JP2014160924A - 通信機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本体ケース6から取り外し、本体軸24、24側を壁面における下方へ、支持部28側を壁面における上方へ夫々向けた姿勢で壁面へ固定された設置板11に対し、本体ケース6の下面をあてがい、本体軸24、24を支持溝39、39へ進入させた後、本体軸24、24が支持溝39、39の後端部に、支持部28が支持腕36、36に夫々当接するまで本体ケース6を前方へスライドさせ、本体ケース6を設置板11に取り付けることにより、通信ユニット3を壁面へも設置可能とした。したがって、本体ケース6と設置板11とをネジ止めしなくても、通信ユニット3を壁面へ設置可能であり、通信機器の壁面への設置作業が簡易となる。
【選択図】図3
Description
請求項1に記載の発明によれば、本体ケースから取り外し、前端部を壁面における下方へ、後端部を壁面における上方へ夫々向けた姿勢で壁面へ固定した板状部材に対し、本体ケースの下面をあてがい、軸部を支持溝へ進入させた後、軸部が支持溝の後端部に、板状部材の後端部が被当接部に夫々当接するまで本体ケースを前方へスライドさせ、本体ケースを板状部材に取り付けることにより、壁面へも設置可能としている。したがって、本体ケースと板状部材とをネジ止めしなくても、本体ケースを壁面へ設置可能であり、通信機器の壁面への設置作業が簡易となる。また、通信機器を卓上等で使用する際には、該板状部材を用いて角度調整を行うため、構成の合理化を図ることができ、交換作業が必要でなく使い勝手が良い、部品点数が少なくて済む等の効果を奏することができる。
請求項2に記載の発明によれば、本体ケースの下面に、板状部材を収容可能な収容凹部を設けるとともに、支持溝及び被当接部を収容凹部内に設けているため、板状部材が本体ケースよりも小さくなり、通信機器全体の小型化を図ることができる上、設置後に板状部材が見えにくく、外観も良くなるというメリットがある。
ナースコール親機1は、ナースコールシステムを構成するものであって、各病室のベッドサイドに設置されるナースコール子機(図示せず)等との間で通話するためのハンドセット2を有する通話ユニット3、及び通話するナースコール子機を選局するための複数の選局スイッチ4、4・・を有する選局ユニット5、5等からなる。
通話ユニット3は、種々の電子基板(図示せず)等を内蔵した略角箱状の本体ケース6の上面に、ハンドセット2や液晶画面7、スピーカ8、各種ボタン9、9・・等を備えてなるものであって、該本体ケース6の下面に、選局ユニット5との連結機構となる連結部10、及び角度調整機構となる設置板11や収容凹部12等が設けられている。連結部10は、選局ユニット5と連結するにあたり帯状の連結金具(図示せず)をネジ止めするための連結孔13を有する平面状部であって、本体ケース6の下面における左後部(下面側から見て)に設けられている。
そして、通話ユニット3を設置面に対して45度(第1傾斜角度)傾斜させた姿勢としたい場合、係止爪27、27と被係止孔42、42との係止を解除した後、設置板11を回動させ、本体ケース6の下面に対して起立した姿勢とする。それから、第1掛止爪30と第1掛止孔19との掛止を解除し、第1調整板16を回動させて本体板15に対して起立させ、第1保持突部31、31を嵌入凹部38、38へ嵌入させて保持させる(図7)。そして、該状態のまま、本体板15の下面を卓上に載置すれば、図8に示す如き設置面に対して45度の傾斜姿勢で通話ユニット3を設置することができる。一方、設置面に対して15度(第2傾斜角度)傾斜した姿勢に変更したい場合には、第1調整板16に代えて前後方向長さ(回動軸から保持突部までの距離)が短い第2調整板17を使用すればよい。すなわち、第1保持突部31、31を嵌入凹部38、38から引き出し、第1掛止爪30を第1掛止孔19へ掛止させて第1調整板16を再び本体板15側へ傾倒させた後、今度は第2掛止爪34と第2掛止孔20との掛止を解除し、第2調整板17を回動させて本体板15に対して起立させ、第2保持突部33、33を嵌入凹部38、38へ嵌入させて保持させる(図9)。そして、当該状態のまま、本体板15の下面を卓上に載置すれば、図10に示す如き設置面に対して15度の傾斜姿勢で通話ユニット3を設置することができる。なお、通話ユニット3を設置面に対して傾斜させることなく平行な姿勢で設置したい場合には、第1調整板16の第1掛止爪30を第1掛止孔19へ、第2調整板17の第2掛止爪34を第2掛止孔20へ夫々掛止させるとともに、本体板15を本体ケース6の下面側へ傾倒させて係止爪27、27を被係止部に係止させた状態とし、当該状態のまま、本体板15の下面を卓上に載置すればよい。
通話ユニット3を壁面に設置するにあたっては、まず設置板11を本体ケース6の下面から取り外した後、第1調整板16及び第2調整板17を本体板15に対して起立させ、固定孔18を露出させるとともに、本体軸24、24を壁面における下方へ、支持部28を壁面における上方へ夫々向けた姿勢で固定ネジ55、55・・を壁面へと螺入させ、本体板15を所定の固定位置にネジ止めする。それから、該設置板11に対して通話ユニット3の本体ケース6の下面をあてがい、切り欠きを介して本体軸24、24を支持溝39、39内へ進入させることで、設置板11を収容凹部12内へ収容させた後、本体軸24、24が支持溝39、39の後端に位置するとともに支持部28が支持腕36に当接するまで、通話ユニット3を前方へスライド(相対的には、収容凹部12において設置板11が後方へスライドすることになる)させる。そうすると、設置板11に通話ユニット3が取り付けられ、通話ユニット3の壁面への設置作業は完了となる。
Claims (2)
- 電子基板を内蔵した本体ケースの下面に、自身の前端部に軸部を有し、前記本体ケースの下面に対し左右方向を軸として回動自在、且つ、複数の傾斜角度で起立したまま保持可能な板状部材を設け、前記板状部材の前記本体ケースの下面に対する傾斜角度を調整することにより、前記板状部材の下面を卓上等に設置した際、前記本体ケースの前記卓上等の設置面に対する傾斜角度を調整可能とした通信機器であって、
前記板状部材を前記本体ケースの下面に対して着脱自在とするとともに、前記板状部材に壁面へネジ止めにより固定するための固定孔を穿設する一方、
前記本体ケースの下面に、前記本体ケースの外方へ開口していることにより前記軸部が進入可能で、且つ、後方へ延びる支持溝を設けるとともに、前記板状部材の後端部が前方から当接可能な被当接部を設け、
前記本体ケースから取り外し、前端部を壁面における下方へ、後端部を壁面における上方へ夫々向けた姿勢で壁面へ固定した前記板状部材に対し、前記本体ケースの下面をあてがい、前記軸部を前記支持溝へ進入させた後、前記軸部が前記支持溝の後端部に、前記板状部材の後端部が前記被当接部に夫々当接するまで前記本体ケースを前方へスライドさせ、前記本体ケースを前記板状部材に取り付けることにより、壁面へも設置可能としたことを特徴とする通信機器。 - 前記本体ケースの下面に、前記板状部材を収容可能な収容凹部を設けるとともに、前記支持溝及び前記被当接部を前記収容凹部内に設けたことを特徴とする請求項1に記載の通信機器。
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JP2013030260A JP6016665B2 (ja) | 2013-02-19 | 2013-02-19 | 通信機器 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP6016665B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2013
- 2013-02-19 JP JP2013030260A patent/JP6016665B2/ja active Active
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JP6016665B2 (ja) | 2016-10-26 |
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