JP2014162969A - 蒸着装置および蒸着方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】真空室13内において蒸発材料を被蒸着部材12に付着させる蒸着装置が、蒸発源19から誘導路17へ供給される蒸発材料の流量を調整する流量制御バルブ18と、蒸発源19内の圧力を検出する第1圧力センサ21と、真空室13内の圧力を検出する第2圧力センサ22と、コントローラ24とを備える。コントローラ24は、第1圧力センサ21により測定された値と、第2圧力センサ22により測定された値との差に基づいて蒸発材料の流量を求めることにより、蒸発材料の被蒸着部材12への蒸着レートを計測し、計測された蒸着レートが所定の蒸着レートになるように、流量制御バルブ18の開度を制御する。
【選択図】図1
Description
また、1台の圧力センサでは、2種類の蒸着材料による共蒸着により蒸着膜を形成するとき、各蒸発材料の蒸着レートを求めることができないという問題があった。
また、本発明は、真空チャンバを大気圧に戻すことなく蒸着レートを連続的に計測でき、生産性の低下を回避できるとともに、2種類の蒸着材料により蒸着膜を形成するとき、各蒸発材料の流量を正確に求めることができ、正確な蒸着レートで蒸着膜を形成できる蒸着装置および蒸着方法を提供することを目的とする。
真空室内において、蒸発材料を被蒸着部材に付着させる蒸着装置であって、
蒸着材料を収納し、蒸着材料を加熱して蒸発材料を得るための蒸発源と、
蒸発源で得られた蒸発材料を移送する誘導路と、
誘導路から流入する蒸発材料を、被蒸着部材へ放出する放出部材と、
蒸発源から誘導路へ供給される蒸発材料の流量を調整する流量制御バルブと、
蒸発源内の圧力を検出する第1圧力センサと、
真空室内の圧力を検出する第2圧力センサと、
第1圧力センサにより測定された値と、第2圧力センサにより測定された値との差に基づいて蒸発材料の流量を求めることにより、蒸発材料の被蒸着部材への蒸着レートを計測し、計測された蒸着レートが所定の蒸着レートになるように、流量制御バルブの開度を制御するコントローラと、
を備えたことを特徴とする。
放出部材が、蒸発材料を拡散させるための分散容器と、被蒸着部材に向けて突設され、被蒸着部材へ蒸発材料を放出するための絞り開口部を先端に有する複数のノズル部材と、を有することを特徴とする。
真空室内において、第1蒸発材料および第1蒸発材料よりも蒸着量が小さい第2蒸発材料を混合した第3蒸発材料を被蒸着部材に付着させる蒸着装置であって、
第1蒸着材料を収納し、第1蒸着材料を加熱して第1蒸発材料を得る第1蒸発源と、
第2蒸着材料を収納し、第2蒸着材料を加熱して第2蒸発材料を得る第2蒸発源と、
第1蒸発源内で得られた第1蒸発材料を移送する第1誘導路と、
第2蒸発源内で得られた第2蒸発材料を移送する第2誘導路と、
第1誘導路と第2誘導路とを合流させて、第1蒸発材料と第2蒸発材料とが混ざり合う第3蒸発材料を移送する第3誘導路と、
第3誘導路から流入する第3蒸発材料を、被蒸着部材へ放出する放出部材と、
第1蒸発源から第1誘導路へ供給される第1蒸発材料の流量を調整する第1流量制御バルブと、
第2蒸発源から第2誘導路へ供給される第2蒸発材料の流量を調整する第2流量制御バルブと、
第1蒸発源内の圧力を検出する第1圧力センサと、
真空室内の圧力を検出する第2圧力センサと、
第2蒸発源内の圧力を検出する第3圧力センサと、
第2誘導路内の圧力を検出する第4圧力センサと、
第1圧力センサにより測定された値と、第2圧力センサにより測定された値との差に基づいて第1蒸発材料の流量を求めることにより、第1蒸発材料の被蒸着部材への第1蒸着レートを計測し、計測された第1蒸着レートが所定の第1蒸着レートになるように、第1流量制御バルブの開度を制御し、かつ
第3圧力センサにより測定された値と、第4圧力センサにより測定された値との差に基づいて第2蒸発材料の流量を求めることにより、第2蒸発材料の被蒸着部材への第2蒸着レートを計測し、計測された第2蒸着レートが所定の第2蒸着レートになるように、第2流量制御バルブの開度を制御するコントローラと、
を備えたことを特徴とする。
放出部材は、
第3蒸発材料を拡散させるための分散容器と、
被蒸着部材に向けて突設され、被蒸着部材へ第3蒸発材料を放出するための絞り開口部を先端に有する複数のノズル部材と、
を有することを特徴とする。
第2蒸発源および第2誘導路が複数設けられ、
各第2蒸発源および第2誘導路に対して、それぞれ第2流量制御バルブ、第3圧力センサ、および第4圧力センサが設けられ、
各第2蒸発源に収納される第2蒸着材料は、互いに異なることを特徴とする。
蒸発源において蒸着材料を加熱して蒸発材料を得る工程と、
蒸発源で得られた蒸発材料を誘導路中に移送する工程と、
誘導路から放出部材を介して蒸発材料を被蒸着部材へ放出する工程と、
流量制御バルブを用いて蒸発源から誘導路へ供給される蒸発材料の流量を調整する工程と、
第1圧力センサを用いて蒸発源内の圧力を検出する工程と、
第2圧力センサを用いて真空室内の圧力を検出する工程と、
コントローラを用いて、第1圧力センサで測定された値と、第2圧力センサで測定された値との差に基づいて蒸発材料の流量を求め、求められた蒸発材料の流量に基づいて蒸発材料の被蒸着部材への蒸着レートを計測し、計測された蒸着レートが所定の蒸着レートになるように、流量制御バルブの開度を制御する工程と、
を含むことを特徴とする。
第1蒸発源において第1蒸着材料を加熱して第1蒸発材料を得る工程と、
第2蒸発源において第2蒸着材料を加熱して第2蒸発材料を得る工程と、
第1蒸発源で得られた第1蒸発材料を第1誘導路中に移送する工程と、
第2蒸発源で得られた第2蒸発材料を第2誘導路中に移送する工程と、
第1誘導路と第2誘導路とを合流させて、第1蒸発材料と第2蒸発材料とが混ざり合う第3蒸発材料を第3誘導路中に移送する工程と、
第3誘導路から放出部材を介して第3蒸発材料を被蒸着部材へ放出する工程と、
第1流量制御バルブを用いて第1蒸発源から第1誘導路へ供給される第1蒸発材料の流量を調整する工程と、
第2流量制御バルブを用いて第2蒸発源から第2誘導路へ供給される第2蒸発材料の流量を調整する工程と、
第1圧力センサを用いて第1蒸発源内の圧力を検出する工程と、
第2圧力センサを用いて真空室内の圧力を検出する工程と、
第3圧力センサを用いて第2蒸発源内の圧力を検出する工程と、
第4圧力センサを用いて第2誘導路内の圧力を検出する工程と、
コントローラを用いて、
第1圧力センサで測定された値と、第2圧力センサで測定された値との差に基づいて第1蒸発材料の流量を求め、求められた第1蒸発材料の流量に基づいて第1蒸発材料の被蒸着部材への第1蒸着レートを計測し、計測された第1蒸着レートが所定の第1蒸着レートになるように、第1流量制御バルブの開度を制御し、かつ
第3圧力センサで測定された値と、第4圧力センサで測定された値との差に基づいて第2蒸発材料の流量を求め、求められた第2蒸発材料の流量に基づいて第2蒸発材料の被蒸着部材への第2蒸着レートを計測し、計測された第2蒸着レートが所定の第2蒸着レートになるように、第2流量制御バルブの開度を制御する工程と、
を含むことを特徴とする。
第1圧力センサおよび第3圧力センサで第1蒸発源内および第2蒸発源内の圧力を測定することができるため、その圧力に基づいて、第1蒸発源内および第2蒸発源内の加熱温度、ならびにその加熱温度に基づく第1蒸着材料の蒸発量および第2蒸着材料の蒸発量を精度よく監視し、調整することができる。
第3圧力センサおよび第4圧力センサの圧力調整により、第2蒸発源内への第1蒸発材料の流入および第2蒸発材料の逆流を防ぐことができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る蒸着装置の構成図である。
図1に示すように、真空チャンバ11(蒸着用容器)内に、例えば1×10−3Pa以下の真空雰囲気中においてガラス基板12(被蒸着部材)の表面(下面)に蒸発材料(例えば、有機EL材料)を蒸着する蒸着室13(真空室)が設けられている。真空チャンバ11には、真空ユニットにより真空雰囲気にされる真空ポート(図示せず)が形成されている。真空チャンバ11の上部には、ガラス基板12を保持するワーク保持具15が設けられている。本実施形態の蒸着装置は、ワーク保持具15に保持されたガラス基板12の下面(被蒸着面)に下方から蒸発材料を蒸着するアップブロータイプ(アップデポ)の蒸着装置である。
真空チャンバ11外において、材料収納容器19と材料輸送管17との間に、開度を調節することにより、材料収納容器19から材料輸送管17へ供給される蒸発材料の流量を制御する流量制御バルブ18が設けられている。
第1圧力センサ21で材料収納容器19内の圧力を測定することができるため、その圧力に基づいて、材料収納容器19内の加熱温度、およびその加熱温度に基づく蒸着材料16の蒸発量を精度よく監視し、調整することができる。
測定される蒸着レートの精度の観点から、第1圧力センサは、材料収納容器19内において蒸着材料16に近い箇所に設置するのが好ましい。
コントローラ24は、図2に示すように、入力された圧力P1と圧力P2の圧力差を演算する第1減算器31と、第1減算器31により演算された圧力差(P1−P2)により材料輸送管17を流れる蒸発材料の流量Qを求め、求めた蒸発材料の流量Qによりガラス基板12への蒸発材料の蒸着レートRを求める蒸着レート演算部32と、予め設定された所定の蒸着レートReとこの蒸着レート演算部32により求められた蒸着レートRとの偏差を求める第2減算器33と、第2減算器33により求められた偏差を無くすようにバルブ開度指令Lを出力するPI制御部34から構成されている。
Q=C×(P1−P2) …(1)
R=F×Q=G×(P1−P2) …(2)
なお、G=F×C
図3に、蒸着レートRと圧力差(P1−P2)の関係の一例を示す。
なお、各構成部材の合成コンダクタンスCは、流量制御バルブ18、材料輸送管17、分散容器14a、ノズル部材14bのコンダクタンスを、それぞれC1、C2、C3、およびC4として、下記の式(3)により求められる。
1/C=1/C1+1/C2+1/C3+1/C4 …(3)
a.ガラス基板12横に水晶振動式膜厚センサを設け、この膜厚センサの指示値Xがほほ一定値となるように蒸着する。
このときの蒸着レートRは、水晶振動式膜厚センサにより測定される蒸着膜厚をDv、蒸着時間をTとすると、下記の式(4)で求められる。
R=Dv/T …(4)
b.膜厚センサの指示値Xを上記式で求めた蒸着レートRと同じようになるように膜厚センサのゲインを調整し、膜厚センサ値の校正を行う。
c.蒸着レートRを変化させ、圧力センサ21,22により圧力P1,P2を測定し、膜厚センサ指示値Xとこれら圧力センサ21,22の圧力差(P1−P2)の関係、すなわち上記乗数Gを求める。
d.上記の関係から、圧力差(P1−P2)に基づき蒸着レートRを計測する。
材料収納容器19において蒸着材料16を加熱して蒸発材料を得る工程と、
材料収納容器19で得られた蒸発材料を材料輸送管17に移送する工程と、
材料輸送管17から放出部材14を介して蒸発材料をガラス基板2へ放出する工程と、
流量制御バルブ18を用いて蒸発源から材料輸送管17へ供給される蒸発材料の流量を調整する工程と、
第1圧力センサ21を用いて、材料収納容器19内の圧力を検出する工程と、
第2圧力センサ22を用いて、蒸発室13内の圧力を検出する工程と、
コントローラ24を用いて、第1圧力センサ21で測定された圧力P1と、第2圧力センサ22で測定された圧力P2との差(P1−P2)に基づいて蒸発材料の流量Qを求め、求められた蒸発材料の流量Qに基づいて蒸発材料のガラス基板12への蒸着レートRを計測し、計測された蒸着レートRが所定の蒸着レートReになるように、流量制御バルブ18の開度を制御する工程と、
を含む。
また、水晶振動子式膜厚センサを用いた際に必要であった水晶振動子の交換が不要となり、真空チャンバ11を大気に戻すことなく連続的に蒸着レートRを計測することができる。よって、長時間の連続蒸着が可能となり、生産性の低下を回避できる。
図6は、本発明の実施の形態2に係る蒸着装置の構成図である。図1と同じ符号の構成部材については、説明を省略する。
本実施の形態2の蒸着装置は、第1蒸発材料(ホスト材料)と、第1蒸発材料よりも蒸発量が小さい、すなわち蒸発時の濃度が低い第2蒸発材料(ドーパント材料)とを同時に被蒸着部材に付着させる共蒸着を実施可能な構成を有する。第1蒸発材料と第2蒸発材料との濃度比は、例えば、10〜100:1である。このような蒸着装置は、例えば、有機ELのデバイスを作製する際に、発光効率の向上のために、2種類の有機材料を同時に成膜する場合に用いられる。
真空チャンバ11外において、第2蒸着材料16Bを収納し、ヒータ等の加熱手段により第2蒸着材料16Bを加熱して第2蒸発材料を得るための第2蒸発源として第2材料収納容器19B(坩堝)が設けられている。第2材料収納容器19B内で得られた第2蒸発材料は、真空チャンバ11の下部に設けられた第2材料輸送管45B(第2誘導路)へ供給される。
真空チャンバ11外において、第2材料収納容器19Bと第2材料輸送管45Bとの間に、開度を調節することにより、第2材料収納容器19Bから第2材料輸送管45Bへ供給される第2蒸発材料の流量を制御する第2流量制御バルブ18Bが設けられている。
第1圧力センサ41、第2圧力センサ42、第3圧力センサ47、第4圧力センサ46には、例えば、気体分子による熱伝導を利用する熱伝導式圧力センサが用いられる。
第1圧力センサ41で第1材料収納容器19A内の圧力を測定することができるため、その圧力に基づいて、第1材料収納容器19A内の加熱温度、およびその加熱温度に基づく第1蒸着材料16Aの蒸発量を、精度良く監視し、調整することができる。第3圧力センサ47で第2材料収納容器19B内の圧力を測定することができるため、その圧力に基づいて、第2材料収納容器19B内の加熱温度、およびその加熱温度に基づく第2蒸着材料16Bの蒸発量を、精度良く監視し、調整することができる。
測定される蒸着レートの精度の観点から、第1圧力センサは、第1材料収納容器19A内において第1蒸着材料16Aに近い箇所に設置するのが好ましい。第2圧力センサは、第2材料収納容器19B内において第2蒸着材料16Bに近い箇所に設置するのが好ましい。
且つ、コントローラ24’は、第3圧力センサ46により測定された圧力P3と、第4圧力センサ47により測定された圧力P4との差(P3−P4)に基づいて、放出部材44より放出される第2蒸発材料の流量Q2を求める。求められた第2蒸発材料の流量Q2に基づいて、第2蒸発材料のガラス基板12への第2蒸着レートR2を計測する。計測された第2蒸着レートR2が所定の蒸着レートRe2となるように、第2流量制御バルブ18Bへバルブ開度指令L2(バルブ開度0〜100%に相当する電気信号)を出力し、その出力信号に応じて第2流量制御バルブ18Bの開度を制御する。
第2蒸着レートR2は、以下の方法により求められる。
第3圧力センサ47で測定された圧力P3(Pa)と第4圧力センサ46で測定された圧力P4(Pa)との差(P3−P4)に基づき、第2流量制御バルブ18BのコンダクタンスCv(m3/sec)を用いて、第2蒸発材料の流量Q2(Pa・m3/sec)が下記の式(1a)により求められる。ついで、第2蒸着レートR2が第2蒸発材料の流量Q2に比例することに基づき、比例乗数Fを用いて、第2蒸着レートR2(Å/s)が下記の式(2a)により求められる。
Q2=Cv×(P3−P4) …(1a)
R=F×Q=G×(P3−P4) …(2a)
なお、G=F×Cv
なお、上記の乗数Gについては、実施の形態1に記載の手法を用いて、予め求めておく。
第1材料収納容器19Aにおいて第1蒸着材料16Aを加熱して第1蒸発材料を得る工程と、
第2材料収納容器19Bにおいて第2蒸着材料16Bを加熱して第2蒸発材料を得る工程と、
第1材料収納容器19Aで得られた第1蒸発材料を第1材料輸送管45A中に移送する工程と、
第2材料収納容器19Bで得られた第2蒸発材料を第2材料輸送管45B中に移送する工程と、
第1材料輸送管45Aと第2材料輸送管45Bとを合流させて、第1蒸発材料と第2蒸発材料とが混ざり合う第3蒸発材料を第3材料輸送管45C中に移送する工程と、
第3誘導路から放出部材を介して第3蒸発材料を被蒸着部材へ放出する工程と、
第1流量制御バルブ18Aを用いて第1材料収納容器19Aから第1材料輸送管45Aへ供給される第1蒸発材料の流量を調整する工程と、
第2流量制御バルブ18Bを用いて第2材料収納容器19Bから第2材料輸送管45Bへ供給される第2蒸発材料の流量を調整する工程と、
第1圧力センサ41を用いて第1材料収納容器19A内の圧力を検出する工程と、
第2圧力センサ42を用いて蒸発室13内の圧力を検出する工程と、
第3圧力センサ47を用いて第2材料収納容器19B内の圧力を検出する工程と、
第4圧力センサ46を用いて第2材料輸送管45B内の圧力を検出する工程と、
コントローラ24’を用いて、
第1圧力センサ41で測定された圧力P1と、第2圧力センサで測定された圧力P2との差(P1−P2)に基づいて第1蒸発材料の流量Q1を求め、求められた第1蒸発材料の流量Q1に基づいて第1蒸発材料のガラス基板12への第1蒸着レートR1を計測し、計測された第1蒸着レートR1が所定の第1蒸着レートRe1になるように、第1流量制御バルブ18Aの開度を制御し、かつ
第3圧力センサ47で測定された圧力P3と、第4圧力センサ46で測定された圧力P4との差(P3−P4)に基づいて第2蒸発材料の流量Q2を求め、求められた第2蒸発材料の流量Q2に基づいて第2蒸発材料のガラス基板12への第2蒸着レートR2を計測し、計測された第2蒸着レートR2が所定の第2蒸着レートRe2になるように、第2流量制御バルブ18Bの開度を制御する工程と、
を含む。
従来のように蒸着膜が厚くなると水晶振動子式膜厚センサの水晶振動子を交換する必要がない。よって、2種類の有機材料を同時に成膜する連続共蒸着を長時間実施することが可能となり、生産性の低下を回避できる。
共蒸着に対して水晶振動子式センサを用いる場合、蒸着レートR1,R2を個別に計測することはできないが、4つの圧力センサ41,42,46,47を用いることで蒸着レートR1,R2を個別に計測することができる。
真空チャンバ11外において、蒸着材料16B−2を収納し、ヒータ等の加熱手段により蒸着材料16B−2を加熱して第2−2蒸発材料を得るための第2−2材料収納容器19B−2が設けられている。材料収納容器19B−2内で得られた第2−2蒸発材料は、真空チャンバ11の下部に設けられた材料輸送管45B−2へ供給される。
第3材料輸送管45Cは、第1材料輸送管45Aと、材料輸送管45B−1と、材料輸送管45B−2とを合流させる。
真空チャンバ11外において、材料収納容器19B−2と材料輸送管45B−2との間に、開度を調節することにより、材料収納容器19B−2から材料輸送管45B−2へ供給される第2−2蒸発材料の流量を制御する流量制御バルブ18B−2が設けられている。
材料収納容器19B−2内に、材料収納容器19B−2内の圧力を検出する第5圧力センサ47−2が設けられている。材料輸送管45B−2に、材料輸送管45B−2内の圧力を検出する第6圧力センサ46−2が設けられている。
第3−2圧力センサ47−2により測定された圧力P3−2と、第4−2圧力センサ46−2により測定された圧力P4−2との差に基づいて第2−2蒸発材料の流量を求めることにより、第2−2蒸発材料のガラス基板12への蒸着レートR2−2を計測し、計測された蒸着レートR2−2が所定の蒸着レートRe2−2になるように、流量制御バルブ18B−2へバルブ開度指令L2−2を出力し、その出力信号に応じて流量制御バルブ18B−2の開度を制御するコントローラ54が設けられている。
従来のように蒸着膜が厚くなると水晶振動子式膜厚センサの水晶振動子を交換する必要がない。よって、2種類の有機材料を同時に成膜する連続共蒸着を長時間実施することが可能となり、生産性の低下を回避できる。
共蒸着に対して水晶振動子式センサを用いる場合、蒸着レートR1,R2−1,R2−2を個別に計測することはできないが、6つの圧力センサ41,42,46−1,46−2,47−1,47−2を用いることで蒸着レートR1,R2−1,R2−2を個別に計測することができる。
12 ガラス基板
13 蒸着室
14 放出部材
15 ワーク保持具
16 蒸着材料
16A 第1蒸着材料
16B 第2蒸着材料
17,45 材料輸送管
18 流量制御バルブ
18A 第1流量制御バルブ
18B 第2流量制御バルブ
19 材料収納容器
19A 第1材料収納容器
19B 第2材料収納容器
21 第1圧力センサ
22 第2圧力センサ
24,24’,54 コントローラ
45A 第1材料輸送管
45B 第2材料輸送管
45C 第3材料輸送管
46 第4圧力センサ
47 第3圧力センサ
18B−1,18B−2 流量制御バルブ
19B−1,19B−2 材料収納容器
45B−1,45B−2 材料輸送管
46−1 第4−1圧力センサ
46−2 第4−2圧力センサ
47−1 第3−1圧力センサ
47−2 第3−2圧力センサ
Claims (7)
- 真空室内において蒸発材料を被蒸着部材に付着させる蒸着装置であって、
蒸着材料を収納し、蒸着材料を加熱して蒸発材料を得るための蒸発源と、
蒸発源で得られた蒸発材料を移送する誘導路と、
誘導路から流入する蒸発材料を、被蒸着部材へ放出する放出部材と、
蒸発源から誘導路へ供給される蒸発材料の流量を調整する流量制御バルブと、
蒸発源内の圧力を検出する第1圧力センサと、
真空室内の圧力を検出する第2圧力センサと、
第1圧力センサにより測定された値と、第2圧力センサにより測定された値との差に基づいて蒸発材料の流量を求めることにより、蒸発材料の被蒸着部材への蒸着レートを計測し、計測された蒸着レートが所定の蒸着レートになるように、流量制御バルブの開度を制御するコントローラと、
を備えたことを特徴とする蒸着装置。 - 放出部材は、
蒸発材料を拡散させるための分散容器と、
被蒸着部材に向けて突設され、被蒸着部材へ蒸発材料を放出するための絞り開口部を先端に有する複数のノズル部材と、
を有することを特徴とする請求項1記載の蒸着装置。 - 真空室内において、第1蒸発材料および第1蒸発材料よりも蒸着量が小さい第2蒸発材料を混合した第3蒸発材料を被蒸着部材に付着させる蒸着装置であって、
第1蒸着材料を収納し、第1蒸着材料を加熱して第1蒸発材料を得る第1蒸発源と、
第2蒸着材料を収納し、第2蒸着材料を加熱して第2蒸発材料を得る第2蒸発源と、
第1蒸発源内で得られた第1蒸発材料を移送する第1誘導路と、
第2蒸発源内で得られた第2蒸発材料を移送する第2誘導路と、
第1誘導路と第2誘導路とを合流させて、第1蒸発材料と第2蒸発材料とが混ざり合う第3蒸発材料を移送する第3誘導路と、
第3誘導路から流入する第3蒸発材料を、被蒸着部材へ放出する放出部材と、
第1蒸発源から第1誘導路へ供給される第1蒸発材料の流量を調整する第1流量制御バルブと、
第2蒸発源から第2誘導路へ供給される第2蒸発材料の流量を調整する第2流量制御バルブと、
第1蒸発源内の圧力を検出する第1圧力センサと、
真空室内の圧力を検出する第2圧力センサと、
第2蒸発源内の圧力を検出する第3圧力センサと、
第2誘導路内の圧力を検出する第4圧力センサと、
第1圧力センサにより測定された値と、第2圧力センサにより測定された値との差に基づいて第1蒸発材料の流量を求めることにより、第1蒸発材料の被蒸着部材への第1蒸着レートを計測し、計測された第1蒸着レートが所定の第1蒸着レートになるように、第1流量制御バルブの開度を制御し、かつ
第3圧力センサにより測定された値と、第4圧力センサにより測定された値との差に基づいて第2蒸発材料の流量を求めることにより、第2蒸発材料の被蒸着部材への第2蒸着レートを計測し、計測された第2蒸着レートが所定の第2蒸着レートになるように、第2流量制御バルブの開度を制御するコントローラと、
を備えたことを特徴とする蒸着装置。 - 放出部材は、
第3蒸発材料を拡散させるための分散容器と、
被蒸着部材に向けて突設され、被蒸着部材へ第3蒸発材料を放出するための絞り開口部を先端に有する複数のノズル部材と、
を有することを特徴とする請求項3記載の蒸着装置。 - 第2蒸発源および第2誘導路が複数設けられ、
各第2蒸発源および第2誘導路に対して、それぞれ第2流量制御バルブ、第3圧力センサ、および第4圧力センサが設けられ、
各第2蒸発源に収納される第2蒸着材料は、互いに異なることを特徴とする請求項3または4記載の蒸着装置。 - 請求項1記載の蒸着装置を用いた蒸着方法であって、
蒸発源において蒸着材料を加熱して蒸発材料を得る工程と、
蒸発源で得られた蒸発材料を誘導路中に移送する工程と、
誘導路から放出部材を介して蒸発材料を被蒸着部材へ放出する工程と、
流量制御バルブを用いて蒸発源から誘導路へ供給される蒸発材料の流量を調整する工程と、
第1圧力センサを用いて蒸発源内の圧力を検出する工程と、
第2圧力センサを用いて真空室内の圧力を検出する工程と、
コントローラを用いて、第1圧力センサで測定された値と、第2圧力センサで測定された値との差に基づいて蒸発材料の流量を求め、求められた蒸発材料の流量に基づいて蒸発材料の被蒸着部材への蒸着レートを計測し、計測された蒸着レートが所定の蒸着レートになるように、流量制御バルブの開度を制御する工程と、
を含むことを特徴とする蒸着方法。 - 請求項3記載の蒸着装置を用いた蒸着方法であって、
第1蒸発源において第1蒸着材料を加熱して第1蒸発材料を得る工程と、
第2蒸発源において第2蒸着材料を加熱して第2蒸発材料を得る工程と、
第1蒸発源で得られた第1蒸発材料を第1誘導路中に移送する工程と、
第2蒸発源で得られた第2蒸発材料を第2誘導路中に移送する工程と、
第1誘導路と第2誘導路とを合流させて、第1蒸発材料と第2蒸発材料とが混ざり合う第3蒸発材料を第3誘導路中に移送する工程と、
第3誘導路から放出部材を介して第3蒸発材料を被蒸着部材へ放出する工程と、
第1流量制御バルブを用いて第1蒸発源から第1誘導路へ供給される第1蒸発材料の流量を調整する工程と、
第2流量制御バルブを用いて第2蒸発源から第2誘導路へ供給される第2蒸発材料の流量を調整する工程と、
第1圧力センサを用いて第1蒸発源内の圧力を検出する工程と、
第2圧力センサを用いて真空室内の圧力を検出する工程と、
第3圧力センサを用いて第2蒸発源内の圧力を検出する工程と、
第4圧力センサを用いて第2誘導路内の圧力を検出する工程と、
コントローラを用いて、
第1圧力センサで測定された値と、第2圧力センサで測定された値との差に基づいて第1蒸発材料の流量を求め、求められた第1蒸発材料の流量に基づいて第1蒸発材料の被蒸着部材への第1蒸着レートを計測し、計測された第1蒸着レートが所定の第1蒸着レートになるように、第1流量制御バルブの開度を制御し、かつ
第3圧力センサで測定された値と、第4圧力センサで測定された値との差に基づいて第2蒸発材料の流量を求め、求められた第2蒸発材料の流量に基づいて第2蒸発材料の被蒸着部材への第2蒸着レートを計測し、計測された第2蒸着レートが所定の第2蒸着レートになるように、第2流量制御バルブの開度を制御する工程と、
を含むことを特徴とする蒸着方法。
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