JP2014161919A - 管状体の切断補助具、及びこの切断補助具を用いた管状体の切断方法 - Google Patents

管状体の切断補助具、及びこの切断補助具を用いた管状体の切断方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 切断する管状体の外周面を傷つけることなく、切断機の刃部の横振れや蛇行を抑えて、精度よく円滑に切断することを可能にする。
【解決手段】 切断補助具1は、切断される管状体の外周面に装着可能に形成された一対の環状部材2と、環状部材2同士の間を一定幅に離間させて切断機の刃部の挿入スリットを形成する着脱自在なスペーサ部材3と、各環状部材2の外周面に突設された複数のガイド部材4とを有する。スペーサ部材3は、環状部材2同士の間に介装されて前記挿入スリットに対応する厚みを有する。ガイド部材4は、一方の環状部材2には一端側の周縁部に配設され、他方の環状部材2には前記一方の環状部材2のガイド部材4に対向させて他端側の周縁部に配設され、これらのガイド部材4の相互間に前記挿入スリットに対応する間隔が設けられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、管状体の切断補助具、及びこの切断補助具を用いた管状体の切断方法に関する。
鋼管、鋳鉄管、又はプラスチック管等の各種の管状体を切断する場合、往復動形式のセーバーソー等の切断機が広く用いられている。この種の切断機は、ブレードを取り付けた駆動軸を電動モータにより往復駆動させて切断対象の管状体を切断するものである。ところが、管状体にブレードを切り込ませる際には、ブレードが管状体の外周面に接触して横振れしたり蛇行したりするため、ブレードが管状体に挿入されるまでの間に、管状体の外周面を傷つけるおそれがあり、所望の切断ラインに沿って精度よく切断することが難しいという問題点があった。
このような問題点に対し、例えば、特許文献1には、パイプを固定するバイス本体と、カッターブレードの基端側を拘束するガイドポールと、ブレードの自由端側を拘束するブレードガイドとを備えた切断バイス装置が開示されている。
特開平10−286718号公報
上記のような切断バイス装置では、ブレードガイドによりカッターブレードの先端側を案内して、往復駆動させた際の振れを抑制するとされている。しかしながら、かかる装置において切断することのできるパイプの外径には上限があり、所定の外径以上のパイプには対応することができないという問題点があった。すなわち、ある一定の外径以上のパイプをバイス本体に固定すると、パイプの上方部においては、バイス本体に設けられたガイドポールとブレードガイドとの相互間隔が相当に広くなる場合が生じる。そのため、カッターブレードの先端部をブレードガイドに届かせることができず、往復駆動するカッターブレードを良好に拘束することができないものとなる。したがって、所定の外径以上のパイプを切断する場合には、カッターブレードが振れたり蛇行したりする問題を生じるおそれがあり、精度よく円滑に切断することができないものであった。
そこで本発明は、上記のような問題点にかんがみてなされたものであり、その目的とするところは、切断する管状体の外周面を傷つけることなく、切断機の刃部の横振れや蛇行を抑えて、精度よく円滑に切断することのできる管状体の切断補助具、及びこの切断補助具を用いた管状体の切断方法を提供することにある。
前記の目的を達成するための本発明の解決手段は、管状体を切断機で切断するのに用いる切断補助具を前提とする。この管状体の切断補助具に対し、切断される管状体の外周面に装着可能に形成された一対の環状部材と、前記環状部材同士の間を一定幅に離間させて切断機の刃部の挿入スリットを形成する着脱自在なスペーサ部材と、前記各環状部材の外周面に突設された複数のガイド部材とを備えさせ、前記スペーサ部材は、前記環状部材同士の間に介装されて前記挿入スリットに対応する厚みを有する部分を含む構成とし、前記ガイド部材を、一方の環状部材には管軸方向の一端寄りの周縁部に配設し、他方の環状部材には前記一方の環状部材のガイド部材に対向させて管軸方向の他端寄りの周縁部に配設して、これらのガイド部材の相互間に前記挿入スリットに対応する間隔を設ける構成としている。
この特定事項により、切断される管状体の外周面に装着した一対の環状部材の相互間に切断機の刃部を挿入するための一定幅の挿入スリットを容易に設けることができる。また、これらの環状部材の外周面に突設されたガイド部材の相互間にも、前記挿入スリットに対応する間隔が設けられるので、切断機の刃部を管状体に装着された環状部材の挿入スリットへと容易に導くことができる。このとき、切断機の刃部の横振れや蛇行が抑えられ、当該刃部をスムーズに管状体に切り込ませることができ、管状体の外周面を傷つけることがなくなり、前記挿入スリットに沿って精度よく切断することが可能となる。切断される管状体の種類は特に限定されず、切断機の刃部を変更することで多様な管状体の切断に対応することができる。
前記切断補助具のより具体的な構成として次のものが挙げられる。つまり、前記ガイド部材を、管状体の頂部近傍に対応する前記環状部材の上部外周面に配設する構成とすることである。
このような構成により、切断機の刃部を管状体の上方部分から正確に切り込ませることが可能となり、作業性よく管状体を切断することができる。
また、前記管状体の切断補助具において、前記ガイド部材を細長状の棒体とし、各環状部材に複数本ずつ立設することが好ましい。また、前記ガイド部材を板状体として、各環状部材の端縁に鍔状に延設する構成としてもよい。
かかる構成により、切断機の刃部が横振れしたり蛇行したりするのを確実に抑えることができ、環状部材同士の間の挿入スリットへ切断機の刃部をスムーズに導くことが可能となる。
また、上述した各解決手段に係る管状体の切断補助具を使用した切断方法も本発明の技術的思想の範疇である。つまり、切断機と切断補助具とを用いて管状体を切断する切断方法を前提としており、前記切断補助具として、管状体の外周面に装着可能に形成された一対の環状部材と、前記環状部材同士の間を一定幅に離間させて切断機の刃部の挿入スリットを形成する着脱自在なスペーサ部材と、前記各環状部材の外周面に突設された複数のガイド部材とを備えさせる。また、管状体の切断方法として、管状体の外周面に前記一対の環状部材を、該環状部材同士の間に前記スペーサ部材を介装して離間させた状態で配置し、前記環状部材を管状体に固定し、前記スペーサ部材を取り外して前記環状部材同士の間に切断機の刃部の挿入スリットを形成し、前記切断補助具のガイド部材の相互間に切断機の刃部を挿入して、前記挿入スリットに沿って管状体を切断する構成を含むものとする。
このような切断方法により、簡単な作業で、管状体の外周面を傷つけることなく、所望の切断ラインに沿って精度よく円滑に管状体を切断することが可能となる。
本発明では、管状体の切断補助具として、管状体の外周面に装着可能に形成された一対の環状部材と、前記環状部材同士の間を一定幅に離間させて切断機の刃部の挿入スリットを形成する着脱自在なスペーサ部材と、前記各環状部材の外周面に突設された複数のガイド部材とを備えさせている。このため、切断する管状体を一対の環状部材に保持させて、環状部材同士の間に設けた挿入スリットに沿うように、切断機の刃部を正確に切り込ませることが可能となり、その際、刃部の横振れや蛇行を抑えることができ、管状体の外周面を傷つけることなく、精度よく円滑に切断することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る切断補助具の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る切断補助具の側面図である。 本発明の実施の形態に係る管状体の切断方法を示す説明図である。 図3の次工程を示す説明図である。 図4の次工程を示す説明図である。 本発明の他の実施の形態に係る切断補助具の斜視図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係る切断補助具の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係る管状体の切断補助具について、図面を参照しつつ説明する。
図1及び図2は本発明の一実施形態に係る切断補助具1を示し、図1は切断補助具1の斜視図であり、図2は切断補助具1の側面図である。
切断補助具1は、鋼管、鋳鉄管、プラスチック管その他の各種管状体7を、往復動形式の切断機により切断するのに用いられる。実施の形態に係る切断補助具1は、一対の環状部材2と、環状部材2同士の間を一定幅に離間させる着脱自在なスペーサ部材3と、各環状部材2の外周面に突設された複数のガイド部材4とを有する。
環状部材2は、対をなす環状又は円筒状の帯板材であって、互いに同形で構成されている。各環状部材2は、周方向に複数に分割され、それらを組み合わせて結合することで環状又は円筒状をなし、管状体7に外嵌し得る構成とされている。
例示の形態では、各環状部材2は、二分割されて半割状の弧状部材21、21を備え、弧状部材21の一端部が蝶番又はヒンジ等によって相互に回転自在に連結されて、連結部22を構成している。環状部材2は、この連結部22を回転させて開閉とされている。また、弧状部材21の他端部は、径方向外側にリブ23が延設され、リブ23同士を突き合わせてボルトナット結合により環状又は円筒状をなすように閉止されている。環状部材2の他端部を相互に結合する手段は、リブ23を介したボルトナット結合に限らず、例えば、リブを設けることなく弧状部材21の他端部にそれぞれ備えさせたフックとリングとを係止して締め付ける構成としたり、いわゆるパチン錠や、クリップ部材等を用いて閉止したりする構成であってもよい。
このような環状部材2は、鋼材、アルミニウム材、スチール材等の金属材料からなる。環状部材2の内径は、切断する対象である管状体7の外径に対応させて形成されている。環状部材2の幅は特に限定されず、数十mm程度の幅を有するように形成されていることが好ましい。
これにより、一対の環状部材2は、ともに管状体7の外周面に着脱自在な構成とされている。
環状部材2の外周面には、複数のガイド部材4が突設されている。ガイド部材4は、少なくとも、管状体7の頂部近傍に対応する位置に配設されている。すなわち例えば、環状部材2の連結部22とリブ23とが、管状体7の左右の側面部に位置するように配置された場合に、環状部材2の外周面上部に複数のガイド部材4が位置するように設けられている。
図1、2に示す形態では、ガイド部材4は、細長状の丸棒体で構成され、各環状部材2に複数本ずつ立設されている。また、これらのガイド部材4は、一方の環状部材2には、管軸方向の一端側の周縁部に沿って、相互に間隔を設けて2本配設されている。また、他方の環状部材2には、一方の環状部材2のガイド部材4に対向するように、2本のガイド部材4を、環状部材2の管軸方向の他端側の周縁部に沿って相互に間隔を設けて配設されている。これにより、管状体7に環状部材2が取り付けられた際、管状体7の上部から切り込まれる切断機の刃部を、これらのガイド部材4が拘束する。
ガイド部材4の本数は、各環状部材2に2本ずつであるに限らず、各環状部材2に3本以上であってもよい。また、ガイド部材4の長さは、少なくとも10mm以上であることが好ましく、これにより、往復駆動する切断機の刃部を良好に拘束することができる。また、一つの環状部材2に立設されるガイド部材4の相互間隔は、用いる切断機の刃部の長さの1/4〜1/2の長さに対応する間隔とされることが好ましい。
例示の形態に係る切断補助具1にあっては、環状部材2は、外径が400mmのポリエチレン管である管状体7に対応させて、内径寸法を402mm、肉厚を3.2mm、幅を50mmとして形成されている。これに対し、ガイド部材4は、長さが60mmであり、直径が15mmの円柱状の棒材からなる。一方の環状部材2に設けられた、2本のガイド部材4、4同士の間隔は、約120mmとされている。
一対の環状部材2は、相互に間隔を設けて管状体7の外周面に装着される。これによって、環状部材2同士の間に、切断機の刃部を挿入するための一定幅の挿入スリット5が形成される。かかる挿入スリット5を形成するために、着脱自在なスペーサ部材3が用いられる。
図1に示すように、スペーサ部材3は、管状体7の外径に対応する円弧を含む半円形状のプレート材からなる。このスペーサ部材3の厚みは、環状部材2同士の間に形成する切断機の刃部の挿入スリット5に対応する厚みとされている。挿入スリット5の幅は、使用する切断機の刃部の厚みを考慮し、刃部の厚みの2倍程度であって、5〜8mmの範囲で設定される。これに対し、スペーサ部材3の厚みも、刃部の厚みの2倍程度であって、5〜8mmの範囲の厚み寸法とされている。
これにより、スペーサ部材3を環状部材2同士の間に介装して環状部材2を管状体7の外周面に固定し、環状部材2の固定後にスペーサ部材3を取り外すことにより、一対の環状部材2の間に一定幅の挿入スリット5を容易に形成することが可能となる。
なお、スペーサ部材3は、環状部材2同士の間に介装されて挿入スリット5に対応する厚みを有する部分を含み、環状部材2同士の間から着脱自在な構成であれば、どのような形状からなるものであってもよい。
(管状体の切断方法)
次に、上述の切断補助具1を用いた管状体7の切断方法について図面を参照しつつ説明する。図3〜図5は、管状体7の切断方法を順に示した説明図であり、図3は切断補助具1を管状体7に取り付ける様子を示し、図4は一対の環状部材2を管状体7に装着した状態を示し、図5は切断機9により切断する様子を示している。
まず、環状部材2のリブ23のボルトナットを取り外し、連結部22を回転させて環状部材2を開放し、切断する管状体7の所望の切断ラインに沿って環状部材2を配置する。このとき、環状部材2同士の間に切断ラインが位置するように、管状体7の外周面に一対の環状部材2を離間させて配置する。すなわち、一対の環状部材2を、管状体7の軸方向に互いに間隔をおいて配置する。次いで、各環状部材2のリブ23をボルトナットにより結合し、仮固定する。
次いで、図3に示すように、環状部材2同士の間に、スペーサ部材3を挿入し、管状体7の所望の切断ラインに沿って配置する。スペーサ部材3は、管状体7の外径に対応する円弧を含む半円形状のプレート材からなるので、容易に管状体7の外周面に配置することができる。
次いで、スペーサ部材3を環状部材2同士の間に挟み込むように、各環状部材2を軸方向にスライドさせ、リブ23のボルトナットを順に締め込む。これにより、一対の環状部材2を、スペーサ部材3の厚み分だけ離間させた状態で管状体7に固定することができる。
次いで、環状部材2同士の間から、スペーサ部材3を取り外す。図4に示すように、一対の環状部材2は、スペーサ部材3の厚みに相当する間隔を設けて管状体7の外周面に装着され、固定される。これにより、管状体7の切断ラインに沿った挿入スリット5を、環状部材2同士の間に形成することができる。また、環状部材2同士の間に挿入スリット5を設けて配設したことにより、各環状部材2に設けられたガイド部材4が、相互に対向して設けられる。これらのガイド部材4の相互間にも、挿入スリット5に対応する間隔が形成される。
次いで、図5に示すように、管状体7の上方から、切断補助具1を介して、切断機9の刃部91を差し入れる。すなわち、切断機9の刃部91を、挿入スリット5に対応する間隔で配設されたガイド部材4の相互間に挿入する。管状体7の切断には、電動モータにより駆動される往復動形式のセーバーソー等の切断機9が用いられる。環状部材2に設けられた2本ずつのガイド部材4は、切断機9の刃部91を両側から拘束するものとなる。これにより、往復駆動する刃部91の横振れや蛇行を抑えることができ、刃部91を挿入スリット5へ容易に差し入れることができる。
したがって、切断機9の刃部91を、切断補助具1の挿入スリット5に沿って正確に切り込ませて、所望の切断ラインに沿って精度よく円滑に切断することができる。管状体7の外径が大きく、切断機9の刃部91の長さが管状体7の直径よりも短い場合には、ガイド部材4に沿って刃部91を管状体7に挿入した後、挿入スリット5に沿って刃部91を切り込ませ、管状体7の側面を片側ずつ切断することで対応することができる。これにより、どのような外径の管状体7であっても、切断機9の刃部91の横振れや蛇行を抑えて、精度よく円滑に切断することが可能となる。
(その他の実施形態)
本発明に係る管状体7の切断補助具1、及び管状体7の切断方法は、上記の実施形態以外にも他の様々な形で実施することができる。例えば、環状部材2に設けられるガイド部材4は、棒体ではなく、板状体であってもよい。この場合、ガイド部材は、各環状部材2の端縁部から一体的に形成され、径方向外方に延設される。また、ガイド部材は、少なくとも環状部材2の上部を含む範囲にフランジ状に配設され、各環状部材2のガイド部材が相互に対向するように配設される。かかる構成によっても、切断機9の刃部91の横振れや蛇行を抑えることができ、刃部91を挿入スリット5へ容易に差し入れることが可能となる。
また、切断補助具1のスペーサ部材3は、環状部材2同士の間に介装されて挿入スリット5に対応する厚みを有する部分を備えた構成であれば、略半円形状のプレート材であるに限らず、例えば、図6及び図7に示すような構成であってもよい。
図6に例示するスペーサ部材3は、挿入スリットに対応する厚みを有する板状の被挟持部31と、被挟持部31に接合された把持部32とを有して、断面略T字状に形成されている。被挟持部31は、環状部材2同士の間に介装されて挿入スリットを形成する。また、これらの被挟持部31及び把持部32は、環状部材2に立設された複数のガイド部材4の間に挿入可能な大きさで形成されている。作業者は、スペーサ部材3の把持部32を持って、管状体7の外周面に被挟持部31をあてがい、一対の環状部材2により被挟持部31を両側から挟み込んで固定することで、一定幅の挿入スリットを容易に形成することができる。
図7に例示するスペーサ部材3は、環状部材2同士の間に介装されて挿入スリットに対応する厚みを有する円弧状の角棒材からなる。このスペーサ部材3は、曲率半径が、管状体7の外周面の曲率半径に対応して形成されている。この場合も、スペーサ部材3を環状部材2同士の間に挟み込んで各環状部材2を管状体7の外周面に固定することにより、一定幅の挿入スリットを容易に形成することができる。
また、本発明に係る管状体7の切断補助具1においては、各環状部材2は、周方向に複数に分割されて管状体7に外嵌し得る構成であれば、上記二分割された弧状部材21により形成されるに限らず、どのように分割された構成であってもよい。そのため、上記の実施形態は例示であって、限定的なものではない。
本発明は、鋼管、鋳鉄管、プラスチック管その他管状体の切断に好適に利用することができる。
1 切断補助具
2 環状部材
21 弧状部材
22 連結部
23 リブ
3 スペーサ部材
31 被挟持部
32 把持部
4 ガイド部材
5 挿入スリット
7 管状体
9 切断機
91 刃部

Claims (5)

  1. 管状体を切断機で切断するのに用いる切断補助具であって、
    切断される管状体の外周面に装着可能に形成された一対の環状部材と、前記環状部材同士の間を一定幅に離間させて切断機の刃部の挿入スリットを形成する着脱自在なスペーサ部材と、前記各環状部材の外周面に突設された複数のガイド部材とを備え、
    前記スペーサ部材は、前記環状部材同士の間に介装されて前記挿入スリットに対応する厚みを有する部分を含み、
    前記ガイド部材は、一方の環状部材には管軸方向の一端寄りの周縁部に配設され、他方の環状部材には前記一方の環状部材のガイド部材に対向させて管軸方向の他端寄りの周縁部に配設されて、これらのガイド部材の相互間に前記挿入スリットに対応する間隔が設けられることを特徴とする管状体の切断補助具。
  2. 請求項1に記載の管状体の切断補助具において、
    前記ガイド部材は、管状体の頂部近傍に対応する前記環状部材の上部外周面に配設されたことを特徴とする管状体の切断補助具。
  3. 請求項1又は2に記載の管状体の切断補助具において、
    前記ガイド部材は、細長状の棒体であり、各環状部材に複数本ずつ立設されたことを特徴とする管状体の切断補助具。
  4. 請求項1又は2に記載の管状体の切断補助具において、
    前記ガイド部材は、板状体であり、各環状部材の端縁に鍔状に延設されたことを特徴とする管状体の切断補助具。
  5. 切断機と切断補助具とを用いて管状体を切断する切断方法であって、
    前記切断補助具は、管状体の外周面に装着可能に形成された一対の環状部材と、前記環状部材同士の間を一定幅に離間させて切断機の刃部の挿入スリットを形成する着脱自在なスペーサ部材と、前記各環状部材の外周面に突設された複数のガイド部材とを有しており、
    切断する管状体の外周面に前記一対の環状部材を、該環状部材同士の間に前記スペーサ部材を介装して離間させた状態で配置し、前記環状部材を管状体に固定し、前記スペーサ部材を取り外して前記環状部材同士の間に切断機の刃部の挿入スリットを形成し、
    前記切断補助具のガイド部材の相互間に切断機の刃部を挿入し、前記挿入スリットに沿って管状体を切断することを特徴とする管状体の切断方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6232534B1 (ja) * 2017-05-26 2017-11-15 西澤 美砂子 鋸補助具

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