JP2014163790A - 揺動型ステップモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】 揺動型ステップモータにおいて、従来技術の回転規制部材では小型化が難しく、位置決め精度が良くないという課題があった。
【解決手段】 回転規制部材を板状の非磁性部材としたことで、ステータとの積層構造が可能となり、小型薄型化にできる。また歯車の倒れ防止部を備えていることから組立て性が向上し、取り付け姿勢が安定することから位置決め精度良く、低消費電力化が達成できる。
また、回転規制部材の固定部を、ステータとコイルとの間で形成される領域以外に設置することで、小型化取り付け精度向上が可能となる。
【選択図】 図6
【解決手段】 回転規制部材を板状の非磁性部材としたことで、ステータとの積層構造が可能となり、小型薄型化にできる。また歯車の倒れ防止部を備えていることから組立て性が向上し、取り付け姿勢が安定することから位置決め精度良く、低消費電力化が達成できる。
また、回転規制部材の固定部を、ステータとコイルとの間で形成される領域以外に設置することで、小型化取り付け精度向上が可能となる。
【選択図】 図6
Description
本発明は、指針式電子時計の電気−機械変換器として用いられる、ステップモータの構造に関する。更に詳しくは、ロータが所定の角度振幅で往復運動しながら出力歯車を一往復につき所定角度ずつ駆動するようにした揺動型ステップモータに関する。
指針式電子時計の中に、機械式時計のような、秒針が流れ動くように見える連続運針(スイープ運針ともいい、1秒間に数回から10数回の小刻み間欠運針であっても良い。)の時計がある。
一般的なステップモータを用いて連続運針を達成するには、駆動の時間間隔を短くし、秒針までの減速比を大きくすれば一応実現できる。しかし、駆動の頻度が増すと共にエネルギーが大きくなり、電源電池の消耗を早めることになる。
このような連続運針を行う指針式電子時計の中で、特に腕時計は、十分な電池寿命を持たせるために大型の電池を搭載せねばならず、時計の小型化や薄型化を図るには大きな支障があった。
連続運針用に減速比を大きく設定した場合には、秒針軸段階での出力エネルギー及び出力トルクが必要以上に十分すぎることに着目し、入力エネルギー、具体的には入力ストロークを減らすことで、高頻度の運動であってもエネルギー的な難点を克服できると考え、ロータを同じ方向に回転させずに所定の角度での往復運動、すなわち揺動運動をさせることとした。
これに関する従来技術としては、下記特許文献1に記載されるようなものが知られている。
特許文献1に示した従来技術は、以下に示す問題点が存在する。
従来技術の回転規制部材は、ステータとコイルとの間に配置されているため、ロータ穴とコイルとの間にスペースが必要となり、小型化が難しい。
また、ステータとコイル間に配置されることで、ネジ止め部の間隔が短く、ネジ穴の隙間によって回転規制部材の傾きが大きく取り付けられてしまうことも生じやすくなるため、位置決め精度が良くないという課題があった。
また、星車A、星車Bを組み立てる時倒れやすく、組立て性が良くないという課題があった。
本願発明は、ステップモータの小型化を可能とし、回転規制部の位置決め精度の向上も可能で、組立て性良好な回転規制部材の構造の提供を目的とする。
本発明のステップモータは、上記目的を達成するため、以下の構成を採用するものである。
所定の揺動角度範囲内にて揺動運動を行なうロータと、
該ロータを駆動するためのステータと、
該ステータの前記ロータと反対側に配置され、該ステータと接続されるコイルと、
前記ロータの左右に1個づつ配置され、前記ロータの揺動運動により駆動される駆動車を有し、
前記駆動車は、前記ロータにより駆動され、かつ、径が両駆動車中心の半分の値より小さく、互いに噛合わない星車と、
該星車と同軸で該星車と前記ロータの上方に配置され、かつ該星車より大径で互いに噛合う連動車と、で構成され、
該駆動車により、表示部材の駆動用輪列を駆動する揺動型ステップモータにおいて、
前記ロータの揺動角度範囲を規制するための回転規制部材を有し、
該回転規制部材は、前記ステータと、平面視で少なくとも一部が重なるように前記ロータと前記コイルの間に配置されるとともに、
前記回転規制部材の前記ステータに対する固定部が、
前記ステータと前記コイルとの間で形成されるステータコイル間領域以外の場所に配置されることを特徴とする。
該ロータを駆動するためのステータと、
該ステータの前記ロータと反対側に配置され、該ステータと接続されるコイルと、
前記ロータの左右に1個づつ配置され、前記ロータの揺動運動により駆動される駆動車を有し、
前記駆動車は、前記ロータにより駆動され、かつ、径が両駆動車中心の半分の値より小さく、互いに噛合わない星車と、
該星車と同軸で該星車と前記ロータの上方に配置され、かつ該星車より大径で互いに噛合う連動車と、で構成され、
該駆動車により、表示部材の駆動用輪列を駆動する揺動型ステップモータにおいて、
前記ロータの揺動角度範囲を規制するための回転規制部材を有し、
該回転規制部材は、前記ステータと、平面視で少なくとも一部が重なるように前記ロータと前記コイルの間に配置されるとともに、
前記回転規制部材の前記ステータに対する固定部が、
前記ステータと前記コイルとの間で形成されるステータコイル間領域以外の場所に配置されることを特徴とする。
また、板状の回転規制部材両端近傍に固定部を備え、固定部が、ステータとコイルとの間で形成されるステータコイル間領域以外の場所に配置されるため、コイルとステータとの間隔を狭くすることができ、揺動型ステップモータの小型化を可能とする。
また、固定部間隔を広く確保することができ、そのために回転規制部材の取り付け姿勢に傾きが生じにくく、位置決め精度が向上する。そして、このことによってロータ動作角度の左右差が低減されてステップばらつきは低減し、安定した電流波形となることで回転検出が安定する。
[実施形態の構成について説明]
以下、本実施形態を、図面を用いて説明する。なお、本実施形態は時計に適用した場合を元にしているが、発明に関係のない構成、例えば、地板や受類、指針や駆動回路基板などの時計の構造部品については、説明や図示を省略している。
以下、本実施形態を、図面を用いて説明する。なお、本実施形態は時計に適用した場合を元にしているが、発明に関係のない構成、例えば、地板や受類、指針や駆動回路基板などの時計の構造部品については、説明や図示を省略している。
[実施形態の説明:図1〜図6]
まず、揺動型ステップモータの構造に関して図1〜図6を用いて説明する。
まず、揺動型ステップモータの構造に関して図1〜図6を用いて説明する。
[ステップモータの要部構成、輪列構成の説明:図1]
図1には揺動型ステップモータの要部構成が示してある。
図1において、1は磁性材料の板材より成るステータで、15は磁性材の板材より成る巻芯で、ステータ1に両端の膨大部20で重なり、図示しない地板にネジ止め固定されて、磁気的に結合されている。17はコイル、18は巻枠であり、コイル17は巻枠18の間に細線が巻回されているが、その細部は図面では省略している。
図1には揺動型ステップモータの要部構成が示してある。
図1において、1は磁性材料の板材より成るステータで、15は磁性材の板材より成る巻芯で、ステータ1に両端の膨大部20で重なり、図示しない地板にネジ止め固定されて、磁気的に結合されている。17はコイル、18は巻枠であり、コイル17は巻枠18の間に細線が巻回されているが、その細部は図面では省略している。
60は、ステータ1とコイル17とで囲まれたステータコイル間領域である。特許文献1の従来技術では、このステータコイル間領域60に回転規制部材が配置されていた。
図1に示す、31は星車A、32は星車B、41は歯車A、42は歯車B、43はカナA、44はカナB、45は出力歯車で、出力歯車45は運針輪列(図示せず)につながっている。また、2はロータである。
星車A31と歯車A41とカナA43とは同軸で設けられており、これにより星車A31と歯車A41とが関連し合うように結合されており、星車B32と歯車B42とカナB44とは同軸で設けられており、これにより星車B32と歯車B42とが関連し合うように結合されている。
星車A31、星車B32の歯は同数で、互いの歯先同士が噛みあわない位置に設けられている。歯車A41と歯車B42との歯は同数で、両歯車は互いに噛み合っている。
歯車B42と同軸で設けられているカナB44には出力歯車が噛み合っており、この構成により、両星車は一方が駆動されるとき他方も連動して同じだけ逆方向に回転する。つまり、星車A31と星車B32とが交互に駆動されることによって、出力歯車45が所定角度ずつ同じ方向に回転する。
[ロータの詳細説明:図2]
そして、図2に示すロータ2において、21はロータ磁石で円筒系またはリング状で、その直径方向に磁化されている。22はロータ軸、23は送り歯、28は突部であり、本実施形態においては、ロータ軸22にロータカナ25を設ける例を示しているため、送り歯23と突部28とを合わせてロータカナ25である。
そして、図2に示すロータ2において、21はロータ磁石で円筒系またはリング状で、その直径方向に磁化されている。22はロータ軸、23は送り歯、28は突部であり、本実施形態においては、ロータ軸22にロータカナ25を設ける例を示しているため、送り歯23と突部28とを合わせてロータカナ25である。
[ロータカム面と送り歯位置の説明:図3]
なお、図3においては、ロータ2の送り歯23が星車A31、星車B32にそれぞれ当接して星車A31、星車B32を送ることを説明するために位置関係がわかるよう、歯車A41、歯車B42を図示していない。
なお、図3においては、ロータ2の送り歯23が星車A31、星車B32にそれぞれ当接して星車A31、星車B32を送ることを説明するために位置関係がわかるよう、歯車A41、歯車B42を図示していない。
送り歯23の星車A31、星車B32にそれぞれ当接する面(歯面)が送り歯23の両端のカム面27A、27Bとして形成されていて、ロータ2の回転により、カム面27Aが星車A31を送り、カム面27Bが星車B32を送る、そして、ロータ2の回転は、五番車である出力歯車(図示せず)を介して、秒針(図示せず)を取り付ける四番車(図示せず)を回転させる。
また、このロータカナ25の、ロータ2の揺動運動の中心P0を挟んで送り歯23が形成された部分と反対側の部分に、ロータ2の半径方向外側に向けて突出した突部28が形成されている。
ロータ2の送り歯23が星車A31の中心P1、星車B32の中心P2とロータ2の揺
動運動の中心P0とを結んで形成される三角形の内側領域に配置されている構造なので、カム面27Aと星車A31の歯とを極めて近接させることができ、また、カム面27Bと星車B32の歯とを極めて近接させることができる。
動運動の中心P0とを結んで形成される三角形の内側領域に配置されている構造なので、カム面27Aと星車A31の歯とを極めて近接させることができ、また、カム面27Bと星車B32の歯とを極めて近接させることができる。
カム27は、その両端に形成された2つのカム面27A、27Bのうち少なくとも一方が常に、2つの星車A31、星車B32のうちいずれか一方の歯先円内に配置されるよう形成されている。
突部28は、後述する回転規制部材に突き当てられてロータ2の揺動角度範囲を物理的に規制するものである。
そして、ロータ2が揺動運動の中心P0回りに図示反時計回りに揺動したときは、カム面27Aが星車A31の歯を押圧して、星車A31を中心P1回りに時計回りに回転させる。ロータ2が揺動運動の中心P0回りに図示時計回りに揺動したときには、カム面27Bが星車B32の歯を押圧して、星車B32を中心P2回りに反時計回りに回転させる。
この結果、ロータ2の揺動に起因したカム面27A、27Bによる星車A31、星車B32の送り方向は、各カム面27A、27Bが当接する星車A31、星車B32の歯同士を遠ざける方向に送る。
[回転規制部材の説明:図4、図5、図6]
本実施例の揺動型ステップモータは図4に示すように、ロータ2の揺動角度範囲(例えば、−45〜+45度)の両端において、ロータ2の突部28に突き当てられる回転規制部材50が備えられている。
本実施例の揺動型ステップモータは図4に示すように、ロータ2の揺動角度範囲(例えば、−45〜+45度)の両端において、ロータ2の突部28に突き当てられる回転規制部材50が備えられている。
なお、図4においては、星車A31と同軸に配置されている歯車A41は図示されていない。また、星車B32と同軸に配置されている歯車B42も図示されていない。
往復モータのロータ回転角度を規制する回転規制部材50は板状の非磁性材料で、例えばBs材料(黄銅)にNiメッキされることで形成されている。そして、ステータ1とは平面視で少なくとも一部が重なるように積層配置され、回転規制部材50の略中央部に凹形状の回転規制部52を設けている。
そして、ロータ2自体が揺動角度範囲を超えて過剰に回転しようとしても、揺動角度範囲の両端において突部28が回転規制部52の回転規制面52aまたは回転規制面52bに物理的に突き当たるため、ロータ2が揺動角度範囲を超えて過剰に回転するのを確実に阻止することができる。
また、回転規制部材50が板状の非磁性部材で一体に構成されるため、ステータ1と積層配置することができることで薄型化でき、更にコイル17とステータ1との間隔を狭くすることができ、小型化も可能となる。
しかも、回転規制面52a、52bは、突部28の長さ(ロータ2の半径方向に沿った長さ)に応じた、ロータ軸22からの距離の位置に配置することができるため、突部28の長さは短く設定することができ、これによりロータ2の全体の大きさを小型化してロータ2の慣性モーメントを小さくすることができ、低消費電力化が達成することができる。
[星車倒れ防止の説明:図5、図6]
また、回転規制部材50はロータカナ25の突部28と同一高さに配置されている。そして、ロータカナ21は星車A、星車Bを交互に押すため、星車と同一高さに配置されて
いることから、星車と回転規制部とは同一高さにある。
また、回転規制部材50はロータカナ25の突部28と同一高さに配置されている。そして、ロータカナ21は星車A、星車Bを交互に押すため、星車と同一高さに配置されて
いることから、星車と回転規制部とは同一高さにある。
また、回転規制部の左右横位置側面には、星車A回転軸P1を中心とした円弧である星車A倒れ防止部54aと、星車B回転軸P2を中心とした円弧である星車B倒れ防止部54bとを有しており、星車A31の歯先と歯車倒れ防止部54aとの間隔を近接させることができ、星車B32の歯先と歯車倒れ防止部54bとの間隔も近接させることができる。このとき、回転規制部材は平面視で星車とは重ならないが、連動車とは重なる配置をしている。
組立ての順番としては、地板(図示せず)にステータ1を組み込み、その次にコイル17、そして次に回転規制部材50を組み込むことができる。そして、ロータ2を組み込んだあと、星車A31(同軸の歯車Aは図示せず)を組み込むことができ、星車A31の歯先と歯車倒れ防止部54aとの隙間が極僅かであることから、星車A31を倒れることなく組み込むことができる。また同様に星車B32(同軸の歯車Bは図示せず)を組み込むことができ、星車B32の歯先と歯車倒れ防止部54bとの隙間が極僅かであることから、星車B32を倒れることなく組み込むことができる。このように星車と歯車を組み立てるときに、星車、歯車を倒れにくくすることができ、組立て性を向上させることができる。
[回転規制部位置決め精度説明:図6]
更に、回転規制部材50の両端近傍に固定用ねじ止め部56を備えている。
図6において、固定用ねじ止め部56は、ステータコイル間領域60を除く位置に配置されている。そのため、ステータコイル間領域60に固定部を配置していた従来技術と比べ、コイル17とステータ1との間隔を狭くすることができ、小型化も可能となり、さらに、回転規制部材50の固定用ネジ部間隔を長く取ることができる。この回転規制部材の固定用ネジ部間隔長さとしては、連動車の外径の2倍以上あるため、回転規制部材を取り付けるときに生じる傾きを小さくすることができる。そのため、位置決め精度を向上させることができる。
更に、回転規制部材50の両端近傍に固定用ねじ止め部56を備えている。
図6において、固定用ねじ止め部56は、ステータコイル間領域60を除く位置に配置されている。そのため、ステータコイル間領域60に固定部を配置していた従来技術と比べ、コイル17とステータ1との間隔を狭くすることができ、小型化も可能となり、さらに、回転規制部材50の固定用ネジ部間隔を長く取ることができる。この回転規制部材の固定用ネジ部間隔長さとしては、連動車の外径の2倍以上あるため、回転規制部材を取り付けるときに生じる傾きを小さくすることができる。そのため、位置決め精度を向上させることができる。
そして、ロータ回転角度の左右差やモータ差が少なくなることで安定動作達成し、動作させた時のステップばらつき低減し、安定した消費電流波形を得られることによる信頼性も向上し、回転検出が安定する。
[ステータと回転規制部材の溶接:図7]
また、回転規制部材の固定用ねじ止め部は、ステータ固定用ねじで共締めできるような形状にすることでも良く、部品点数削減して小型化可能である。そして、図7に示すようにステータと回転規制部材を複数の溶接箇所58で溶接して一体化するのでもよく、小型薄型化が可能である。
また、回転規制部材の固定用ねじ止め部は、ステータ固定用ねじで共締めできるような形状にすることでも良く、部品点数削減して小型化可能である。そして、図7に示すようにステータと回転規制部材を複数の溶接箇所58で溶接して一体化するのでもよく、小型薄型化が可能である。
なお、上記共締め箇所や溶接箇所58以外の方法でも、ステータコイル間領域60を除く位置に回転規制部材50の固定部を設置すれば、同様の効果が得られる。
1 ステータ
15 巻芯
17 コイル
18 巻枠
2 ロータ
20 膨大部
21 ロータ磁石
22 ロータ軸
23 送り歯
25 ロータカナ
27A、27B カム面
28 突部
31 星車A
32 星車B
41 歯車A
42 歯車B
43 カナA
44 カナB
45 出力歯車
50 回転規制部材
52 回転規制部
52a、52b 回転規制面
54a、54b 歯車倒れ防止部
56 ねじ穴
58 溶接箇所
60 ステータコイル間領域
15 巻芯
17 コイル
18 巻枠
2 ロータ
20 膨大部
21 ロータ磁石
22 ロータ軸
23 送り歯
25 ロータカナ
27A、27B カム面
28 突部
31 星車A
32 星車B
41 歯車A
42 歯車B
43 カナA
44 カナB
45 出力歯車
50 回転規制部材
52 回転規制部
52a、52b 回転規制面
54a、54b 歯車倒れ防止部
56 ねじ穴
58 溶接箇所
60 ステータコイル間領域
Claims (5)
- 所定の揺動角度範囲内にて揺動運動を行なうロータ(2)と、
該ロータ(2)を駆動するためのステータ(1)と、
該ステータ(1)の前記ロータ(2)と反対側に配置され、
該ステータ(1)と接続されるコイル(17)と、
前記ロータ(2)の左右に1個ずつ配置され、
前記ロータ(2)の揺動運動により駆動される駆動車を有し、
前記駆動車は、前記ロータ(2)により駆動され、
かつ、径が両駆動車中心の半分の値より小さく、互いに噛合わない星車(31,32)と、該星車(31,32)と同軸で該星車(31,32)と前記ロータの上方に配置され、かつ該星車(31,32)より大径で互いに噛合う連動車(41,42)と、
で構成され、
該駆動車により、表示部材の駆動用輪列を駆動する揺動型ステップモータにおいて、
前記ロータ(2)の揺動角度範囲を規制するための回転規制部材(50)を有し、
該回転規制部材(50)は、前記ステータ(1)と、平面視で少なくとも一部が重なるように前記ロータ(2)と前記コイル(17)の間に配置されるとともに、
前記回転規制部材(50)の前記ステータ(1)に対する固定部(56、58)が、
前記ステータ(1)と前記コイル(17)との間で形成されるステータコイル間領域(60)以外の場所に配置される
ことを特徴とする揺動型ステップモータ。 - 前記回転規制部材(50)には、前記星車の回転軸(P1、P2)を中心とした円弧形状を有し、前記星車(31,32)と平面視で重ならない倒れ防止部(54a,b)を有し、
前記回転規制部材(50)と前記星車(31,32)は、同じ高さ位置に配置される
ことを特徴とする請求項1に記載の揺動型ステップモータ。 - 前記回転規制部材(50)は、非磁性部材で一体に構成される
ことを特徴とする請求項1ないし2のいずれか1つに記載の揺動型ステップモータ。 - 前記コイル(17)が巻回される巻芯(15)を有し、
前記固定部(56)において、前記回転規制部材(50)が、
前記コイル(17)ならびに前記巻芯(15)と共締めされる
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の揺動型ステップモータ。 - 前記ステータ(1)と前記回転規制部材(50)を溶接することで前記固定部(58)とした
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の揺動型ステップモータ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013034875A JP2014163790A (ja) | 2013-02-25 | 2013-02-25 | 揺動型ステップモータ |
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