JP5847573B2 - エアミックスドア及びエアミックスドアの組み付け方法 - Google Patents

エアミックスドア及びエアミックスドアの組み付け方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両の空調装置に設けられるエアミックスドア及びエアミックスドアの組み付け方法に関する。
従来、自動車などの車両には、空気調和装置(以下、空調装置という)が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
この空調装置は、車室の前部に設置された空調装置本体と、この空調装置本体から車室の各部に設けられた吹出口に対して空調用空気を送るダクトとを備えている。
空調装置本体は空調ケースを備えている。空調ケース内には、上流側から順にエバポレータ(冷却用熱交換器)と、ヒータコア(加熱用熱交換器)とが設けられている。エバポレータの下流側は温風通路とバイパス通路とに分けられており、ヒータコアは温風通路内に設けられている。エバポレータとヒータコアとの間にはエアミックスドアが設けられている。このエアミックスドアは、エバポレータを通過した空調用空気を温風通路とバイパス通路とに対して分配するものである。
また、空調装置本体から各吹出口ごとに空調用空気の温度を変えたい場合は、空調ケース内を各吹出口に対応するように複数のゾーンに分割する。これに対してエアミックスドアは、各ゾーンに対応するように複数のスライドドアユニットから構成し、各スライドドアユニットを連結している。
各スライドドアユニットは、枠状のスライドドアケースと、このスライドドアケースの対向する側部にスライド可能に支持されたスライドドアとを備えている。各スライドドアユニットは、スライドドアを任意の位置に位置させることにより、空調用空気の温度を変えている。
このようなエアミックスドアを空調ケース内に組み付けるには、空調ケースに設けられた開放口からエバポレータとヒータコアを挿入して空調ケース内に組付けた後に、各スライドドアユニットを開放口から挿入して各ゾーンにそれぞれ配置して組み付けている。
特開2001−270317号公報
しかしながら、エアミックスドアの組み付けに際しては、各スライドドアユニットを空調ケース内に別々に挿入するので、スライドドアユニットの連結作業は空調ケース内という限定された空間で行わなければならない。したがって、従来のエアミックスドアでは、空調ケースへの組み付け作業を容易に行うことができなかった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、空調ケースへの組み付け作業を容易に行うことができるエアミックスドア及びエアミックスドアの組み付け方法を提供することを目的とする。
本発明者等は、鋭意研究の結果、前記課題を解決するために以下のようなエアミックスドア及びエアミックスドアの組み付け方法を採用した。
本発明のエアミックスドアは、空調ケース内に連結した状態で設けられる複数のスライドドアユニットから成るエアミックスドアであって、
各スライドドアユニットは、枠状のスライドドアケースと、このスライドドアケースの対向する側部にスライド可能に支持されたスライドドアとを備え、
隣接する双方のスライドドアケースの間には、当該双方のスライドドアケースの隣接側の側部同士を着脱可能に連結することにより当該双方のスライドドアケースを着脱可能に連結するスライドドアケース連結手段が設けられていることを特徴としている。
また、本発明のエアミックスドアの組み付け方法は、空調ケース内に連結した状態で設けられる複数のスライドドアユニットから成るエアミックスドアを前記空調ケース内に組み付けるエアミックスドアの組み付け方法であって、
各スライドドアユニットは、枠状のスライドドアケースと、このスライドドアケースの対向する側部にスライド可能に支持されたスライドドアとを備え、
前記エアミックスドアの組み付け時に隣接する双方のスライドドアケースの間には、当該双方のスライドドアケースの隣接側の側部同士を着脱可能に連結することにより当該双方のスライドドアケースを着脱可能に連結するスライドドアケース連結手段が設けられ、
前記エアミックスドアの組み付け時に隣接する双方のスライドドアケースの隣接側の側部同士を前記スライドドアケース連結手段で予め連結して前記複数のスライドドアユニットを予め連結し、この状態で当該複数のスライドドアユニットを前記空調ケース内に挿入して組み付けることを特徴としている。
本発明のエアミックスドア及びエアミックスドアの組み付け方法は、隣接する双方のスライドドアケースの間にスライドドアケース連結手段を設けた。これによりエアミックスドアは空調ケース内に挿入する前に各スライドドアユニットを連結手段で予め連結し、この状態で空調ケース内に挿入することが可能になる。したがって、スライドドアユニットの連結作業を空調ケース内で行うことが不要になる。よって、本発明のエアミックスドア及びエアミックスドアの組み付け方法は、空調ケースへの組み付け作業を容易に行うことができる。
本発明の第1の実施の形態の車両の斜視図である。 同実施の形態の空調装置本体の側方断面図である。 図2のエアミックスドアを車両前方側から視た斜視図である。 図3の中央スライドドアユニットの上部の拡大図である。 図3の状態から左スライドドアユニットを外した状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態のエアミックスドアを車両前方側から視た斜視図である。 図6の中央スライドドアユニットの上部の拡大図である。
以下、本発明の実施の形態を図にしたがって説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態の車両1の斜視図である。この車両1には空調装置2が設けられている。この空調装置2は、車室の前部に設置されたインストルメントパネル3の内部に設けられた空調装置本体4と、この空調装置本体4から車室の各部に設けられた吹出口5に対して空調用空気を送るダクト6とを備えている。
空調装置本体4は、図2に示すように、中空の空調ケース11と、この空調ケース11に設けられた空気取入口12および複数の空気取出口13とを備えている。各空気取出口13はダクト6を介して各吹出口5に接続している。
空調ケース11の内部には、上流側から順にエバポレータ15と、ヒータコア16とが設けられている。エバポレータ15の下流側は、隔壁(図示せず)によって温風通路17とバイパス通路18とに分けられている。ヒータコア16は、温風通路17の内部に設けられている。
なお、エバポレータ15は、空調装置2で使用される冷媒の蒸発潜熱を利用して空調用空気を冷却するものである。また、ヒータコア16は、エンジンによって加熱された冷却水の熱を利用して空調用空気を加熱するものである。
エバポレータ15とヒータコア16との間の領域は、各吹出口5に対応するように隔壁(図示せず)によって左右に分割された3つのゾーンA〜C(図3参照)から形成されている。また、この領域にはエアミックスドア19が設けられている。このエアミックスドア19は、エバポレータ15に近接して下半分がヒータコア16に対応するように設置されており、エバポレータ15を通過した空調用空気を温風通路17とバイパス通路18とに対して分配するものである。
また、エアミックスドア19は、図3に示すように、3つのスライドドアユニット(右スライドドアユニット25、中央スライドドアユニット26、左スライドドアユニット27)から構成されている。各スライドドアユニット25〜27は、それぞれ各ゾーンA〜Cに対応するように左右に並列して配置されて連結されている。
右スライドドアユニット25は、枠状の右スライドドアケース251と、右スライドドアケース251の対向する左右側部251a,251bにスライド可能に支持された右スライドドア252と、右スライドドア252をスライド駆動するための右スライドドア駆動部253とを備えている。
中央スライドドアユニット26は、枠状の中央スライドドアケース261と、中央スライドドアケース261の対向する左右側部261a,261bにスライド可能に支持された中央スライドドア262と、中央スライドドア262をスライド駆動するための中央スライドドア駆動部263とを備えている。
左スライドドアユニット27は、枠状の左スライドドアケース271と、左スライドドアケース271の対向する左右側部271a,271bにスライド可能に支持された左スライドドア272と、左スライドドア272をスライド駆動するための左スライドドア駆動部273とを備えている。
各スライドドアケース251〜271は、それぞれ内部にスライドドア252〜272が支持されていることにより、上側に冷風側開口部22が形成され、下側に温風側開口部21が形成されている。冷風側開口部22は、エバポレータ15を通過した空調用空気をバイパス通路18に通すものである。この空調用空気は冷風になる。温風側開口部21は、エバポレータ15を通過した空調用空気をヒータコア16に通すものである。ヒータコア16を通過した空調用空気は温風になる。
各スライドドア252〜272は、それぞれスライドドア駆動部253〜273によってスライドすることにより、温風側開口部21と冷風側開口部22の面積を変えて冷風と温風の混合割合を変え、各吹出口5から吹き出される空調風の温度を制御している。
隣接する双方のスライドドアケース(右スライドドアケース251と中央スライドドアケース261、中央スライドドアケース261と左スライドドアケース271)の間には、双方のスライドドアケースを着脱可能に連結する上下一組のスライドドアケース連結手段28,28が設けられている。
まず、中央スライドドアケース261と左スライドドアケース271とを着脱可能に連結する左側のスライドドアケース連結手段28,28について説明する。
図4にも示すように左側のスライドドアケース連結手段28,28は、中央スライドドアケース261と左スライドドアケース271の隣接側の側部同士(中央スライドドアケース261の左側部261aと左スライドドアケース271の右側部271b)を着脱可能に連結するものである。
この左側のスライドドアケース連結手段28,28は、中央スライドドアケース261の左側部261aの上部と下部にそれぞれ設けられた被挿通部281と、左スライドドアケース271の右側部271bの上部と下部にそれぞれ設けられた挿通部282とを備えている。
被挿通部281には通し穴281aが形成されている。挿通部282は右方へ突出して形成されており、先端部282aが通し穴281aに通されている。この先端部282aは先端へ向けて薄くなるような断面三角状の爪状に形成されており、通し穴281aに係脱可能に係止している。
このように左側のスライドドアケース連結手段28,28は、挿通部282,282が被挿通部281,281に係脱可能に係止することにより、図3と図5に示すように左スライドドアユニット27と中央スライドドアユニット26とを着脱可能に連結している。
次に、中央スライドドアケース261と右スライドドアケース251とを着脱可能に連結する右側のスライドドアケース連結手段28,28について説明する。
図4にも示すように右側のスライドドアケース連結手段28,28は、中央スライドドアケース261と右スライドドアケース251の隣接側の側部同士(中央スライドドアケース261の右側部261bと右スライドドアケース251の左側部251a)を着脱可能に連結するものである。
この右側のスライドドアケース連結手段28,28は、中央スライドドアケース261の右側部261bの上部と下部にそれぞれ設けられた被挿通部281と、右スライドドアケース251の左側部251aの上部と下部にそれぞれ設けられた挿通部282とを備えている。
この被挿通部281と挿通部282は、上記で説明した左側のスライドドアケース連結手段28の被挿通部281と挿通部282と基本的に同じ構造である。この挿通部282は左方へ突出して形成されており、先端部282aが被挿通部281の通し穴281aに通されて係脱可能に係止している。
このように右側のスライドドアケース連結手段28,28は、挿通部282,282が被挿通部281,281に係脱可能に係止することにより、右スライドドアケース251と中央スライドドアケース261とを着脱可能に連結している。
以上説明したように本実施の形態のエアミックスドア19は、隣接する双方のスライドドアケース(右スライドドアケース251と中央スライドドアケース261、中央スライドドアケース261と左スライドドアケース271)の間にスライドドアケース連結手段28,28を設けた。これによりエアミックスドア19は、空調ケース11(図2参照)内に挿入する前に、スライドドアユニット25〜27をスライドドアケース連結手段28で予め連結し、この状態で空調ケース11内に挿入して組み付けることが可能になる。したがって、スライドドアユニット25〜27の連結作業を空調ケース11内で行うことが不要になる。よって、本実施の形態のエアミックスドア19は、空調ケース11への組み付け作業を容易に行うことができる。
また、本実施の形態のエアミックスドア19では、スライドドアケース連結手段28を、隣接する双方のスライドドアケースの隣接する側同士を着脱可能に連結するようにした。したがって、スライドドアユニット25〜27の連結作業を容易に行うことが可能になる。よって、本実施の形態のエアミックスドア19は、空調ケース11への組み付け作業の作業性を上げることができる。
さらに本実施の形態のエアミックスドア19では、スライドドアケース連結手段28を、隣接する双方のスライドドアケースを着脱可能に係止して連結するようにした。これにより、双方のスライドドアケースをボルト等の締結部材を用いずに連結することが可能になる。よって、本実施の形態のエアミックスドア19は、スライドドアユニット25〜27の連結作業をさらに容易に行うことができ、空調ケース11への組み付け作業の作業性をさらに上げることができる。
さらに本実施の形態のエアミックスドア19では、スライドドアケース連結手段28を、被挿通部281と挿通部282とから構成し、挿通部282が被挿通部281に係脱可能に係止することにより、隣接する双方のスライドドアケース251,261、261,271を着脱可能に連結するようにした。
つまり、双方のスライドドアケース251,261、261,271を着脱可能に連結する構成を、被挿通部281と挿通部282という簡単な構成にした。したがって、スライドドアユニット25〜27の連結作業を低コストで容易に行うことが可能になる。よって、本実施の形態のエアミックスドア19は、空調ケース11への組み付け作業を低コストで容易に行うことができる。
(第2の実施の形態)
図6は、本発明の第2の実施の形態のエアミックスドア119を車両前方側から視た斜視図である。本実施の形態のエアミックスドア119において第1の実施の形態のエアミックスドア19と同じ部分には同じ符号を付し、異なる部分を中心にして説明する。
本実施の形態のエアミックスドア119は、第1の実施の形態のエアミックスドア19と同様に3つのスライドドアユニット(右スライドドアユニット125、中央スライドドアユニット126、左スライドドアユニット127)から構成されている。各スライドドアユニット125〜127は、それぞれ各ゾーンA〜Cに対応するように左右に並列して配置されて連結されている。
右スライドドアユニット125は、枠状の右スライドドアケース1251と、右スライドドアケース1251の対向する左右側部1251a,1251bにスライド可能に支持された右スライドドア1252と、右スライドドア1252をスライド駆動するための右スライドドア駆動部1253とを備えている。
中央スライドドアユニット126は、枠状の中央スライドドアケース1261と、中央スライドドアケース1261の対向する左右側部1261a,1261bにスライド可能に支持された中央スライドドア1262と、中央スライドドア1262をスライド駆動するための中央スライドドア駆動部1263とを備えている。
左スライドドアユニット127は、枠状の左スライドドアケース1271と、左スライドドアケース1271の対向する左右側部1271a,1271bにスライド可能に支持された左スライドドア1272と、左スライドドア1272をスライド駆動するための左スライドドア駆動部1273とを備えている。
隣接する双方のスライドドアケース(右スライドドアケース1251と中央スライドドアケース1261、中央スライドドアケース1261と左スライドドアケース1271)の間には、双方のスライドドアケースを着脱可能に連結する上下一組のスライドドアケース連結手段128,128が設けられている。
まず、左スライドドアケース1271と中央スライドドアケース1261とを連結する左側のスライドドアケース連結手段128,128について説明する。
図7にも示すように左側のスライドドアケース連結手段128,128は、左スライドドアケース1271の隣接側の側部(右側部1271b)と、中央スライドドアケース1261の隣接側と反対側の側部(右側部1261b)とを連結するものである。
この左側のスライドドアケース連結手段128,128は、中央スライドドアケース1261の右側部1261bの上部と下部にそれぞれ設けられた被挿通部1281と、左スライドドアケース1271の右側部1271bの上部と下部にそれぞれ設けられた挿通部1282とを備えている。
被挿通部1281には通し穴1281aが形成されている。挿通部1282は右方に延びて形成されており、先端部1282aが通し穴1281aに通されている。この先端部1282aは先端へ向けて薄くなるような断面三角状の爪状に形成されており、通し穴1281aに係脱可能に係止している。
このように左側のスライドドアケース連結手段128,128は、挿通部1282,1282が被挿通部1281,1281に係脱可能に係止することにより、中央スライドドアケース1261と左スライドドアケース1271とを着脱可能に連結している。
次に、右スライドドアケース1251と中央スライドドアケース1261とを連結する右側のスライドドアケース連結手段128,128について説明する。
図7にも示すように右側のスライドドアケース連結手段128,128は、右スライドドアケース1251の隣接側の側部(左側部1251a)と、中央スライドドアケース1261の隣接側と反対側の側部(左側部1261a)とを連結するものである。
この右側のスライドドアケース連結手段128,128は、中央スライドドアケース1261の左側部1261aの上部と下部にそれぞれ設けられた被挿通部1281と、右スライドドアケース1251の左側部1251aの上部と下部にそれぞれ設けられた挿通部1282とを備えている。
この被挿通部1281と挿通部1282は、上記で説明した左側のスライドドアケース連結手段128の被挿通部1281と挿通部1282と基本的に同じ構造である。ここでの挿通部1282は左方へ延びて形成されており、先端部1282aが被挿通部1281の通し穴1281aに通されて係脱可能に係止している。
このように右側のスライドドアケース連結手段128,128は、挿通部1282,1282が被挿通部1281,1281に係脱可能に係止することにより、右スライドドアケース1251と中央スライドドアケース1261とを着脱可能に連結している。
以上説明したように本実施の形態のエアミックスドア119は、隣接する双方のスライドドアケース(右スライドドアケース1251と中央スライドドアケース1261、中央スライドドアケース1261と左スライドドアケース1271)の間にスライドドアケース連結手段128を設けた。これによりエアミックスドア119は、空調ケース11(図2参照)内に挿入する前に、スライドドアユニット125〜127をスライドドアケース連結手段128で予め連結し、この状態で空調ケース11内に挿入して組み付けることが可能になる。このため、スライドドアユニット125〜127の連結作業を空調ケース11内で行うことが不要になる。よって、本実施の形態のエアミックスドア119は、空調ケース11への組み付け作業を容易に行うことができる。
さらに本実施の形態のエアミックスドア119では、スライドドアケース連結手段128を、隣接する双方のスライドドアケースにおいて、一方のスライドドアケースの隣接側の側部と、他方のスライドドアケースの隣接側と反対側の側部とを連結するようにした。これにより、隣接する双方のスライドドアケースを密着させて連結することが可能になるので外れにくい。よって、本実施の形態のエアミックスドア119は、空調ケース11への組み付け作業の作業性を上げることができる。
また、本実施の形態のように3つのスライドドアケース1251〜1271を連結する場合には、本実施の形態のスライドドアケース連結手段128により、中央スライドドアケース1261に左右のスライドドアケース1251,1271が密着して連結される。したがって、スライドドアユニット125〜127の外れを確実に防止することができ、エアミックスドア119の空調ケース11への組み付け作業の作業性を確実に上げることができる。
以上、本発明に係る実施の形態を例示したが、この実施の形態は本発明の内容を限定するものではない。また、本発明の請求項の範囲を逸脱しない範囲であれば、各種の変更等は可能である。
例えば、上記の2つの実施の形態では、中央スライドドアケースに被挿通部を設け、左右のスライドドアケースに挿通部を設けたが、中央スライドドアケースに挿通部を設け、左右のスライドドアケースに被挿通部を設けても良い。
また、スライドドアケース連結手段は、第1の実施の形態では、隣接する双方のスライドドアケースの隣接する側同士を着脱可能に連結するものを適用し、第2の実施の形態では、一方のスライドドアケースの隣接側の側部と、他方のスライドドアケースの隣接側と反対側の側部とを連結するものを適用したが、両方を一緒に適用しても良い。
具体的に説明すると、上下一組のスライドドア連結手段において、上側または下側のスライドドア連結手段に第1の実施の形態で適用したスライドドア連結手段を適用し、下側または上側のスライドドア連結手段に第2の実施の形態で適用したスライドドア連結手段を適用しても良い。
以上説明したように本発明のエアミックスドアは、空調ケースへの組み付け作業を容易に行うことができる。したがって、本発明のエアミックスドアを、エアミックスドアの技術分野で十分に利用することができる。
11 空調ケース
19 エアミックスドア
25 右スライドドアユニット
26 中央スライドドアユニット
27 左スライドドアユニット
28 スライドドアケース連結手段
119 エアミックスドア
125 右スライドドアユニット
126 中央スライドドアユニット
127 左スライドドアユニット
128 スライドドアケース連結手段
251 右スライドドアケース
251a 左側部
251b 右側部
252 右スライドドア
261 中央スライドドアケース
261a 左側部
261b 右側部
262 中央スライドドア
271 左スライドドアケース
271a 左側部
271b 右側部
272 左スライドドア
281 被挿通部
282 挿通部
1251 右スライドドアケース
1251a 左側部
1251b 右側部
1252 右スライドドア
1261 中央スライドドアケース
1261a 左側部
1261b 右側部
1262 中央スライドドア
1271 左スライドドアケース
1271a 左側部
1271b 右側部
1272 左スライドドア
1281 被挿通部
1282 挿通部

Claims (4)

  1. 空調ケース内に連結した状態で設けられる複数のスライドドアユニットから成るエアミックスドアであって、
    各スライドドアユニットは、枠状のスライドドアケースと、このスライドドアケースの対向する側部にスライド可能に支持されたスライドドアとを備え、
    隣接する双方のスライドドアケースの間には、当該双方のスライドドアケースの隣接側の側部同士を着脱可能に連結することにより当該双方のスライドドアケースを着脱可能に連結するスライドドアケース連結手段が設けられていることを特徴とするエアミックスドア。
  2. 請求項1に記載のエアミックスドアにおいて、
    前記各スライドドアユニットは、前記スライドドアを駆動するためのスライドドア駆動部を備え、
    前記スライドドア駆動部は、前記スライドドアケースの隣接側の側部に前記スライドドアのスライド方向に離間して設けられた複数の前記スライドドアケース連結手段の間に配置されていることを特徴とするエアミックスドア。
  3. 請求項1または請求項2に記載のエアミックスドアにおいて、
    前記スライドドアケース連結手段は、隣接する双方のスライドドアケースで、一方のスライドドアケースの隣接側の側部と、他方のスライドドアケースの隣接側と反対側の側部とを連結するものであることを特徴とするエアミックスドア。
  4. 空調ケース内に連結した状態で設けられる複数のスライドドアユニットから成るエアミックスドアを前記空調ケース内に組み付けるエアミックスドアの組み付け方法であって、
    各スライドドアユニットは、枠状のスライドドアケースと、このスライドドアケースの対向する側部にスライド可能に支持されたスライドドアとを備え、
    前記エアミックスドアの組み付け時に隣接する双方のスライドドアケースの間には、当該双方のスライドドアケースの隣接側の側部同士を着脱可能に連結することにより当該双方のスライドドアケースを着脱可能に連結するスライドドアケース連結手段が設けられ、
    前記エアミックスドアの組み付け時に隣接する双方のスライドドアケースの隣接側の側部同士を前記スライドドアケース連結手段で予め連結して前記複数のスライドドアユニットを予め連結し、この状態で当該複数のスライドドアユニットを前記空調ケース内に挿入して組み付けることを特徴とするエアミックスドアの組み付け方法。
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