JP2014168985A - 車両用前照灯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の車両用前照灯装置では、ドライバーの視線が車両の進行方向に対して外側に誘導される場合がある。
【解決手段】この発明は、第3ランプユニット41と、第4ランプユニット42と、第5ランプユニット43と、検出部7と、制御部8と、を備える。制御部8は、対象車9との相対角度が自車両Cの正面方向0°から所定の角度θ1までの範囲においては、3個のランプユニット41、42、43を全個点灯させる制御を行う。対象車9との相対角度が所定の角度θ1を超えた時点においては、第3ランプユニット41を消灯させる制御を行う。この結果、この発明は、ドライバーの視線が車両の進行方向に対して外側に誘導されるのを確実に防止することができる。
【選択図】 図4

Description

この発明は、対象車(対象前方車)との相対角度(相対位置)に基づいて配光パターンを変化させる車両用前照灯装置に関するものである。
この種の車両用前照灯装置は、従来からある(たとえば、特許文献1)。以下、従来の車両用前照灯装置について説明する。従来の車両用前照灯装置は、対象前方車が検出されると、部分ハイビームを対象前方車に追従させるものである。ここで、ドライバーは、無意識的に明るい部分を目で追うことがある。
特開2012−81865号公報
ところが、前記の従来の車両用前照灯装置は、部分ハイビームを対象前方車に追従させるものであるから、部分ハイビームが車両の進行方向に対して外側に照射されると、ドライバーの視線が車両の進行方向に対して外側に誘導される場合がある。
この発明が解決しようとする課題は、従来の車両用前照灯装置では、ドライバーの視線が車両の進行方向に対して外側に誘導される場合がある、という点にある。
この発明(請求項1にかかる発明)は、それぞれADBビーム配光パターンを照射する複数個のADBビームランプユニットと、対象車との相対角度を検出して検出信号を出力する検出部と、検出部からの検出信号に基づいて、複数個のADBビームランプユニットを点消灯させる制御信号を複数個のADBビームランプユニットにそれぞれ出力する制御部と、を備え、制御部が、対象車との相対角度が自車両の正面方向から所定の角度までの範囲においては、複数個のADBビームランプユニットを全個点灯させる制御を行い、対象車との相対角度が所定の角度を超えた時点においては、少なくとも1個のADBビームランプユニットを消灯させる制御を行う、ことを特徴とする。
この発明(請求項2にかかる発明)は、制御部が、対象車との相対角度が所定の角度を超えて大きくなるに従って、消灯させるADBビームランプユニットの個数を多くする制御を行う、ことを特徴とする。
この発明(請求項3にかかる発明)は、所定の角度が、少なくとも自車両の速度および対象車との相対距離に応じて設定されている、ことを特徴とする。
この発明(請求項4にかかる発明)は、制御部が、対象車との相対角度が制御限界の角度に達した時点以降においては、点灯状態にあるADBビームランプユニットを、時間的傾きを有して消灯させる制御を行う、ことを特徴とする。
この発明の車両用前照灯装置は、対象車との相対角度が所定の角度を超えた時点において、少なくとも1個のADBビームランプユニットを消灯させるものである。すなわち、点灯状態にある複数個のADBビーム配光パターンのうち少なくとも1個のADBビーム配光パターンを消灯状態にするので、ADBビーム配光パターンが減光する。この減光により、「明るいところに視点を置く」というドライバーの特性による側方注視を抑制することができる。すなわち、ドライバーの視線が車両の進行方向に対して外側に誘導されるのを抑制することができ、交通安全に貢献することができる。
図1は、この発明にかかる車両用前照灯装置の実施形態を示し、左右両側の車両用前照灯を搭載した車両の平面図である。 図2は、右側の車両用前照灯の主要構成部品を示す平面図である。 図3は、車両用前照灯装置の構成部品を示すブロック図である。 図4は、ADBビーム配光パターンの点消灯状態(徐々に減光する状態)と対象車との相対角度との相対関係を示す説明図である。 図5は、ADBビーム配光パターンの点消灯状態(一度に減光する状態)と対象車との相対角度との相対関係を示す説明図である。 図6は、左右両側の車両用前照灯から照射されるハイビーム配光パターン、ロービーム配光パターンを示す説明図である。 図7は、右側の車両用前照灯から照射されるADBビーム配光パターンを示す説明図である。 図8は、左側の車両用前照灯から照射されるADBビーム配光パターンを示す説明図である。 図9は、対象車が検出されていないときに照射されているハイビーム配光パターンとロービーム配光パターンとを示す説明図である。 図10は、対象車が検出されたときに照射されているADBビーム配光パターンとロービーム配光パターンとを示す説明図である。 図11は、対象車が遠方に位置するときに照射されているADBビーム配光パターンとロービーム配光パターンとを示す説明図である。 図12は、対象車が近傍に位置するときに照射されているADBビーム配光パターンとロービーム配光パターンとを示す説明図である。
以下、この発明にかかる車両用前照灯装置の実施形態(実施例)の2例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。図4、図5において、縦軸は、ADBビーム光源の点消灯状態を示し、横軸は、対象車との相対角度を示す。図6〜図12において、符号「VU−VD」は、スクリーンの上下の垂直線を示す。符号「HL−HR」は、スクリーンの左右の水平線を示す。この明細書において、前、後、上、下、左、右は、この発明にかかる車両用前照灯装置を車両に搭載した際の前、後、上、下、左、右である。
(実施形態の構成の説明)
以下、この実施形態にかかる車両用前照灯装置(車両用前照灯システム)の構成について説明する。前記車両用前照灯装置は、図3に示すように、車両用前照灯1L、1Rと、検出部7と、制御部8と、を備える。
(車両用前照灯1L、1Rの説明)
前記車両用前照灯1L、1Rは、たとえば、ヘッドランプなどであって、左側通行用の車両Cの前部の左右両端部に搭載されている。以下、前記車両Cの右側に搭載される右側の前記車両用前照灯1Rについて説明する。なお、前記車両Cの左側に搭載される左側の前記車両用前照灯1Lは、右側の前記車両用前照灯1Rとほぼ同様の構成をなすので、説明を省略する。
前記車両用前照灯1R(1L)は、図2、図3に示すように、ロービームランプユニットとしての第1ランプユニット2と、ハイビームランプユニットとしての第2ランプユニット3と、複数個この例では3個のADBビームランプユニット(すなわち、第1ADBビームランプユニットとしての第3ランプユニット41、第2ADBビームランプユニットとしての第4ランプユニット42、第3ADBビームランプユニットとしての第5ランプユニット43)と、ランプハウジング(図示せず)と、ランプレンズ56(たとえば、素通しのアウターレンズなど)と、取付部材としてのブラケット(図示せず)と、光軸調整装置(図示せず)と、点灯回路10と、を備えるものである。
前記第1ランプユニット2および前記第2ランプユニット3および前記第3ランプユニット41および前記第4ランプユニット42および前記第5ランプユニット43(以下、単に「ランプユニット2、3、41、42、43」と称する)および前記ブラケットおよび前記光軸調整装置および前記点灯回路10は、前記ランプハウジングおよび前記ランプレンズ56により区画されている灯室50内に、配置されている。なお、前記灯室50内には、図示されていないが、フォグランプ、コーナリングランプ、クリアランスランプ、ターンシグナルランプ、オーバーヘッドサインランプなどの他のランプユニットが配置されている場合がある。
前記ランプユニット2、3、41、42、43は、前記ブラケットに取り付けられている。前記ブラケットは、前記光軸調整装置を介して前記ランプハウジングに取り付けられている。この結果、前記ランプユニット2、3、41、42、43は、一体で光軸調整可能に構成されている。
前記第1ランプユニット2の光軸Z1および前記第2ランプユニット3の光軸Z2および前記第3ランプユニット41の光軸Z3は、固定されていて、前記車両Cの正面方向0°(軸方向、進行方向、図1参照)に向いている。前記第4ランプユニット42の光軸Z4は、固定されていて、前記車両Cの正面方向0°に対して、前記車両Cの外側(右側の前記車両用前照灯1Rの場合においては右側、左側の前記車両用前照灯1Lの場合においては左側)に向いている。前記第5ランプユニット43の光軸Z5は、固定されていて、前記第4ランプユニット42の光軸Z4よりも、前記車両Cの外側に向いている。
前記第2ランプユニット3は、前記車両Cの内側(右側の前記車両用前照灯1Rの場合においては左側、左側の前記車両用前照灯1Lの場合においては右側)に配置されている。前記第1ランプユニット2は、前記第2ランプユニット3に対して、前記車両Cの外側に配置されている。前記第3ランプユニット41は、前記第1ランプユニット2に対して、前記車両Cの外側に配置されている。前記第4ランプユニット42は、前記第3ランプユニット41に対して、前記車両Cの外側に配置されている。前記第5ランプユニット43は、前記第4ランプユニット42に対して、前記車両Cの外側に配置されている。なお、前記ランプユニット2、3、41、42、43の配置は、特に限定しない。
(第1ランプユニット2の説明)
前記第1ランプユニット2は、この例では、プロジェクタタイプのランプユニットである。前記第1ランプユニット2は、ロービーム光源20と、リフレクタと、投影レンズと、シェードと、ヒートシンク部材と、ホルダと、から構成されている。前記ロービーム光源20は、この例では、半導体型光源であって、LED、OELまたはOLED(有機EL)などの自発光半導体型光源を使用する。前記ロービーム光源20は、前記点灯回路10を介して点消灯するものである。
前記第1ランプユニット2は、前記ロービーム光源20の点灯により、図6(B)に示すように、形状が一定のロービーム配光パターン(すれ違い用ビーム配光パターン)LPを前記車両Cの前方に照射するものである。左右両側の前記車両用前照灯1L、1Rから照射される前記ロービーム配光パターンLPは、共通である。前記ロービーム配光パターンLPは、左側の走行車線側の上水平カットオフラインと、右側の対向車線側の下水平カットオフラインと、中央の斜めカットオフラインと、を有する。なお、前記ロービーム配光パターンLPは、前記のZカットオフライン以外に、左側の走行車線側の斜めカットオフラインと、右側の対向車線側の水平カットオフラインと、を有するものであっても良い。前記ロービーム配光パターンLPは、主に、左側の走行車線および右側の対向車線の手前側を広範囲に亘って拡散させて照明するものである。
(第2ランプユニット3の説明)
前記第2ランプユニット3は、この例では、プロジェクタタイプのランプユニットである。前記第2ランプユニット3は、ハイビーム光源30と、リフレクタと、投影レンズと、シェードと、ヒートシンク部材と、ホルダと、から構成されている。前記ハイビーム光源30は、この例では、半導体型光源であって、LED、OELまたはOLED(有機EL)などの自発光半導体型光源を使用する。前記ハイビーム光源30は、前記点灯回路10を介して点消灯するものである。
前記第2ランプユニット3は、前記ハイビーム光源30の点灯により、図6(A)に示すように、形状が一定のハイビーム配光パターン(走行用ビーム配光パターン)HPを前記車両Cの前方に照射するものである。左右両側の前記車両用前照灯1L、1Rから照射される前記ハイビーム配光パターンHPは、共通である。前記ハイビーム配光パターンHPは、下側に水平カットオフラインを有する。前記ハイビーム配光パターンHPの下側の部分と前記ロービーム配光パターンLPの上側の部分とは、重なり合う。前記ハイビーム配光パターンHPは、主に、左側の走行車線および右側の対向車線の遠方側を広範囲に亘って拡散させて照明するものである。
(第3ランプユニット41の説明)
前記第3ランプユニット41は、この例では、プロジェクタタイプのランプユニットである。前記第3ランプユニット41は、第1ADBビーム光源(ADBビーム光源1)410と、リフレクタと、投影レンズと、シェードと、ヒートシンク部材と、ホルダと、から構成されている。前記第1ADBビーム光源410は、この例では、半導体型光源であって、LED、OELまたはOLED(有機EL)などの自発光半導体型光源を使用する。前記第1ADBビーム光源410は、前記点灯回路10を介して点消灯するものである。
前記第3ランプユニット41は、前記第1ADBビーム光源410の点灯により、図7(A)、図8(A)に示すように、形状が一定の第1ADBビーム配光パターン(第1ADB用ビーム配光パターン)LSP1、RSP1を前記車両Cの前方に照射するものである。右側の前記車両用前照灯1Rから照射される前記第1ADBビーム配光パターンRSP1は、右側専用であり、また、左側の前記車両用前照灯1Lから照射される前記第1ADBビーム配光パターンLSP1は、左側専用である。右側の前記第1ADBビーム配光パターンRSP1は、左側の垂直カットオフラインと、下側の水平カットオフラインと、を有する。左側の前記第1ADBビーム配光パターンLSP1は、右側の垂直カットオフラインと、下側の水平カットオフラインと、を有する。右側の前記第1ADBビーム配光パターンRSP1と左側の前記第1ADBビーム配光パターンLSP1とは、ほぼ左右対称(左右反転)である。
(第4ランプユニット42の説明)
前記第4ランプユニット42は、この例では、プロジェクタタイプのランプユニットである。前記第4ランプユニット42は、第2ADBビーム光源(ADBビーム光源2)420と、リフレクタと、投影レンズと、シェードと、ヒートシンク部材と、ホルダと、から構成されている。前記第2ADBビーム光源420は、この例では、半導体型光源であって、LED、OELまたはOLED(有機EL)などの自発光半導体型光源を使用する。前記第2ADBビーム光源420は、前記点灯回路10を介して点消灯するものである。
前記第4ランプユニット42は、前記第2ADBビーム光源420の点灯により、図7(B)、図8(B)に示すように、形状が一定の第2ADBビーム配光パターン(第2ADB用ビーム配光パターン)LSP2、RSP2を前記車両Cの前方に照射するものである。右側の前記車両用前照灯1Rから照射される前記第2ADBビーム配光パターンRSP2は、右側専用であり、また、左側の前記車両用前照灯1Lから照射される前記第2ADBビーム配光パターンLSP2は、左側専用である。右側の前記第2ADBビーム配光パターンRSP2は、右側の前記第1ADBビーム配光パターンRSP1の左側の垂直カットオフラインよりも右側に位置する左側の垂直カットオフラインと、下側の水平カットオフラインと、を有する。左側の前記第2ADBビーム配光パターンLSP2は、左側の前記第1ADBビーム配光パターンLSP1の右側の垂直カットオフラインよりも左側に位置する右側の垂直カットオフラインと、下側の水平カットオフラインと、を有する。右側の前記第2ADBビーム配光パターンRSP2と左側の前記第2ADBビーム配光パターンLSP2とは、ほぼ左右対称(左右反転)である。
(第5ランプユニット43の説明)
前記第5ランプユニット43は、この例では、プロジェクタタイプのランプユニットである。前記第5ランプユニット43は、第3ADBビーム光源(ADBビーム光源3)430と、リフレクタと、投影レンズと、シェードと、ヒートシンク部材と、ホルダと、から構成されている。前記第3ADBビーム光源430は、この例では、半導体型光源であって、LED、OELまたはOLED(有機EL)などの自発光半導体型光源を使用する。前記第3ADBビーム光源430は、前記点灯回路10を介して点消灯するものである。
前記第5ランプユニット43は、前記第3ADBビーム光源430の点灯により、図7(C)、図8(C)に示すように、形状が一定の第3ADBビーム配光パターン(第3ADB用ビーム配光パターン)LSP3、RSP3を前記車両Cの前方に照射するものである。右側の前記車両用前照灯1Rから照射される前記第3ADBビーム配光パターンRSP3は、右側専用であり、また、左側の前記車両用前照灯1Lから照射される前記第3ADBビーム配光パターンLSP3は、左側専用である。右側の前記第3ADBビーム配光パターンRSP3は、右側の前記第2ADBビーム配光パターンRSP2の左側の垂直カットオフラインよりも右側に位置する左側の垂直カットオフラインと、下側の水平カットオフラインと、を有する。左側の前記第3ADBビーム配光パターンLSP3は、左側の前記第2ADBビーム配光パターンLSP2の右側の垂直カットオフラインよりも左側に位置する右側の垂直カットオフラインと、下側の水平カットオフラインと、を有する。右側の前記第3ADBビーム配光パターンRSP3と左側の前記第3ADBビーム配光パターンLSP3とは、ほぼ左右対称(左右反転)である。
(ADBビーム配光パターンの説明)
右側の前記第1ADBビーム配光パターンRSP1と右側の前記第2ADBビーム配光パターンRSP2と右側の前記第3ADBビーム配光パターンRSP3とを合成(重畳)すると、図7(D)に示す右側のADBビーム配光パターンRSP1、RSP2、RSP3が得られる。左側の前記第1ADBビーム配光パターンLSP1と左側の前記第2ADBビーム配光パターンLSP2と左側の前記第3ADBビーム配光パターンLSP3とを合成(重畳)すると、図8(D)に示す左側のADBビーム配光パターンLSP1、LSP2、LSP3が得られる。
右側の前記ADBビーム配光パターンRSP1、RSP2、RSP3と左側の前記ADBビーム配光パターンLSP1、LSP2、LSP3とを合成(重畳)すると、前記ハイビーム配光パターンHPとほぼ同形状の配光パターンとなる。また、左右両側の前記ADBビーム配光パターンLSP1、LSP2、LSP3、RSP1、RSP2、RSP3の下側の部分と前記ロービーム配光パターンLPの上側の部分とは、重なり合う。右側の前記ADBビーム配光パターンRSP1、RSP2、RSP3は、主に、右側の対向車線の側方(路肩など)を広範囲に亘って拡散させて照明するものである。左側の前記ADBビーム配光パターンLSP1、LSP2、LSP3は、主に、左側の走行車線の側方(路肩など)を広範囲に亘って拡散させて照明するものである。
(検出部7の説明)
前記検出部7は、対象車(対向車や先行車などの対象前方車)9の有無および前記対象車9との相対角度(相対距離、相対位置)などを検出して、検出信号を前記制御部8に出力するものである。前記検出部7は、たとえば、CCDカメラ(カメラセンサ)、車速センサなど、その他のセンサを使用する。前記検出部7が検出する対象車9との相対角度は、図1に示すように、前記車両Cの正面方向0°から前記車両Cの外側θ3までの範囲である。前記車両Cの正面方向0°は、初期の角度である。前記車両Cの外側θ3は、制御限界の角度であって、この例では、約15°である。
(制御部8の説明)
前記制御部8は、たとえば、ECUなどを使用する。前記制御部8は、前記検出部7からの前記検出信号を入力して、前記検出信号に基づいて前記車両用前照灯1L、1Rに制御信号を出力するものである。前記制御部8は、第1制御部としての点灯制御80と、第2制御部としての照射角制御81と、から構成されている。前記制御部8は、前記灯室50内に配置されている場合と前記灯室50外に配置されている場合とがある。
前記点灯制御80および前記照射角制御81は、前記点灯回路10を介して、前記ロービーム光源20、前記ハイビーム光源30、前記第1ADBビーム光源410、420、430(以下、単に「光源20、30、410、420、430」と称する場合がある)の点消灯の制御および調光制御を行うものである。前記光源20、30、410、420、430の調光制御は、たとえば、2進法パルス幅変調であって、ONのパルス幅のデューティ比あるいはOFFのパルス幅のデューティ比を減少または増加させることにより行われる。前記光源20、30、410、420、430の調光制御により、前記ロービーム配光パターンLP、前記ハイビーム配光パターンHP、前記ADBビーム配光パターンLSP1、LSP2、LSP3、RSP1、RSP2、RSP3の明るさ(光度、照度、輝度、光量など)を徐々に増加させたり徐々に減少させたりすることができる。
(制御部8の制御の説明)
以下、前記制御部8の制御について、図4、図5を参照して説明する。すなわち、前記制御部8は、前記対象車9との相対角度が前記車両Cの進行方向0°から所定の角度θ1(この例では、約5°)までの範囲においては、3個のADBビームランプユニット41、42、43を、100%の点灯状態で、全個点灯させる制御を行う。このとき、前記第1ADBビーム配光パターンLSP1、RSP1と、前記第2ADBビーム配光パターンLSP2、RSP2と、前記第3ADBビーム配光パターンLSP3、RSP3とが合成されていて、ADBビーム配光パターンLSP1、LSP2、LSP3、RSP1、RSP2、RSP3の明るさは、100%である。
前記制御部8は、前記対象車9との相対角度が前記所定の角度θ1を超えた時点においては、少なくとも1個の前記ADBビームランプユニット41、42、43を消灯させる制御を行う。前記制御部8は、前記対象車9との相対角度が前記所定の角度θ1を超えて大きくなるに従って、消灯させる前記ADBビームランプユニット41、42、43の個数を多くする制御を行う。
たとえば、図4に示すように、前記対象車9との相対角度が前記所定の角度θ1から角度θ11までの範囲においては、前記第3ランプユニット41を100%点灯状態から0%消灯状態に徐々に減光消灯させる制御を行う。前記対象車9との相対角度が前記所定の角度θ11から角度θ2までの範囲においては、前記第4ランプユニット42および前記第5ランプユニット43を100%の点灯状態で点灯させる制御を行う。このとき、前記第2ADBビーム配光パターンLSP2、RSP2と、前記第3ADBビーム配光パターンLSP3、RSP3とが合成されている。
前記対象車9との相対角度が前記所定の角度θ2から角度θ22までの範囲においては、前記第4ランプユニット42を100%点灯状態から0%消灯状態に減光消灯させる制御を行う。前記対象車9との相対角度が前記所定の角度θ22から角度θ3までの範囲においては、前記第5ランプユニット43を100%の点灯状態で点灯させる制御を行う。このとき、前記第3ADBビーム配光パターンLSP3、RSP3のみが照射されている。
あるいは、図5に示すように、前記対象車9との相対角度が前記所定の角度θ1を超えた時点で、前記第3ランプユニット41を100%点灯状態から0%消灯状態に一気に消灯させる制御を行う。前記対象車9との相対角度が前記所定の角度θ1から角度θ2までの範囲においては、前記第4ランプユニット42および前記第5ランプユニット43を100%の点灯状態で点灯させる制御を行う。このとき、前記第2ADBビーム配光パターンLSP2、RSP2と、前記第3ADBビーム配光パターンLSP3、RSP3とが合成されている。
前記対象車9との相対角度が前記角度θ2を越えた時点で、前記第4ランプユニット42を100%点灯状態から0%消灯状態に一気に消灯させる制御を行う。前記対象車9との相対角度が前記所定の角度θ2から角度θ3までの範囲においては、前記第5ランプユニット43を100%の点灯状態で点灯させる制御を行う。このとき、前記第3ADBビーム配光パターンLSP3、RSP3のみが照射されている。
そして、前記制御部8は、前記対象車9との相対角度が制御限界の角度θ3に達した時点以降においては、点灯状態にある前記第5ランプユニット43を、時間的傾きを有して消灯させる制御を行う。
(設定パラメータの説明)
前記所定の角度θ1は、少なくとも前記車両(自車両)Cの速度および前記対象車9との相対距離に応じて設定されている。以下、調光減光もしくは一気減光を開始する対象車(9)との相対角度(θ1)を設定した設定パラメータについて説明する。すなわち、前記対象車との相対角度を設定する考え方は、「歩道上の歩行者が(車が接近しているのを見て)横断することを諦める」と、統計的に考えられる自車両と他車両(対向車)との間の車間距離に至るまでの間において、他車両にグレアを与えない対象車との相対角度(≒自車両の正面(0°)に対する他車両との相対角度(θ1))に設定する。これにより、主目的である「横断してくる(もしくは横断しようとする)歩行者」の発見を阻害しないようにするものである。
言い換えれば、前記減光状態を開始した以降は、歩行者の視認性が低下するため、確実に見ておきたい状態(=歩行者が横断し始める可能性が高い状態)の歩行者がいる間は減光せずにADBビーム配光パターンを照射したい、との考えに基づくものである。本来は、歩行者そのものを検出することが最良であるが、精度やコストなどの面から、実現が困難であるため、代替手段として、少なくとも自車両の速度および他車両との相対距離から、歩行者が横断可能か否かを判断するものである。
たとえば、自車両と対向車との間を歩行者が横断しようとする場合、両側から来る車両との距離・車速・道路幅から横断可能か否かを判断する。仮に、車速がいずれも50km/h(13.8m/s)・道路幅7m・歩行速度1m/sとした場合、横断には7秒要する。すなわち、1車線を渡り終えるのに3.5秒を要するため、手前側の車線を走行する車両が13.8×3.5=48.3mよりも接近している場合は、横断が困難である。同様に、奥側の車線を走行する車両については、96.6mよりも接近している場合は、横断が困難である。このとき、2台の車両の車間距離は、48.3m+96.6m=144.9≒150mとなる。車間距離が150mの場合、自車両と対向車との相対角度は、約1.3°、自車両と歩行者との相対角度は、約3.1°となる。ここで、対象車との相対角度度を2.0°に設定すると、対向車にはグレアを与えず、かつ、歩行者は照射されていて十分に視認することができる。ここから減光を開始しても問題がない。ただし、実際のパラメータ設定時においては、各種の変動要素(検出精度・自他車両の速度差・歩行者が「渡れない」と判断するタイミングなど)を考慮し、さらに対向車が接近するまで減光を開始せずにADBビーム配光パターンを照射するように設定する。
(実施形態の作用の説明)
この実施形態にかかる車両用前照灯装置は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
まず、車両(自車両)Cの前方に対象車9(対向車両)が無いと、検出部7が検出信号を制御部8に出力し、制御部8が制御信号を車両用前照灯1L、1Rの点灯回路10に出力する。すると、ロービーム光源20およびハイビーム光源30が100%点灯状態に制御され、一方、第1ADBビーム光源410、第2ADBビーム光源420、第3ADBビーム光源430が0%消灯状態に制御される。
これにより、図9に示すように、左右両側の車両用前照灯1L、1Rの第1ランプユニット2から左右両側のロービーム配光パターンLP、および、左右両側の車両用前照灯1L、1Rの第2ランプユニット3から左右両側のハイビーム配光パターンHPが、それぞれ100%点灯状態で、車両の前方に照射されることとなる。この結果、手前側から遠方にかけて広範囲に照明することができる。
ここで、検出部7が対象車9を検出すると、ハイビーム光源30が0%消灯状態に制御され、一方、第1ADBビーム光源410、第2ADBビーム光源420、第3ADBビーム光源430が100%点灯状態に制御される。これにより、図10に示すように、左右両側の車両用前照灯1L、1Rの第1ランプユニット2から左右両側のロービーム配光パターンLP、および、左右両側の車両用前照灯1L、1Rの第3ランプユニット41から左右両側の第1ADBビーム配光パターンLSP1、RSP1、および、左右両側の車両用前照灯1L、1Rの第4ランプユニット42から左右両側の第2ADBビーム配光パターンLSP2、RSP2、および、左右両側の車両用前照灯1L、1Rの第5ランプユニット43から左右両側の第3ADBビーム配光パターンLSP3、RSP3が、それぞれ100%点灯状態で、車両の前方に照射されることとなる。この結果、引き続き手前側から遠方にかけて広範囲に照明することができる。
対象車9が車両Cに近付いて、対象車9との相対角度が車両Cの正面方向0°から右側に所定の角度θ1に達すると、第3ランプユニット41が、100%点灯状態から0%消灯状態に徐々に減光消灯し(図4参照)、あるいは、100%点灯状態から0%消灯状態に一気に消灯する(図5参照)。この結果、図11に示すように、右側の第1ADBビーム配光パターンRSP1が消灯して、右側の第2ADBビーム配光パターンRSP2と右側の第3ADBビーム配光パターンRSP3とが100%の点灯状態で点灯している。これにより、近付いてくる対象車9にグレアを与えるようなことがない。
対象車9がさらに車両Cに近付いて、対象車9との相対角度が所定の角度θ1から右側に角度θ2に達すると、第4ランプユニット42が、100%点灯状態から0%消灯状態に徐々に減光消灯し(図4参照)、あるいは、100%点灯状態から0%消灯状態に一気に消灯する(図5参照)。この結果、図12に示すように、右側の第2ADBビーム配光パターンRSP2が消灯して、右側の第3ADBビーム配光パターンRSP3のみが100%の点灯状態で点灯している。これにより、さらに近付いてくる対象車9にグレアを与えるようなことがない。
このように、対象車9との相対角度が所定の角度θ1を超えた時点においては、第3ランプユニット41を消灯させる制御を行い、対象車9との相対角度が所定の角度θ1を超えて大きくなるに従って、第4ランプユニット42を消灯させる制御を行う。
ここで、対象車9との相対角度が制御限界の角度θ3に達すると、第5ランプユニット43が、100%点灯状態から時間的傾きを有して0%消灯する。この結果、右側の第3ADBビーム配光パターンRSP3が消灯して、これにより、さらに近付いてくる対象車9にグレアを与えるようなことがない。このとき、図6(B)に示すロービーム配光パターンLPと、図8(D)に示す左側のADBビーム配光パターンLSP1、LSP2、LSP3とが照射されている。
そして、対象車9がすれ違った後、左側のADBビーム配光パターンLSP1、LSP2、LSP3が0%消灯し、かつ、左右両側のハイビーム配光パターンHPが100%点灯する。この結果、図9に示す点灯状態に戻る。
(実施形態の効果の説明)
この実施形態にかかる車両用前照灯装置は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施形態にかかる車両用前照灯装置は、対象車9との相対角度が所定の角度θ1を超えた時点において、第3ランプユニット41を消灯させるものである。すなわち、点灯状態にある第1ADBビーム配光パターンLSP1、RSP1を消灯状態にするので、ADBビーム配光パターンLSP2、LSP3、RSP2、RSP3が減光する。この減光により、「明るいところに視点を置く」というドライバーの特性による側方注視を抑制することができる。すなわち、ドライバーの視線が車両Cの進行方向に対して外側に誘導されるのを抑制することができ、交通安全に貢献することができる。
この実施形態にかかる車両用前照灯装置は、対象車9との相対角度が所定の角度θ1を超えて大きくなるに従って第4ランプユニット42を消灯させるものである。すなわち、点灯状態にある第2ADBビーム配光パターンLSP2、RSP2を消灯状態にするので、第3ADBビーム配光パターンLSP3、RSP3の減光状態の度合いが大きい。このために、「明るいところに視点を置く」というドライバーの特性による側方注視をさらに確実に抑制することができる。すなわち、ドライバーの視線が車両Cの進行方向に対して外側に誘導されるのをさらに確実に抑制することができ、交通安全に貢献することができる。
この実施形態にかかる車両用前照灯装置は、ADBビーム配光パターンLSP1、LSP2、LSP3、RSP1、RSP2、RSP3の調光減光もしくは一気減光を開始する所定の角度θ1が、少なくとも車両(自車両)Cの速度および対象車9との相対距離に応じて設定されている。このために、対象車9にグレアを与えずに、かつ、歩道上の歩行者を視認することができ、交通安全に貢献することができる。
この実施形態にかかる車両用前照灯装置は、対象車9との相対角度が制御限界の角度θ3に達した時点以降において第5ランプユニット43を消灯する場合には、時間的傾きを有して第3ADBビーム配光パターンLSP3、RSP3を0%消灯する。このために、「明るさの急激な変化に意識が惹かれる」というドライバーの特性による側方注視を抑制することができ、交通安全に貢献することができる。
(実施形態以外の例の説明)
この実施形態においては、車両Cが左側通行の場合の車両用前照灯1L、1Rについて説明するものである。ところが、この発明においては、車両Cが右側通行の場合の車両用前照灯装置にも適用することができる。
また、この実施形態においては、ハイビーム配光パターンHPが下側に水平カットオフラインを有する長円形の2分の1の形状をなすものである。ところが、この発明においては、ハイビーム配光パターンの形状は特に限定しない。たとえば、長円形の形状などであっても良い。
さらに、この実施形態においては、ADBビーム配光パターンLSP、RSPが長円形の4分の1の形状をなすものである。ところが、この発明においては、ADBビーム配光パターンの形状は特に限定しない。たとえば、垂直カットオフラインを1辺とする三角形形状、あるいは、垂直カットオフラインで切断した長円形の2分の1の形状、あるいは、垂直カットオフラインと水平カットオフラインで切断した長円形の4分の3の形状などであっても良い。
さらにまた、この実施形態においては、ランプユニット2、3、41、42、43の光源として半導体型光源(20、30、410、420、430)を使用するものである。ところが、この発明においては、ランプユニットの光源として、半導体型光源以外の光源、たとえば、HIDなどの放電光源、ハロゲン光源などのバルブ光源などを使用するものであっても良い。
さらにまた、この実施形態においては、対象車9として1台の対向車両について説明するものである。ところが、この発明においては、対象車9として、左側に曲がった曲路を走行する1台の先行車、あるいは、複数台の対向車や先行車などであっても良い。
さらにまた、この実施形態においては、ADBビームランプユニットが3個である。ところが、この発明においては、ADBビームランプユニットが2個、あるいは、4個以上であっても良い。
1L 左側の車両用前照灯装置
1R 右側の車両用前照灯装置
10 点灯回路
2 第1ランプユニット
20 ロービーム光源
3 第2ランプユニット
30 ハイビーム光源
41 第3ランプユニット
42 第4ランプユニット
43 第5ランプユニット
410 第1ADBビーム光源
420 第2ADBビーム光源
430 第3ADBビーム光源
50 灯室
56 ランプハウジング
7 検出部
8 制御部
80 点灯制御
81 照射角制御
9 対象車
C 車両
HL−HR スクリーンの左右の水平線
HP ハイビーム配光パターン
LP ロービーム配光パターン
LSP1 左側の第1ADBビーム配光パターン
LSP2 左側の第2ADBビーム配光パターン
LSP3 左側の第3ADBビーム配光パターン
RSP1 右側の第1ADBビーム配光パターン
RSP2 右側の第2ADBビーム配光パターン
RSP3 右側の第3ADBビーム配光パターン
VU−VD スクリーンの上下の垂直線
Z1、Z2、Z3、Z4、Z5 光軸
θ1 所定の角度
θ11、θ2、θ22 中間の角度
θ3 制御限界の角度

Claims (4)

  1. それぞれADBビーム配光パターンを照射する複数個のADBビームランプユニットと、
    対象車との相対角度を検出して検出信号を出力する検出部と、
    前記検出部からの前記検出信号に基づいて、複数個の前記ADBビームランプユニットを点消灯させる制御信号を複数個の前記ADBビームランプユニットにそれぞれ出力する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記対象車との相対角度が自車両の正面方向から所定の角度までの範囲においては、複数個の前記ADBビームランプユニットを全個点灯させる制御を行い、前記対象車との相対角度が前記所定の角度を超えた時点においては、少なくとも1個の前記ADBビームランプユニットを消灯させる制御を行う、
    ことを特徴とする車両用前照灯装置。
  2. 前記制御部は、前記対象車との相対角度が前記所定の角度を超えて大きくなるに従って、消灯させる前記ADBビームランプユニットの個数を多くする制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯装置。
  3. 前記所定の角度は、少なくとも前記自車両の速度および前記対象車との相対距離に応じて設定されている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用前照灯装置。
  4. 前記制御部は、前記対象車との相対角度が制御限界の角度に達した時点以降においては、点灯状態にある前記ADBビームランプユニットを、時間的傾きを有して消灯させる制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用前照灯装置。
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