JP2014162378A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用空気調和装置において、配管のケースへの固定に伴う部品点数が少なくすると共に組立工程を簡略化し、かつ、配管を強固に固定可能とする。
【解決手段】供給配管P1及び排出配管P2を挟持する固定ブラケット及び着脱ブラケット20をスナップフィットする第3爪部23と、第3爪部23に対して供給配管P1及び排出配管P2の軸方向に離間して配置される第4爪部24を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両用空気調和装置に関するものである。
一般的に、車両用空気調和装置は車両内前方に搭載されていて、送風ファンによって送風する空気をエバポレータによって除湿及び冷却するように構成されている。車両用空気調和装置がエアミックス方式の場合は、エバポレータを通過した空気の一部あるいは全部がエアミックスドアを介してヒータコアに送られて加温された後、残部の空気と混合されて所定温度の調和空気に生成され、その生成された調和空気が車両内の各吹出口に供給されるように構成されている。
上記のエバポレータ及びヒータコアは、車両用空気調和装置の外形を形成するケース内に収納されている。エバポレータには、エンジンで駆動される冷凍サイクルの冷媒を供給する供給配管とエバポレータで熱交換されて昇温された冷媒を排出する排出配管とが接続されている。また、ヒータコアには、エンジンを冷却して得られた温水を供給する供給配管と、ヒータコアで熱交換されて低温になった冷却水を排出する排出配管とが接続されている。を介してケース外のエンジン側へ戻されるように構成されている。
上述のようにエバポレータやヒータコアに接続される配管は、ケース内からケースの外部に引き出されている。ケースの外側において、これらの配管は、ケースの外壁面にブラケットを用いて固定されている。例えば、特許文献1に示される配管の固定は、配管をケースと一体的に形成されている固定ブラケットと着脱ブラケットとで挟持し、着脱ブラケットを固定ブラケットとをネジ止めするようにしている。
特開2003−136937号公報
しかしながら、従来の車両用空気調和装置は、配管のケースへの固定は、着脱ブラケットをタッピングネジ等のネジにより固定ブラケットにネジ止めで行うので、部品点数が増えるとともに、組立工数が増えてコスト高になるという欠点がある。このような欠点を解消するためには、例えば、着脱ブラケットに爪部を設け、スナップフィットによって着脱ブラケットと固定ブラケットとを固定する構成が考えられる。ところが、スナップフィットではネジ止めと比較して締結力が弱く配管を強固に固定することが難しい。特に、配管が熱収縮するような場合には、ブラケットに対して配管の熱収縮による応力が働くことから、より強固な固定を実現する必要がある。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、車両用空気調和装置において、配管のケースへの固定に伴う部品点数が少なくすると共に組立工程を簡略化し、かつ、配管を強固に固定可能とすることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として以下の構成を採用する。
第1の発明は、互いに対して着脱可能な第1ブラケット片と第2ブラケット片とで狭持することにより、熱交換器を内包するケースの外側に対して上記熱交換器に接続される配管を固定する車両用空気調和装置であって、上記第1ブラケット片と上記第2ブラケット片とに設けられると共に、上記配管を狭持したときに変形する潰し部を有する固定部と、上記第1ブラケット片と上記第2ブラケット片との一方に対して上記固定部を挟んだ両側に設けられる複数の爪部と、上記第1ブラケット片と上記第2ブラケット片との他方に対して上記固定部を挟んだ両側に設けられると共に上記爪部が係止される複数の係止部と、上記第1ブラケット片と上記第2ブラケット片との一方に、上記爪部に対して上記配管の軸方向に離間して設置される補強用爪部と、上記第1ブラケット片と上記第2ブラケット片との他方に設けられると共に上記補強用爪部が係止される補強用係止部とを備えるという構成を採用する。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記第1ブラケット片と上記第2ブラケット片とが平行する2本の上記配管を狭持し、当該2本の配管の間にて上記第1ブラケット片と上記第2ブラケット片とが当接され、上記2本の配管の間の箇所に上記補強用爪部及び上記補強用係止部が配置されているという構成を採用する。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、上記第1ブラケット片と上記第2ブラケット片との一方に設けられる挿入突部と、上記第1ブラケット片と上記第2ブラケット片との他方に設けられると共に上記挿入突部が挿入される挿入孔とを備えるという構成を採用する。
第4の発明は、上記第3の発明において、上記固定部として、平行する2本の上記配管を固定するために凹んだ第1固定部及び第2固定部と有し、上記第1ブラケット片と上記第2ブラケット片とが、上記第1固定部の上記第1固定部と上記第1固定部との配列方向外側に形成される第1当接面と、上記第2固定部の上記配列方向外側に形成される第2当接面と、上記第1固定部と上記第2固定部との間に形成される第3当接面とを有し、上記第1ブラケット片と上記第2ブラケット片との一方の上記第1当接面には、上記爪部として第1爪部が形成され、上記第1ブラケット片と上記第2ブラケット片との他方の上記第1当接面には、上記係止部として上記第1爪部が係止される第1係止部が形成され、上記第1ブラケット片と上記第2ブラケット片との一方の上記第2当接面には、上記爪部として第2爪部が形成され、上記第1ブラケット片と上記第2ブラケット片との他方の上記第2当接面には、上記係止部として上記第2爪部が係止される第2係止部が形成され、上記第1ブラケット片と上記第2ブラケット片との一方の上記第3当接面には、上記爪部として第3爪部が形成され、上記第1ブラケット片と上記第2ブラケット片との他方の上記第3当接面には、上記係止部として上記第3爪部が係止される第3係止部が形成され、さらに、上記第1ブラケット片と上記第2ブラケット片との一方の上記第3当接面には、上記第3爪部に対して上記配管の軸方向に離間して上記補強用爪部が形成され、上記第1ブラケット片と上記第2ブラケット片との他方の上記第3当接面には、上記第3係止部に対して上記配管の軸方向に離間して上記補強用係止部が形成されているという構成を採用する。
第5の発明は、上記第4の発明において、上記挿入突部が、上記第1ブラケット片と上記第2ブラケット片との一方の上記第1当接面及び上記第2当接面に設けられ、上記挿入孔は、上記第1ブラケット片と上記第2ブラケット片との他方の上記第1当接面及び上記第2当接面に設けられているという構成を採用する。
第6の発明は、上記第5の発明において、上記第1ブラケットと第2ブラケットは上記ケースの車両前方側に設けられており、上記第3爪部と上記補強用爪部の返し部は車両前方に突出するように形成されているという構成を採用する。
第7の発明は、上記第3〜6いずれかの発明において、上記挿入突部の先端が上記爪部の先端に設けられる返し部よりも突出しているという構成を採用する。
第8の発明は、上記第1〜第7いずれかの発明において、複数の上記爪部が、各爪部の先端に設けられる返し部が異なる方向に向けて配置されているという構成を採用する。
第9の発明は、上記第1〜第8いずれかの発明において、上記第1ブラケット片と上記第2ブラケット片とが車室とエンジンルームとを隔離する隔壁に上記車室側から当接するフランジ部を備え、上記補強用爪部が、上記フランジ部よりも上記車室側に配置されているという構成を採用する。
第10の発明は、上記第9の発明において、上記補強用爪部よりも上記車室側に配置され、上記第1ブラケット片と上記第2ブラケット片とが境界部を中心として互いに対して回動することを規制するストッパを備えるという構成を採用する。
本発明によれば、第1ブラケット片と第2ブラケット片とをスナップフィットするための爪部及び係止部に加え、さらに第1ブラケット片と第2ブラケット片とをスナップフィットするための補強用爪部及び補強用係止部を備えている。このため、これらの補強用部目部及び補強用係止部を備えていない場合と比較して、第1ブラケット片と第2ブラケット片とを強固に締結し、これによって配管を強固に固定することができる。このような本発明によれば、ネジ止めすることなく配管を固定することができるため、組立工程を簡略化することができ、さらには配管を強固に固定することができる。
また、本発明によれば、補強用爪部が爪部に対して配管の軸方向に離間して配置されている。このため、配管の軸方向から第1ブラケット片あるいは第2ブラケット片に対して荷重が作用したときに、補強用爪部が支えとなり、第1ブラケット片と第2ブラケット片とが境界部を中心として割れるように回動することを防止することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用空気調和装置の斜視図である。 (a)は、図1の(A)部を拡大して示した斜視図であり、(b)は図1の(A)部を(a)と異なる方向から見た斜視図であり、(c)が(A)部の上面図である。 固定ブラケットを着脱ブラケットが装着される方向から見たときの側面図である。 (a)は、着脱ブラケットの斜視図、(b)は、その着脱ブラケットの正面図、(c)は、その着脱ブラケットの右側面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る車両用空気調和装置の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用空気調和装置Sの斜視図である。この車両用空気調和装置Sは、車両用空気調和装置Sの外形を形成するケース1を有している。そして、このケース1の外側の一点鎖線(A)で囲まれる箇所には、本発明の特徴をなすブラケット2が設けられている。
ブラケット2について説明する前に、ケース1の収容内容について説明すると、このケース1内には、図示しないが、エバポレータ、エアミックスドア、ヒータコア、ダンパ等の調和空気を生成しかつ案内する機構が収容されている。すなわち、ケース1は、熱交換器として機能するエバポレータやヒータコアを内包している。
このような車両用空気調和装置Sでは、ケース1の内部において、空気がエバポレータによって除湿及び冷却されることで、冷風が生成される。そして、その生成された冷風の一部あるいは全部がエアミックスドアを介してヒータコアに送られて加温された後、残部の冷風と混合されて所定温度の調和空気とされる。次いで、その生成された調和空気は、各ダンパ等を介して案内され、ケース1に設けられている各吹出口から吐出される。
上記ヒータコアには、供給配管P1及び排出配管P2が接続されている。このヒータコアには、エンジンルーム内に設けられているエンジンを冷却して得られた温水が供給配管P1を介してケース1内に導入され、そのヒータコアでケース内の空気流と熱交換された低温になった冷却水は再び排出配管P2を介してケース1外のエンジンへ戻されるように構成されている。
これら供給配管P1及び排出配管P2は、ケース1の外側にて、ブラケット2の箇所でケース1の前側(図1の矢印の「前」参照。なお、矢印の「後」は車室内側を示している。また、後述の図3及び図4(c)も同じ。)から離れてエンジンルーム側に平行に延びている。本実施形態の車両用空気調和装置Sでは、これらの平行に延びる供給配管P1及び排出配管P2がブラケット2で束ねられるようにして固定される。なお、ケース1には、冷凍サイクルの冷媒をケース内のエバポレータに供給し、そのエバポレータで熱交換されて気体化した冷媒を再びケース外のエンジン側へ排出する配管も上記冷媒を膨張させる膨張弁を介して配設されている。
以下、ブラケット2について説明する。このブラケット2は、固定ブラケット10と着脱ブラケット20とで構成されている。なお、固定ブラケット10及び着脱ブラケット20のうち、一方が本発明の第1ブラケット片に相当し、他方が本発明の第2ブラケット片に相当する。これらの固定ブラケット10及び着脱ブラケット20とは、着脱可能とされており、供給配管P1及び排出配管P2を狭持し、ケース1の外側に対して固定する。なお、固定ブラケット10及び着脱ブラケット20の詳細な構造について説明する前に、ブラケット2の全体形状について説明する。
図2(a)は、図1の(A)部の拡大斜視図である。このブラケット2は、この図に示されるようにトラック形状とされており、下方に供給配管P1が配置され、上方に排出配管P2が配置されている。なお、供給配管P1及び排出配管P2のうち、下方に位置する供給配管P1が上方に位置する排出配管P2よりも右側に位置しているので、ブラケット2を正面から見たときには、長軸が左斜めに傾いた状態を呈している。なお、図2(b)は、ブラケット2を異なる方向から見たときの斜視図であり、図2(c)は、ブラケット2を含む上面図である。これら図については、後に必要に応じて用いる。
ブラケット2は、供給配管P1及び排出配管P2の中心位置を通る線(以下、分割線L)に沿う形で2分されていて、図2(a)に示す右側の部分が固定ブラケット10とされ、左側の部分が着脱ブラケット20とされている。図示の例では、分割線Lは、ブラケット2の成形の容易性等から階段状に形成されている(図2(a)参照)。もちろん、この分割線Lはブラケット2の長軸に合わせた直線状にすることもできる。
なお、以下の説明においては、分割線Lに沿って形成される固定ブラケット10と着脱ブラケット20との境界部のうち、供給配管P1の位置から下方の部分を「第1境界部2a」、排出配管P2の位置から上方の部分を「第2境界部2b」及び供給配管P1及び排出配管P2間の部分を「第3境界部2c」とする。なお、第1境界部2aは、固定ブラケット10に設けられた第1当接面10aと着脱ブラケット20に設けられた第1当接面20aとが当接されることによって形成されている。また、第2境界部2bは、固定ブラケット10に設けられた第2当接面10bと着脱ブラケット20に設けられた第2当接面20bとが当接されることによって形成されている。また、第3境界部2cは、固定ブラケット10に設けられた第3当接面10cと着脱ブラケット20に設けられた第3当接面20cとが当接されることによって形成されている。これらの第1当接面10a、第2当接面10b及び第3当接面10cについては後述の図3に示し、第1当接面20a、第2当接面20b及び第3当接面10cについては後述の図4に示している。
さて、固定ブラケット10は、ケース1と一体的に形成されている。図3は、固定ブラケット10を着脱ブラケット20の方向から見たときの側面図である。
図3に示すように、固定ブラケット10の第1当接面10aには、着脱ブラケット20に設けられる後述する第1爪部21(爪部)が挿入して係止される第1係止部11(係止部)、第2当接面10bには、着脱ブラケット20に設けられる後述する第2爪部22(爪部)が挿入して係止される第2係止部12(係止部)、及び第3当接面10cには、着脱ブラケット20に設けられる後述する第3爪部23(爪部)及び第4爪部24(補強用爪部)がそれぞれ挿入して係止される第3係止部13(係止部)及び第4係止部14(補強用係止部)がそれぞれ設けられている。
上記第3係止部13及び第4係止部14は、着脱ブラケット20の第3爪部23及び第4爪部24に合わせて、ブラケット2の位置における供給配管P1及び排出配管P2の軸方向に離間して設けられている。
また、この固定ブラケット10には、第1係止部11の左隣り(図3参照)には、所定の距離を保って着脱ブラケット20に設けられる後述する第1挿入突部25が挿入される第1挿入孔15が設けられているとともに、第2係止部12の左隣りには、所定の距離を保って着脱ブラケット20に設けられる後述する第2挿入突部26が挿入される第2挿入孔16が設けられている。
さらに、この固定ブラケット10には、第1当接面10a及び第3当接面10c間には、供給配管P1の断面の半円部分が挿入される第1固定部17が設けられているとともに、第2当接面10b及び第3当接面10c間には、排出配管P2の断面の半円部分が挿入される第2固定部18が設けられている。さらにまた、この固定ブラケット10には、着脱ブラケット20の装着時の応力に十分に耐えるようにするとともに、着脱ブラケット20で挟持された供給配管P1及び排出配管P2を安定して強固に保持できるように補強リブ19が一体的に設けられている。
次に、着脱ブラケット20について説明する。図4は、着脱ブラケット20を示す図であり、(a)が斜視図、(b)が正面図、(c)が側面図である。この着脱ブラケット20の第1当接面20aには、固定ブラケット10に設けられている第1係止部11に対向した位置に第1爪部21が突出するようにして一体的に設けられ、第2当接面20bには、固定ブラケット10に設けられている第2係止部12に対向した位置に第2爪部22が突出するようにして一体的に設けられている。そして、第3当接面20cには、固定ブラケット10に設けられている第3係止部13及び第4係止部14にそれぞれ対向した位置に、第3爪部23及び第4爪部24がそれぞれ突出するようにして一体的に設けられている。
上記第3爪部23及び第4爪部24は、ブラケット2の位置における供給配管P1及び排出配管P2の軸方向に離間して設けられている。これらの第3爪部23及び第4爪部24は、供給配管P1と排出配管P2との間にて、固定ブラケット10に当接する第3当接面20cに設けられている。つまり、供給配管P1と排出配管P2との間とに、第3爪部23及び第4爪部24が設けられている。
第1爪部21、第2爪部22、第3爪部23及び第4爪部24の先端部には、固定ブラケット10に設けられている各第1係止部11、第2係止部12、第3係止部13及び第4係止部14にそれぞれ挿入されたときに係止される返し部21a、返し部22a、返し部23a及び返し部24aが一体的に形成されている。
第1爪部21に設けられる返し部21a及び第2爪部22に設けられる返し部22aは、外し方法が互いに反対になるように形成されている。すなわち、第1爪部21は、図4(c)において下方に移動したときに係止状態が外れ、第2爪部22は、上方に移動したときに係止状態が外れるように形成されている。このように、第1爪部21の返し部21aと第2爪部22の返し部22aとは異なる方向に向けられている。また、第3爪部23及び第4爪部24に設けられる返し部23a及び返し部24aは、同じ方向に移動したときに係止状態が外れるように形成されている。すなわち、図4(c)において第3爪部23及び第4爪部24が左側方向へ移動したときに係止状態が外れるように形成されている。
上記第1爪部21、第2爪部22、第3爪部23及び第4爪部24を突出方向と直交する方向に断面したときの断面形状は長方形状を呈していて、第1爪部21、第2爪部22、第3爪部23及び第4爪部24は、その長方形の短辺方向のみに撓むようにそれぞれ構成されている。そして、第1爪部21及び第2爪部22は、ブラケット2を上述した分割線Lの方向(図4(c)において上下方向)に撓むように着脱ブラケット20に設けられている。また、第3爪部23及び第4爪部24は、第1爪部21及び第2爪部22の撓み方向と直交する方向(図4(c)において左右方向)となるように着脱ブラケット20に設けられている。なお、第3爪部23及び第4爪部24は、第1爪部21及び第2爪部22の撓み方向と直交する方向としたが、直角以外の角度で交差するようにしてもよい。
また、この着脱ブラケット20には、第1爪部21の右隣り(図4(c)参照)には、固定ブラケット10に設けられている第1挿入孔15に挿入される第1挿入突部25が設けられているとともに、第2爪部22の右隣りには、固定ブラケット10に設けられている第2挿入孔16に挿入される第2挿入突部26が設けられている。これら第1挿入突部25及び第2挿入突部26の先端位置は、各第1爪部21及び第2爪部22の返し部21a及び返し部22aより少し突出するように形成されている。
さらに、この着脱ブラケット20には、第1当接面20a及び第3当接面20c間には、供給配管P1の断面の半円部分が挿入される潰しリブ27a(潰し部)を有する第1固定部27が設けられているとともに、第2当接面20b及び第3当接面20c間には、排出配管P2の断面の半円部分が挿入される潰しリブ28a(潰し部)を有する第2固定部28が設けられている。なお、この潰しリブは、固定ブラケット10に設けられる第1固定部17及び第2固定部18に設けるようにしてもよい。
さらにまた、この着脱ブラケット20には、図2(b)に示されるように、固定ブラケット10への装着時の応力に十分に耐えるようにするとともに、固定ブラケット10で挟持された供給配管P1及び排出配管P2を安定して強固に保持できるように補強リブ29aが設けられている。
また、着脱ブラケット20には、第4爪部24よりも車室側に配置される当接リブ29b(ストッパ)が設けられている。この当接リブ29bは、例えば固定ブラケット10及び着脱ブラケット20がエンジンルーム側から押されたときに、固定ブラケット10と着脱ブラケット20とが境界部(すなわち、第1境界部2a、第2境界部2b及び第3境界部2c)を中心として回動することがないように、着脱ブラケット20の移動を規制する。この当接リブ29bによって、着脱ブラケット20が押し込まれた場合であっても、境界部を境としてブラケット2が割れることを防止することができる。
また、固定ブラケット10及び着脱ブラケット20は、フランジ部10d及びフランジ部20dが設けられている。これらのフランジ部10d及びフランジ部20dは、固定ブラケット10に対して着脱ブラケット20が固定されることによって一体化され、車室とエンジンルームとを隔離する隔壁K(図2(c)参照)に車室側から当接する。なお、上述した第4爪部24は、これらのフランジ部10d及びフランジ部20dよりも車室側に配置されている。
上記構成からなるブラケット2を用いて供給配管P1及び排出配管P2をケース1に固定するには、固定ブラケット10の第1固定部17に供給配管P1を挿入するとともに、第2固定部18に排出配管P2を挿入される。次いで、着脱ブラケット20の第1挿入突部25を固定ブラケット10の第1挿入孔15に、第2挿入突部26を第2挿入孔16にそれぞれ対向させて固定ブラケット10側に移動させると、着脱ブラケット20は、第1挿入突部25及び第2挿入突部26に案内及び位置決めされつつ固定ブラケット10に向けて移動させられる。
上記移動により、着脱ブラケット20の第1爪部21が固定ブラケット10の第1係止部11に、第2爪部22が第2係止部12に、第3爪部23が第3係止部13に、そして、第4爪部24が第4係止部14にそれぞれ挿入される。さらに移動させると、供給配管P1及び排出配管P2は、第1固定部27及び第2固定部28に設けられている潰しリブ27a及び潰しリブ28aに当接するのでこれに抗して押圧すると、潰しリブ27a及び潰しリブ28aが変形すると共に、第1爪部21が第1係止部11に、第2爪部22が第2係止部12に、第3爪部23が第3係止部13に、第4爪部24が第4係止部14に係止される。
これにより、供給配管P1は、固定ブラケット10の第1固定部17と着脱ブラケット20の第1固定部27とで強固に挟持され、排出配管P2は、固定ブラケット10の第2固定部18と着脱ブラケット20の第2固定部28とで強固に挟持されてケース1に固定される。なお、固定ブラケット10に装着された着脱ブラケット20を外す必要があるときは、第1係止部11、第2係止部12、第3係止部13及び第4係止部14において、第1爪部21、第2爪部22、第3爪部23及び第4爪部24の先端を露出する窓がそれぞれ設けられているので、第1爪部21、第2爪部22、第3爪部23及び第4爪部24を簡単に外すことができる。
以上のような本実施形態の車両用空気調和装置Sによれば、固定ブラケット10と着脱ブラケット20とをスナップフィットするための第1爪部21、第2爪部22、第3爪部23、第1係止部11、第2係止部12及び第3係止部13に加え、さらに固定ブラケット10及び着脱ブラケット20とをスナップフィットするための第4爪部24及び第4係止部14を備えている。このため、これらの第4爪部24及び第4係止部14を備えていない場合と比較して、固定ブラケット10及び着脱ブラケット20とを強固に締結し、これによって供給配管P1及び排出配管P2を強固に固定することができる。このような本実施形態の車両用空気調和装置Sによれば、ネジ止めすることなく供給配管P1及び排出配管P2を固定することができるため、組立工程を簡略化することができ、さらには供給配管P1及び排出配管P2を強固に固定することができる。
また、本実施形態の車両用空気調和装置Sによれば、第4爪部24が第3爪部23に対して供給配管P1及び排出配管P2の軸方向に離間して配置されている。このため、供給配管P1及び排出配管P2の軸方向から着脱ブラケット20に対して荷重が作用したときに、第4爪部24が支えとなり、固定ブラケット10及び着脱ブラケット20とが境界部を中心として割れるように回動することを防止することができる。
また、本実施形態の車両用空気調和装置Sにおいては、供給配管P1と排出配管P2との間とに、第3爪部23及び第4爪部24が設けられている。供給配管P1と排出配管P2との間は、例えば、供給配管P1と排出配管P2との熱膨張等の影響により最も応力が大きくなる箇所である。本実施形態においては、当該箇所に2つの爪部(第3爪部23及び第4爪部24)が設けられていることから、固定ブラケット10及び着脱ブラケット20を安定して締結することが可能となる。
また、本実施形態の車両用空気調和装置Sにおいては、第1挿入突部25及び第2挿入突部26が設けられている。固定ブラケット10及び着脱ブラケット20が境界部を中心として割れるように回動しようとすると、当該第1挿入突部25及び第2挿入突部26が支えとなることから、ブラケット2が割れることをより確実に防止することができる。
また、本実施形態の車両用空気調和装置Sにおいては、第1挿入突部25及び第2挿入突部26の先端位置は、各第1爪部21及び第2爪部22の返し部21a及び返し部22aより少し突出するように形成されている。このため、固定ブラケット10に着脱ブラケット20を取り付けるときに、第1爪部21及び第2爪部22が第1係止部11及び第2係止部12に係止される前に第1挿入突部25及び第2挿入突部26の先端が第1挿入孔15及び第2挿入孔16に挿入される。このため、第1爪部21及び第2爪部22を第1係止部11及び第2係止部12に対して容易に位置決めすることができる。
また、本実施形態の車両用空気調和装置Sにおいては、第1爪部21の返し部21aと第2爪部22の返し部22aとは異なる方向に向けられている。このため、固定ブラケット10と着脱ブラケット20との位置関係が第1爪部21の外れる方向にずれたときでも第2爪部22が外れることはなく、また固定ブラケット10と着脱ブラケット20との位置関係が第2爪部22の外れる方向にずれたときでも第1爪部21が外れることはない。結果として、固定ブラケット10と着脱ブラケット20とが外れることを防止することができる。
また、本実施形態の車両用空気調和装置Sにおいては、第4爪部24は、これらのフランジ部10d及びフランジ部20dよりも車室側に配置されている。このため、フランジ部10d及びフランジ部20dがエンジンルーム側から押された場合であっても、第4爪部24が支えとなって、ブラケット2が割れることをより確実に防止することができる。
また、本実施形態の車両用空気調和装置Sにおいては、第4爪部24よりも車室側に配置される当接リブ29bが設けられている。このため、固定ブラケット10及び着脱ブラケット20が境界部を中心として割れるように回動しようとすると、当該当接リブ29bが支えとなることから、ブラケット2が割れることをより確実に防止することができる。
また、本実施形態の車両用空気調和装置Sにおいては、固定ブラケット10と着脱ブラケット20がケース1の車両前方側に設けられており、第3爪部23の返し部23aと第4爪部24の返し部24aは車両前方に突出するように形成されている。このため、第3爪部23と第4爪部24とをケース1の反対側から押すことで着脱ブラケット20を容易に外すことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上述の例では、第1爪部21、第2爪部22、第3爪部23及び第4爪部24並びに第1挿入突部25及び第2挿入突部26を着脱ブラケット20に設け、第1係止部11、第2係止部12、第3係止部13及び第4係止部14並びに第1挿入孔15及び第2挿入孔16を固定ブラケット10に設けるようにしたが、第1爪部21、第2爪部22、第3爪部23及び第4爪部24並びに第1挿入突部25及び第2挿入突部26を固定ブラケット10に設け、第1係止部11、第2係止部12、第3係止部13及び第4係止部14並びに第1挿入孔15及び第2挿入孔16を着脱ブラケット20に設けるようにしてもよい、しかし、上述のように、各第1爪部21、第2爪部22、第3爪部23及び第4爪部24並びに第1挿入突部25及び第2挿入突部26を着脱ブラケット20に設けるようにしたときは、成形が容易になる特徴がある。
また、上述の例では、第3当接面10cに第3爪部23及び第4爪部24を設けたが、第1当接面10aまたは第2当接面10b、あるいはこれら双方に補強用爪部を設け、第3当接面10cに第4爪部24を設けないようにしてもよい。しかし、上述のように、第3当接面10cに第4爪部24を設けるようにしたときは、供給配管P1及び排出配管P2に対する挟持力を強固にすることができる。
さらにまた、上述の例ではブラケット2で固定する熱交換媒体用配管は、ヒータコアに供給に冷却あるいはヒータコアから排出されるエンジンの冷却水用の供給配管P1及び排出配管P2としたが、冷凍サイクルの冷媒用の供給配管及び排出配管であってもよい。
1……ケース、2……ブラケット、2a……第1境界部、2b……第2境界部、2c……第3境界部、10……固定ブラケット、10a……第1当接面、10b……第2当接面、10c……第3当接面、10d……フランジ部、11……第1係止部(係止部)、12……第2係止部(係止部)、13……第3係止部(係止部)、14……第4係止部(補強用係止部)、15……第1挿入孔、16……第2挿入孔、17……第1固定部、18……第2固定部、19……補強リブ、20……着脱ブラケット、20a……第1当接面、20b……第2当接面、20c……第3当接面、20d……フランジ部、21……第1爪部(爪部)、21a……返し部、22……第2爪部(爪部)、22a……返し部、23……第3爪部(爪部)、23a……返し部、24……第4爪部(補強用爪部)、24a……返し部、25……第1挿入突部、26……第2挿入突部、27……第1固定部、27a……潰しリブ(潰し部)、28……第2固定部、28a……潰しリブ(潰し部)、29a……補強リブ、29b……当接リブ(ストッパ)、L……分割線、P1……供給配管、P2……排出配管、P2……供給配管、K……隔壁、S……車両用空気調和装置

Claims (10)

  1. 互いに対して着脱可能な第1ブラケット片と第2ブラケット片とで狭持することにより、熱交換器を内包するケースの外側に対して前記熱交換器に接続される配管を固定する車両用空気調和装置であって、
    前記第1ブラケット片と前記第2ブラケット片とに設けられると共に、前記配管を狭持したときに変形する潰し部を有する固定部と、
    前記第1ブラケット片と前記第2ブラケット片との一方に対して前記固定部を挟んだ両側に設けられる複数の爪部と、
    前記第1ブラケット片と前記第2ブラケット片との他方に対して前記固定部を挟んだ両側に設けられると共に前記爪部が係止される複数の係止部と、
    前記第1ブラケット片と前記第2ブラケット片との一方に、前記爪部に対して前記配管の軸方向に離間して設置される補強用爪部と、
    前記第1ブラケット片と前記第2ブラケット片との他方に設けられると共に前記補強用爪部が係止される補強用係止部と
    を備えることを特徴とする車両用空気調和装置。
  2. 前記第1ブラケット片と前記第2ブラケット片とが平行する2本の前記配管を狭持し、
    当該2本の配管の間にて前記第1ブラケット片と前記第2ブラケット片とが当接され、
    前記2本の配管の間の箇所に前記補強用爪部及び前記補強用係止部が配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用空気調和装置。
  3. 前記第1ブラケット片と前記第2ブラケット片との一方に設けられる挿入突部と、
    前記第1ブラケット片と前記第2ブラケット片との他方に設けられると共に前記挿入突部が挿入される挿入孔と
    を備えることを特徴とする請求項1または2記載の車両用空気調和装置。
  4. 前記固定部として、平行する2本の前記配管を固定するために凹んだ第1固定部及び第2固定部と有し、
    前記第1ブラケット片と前記第2ブラケット片とが、前記第1固定部の前記第1固定部と前記第1固定部との配列方向外側に形成される第1当接面と、前記第2固定部の前記配列方向外側に形成される第2当接面と、前記第1固定部と前記第2固定部との間に形成される第3当接面とを有し、
    前記第1ブラケット片と前記第2ブラケット片との一方の前記第1当接面には、前記爪部として第1爪部が形成され、前記第1ブラケット片と前記第2ブラケット片との他方の前記第1当接面には、前記係止部として前記第1爪部が係止される第1係止部が形成され、
    前記第1ブラケット片と前記第2ブラケット片との一方の前記第2当接面には、前記爪部として第2爪部が形成され、前記第1ブラケット片と前記第2ブラケット片との他方の前記第2当接面には、前記係止部として前記第2爪部が係止される第2係止部が形成され、
    前記第1ブラケット片と前記第2ブラケット片との一方の前記第3当接面には、前記爪部として第3爪部が形成され、前記第1ブラケット片と前記第2ブラケット片との他方の前記第3当接面には、前記係止部として前記第3爪部が係止される第3係止部が形成され、
    さらに、前記第1ブラケット片と前記第2ブラケット片との一方の前記第3当接面には、前記第3爪部に対して前記配管の軸方向に離間して前記補強用爪部が形成され、前記第1ブラケット片と前記第2ブラケット片との他方の前記第3当接面には、前記第3係止部に対して前記配管の軸方向に離間して前記補強用係止部が形成されている
    ことを特徴とする請求項3記載の車両用空気調和装置。
  5. 前記挿入突部は、前記第1ブラケット片と前記第2ブラケット片との一方の前記第1当接面及び前記第2当接面に設けられ、
    前記挿入孔は、前記第1ブラケット片と前記第2ブラケット片との他方の前記第1当接面及び前記第2当接面に設けられている
    ことを特徴とする請求項4記載の車両用空気調和装置。
  6. 前記第1ブラケットと第2ブラケットは前記ケースの車両前方側に設けられており、前記第3爪部と前記補強用爪部の返し部は車両前方に突出するように形成されていることを特徴とする請求項5記載の車両用空気調和装置。
  7. 前記挿入突部の先端が前記爪部の先端に設けられる返し部よりも突出していることを特徴とする請求項3〜6いずれかに記載の車両用空気調和装置。
  8. 複数の前記爪部は、各爪部の先端に設けられる返し部が異なる方向に向けて配置されていることを特徴とする請求項1〜7いずれかに記載の車両用空気調和装置。
  9. 前記第1ブラケット片と前記第2ブラケット片とが車室とエンジンルームとを隔離する隔壁に前記車室側から当接するフランジ部を備え、
    前記補強用爪部は、前記フランジ部よりも前記車室側に配置されている
    ことを特徴とする請求項1〜8いずれかに記載の車両用空気調和装置。
  10. 前記補強用爪部よりも前記車室側に配置され、前記第1ブラケット片と前記第2ブラケット片とが境界部を中心として互いに対して回動することを規制するストッパを備えることを特徴とする請求項9記載の車両用空気調和装置。
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