JP2014161000A - 撮像装置、クライアント装置、撮像システム、撮像装置の制御方法、クライアント装置の制御方法、および撮像システムの制御方法 - Google Patents

撮像装置、クライアント装置、撮像システム、撮像装置の制御方法、クライアント装置の制御方法、および撮像システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 赤外線遮断フィルタの挿脱に関する付加情報を撮像装置が用いる場合を当該撮像装置にネットワークを介して接続されたクライアント装置に通知することで、ユーザの操作性を向上させる。
【解決手段】 クライアント装置にネットワーク接続可能な撮像装置は、撮像光学系2と、撮像素子6と、撮像光学系2の光路に対してIRCF4を挿脱するIRCF駆動回路24と、IRCF4の挿脱を撮像装置に自動で制御させるための自動挿脱制御命令とIRCF4の挿脱に関する付加情報とを、クライアント装置から受信する通信回路14と、通信回路14で受信された付加情報を撮像装置が用いるのは、IRCF4を光路に挿入する場合であるのか、IRCF4を光路から抜去する場合であるのか、当該挿入および当該抜去の両方の場合のいずれであるのかを示す動作情報を、クライアント装置に送信する通信回路14と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、赤外線遮断フィルタを撮像光学系の光路に挿脱する撮像装置、当該撮像装置にネットワークを介して接続可能なクライアント装置、当該撮像装置と当該クライアント装置とで構成された撮像システムに関する。また、本発明は、当該撮像装置の制御方法、当該クライアント装置の制御方法、および当該撮像システムの制御方法に関する。
従来、赤外線遮断フィルタを撮像光学系の光路に挿脱して、可視光撮影と赤外線撮影とを行うことができるように構成した撮像装置が知られている。
このような撮像装置においては、通常、赤外線遮断フィルタを撮像光学系の光路上へ挿入して撮像を行った場合には可視光での撮像を行い、赤外線遮断フィルタを光路から抜去した場合には赤外線撮影を行うように構成されている。また、このような撮像装置においては、当該撮像装置自身が外界の明るさを判断して、赤外線遮断フィルタの撮像光学系光路からの挿脱を制御する。(特許文献1)
また、ネットワーク技術の急速な普及とともに、当該撮像装置に装着されているネットワーク・インターフェイスを介して、外部の制御装置からネットワークを介して、当該撮像装置を制御したいというユーザ・ニーズの高まりがある。そして、赤外線遮断フィルタの撮像光学系光路からの挿脱制御も例外ではない。赤外線遮断フィルタを撮像光学系光路からの挿脱を撮像装置が自動制御するように、上記のようにネットワークを介して設定可能にしたいといったユーザの要求があった。
特開平7−107355号公報
しかしながら上記従来例においては、赤外線遮断フィルタの挿脱を撮像装置が自動で行うように制御することが、外部のクライアント装置からネットワークを介して行うことができないという問題点があった。
また、撮像装置自身が赤外線遮断フィルタの挿脱を自動制御する設定の際に、赤外線遮断フィルタを挿脱させるために、外界の明るさのレベルや赤外線遮断フィルタの挿脱に関する遅延時間を付加的に設定できるようにしたいというユーザ要求も考えられる。
しかしながらこのような場合、ユーザは、赤外線遮断フィルタの挿脱に対する自動制御設定の際に、上記付加的な外界の明るさのレベルや赤外線遮断フィルタの挿脱に関する遅延時間の存在を意識して設定しなければならないと考えられる。このため、ユーザの操作が煩雑になる場合があるといった問題が発生する。
例えば、外界の明るさのレベルや赤外線遮断フィルタの挿脱に関する遅延時間等の付加情報がクライアント装置の接続先の撮像装置でどのように用いられるのか、クライアント装置を操作するユーザにとって分かり難く、ユーザの操作が煩雑になってしまう。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものである。すなわち、撮像装置にネットワークで接続されたクライアント装置であって、赤外線遮断フィルタの挿脱に関する付加情報を当該撮像装置が用いる場合を把握し、ユーザの操作性を向上させるクライアント装置を提供することができるものである。
また、クライアント装置にネットワークで接続された撮像装置であって、赤外線遮断フィルタの挿脱に関する付加情報を当該撮像装置が用いる場合を当該クライアント装置に把握させ、ユーザの操作性を向上させる撮像装置を提供することができるものである。
また、赤外線遮断フィルタの挿脱に関する付加情報を撮像装置が用いる場合を当該撮像装置にネットワークで接続されたクライアント装置に把握させ、ユーザの操作性を向上させる撮像システムを提供することができるものである。
上記目的を達成するために、本発明のクライアント装置は、撮像光学系と前記撮像光学系により結像された被写体の像を撮像する撮像部と赤外線を遮断する赤外線遮断フィルタと前記撮像光学系の光路に対して前記赤外線遮断フィルタを挿脱する挿脱部とを有する撮像装置に、ネットワークを介して接続可能なクライアント装置であって、前記挿脱部による赤外線遮断フィルタの挿脱を前記撮像装置に自動で制御させるための自動挿脱制御命令と前記赤外線遮断フィルタの挿脱に関する付加情報とを、前記ネットワークを介して前記撮像装置に送信する送信手段と、前記送信手段で送信された付加情報を前記撮像装置が用いるのは、前記赤外線遮断フィルタを前記光路に挿入する場合であるのか、前記赤外線遮断フィルタを前記光路から抜去する場アイデアあるのか、当該挿入および当該抜去の両方の場合のいずれであるのかを示す動作情報を、前記ネットワークを介して前記撮像装置から取得する取得手段と、を備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、ネットワークを介してクライアント装置に接続可能な撮像装置であって、撮像光学系と、前記撮像光学系により結像された被写体の像を撮像する撮像手段と、赤外線を遮断する赤外線遮断フィルタと、前記撮像光学系の光路に対して前記赤外線遮断フィルタを挿脱する挿脱手段と、前記挿脱部による赤外線遮断フィルタの挿脱を前記撮像装置に自動で制御させるための自動挿脱制御命令と前記赤外線遮断フィルタの挿脱に関する付加情報とを、前記ネットワークを介して前記クライアント装置から受信する受信手段と、前記受信手段で受信された付加情報を前記撮像装置が用いるのは、前記赤外線遮断フィルタを前記光路に挿入する場合であるのか、前記赤外線遮断フィルタを前記光路から抜去する場合であるのか、当該挿入および当該抜去の両方の場合のいずれであるのかを示す動作情報を、前記ネットワークを介して前記撮像装置に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、ネットワークを介してクライアント装置に接続可能な撮像装置であって、撮像光学系と、前記撮像光学系により結像された被写体の像を撮像する撮像手段と、前記撮像光学系の光路に対する赤外線遮断フィルタの挿脱を前記撮像装置に自動で制御させるための自動挿脱制御命令と前記赤外線遮断フィルタの挿脱に関する付加情報とを、前記ネットワークを介して前記クライアント装置から受信する受信手段と、前記受信手段により受信された付加情報に基づいて、前記撮像装置の撮影モードを白黒モードおよびカラーモードのいずれか一方に変更する変更手段と、前記受信手段により受信された付加情報を前記変更手段が用いるのは、前記赤外線遮断フィルタを前記光路に挿入する場合であるのか、前記赤外線遮断フィルタを前記光路から抜去する場合であるのか、当該挿入および当該抜去の両方の場合のいずれであるのかを示す動作情報を、前記ネットワークを介して前記クライアント装置に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の撮像システムは、撮像装置と当該撮像装置とネットワークで接続されたクライアント装置とで構成される撮像システムであって、前記撮像装置は、撮像光学系と、前記撮像光学系により結像された被写体の像を撮像する撮像手段と、赤外線を遮断する赤外線遮断フィルタと前記撮像光学系の光路に対して前記赤外線遮断フィルタを挿脱する挿脱手段と、を備え、前記クライアント装置は、前記挿脱手段による赤外線遮断フィルタの挿脱を前記撮像装置に自動で制御させるための自動挿脱制御命令と前記赤外線遮断フィルタの挿脱に関する付加情報とを、前記ネットワークを介して前記撮像装置に送信する送信手段と、前記送信手段で送信された付加情報を前記撮像装置が用いるのは、前記赤外線遮断フィルタを前記光路に挿入する場合であるのか、前記赤外線遮断フィルタを前記光路から抜去する場合であるのか、当該挿入および当該抜去の両方の場合のいずれであるのかを示す動作情報を、前記ネットワークを介して前記撮像装置から取得する取得手段と、を備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明のクライアント装置の制御方法は、撮像光学系と前記撮像光学系により結像された被写体の像を撮像する撮像部と赤外線を遮断する赤外線遮断フィルタと前記撮像光学系の光路に対して前記赤外線遮断フィルタを挿脱する挿脱部とを有する撮像装置に、ネットワークを介して接続可能なクライアント装置の制御方法であって、前記挿脱部による赤外線遮断フィルタの挿脱を前記撮像装置に自動で制御させるための自動挿脱制御命令と前記赤外線遮断フィルタの挿脱に関する付加情報とを、前記ネットワークを介して前記撮像装置に送信する送信ステップと、前記送信ステップで送信された付加情報を前記撮像装置が用いるのは、前記赤外線遮断フィルタを前記光路に挿入する場合であるのか、前記赤外線遮断フィルタを前記光路から抜去する場合であるのか、当該挿入および当該抜去の両方の場合のいずれであるのかを示す動作情報を、前記ネットワークを介して前記撮像装置から取得する取得ステップと、を備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、撮像光学系と前記撮像光学系により結像された被写体の像を撮像する撮像部と赤外線を遮断する赤外線遮断フィルタと前記撮像光学系の光路に対して前記赤外線遮断フィルタを挿脱する挿脱部とを備える撮像装置と、当該撮像装置とネットワークで接続されたクライアント装置とで構成される撮像システムの制御方法であって、前記撮像装置にて、前記撮像光学系の光路に対する赤外線遮断フィルタの挿脱を前記撮像装置に自動で制御させるための自動挿脱制御命令と前記赤外線遮断フィルタの挿脱に関する付加情報とを、前記ネットワークを介して前記クライアント装置から受信する受信ステップと、前記クライアント装置にて、前記受信ステップにより受信された付加情報を前記撮像装置が用いるのは、前記赤外線遮断フィルタを前記光路に挿入する場合であるのか、前記赤外線遮断フィルタを前記光路から抜去する場合であるのか、当該挿入および当該抜去の両方の場合のいずれであるのかを示す動作情報を、前記ネットワークを介して前記撮像装置から取得する取得ステップと、を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の撮像システムは、撮像装置と当該撮像装置にネットワークで接続されたクライアント装置とで構成される撮像システムであって、前記撮像装置は、撮像光学系と、前記撮像光学系により結像された被写体の像を撮像する撮像手段と、赤外線を遮断する赤外線遮断フィルタと、前記撮像光学系の光路に対して前記赤外線遮断フィルタを挿脱する挿脱手段と、前記挿脱手段による赤外線遮断フィルタの挿脱を前記撮像装置に自動で制御させるための自動挿脱制御命令とともに前記赤外線遮断フィルタの挿脱に関する自動調整情報を、前記ネットワークを介して前記クライアント装置から受信する受信手段と、前記受信手段により受信された自動挿脱制御命令および自動調整情報に基づき、前記挿入手段を自動で制御する制御手段と、を備え、前記クライアント装置は、前記受信手段により受信された自動調整情報を前記制御手段が用いるのは、前記赤外線遮断フィルタを前記光路に挿入する場合であるのか、前記赤外線遮断フィルタを前記光路から抜去する場合であるのか、当該挿入および当該抜去の両方の場合のいずれであるのかを示す動作情報を、前記ネットワークを介して前記撮像装置から取得する取得手段、を備える。
また、上記目的を達成するために、本発明のクライアント装置は、撮像光学系と前記撮像光学系により結像された被写体の像を撮像する撮像部と赤外線を遮断する赤外線遮断フィルタと前記撮像光学系の光路に対して前記赤外線遮断フィルタを挿脱する挿脱部と前記挿脱部を自動で制御する制御部とを備えた外部の撮像装置に、ネットワークで接続されたクライアント装置であって、前記赤外線遮断フィルタの挿脱に関する自動調整情報を、前記外部の撮像装置に前記ネットワークを介して送信する送信手段と、前記制御部により用いられる自動調整情報に関する挿脱指定情報を、前記ネットワークを介して前記外部の撮像装置から取得する取得手段と、を備え、前記取得手段により取得される挿脱指定情報は、前記赤外線遮断フィルタを前記光路に挿入する場合および前記赤外線遮断フィルタを前記光路から抜去する場合のそれぞれについて、前記制御部により用いられる自動調整情報を指定可能であるか否かを示すことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明のクライアント装置の制御方法は、撮像光学系と前記撮像光学系により結像された被写体の像を撮像する撮像部と赤外線を遮断する赤外線遮断フィルタと前記撮像光学系の光路に対して前記赤外線遮断フィルタを挿脱する挿脱部と前記挿脱部を自動で制御する制御部とを備えた外部の撮像装置に、ネットワークで接続されたクライアント装置の制御方法であって、前記赤外線遮断フィルタの挿脱に関する自動調整情報を、前記外部の撮像装置に前記ネットワークを介して送信する送信ステップと、前記制御部により用いられる自動調整情報に関する挿脱指定情報を、前記ネットワークを介して前記外部の撮像装置から取得する取得ステップと、を備え、前記取得ステップにて取得される挿脱指定情報は、前記赤外線遮断フィルタを前記光路に挿入する場合および前記赤外線遮断フィルタを前記光路から抜去する場合のそれぞれについて、前記制御部により用いられる自動調整情報を指定可能であるか否かを示すことを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置にネットワークで接続されたクライアント装置であって、赤外線遮断フィルタの挿脱に関する付加情報を当該撮像装置が用いる場合を把握し、ユーザの操作性を向上させるクライアント装置を提供することができる。
また、本発明によれば、次のような撮像装置を提供することができる。すなわち、クライアント装置にネットワークで接続された撮像装置であって、赤外線遮断フィルタの挿脱に関する付加情報を当該撮像装置が用いる場合を当該クライアント装置に把握させ、ユーザの操作性を向上させる撮像装置である。
また、本発明によれば、次のような撮像システムを提供することができる。すなわち、赤外線遮断フィルタの挿脱に関する付加情報を撮像装置が用いる場合を当該撮像装置にネットワークで接続されたクライアント装置に把握させ、ユーザの操作性を向上させる撮像システムである。
また、本発明によれば、赤外線遮断フィルタの挿脱を撮像装置が自動で行うように制御することが、外部のクライアント装置からネットワークを介して行うことが可能になるという効果がある。
また、本発明によれば、上記付加的な外界の明るさのレベルや赤外線遮断フィルタの挿脱に関する遅延時間の存在を意識して設定する必要性が減じられるので、ユーザの操作性が向上する効果がある。
本発明の実施例1に係る、撮像装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る、撮像装置が受信するコマンドに用いられるデータ構造を示す図である。 本発明の実施例1に係る、撮像装置が受信するコマンドの構成例を示す図である。 本発明の実施例1に係る、撮像装置における動作例を示す輝度の時間推移図である。 本発明の実施例1に係る、撮像装置とクライアント装置との間における、メッセージ・シークエンス・チャートである。 本発明の実施例1に係る、外部クライアントのGUIの構成例を示す図である。 本発明の実施例1に係る、クライアント装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る、撮像装置の詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る、撮像装置が受信するコマンドの詳細な構成例を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る、撮像装置が受信するコマンドの詳細な構成例と撮像装置が送信するレスポンスの詳細な構成例とを示す図である。 本発明の実施例1に係る、撮像装置による赤外線遮断フィルタの挿脱を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例1に係る、外部クライアントによる自動赤外線遮断フィルタ設定GUI表示処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例1に係る、外部クライアントによるSetImagingSettingsコマンド発行処理を説明するためのフローチャートである。
(実施例1)
以下、添付図面を参照して、本発明の実施例を説明する。なお、本実施例における撮像装置は、動画像を撮影する監視カメラであり、より詳細には、監視に用いられるネットワークカメラであるものとする。
図1は、本実施例における撮像装置の構成を示すブロック図である。図1において、2は撮像光学系、4は、赤外線遮断フィルタ(Infrared Cut Filter;以下、IRCFと称する場合がある)、6は、撮像素子、8は、映像信号処理回路、10は、符号化回路、12は、バッファである。
また、図1における14は、通信回路(以下、I/Fと称する場合がある)、16は、通信端子、18は、輝度測定回路、20は、判定回路、22は、計時回路、24は、赤外線カットフィルター駆動回路(以下、IRCF駆動回路と称する場合がある)である。
さらに、図1における26は、中央演算処理回路(以下、CPUと称する場合がある)である。そして、28は、電気的に消去可能な不揮発性メモリ(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory;以下EEPROMと称する場合がある)である。
以下に図1を参照して動作を説明する。撮像される被写体からの光線は、撮像光学系2とIRCF4を介して、撮像素子6に入射され光電変換される。赤外線を遮断するIRCF4は、IRCF駆動回路24からの駆動信号に基づき、不図示の駆動機構により撮像光学系2と撮像素子6との間の光路上から挿脱される。
なお、本実施例におけるIRCF駆動回路24および不図示の駆動機構は、撮像光学系2の光路に対してIRCF4を挿脱する挿脱部に相当する。
本実施例では、IRCF4が当該光路上に挿入されている場合には、通常の撮影(可視光撮影)がなされ、IRCF4が当該光路上から抜去されている場合には、赤外線撮影がなされるように構成される。なお、本実施例における撮像素子6は、CCDやCMOSなどで構成される。また、本実施例における撮像素子6は、撮像光学系2により結像された被写体の像を撮像して映像信号として出力する撮像部に相当する。
また、本明細書における通常の撮影(可視光撮影)とは、被写体からの光を、IRCF4を介して、撮像素子6に入射させて撮影することを意味する。また、本明細書における赤外線撮影とは、被写体からの光を、IRCF4を介することなく、撮像素子6に入射させて撮影することを意味する。
なお、CPU26は、赤外線撮影がなされる場合には、撮像素子6から出力される映像信号のカラーバランスが崩れるため、撮像素子6から出力される映像信号を白黒映像信号にして、I/F14から送信させるものとする。このとき、本実施例における撮像装置の撮影モードは、白黒モードであると呼ぶことにする。
また、CPU26は、通常の撮影がなされる場合には、撮像素子6から出力される映像信号の色再現性を重視し、撮像素子6から出力される映像信号をカラー映像信号にして、I/F14から送信させるものとする。このとき、本実施例における撮像装置の撮影モードは、カラーモードであると呼ぶことにする。
本実施例では、赤外線撮影がなされる場合には、CPU26の指示によって、映像信号処理回路8からは、輝度信号だけが符号化回路10に出力される。符号化された輝度信号はバッファ12に出力され、I/F14でパケット化がなされ、通信端子16を介して外部クライアント(図1では不図示)に送信される。
一方、通常撮影がなされる場合には、CPU26の指示によって、映像信号処理回路8からは、輝度信号と色差信号とが符号化回路10に出力される。符号化された映像信号は、同様にバッファ12、I/F14、および、通信端子16を介して外部に送信される。なお、本実施例における通信端子16は、たとえば、LANケーブルが接続される端子(LAN端子)などで構成される。
I/F14には、外部クライアントから、IRCF4の挿脱に関する設定コマンドが送信される。なお、本実施例における撮像装置および外部クライアントは、撮像システムを構成する。
この外部クライアントが、IRCF4を上記光路上への挿入指示コマンドを送信した場合、当該コマンドは、I/F14にて適切なパケット処理がなされ、CPU26に入力される。当該の挿入指示コマンドは、CPU26で解読される。CPU26は、IRCF駆動回路24を介して、IRCF4を上記光路上に挿入する。
なお、この挿入指示コマンドは、たとえば、後述の、IRCutFilterフィールドの値がOnに設定されたSetImagingSettingsコマンドである。
また、この外部クライアントが、上記光路上からのIRCF抜去指示コマンドを送信した場合、同様に、当該コマンドはI/F14にて適切なパケット処理がなされ、CPU26に入力される。当該の抜去指示コマンドはCPU26で解読され、CPU26は、IRCF駆動回路24を介して、IRCF4を上記光路上から抜去する。
本実施例では、不図示の外部クライアントは、上記IRCF4の光路上からの抜去を、本実施例の撮像装置が決定するように設定するためのコマンドを送付することができるようになっている。当該コマンドは、例えばAuto設定のコマンドと称される。
なお、このAuto設定のコマンド(Auto設定コマンド)は、たとえば、後述の、IrCutFilterフィールドの値がAUTOに設定されたSetImagingSettingsコマンドである。
また、本実施例においては、当該Auto設定コマンド内のオプションフィールドに、IRCFの挿脱に関する省略可能な動作パラメータを付加できる構成になっている。
上記の省略可能なパラメータとは、本実施例では、例えば、被写体輝度の変化により本実施例の撮像装置が上記IRCFを光路上に挿入するか、あるいは、抜去するかを決定するための輝度閾値である。
なお、このAuto設定コマンド内のオプションフィールドは、たとえば、後述の、IrCutFilterAutoAdjustmentフィールドである。また、この輝度閾値(のパラメータ)は、たとえば、後述の、BoundaryOffsetフィールドの値である。
当該のパラメータが、上記したAuto設定コマンド内のオプションフィールドに存在した場合、図1のCPU26は、当該の閾値を判定回路20に設定する。輝度測定回路18では、映像信号処理回路8から出力される輝度信号に基づき、現在の被写体輝度を測定して判定回路20に出力する。したがって、本実施例における輝度測定回路18は、被写体輝度を測光するための測光部に相当する。
なお、本実施例におけるCPU26は、たとえば、EEPROM28に予め格納されている閾値情報の値に輝度閾値パラメータを加算することで閾値を算出し、算出した閾値を判定回路20に設定するように構成されていても良い。
また、本実施形態におけるEEPROM28は、たとえば、複数の閾値情報と、これら複数の閾値情報のそれぞれに対応付けられた輝度閾値パラメータとを記憶するように構成されていても良い。さらに、本実施形態におけるCPU26は、たとえば、輝度閾値パラメータに対応する閾値情報をEEPROM28から読み出し、読み出した閾値情報により示される閾値を判定回路20に設定するように構成されていて良い。
判定回路20では、上記設定された輝度閾値と輝度測定回路から出力された現在の輝度値とを比較して、判定結果をCPU26に出力する。現在の輝度値が閾値を上回っている判定結果であった場合、CPU26は、IRCF4を光路上に挿入し、通常撮影を行わせる。また、CPU26に入力された判定結果が、現在の輝度値が閾値以下であるという判定結果であった場合、CPU26はIRCF4を光路上から抜去して赤外線撮影を行わせるようになっている。
上記した省略可能な被写体輝度閾値のパラメータが、上記Auto設定コマンド内のオプションフィールドに存在しなかった場合、本実施例の撮像装置は、予め記憶されている閾値情報に基づき上記の閾値を決定する。当該閾値は、本実施例では、例えばEEPROM28に予め格納してあり、CPU26は、当該閾値をEEPROM28から読み出して判定回路20に設定するようになっている。
したがって、本実施例におけるCPU26は、Auto設定コマンド内のオプションフィールドに輝度閾値パラメータが存在するか否かを判定する輝度閾値パラメータ判定部として機能する。より詳細には、CPU26は、後述のSetImagingSettingsコマンドに後述のIrCutFilterAutoAdjustmentフィールドが含まれるか否かを判定するAdjustmentフィールド判定手段として機能する。
なお、本実施例では、EEPROM28に予め記憶されている閾値情報などのデータは、制御情報に相当する。また、本実施例において、EEPROM28に予め記憶されている閾値情報は、所定の閾値情報に相当する。
また、上記したAuto設定コマンドにおける他の省略可能なパラメータは、例えば、IRCF4の挿脱動作を遅延させる遅延時間であっても良い。当該パラメータが、上記したAuto設定コマンド内のオプションフィールドに存在した場合、CPU26は、当該の遅延時間パラメータを計時回路22に設定する。なお、この遅延時間パラメータは、たとえば、後述のResponseTimeフィールドである。
計時回路22は、時間を計測し、設定された遅延時間が経過すると時間経過を示す信号をCPU26に出力する。当該の時間経過信号を入力されたCPU26は、IRCF駆動回路24を介してIRCF4を挿脱する。
当該遅延時間パラメータが、上記したAuto設定コマンド内のオプションフィールドに存在しなかった場合、本実施例の撮像装置は、予め記憶されている遅延時間情報に基づき上記の閾値を決定する。
当該遅延時間は、本実施例では、例えばEEPROM28に予め格納してあり、CPU26は、当該遅延時間をEEPROM28から読み出して判定回路20に設定するようになっている。なお、当該遅延時間パラメータが、上記したAuto設定コマンド内のオプションフィールドに存在しなかった場合、即時、IRCFの挿脱を行うようにして、遅延時間を設定しないように構成しても良い。
したがって、本実施例におけるCPU26は、Auto設定コマンド内のオプションフィールドに遅延時間パラメータが存在するか否かを判定する遅延時間パラメータ判定部として機能する。
より詳細には、CPU26は、後述のIRCutFilterAutoAdjustmentフィールドにResponseTimeフィールドが含まれるか否かを判定するResponseTimeフィールド判定部として機能する。
上述のIRCF4を光路上に挿脱するためのコマンドは、本実施例では、例えばOpen Network Video Interface Forum(以下ONVIFと称する場合がある)規格に基づいて定められている。ONVIF規格では、例えば、XML Schema Definition言語(以下XSDと称することがある)を用いて上記コマンドの定義を行う。
なお、本実施例の撮像装置は、上記ONVIF規格のNetwork Video Transmitter(以下NVTと称する場合がある)として動作する。つまり、本実施例の撮像装置は、ONVIF仕様に従ってデータを送受信することができる。
図2(a)乃至図2(e)は、上記XSDによる、上記コマンドを定義するためのデータ構造の定義例を示す。図2(a)では、IrCutFilterModesという名前を持つデータが、データ型ImagingSettings20内に定義される。IrCutFilterModesという名前を持つデータは、IrCutFilterMode型を持つデータであり、当該のデータ型は図2(b)で定義されている。
図2(b)に示すように、本実施例では、IrCutFilterMode型は、ON、OFF、または、AUTOのいずれかの値をとることができるデータ型となっている。
また、図2(c)は、IrCutFilterAutoAdjustment型のIrCutFilterAutoAdjustmentという名前を持つデータを定義している。本実施例では、当該のIrCutFilterAutoAdjustmentデータは、上記IrCutFilterMode型がAUTOの値を持つ時に、オプションフィールドに設定される。このデータは、例えば、上記したデータ型ImagingSettings20内に定義される。
図2(d)は、上記IrCutFilterAutoAdjustment型の内容を示す図である。当該のデータ型は、XSDのcomplexType宣言により複雑型として定義される。また、当該のデータ型例ではsequence指定子により、その要素の順番が定義通りに出現することを指定している。
IrCutFilterAutoAdjustment型において、第一要素であるBoundaryTypeは、後述のIrCutFilterAutoBoundaryType型を持つデータである。当該のデータBoundaryTypeは、必ず一個が、当該のIrCutFilterAutoAdjustment型内に現れなければならない用になっている。
次の要素は、BoundaryOffsetであり、当該のデータはXSDにおけるPrimitive Datatypeに定義されているfloat単精度浮動小数点データ型であることを示している。当該のBoundaryOffsetは、前述の輝度閾値パラメータである。当該のデータBoundaryOffsetは、XSDのminOccurs指定子により、省略されても良いようになっている。
また、本実施例では、上記BoundaryOffsetは、例えば、本実施例の撮像装置に設定可能な輝度閾値の範囲を、所定の範囲(たとえば、1.0から−1.0)の値に正規化された値で設定されるようになっている。
また、本実施例においては、例えば上記BoundaryOffsetが0(零)のとき所謂デフォルト値を示し、上記BoundaryOffsetが−1.0の場合に最も暗い場合の輝度値を示しように構成される。また、上記BoundaryOffsetが1.0の場合に最も明るい場合の輝度値を示すように構成される。なお、本実施例におけるBoundaryOffsetは、輝度に関する輝度情報に相当する。
3番目の要素は、ResponseTimeであり、XSDにおけるPrimitive Datatypeに定義されているduration時間間隔データ型である。当該のデータResponseTimeも、XSDのminOccurs指定子により、省略されても良い構造になっている。当該のデータResponseTimeにより、前述の遅延時間パラメータが指定される。
なお、本実施例におけるBoundaryOffsetやResponseTimeは、撮像光学系2の光路に対するIRCF4の挿脱に関する付加情報に相当する。
図2(e)は、上記したIrCutFilterAutoBoundaryType型の定義例を示す図である。当該のデータ型は、XSDのsimpleType宣言によって単純型として定義される。また、当該のデータ型では、restriction指定子によって、値を制限された文字列型として定義されている。IrCutFilterAutoBoundaryType型では、図2(e)に示すように、その値が、Common、ToOff、ToOn、及び、Extendedの値をとることができる文字列型になっている。
上記したように、本実施例においては、IRCFの挿脱を制御するためのAuto設定コマンドに、オプションのパラメータを付加することができる構成になっている。当該のオプションは、例えば、以下のようなオプションとなっていても良い。
オプション1.被写体輝度が高輝度から低輝度へ変化した場合に、IRCFを抜去するための輝度閾値
オプション2.被写体輝度が高輝度から低輝度へ変化する際、前記被写体輝度が上記オプション1の輝度閾値を下回ってから、実際にIRCFを抜去する動作を完了するまでの遅延時間
オプション3.被写体輝度が低輝度から高輝度へ変化した場合に、IRCFを挿入するための輝度閾値
オプション4.被写体輝度が低輝度から高輝度へ変化する際、前記被写体輝度が上記オプション3の輝度閾値を超えてから、実際にIRCFを抜去する動作を完了するまでの遅延時間
本実施例では、上述のXSDを用いたデータ定義により、前述のAuto設定コマンドにおける上記のオプション1乃至オプション4を表現することが可能となっている。ONVIF規格においては、上記のAuto設定コマンドは、例えば、SetImagingSettingsコマンドとして発行される。
図3は、上記SetImagingSettingsコマンドの構成例を示す。図3(a)は、上記オプションフィールドを含む、SetImagingSettingsコマンドの構成を示す図である。図3(a)において、IrCutFilterフィールドの値がAUTOになっていることにより、IRCFの挿脱を撮像装置自身に自動で制御させることが指示される。
なお、本実施例において、IrCutFilterフィールドの値がAUTOに設定されたSetImagingSettingsコマンドは、IRCF駆動回路24によるIRCF4の挿脱を撮像装置に自動で制御させるための自動挿脱制御命令に相当する。
本実施例では、IrCutFilterフィールドの値がAUTOの場合、その後にIrCutFilterAutoAdjustmentフィールドを記述することができるようになっている。上述したように、当該のIrCutFilterAutoAdjustmentフィールドは省略することもできる。
上述したように、IrCutFilterAutoAdjustmentフィールドの内部には、BoundaryTypeフィールド、BoundaryOffsetフィールド、及び、ResponseTimeフィールドが記述される。また、上述したように、BoundaryOffsetフィールド、及び、ResponseTimeフィールドは、省略可能になっている。
上記BoundaryTypeフィールドによって、IRCFの挿入、抜去のいずれの場合に、当該IrCutFilterAutoAdjustmentフィールドに指定される動作を有効にするのかを、指定することができる。BoundaryTypeフィールドの値がToOnの場合、IRCFが挿入されるとき有効になり、BoundaryTypeフィールドの値がToOffの場合、IRCFが抜去されるとき有効になる。
さらに、BoundaryTypeフィールドの値がCommonの場合、挿入、抜去両方の場合に、有効になるようになっている。また、上述したように、上記BoundaryOffsetの値によって輝度閾値が、上記ResponseTimeフィールドによって遅延時間が、夫々設定される。
したがって、本実施例におけるBoundaryTypeフィールドは、I/F14で受信されたBoundaryOffsetフィールドおよびResponseTimeフィールドを撮像装置が用いる場合を示す動作情報に相当する。ここで、動作情報は、撮像光学系2の光路にIRCF4を挿入する場合であるのか、撮像光学系2の光路からIRCF4を抜去する場合であるのか、当該挿入および当該抜去の両方の場合のいずれであるのかを示す。
図3(b)は、上記BoundaryTypeフィールドがToOnの場合の、上記SetImagingSettingsコマンドの構成を示す。この場合、IRCFが挿入されるときに、IrCutFilterAutoAdjustmentフィールドにおけるBoundaryOffsetの値、ResponseTimeの値が有効となる。また、上述したように、上記BoundaryOffsetの値によって輝度閾値が、上記ResponseTimeフィールドによって遅延時間が、夫々設定される。
図3(c)は、上記BoundaryTypeフィールドの値が、Commonの場合の、上記SetImagingSettingsコマンドの構成を示す。この場合、IRCFの挿入、抜去両方の場合に、上記BoundaryOffsetの値、及び、上記ResponseTimeの値が有効になるようになっている。また、上述したように、上記BoundaryOffsetの値によって輝度閾値が、上記ResponseTimeフィールドによって遅延時間が、夫々設定される。
図3(d)は、上記IrCutFilterAutoAdjustmentフィールドを省略した場合の、上記SetImagingSettingsコマンドの構成を示す。そして、本実施例の撮像装置は、次のようなSetImagingSettingsコマンドを受信した場合に、全てのIRCF挿脱の制御を当該撮像装置自身が決定するようになっている。即ち、IrCutFilterAutoAdjustmentフィールドが省略されたIRCFを自動設定するSetImagingSettingsコマンドである。
図3(e)は、上記IrCutFilterフィールドの値がONの場合の、上記SetImagingSettingsコマンドの構成を示す。また、図3(f)は、上記IrCutFilterフィールドの値がOFFの場合の、上記SetImagingSettingsコマンドの構成を示す。本実施例では、図3(e)や図3(f)のような場合、IrCutFilterAutoAdjustmentフィールドは設定されない構成になっている。
続いて、図4を参照して、本実施例における、輝度閾値と遅延時間パラメータとが設定された場合の動作について説明する。
図4において、101は、被写体輝度の時間的変化を示すグラフ、102は、IRCF4を挿入するための輝度閾値、103は、IRCF4を抜去するための輝度閾値である。図4では、日暮れの時間帯などのように、被写体輝度が時間的に低下していく場合を示している。
なお、上記したように、輝度閾値の値は、本実施例の撮像装置に設定可能な輝度閾値を、−1.0から1.0の値に正規化して表現される。したがって、当該輝度閾値は、図4に示すように、−1.0から1.0の範囲の値となる。
図4のように被写体輝度が低下してIRCF4を抜去するための輝度閾値103を下回るとCPU26は計時回路22に遅延時間を設定して計時動作を開始する。図4では、点Aにおいて被写体輝度が輝度閾値103を下回っている。このときの時刻はtである。本実施例では、計時回路22に設定された遅延時間により、CPU26は、当該遅延時間が経過するまではIRCF4を抜去しない。この動作により、被写体輝度が輝度閾値103に対して頻繁に交叉しても、通常撮影と赤外線撮影とを頻繁に切り替えることがない。その後、当該遅延時間が経過して時刻tに達すると、CPU26はIRCF4を抜去して赤外線撮影に移行させる。このときの被写体輝度値は、例えば、点Bのように輝度閾値103を安定的に下回る確率をあげることができる。当該の動作は、蛍光灯など照明によるフリッカの影響が有る場合にも、同様である。
当該動作により、本実施例では、IRCF4の挿脱に関連する詳細な設定を、ユーザが行うことができる構成になっている。また、当該動作により、本実施例では、撮像被写体の輝度レベルが閾値付近であった場合においても、IRCF4の挿脱が頻繁に行われることを防ぐ効果がある。また、当該動作により、本実施例では、照明のフリッカなどにより撮像被写体の輝度値が変化する場合においても、IRCF4の挿脱が頻繁に行われることを防ぐ効果がある。
上記したように、通常、輝度閾値は、本実施例の撮像装置に設定可能な輝度閾値を、−1.0から1.0の値に正規化されて、外部クライアントから設定される。しかしながら、外部クライアントの不具合などにより、上記の値範囲外の数値が設定されることも考えられる。このような場合に対処するために、本実施例の撮像装置は、例えば、上記の値範囲外の数値が設定された場合、設定可能な上限値、あるいは、下限値に丸めて設定する。
上記BoundaryOffsetの値として−1.0より小さい値、例えば−2.5を受信した場合、本実施例の撮像装置は、当該BoundaryOffset値を−1.0として使用する。また、上記BoundaryOffsetの値として1.0よりも大きい値、例えば3.1を受信した場合、本実施例の撮像装置は、当該BoundaryOffset値を1.0として使用するようになっている。
なお、上記の実施例では、上記BoundaryOffsetの値として、設定可能な範囲外の値が設定された場合、設定可能な上限値、あるいは、下限値に丸めて使用するように構成しているが、これに限るものではない。
例えば、外部のクライアントから受信した上記SetImagingSettingsコマンドに対してエラーを返すように構成しても良い。この場合、本実施例の撮像装置が返すSetImagingSettingsResponseには、上記BoundaryOffset値が不正である旨のレスポンス・コードが記述されて送信される。
したがって、本実施例において、BoundaryOffset値が不正である旨のレスポンスコードが記述されたSetImagingSettingsResponseは、エラー情報に相当する。ここで、エラー情報は、IrCutFilterフィールドの値がAutoに設定されたSetImagingSettingsコマンドに対する返信である。
続いて、図5を用いて、本実施例に典型的なコマンド及びレスポンスの授受動作(コマンドトランザクション)について説明する。図5では、ITU−T Recommendation Z.120規格で定義される、いわゆるメッセージ・シークエンス・チャートを用いて上記コマンドトランザクションを記述している。なお、図5におけるクライアントは、撮像装置にネットワークで接続可能であるものとする。
最初に、図5におけるクライアントと本実施例の撮像装置がネットワークで接続される。クライアントは上述したIRCFの設定を行うコマンド(SetImagingSettingsコマンド)の有無を調べるため以下のように動作する。まず、GetServicesコマンドを撮像装置に送信して、Imaging Serviceの有無を調べる。図5では、GetServicesResponseによって、当該撮像装置がImaging Serviceをサポートしていることが示されている。次に、クライアントは、IRCFの設定行うことができるVideo Sourceを示すtokenを調べるために、GetVideoSourcesコマンドを送信する。図5では、本実施例の撮像装置はGetVideoSourcesResponseで上記tokenを返している。
次にクライアントは、上記Video Sourceを示すtokenを含むGetOptionsコマンドを、撮像装置のImaging Serviceを示すアドレスに送信する。これは、上記のIRCFの設定を行うコマンドの有無、及び、IRCFの設定を行うコマンドに関するオプションを調べるためである。本実施例の撮像装置は、図5に示すように、上記IrCutFilterフィールドとそのオプションを含むGetOptionsResponseをクライアントに返す。
なお、本実施例において、GetOpsionsコマンドおよびGetOptionsResponseは、上述の動作情報に相当するBoundaryTypeフィールドを、撮像装置から取得する取得機能を実現する。
次に、クライアントは、現在のIRCFの状態を問い合わせるために、上記VideoSourceを示すtokenを含むGetImagingSettingsコマンドを、撮像装置のImaging Serviceを示すアドレスに送信する。
ここで、本実施例の撮像装置は、図5に示すように当該GetImagingSettingsコマンドに対して、次のようなGetImagingSettingsResponseを返す。即ち、現在のIRCFの状態を、IrCutFilterフィールド、および、IrCutFilterAutoAdjustmentフィールドに含ませたGetImagingSettingsResponseである。この応答により、クライアントは現在の撮像装置の状態を検知する。図5に示す本実施例においては、IRCF4は光路上に挿入されている。
したがって、本実施例におけるGetImagingSettingsResponseは、撮像光学系2の光路にIRCF4が挿入されているのか、それとも撮像光学系2の光路からIRCF4が抜去されているのかを示す挿脱状態情報に相当する。
次にクライアントは、IRCFの設定を自動制御にするために、上記Video Sourceを示すtokenを含むSetImagingSettingsコマンドを、撮像装置のImaging Serviceを示すアドレスに送信する。図5に示した例では、クライアントはIrCutFilterフィールドにAUTOの値を設定し、かつ、IrCutFilterAutoAdjustmentフィールドを設定してSetImagingSettingsコマンドを送信している。図5においては、本実施例の撮像装置は、当該のSetImagingSettingsコマンドが成功裏に実行されたことを示すために、引数を省略したSetImagingSettingsResponseをクライアントに返す。
上述のように、SetImagingSettingsコマンド内のIrCutFilterAutoAdjustmentフィールドでは、BoundaryOffsetフィールドで輝度閾値が、ResponseTimeフィールドで遅延時間が設定できる。また、BoundaryOffsetフィールド、及び、ResponseTimeフィールドは、省略可能となっている。また、本実施例のSetImagingSettingsコマンドでは、IrCutFilterAutoAdjustmentフィールド自身も省略することができる。
図5においては、当該のSetImagingSettingsコマンドが成功裏に実行されたことにより、IRCFの挿脱制御を当該撮像装置自身が決定するAuto設定となる。
上述のように、本実施例では、SetImagingSettingsコマンドについて、IrCutFilterAutoAdjustmentフィールドを省略可能に構成している。これにより、ユーザは輝度閾値や遅延時間などを意識することなく、IRCFの制御をAuto設定にすることが可能なので、ユーザの操作性を向上することができる効果がある。
なお、本実施例の撮像装置は、現在のIRCFの状態によらず、IRCFの設定を許容している。よって、図5において、GetImagingSettingsコマンドとGetImagingSettingsResponseとのコマンドトランザクションは省略することが可能である。
続いて、図6(a)および図6(b)を用いて、本実施例に係る外部クライアントの動作について説明する。図6は、本実施例に係る外部クライアントの自動赤外遮断フィルタ設定GUIの構成例を示す図である。
図6(a)および図6(b)において、301は、自動赤外遮断フィルタ・タイプ選択ペイン、303は、Common選択チェックボックス、305は、ToOn選択チェックボックス、307は、ToOff選択チェックボックスである。また、309は、BoundaryOffset設定数値ボックス、311は、遅延時間設定数値ボックス、315は、自動赤外遮断フィルタ・設定ペイン、317は、第一の輝度閾値設定スケールである。
さらに、319は、第二の輝度閾値設定スケール、321は、第一の遅延時間設定スケール、323は、第二の遅延時間設定スケール、325は、設定ボタン、327は、キャンセルボタンである。図6(a)および図6(b)において、同一の符番は、同一の機能を示す。
図6の自動赤外遮断フィルタ・設定ペイン315において、縦軸は輝度値を示し、横軸は時間を示す。また、図6の自動赤外遮断フィルタ・設定ペイン315において、横軸上(Time軸上)は、輝度値0(零)を示し、上方の限界は正規化された輝度値1.0を示し、また、下方限界は正規化された輝度値−1.0を示す。また、図6の自動赤外遮断フィルタ・設定ペイン315において、左の限界は遅延時間0(零)を示すようになっている。
図6(a)は、輝度閾値や遅延時間パラメータを、赤外遮断フィルタの抜去、挿入両方の際に使用する場合の、外部クライアントのGUI構成例を示す。すなわち、図6(a)は、上記BoundaryTypeフィールドにCommonを設定して上記GetImagingSettingsコマンドを発行させる場合に使用するGUIの構成例である。
図6(a)においては、ユーザにより、Common選択チェックボックス303がチェックされている。この場合、輝度閾値、および、遅延時間パラメータは、赤外遮断フィルタの抜去、挿入双方の場合に共通に使用されるので、第二輝度閾値設定スケール319、および、第二遅延時間設定スケール323は、グレイアウトされ、ユーザが操作できないようになっている。
すなわち、第二輝度閾値設定スケール319および第二遅延時間設定スケール323は、設定不可能とされている。
図6(a)において、ユーザは、第一の輝度閾値設定スケール317を、上下にスライドさせることにより、ユーザの所望するBoundaryOffsetの値を設定する。ユーザが、第一の輝度閾値設定スケール317を操作すると、BoundaryOffset設定数値ボックス309におけるCommon相当部の値が連動して変化する。また、ユーザは、BoundaryOffset設定数値ボックス309におけるCommon相当部に、直接値を入力することができる。ユーザが、BoundaryOffset設定数値ボックス309におけるCommon相当部数値ボックスに数値を入力すると、連動して、第一の輝度閾値設定スケール317が上下に移動する。
上記動作により、本実施例では、ユーザは、設定するBoundaryOffsetの値を、第一の輝度閾値設定スケール317の位置によって大まかに把握することができる。また、BoundaryOffset設定数値ボックス309に表示される数値によって、ユーザは設定するBoundaryOffsetの値を、正確に把握できる効果がある。
図6(a)で、第一の輝度閾値設定スケール317を横軸上(Time軸上)に配置し、設定ボタン325を押下すると、外部クライアント装置は、BoundaryOffsetフィールドを省略してGetImagingSettingsコマンドを発行する。同様に、BoundaryOffset設定数値ボックス309のCommon相当部に、0(零)を入力して設定ボタン325を押下すると、BoundaryOffsetフィールドを省略したGetImagingSettingsコマンドを発行する。
上記実施例では、第一の輝度閾値設定スケール317を横軸上(Time軸上)に配置することにより、ユーザがBoundaryOffsetフィールドの省略を指示するようにしているが、これに限られるものではない。
例えば、本実施例の外部クライアント上に、別のGUIコンポーネントを配置してBoundaryOffsetフィールドの省略を指示するよう構成しても良い。具体的には、BoundaryOffsetフィールド省略用チェックボックスをGUI上に配置しておき、ユーザが当該チェックボックスをチェックした場合は、BoundaryOffsetフィールドの省略が指示されるよう構成しても良い。
また、図6(a)において、ユーザは、第一の遅延時間設定スケール321を左右にスライドさせることにより、ユーザの所望するResponseTimeの値を設定する。図6(a)において、ユーザが第一遅延時間設定スケール321を左右にスライドさせると、遅延時間設定数値ボックス311内のCommon相当部の時間表示が変更される。また、ユーザが、遅延時間設定数値ボックス311内のCommon相当部に、直接時間を入力すると、当該設定値に応じて、第一遅延時間設定スケール321が左右に移動する。
図6(a)において、第一の遅延時間設定スケール321を、自動赤外遮断フィルタ・設定ペイン315の左端に配置して設定ボタン325を押下すると、本実施例の外部クライアント装置は、次のようなSetImagingSettingsコマンドを発行する。すなわち、ResponseTimeフィールドを省略したSetImagingSettingsコマンドである。
同様に、遅延時間設定数値ボックス311のCommon相当部の全ての数値ボックスに、0(零)を入力して設定ボタン325を押下すると、ResponseTimeフィールドを省略してSetImagingSettingsコマンドを発行する。
上記実施例においては、第一の遅延時間設定スケール321を、自動赤外遮断フィルタ・設定ペイン315の左端に配置することにより、ResponseTimeフィールドの省略を指示するようにしているが、これに限られるものではない。
例えば、本実施例の外部クライアントに別のGUIコンポーネントを配置してResponseTimeフィールドの省略を指示するように構成しても良い。具体的には、ResponseTimeフィールド省略用チェックボックスをGUI上に配置しておき、ユーザが当該チェックボックスをチェックした場合は、ResponseTimeフィールドの省略が指示されるよう構成しても良い。
図6(b)は、赤外遮断フィルタの抜去、挿入それぞれに、別々の輝度閾値や遅延時間パラメータを設定する場合の、外部クライアントのGUI構成例を示す。図6(b)は、上記BoundaryTypeフィールドにToOn、および、ToOffを設定して、上記SetImagingSettingsコマンドを発行させる場合に使用するGUIの構成例である。
図6(b)においては、ユーザにより、ToOn選択チェックボックス305、及び、ToOff選択チェックボックス307がチェックされている。この場合、赤外遮断フィルタの挿入時には、第一輝度閾値設定スケール317で設定される輝度閾値と、第一遅延時間設定スケール321で設定される遅延時間パラメータとが使用される。また、赤外遮断フィルタの抜去時には、第二輝度閾値設定スケール319で設定される輝度閾値と第二遅延時間設定スケール323で設定される遅延時間パラメータとが使用される。
上記のように図6(b)では、ToOn選択チェックボックス305、及び、ToOff選択チェックボックス307がチェックされているので、次のスケールが有効となっている。すなわち、第一輝度閾値設定スケール317、第二輝度閾値設定スケール319、第一遅延時間設定スケール321、第二遅延時間設定スケール323である。
本実施例の外部クライアントにおいては、ToOn選択チェックボックス305のみがチェックされている場合、第一輝度閾値設定スケール317、および第一遅延時間設定スケール321が有効となる。この場合、第二輝度閾値設定スケール319、および、第二遅延時間設定スケール323はグレイアウトされ、ユーザが操作できないようにされる。
また、本実施例の外部クライアントにおいては、ToOff選択チェックボックス307のみがチェックされている場合、第二輝度閾値設定スケール319、および、第二遅延時間設定スケール323が有効となる。この場合、第一輝度閾値設定スケール317、および第一遅延時間設定スケール321はグレイアウトされ、ユーザが操作できないようにされる。
本実施例の外部クライアントにおいては、Common選択チェックボックス303と、ToOn選択チェックボックス305およびToOff選択チェックボックス307とは、同時に選択できない構成となっている。
例えば、Common選択チェックボックス303が選択されているとき、ToOn選択チェックボックス305およびToOff選択チェックボックス307は、ユーザが選択できないようになっている。また、ToOn選択チェックボックス305とToOff選択チェックボックス307とのどちらか一方、或いは両方が選択されているとき、ユーザはCommon選択チェックボックス303が選択できないようになっている。
また、本実施例の外部クライアントは、GetImagingSettingsコマンドのResponseにより、GUIを更新しても良い。この場合、外部クライアントは、自動赤外遮断フィルタ設定GUIの表示に先立ち、GetImagingSettingsコマンドを、前述したVideoSourceTokenとともに、設定対象となる撮像装置に送信する。
上述したように、本実施例の撮像装置は、当該GetImagingSettingsコマンドに対して、GetImagingSettingsResponseを返す。このGetImagingSettingsResponseは、現在のIRCFの状態をIrCutoFilterフィールド、およびIrCutFilterAutoAdjustmentフィールドに含ませたものである。
上記IrCutFilterAutoAdjustmentフィールドには、本実施例の撮像装置について、現在のBoundaryType値、BoundayOffset値、および、ResponseTimeの値が記述される。本実施例の外部クライアントは、上記BoundaryType値に基づいて、Common選択チェックボックス303と、ToOn選択チェックボックス305およびToOff選択チェックボックス307の表示を決定する。上記BoundaryTypeの値がCommonのとき、Common選択チェックボックス303がチェックされる。また、上記BoundaryTypeにToOnが含まれているとき、ToOn選択チェックボックス305がチェックされる。また、上記BoundaryTypeにToOffが含まれているとき、ToOff選択チェックボックス307がチェックされる。
また、本実施例の外部クライアントは、上記BoundaryTypeに対応する、BoundayOffset値、および、ResponseTimeの値に基づいて、次のスケールの表示位置を決定する。すなわち、第一輝度閾値設定スケール317、第二輝度閾値設定スケール319、第一遅延時間設定スケール321、および第二遅延時間設定スケール323である。
また、本実施例の外部クライアントにおいては、ユーザが、キャンセルボタン327を押下すると、自動赤外遮断フィルタ設定動作を終了するようになっている。
なお、本実施例における撮像装置は、IRCutFilterフィールドとそのオプションを含むGetOptionsResponseを外部クライアントに送信する。この送信されたGetOptionsResponseに応じてCommon選択チェックボックス303、ToOn選択チェックボックス305、ToOff選択チェックボックス307などを自動的に更新するように、外部クライアントを構成しても良い。
例えば、撮像装置から受信したGetOptionsResponseにBoundaryTypeとしてCommonが含まれる場合には、図6(a)に示すようなGUI(ユーザーインターフェース)を表示するよう、外部クライアント装置を構成しても良い。すなわち、Common選択チェックボックス303がチェックされた状態におけるユーザインターフェースである。
また、撮像装置から受信したGetOptionsResponseにBoundaryTypeとしてToOnやToOffが含まれている場合には、図6(b)に示すようなユーザーインターフェースを表示するように、外部クライアント装置を構成しても良い。すなわち、ToOn選択チェックボックス305およびToOff選択チェックボックス307がチェックされている状態におけるユーザーインターフェースである。
続いて、図7を参照して、本実施例のクライアント装置の構成について説明する。図7は、本発明の実施例に係る、クライアント装置の構成を示すブロック図である。図7において、408は入力部、414はディジタルインターフェイス部(以下、I/Fと称することがある)、416はインターフェイス端子、422は表示部、426は中央演算処理ユニット(以下、CPUと称することがある)、428はメモリである。
図7に示すクライアント装置には、典型的にはパーソナルコンピュータ(以下、PCと称することがある)などの汎用コンピュータである。入力部408は、例えば、キーボード、マウスなどのポインティング・デバイスなどが使用される。また、表示部422としては、例えば、液晶表示装置、プラズマ・ディスプレイ表示装置、ブラウン管などの陰極線管(以下CRTと称することがある)表示装置などが使用される。
上述した図6で示されるGUIは、上記表示部422に表示される。上記クライアント装置のユーザは、上記入力部408を介して、図6で示されるGUIを操作する。上記CPU426では当該GUIの表示、及び、入力部408でのユーザ操作の検出を行うためのソフトウェアが実行される。CPU426における演算の中間結果や、後に参照が必要なデータ値などはメモリ428に一時記憶され、参照される。本実施例では、上記動作により、上述した外部クライアントの動作が実現されるようになっている。
以上のように、本実施例では、BoundaryOffsetフィールドおよびResponseTimeフィールドを撮像装置が用いる場合を示すBoundaryTypeフィールドを、この撮像装置から取得するように、クライアント装置を構成した。
例えば、撮像光学系2の光路に対するIRCF4の挿脱を撮像装置に自動で制御させるように設定する際に、外界の明るさのレベルや赤外線遮断フィルタの挿脱に関する遅延時間などの付加情報も設定する場合も考えられる。
このような場合、撮像光学系の光路に赤外線遮断フィルタを挿入する場合および撮像光学系の光路から赤外線遮断フィルタを抜去する場合の両方で共通して用いられる付加情報を、外部のクライアント装置から設定される撮像装置が想定される。
ところが、撮像装置が設置される環境によっては、この両方の場合に共通して用いられる付加情報を設定するのでは、十分ではないこともあり得る。そのため、撮像光学系の光路に赤外線遮断フィルタを挿入する場合に用いられる付加情報と撮像光学系の光路から赤外線遮断フィルタを抜去する場合に用いられる付加情報とを、外部のクライアント装置から個別に設定される撮像装置も想定される。
しかしながら、このような想定では、外部のクライアント装置を操作するユーザにとって、接続先の撮像装置により付加情報がどのように用いられるのかが分かり難く、クライアント装置の操作性が良くない。
そこで、本実施例では、BoundaryOffsetフィールドおよびResponseTimeフィールドを撮像装置が用いる場合を示すBoundaryTypeフィールドを、この撮像装置から取得するように、クライアント装置を構成した。これにより、クライアント装置の接続先の撮像装置がBoundaryOffsetフィールドやResponseTimeフィールドを用いる場合を、クライアント装置は把握可能となる。これにより、ユーザの操作性を向上させることができる。
なお、本実施例では、IrCutFilterフィールドの値がONに設定されたSetImagingsSettingsコマンドを受信した場合に、撮像光学系2の光路にIRCF4を挿入するように、撮像装置を構成したが、これに限るものではない。
例えば、IrCutFilterフィールドの値がONに設定されたSetImagingsSettingコマンドを受信した場合に、撮像素子6から出力された映像信号に対するゲインを第1のゲインとするように、撮像装置を構成しても良い。同様に、IRCutFilterフィールドの値がONに設定されたSetImagingSettngsコマンドを受信した場合に、撮像素子6から出力された映像信号が第1の明るさのレベルになるように画像処理を施すよう、撮像装置を構成しても良い。
また、本実施例では、IrCutFilterフィールドの値がOFFに設定されたSetImagingSettingsコマンドを受信した場合に、撮像光学系2の光路からIRCF4を抜去するように、撮像装置を構成したが、これに限るものではない。
例えば、IrCutFilterフィールドの値がOFFに設定されたSetImagingSettingsコマンドを受信した場合に、撮像素子6から出力された映像信号に対するゲインを第2のゲインとするように、撮像装置を構成しても良い。ここで、第2のゲインは、第1のゲインよりも小さい。
同様に、例えば、IrCutFilterフィールドの値がONに設定されたSetImagingSettingsコマンドを受信した場合、撮像素子6が出力した映像信号が第2の明るさのレベルになるように画像処理を施すよう、撮像装置を構成しても良い。ここで、第1の明るさのレベルは、第2の明るさのレベルよりも明るい。
また、本実施例では、IrCutFilterフィールドの値がAUTOに設定されたSetImagingSettingsコマンドを受信した場合に、撮像光学系2の光路に対するIRCF4の挿脱を自動制御するように、撮像装置を構成した。しかしながら、これに限るものではない。
例えば、IrCutFilterフィールドの値がAUTOに設定されたSetImagingSettingsコマンドを受信した場合に、撮像素子6から出力された映像信号に対するゲインを自動で制御するように、撮像装置を構成しても良い。
同様に、例えば、IrCutFilterフィールドの値がAUTOに設定されたSetImagingSettingsコマンドを受信した場合に、撮像素子6が出力した映像信号を明るくするための画像処理を自動で制御するように撮像装置を構成してもよい。
なお、本実施例において、図6に示すGUI、入力部408および表示部422は、ユーザーインターフェース部に相当する。
また、本実施例において、Common選択チェックボックス303、ToOn選択チェックボックス305およびToOff選択チェックボックス307は、次のような選択部に相当する。即ち、撮像光学系2の光路にIRCF4を挿入する場合に対応の自動調整情報とこの光路からIRCF4を抜去する場合に対応の自動調整情報とを入力可能とするか、又はこれら両方の場合に対応の自動調整情報を入力可能とするのかを選択する選択部である。
また、本実施例において、図5で示したGetOptionsResponseは、IrCutFilterAutoAdjustmentOptionsという名前を持つデータを含む。このIrCutFilterAutoAdjustmentOptionsという名前を持つデータは、IrCutFilterAutoAdjustmentOptions型のデータである。
ここで、IrCutFilterAutoAdjustmentOptions型は、XSDのcomplexType宣言により複雑型として定義される。また、IrCutFilterAutoAdjustmentOptions型は、その要素の順番が定義通りに出現す(記述され)るように、sequence指定子により指定される。
たとえば、IrCutFilterAutoAdjustmentOptions型の第一要素は、IrCutFilterAutoBoundaryType型のBoundaryTypeという名前を持つデータである。
また、IrCutFilterAutoAdjustmentOptions型の第2要素は、float単精度浮動小数点データ型のBoundaryOffsetという名前を持つデータである。なお、このデータの値の範囲は、制限されている。
さらに、IrCutFilterAutoAdjustmentOptions型の第三要素は、XSDにおけるPrimitive Datatypeに定義されるduration時間間隔データ型の、ResponseTimeという名前を持つデータである。
なお、IrCutFilterAutoAdjustmentOptions型における第二要素および第三要素は、XSDのminOccurs指定子で指定されることにより、省略することができる。
さらに、Video Sourceを示すTokenを含むGetOptionsコマンドを不図示の外部クライアントから受信した場合に、次のような動作をするように本実施例の撮像装置を構成しても良い。すなわち、IrCutFilterAutoAdjustmentOptionsという名前を持つデータを含むGetOptionsResponseを不図示の外部クライアントに返す(送信する)という動作である。
また、Video Sourceを示すtokenを含むGetImagingSettingsコマンドを不図示の外部クライアントから受信した場合に、次のような動作をするように本実施例の撮像装置を構成しても良い。すなわち、IrCutFilterAutoAdjustmentOptionsという名前を持つデータを含むGetImagingSettingsResponseを不図示の外部クライアントに返す(送信する)という動作である。
また、本実施例において、図5で示したSetImagingSettingsコマンドのBoundaryTypeフィールドの値について、以下に説明する。
例えば、図5で示したGetOptionsResponseのBoundaryTypeフィールドの値が「Common」に設定されているとクライアント装置が判定した場合には、クライアント装置は次のような処理を行う。即ち、BoundaryTypeフィールドの値が「Common」に設定されたSetImagingSettingsコマンドを、本実施例の撮像装置に送信する。
例えば、図5で示したGetOptionsResponseのBoundaryTypeフィールドの値に「ToOn」に設定されているとクライアント装置が判定した場合には、クライアント装置は、次のような処理を行う。即ち、BoundaryTypeフィールドの値が「ToOn」に設定されたSetImagingSettingsコマンドを、本実施例の撮像装置に送信する。
例えば、図5で示したGetOptionsResponseのBoundaryTypeフィールドの値に「ToOff」に設定されているとクライアント装置が判定した場合には、クライアント装置は、次のような処理を行う。即ち、BoundaryTypeフィールドの値が「ToOff」に設定されたSetImagingSettingsコマンドを、本実施例の撮像装置に送信する。
また、本実施例におけるBoundaryOffsetおよびResponseTimeは、自動調整情報に相当する。
また、本実施例において、図6に示すGUIは、Common選択チェックボックス303がチェック(選択)されている場合には、Common選択チェックボックス303に対応する自動調整情報を入力可能とする。この場合、図6に示すGUIは、ToOn選択チェックボックス305に対応する自動調整情報を入力不可能にし、ToOff選択チェックボックス307に対応する自動調整情報を入力不可能にする。
また、本実施例において、図6に示すGUIは、ToOn選択チェックボックス305がチェック(選択)されている場合には、ToOn選択チェックボックス305に対応する自動調整情報を入力可能とする。この場合、図6に示すGUIは、Common選択チェックボックス303に対応する自動調整情報を入力不可能にする。また、この場合は、ToOff選択チェックボックス307に対応する自動調整情報を、入力不可能にしても良いし、入力可能にしても良い。
また、本実施例において、図6に示すGUIは、ToOff選択チェックボックス307がチェック(選択)されている場合には、ToOff選択チェックボックス307に対応する自動調整情報を入力可能とする。この場合、図6に示すGUIは、Common選択チェックボックス303に対応する自動調整情報を入力不可能にする。また、この場合は、ToOn選択チェックボックス305に対応する自動調整情報を、入力不可能にしても良いし。入力可能にしても良い。
なお、本実施例における、IrCutFilterAutoAdjustmentフィールドとは、例えば、Autoモードでのみ用いられる、赤外線遮断フィルタの切り換えタイミングを調整するためのオプショナルなパラメータであると言える。
また、本実施例における、BoundaryTypeは、例えば、BoundaryOffsetやResponseTimeと言ったパラメータがどの境界で用いられるのかを特定する。ここで、特定される境界とは、例えば、赤外線遮断フィルタを自動で切り換えるための境界である。ここで、BoundaryTypeの値「Common」は、赤外線遮断フィルタを有効に自動で切り替える場合の境界のみならず、赤外線遮断フィルタを無効に自動で切り替える場合の境界にも、これらパラメータが用いられることを意味する。また、BoundaryTypeの値「ToOn」及び「ToOff」夫々は、赤外線遮断フィルタを有効に自動で切り替えるための境界、および赤外線遮断フィルタを無効に自動で切り替えるための境界のうち一方に、これらパラメータが用いられることを意味する。
また、本実施例における、BoundaryOffsetフィールドは、例えば、赤外線遮断フィルタの有効(On)/無効(Off)の切り換えのための境界露光レベルを調整する。このBoundaryOffsetフィールドの値は、例えば、−1.0から+1.0に正規化された値であり、単位はない。さらに、BoundaryOffsetフィールドの値は、0が初期値であり、且つ、−1.0が最も暗く、+1.0が最も明るい。
また、本実施例における、ResponseTimeフィールドとは、例えば、境界露光レベル(boundary exposure levels)を横切った後の、赤外線遮断フィルタの有効(On)/無効(Off)の切り換えの遅延時間である。
また、本実施例のクライアント装置は、上記ONVIF規格のNetwork Video Receiver(以下NVRと称する場合がある)として動作する。つまり、本実施例のクライアント装置は、ONVIF仕様に従ってデータを送受信することができる。
また、本実施例では、撮像光学系2の光路にIRCF4を挿入する代わりに、撮像素子6から出力された映像信号を第1のゲインとするように撮像装置を構成しても良い。さらに、本実施例では、撮像光学系2の光路からIRCF4を抜去する代わりに、撮像素子6から出力された映像信号を第2のゲインとするように撮像装置を構成しても良い。ここで、第2のゲインは、第1のゲインよりも小さい。
また、本実施例では、撮像光学系2の光路にIRCF4を挿入するとともに、撮像素子6から出力された映像信号を第1のゲインとするように撮像装置を構成しても良い。さらに、本実施例では、撮像光学系2の光路からIRCF4を抜去するとともに、撮像素子6から出力された映像信号を第2のゲインとするように撮像装置を構成しても良い。
また、本実施例では、撮像光学系2の光路にIRCF4を挿入する代わりに、撮像素子6から出力された映像信号が第1の明るさ(のレベル)になるように画像処理を施すように撮像装置を構成しても良い。さらに、本実施例では、撮像光学系2の光路にIRCF4を挿入する代わりに、撮像素子6から出力された映像信号が第2の明るさ(のレベル)になるように画像処理を施すように撮像装置を構成しても良い。ここで、第1の明るさは、第2の明るさよりも明るい。
また、本実施例では、撮像光学系2の光路にIRCF4を挿入するとともに、撮像素子6から出力された映像信号が第1の明るさ(のレベル)になるように画像処理を施すように撮像装置を構成しても良い。さらに、本実施例では、撮像光学系2の光路にIRCF4を挿入するとともに、撮像素子6から出力された映像信号が第2の明るさ(のレベル)になるように画像処理を施すように撮像装置を構成しても良い。
なお、本実施例では、例えば、図5で、BoundaryTypeフィールドの値が「Common」のGetOptionsResponseを受信した場合には、図6(a)のGUIを表示部422に表示させるようにクライアント装置を構成しても良い。また、本実施例では、例えば、次のようにクライアント装置を構成しても良い。即ち、図5において、BoundaryTypeフィールドの値が「ToOn」又は/及び「ToOff」に設定されたGetOptionsResponseを受信した場合には、図6(b)に示すGUIを表示部422に表示させるようにクライアント装置である。
そして、本実施例では、例えば、図6(a)に示すGUIが表示された状態で、設定ボタン325が押下された場合には、図5において、SetImagingSettingsコマンドを送信するように構成しても良い。同様に、例えば、図6(b)に示すGUIが表示された状態で、設定ボタン325が押下された場合には、図5において、SetImagingSettingsコマンドを送信するように構成しても良い。
また、本実施形態における撮像装置に対してステッピングモーターなどの動力源を追加し、追加した動力源により、撮像光学系2がパン方向またはチルト方向に回転するように構成しても良い。さらに、本実施形態における撮像装置に対し、半球形状に形成されたドームカバーを追加しても良い。このドームカバーは、透明性を有し、半球形状に形成される。さらに、このドームカバーは、撮像光学系2を覆う。
なお、本実施例のCPU26は、ResponseTimeに対応する時間(期間)継続して、BoundaryOffsetに対応する輝度を被写体輝度が下回っている場合に、撮像光学系2の光路をIRCF4の光路から抜き去る。また、本実施例のCPU26は、ResponseTimeに対応する時間(期間)継続して、BoundaryOffsetに対応する輝度を被写体輝度が上回っている場合に、撮像光学系2の光路にIRCF4を挿入する。
なお、上述したように、本実施例の動作情報は、撮像光学系2の光路にIRCF4を挿入する場合であるのか、撮像光学系2の光路からIRCF4を抜去する場合であるのか、当該挿入および当該抜去の両方共通の場合のいずれであるのかを示す。
続いて、図8乃至図13を参照しながら、上述の実施例について詳細に説明する。なお、以下の説明では、上述の実施例に対応するものと同一の要素には同一符合を付し、その説明を省略することがある。
そして、本明細書において、フィールドの値とは、タグに対応する値を意味する。たとえば、IrCutFilterAutoAdjustmentフィールドの値とは、<IrCutFilterAutoAdjustment>タグに対応する値を意味する。
また、たとえば、BoundaryTypeフィールドの値とは、<BoundaryType>タグに対応する値を意味する。たとえば、ResponseTimeフィールドの値とは、<ResponseTime>タグに対応する値を意味する。
さらに、本実施例における撮像装置は、PoE(Power Over Ethernet(登録商標))に対応しており、LANケーブルを介して電力を供給されるものとする。
図8は、本実施例における撮像装置の詳細な構成を示すブロック図である。図8におけるゲイン設定回路7は、CPU26の指示に従って、撮像素子6から出力された映像信号に対するゲインを設定する。たとえば、ゲイン設定回路7は、CPU26の指示に従って、ホワイトバランスに用いる色信号ゲインを変更する。
映像信号処理回路8は、CPU26の指示に従って、撮像素子6から出力された映像信号のダイナミックレンジを変更する。
撮像素子駆動回路23は、CPU26の指示に従って、撮像素子6を駆動する。たとえば、撮像素子駆動回路23は、CPU26の指示に従って、撮像素子6の電荷蓄積時間を変更する。
CPU26は、画像処理機能を備える。たとえば、CPU26は、撮像素子6から出力された映像信号が明るくなるように画像処理を施す。
続いて、図9は、上記SetImagingSettingsコマンドの構成例を詳細に示す。図9(a)は、上記オプションフィールドを含む、SetImagingSettingsコマンドの構成を示す図である。図9(a)において、IrCutFilterフィールドの値がAUTOになっていることにより、IRCFの挿脱を撮像装置自身に自動で制御させることが指示される。
したがって、本実施例では、IrCutFilterフィールドの値がAUTOになっているSetImagingSettingsコマンドは、自動挿脱制御命令に相当する。なお、自動挿脱制御命令とは、IRCF駆動回路24によるIRCF4の挿脱を本実施例の撮像装置に自動で制御させるための命令である。
本実施例では、IrCutFilterフィールドの値がAUTOの場合、その後にIrCutFilterAutoAdjustmentフィールドを記述することができるようになっている。上述したように、当該のIrCutFilterAutoAdjustmentフィールドは省略することもできる。
上述したように、IrCutFilterAutoAdjustmentフィールドの内部には、BoundaryTypeフィールド、BoundaryOffsetフィールド、及び、ResponseTimeフィールドが記述される。
すなわち、図9(a)で示すように、SetImagingSettingsコマンドには、<BoundaryType>タグ、<BoundaryOffset>タグおよび<ResponseTime>タグのそれぞれをこの順に記述することができる。
さらに、上述したように、BoundaryOffsetフィールド、及び、ResponseTimeフィールドは、省略可能になっている。
また、上述したが、上記BoundaryTypeフィールドによって、IRCFの挿入、抜去のいずれの場合に、当該IrCutFilterAutoAdjustmentフィールドに指定される動作を有効にするのかを、指定することができる。
すなわち、BoundaryTypeフィールドの値がToOnの場合、IRCFが挿入されるとき有効になり、BoundaryTypeフィールドの値がToOffの場合、IRCFが抜去されるとき有効になる。
また、BoundaryTypeフィールドの値がCommonの場合、挿入、抜去両方の場合に、有効になるようになっている。また、上述したように、上記BoundaryOffsetの値によって輝度閾値が、上記ResponseTimeフィールドによって遅延時間が、夫々設定される。
したがって、本実施例では、値としてToOnが対応付けられた<BoudaryType>タグは、挿入指定可能情報に相当する。この挿入指定可能情報は、この<BoundaryType>タグに対応付けられた<BoundaryOffset>タグの値や<ResponseTime>タグの値に基づき、CPU26が次のような判定を行うことを指定することができる。すなわち、撮像光学系2の光路にIRCF4を挿入するか否かの判定である。
また、本実施例では、値としてToOffが対応付けられた<BoundaryType>タグは、抜去指定可能情報に相当する。この抜去指定可能情報は、この<BoundaryType>タグに対応付けられた<BoundaryOffset>タグの値や<ResponseTime>タグの値に基づき、CPU26が次のような判定を行うことを指定することができる。すなわち、撮像光学系2の光路からIRCF4を抜去するか否かの判定である。
また、本実施例では、値としてCommonが対応付けられた<BoundaryType>タグは、共通指定可能情報に相当する。この共通指定可能情報は、この<BoundaryType>タグに対応付けられた<BoundaryOffset>タグの値や<ResponseTime>タグの値を、CPU26が次の2つの判定に共通して用いることを指定する。すなわち、撮像光学系2の光路にIRCF4を挿入するか否かの判定、および撮像光学系2の光路からIRCF4を抜去するか否かの判定である。
図9(b)は、上記ResponseTimeフィールドが省略された場合の、上記SetImagingSettingsコマンドの構成を示す。このようにResponseTimeフィールドが省略された場合、上述したように本実施例の撮像装置は、撮像装置自身が遅延時間パラメータの動作を決定する。
本実施例では、例えばEEPROM28に予め格納してあり、CPU26は当該遅延時間をEEPROM28から読み出して判定回路20に設定するようになっている。また、図9(b)では、IRCFが挿入されるときに、IrCutFilterAutoAdjustmentフィールドに指定される動作が有効になるように、BoundaryTypeフィールドの値にToOnの値が設定されている。
図9(c)は、上記BoundaryTypeフィールドの値が、Commonの場合の、上記SetImagingSettingsコマンドの構成を示す。この場合、IRCF4の挿入、抜去両方の場合に、上記BoundaryOffsetの値、及び、上記ResponseTimeの値が有効になるようになっている。
また、上述したように、上記BoundaryOffsetの値によって輝度閾値が、上記ResponseTimeフィールドによって遅延時間が、夫々設定される。
図9(d)は、上記IrCutFilterAutoAdjustmentフィールドを省略した場合の、上記SetImagingSettingsコマンドの構成を示す。
ここで、本実施例の撮像装置は、次のようなSetImagingSettingsコマンドを受信した場合に、全てのIRCF挿脱の制御を当該撮像装置自身が決定するようになっている。即ち、IrCutFilterAutoAdjustmentフィールドが省略されたIRCFを自動設定するSetImagingSettingsコマンドである。
図9(e)は、上記IrCutFilterフィールドの値がONの場合の、上記SetImagingSettingsコマンドの構成を示す。また、図9(f)は、上記IrCutFilterフィールドの値がOFFの場合の、上記SetImagingSettingsコマンドの構成を示す。
本実施例では、図9(e)や図9(f)のような場合、IrCutFilterAutoAdjustmentフィールドは設定されない構成になっている。
図9(g)は、IrCutFilterタグに対応する値がAUTOの場合の、SetImagingSettingsコマンドの構成を示す。
このSetImagingSettingsコマンドは、値としてToOnが設定されたBoundaryTypeタグに対応する第1のIrCutFilterAutoAdjustmentタグを含む。さらに、このSetImagingSettingsコマンドは、値として「ToOff」が設定されたBoundaryTypeタグに対応する、第2のIrCutFilterAutoAdjustmentタグも含む。
従って、CPU26は、IRCF4を挿入するか否かの判定に、第1のIrCutFilterAutoAdjustmentTypeタグに対応する、BoundaryOffsetタグおよびResponseTimeタグのそれぞれに対応する値を用いる。
また、CPU26は、IRCF4を抜去するか否かの判定に、第2のIrCutFilterAutoAdjustmentTypeタグに対応する、BoundaryOffsetタグおよびResponseTimeタグのそれぞれに対応する値を用いる。
また、SetImagingSettingsコマンドには、ToOnの値が対応付けられた<BoundaryType>タグ、ToOffの値が対応付けられた<BoundaryType>タグのそれぞれを、この順に記述することができる。(SetImagingSettingsコマンドは、ToOnの値が対応付けられた<BoundaryType>タグ、ToOffの値が対応付けられた<BoundaryType>タグのそれぞれを、この順に記述可能である。)
続いて、図5におけるGetOptionsコマンドおよびGetOptionsResponseについて、図10を用いて詳細に説明する。図10(a)は、VideoSourceTokenタグに対応する値が0のGetOptionsコマンドを示す。図10(b)、図10(c)のそれぞれは、GetOptionsResponseの一例を示したものである。
ここで、撮像光学系2の光路にIRCF4を挿入する際および撮像光学系2の光路からIRCF4を抜去する場合のそれぞれについて、IrCutFilterAutoAdjustmentを共通で指定することができる撮像装置を想定する。図10(b)は、このような想定の撮像装置が送信するGetOptionsResponseである。
また、撮像光学系2の光路にIRCF4を挿入する際および撮像光学系2の光路からIRCF4を抜去する場合のそれぞれについて、IrCutFilterAutoAdjustmentを別々に指定することができる撮像装置を想定する。図10(c)は、このような想定の撮像装置が送信するGetOptionsResponseである。
図10(b)において、<ImagingOptions20>タグには、3つの<img20:IrCutFilterModes>タグが対応付けられている。この3つの<Img20:IrCutFilterModes>タグのそれぞれは、ON、OFF、AUTOに対応付けられている。
したがって、図10(b)で想定されている撮像装置は、IrCutFilterフィールドの値としてON、OFFおよびAUTOが設定されたSetImagingSettingsコマンドにしたがって、動作することができる。
また、図10(b)において、<IrCutFilterAutoAdjustmentOptions>タグには、次の3つのタグが対応付けられている。すなわち、<img20:Mode>タグ、<img20:BoudaryOffset>タグおよび<img20:ResponseTime>タグである。
ここで、<img20:Mode>タグは、Commonが対応付けられている。これにより、図10(b)に示したGetOptionsResponseは、次のようなことを示すことになる。
すなわち、CPU26により用いられる<IrCutFilterAutoAdjustment>タグの情報を、撮像光学系2の光路にIRCF4を挿入する場合およびこの光路からIRCF4を抜去する場合のそれぞれについて共通で指定可能であることである。
また、<img20:BoundaryOffset>タグは、trueが対応付けられている。したがって、図10(b)で想定されている撮像装置は、<BoundaryOffset>タグに対応する値が設定されたSetImagingSettingsコマンドにしたがって、動作することができる。
さらに、<img20:ResponseTime>タグは、<img20:Min>タグおよび<img20:Max>タグが対応付けられている。したがって、図10(b)で想定されている撮像装置は、<ResponseTime>に対応する値として、0秒以上30分以内の時間が設定されたSetImagingSettingsコマンドに基づき、動作することができる。
また、図10(c)において、(図10(b)と同様、)<ImagingOptions20>タグには、3つの<img20:IrCutFilterModes>タグが対応付けられている。この3つの<Img20:IrCutFilterModes>タグのそれぞれは、ON、OFF、AUTOに対応付けられている。
また、図10(c)において、<IrCutFilterAutoAdjustmentOptions>タグには、次の4つのタグが対応付けられている。すなわち、2つの<img20:Mode>タグ、<img20:BoudaryOffset>タグおよび<img20:ResponseTime>タグである。
ここで、2つの<img20:Mode>タグのそれぞれは、ToOn、ToOffが対応付けられている。これにより、図10(c)に示したGetOptionsResponseは、次のようなことを示すことになる。
すなわち、CPU26により用いられる<IrCutFilterAutoAdjustment>タグの情報を、撮像光学系2の光路にIRCF4を挿入する場合およびこの光路からIRCF4を抜去する場合のそれぞれについて別々に指定可能であることである。
また、<img20:Mode>タグは、trueが対応付けられている。さらに、<img20:ResponseTime>タグは、<img20:Min>タグおよび<img20:Max>タグが対応付けられている。
なお、図10(b)および図10(c)で示したように、本実施形態では、<img20:Mode>タグに対応付けられた情報は、挿脱指定情報に相当する。
続いて、図11を用いて、本実施例の撮像装置によるIRCF4の挿脱制御を説明する。ここで、図11は、本実施例の撮像装置によるIRCF4の挿脱制御処理を説明するためのフローチャートである。
ここで、本実施例の撮像装置は、図10(c)で想定した撮像装置であるものとする。さらに、この撮像装置は、図9(g)に示すSetImagingSettingsコマンドを受信したものとする。なお、図11で示す処理は、このSetImagingSettingsコマンドを受信した後に、CPU26による実行が開始されるものとする。
ステップS1101では、CPU26は撮像光学系2の光路内にIRCF4が挿入されているか否かを判定する。
そして、CPU26は、撮像光学系2の光路内にIRCF4が挿入されていると判定した場合には、ステップS1102に処理を進める。一方、CPU26は、撮像光学系2の光路内にIRCF4が挿入されていないと判定した場合には、ステップS1107に処理を進める。
ステップS1102では、CPU26は、被写体輝度が所定の輝度閾値よりも低いか否かを判定する。具体的には、CPU26は、輝度測定回路18から出力された被写体輝度と、値がToOnに設定された<BoundaryType>タグに対応付けられた<BoundaryOffset>タグに対応する値と、に基づき、判定回路20に判定させる。
たとえば、CPU26は、値がToOnに設定された<BoundaryType>タグに対応付けられた<BoundaryOffset>タグの値(0.16)に対応する閾値情報をEEPROM28から読み出す。次に、CPU26は、読み出した閾値情報により示される輝度閾値を判定回路20に設定する。
そして、判定回路20は、輝度測定回路18から出力された被写体輝度がCPU26により設定された輝度閾値よりも低いか否かを判定する。
CPU26は、輝度測定回路18から出力された被写体輝度がCPU26に設定された輝度閾値よりも低いと判定回路20が判定した場合には、ステップS1103に処理を進める。一方、CPU26は、輝度測定回路18から出力された被写体輝度がCPU26に設定された輝度閾値よりも低くないと判定回路20が判定した場合には、ステップS1101に処理を戻す。
ステップS1103では、CPU26は、計時回路22に指示し、計時を開始させる。具体的には、CPU26は、値がToOnに設定された<BoundaryType>タグに対応付けられた<ResponseTime>タグに対応する値(1分30秒)を、計時回路22に設定し、計時を開始させる。
ステップS1104は、ステップS1102と同様であるので、その説明を省略する。
ステップS1105では、CPU26は、ステップS1103で計時を開始してから、所定時間が経過したか否かを判定する。具体的には、CPU26は、計時回路22により時間経過信号を入力されたか否かを判定する。
そして、CPU26は、計時回路22により時間経過信号を入力された場合には、ステップS1103で計時を開始してから所定時間が経過したと判定し、ステップS1106に処理を進める。一方、CPU26は、計時回路22により時間経過信号を入力されなかった場合には、ステップS1103で計時を開始してから所定時間が経過していないと判定し、ステップS1104に処理を戻す。
ステップS1106では、CPU26は、IRCF駆動回路24に指示し、撮像光学系2の光路にIRCF4を挿入する。なお、本実施形態におけるIRCF駆動回路24は、撮像光学系2の光路にIRCF4を挿脱する挿脱部に相当する。また、本実施形態におけるCPU26は、IRCF駆動回路24を自動で制御する制御部に相当する。
ステップS1107では、CPU26は、被写体輝度が所定の輝度閾値よりも高いか否かを判定する。具体的には、CPU26は、輝度測定回路18から出力された被写体輝度と、値がToOffに設定された<BounadryType>タグに対応付けられた<BoundaryOffset>タグに対応する値と、に基づき、判定回路20に判定させる。
たとえば、CPU26は、値がToOffに設定された<BoundaryType>タグに対応付けられた<BoundaryOffset>タグの値(−0.62)に対応する閾値情報をEEPROM28から読み出す。次に、CPU26は、読み出した閾値情報により示される輝度閾値を判定回路20に設定する。
そして、判定回路20は、輝度測定回路18から出力された被写体輝度がCPU26により設定された輝度閾値よりも高いか否かを判定する。
CPU26は、輝度測定回路18から出力された被写体輝度がCPU26に設定された輝度閾値よりも高いと判定回路20が判定した場合には、ステップS1108に処理を進める。一方、CPU26は、輝度測定回路18から出力された被写体輝度がCPU26に設定された輝度閾値よりも高くないと判定回路20が判定した場合には、ステップS1101に処理を戻す。
ステップS1108では、CPU26は、計時回路22に指示し、計時を開始させる。具体的には、CPU26は、値がToOffに設定された<BoundaryType>タグに対応付けられた<ResponseTime>タグに対応する値(1分10秒)を、計時回路22に設定し、計時を開始させる。
ステップS1109は、ステップS1107と同様であるので、その説明を省略する。
ステップS1110は、ステップS1105と同様であるので、その説明を省略する。
ステップS1111では、CPU26は、IRCF駆動回路24に指示し、撮像光学系2の光路からIRCF4を抜去する。
続いて、図10(b)で想定した撮像装置が本実施形態の撮像装置である場合についても、図11を用いて説明する。この場合、本実施形態の撮像装置は、図8(c)に示すSetImagingSettingsコマンドを受信したものとする。なお、図11に関する以下の説明では、上述の図11の説明との相違点についてのみ説明する。
ステップS1102では、CPU26は、被写体輝度が所定の輝度閾値よりも低いか否かを判定する。具体的には、CPU26は、輝度測定回路18から出力された被写体輝度と、値がCommonに設定された<BoundaryType>タグに対応付けられた<BoundaryOffset>タグに対応する値と、に基づき、判定回路20に判定させる。
たとえば、CPU26は、値がCommonに設定された<BoundaryType>タグに対応付けられた<BoundaryOffset>タグの値(0.52)に対応する閾値情報をEEPROM28から読み出す。次に、CPU26は、読み出した閾値情報により示される輝度閾値を判定回路20に設定する。
そして、判定回路20は、輝度測定回路18から出力された被写体輝度がCPU26により設定された輝度閾値よりも低いか否かを判定する。
CPU26は、輝度測定回路18から出力された被写体輝度がCPU26に設定された輝度閾値よりも低いと判定回路20が判定した場合には、ステップS1103に処理を進める。一方、CPU26は、輝度測定回路18から出力された被写体輝度がCPU26に設定された輝度閾値よりも低くないと判定回路20が判定した場合には、ステップS1101に処理を戻す。
ステップS1103では、CPU26は、計時回路22に指示し、計時を開始させる。具体的には、CPU26は、値がCommonに設定された<BoundaryType>タグに対応付けられた<ResponseTime>タグに対応する値(1分15秒)を、計時回路22に設定し、計時を開始させる。
ステップS1107では、CPU26は、被写体輝度が所定の輝度閾値よりも高いか否かを判定する。具体的には、CPU26は、輝度測定回路18から出力された被写体輝度と、値がCommonに設定された<BounadryType>タグに対応付けられた<BoundaryOffset>タグに対応する値と、に基づき、判定回路20に判定させる。
たとえば、CPU26は、値がCommonに設定された<BoundaryType>タグに対応付けられた<BoundaryOffset>タグの値(−0.52)に対応する閾値情報をEEPROM28から読み出す。次に、CPU26は、読み出した閾値情報により示される輝度閾値を判定回路20に設定する。
そして、判定回路20は、輝度測定回路18から出力された被写体輝度がCPU26により設定された輝度閾値よりも高いか否かを判定する。
CPU26は、輝度測定回路18から出力された被写体輝度がCPU26に設定された輝度閾値よりも高いと判定回路20が判定した場合には、ステップS1108に処理を進める。一方、CPU26は、輝度測定回路18から出力された被写体輝度がCPU26に設定された輝度閾値よりも高くないと判定回路20が判定した場合には、ステップS1101に処理を戻す。
ステップS1108では、CPU26は、計時回路22に指示し、計時を開始させる。具体的には、CPU26は、値がCommonに設定された<BoundaryType>タグに対応付けられた<ResponseTime>タグに対応する値(1分15秒)を、計時回路22に設定し、計時を開始させる。
続いて、図12を用いて、本実施例の外部クライアントによる自動赤外遮断フィルタ設定GUI表示処理を説明する。ここで、図12は、この自動赤外遮断フィルタ設定GUI表示処理を説明するためのフローチャートである。なお、図12で示す処理は、入力部408がユーザの指示をCPU426に入力した後に、CPU426による実行が開始されるものとする。
ステップS1201では、CPU426は、I/F414に指示し、GetOptionsコマンドを本実施例の撮像装置に送信させる。
ステップS1202では、CPU426は、GetOptionsResponseを本実施例の撮像装置から受信したか否かを判定する。
そして、CPU426は、GetOptionsResponseを本実施例の撮像装置から受信したと判定した場合には、ステップS1203に処理を進める。一方、CPU426は、GetOptionsResponseを本実施例の撮像装置から受信していないと判定した場合には、ステップS1202に処理を進める。
ステップS1203では、CPU426は、ステップS1202で受信したと判定されたGetOptionsResponseの<img20:Modes>タグに対応する値がCommonであるのか、それともToOnおよびToOffであるのかを判定する。
そして、CPU426は、ステップS1202で受信したと判定されたGetOptionsResponseの<img20:Modes>タグに対応する値がToOnおよびToOffであると判定した場合には、ステップS1214に処理を進める。なお、ステップS1214の処理については後述する。
ステップS1204では、CPU426は、自動赤外遮断フィルタ設定GUIにおいて、Common選択チェックボックス303をチェック(選択)する。
ステップS1205では、CPU426は、自動赤外遮断フィルタ設定GUIにおいて、ToOn選択チェックボックス305およびToOff選択チェックボックス307の選択を不可とする。
ステップS1206では、CPU426は、ステップS1202で受信したと判定されたGetOptionsResponseの<img20:BoundaryOffset>タグに対応する値がtrueであるのか否かを判定する。そして、CPU426は、ステップS1202で受信したと判定されたGetOptionsResponseの<img20:BoundaryOffset>タグに対応する値がtrueである場合には、ステップS1207に処理を進める。
一方、CPU426は、ステップS1202で受信したと判定されたGetOptionsResponseの<img20:BoundaryOffset>タグに対応する値がtrueでない場合には、ステップS1212に処理を進める。
ステップS1207では、CPU426は、自動赤外遮断フィルタ設定GUIにおいて、第一の輝度閾値設定スケール321とBoundaryOffset設定数値ボックス309におけるCommon相当部とを設定可能にする。
ステップS1208では、CPU426は、自動赤外遮断フィルタ設定GUIにおいて、第一の輝度閾値設定スケール321とBoundaryOffset設定数値ボックス309におけるCommon相当部とを設定不可能とする。
ステップS1209では、CPU426は、自動赤外遮断フィルタ設定GUIにおいて、第二の輝度閾値設定スケール319とBoundaryOffset設定数値ボックス309におけるToOn相当部およびToOff相当部とを設定不可能とする。
ステップS1210では、ステップS1202で受信したと判定されたGetOptionsResponseが<img20:ResponseTime>タグを含むか否かを、CPU426は判定する。そして、CPU426は、ステップS1202で受信したと判定されたGetOptionsResponseが<img20:ResponseTime>タグを含むと判定した場合には、ステップS1211に処理を進める。
一方、CPU426は、ステップS1202で受信したと判定されたGetOptionsResponseが<img20:ResponseTime>タグを含まないと判定した場合には、ステップS1212に処理を進める。
ステップS1211では、CPU426は、自動赤外遮断フィルタ設定GUIにおいて、第1の遅延時間設定スケール321と遅延時間設定数値ボックス311におけるCommon相当部とを設定可能にする。
ステップS1212では、CPU426は、自動赤外遮断フィルタ設定GUIにおいて、第1の遅延時間設定スケール321と遅延時間設定数値ボックス311におけるCommon相当部とを設定不可能にする。
ステップS1213では、CPU426は、自動赤外遮断フィルタ設定GUIにおいて、第二の遅延時間設定スケール321と遅延時間設定数値ボックス311におけるToOn相当部およびToOff相当部とを設定不可能にする。
ステップS1214では、CPU426は、自動赤外遮断フィルタ設定GUIにおいて、Common選択チェックボックス303の選択を不可とする。
ステップS1215では、CPU426は、自動赤外遮断フィルタ設定GUIにおいて、ToOn選択チェックボックス305およびToOff選択チェックボックス307をチェック(選択)する。
ステップS1216では、ステップS1206と同様であるので、その説明を省略する。
ステップS1217では、CPU426は、自動赤外遮断フィルタ設定GUIにおいて、第一の輝度閾値設定スケール321を設定可能にする。さらに、CPU426は、自動赤外遮断フィルタ設定GUIにおいて、BoundaryOffset設定数値ボックス309におけるCommon相当部を設定不可能にする。
ステップS1218では、CPU426は、自動赤外遮断フィルタ設定GUIにおいて、第二の輝度閾値設定スケール323とBoundaryOffset設定数値ボックス309におけるToOn相当部およびToOff相当部とを設定可能にする。
ステップS1219は、ステップS1208と同様であるので、その説明を省略する。
ステップS1220は、ステップS1209と同様であるので、その説明を省略する。
ステップS1221は、ステップS1210と同様であるので、その説明を省略する。
ステップS1222では、CPU426は、自動赤外遮断フィルタ設定GUIにおいて、第二の遅延時間設定スケール323と遅延時間設定数値ボックス311におけるToOn相当部およびToOff相当部とを設定可能にする。
ステップS1223では、CPU426は、自動赤外遮断フィルタ設定GUIにおいて、第二の遅延時間設定スケール323と遅延時間設定数値ボックス311におけるToOn相当部およびToOff相当部とを設定可能にする。
ステップS1224は、ステップS1212と同様であるので、その説明を省略する。
ステップS1225は、ステップS1213と同様であるので、その説明を省略する。
続いて、図13を用いて、本実施例の外部クライアントによるSetImagingSettings発行処理を説明する。ここで、図13は、このSetImagingSettings発行処理を説明するためのフローチャートである。なお、図13で示す処理は、入力部408がユーザの指示をCPU426に入力した後に、CPU426による実行が開始されるものとする。
たとえば、CPU426は、自動赤外遮断フィルタ設定GUIにおける設定ボタン325が押下されたか否かを判定する。そして、CPU426は、設定ボタン325が押下されたと判定した場合には、図13で示す処理を開始し、設定ボタン325が押下されていないと判定した場合には、図13で示す処理を開始しない。
ステップS1301では、CPU426は、図9(d)に示すようなSetImagingSettingsコマンドを生成し、生成したSetImagingSettingsコマンドをメモリ428に記憶させる。ここで、このSetImagingSettingsコマンドの<IrCutFilter>タグに対応する値は、AUTOである。
ステップS1302では、CPU426は、Common選択チェックボックス303が選択されているのか、それともToOn選択チェックボックス305およびToOff選択チェックボックス307の両方が選択されているのかを判定する。
そして、CPU426は、Common選択チェックボックス303が選択されていると判定した場合には、ステップS1303に処理を進める。一方、CPU426は、ToOn選択チェックボックス305およびToOff選択チェックボックス307の両方が選択されていると判定した場合には、ステップS1309に処理を進める。
ステップS1303では、CPU426は、ステップS1301でメモリ428に記憶させたSetImagingSettingsコマンドに、値がCommonに設定された<BoundaryType>タグに対応する記述を追加する。
これにより、このSetImagingSettingsコマンドの<IrCutFilterAutoAdjustment>タグには、値がCommonに設定された<BoundaryType>タグが対応付けられる。
ステップS1304では、CPU426は、BoundaryOffset設定数値ボックス309におけるCommon相当部に値が設定されているか否かを判定する。そして、CPU426は、BoundaryOffset設定数値ボックス309におけるCommon相当部に値が設定されていると判定した場合には、ステップS1305に処理を進める。
一方、CPU426は、BoundaryOffset設定数値ボックス309におけるCommon相当部に値が設定されていないと判定した場合には、ステップS1306に処理を進める。
ステップS1305では、CPU426は、ステップS1301でメモリ428に記憶させたSetImagingSettingsコマンドに、次のような記述を追加する。
すなわち、ステップS1304で設定されていると判定された値が設定された<BoundaryType>タグに対応する記述である。
これにより、このSetImagingSettingsコマンドの<IrCutFilterAutoAdjustment>タグには、ステップS1304で設定されていると判定された値が設定された<BoundaryOffset>タグが対応付けられる。
ステップS1306では、CPU426は、遅延時間設定数値ボックス311におけるCommon相当部に値が設定されているか否かを判定する。そして、CPU426は、遅延時間設定数値ボックス311におけるCommon相当部に値が設定されていると判定した場合には、ステップS1307に処理を進める。
一方、CPU426は、遅延時間設定数値ボックス311におけるCommon相当部に値が設定されていないと判定した場合には、ステップS1308に処理を進める。
ステップS1307では、CPU426は、ステップS1301でメモリ428に記憶させたSetImagingSettingsコマンドに、次のような記述を追加する。すなわち、ステップS1306で設定されていると判定された値が設定された<ResponseTime>タグに対応する記述である。
これにより、このSetImagingSettingsコマンドの<IrCutFilterAutoAdjustment>タグには、次のような記述が対応付けられる。すなわち、ステップS1306で設定されていると判定された値が記述された<ResponseTime>タグに対応する記述である。
ステップS1308では、CPU426は、I/F414に指示し、ステップS1301でメモリ428に記憶させたSetImagingSettingsコマンドを本実施例の撮像装置に送信させる。
ステップS1309では、CPU426は、ステップS1301でメモリ428に記憶させたSetImagingSettingsコマンドに、次のような第1および第2の<IrCutFilterAutoAdjustment>タグの記述を追加する。
すなわち、値がToOnに設定された<BoundaryType>タグを含む第1の<IrCutFilterAutoAdjustment>である。また、値がToOffに設定された<BoundaryType>タグを含む第2の<IrCutFilterAutoAdjustment>タグである。
ステップS1310では、CPU426は、BoundaryOffset設定数値ボックス309におけるToOn相当部に値が設定されているか否かを判定する。そして、CPU426は、BoundaryOffset設定数値ボックス309におけるToOff相当部に値が設定されていると判定した場合には、ステップS1311に処理を進める。
一方、CPU426は、BoundaryOffset設定数値ボックス309におけるToOff相当部に値が設定されていないと判定した場合には、ステップS1312に処理を進める。
ステップS1311では、CPU426は、ステップS1301でメモリ428に記憶させたSetImagingSettingsコマンドに含まれる第1の<IrCutFilterAutoAdjustment>タグに、次のような記述を追加する。すなわち、ステップS1310で設定されていると判定された値が設定された<BoundaryOffset>タグに対応する記述である。
これにより、このSetImagingSettingsコマンドの第1の<IrCutFilterAutoAdjustment>タグには、次のような<BoundaryOffset>タグが対応付けられる。すなわち、ステップS1310で設定されていると判定された<BoundaryOffset>タグである。
ステップS1312では、CPU426は、BounadryOffset設定数値ボックス309におけるToOff相当部に値が設定されているか否かを判定する。そして、CPU426は、BoundaryOffset設定数値ボックス309に値が設定されていると判定した場合には、ステップS1313に処理を進める。
一方、CPU426は、BoundaryOffset設定数値ボックス309におけるToOff相当部に値が設定されていないと判定した場合には、ステップS1314に処理を進める。
ステップS1313では、CPU426は、ステップS1301でメモリ428に記憶させたSetImagingSettingsコマンドに含まれる第2の<IrCutFilterAutoAdjustment>タグに、次のような記述を追加する。すなわち、ステップS1312で設定されていると判定された値が設定された<BoundaryOffset>タグである。
ステップS1314では、CPU426は、遅延時間設定数値ボックス311におけるToOn相当部に値が設定されているか否かを判定する。そして、CPU426は、遅延時間設定数値ボックス311におけるToOn相当部に値が設定されていると判定した場合には、ステップS1315に処理を進める。
一方、CPU426は、遅延時間設定数値ボックス311におけるToOn相当部に値が設定されていないと判定した場合には、ステップS1316に処理を進める。
ステップS1315では、CPU426は、ステップS1301でメモリ428に記憶させたSetImagingSettingsコマンドに含まれる第1の<IrCutFilterAutoAdjustment>タグに、次のような記述を追加する。すなわち、ステップS1314で設定されていると判定された値が設定された<ResponseTime>タグである。
ステップS1316では、CPU426は、遅延時間設定数値ボックス311におけるToOff相当部に値が設定されているか否かを判定する。そして、CPU426は、遅延時間設定数値ボックス311におけるToOff相当部に値が設定されていると判定した場合には、ステップS1317に処理を進める。
一方、CPU426は、遅延時間設定数値ボックス311におけるToOff相当部に値が設定されていないと判定した場合には、ステップS1308に処理を進める。
ステップS1317では、CPU426は、ステップS1301でメモリ428に記憶させたSetImagingSettingsコマンドに含まれる第2の<IrCutFilterAutoAdjustment>タグに、次のような記述を追加する。すなわち、ステップS1316で設定されていると判定された値が記述された<ResponseTime>タグに対応する記述である。
これにより、このSetImagingSettingsコマンドの第1の<IrCutFilterAutoAdjustment>タグには、次のような<ResponseTime>タグが対応付けられる。すなわち、ステップS1316で設定されていると判定された値が設定された<ResponseTime>タグに対応する記述である。
なお、本実施例の撮像装置およびクライアント装置は、本実施例におけるXSDで定義されたコマンドを、ファイル形式で保存する。
また、本実施例の撮像装置のImaging Serviceを示すアドレスは、この撮像装置のVideo Analytics Serviceを示すアドレス、およびこの撮像装置のPTZ Serviceを示すアドレスと同じであるものとする。しかしながら、これに限られるものではない。たとえば、これらのアドレスのそれぞれは、互いに異なっていてもよい。
なお、本実施例では、第1のIrCutFilterAutoAdjustmentタグ、及び第2のIrCutFilterAutoAdjustmentタグのそれぞれは、この順にSetImagingSettingコマンドに記述されるものとする。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
2 撮像光学系
4 赤外線遮断フィルタ(IRCF)
6 撮像素子
14 通信回路
24 IRCF駆動回路

Claims (33)

  1. 撮像光学系と前記撮像光学系により結像された被写体の像を撮像する撮像部と赤外線を遮断する赤外線遮断フィルタと前記撮像光学系の光路に対して前記赤外線遮断フィルタを挿脱する挿脱部とを有する撮像装置に、ネットワークを介して接続可能なクライアント装置であって、
    前記挿脱部による赤外線遮断フィルタの挿脱を前記撮像装置に自動で制御させるための自動挿脱制御命令と前記赤外線遮断フィルタの挿脱に関する付加情報とを、前記ネットワークを介して前記撮像装置に送信する送信手段と、
    前記送信手段で送信された付加情報を前記撮像装置が用いるのは、前記赤外線遮断フィルタを前記光路に挿入する場合であるのか、前記赤外線遮断フィルタを前記光路から抜去する場合であるのか、当該挿入および当該抜去の両方の場合のいずれであるのかを示す動作情報を、前記ネットワークを介して前記撮像装置から取得する取得手段と、
    を備えることを特徴とするクライアント装置。
  2. 前記取得手段により取得された動作情報が示す場合に対応する付加情報を設定可能とする設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のクライアント装置。
  3. 前記設定手段は、前記赤外線遮断フィルタを前記光路に挿入する場合を前記取得手段で取得された動作情報が示す場合には、当該挿入に対応する付加情報を設定可能とし、前記赤外線遮断フィルタを前記光路から抜去する場合を前記取得手段で取得された動作情報が示す場合には、当該抜去の場合に対応する付加情報を設定可能とし、当該挿入および当該抜去の両方の場合を前記取得手段で取得された動作情報が示す場合には、当該両方の場合に対応する付加情報を設定可能とすることを特徴とする請求項2に記載のクライアント装置。
  4. 前記設定手段は、前記赤外線遮断フィルタを前記光路に挿入する場合および前記赤外線遮断フィルタを前記光路から抜去する場合の両方の場合を前記取得手段で取得された動作情報が示す場合には、当該両方の場合に対応する付加情報を設定可能とし、当該挿入に対応する付加情報および当該抜去に対応する付加情報を設定不可能とすることを特徴とする請求項3に記載のクライアント装置。
  5. 前記付加情報は、輝度を示す輝度情報を含むことを特徴とする請求項4に記載のクライアント装置。
  6. 前記輝度情報の値の範囲は、所定の範囲に制限されていることを特徴とする請求項5に記載のクライアント装置。
  7. 前記赤外線遮断フィルタが前記光路に挿入されているのか、それとも前記赤外線遮断フィルタが前記光路から抜去されているのかを示す挿脱状態情報を前記撮像装置に問い合わせる問い合わせ手段をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載のクライアント装置。
  8. ネットワークを介してクライアント装置に接続可能な撮像装置であって、
    撮像光学系と、
    前記撮像光学系により結像された被写体の像を撮像する撮像手段と、
    赤外線を遮断する赤外線遮断フィルタと、
    前記撮像光学系の光路に対して前記赤外線遮断フィルタを挿脱する挿脱手段と、
    前記挿脱部による赤外線遮断フィルタの挿脱を前記撮像装置に自動で制御させるための自動挿脱制御命令と前記赤外線遮断フィルタの挿脱に関する付加情報とを、前記ネットワークを介して前記クライアント装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信された付加情報を前記撮像装置が用いるのは、前記赤外線遮断フィルタを前記光路に挿入する場合であるのか、前記赤外線遮断フィルタを前記光路から抜去する場合であるのか、当該挿入および当該抜去の両方の場合のいずれであるのかを示す動作情報を、前記ネットワークを介して前記クライアント装置に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  9. 前記受信手段により受信された自動挿脱制御命令に前記動作情報が含まれているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記動作情報が判定された場合に、前記受信手段により受信された自動挿脱制御命令に対する返信としてエラー情報を返信する返信手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. ネットワークを介してクライアント装置に接続可能な撮像装置であって、
    撮像光学系と、
    前記撮像光学系により結像された被写体の像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像光学系の光路に対する赤外線遮断フィルタの挿脱を前記撮像装置に自動で制御させるための自動挿脱制御命令と前記赤外線遮断フィルタの挿脱に関する付加情報とを、前記ネットワークを介して前記クライアント装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された付加情報に基づいて、前記撮像装置の撮影モードを白黒モードおよびカラーモードのいずれか一方に変更する変更手段と、
    前記受信手段により受信された付加情報を前記変更手段が用いるのは、前記赤外線遮断フィルタを前記光路に挿入する場合であるのか、前記赤外線遮断フィルタを前記光路から抜去する場合であるのか、当該挿入および当該抜去の両方の場合のいずれであるのかを示す動作情報を、前記ネットワークを介して前記クライアント装置に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  11. ネットワークを介してクライアント装置に接続可能な撮像装置であって、
    撮像光学系と、
    前記撮像光学系により結像された被写体の像を撮像して映像信号を出力する撮像手段と、
    前記撮像光学系の光路に対する赤外線遮断フィルタの挿脱を前記撮像装置に自動で制御させるための自動挿脱制御命令と前記赤外線遮断フィルタの挿脱に関する付加情報とを、前記ネットワークを介して前記クライアント装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された自動挿脱制御命令および付加情報に基づき、前記撮像手段により出力された映像信号が明るくなるように画像処理をする画像処理手段と、
    前記受信手段により受信された付加情報を前記画像処理手段が用いるのは、前記赤外線遮断フィルタを前記光路に挿入する場合であるのか、前記赤外線遮断フィルタを前記光路から抜去する場合であるのか、当該挿入および当該抜去の両方の場合のいずれであるのかを示す動作情報を、前記ネットワークを介して前記クライアント装置に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  12. ネットワークを介してクライアント装置に接続可能な撮像装置であって、
    撮像光学系と、
    前記撮像光学系により結像された被写体の像を撮像して映像信号を出力する撮像手段と、
    前記撮像光学系の光路に対する赤外線遮断フィルタの挿脱を前記撮像装置に自動で制御させるための自動挿脱制御命令と前記赤外線遮断フィルタの挿脱に関する付加情報とを、前記ネットワークを介して前記クライアント装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された自動挿脱制御命令および付加情報に基づき、前記撮像手段により出力される映像信号に対するゲインを制御する制御手段と、
    前記受信手段により受信された付加情報を前記制御手段が用いるのは、前記赤外線遮断フィルタを前記光路に挿入する場合であるのか、前記赤外線遮断フィルタを前記光路から抜去する場合であるのか、当該挿入および当該抜去の両方の場合のいずれであるのかを示す動作情報を、前記ネットワークを介して前記クライアント装置に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  13. 撮像装置と当該撮像装置とネットワークで接続されたクライアント装置とで構成される撮像システムであって、
    前記撮像装置は、
    撮像光学系と、
    前記撮像光学系により結像された被写体の像を撮像する撮像手段と、
    赤外線を遮断する赤外線遮断フィルタと、
    前記撮像光学系の光路に対して前記赤外線遮断フィルタを挿脱する挿脱手段と、
    を備え、
    前記クライアント装置は、
    前記挿脱手段による赤外線遮断フィルタの挿脱を前記撮像装置に自動で制御させるための自動挿脱制御命令と前記赤外線遮断フィルタの挿脱に関する付加情報とを、前記ネットワークを介して前記撮像装置に送信する送信手段と、
    前記送信手段で送信された付加情報を前記撮像装置が用いるのは、前記赤外線遮断フィルタを前記光路に挿入する場合であるのか、前記赤外線遮断フィルタを前記光路から抜去する場合であるのか、当該挿入および当該抜去の両方の場合のいずれであるのかを示す動作情報を、前記ネットワークを介して前記撮像装置から取得する取得手段と、
    を備えることを特徴とする撮像システム。
  14. 撮像光学系と前記撮像光学系により結像された被写体の像を撮像する撮像部と赤外線を遮断する赤外線遮断フィルタと前記撮像光学系の光路に対して前記赤外線遮断フィルタを挿脱する挿脱部とを有する撮像装置に、ネットワークを介して接続可能なクライアント装置の制御方法であって、
    前記挿脱部による赤外線遮断フィルタの挿脱を前記撮像装置に自動で制御させるための自動挿脱制御命令と前記赤外線遮断フィルタの挿脱に関する付加情報とを、前記ネットワークを介して前記撮像装置に送信する送信ステップと、
    前記送信ステップで送信された付加情報を前記撮像装置が用いるのは、前記赤外線遮断フィルタを前記光路に挿入する場合であるのか、前記赤外線遮断フィルタを前記光路から抜去する場合であるのか、当該挿入および当該抜去の両方の場合のいずれであるのかを示す動作情報を、前記ネットワークを介して前記撮像装置から取得する取得ステップと、
    を備えることを特徴とするクライアント装置の制御方法。
  15. 撮像光学系と、前記撮像光学系により結像された被写体の像を撮像する撮像手段と、赤外線を遮断する赤外線遮断フィルタと、前記撮像光学系の光路に対して前記赤外線遮断フィルタを挿脱する挿脱手段と、を有し、ネットワークを介してクライアント装置に接続可能な撮像装置の制御方法であって、
    前記挿脱部による赤外線遮断フィルタの挿脱を前記撮像装置に自動で制御させるための自動挿脱制御命令と前記赤外線遮断フィルタの挿脱に関する付加情報とを、前記ネットワークを介して前記クライアント装置から受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信された付加情報を前記撮像装置が用いるのは、前記赤外線遮断フィルタを前記光路に挿入する場合であるのか、前記赤外線遮断フィルタを前記光路から抜去する場合であるのか、当該挿入および当該抜去の両方の場合のいずれであるのかを示す動作情報を、前記ネットワークを介して前記クライアント装置に送信する送信ステップと、
    を備えることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  16. 撮像光学系と前記撮像光学系により結像された被写体の像を撮像する撮像部と赤外線を遮断する赤外線遮断フィルタと前記撮像光学系の光路に対して前記赤外線遮断フィルタを挿脱する挿脱部とを備える撮像装置と、当該撮像装置とネットワークで接続されたクライアント装置とで構成される撮像システムの制御方法であって、
    前記撮像装置にて、前記撮像光学系の光路に対する赤外線遮断フィルタの挿脱を前記撮像装置に自動で制御させるための自動挿脱制御命令と前記赤外線遮断フィルタの挿脱に関する付加情報とを、前記ネットワークを介して前記クライアント装置から受信する受信ステップと、
    前記クライアント装置にて、前記受信ステップにより受信された付加情報を前記撮像装置が用いるのは、前記赤外線遮断フィルタを前記光路に挿入する場合であるのか、前記赤外線遮断フィルタを前記光路から抜去する場合であるのか、当該挿入および当該抜去の両方の場合のいずれであるのかを示す動作情報を、前記ネットワークを介して前記撮像装置から取得する取得ステップと、
    を有することを特徴とする撮像システムの制御方法。
  17. 撮像装置と当該撮像装置にネットワークで接続されたクライアント装置とで構成される撮像システムであって、
    前記撮像装置は、
    撮像光学系と、
    前記撮像光学系により結像された被写体の像を撮像する撮像手段と、
    赤外線を遮断する赤外線遮断フィルタと、
    前記撮像光学系の光路に対して前記赤外線遮断フィルタを挿脱する挿脱手段と、
    前記挿脱手段による赤外線遮断フィルタの挿脱を前記撮像装置に自動で制御させるための自動挿脱制御命令とともに前記赤外線遮断フィルタの挿脱に関する自動調整情報を、
    前記ネットワークを介して前記クライアント装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された自動挿脱制御命令および自動調整情報に基づき、前記挿入手段を自動で制御する制御手段と、
    を備え、
    前記クライアント装置は、
    前記受信手段により受信された自動調整情報を前記制御手段が用いるのは、前記赤外線遮断フィルタを前記光路に挿入する場合であるのか、前記赤外線遮断フィルタを前記光路から抜去する場合であるのか、当該挿入および当該抜去の両方の場合のいずれであるのかを示す動作情報を、前記ネットワークを介して前記撮像装置から取得する取得手段、
    を備えることを特徴とする撮像システム。
  18. 前記クライアント装置は、
    前記取得手段により動作情報が取得された後に、前記自動調整情報を前記ネットワークを介して前記撮像装置に送信する送信手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項17に記載の撮像システム。
  19. 前記送信手段は、前記取得手段により取得された動作情報に対応する動作情報を、前記ネットワークを介して前記撮像装置に送信することを特徴とする請求項18に記載の撮像システム。
  20. 前記クライアント装置は、
    前記取得手段により取得された動作情報が示す場合に対応する自動調整情報を入力するためのユーザーインターフェース手段、
    をさらに備えることを特徴とする請求項19に記載の撮像システム。
  21. 前記ユーザーインターフェース手段は、前記取得手段により取得された動作情報が前記両方の場合を示す場合には、当該両方の場合に対応する自動調整情報を入力可能とすることを特徴とする請求項20に記載の撮像システム。
  22. 前記クライアント装置は、
    前記挿入する場合に対応する自動調整情報と前記抜去する場合に対応する自動調整情報とを入力可能とするのか、それとも前記両方の場合に対応する自動調整情報を入力可能とするのかを選択する選択手段と、
    前記挿入する場合に対応する自動調整情報と前記抜去する場合に対応する自動調整情報とを入力可能にすると前記選択手段により選択された場合には、前記挿入する場合に対応する自動調整情報と前記抜去する場合に対応する自動調整情報とを入力可能とし、前記両方の場合に対応する自動調整情報を入力可能にすると前記選択手段により選択された場合には、前記両方の場合に対応する自動調整情報を入力可能にするユーザーインターフェース手段、
    をさらに備えることを特徴とする請求項17に記載の撮像システム。
  23. 前記ユーザーインターフェース手段は、前記挿入する場合に対応する自動調整情報と前記抜去する場合に対応する自動調整情報とを入力可能にするとともに、前記両方の場合に対応する自動調整情報を入力不可能にすることを特徴とする請求項22に記載の撮像装置。
  24. 前記ユーザーインターフェース手段は、前記両方の場合に対応する自動調整情報を入力可能にするとともに、前記挿入する場合に対応する自動調整情報と前記抜去する場合に対応する自動調整情報とを入力不可能にすることを特徴とする請求項23に記載の撮像装置。
  25. 前記送信手段は、前記取得手段により取得された動作情報に対応する動作情報が前記両方の場合を示す場合には、前記両方の場合を示す動作情報を、前記ネットワークを介して前記撮像装置に送信することを特徴とする請求項19に記載の撮像システム。
  26. 前記送信手段は、前記取得手段により取得された動作情報に対応する動作情報が前記挿入する場合を示す場合には、前記挿入する場合を示す動作情報を、前記ネットワークを介して前記撮像装置に送信することを特徴とする請求項25に記載の撮像システム。
  27. 前記送信手段は、前記取得手段により取得された動作情報に対応する動作情報が前記抜去する場合を示す場合には、前記抜去する場合を示す動作情報を、前記ネットワークを介して前記撮像装置に送信することを特徴とする請求項26に記載の撮像システム。
  28. 前記ユーザーインターフェース手段は、前記両方の場合に対応する自動調整情報を入力可能とするとともに、前記挿入する場合に対応する自動調整情報と前記抜去する場合に対応する自動調整情報とを入力不可能とすることを特徴とする請求項21に記載の撮像システム。
  29. 前記ユーザーインターフェース手段は、前記取得手段により取得された動作情報が前記挿入する場合を示す場合には、当該挿入する場合に対応する自動調整手段を入力可能とすることを特徴とする請求項28に記載の撮像システム。
  30. 前記ユーザーインターフェース手段は、前記挿入する場合に対応する自動調整手段を入力可能とするとともに、前記両方の場合に対応する自動調整手段を入力不可能とすることを特徴とする請求項29に記載の撮像システム。
  31. 前記ユーザーインターフェース手段は、前記取得手段により取得された動作情報が前記抜去する場合を示す場合には、当該抜去する場合に対応する自動調整手段を入力不可能とすることを特徴とする請求項30に記載の撮像システム。
  32. 撮像光学系と前記撮像光学系により結像された被写体の像を撮像する撮像部と赤外線を遮断する赤外線遮断フィルタと前記撮像光学系の光路に対して前記赤外線遮断フィルタを挿脱する挿脱部と前記挿脱部を自動で制御する制御部とを備えた外部の撮像装置に、ネットワークで接続されたクライアント装置であって、
    前記赤外線遮断フィルタの挿脱に関する自動調整情報を、前記外部の撮像装置に前記ネットワークを介して送信する送信手段と、
    前記制御部により用いられる自動調整情報に関する挿脱指定情報を、前記ネットワークを介して前記外部の撮像装置から取得する取得手段と、
    を備え、
    前記取得手段により取得される挿脱指定情報は、前記赤外線遮断フィルタを前記光路に挿入する場合および前記赤外線遮断フィルタを前記光路から抜去する場合のそれぞれについて、前記制御部により用いられる自動調整情報を指定可能であるか否かを示すことを特徴とするクライアント装置。
  33. 撮像光学系と前記撮像光学系により結像された被写体の像を撮像する撮像部と赤外線を遮断する赤外線遮断フィルタと前記撮像光学系の光路に対して前記赤外線遮断フィルタを挿脱する挿脱部と前記挿脱部を自動で制御する制御部とを備えた外部の撮像装置に、ネットワークで接続されたクライアント装置の制御方法であって、
    前記赤外線遮断フィルタの挿脱に関する自動調整情報を、前記外部の撮像装置に前記ネットワークを介して送信する送信ステップと、
    前記制御部により用いられる自動調整情報に関する挿脱指定情報を、前記ネットワークを介して前記外部の撮像装置から取得する取得ステップと、
    を備え、
    前記取得ステップにて取得される挿脱指定情報は、前記赤外線遮断フィルタを前記光路に挿入する場合および前記赤外線遮断フィルタを前記光路から抜去する場合のそれぞれについて、前記制御部により用いられる自動調整情報を指定可能であるか否かを示すことを特徴とするクライアント装置の制御方法。
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