JP2014162244A - 車両用前照灯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の車両用前照灯装置では、ドライバーに眼精疲労や違和感を与える。
【解決手段】この発明は、第1ランプユニット2と、第2ランプユニット3と、第3ランプユニット4と、検出部7と、制御部8と、を備える。制御部8は、第1ランプユニット2、第2ランプユニット3、第3ランプユニット4のうち少なくともいずれか1のランプユニットの点消灯制御を、時間的変化を伴う調光制御で行う。この結果、この発明は、ドライバーに眼精疲労や違和感を軽減することができる。
【選択図】 図4

Description

この発明は、前方の対象車に対応して、複数の配光パターンに切り替えることができる車両用前照灯装置に関するものである。
この種の車両用前照灯装置は、従来からある(たとえば、特許文献1)。以下、従来の車両用前照灯装置について説明する。従来の車両用前照灯装置は、前走車に対応して、ベーシックロービーム用配光パターン、ドーバーロービーム用配光パターン、ハイビーム用配光パターン、左片ハイ用配光パターン、右片ハイ用配光パターン、Vビーム用配光パターンに切り替えるものである。
特開2011−235678号公報
ところが、前記の従来の車両用前照灯装置は、配光パターンが時間的変化を伴わずに一気に切り替わるために、ドライバーに眼精疲労を与える場合がある。
この発明が解決しようとする課題は、従来の車両用前照灯装置では、ドライバーに眼精疲労を与える場合がある、という点にある。
この発明(請求項1にかかる発明)は、ロービーム配光パターンを車両の前方に照射するロービームランプユニットと、ハイビーム配光パターンを車両の前方に照射するハイビームランプユニットと、ADBビーム配光パターンを車両の前方に照射するADBビームランプユニットと、前方の対象車を検出して検出信号を出力する検出部と、検出部からの検出信号に基づいてロービームランプユニット、ハイビームランプユニット、ADBビームランプユニットに制御信号を出力する制御部と、を備え、制御部が、ロービームランプユニット、ハイビームランプユニット、ADBビームランプユニットのうち少なくともいずれか1のランプユニットの点消灯制御を、時間的変化を伴う調光制御で行う、ことを特徴とする。
この発明(請求項2にかかる発明)は、ハイビームランプユニット、または、ADBビームランプユニット、あるいは、ハイビームランプユニットおよびADBビームランプユニットの調光消灯時間が、ハイビームランプユニット、または、ADBビームランプユニット、あるいは、ハイビームランプユニットおよびADBビームランプユニットの調光点灯時間よりも、短い、ことを特徴とする。
この発明(請求項3にかかる発明)は、ハイビームランプユニットの調光消灯時間が、ADBビームランプユニットの調光点灯時間よりも、短い、ことを特徴とする。
この発明の車両用前照灯装置は、ロービームランプユニット、ハイビームランプユニット、ADBビームランプユニットのうち少なくともいずれか1のランプユニットが時間的変化を伴う調光点消灯をする。この結果、ロービーム配光パターン、ハイビーム配光パターン、ADBビーム配光パターンの明るさ(光度、照度、輝度、光量)を徐々に増加(漸増)させたり徐々に減少(漸減)させたりすることができるので、ドライバーに眼精疲労を与えるようなことがない。
図1は、この発明にかかる車両用前照灯装置の実施形態1を示し、左右両側の車両用前照灯を搭載した車両の平面図である。 図2は、右側の車両用前照灯の主要構成部品を示す正面図である。 図3は、車両用前照灯装置の構成部品を示すブロック図である。 図4は、ハイビームランプユニット、ADBビームランプユニット、ロービームランプユニットの調光点消灯の状態を示す説明図である。 図5は、左右両側の車両用前照灯から照射されるハイビーム配光パターン、ADBビーム配光パターン、ロービーム配光パターンを示す説明図である。 図6は、対象車が検出されたときに照射されているADBビーム配光パターンとロービーム配光パターンとを示す説明図である。 図7は、対象車が検出されたときに照射されているハイビーム配光パターンとADBビーム配光パターンとロービーム配光パターンとを示す説明図である。 図8は、対象車が検出されていないときに照射されているハイビーム配光パターンとロービーム配光パターンとを示す説明図である。 図9は、この発明にかかる車両用前照灯装置の実施形態2を示すハイビームランプユニット、ADBビームランプユニット、ロービームランプユニットの調光点消灯の状態の説明図である。 図10は、この発明にかかる車両用前照灯装置の実施形態3を示すハイビームランプユニット、ADBビームランプユニット、ロービームランプユニットの調光点消灯の状態の説明図である。
以下、この発明にかかる車両用前照灯装置の実施形態(実施例)の3例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。図4、図9、図10において、縦軸は、ハイビームランプユニット、ADBビームランプユニット、ロービームランプユニットの調光点消灯の状態を示し、横軸は、時間を示し、太い実線は、点消灯状態を示す。図5〜図8において、符号「VU−VD」は、スクリーンの上下の垂直線を示す。符号「HL−HR」は、スクリーンの左右の水平線を示す。この明細書において、前、後、上、下、左、右は、この発明にかかる車両用前照灯装置を車両に搭載した際の前、後、上、下、左、右である。
(実施形態1の構成の説明)
以下、この実施形態1にかかる車両用前照灯装置(車両用前照灯システム)の構成について説明する。前記車両用前照灯装置は、図3に示すように、車両用前照灯1L、1Rと、検出部7と、制御部8と、を備える。
(車両用前照灯1L、1Rの説明)
前記車両用前照灯1L、1Rは、たとえば、ヘッドランプなどであって、左側通行用の車両Cの前部の左右両端部に搭載されている。以下、前記車両Cの右側に搭載される右側の前記車両用前照灯1Rについて説明する。なお、前記車両Cの左側に搭載される左側の前記車両用前照灯1Lは、右側の前記車両用前照灯1Rとほぼ同様の構成をなすので、説明を省略する。
前記車両用前照灯1R(1L)は、図2、図3に示すように、ロービームランプユニットとしての第1ランプユニット(すれ違い用ビーム照射部)2と、ハイビームランプユニットとしての第2ランプユニット(走行用ビーム照射部)3と、ADB(可変)ビームランプユニットとしての第3ランプユニット(ADB用ビーム照射部)4と、ランプハウジング5と、ランプレンズ(たとえば、素通しのアウターレンズなど)と、第1取付部材51および第2取付部材(ブラケット)52と、光軸調整装置53、54、55と、回動機構(スイブル装置)6と、を備えるものである。
前記第1ランプユニット2および前記第2ランプユニット3および前記第3ランプユニット4および前記第1取付部材51および前記第2取付部材52および前記光軸調整装置53、54、55および前記回動機構6は、前記ランプハウジング5および前記ランプレンズにより区画されている灯室50内に、配置されている。なお、前記灯室50内には、図示されていないが、フォグランプ、コーナリングランプ、クリアランスランプ、ターンシグナルランプ、オーバーヘッドサインランプなどの他のランプユニットが配置されている場合がある。
前記第1ランプユニット2および前記第2ランプユニット3は、前記第2取付部材52に取り付けられている。前記第1ランプユニット2の光軸(図示せず)および前記第2ランプユニット3の光軸(図示せず)は、固定されていて、前記車両Cの正面方向(軸方向、進行方向、図1中の一点鎖線と平行もしくはほぼ平行)に向いている。
前記第3ランプユニット4は、前記第1取付部材51および前記回動機構6を介して前記第2取付部材52に取り付けられている。前記第3ランプユニット4の光軸(図示せず)は、前記回動機構6により、前記車両Cの正面方向から前記車両Cの外側(右側の前記車両用前照灯1Rの場合においては右側、左側の前記車両用前照灯1Lの場合においては左側)の所定角度(たとえば、約15°)までの範囲において、回転する。
前記第1ランプユニット2は、前記車両Cの外側に配置されている。前記第2ランプユニット3は、前記車両Cの内側(右側の前記車両用前照灯1Rの場合においては左側、左側の前記車両用前照灯1Lの場合においては右側)に配置されている。前記第3ランプユニット4は、前記第1ランプユニット2と前記第2ランプユニット3との間に配置されている。なお、前記第3ランプユニット4は、前記第1ランプユニット2と内外入れ替えて配置しても良いし、あるいは、前記第2ランプユニット3と内外入れ替えて配置しても良いし、あるいは、前記第1ランプユニット2および前記第2ランプユニット3に対して上側もしくは下側に配置しても良い。
(第1ランプユニット2の説明)
前記第1ランプユニット2は、この例では、プロジェクタタイプのランプユニットである。前記第1ランプユニット2は、ロービーム光源と、リフレクタと、投影レンズと、シェードと、ヒートシンク部材と、ホルダと、から構成されている。前記ロービーム光源は、この例では、半導体型光源であって、LED、OELまたはOLED(有機EL)などの自発光半導体型光源を使用する。前記ロービーム光源は、前記制御部8から出力される制御信号に基づいて時間的変化を伴う調光点消灯をする。
前記第1ランプユニット2は、前記ロービーム光源の点灯により、図5(D)に示すように、ロービーム配光パターン(すれ違い用ビーム配光パターン)LPを前記車両Cの前方に照射するものである。左右両側の前記車両用前照灯1L、1Rから照射される前記ロービーム配光パターンLPは、共通である。前記ロービーム配光パターンLPは、左側の走行車線側の上水平カットオフラインと、右側の対向車線側の下水平カットオフラインと、中央の斜めカットオフラインと、を有する。なお、前記ロービーム配光パターンLPは、前記のZカットオフライン以外に、左側の走行車線側の斜めカットオフラインと、右側の対向車線側の水平カットオフラインと、を有するものであっても良い。前記ロービーム配光パターンLPは、主に、左側の走行車線および右側の対向車線の手前側を広範囲に亘って拡散させて照明するものである。
(第2ランプユニット3の説明)
前記第2ランプユニット3は、この例では、プロジェクタタイプのランプユニットである。前記第2ランプユニット3は、ハイビーム光源と、リフレクタと、投影レンズと、シェードと、ヒートシンク部材と、ホルダと、から構成されている。前記ハイビーム光源は、この例では、半導体型光源であって、LED、OELまたはOLED(有機EL)などの自発光半導体型光源を使用する。前記ハイビーム光源は、前記制御部8から出力される制御信号に基づいて時間的変化を伴う調光点消灯をする。
前記第2ランプユニット3は、前記ハイビーム光源の点灯により、図5(A)に示すように、ハイビーム配光パターン(走行用ビーム配光パターン)HPを前記車両Cの前方に照射するものである。左右両側の前記車両用前照灯1L、1Rから照射される前記ハイビーム配光パターンHPは、共通である。前記ハイビーム配光パターンHPは、下側に水平カットオフラインを有する。前記ハイビーム配光パターンHPの下側の部分と前記ロービーム配光パターンLPの上側の部分とは、重なり合う。前記ハイビーム配光パターンHPは、主に、左側の走行車線および右側の対向車線の遠方側を広範囲に亘って拡散させて照明するものである。
(第3ランプユニット4の説明)
前記第3ランプユニット4は、この例では、プロジェクタタイプのランプユニットである。前記第3ランプユニット4は、ADBビーム光源と、リフレクタと、投影レンズと、シェードと、ヒートシンク部材と、ホルダと、から構成されている。前記ADBビーム光源は、この例では、半導体型光源であって、LED、OELまたはOLED(有機EL)などの自発光半導体型光源を使用する。前記ADBビーム光源は、前記制御部8から出力される制御信号に基づいて時間的変化を伴う調光点消灯をする。
前記第3ランプユニット4は、前記ADBビーム光源の点灯により、図5(B)、(C)に示すように、ADBビーム配光パターン(ADB用ビーム配光パターン)LSP、RSPを前記車両Cの前方に照射するものである。右側の前記車両用前照灯1Rから照射される前記ADBビーム配光パターンRSPは、右側専用であり、また、左側の前記車両用前照灯1Lから照射される前記ADBビーム配光パターンLSPは、左側専用である。右側の前記ADBビーム配光パターンRSPは、左側の垂直カットオフラインと、下側の水平カットオフラインと、を有する。左側の前記ADBビーム配光パターンLSPは、右側の垂直カットオフラインと、下側の水平カットオフラインと、を有する。右側の前記ADBビーム配光パターンRSPと左側の前記ADBビーム配光パターンLSPとは、ほぼ左右対称(左右反転)である。右側の前記ADBビーム配光パターンRSPと左側の前記ADBビーム配光パターンLSPとを合成(重畳)すると、前記ハイビーム配光パターンHPとほぼ同形状の配光パターンとなる。また、左右両側の前記ADBビーム配光パターンLSP、RSPの下側の部分と前記ロービーム配光パターンLPの上側の部分とは、重なり合う。右側の前記ADBビーム配光パターンRSPは、主に、右側の対向車線の側方(路肩など)を広範囲に亘って拡散させて照明するものである。左側の前記ADBビーム配光パターンLSPは、主に、左側の走行車線の側方(路肩など)を広範囲に亘って拡散させて照明するものである。
(光軸調整装置53、54、55の説明)
前記光軸調整装置53、54、55は、ピボット機構(53)と、上下用のアジャストスクリューおよびスクリューマウンティング(54)と、左右用のアジャストスクリューおよびスクリューマウンティング(55)と、から構成されている。この結果、前記第1ランプユニット2および前記第2ランプユニット3および前記第3ランプユニット4は、前記第1取付部材51および前記回動機構6および前記第2取付部材52を介して、一体で光軸調整可能に構成されている。
(回動機構6の説明)
前記回動機構6は、ケーシング60内に収納されている駆動部(図示せず)および駆動力伝達機構(図示せず)と、回転軸61と、から構成されている。前記駆動部を駆動させることにより、前記駆動部の駆動力が前記駆動力伝達機構を介して前記回転軸61に伝達される。この結果、前記回転軸61が垂直軸(ほぼ垂直軸をも含む)V−V回りに回転する。
前記回動機構6の前記回転軸61には、前記第1取付部材51が固定されている。前記回動機構6の前記回転軸61の前記垂直軸V−Vは、前記第3ランプユニット4の中央もしくはほぼ中央を通る。この結果、前記第3ランプユニット4は、前記第1取付部材51を介して、前記回動機構6により、前記垂直軸V−V回りに回転可能に構成されている。
前記回動機構6は、前記第2取付部材52に取り付けられている。前記第2取付部材52は、前記光軸調整装置53、54、55を介して前記ランプハウジング5に取り付けられている。前記回動機構6は、前記検出部7および前記制御部8を介して、駆動して、前記第3ランプユニット4を前記垂直軸V−V回りに回転させる。この結果、前記第3ランプユニット4の光軸は、前記車両Cの正面方向から前記車両Cの外側の所定角度までの範囲において、前記垂直軸V−V回りに無段階に回転する。これにより、前記ADBビーム配光パターンLSP、RSPは、スクリーンの上下の垂直線VU−VDに対して左側、右側に、無段階に回転変化する。
(検出部7の説明)
前記検出部7は、対象車(対向車や先行車などの対象前方車)9の有無および前記対象車9との相対位置(相対距離、相対角度)などを検出して、前記検出信号を前記制御部8に出力するものである。前記検出部7は、たとえば、CCDカメラ(カメラセンサ)、車速センサなど、その他のセンサを使用する。
(制御部8の説明)
前記制御部8は、たとえば、ECUなどを使用する。前記制御部8は、前記検出部7からの検出信号に基づいて前記車両用前照灯1L、1Rに制御信号を出力するものである。前記制御部8は、切替回路(照射部切替回路)80を有する。前記制御部8は、前記灯室50内に配置されている場合と前記灯室50外に配置されている場合とがある。
前記切替回路80は、前記ロービーム光源、前記ハイビーム光源、前記ADBビーム光源(以下、単に「光源」と称する場合がある)の時間的変化を伴う調光制御、および、前記光源の調光点消灯の切替制御を行うものである。前記光源の調光制御は、たとえば、2進法パルス幅変調であって、ONのパルス幅のデューティ比あるいはOFFのパルス幅のデューティ比を減少増加させることにより行われる。前記光源の調光制御により、前記ロービーム配光パターンLP、前記ハイビーム配光パターンHP、前記ADBビーム配光パターンLSP、RSPの明るさ(光度、照度、輝度、光量など)を徐々に増加(漸増)させたり徐々に減少(漸減)させたりすることができる。
すなわち、前記切替回路80は、図4(A)に示すように、前記ハイビーム配光パターンHPを照射する前記第2ランプユニット3の前記ハイビーム光源を、0%の消灯状態(完全消灯状態)から100%の点灯状態(完全点灯状態)に時間的変化を伴う調光点灯をし(Y12、Y13を参照)、かつ、100%の点灯状態から0%の消灯状態に時間的変化を伴う調光消灯をする(Y15を参照)。
また、前記切替回路80は、図4(B)に示すように、前記ADBビーム配光パターンLSP、RSPを照射する前記第3ランプユニット4の前記ADBビーム光源を、0%の消灯状態(完全消灯状態)から100%の点灯状態(完全点灯状態)に時間的変化を伴う調光点灯をし(Y15、Y16を参照)、かつ、100%の点灯状態から0%の消灯状態に時間的変化を伴う調光消灯をする(Y12を参照)。
さらに、前記切替回路80は、図示しないが、前記ロービーム配光パターンLPを照射する前記第1ランプユニット2の前記ロービーム光源を、0%の消灯状態(完全消灯状態)から100%の点灯状態(完全点灯状態)に時間的変化を伴う調光点灯をし、かつ、100%の点灯状態から0%の消灯状態に時間的変化を伴う調光消灯をする。なお、図4(C)においては、たとえば夜間走行などにより、前記第1ランプユニット2の前記ロービーム光源は、常時、100%の点灯状態にある。
前記切替回路80は、図4(A)、(B)に示すように、前記第2ランプユニット3の前記ハイビーム光源の調光消灯時間(Y15)および前記第3ランプユニット4の前記ADBビーム光源の調光消灯時間(Y12)が、前記第2ランプユニット3の前記ハイビーム光源の調光点灯時間(Y12+Y13)および前記第3ランプユニット4の前記ADBビーム光源の調光点灯時間(Y15+Y16)よりも、短くなるように、前記光源の調光点消灯の切替制御を行うものである。
前記切替回路80は、図4(A)、(B)に示すように、前記第2ランプユニット3の前記ハイビーム光源の調光消灯時間(Y15)が、前記第3ランプユニット4の前記ADBビーム光源の調光点灯時間(Y15+Y16)よりも、短くなるように、前記光源の調光点消灯の切替制御を行うものである。
(実施形態1の作用の説明)
この実施形態1にかかる車両用前照灯装置は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
まず、図4(C)に示すように、車両Cがたとえば夜間走行などにより、第1ランプユニット2のロービーム光源が常時100%の点灯状態にある。この状態において、図6に示すように、車両C(この実施形態1の作用の説明においては自車両)の前方に対象車9(この実施形態1の作用の説明においては対向車両)が有ると、図4(A)、(B)のY11に示すように、第2ランプユニット3のハイビーム光源が0%の消灯状態にあり、一方、第3ランプユニット4のADBビーム光源が100%の点灯状態にある。この結果、図6に示すように、車両Cの前方には、ロービーム配光パターンLPと、左右両側のADBビーム配光パターンLSP、RSPが照射されていて、かつ、右側のADBビーム配光パターンRSPが対象車9の接近に伴って右側に無段階に回転変化している。これにより、左側のADBビーム配光パターンLSPの右側の垂直カットオフラインと、右側のADBビーム配光パターンRSPの左側の垂直カットオフラインとの間に、対象車9が位置するので、対象車9にグレアを与えるようなことがない。
つぎに、図7に示すように、先の対象車9(図6に示す対象車9)がそのまますれ違う場合であって、かつ、他の対象車9が無いと、図4(A)、(B)のY12に示すように、第2ランプユニット3のハイビーム光源が0%の消灯状態から調光点灯を開始し、一方、第3ランプユニット4のADBビーム光源が100%の点灯状態から調光消灯を開始する。この結果、図7に示すように、車両Cの前方には、ロービーム配光パターンLPと、ハイビーム配光パターンHPと、左右両側のADBビーム配光パターンLSP、RSPとが照射されている。これにより、遠方の視認性を確保することができる。
それから、図8に示すように、対象車9が無いと、図4(A)、(B)のY13に示すように、第2ランプユニット3のハイビーム光源が調光点灯状態を維持し、一方、第3ランプユニット4のADBビーム光源が0%の消灯状態となる。かつ、図4(A)、(B)のY14に示すように、第2ランプユニット3のハイビーム光源が100%の点灯状態を維持する。この結果、図8に示すように、車両Cの前方には、ロービーム配光パターンLPと、ハイビーム配光パターンHPとが照射されている。これにより、遠方の視認性の確保が維持される。
ここで、検出部7が対象車9を検出し、かつ、ADBビーム配光パターンLSP、RSPであれば対象車9にグレアを与えない場合は、図4(A)、(B)のY15に示すように、第2ランプユニット3のハイビーム光源が100%の点灯状態から調光消灯を開始し、一方、第3ランプユニット4のADBビーム光源が0%の消灯状態から調光点灯を開始する。この結果、図7に示すように、車両Cの前方には、ロービーム配光パターンLPと、ハイビーム配光パターンHPと、左右両側のADBビーム配光パターンLSP、RSPとが照射されている。このとき、右側のADBビーム配光パターンRSPが右側に若干回転変化しているので、左側のADBビーム配光パターンLSPの右側の垂直カットオフラインと、右側のADBビーム配光パターンRSPの左側の垂直カットオフラインとの間には若干の隙間が存在する。この隙間に対象車(図7中図示せず)が位置するので、対象車にグレアを与えるようなことがなく、かつ、遠方の視認性を確保することができる。
それから、図6に示すように、対象車9が接近すると、図4(A)、(B)のY16に示すように、第2ランプユニット3のハイビーム光源が0%の消灯状態となり、一方、第3ランプユニット4のADBビーム光源が調光点灯状態を維持する。かつ、図4(A)、(B)のY17に示すように、第3ランプユニット4のADBビーム光源が100%の点灯状態を維持する。この結果、図6に示すように、車両Cの前方には、ロービーム配光パターンLPと、左右両側のADBビーム配光パターンLSP、RSPが照射されていて、かつ、右側のADBビーム配光パターンRSPが対象車9の接近に伴って右側に無段階に回転変化している。これにより、左側のADBビーム配光パターンLSPの右側の垂直カットオフラインと、右側のADBビーム配光パターンRSPの左側の垂直カットオフラインとの間に、対象車9が位置するので、対象車9にグレアを与えるようなことがない。
(実施形態1の効果の説明)
この実施形態1にかかる車両用前照灯装置は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施形態1にかかる車両用前照灯装置は、図4(A)に示すように、ハイビーム配光パターンHPを照射する第2ランプユニット3のハイビーム光源を、0%の消灯状態から100%の点灯状態に時間的変化を伴う調光点灯をし(Y12、Y13を参照)、かつ、100%の点灯状態から0%の消灯状態に時間的変化を伴う調光消灯する(Y15を参照)。また、この実施形態1にかかる車両用前照灯装置は、図4(B)に示すように、ADBビーム配光パターンLSP、RSPを照射する第3ランプユニット4のADBビーム光源を、0%の消灯状態から100%の点灯状態に時間的変化を伴う調光点灯をし(Y15、Y16を参照)、かつ、100%の点灯状態から0%の消灯状態に時間的変化を伴う調光消灯する(Y12を参照)。すなわち、この実施形態1にかかる車両用前照灯装置は、配光パターンを、図4(A)、(B)のY12、Y13に示すように、ADBビーム配光パターンLSP、RSPからハイビーム配光パターンHPに変化(遷移)する際に、また、図4(A)、(B)のY15、Y16に示すように、ハイビーム配光パターンHPからADBビーム配光パターンLSP、RSPに変化(遷移)する際に、時間的変化を伴うので、ドライバーの眼精疲労や違和感を軽減することができる。
この実施形態1にかかる車両用前照灯装置は、図4(A)、(B)に示すように、第2ランプユニット3のハイビーム光源の調光消灯時間(Y15)および第3ランプユニット4のADBビーム光源の調光消灯時間(Y12)が、第2ランプユニット3のハイビーム光源の調光点灯時間(Y12+Y13)および第3ランプユニット4のADBビーム光源の調光点灯時間(Y15+Y16)よりも、短い。この結果、この実施形態1にかかる車両用前照灯装置は、対象車9が有る場合には、ハイビーム配光パターンHPやADBビーム配光パターンLSP、RSPからロービーム配光パターンLPに速やかに切り替えることができ、対象車9にグレアを与えるようなことが無い。また、ロービーム配光パターンLPから、対象車9が無い場合にはハイビーム配光パターンHPに、あるいは、対象車9を避けて照射することができる場合にはADBビーム配光パターンLSP、RSPに、緩やかに切り替えることができ、ドライバーの眼精疲労や違和感を軽減することができる。
この実施形態1にかかる車両用前照灯装置においては、ハイビーム配光パターンHPが照射中において、検出部7が対象車9を検出し、かつ、ADBビーム配光パターンLSP、RSPであれば対象車9にグレアを与えない場合は、ハイビーム配光パターンHPからADBビーム配光パターンLSP、RSPに切り替える。このとき、この実施形態1にかかる車両用前照灯装置は、第2ランプユニット3のハイビーム光源の調光消灯時間(Y15)が、第3ランプユニット4のADBビーム光源の調光点灯時間(Y15+Y16)よりも、短い。この結果、この実施形態1にかかる車両用前照灯装置は、対象車9にグレアを与えないように、ハイビーム配光パターンHPを速やかに調光消灯することができる。
この実施形態1にかかる車両用前照灯装置においては、ADBビーム配光パターンLSP、RSPが照射中において、検出部7により対象車9が検出されなくなった場合は、ADBビーム配光パターンLSP、RSPからハイビーム配光パターンHPに切り替える。このとき、この実施形態1にかかる車両用前照灯装置は、第2ランプユニット3のハイビーム光源の調光点灯時間(Y12+Y13)が、第3ランプユニット4のADBビーム光源の調光消灯時間(Y12)よりも、長い。この結果、この実施形態1にかかる車両用前照灯装置は、ドライバーに眼精疲労や違和感を与えないように、ハイビーム配光パターンHPを緩やかに調光点灯することができる。
この実施形態1にかかる車両用前照灯装置は、第2ランプユニット3のハイビーム光源の調光消灯時間(Y15)が、第3ランプユニット4のADBビーム光源の調光点灯時間(Y15+Y16)よりも、短い。このために、ハイビーム光源が0%に完全消灯した時点(Y15とY16との間の時点)においては、図4(B)に示すように、ADBビーム光源がX%の調光点灯状態にある。これにより、歩行者や自転車に乗っている人が「車両Cの車両用前照灯1L、1Rが一瞬消灯した(パッシングされた)」と誤認するようなことがない。また、ドライバーは、配光がハイビーム配光パターンHPからADBビーム配光パターンLSP、RSPに切り替わった(すなわち、配光パターンの照射範囲が変わった)ことを明確に認識することができる。
すなわち、配光がハイビーム配光パターンHPからADBビーム配光パターンLSP、RSPに切り替わる場合において、ハイビーム光源が100%の点灯状態から一気に0%に完全消灯した時点(図4のY14とY15との間の時点)では、一瞬ではあるが、ADBビーム光源が0%の消灯状態にある。このために、歩行者や自転車に乗っている人が「車両Cの車両用前照灯1L、1Rが一瞬消灯した(パッシングされた)」と誤認するようなことがある。ところが、この実施形態1にかかる車両用前照灯装置は、前記の誤認を防止することができる。
また、配光がハイビーム配光パターンHPからADBビーム配光パターンLSP、RSPに切り替わる場合において、ハイビーム光源の調光消灯時間が、ADBビーム光源の調光点灯時間(Y15+Y16)と同一であると、ドライバーは、配光がハイビーム配光パターンHPからADBビーム配光パターンLSP、RSPに切り替わった(すなわち、配光パターンの照射範囲が変わった)ことを明確に認識することができない。ところが、この実施形態1にかかる車両用前照灯装置は、ドライバーが、配光がハイビーム配光パターンHPからADBビーム配光パターンLSP、RSPに切り替わった(すなわち、配光パターンの照射範囲が変わった)ことを明確に認識することができる。
(実施形態2の構成、作用、効果の説明)
図9は、この発明にかかる車両用前照灯装置の実施形態2を示す。図中、図1〜図8と同符号は、同一のものを示す。以下、この実施形態2における車両用前照灯装置の構成について説明する。
この実施形態2にかかる車両用前照灯装置は、図9(A)、(B)の実線に示すように、第2ランプユニット3のハイビーム光源と第3ランプユニット4のADBビーム光源とを排他的に調光点消灯しても良いし、あるいは、図9(A)、(B)の一点鎖線に示すように、第2ランプユニット3のハイビーム光源と第3ランプユニット4のADBビーム光源とを重複して調光点消灯しても良い。
この実施形態2にかかる車両用前照灯装置は、図9(A)、(B)に示すように、第2ランプユニット3のハイビーム光源の調光消灯時間(Y27)および第3ランプユニット4のADBビーム光源の調光消灯時間(Y23、あるいは、Y27)が、第2ランプユニット3のハイビーム光源の調光点灯時間(Y25)および第3ランプユニット4のADBビーム光源の調光点灯時間(Y21、あるいは、Y25)よりも、短い。
なお、図9(A)、(B)において、Y22は、第3ランプユニット4のADBビーム光源が100%の点灯状態である。Y24は、第2ランプユニット3のハイビーム光源および第3ランプユニット4のADBビーム光源が0%の消灯状態である。Y26は、第2ランプユニット3のハイビーム光源、あるいは、第2ランプユニット3のハイビーム光源および第3ランプユニット4のADBビーム光源が100%の点灯状態である。Y28は、第2ランプユニット3のハイビーム光源および第3ランプユニット4のADBビーム光源が0%の消灯状態である。
この実施形態2にかかる車両用前照灯装置は、図9(A)、(B)に示すように、第2ランプユニット3のハイビーム光源の調光消灯時間(Y27)および第3ランプユニット4のADBビーム光源の調光消灯時間(Y23、あるいは、Y27)が、第2ランプユニット3のハイビーム光源の調光点灯時間(Y25)および第3ランプユニット4のADBビーム光源の調光点灯時間(Y21、あるいは、Y25)よりも、短い。この結果、この実施形態2にかかる車両用前照灯装置は、他の車両(対象車9)が有る場合には、ハイビーム配光パターンHPやADBビーム配光パターンLSP、RSPからロービーム配光パターンLPに速やかに切り替えることができ、他の車両にグレアを与えるようなことが無い。また、ロービーム配光パターンLPから、他の車両が無い場合にはハイビーム配光パターンHPに、あるいは、他の車両を避けて照射することができる場合にはADBビーム配光パターンLSP、RSPに、緩やかに切り替えることができ、ドライバーの眼精疲労や違和感を軽減することができる。
(実施形態3の構成、作用、効果の説明)
図10は、この発明にかかる車両用前照灯装置の実施形態3を示す。図中、図1〜図9と同符号は、同一のものを示す。以下、この実施形態3における車両用前照灯装置の構成について説明する。
この実施形態3にかかる車両用前照灯装置は、図10(A)、(B)の実線に示すように、第2ランプユニット3のハイビーム光源と第3ランプユニット4のADBビーム光源とを排他的に調光点消灯しても良いし、あるいは、図10(A)、(B)の一点鎖線に示すように、第2ランプユニット3のハイビーム光源と第3ランプユニット4のADBビーム光源とを重複して調光点消灯しても良い。
この実施形態3にかかる車両用前照灯装置は、図10(A)に示すように、第2ランプユニット3のハイビーム光源が、0%の消灯状態から100%の点灯状態に時間的変化を伴う調光点灯をし(Y34)、かつ、100%の点灯状態から0%の消灯状態に時間的変化を伴う調光消灯をする(Y36)。また、この実施形態3にかかる車両用前照灯装置は、図10(B)に示すように、第3ランプユニット4のADBビーム光源が、0%の消灯状態から100%の点灯状態に時間的変化を伴う調光点灯をし(Y32、Y36)、かつ、100%の点灯状態から0%の消灯状態に時間的変化を伴う調光消灯をする(Y34)。
なお、図10(A)、(B)において、Y31は、第1ランプユニット2のロービーム光源のみが100%の点灯状態である。Y33は、第1ランプユニット2のロービーム光源と第3ランプユニット4のADBビーム光源とが100%の点灯状態である。Y35は、第1ランプユニット2のロービーム光源と第2ランプユニット3のハイビーム光源とが、あるいは、第1ランプユニット2のロービーム光源と第2ランプユニと3のハイビーム光源と第3ランプユニット4のADBビーム光源とが、100%の点灯状態である。Y37は、第1ランプユニット2のロービーム光源のみが100%の点灯状態である。
また、図示しないが、第1ランプユニット2のロービーム光源が、0%の消灯状態から100%の点灯状態に時間的変化を伴う調光点灯をし、かつ、100%の点灯状態から0%の消灯状態に時間的変化を伴う調光消灯をするように制御されている。
この実施形態3にかかる車両用前照灯装置は、以上のごとき構成作用からなるので、ハイビーム配光パターンHPやADBビーム配光パターンLSP、RSP(ロービーム配光パターンLPを含む)が点消灯する際に、時間的変化を伴うので、ドライバーの眼精疲労や違和感を軽減することができる。
(実施形態1、2、3以外の例の説明)
この実施形態1においては、車両Cが左側通行の場合の車両用前照灯1L、1Rについて説明するものである。ところが、この発明においては、車両Cが右側通行の場合の車両用前照灯装置にも適用することができる。
また、この実施形態1、2、3においては、ハイビーム配光パターンHPが下側に水平カットオフラインを有する長円形の2分の1の形状をなすものである。ところが、この発明においては、ハイビーム配光パターンの形状は特に限定しない。たとえば、長円形の形状などであっても良い。
さらに、この実施形態1、2、3においては、ADBビーム配光パターンLHP、RHPが長円形の4分の1の形状をなすものである。ところが、この発明においては、ADBビーム配光パターンの形状は特に限定しない。たとえば、垂直カットオフラインを1辺とする三角形形状、あるいは、垂直カットオフラインで切断した長円形の2分の1の形状、あるいは、垂直カットオフラインと水平カットオフラインで切断した長円形の4分の3の形状などであっても良い。
さらにまた、この実施形態1、2、3においては、第1ランプユニット2がスイブル装置91により左右に回転するものである。ところが、この発明においては、第1ランプユニットと第2ランプユニットとがスイブル装置により同時に左右に回転するものであっても良い。
さらにまた、この実施形態1、2、3においては、第1ランプユニット2の光源として半導体型光源を使用するものである。ところが、この発明においては、第1ランプユニットの光源として、半導体型光源以外の光源、たとえば、HIDなどの放電光源、ハロゲン光源などのバルブ光源などを使用するものであっても良い。
さらにまた、この実施形態1、2、3においては、対処車9として1台の対向車両について説明するものである。ところが、この発明においては、対象車9として、左側に曲がった曲路を走行する1台の先行車、あるいは、複数台の対向車や先行車などであっても良い。
さらにまた、この実施形態1、2、3においては、第3ランプユニット4を回動機構6により回転させてADBビーム配光パターンLHP、RHPを回転変化させるものである。ところが、この発明においては、第3ランプユニットに遮光部材を回転可能に設けて、この遮光部材を回転させて、ADBビーム配光パターンを変化させるものであっても良い。
1L 左側の車両用前照灯装置
1R 右側の車両用前照灯装置
2 第1ランプユニット
3 第2ランプユニット
4 第3ランプユニット
5 ランプハウジング
50 灯室
51 第1取付部材
52 第2取付部材
53、54、55 光軸調整装置
6 回動機構
60 ケーシング
61 回転軸
7 検出部
8 制御部
80 切替回路
9 対象車
C 車両
HL−HR スクリーンの左右の水平線
HP ハイビーム配光パターン
LP ロービーム配光パターン
LSP 左側のADBビーム配光パターン
RSP 右側のADBビーム配光パターン
V−V 垂直軸
VU−VD スクリーンの上下の垂直線

Claims (3)

  1. ロービーム配光パターンを車両の前方に照射するロービームランプユニットと、
    ハイビーム配光パターンを車両の前方に照射するハイビームランプユニットと、
    ADBビーム配光パターンを車両の前方に照射するADBビームランプユニットと、
    前方の対象車を検出して検出信号を出力する検出部と、
    前記検出部からの前記検出信号に基づいて前記ロービームランプユニット、前記ハイビームランプユニット、前記ADBビームランプユニットに制御信号を出力する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記ロービームランプユニット、前記ハイビームランプユニット、前記ADBビームランプユニットのうち少なくともいずれか1のランプユニットの点消灯制御を、時間的変化を伴う調光制御で行う、
    ことを特徴とする車両用前照灯装置。
  2. 前記ハイビームランプユニット、または、前記ADBビームランプユニット、あるいは、前記ハイビームランプユニットおよび前記ADBビームランプユニットの調光消灯時間は、前記ハイビームランプユニット、または、前記ADBビームランプユニット、あるいは、前記ハイビームランプユニットおよび前記ADBビームランプユニットの調光点灯時間よりも、短い、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯装置。
  3. 前記ハイビームランプユニットの調光消灯時間は、前記ADBビームランプユニットの調光点灯時間よりも、短い、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯装置。
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