋回台(2)の後部に配備されたエンジン(3)と、このエンジン(3)の前方で旋回台(2)から立設した仕切壁(4)と、この仕切壁(4)に連結した左右一対の縦リブ(7)と、前記旋回台(2)の左右一側に載置されたタンク(8)と、前記エンジン(3)より前方に配備された運転席(9)とを有している旋回作業機であって、
    前記左右一方の縦リブ(7)に、上方開口状に切り切り欠いた切欠凹部(63)を設け、前記旋回台(2)上であって且つ前記切欠凹部(63)を設けた縦リブ(7)の内側に前記タンク(8)の底部を受け持つ受け台(10)を設けており、
    前記タンク(8)を、前記仕切壁(4)の前側で前記一方の縦リブ(7)の切欠凹部(63)を横切って受け台(10)上に配置していることを特徴とする旋回作業機。
  2. 前記タンク(8)の底部は、前記切欠凹部(63)を設けた縦リブ(7)の左右外側で下方膨出した下膨出部(8B)を有していることを特徴とする請求項1に記載の旋回作業機。
JP2014092711A 2009-10-28 2014-04-28 旋回作業機 Active JP5807088B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014092711A JP5807088B2 (ja) 2009-10-28 2014-04-28 旋回作業機

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009247718 2009-10-28
JP2009247718 2009-10-28
JP2014092711A JP5807088B2 (ja) 2009-10-28 2014-04-28 旋回作業機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009265280A Division JP5537910B2 (ja) 2009-09-29 2009-11-20 旋回作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014169620A true JP2014169620A (ja) 2014-09-18
JP5807088B2 JP5807088B2 (ja) 2015-11-10

Family

ID=44282759

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009265280A Active JP5537910B2 (ja) 2009-09-29 2009-11-20 旋回作業機
JP2014092711A Active JP5807088B2 (ja) 2009-10-28 2014-04-28 旋回作業機

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009265280A Active JP5537910B2 (ja) 2009-09-29 2009-11-20 旋回作業機

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP5537910B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019173359A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 株式会社日立建機ティエラ 建設機械

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6225797B2 (ja) * 2014-03-31 2017-11-08 コベルコ建機株式会社 上部旋回体及びこれを備えた建設機械

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001090112A (ja) * 1999-09-21 2001-04-03 Kubota Corp バックホーの燃料タンクの取付構造
JP2005105605A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Kubota Corp 旋回作業機のタンク取付構造
JP2007092278A (ja) * 2005-09-26 2007-04-12 Kubota Corp バックホーの上部構造

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE29804856U1 (de) * 1998-03-18 1998-07-09 Karl Schaeff GmbH & Co. Maschinenfabrik, 74595 Langenburg Bagger, insbesondere Minibagger
JP3514697B2 (ja) * 2000-03-24 2004-03-31 株式会社クボタ 燃料タンク及びその成形方法
JP2001288778A (ja) * 2000-04-10 2001-10-19 Komatsu Ltd 建設機械

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001090112A (ja) * 1999-09-21 2001-04-03 Kubota Corp バックホーの燃料タンクの取付構造
JP2005105605A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Kubota Corp 旋回作業機のタンク取付構造
JP2007092278A (ja) * 2005-09-26 2007-04-12 Kubota Corp バックホーの上部構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019173359A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 株式会社日立建機ティエラ 建設機械

Also Published As

Publication number Publication date
JP5807088B2 (ja) 2015-11-10
JP2011117123A (ja) 2011-06-16
JP5537910B2 (ja) 2014-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102178694B1 (ko) 시트 스탠드 및 이것을 구비한 작업 기계
JP5949730B2 (ja) 建設機械の電装品配設構造
US8267217B2 (en) Swivel frame
JP5807088B2 (ja) 旋回作業機
JP5867193B2 (ja) 建設機械の上部旋回体
JP5154393B2 (ja) 旋回作業機の燃料タンク構造
JP5000558B2 (ja) 作業車
JP2008149937A (ja) ホイールローダ
JP5154466B2 (ja) 旋回作業機のボンネット装置
US20150191895A1 (en) Side frame for construction machine
JP2013064255A (ja) 建設機械
JP2011089269A (ja) 作業機
JP2013079547A (ja) 建設機械
JP4236550B2 (ja) 旋回作業機のタンク取付構造
JP2006336351A (ja) ショベル系建設機械におけるバッテリ
JP4698455B2 (ja) 作業車の前部構造
JP2005098013A (ja) ステップおよび建設機械
JP2005280683A (ja) 旋回作業機の後上部支持フレーム構造
JP2015194052A (ja) 配管中継構造
JP5803982B2 (ja) 作業機械
JP3861180B2 (ja) 旋回作業車
JP2009270266A (ja) 作業機械
JP2005307560A (ja) 旋回作業機のウエイト
JP2008201188A (ja) 作業機械におけるタンク構造
JP4404306B2 (ja) 建設機械におけるヒューズユニットの配設構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150818

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150907

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5807088

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150