JP6653571B2 - 型枠用セパレータの装着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コンクリートパネルでなるコンクリート型枠の型枠幅を調整・固定するセパレータを装着するための型枠用セパレータの装着装置に関する。
この種の型枠において、型枠幅を調整するためのセパレータが用いられる。セパレータは通常、丸鋼材の両端にネジ部を設けたもので、セパレータを装着セットするために「Pコン」等と称する装着具を着脱自在にして使用する。そして、コンクリート打設後に型枠が取り外され、Pコンはコンクリート打設面から取り除かれる。
また、例えば特許文献1には、一部を屈曲して回り止めを形成し、脱枠後のPコン除去時に空回りを防ぐようにしたセパレータが開示されている。
実用新案登録第3169976号公報
しかしながら、従来のPコンではセパレータを型枠にセット固定する際、型枠の外側に単管押さえ等の治具を取り付けることができるように、型枠面から型枠方向へ突出するネジ部が突設されている。このため脱枠に際してネジ部に引っ掛からないように、型枠面の法線方向(型枠面の直交方向)にのみしか脱枠することができない。即ち、型枠面の接線方向には脱枠することができず、特に狭隘スペースでの脱枠時の作業性が制約されざるを得ず、効率的な作業を実施することが必ずしも容易でなかった。
また、鋼製型枠において、セパレータを溶接により固定する方法が一般的に行われているが、この場合いかなる方向にも脱枠することができない。
本発明はかかる実情に鑑み、型枠面の接線方向の脱枠を可能にし、作業性等の改善を図る型枠用セパレータの装着装置を提供することを目的とする。
本発明による型枠用セパレータの装着装置は、型枠幅を調整するためのセパレータを型枠に装着するための型枠用セパレータの装着装置であって、前記セパレータの端部に螺着する装着具と型枠面との間に、該装着具と着脱可能なスペーサが介挿され、前記スペーサが前記装着具の前記型枠面側部位を内包し、前記装着具が前記型枠面の内側に配置され、前記装着具は前記セパレータとは反対側に、前記型枠面の外側に配置される延伸ボルトと螺合するネジ部を有し、このネジ部が前記型枠面の内側に配置されることを特徴とする。
また、本発明の型枠用セパレータの装着装置において、前記スペーサは、前記型枠面側に拡開するテーパ状の中空筒体でなり、前記装着具と段部で係合可能であることを特徴とする。
また、本発明の型枠用セパレータの装着装置において、前記延伸ボルトは軸方向長さを適宜選択可能であることを特徴とする。
本発明によれば、接線方向の脱枠を可能にするため、特に重機等により型枠を吊り上げて脱枠することができ、効率的な作業を実施することができる。
また、延伸ボルトは、着脱が容易で且つ種々の型枠押さえに合った最適な長さを選択することが可能であり、長短長さの異なる延伸ボルトを適宜使い分けることで、様々な方式の型枠パネル押さえに対応することができる。
本発明の型枠用セパレータの装着装置の実施形態を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る型枠用セパレータの装着装置の要部分解斜視図である。
以下、図面に基づき、本発明の型枠用セパレータの装着装置の好適な実施の形態を説明する。
コンクリートの打設に際して、型枠幅を調整・固定するためのセパレータが用いられる。図1は、本発明の型枠用セパレータの装着装置を用いた工法を、従来工法との比較において示している。例えば、図1のようにコンクリート100が打設される前に型枠内において、コンクリートパネル1相互間にセパレータ2が装着セットされる。このセパレータ2は、丸鋼材の両端にネジ部2a(図2にその一方が示される)を設けたもので、セパレータ2を装着セットするためにセパレータ装着装置10を備える。このセパレータ装着装置10において、特に打ち放し用のセパレータ2では両端部に「Pコン」等と称する装着具11を着脱自在にして使用する。そして、コンクリート打設後に型枠が取り外され、装着具11はコンクリート打設面から取り除かれる。
装着具11は図2に示すようにテーパ状の筒体でなり、一端側にセパレータ2のネジ部2a(雄ネジ)と螺合するネジ部11a(雌ネジ)を有すると共に、他端側には後述の延伸ボルト12と螺合するネジ部11b(雄ネジ)を有する。本発明では図1のように装着具11とコンクリートパネル1との間に介挿されるスペーサ13を更に有する。スペーサ13は、装着具11に対して段部13aで係合可能な、型枠面1A側に拡開するテーパ状の中空筒体でなり、装着具11の型枠面1A側部位を内包する。即ち、スペーサ13が介挿されることで、図1のように装着具11のネジ部11bはコンクリートパネル1よりも内側に配置される。
延伸ボルト12は鋼材でなり、その軸方向の一端側に装着具11のネジ部11bと螺合するネジ部12a(雌ネジ)を有すると共に、他端側には例えば六角等のヘッド部12bを有する。本実施形態では長短2種類の延伸ボルト12A,12Bを有し、即ちその軸方向長さを調整可能であり、いずれにおいても延伸ボルト12の締付けにより装着具11を固定することができる。この場合、図1のようにパネル押さえ14が宛がわれ、ワッシャ15を介して延伸ボルト12を締結する。長い延伸ボルト12Aにあっては、コンクリートパネル1及びパネル押さえ14間に介挿材3が設置される。
なお、従来工法では図1のようにコンクリートパネル1外面において、装着具11のネジ部11bにナットワッシャ4が螺着し、通常の仕方でセパレータ2が装着セットされる。
本発明において、上述したようにコンクリート100が打設される前に型枠内にコンクリートパネル1相互間にセパレータ2が装着セットされる。装着具11及びスペーサ13はコンクリート打設面から取り除かれる。
本発明のセパレータ装着装置10において、装着具11とコンクリートパネル1との間にスペーサ13が介挿され、スペーサ13は装着具11の型枠面1A側部位であるネジ部11bを内包する。このネジ部11bはコンクリートパネル1よりも内側に配置され、コンクリート100の外側面から突出しない。このようにネジ部11bがコンクリート100の外側面から突出しないため、コンクリート打設後の脱枠に際して、延伸ボルト12A,12Bを取り外すことで、コンクリートパネル1は型枠面1Aの法線方向及び接線方向(図1の紙面直交方向)双方ともに脱枠することができる。
また、本発明のセパレータ装着装置10では長短2種類の延伸ボルト12A,12Bを有しているため、いずれにおいても用途、状況に応じて延伸ボルト12A,12Bの締付けにより装着具11を固定することができる。
ここで仮に、スペーサ10が配設されない従来工法の場合では、図1のようにナットワッシャ4が螺合する装着具11のネジ部11bがコンクリート100の外側面から突出する。この場合、コンクリートパネル1がネジ部11bに引っ掛ってしまうため、型枠面1Aの接線方向には脱枠することができない。本発明では上記のように接線方向の脱枠を可能にするため、脱枠時に効率的な作業を実施することができる。
また、本発明においては長短長さの異なる延伸ボルト12A,12Bを適宜使い分けることで、現場の状況等に有効に対応することができる。
また、スペーサ13は、型枠面1A側に拡開するテーパ状の中空筒体であるため、装着具11と同様にコンクリート打設面から取り除かれる。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
上記実施形態において、延伸ボルト12A,12Bの長さは、必要に応じて3種類以上の異なる長さに設定することも可能である。
10 セパレータ装着装置、11 装着具、12,12A,12B 延伸ボルト、13 スペーサ、14 パネル押さえ、15 ワッシャ15、100 コンクリート。

Claims (3)

  1. 型枠幅を調整するためのセパレータを型枠に装着するための型枠用セパレータの装着装置であって、
    前記セパレータの端部に螺着する装着具と型枠面との間に、該装着具と着脱可能なスペーサが介挿され、
    前記スペーサが前記装着具の前記型枠面側部位を内包し、前記装着具が前記型枠面の内側に配置され
    前記装着具は前記セパレータとは反対側に、前記型枠面の外側に配置される延伸ボルトと螺合するネジ部を有し、このネジ部が前記型枠面の内側に配置されることを特徴とする型枠用セパレータの装着装置。
  2. 前記スペーサは、前記型枠面側に拡開するテーパ状の中空筒体でなり、前記装着具と段部で係合可能であることを特徴とする請求項に記載の型枠用セパレータの装着装置。
  3. 前記延伸ボルトは軸方向長さを適宜選択可能であることを特徴とする請求項に記載の型枠用セパレータの装着装置。
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