JP2014160109A - 撮像装置、該撮像装置の目盛生成方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

撮像装置、該撮像装置の目盛生成方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】観察対象物を撮影するときに、観察対象物の大きさの計測が可能であり、安価で簡潔な構成の撮像装置、該撮像装置の目盛生成方法、プログラム、及び記録媒体を提供する。
【解決する手段】本発明の撮像装置は、観察対象物を撮影する撮像部と、該撮像部の撮像方向と並行にレーザー光を照射する1つ又は2つ以上のレーザー光源と、前記レーザー光の写り込みにより撮影画像上の観察対象物に重ねて生じた1つ又は2つ以上の光点を検出し、該光点の位置を計算する光点検出部と、前記光点の前記撮像画像上の位置に基づいて前記撮像画像中の前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を計算する目盛生成部と、該目盛生成部で計算された前記目盛幅に基づいて前記撮像画像上に前記目盛を重ねて描画する目盛描画部と、前記撮像画像と前記撮影画像上に重ねて描画された前記目盛を表示する表示部とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、観察対象物を撮像し、撮像した撮像画像を表示する撮像装置において、前記撮像画像中に前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛を重ねて表示する技術に関する。
観察対象である観察対象物を撮像画像として撮像し、撮像した撮像画像を液晶ディスプレイや有機/無機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等の表示部にリアルタイムに表示する撮像装置、例えば内視鏡やデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等が普及している。このような撮像装置では、レンズを用いて対象物で反射した反射光を被写体像としてCCDやCMOS 等のイメージングセンサに結像し、結像した被写体像を撮像画像として撮像する。
ところで、このような撮像装置を用いて観察対象物を撮像する際に、観察と同時に、表示部に表示した撮像画像から観察対象物の大きさを知りたいといったニーズが存在する。これは、例えば、建築物のヘルスチェックを行う際において前記建築物に存在するひびの大きさを計測する際や、内視鏡を用いた体内の観察において病巣の大きさを評価する際等に該当する。
このようなニーズを満たすために、例えば、特許文献1では、撮像装置を用いて観察対象物を観察する際に、レーザー距離計を用いて観察対象物とレーザー距離計との間の距離を計測するとともに、観察対象物に対して長さまたは面積の情報を含むスケール光を投光し、計測した距離に基づいて撮像画像中のスケール光に含まれる長さまたは面積の情報を較正することでスケール光を観察対象物の大きさの尺度とする技術が提案されている。
特許文献2においては、内視鏡で観察対象物を観察する際に、撮像画像中に長さの尺度となる指標が設けられた鉗子等の処置部材を写りこませ、撮像画像中に移りこんだ指標に基づいて観察対象物の大きさの尺度となる目盛を撮像画像中に表示する技術が提案されている。
さらに、特許文献3においては、観察対象物に対してレーザー光を照射し、該レーザー光の反射光強度に基づいて観察対象物と撮像装置先端との間の距離を計測し、計測した距離に基づいて観察対象物の大きさの尺度となる目盛を撮像画像上に描画して表示する技術が提案されている。
特開2001−280960 特開2008−194156 特開2011−69965
しかし、上述した特許文献1から特許文献3で提案されている技術には、以下に示すような課題がある。
特許文献1に記載の技術では、レーザー距離計や投光機等が必要であり構成が複雑でコストがかさむという課題がある。また、スケール光を尺度として観察対象物の大きさを求めるため、精密な計測が難しいという課題もある。
特許文献2に記載の技術では、処置部材に設けられた指標に基づいて目盛を表示するため、処置部材を撮像画像に移りこむように配置する必要があり操作が複雑で扱いにくいといった課題がある。
特許文献3に記載の技術では、距離計測用のレーザー光と映像情報を含む光とを分光する必要があり、コスト低減のために構成の一層の簡略化が求められている。
そこで、本発明の目的は、観察対象物の大きさの計測が可能であり、安価で簡潔な構成の撮像装置、該撮像装置の目盛生成方法、プログラム、及び記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、観察対象物を撮像画像として撮影する撮像部と、前記撮像部の撮像方向と並行にレーザー光を照射するように配置された1つ又は2つ以上のレーザー光源と、前記レーザー光の写り込みにより前記撮影画像上の前記観察対象物に重ねて生じた1つ又は2つ以上の光点を検出し、当該光点の前記撮像画像上の位置を計算する光点検出部と、前記1つ又は2つ以上の光点の前記撮像画像上の位置に基づいて前記撮像画像中の前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を計算する目盛生成部と、前記目盛生成部で計算された前記目盛幅に基づいて前記撮像画像上に前記目盛を重ねて描画する目盛描画部と、前記撮像画像と前記撮影画像上に重ねて描画された前記目盛を表示する表示部とを有することを特徴とする。
また、本発明の目盛生成方法は、観察対象物を撮像画像として撮像し、前記撮影画像及び該撮影画像上に重ねて描画された前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛を表示する撮像装置の前記目盛の生成方法であって、前記撮像装置に撮像方向と並行にレーザー光を照射するように配置された1つ又は2つ以上のレーザー光源から、前記レーザー光を照射する照射ステップと、前記レーザー光の写り込みにより前記撮影画像上の前記観察対象物に重ねて生じた1つ又は2つ以上の光点を検出し、当該光点の前記撮像画像上の位置を計算する光点検出ステップと、前記1つ又は2つ以上の光点の前記撮像画像上の位置に基づいて前記撮像画像中の前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を計算する目盛生成ステップと、前記目盛生成ステップで計算された前記目盛幅に基づいて前記撮像画像上に前記目盛を重ねて描画する目盛描画ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明の目盛生成プログラムおよび当該プログラムを記録した記録媒体は、撮像方向と並行にレーザー光を照射するように固定された1つ又は2つ以上のレーザー光源を備え、観察対象物を撮像画像として撮像し、前記撮影画像及び該撮影画像上に重ねて描画された前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛を表示する撮像装置に前記目盛を描画させる目盛生成プログラムおよび当該プログラムを記録した記録媒体であって、前記レーザー光の写り込みにより前記撮影画像上の前記観察対象物に重ねて生じた1つ又は2つ以上の光点を検出する光点検出手順と、前記光点検出手順で検出された光点の前記撮像画像上での位置を計算する光点位置計算手順と、前記光点位置計算手順で計算された光点の位置に基づいて前記撮像画像中の前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を計算する目盛生成手順と、前記目盛生成手順で計算された前記目盛幅に基づいて前記撮像画像上に前記目盛を重ねて描画する目盛描画手順とを前記撮像装置にコンピュータによって実行させることを特徴とする。
上記の本発明の撮像装置、目盛生成方法、目盛プログラム及び記録媒体においては、前記1つ又は2つ以上の光点の前記撮像画像上の位置に基づいて前記撮像画像中の前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅の計算が、幾何的に、又は前記交点の位置と前記撮像画像の基準点との間の間隔と前記観察対象物と前記撮像装置の先端との間の距離との対応関係を示す距離構成データを利用して行われることを特徴とする。
本発明によれば、観察対象物上にレーザー光の照射により生じた光点を撮像画像中から検出し、検出された光点の位置に基づいて観察対象物の大きさの尺度となる目盛を撮像画像上に描画する。
このように本発明では、撮像画像中に写り込んだ光点を検出し、この光点の位置に基づいて目盛幅を計算し、撮像画像上に目盛を描画する。そのため、観察を行いながら観察対象物の大きさの計測が可能となる。
また、レーザー距離計などの特殊な計測装置が不要であるため、撮像装置の構成が簡潔となり安価に提供することができる。
本発明の第1の実施形態の撮像装置の構成を示すブロック図である。 図1に示した目盛生成部140の詳細な構成を示すブロック図である。 図1に示した撮像装置100と撮像装置100で撮像された撮像画像の一例を示す概念図である。 図3に示した撮像装置100の動作を説明する概念図である。 図3に示した撮像装置100の動作原理を説明する概念図である。 図3に示した撮像装置100で目盛が描画された撮像画像のイメージ図である。 本発明の第2の実施形態の撮像装置の構成を示すブロック図である。 図7に示した目盛生成部180の詳細な構成を示すブロック図である。 図8に示した目盛補正部185の詳細な構成を示すブロック図である。 図7に示した撮像装置101と撮像装置101で撮像された撮像画像の一例を示す概念図である。 図10に示した撮像装置101の動作を説明する概念図である。 図10に示した撮像装置101の動作原理を説明する概念図である。 図10に示した撮像装置101で目盛が描画された撮像画像のイメージ図である。 本発明の第3の実施形態の撮像装置の構成を示すブロック図である。 図14に示した目盛生成部190の詳細な構成を示すブロック図である。 図15に示した目盛補正部195の詳細な構成を示すブロック図である。 図14に示した撮像装置102と撮像装置102で撮像された撮像画像の一例を示す概念図である。 図17に示した撮像装置102で目盛が描画された撮像画像のイメージ図である。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の撮像装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の撮像装置100は、レーザー光源110と、撮像部120と、光点検出部130と、目盛生成部140と、距離計算部150と、目盛描画部160と、表示部170とを有している。また、図1には図示されていないが、撮像装置100は各構成要素をユーザーが操作するための操作部等も有している。
撮像部120は、撮像装置100の先端から観察対象物を撮像画像として撮影する。なお、図1には図示されていないが、撮像部120は、CCDやCMOS等のイメージングセンサや、光を導光し観察対象物をイメージングセンサに結像するための光学系等を含んでいる。また、撮像部120は、所定のフレームレートで撮像を繰り返すことも、スナップショットで撮像することも可能である。
レーザー光源110は、撮像装置100の先端から撮像部120の撮像方向と並行にレーザー光を照射するよう配置されており、観察対象物に対してレーザー光を照射し、観察対象物上に光点を生じさせる。なお、図1には図示されていないが、レーザー光源110は、レーザー発振機や撮像装置100の先端から撮像部120の撮像方向にレーザーを照射するための光学系等を有している。また、ここでは1つのレーザー光源110を有するものとしているが、2つ以上のレーザー光源110を備えていても良い。レーザー光源110が観察対象物に照射するレーザー光の波長は、撮像部120にて撮像画像として撮像可能な波長領域である必要があり、撮像部120に一般的なCCDやCMOS等のイメージングセンサを用いる場合、その波長範囲としては380nm〜780nmの範囲が好ましい。
光点検出部130は、レーザー光源110から照射されたレーザー光の写り込みにより撮像部120で撮像された撮影画像上の観察対象物に重ねて生じた光点を検出し、光点の撮像画像上の位置を計算する。なお、ここではレーザー光源110を1つ有するものとしているため撮像画像上には1つの光点しか写り込まないが、2つ以上のレーザー光源110を有する場合、撮像画像上には2つ以上の光点が写り込む。その場合、光点検出部130は、撮像画像上に写り込んだ2つ以上の光点を検出し、それらの撮像画像上の位置を計算する。
目盛生成部140は、光点検出部130で計算された、1つ又は2つ以上の光点の撮像画像上の位置に基づいて撮像画像中の観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を計算する。
目盛描画部160は、目盛生成部140で計算された目盛幅に基づいて撮像画像上に目盛を重ねて描画する。
表示部170は、撮像画像と撮影画像上に重ねて描画された目盛を表示する。これにより、表示部170には、大きさの尺度となる目盛が描画された撮像画像が表示されるため、撮像装置100のユーザーは、この目盛を尺度として観察対象物の大きさを精密に計測することが可能となる。
図2は、図1に示した目盛生成部140の詳細な構成を示すブロック図である。
図2に示すように、目盛生成部140は、基準点間隔計算部141と、目盛幅計算部142とを有している。
基準点間隔計算部141は、光点検出部130で計算された1つ又は2つ以上の光点の位置に基づいて、光点と撮像画像上の基準点との間の間隔を計算する。なお、基準点としては撮像画像の中心等を用いることができる。
目盛幅計算部142は、基準点間隔計算部141で計算された光点と基準点との間の間隔に基づいて、その間隔に対応した撮像装置100の先端からの距離における撮像画像中の観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を計算する。
また、図1に示した距離計算部150は、基準点間隔計算部141で計算された光点と基準点との間の間隔に基づいて撮像装置100の先端と観察対象物との間の距離を計算する。なお、距離計算部150は、基準点間隔計算部141で2つ以上の光点に対して計算が行われた場合、計算された間隔のうち、最大、最小およびそれらの平均値のいずれかの値を用いて距離を計算する。
距離計算部150で計算された距離の値は、目盛描画部160にて撮像画像上の所定の位置に重ねて描画される。これにより、表示部170には、観察対象物までの距離が表示されるため、撮像装置100のユーザーは、観察対象物までの距離を認識することが可能となる。
図3は、撮像装置100(左図)と撮像装置100で撮像された撮像画像の一例(右図)を示す概念図である。
図4は、図3に示した撮像装置100の動作を示す概念図である。
また、図5は、図3に示した撮像装置100における目盛生成および距離計測の原理を示す概念図である。
図3、図4および図5を参照して撮像装置100の動作を説明する。なお、ここでは撮像画像の中心を基準点とする。
図3の左図に示すように本実施形態の撮像装置100では、観察対象物を撮像する撮像部120の撮像方向と並行してレーザー光を観察対象物に照射するようにレーザー光源110が固定して設置されている。なお、図3に示した形態は一例であり、この形態に限定するものではない。例えば、レーザー光源110の位置は、撮像部120の真横ではなく、真上や、撮像画像の対角線上に光点がくるような位置に設置されていても良い。また、例えば、内視鏡の先端から撮像方向に対してレーザーを照射するような形態としても良い。
図3の右図に示すように、このような撮像装置100で観察対象物を撮像した際の撮像画像には、レーザー光源110から照射されたレーザー光200により観察対象物上に生じた光点Aが光点A’として写り込む。
光点検出部130は、この撮像画像中に写り込んだ光点A’を検出し、その重心を光点A’の位置として計算する。
また、基準点間隔計算部141は光点検出部130で計算された光点A’の位置と基準点である撮像画像の中心との間の間隔d1を計算する。
図4の上図に示すように、撮像装置100と観察対象物300との間の距離が遠距離である場合、観察対象物上に生じる光点Aは撮像画像上においては、その中心に近い位置で検出される。そのため、基準点と光点A’との間の間隔d1は短くなる。
これに対し、図4の下図に示すように、撮像装置100と観察対象物300との間の距離が近距離である場合、観察対象物上に生じる光点Aは撮像画像上においては、その外周に近い位置で検出される。そのため、基準点と光点A’との間の間隔d1は長くなる。
このように、撮像画像上で検出される光点A’の位置は、撮像装置100と観察対象物300との間の距離に応じて変化する。
ここで、図5に示すように、撮像部120の中心からレーザー光源110のレーザー照射口までの距離をαとすると、レーザー光200は直進性が強いため撮像装置100の先端と観察対象物の間の距離が変化しても距離αは常にほぼ一定であることから、幾何学的関係から撮像画像上の長さと実空間における長さとの対応はα/d1となる。これにより、撮像装置100の先端、厳密には撮像装置120の先端から光点Aまでの距離における撮像画像中の1画素と実空間における長さの対応関係を知ることができる。
目盛幅計算部142においては、このような幾何学的関係を用いることで、基準点間隔計算部141で計算された光点Aと基準点との間の間隔に基づいて、その間隔に対応した撮像装置100の先端からの距離における撮像画像中の観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅の計算がおこなわれる。
また、図5に示すように、撮像部120の画角を2θ、撮像部120内の光学系に撮像面にフォーカスされた撮像画像の幅を2wとすると、撮像装置100の先端から観察対象物までの距離、より厳密には撮像部120の先端から観察対象物上に生じたA光点までの距離は、幾何学的関係から(α/tanθ)[{(w−d1)/d1 } + 1]となる。
距離計算部150においては、このような幾何学的関係を用いることで、基準点間隔計算部141で計算された光点Aと基準点との間の間隔に基づいて撮像装置100の先端と観察対象物との間の距離の計算がおこなわれる。
なお、所定の距離よりも観察対象物300と撮像装置100の先端との間の距離が短い場合、撮像装置100で撮像可能な範囲外に光点Aが生じるため、光点検出部130において撮像画像から光点A’を検出することができない。
より具体的には、図5に示すように幾何学的関係から、観察対象物300と撮像装置100の先端との間の距離がα/tanθより短い場合に光点Aは撮像部120で撮像可能な範囲外に生じ、光点検出部130での光点A’の検出ができなくなる。
本発明においては、図5に示す幾何学的な方法以外にも、前記光点の位置と前記撮像画像の基準点との間の間隔と前記観察対象物と前記撮像装置の先端との間の距離との対応関係を示す距離構成データを利用して目盛の目盛幅の計算を行っても良い。その方法は次の通りである。
図4に示すように、撮像画像上で検出される光点Aの位置は、撮像装置100と観察対象物300との間の距離に応じて変化する。そのため、間隔d1と撮像装置100と観察対象物300との間の距離の対応関係を示す距離較正データをあらかじめ求めておき、その距離較正データを記憶装置に記憶させておくことで、距離計算部150において間隔d1から撮像装置100と観察対象物300との間の距離を計算することが可能となる。ここで、前記の記憶装置は、目盛生成部140と距離計算部150との間でデータのやり取りを行うために、両者のどちらかの付属的な装置として備えても良いし、両者から独立させて記憶部として備えても良い。
次のステップとして、各距離における撮像画像中の1画素と実空間における長さの対応関係を示す目盛較正データをあらかじめ求めておき、前記の記憶装置又は記憶部に記憶させておくことで、距離計算部142で計算された距離と目盛較正データとに基づいて、撮像画像上に目盛を重ねて描画することが可能となる。
図6は、目盛描画部160で目盛が重ねて描画された撮像画像のイメージ図であり、撮像装置100を用いて観察対象物上のひびを検査している場合をイメージしている。
図6に示すように、撮像画像上に目盛を描画することで、目盛を尺度としてひびの大きさを計測することが可能となる。また、図6に示すように、撮像画像上に計算された撮像装置100の先端と観察対象物との間の距離を描画することで、撮像装置100の使用者は観察対象物までの距離と、観察対象物上のひびの大きさを容易に知ることができる。
なお、図6においては目盛の形状を十字目盛として描画しているが、これに限定されるものではなく、例えば格子状の目盛としてもよい。また、撮像部120の光学系による歪曲収差を考慮した補正を行った目盛を描画しても良い。
次に、本実地形態の効果について説明する。
上述したように、本実施形態の撮像装置100によれば、レーザー光源110からの照射したレーザー光により観察対象物上に生じた光点の撮像画像上での位置を計算し、撮像画像上の基準点と光点との間の間隔に応じた距離における観察対象物の大きさの尺度となる目盛を撮像画像上に描画し、表示部170に表示することができる。
そのため、本実実施形態の撮像装置100においては、観察対象物を観察しながら、撮像画像上に描画した目盛を尺度として観察対象物の大きさを計測することができる。
また、本実施形態の撮像装置100は構成が簡潔であり、例えば、PCとWebカメラ、レーザーポインタ等を用いて構成することが可能なことから、上述した従来の技術と比較して安価に提供することができる。
さらに、本実施形態の撮像装置100においては、撮像画像上の基準点と光点との間の間隔に基づいて撮像装置100の先端から観察対象物までの距離を計算し、表示部170に表示することができる。これにより、観察対象物を観察しながら、観察対象物までの距離を認識することができる。
(第2の実施形態)
図7は、本発明の第2の実施形態の撮像装置の構成を示すブロック図である。
図7に示すように、本実施形態の撮像装置101は、図1に示した第1の実施形態の撮像装置100と比較して、レーザー光源110に加えレーザー光源111を有する点と、目盛生成部140の代わりに目盛生成部180を有する点とが異なる。なお、他の構成要素については、図1に示した撮像装置100と同様のため説明を省略する。また、ここでは必要最小限の構成としてレーザー光源110、111の2つを有するものとしたが、2つ以上のレーザー光源を有しても良い。
レーザー光源111は、レーザー光源110と同様に、撮像装置101の先端から撮像部120の撮像方向と並行にレーザー光を照射するよう配置されており、観察対象物に対してレーザー光を照射し、観察対象物上に光点を生じさせる。
目盛生成部180は、基準点間隔計算部141で計算された2つ以上の光点と撮像画像上の基準点との間の間隔に基づいて、その間隔に対応した撮像装置101の先端からの距離における撮像画像中の観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を計算する。
図8は、図7に示した目盛生成部180の詳細な構成を示すブロック図である。
図8に示すように、目盛生成部170は、図2に示した目盛生成部140と比較して、目盛幅計算部142の代わりに目盛幅計算部182を有する。
また、目盛幅182は、正対目盛幅計算部183と、あおり角計算部184と、目盛幅補正部185とを有している。
目盛幅計算部182は、光点検出部130で検出された2つの以上の光点のうち所定の2つの光点に対して基準点間隔計算部141で計算された基準点との間の間隔に基づいて、その間隔に応じた距離における撮像画像中の観察対象物の大きさの尺度となる目盛幅を、撮像装置101の撮像面と観察対象物と間のなす角度を考慮して計算する。
正対目盛幅計算部183は、光点検出部130で検出された2つ以上の光点のうち所定の2つの光点に対して基準点間隔計算部141で計算された撮像画像上の基準点との間の間隔に基づいて、それらの間隔の最大値、最小値およびそれらの平均値のいずれかの値に対応した撮像装置101の先端からの距離における撮像画像中の観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を計算する。
あおり角計算部184は、光点検出部130で検出された2つ以上の光点のうち所定の2つの光点に対して基準点間隔計算部141で計算された基準点との間の間隔に基づいて撮像装置101の撮像面と観察対象物とがなす角度のうち、撮像画像中における高さ方向もしくは幅方向の角度を縦あおり角もしくは横あおり角として計算する。
目盛幅補正部185は、あおり角計算部184で計算された縦あおり角もしくは横あおり角に基づいて正対目盛幅計算部183で計算された目盛幅に対してあおり補正を行う。
図9は、図8に示した目盛幅補正部185の詳細な構成を示すブロック図である。
図9に示すように、目盛幅補正部185は、行列計算部186と射影補正部187とを有している。
行列計算部186は、あおり角計算部184で計算された縦あおり角もしくは横あおり角に基づいて目盛を射影変換する射影変換行列を計算する。
射影補正部187は、正対目盛幅計算部183で計算された目盛幅を、行列計算部186で計算された射影変換行列に基づいてあおり補正する。
図10は、撮像装置101(左図)と撮像装置101で撮像された撮像画像(右図)の一例を示す概念図である。
図11は、図10に示した撮像装置101の動作を示す概念図である。
また、図12は、図10に示した撮像装置101におけるあおり角を考慮した目盛生成の原理を示す概念図である。
図10、図11および図12を参照して撮像装置101の動作を説明する。なお、ここでは撮像画像の中心を基準点とするものとする。
図10の左図に示すように本実施形態の撮像装置101では、観察対象物を撮像する撮像部120の撮像方向と並行してレーザー光を観察対象物に照射するようにレーザー光源110とレーザー光源111とが、これらを結ぶ直線が撮像画像中心を通り、撮像画像の幅方向と平行になるように固定して設置されている。また、レーザー光源110,111は撮像部120の中心から等距離にあるものとする。
図10の右図に示すように、このような撮像装置101で観察対象物を撮像した際の撮像画像には、レーザー光源110から照射されたレーザー光により観察対象物上に生じた光点とレーザー光源121から照射されたレーザー光による光点とがそれぞれ光点B’、光点C’として’写り込む。
光点検出部130では、撮像画像中に写り込んだ光点B’および光点C’が検出され、その位置が計算される。
基準点間隔計算部141では、光点検出部130で計算された位置に基づいて、撮像画像中に写り込んだ光点B’および光点C’と基準点であると撮像画像の中心との間の間隔d2,d3がそれぞれ計算される。なお、図10の左図に示した撮像装置101においては、レーザー光源110,111の2つのみしか有していないため、これらから照射されて生じた光点B’,C’が所定の2つの光点となる。
このとき、図11の上図に示すように、撮像装置101と観察対象物300との間の位置関係が正対している場合、観察対象物上に生じる光点Bと光点Cとは撮像画像上においては、その中心を境とした対称の位置で検出される。そのため、間隔d2と間隔d3は同じ長さとなる。
これに対し、図11の下図に示すように、撮像装置101と観察対象物300との間の位置関係が正対していない場合、観察対象物上に生じる光点Bと光点Cとは撮像画像上においては、その中心を境とした非対象な位置で検出される。そのため、撮像画像表の光点B’と光点C’と基準点との間の間隔d2,d3は異なる長さとなる。
このように、間隔d2,d3の長さの関係は、撮像装置101と観察対象物300との間の位置関係に応じて変化する。
そのため、あおり角計算部184において、間隔d2,間隔d3に基づいて観察対象物300と撮像装置101の間の角度を計算し、描画する目盛のあおり角として用いることができる。なお、図10に示すような位置にレーザー光源110とレーザー光源111を設置した場合、撮像画像中の幅方向のあおり角を計算することが可能である。高さ方向のあおり角を計算する場合には、レーザー光源110,111が、これらを結ぶ直線が撮像画像の高さ方向と平行になるように固定して設置されている必要がある。
より具体的には、図12に示すように、図10の左図に示した撮像装置101の場合、撮像部120の画角を2θ、撮像画像の幅を2wとすると、幾何学的関係から撮像装置101の撮像面と観察対象物300がなす角度のうち、撮像画像中における幅方向の角度である横あおり角ξはtan-1[ (1/2tanθ) × {(w−d2)/d2 − (w−d3)/d3}]となる。ここで、θとwは撮像部120の固有の値であることから、間隔d2,間隔d3に基づいて横あおり角ξを計算出来ることがわかる。
なお、上述の例は一例であり撮像装置101における撮像部120やレーザー光源110,111の配置、基準点の位置に応じて幾何学的関係が変化することから計算式の形も変化する。しかし、計算式内において、撮像装置101の撮像面と観察対象物の位置関係に応じて値が変化するのは2つの光点と基準点との間の間隔のみであり、その他の計算に必要なパラメータは装置固有の値となるため、上述の例と同様に2つの光点と基準点との間の間隔がわかればあおり角を計算することができる。
図13は、目盛描画部160で目盛が重ねて描画された撮像画像のイメージ図であり、撮像装置101を用いて観察対象物上のひびを検査している場合をイメージしている。
図13に示すように、撮像画像上に目盛を描画することで、目盛を尺度としてひびの大きさを計測することが可能となる。なお、本実施形態においては、図6に示した第1の実施形態の撮像装置100で目盛が描画された撮像画像のイメージ図と比較して、横あおり角を考慮した目盛が描画されているため、撮像画像中の幅方向におけるひびの大きさを第1に実施形態の撮像装置100よりも正確に計測することができる。
また、図13に示すように、撮像画像上に計算された撮像装置101の先端と観察対象物との間の距離を描画することで、撮像装置101の使用者は観察対象物までの距離と、観察対象物上のひびの大きさを容易に知ることができる。
なお、図13においては目盛の形状を十字目盛として描画しているが、これに限定されるものではなく、例えば格子状の目盛としてもよい。また、撮像部120の光学系による歪曲収差を考慮した補正を行った目盛を描画しても良い。
次に、本実地形態の効果について説明する。
上述したように、本実施形態の撮像装置101によれば、レーザー光源110とレーザー光源111から照射したレーザー光により観察対象物上に生じた光点の撮像画像上での位置を計算し、これらの光点と撮像画上の基準点との間の間隔に基づいて、撮像装置101の撮像面と観察対象物のなす角のうち撮像画像における高さ方向もしくは幅方向のあおり角を考慮した観察対象物の大きさの尺度となる目盛を撮像画像上に描画し、表示部170に表示することができる。
そのため、第1の実施形態の撮像装置100と同様の効果に加え、撮像装置100と比較して撮像画像上に描画した撮像画像における高さ方向もしくは幅方向のあおり角を考慮した目盛を尺度としてより正確に観察対象物の大きさを計測することができる。
このように、本実施形態の撮像装置101は、撮像装置が観察対象物に正対しない場合でも、目盛幅の補正を簡便に行うことができ、正確な目盛の描画を行う上で極めて有用である。
また、本実施形態の撮像装置101は構成が簡潔であり、例えば、PCとWebカメラ、レーザーポインタ等を用いて構成することが可能なことから、従来の技術と比較して安価に提供することができる。
したがって、本実施形態の撮像装置は、従来のものと比べて、コスト低減に対して大きな効果を得ることができる。例えば、前記の特許文献3に記載の撮像装置は、観察対象部に対して正対しないで傾いている場合、2つ以上のレーザーを設置することによって傾斜角(あおり角)を求めて距離測定値の補正が行う必要があるが、複数のレーザー距離計を備えるため、撮像装置のコスト低減に対して限界があった。この課題は、高価なレーザー距離計を必要としない本実施形態によって解決することができる。
(第3の実施形態)
図14は、本発明の第3の実施形態の撮像装置の構成を示すブロック図である。
図14に示すように、本実施形態の撮像装置102は、図7に示した第2の実施形態の撮像装置101と比較して、レーザー光源112,113を有する点と、目盛生成部180の代わりに目盛生成部190を有する点とが異なる。なお、他の構成要素については、図7に示した撮像装置101と同様のため説明を省略する。また、ここでは必要最小限の構成としてレーザー光源110,111,112,113の4つを有するものとしたが、4つ以上のレーザー光源を有しても良い。
レーザー光源112,113は、レーザー光源110,111と同様に、撮像装置102の先端から撮像部120の撮像方向と並行にレーザー光を照射するよう配置されており、観察対象物に対してレーザー光を照射し、観察対象物上に光点を生じさせる。また、レーザー光源110,111,112,113のうち少なくとも1つは同一直線上に位置しないものとする。
目盛生成部190は、基準点間隔計算部141で計算された4つ以上の光点と撮像画像上の基準点との間の間隔に基づいて、その間隔に対応した撮像装置101の先端からの距離における撮像画像中の観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を計算する。
図15は、図14に示した目盛生成部190の詳細な構成を示すブロック図である。
図15に示すように、目盛生成部190は、図7に示した目盛生成部180と比較して、目盛幅計算部182の代わりに目盛幅計算部192を有する。
また、目盛幅192は、正対目盛幅計算部193と、あおり角計算部194と、目盛幅補正部195とを有している。
目盛幅計算部192は、光点検出部130で検出された4つの以上の光点のうち2組の所定の2つの光点に対して基準点間隔計算部141で計算された基準点との間の間隔に基づいて、その間隔に応じた距離における撮像画像中の観察対象物の大きさの尺度となる目盛幅を、撮像装置102の撮像面と観察対象物と間のなす角度を考慮して計算する。
正対目盛幅計算部193は、光点検出部130で検出された4つ以上の光点のうち2組の所定の2つの光点に対して基準点間隔計算部141で計算された撮像画像上の基準点との間の間隔に基づいて、それらの間隔の最大値、最小値およびそれらの平均値のいずれかの値に対応した撮像装置102の先端からの距離における撮像画像中の観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を計算する。
あおり角計算部194は、光点検出部130で検出された4つ以上の光点のうち2組の所定の2つの光点に対して基準点間隔計算部141で計算された基準点との間の間隔に基づいて撮像装置102の撮像面と観察対象物とがなす角度のうち、撮像画像中における高さ方向および幅方向の角度をそれぞれ縦あおり角および横あおり角として計算する。
目盛幅補正部195は、あおり角計算部194で計算された縦あおり角および横あおり角に基づいて正対目盛幅計算部193で計算された目盛幅に対してあおり補正を行う。
図16は、図15に示した目盛幅補正部195の詳細な構成を示すブロック図である。
図16に示すように、目盛幅補正部195は、行列計算部196と射影補正部197とを有している。
行列計算部196は、あおり角計算部194で計算された縦あおり角および横あおり角に基づいて目盛を射影変換する射影変換行列を計算する。
射影補正部197は、正対目盛幅計算部193で計算された目盛幅を、行列計算部196で計算された射影変換行列に基づいてあおり補正する。
図17は、撮像装置102(左図)と撮像装置102で撮像された撮像画像(右図)の一例を示す概念図である。
図17を参照して撮像装置102の動作を説明する。なお、ここでは撮像画像の中心を基準点とするものとする。
図17の左図に示すように本実施形態の撮像装置102では、観察対象物を撮像する撮像部120の撮像方向と並行してレーザー光を観察対象物に照射するようにレーザー光源110,111,112,113が配置されており、レーザー光源110とレーザー光源111とが、これらを結ぶ直線が撮像画像中心を通り、撮像画像の幅方向と平行になるように固定して設置されている。また、レーザー光源112とレーザー光源113とが、これらを結ぶ直線が撮像画像中心を通り、撮像画像の高さ方向と平行になるように固定して設置されている。なお、レーザー光源110,111,112,113は撮像部120の中心から等距離にあるものとする。
図11の右図に示すように、このような撮像装置102で観察対象物を撮像した際の撮像画像には、レーザー光源110,111,112,113から照射されたレーザー光により観察対象物上に生じた光点がそれぞれ光点B’,C’,D’,E’として写り込む。
光点検出部130では、撮像画像中に写り込んだ光点B’,C’,D’,E’が検出され、その位置が計算される。
基準点間隔計算部141では、光点検出部130で計算された位置に基づいて、撮像画像中に写り込んだ光点B’,C’,D’,E’と基準点であると撮像画像の中心との間の間隔d2,d3,d4,d5がそれぞれ計算される。なお、図11の左図に示した撮像装置102においては、レーザー光源110,111,112,113の4つのみしか有していないため、これらから照射されて生じた光点B’,C’,D’,E’のうち光点B’,C’と光点D’,E’の組み合わせが2組の所定の2つの光点となる。
間隔d2,d3,d4,d5は、第1および第2の実施形態でも示したように、撮像装置102と観察対象物との間の距離や位置関係に応じて変化する。そのため、間隔d2,d3,d4,d5に基づいて観察対象物までの距離や、撮像装置102の撮像面と観察対象物との間の角度のうち、撮像画像の高さ方向および幅方向の角度に対応する縦あおり角および横あおり角を計算することができる。
より具体的には、正対目盛幅計算部193は、光点B’,C’と光点D’,E’の組み合わせを2組の所定の2つの光点の組み合わせとして間隔d2,d3,d4,d5のうち、最大値、最小値およびそれらの平均値のいずれかの値に対応した撮像装置102の先端からの距離における撮像画像中の観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を計算する。
また、あおり角計算部194は、光点B’,C’と光点D’,E’の組み合わせを2組の所定の2つの光点の組み合わせとして間隔d2,d3,d4,d5に基づいて縦あおり角および横あおり角を計算する。なお、第2の実施形態の撮像装置101のあおり角計算部184と同様に光点B’,C’に対応する間隔d2,d3に基づいて横あおり角が計算でき、光点D’,E’に対応する間隔d4,d5に基づいて縦あおり角が計算できる。算出原理については、第2の実施形態のあおり角計算部184と同様のためここでは割愛する。
これにより、目盛幅補正部195において縦あおり角および横あおり角に基づいて正対目盛幅計算部193で計算された目盛幅に対してあおり補正を行うことができる。
図18は、目盛描画部160で目盛が重ねて描画された撮像画像のイメージ図であり、撮像装置102を用いて観察対象物上のひびを検査している場合をイメージしている。
図18に示すように、撮像画像上に目盛を描画することで、目盛を尺度としてひびの大きさを計測することが可能となる。なお、本実施形態においては、図13に示した第2の実施形態の撮像装置101で目盛が描画された撮像画像のイメージ図と比較して、横あおり角に加え縦あおり角も考慮した目盛が描画されているため、撮像画像中の高さ方向におけるひびの大きさを第2に実施形態の撮像装置101よりも正確に計測することができる。
また、図18に示すように、撮像画像上に計算された撮像装置102の先端と観察対象物との間の距離を描画することで、撮像装置102の使用者は観察対象物までの距離と、観察対象物上のひびの大きさを容易に知ることができる。
なお、図18においては目盛の形状を十字目盛として描画しているが、これに限定されるものではなく、例えば格子状の目盛としてもよい。また、撮像部120の光学系による歪曲収差を考慮した補正を行った目盛を描画しても良い。
なお、上述の例は一例であり撮像装置102における撮像部120やレーザー光源110,111,112,113の配置、基準点の位置に応じて幾何学的関係が変化することから計算式の形も変化する。しかし、計算式内において、撮像装置102の撮像面と観察対象物の位置関係に応じて値が変化するのは4つの光点と基準点との間の間隔のみであり、その他の計算に必要なパラメータは装置固有の値となるため、上述の例と同様に4つの光点と基準点との間の間隔がわかればあおり角を計算することができる。
次に、本実地形態の効果について説明する。
上述したように、本実施形態においては、第1、第2の実施形態の効果に加え、観察対象物と撮像装置103が正対していない場合、間隔d2,d3と間隔d4,d5に基づいて縦あおり角および横あおり角を計算し、縦あおり角および横あおり角を考慮した目盛を撮像画像上に描画することができる。
また、撮像装置の大幅な低コスト化に対しても、高価なレーザー距離計が不要となるため、第2の実施形態と同じ効果が得られる。さらに、第2の実施形態の撮像装置101と比較して、本実施形態においては2つのあおり角を考慮して目盛を描画しているためより正確に観察対象物の大きさを計測することができる。
なお、上述した第1、第2、第3の実施形態の撮像装置100,101,102は一例であり、その構成及び動作は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。例えば、上述した第1の実施形態では1つの、第2の実施形態では2つの、第3の実施形態では4つのレーザー光源を有しているが、より多くのレーザー光源を設けても良い。これにより複数の光点の間隔を用いて距離等の計算が行えるようになることから、その計算精度を向上させることができる。
また、本発明の撮像装置100,101,102の機能は、上述のように専用のハードウェアにより実現されるもの以外に、その機能を実現するためのプログラムを、撮像装置100,101,102に読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムを撮像装置100,101,102に読み込ませ、コンピュータで実行するものであってもよい。撮像装置100,101,102に読み取り可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM等の記録媒体、撮像装置100,101,102に内蔵されるハードディスク装置等の記憶装置を指す。さらに、撮像装置100,101,102に読み取り可能な記録媒体は、撮像装置100,101,102内部の揮発性メモリのように動的に一定時間プログラムを保持しているものを含む。
100,101,102 撮像装置
110,111,112,113 レーザー光源
120 撮像部
130 光点検出部
140,180,190 目盛生成部
141,181,191 基準点間隔計算部
142,182,192 目盛幅計算部
183,193 正対目盛幅計算部
184,194 あおり角計算部
185,195 目盛幅補正部
186,196 行列計算部
187,197 射影補正部
150 距離計算部
160 目盛描画部
170 表示部
200,201 レーザー光
300 観察対象物
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、観察対象物を撮像画像として撮影する撮像部と、前記撮像部の撮像方向と並行にレーザー光を照射し、且つ、前記撮像部の中心部から等距離で前記撮像部の周囲に配置するように固定された1つ又は2つ以上のレーザー光源と、前記レーザー光の写り込みにより前記撮影画像上の前記観察対象物に重ねて生じた1つ又は2つ以上の光点を検出し、当該光点の前記撮像画像上の位置を計算する光点検出部と、前記1つ又は2つ以上の光点の前記撮像画像上の位置に基づいて、当該光点と前記撮像画像上の基準点との間の間隔を計算する基準点間隔計算部と、前記基準点間隔計算部で計算された前記間隔に基づいて、当該間隔に対応した前記撮像装置の先端からの距離における前記撮像画像中の前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を、幾何学的に、又は前記交点の位置と前記撮像画像の基準点との間の間隔と前記観察対象物と前記撮像装置の先端との間の距離との対応関係を示す距離較正データを利用して計算する目盛生成部と、前記目盛生成部で計算された前記目盛幅に基づいて前記撮像画像上に前記目盛を重ねて描画する目盛描画部と、画像の歪補正が行われていない前記撮像画像と前記撮影画像上に重ねて描画された前記目盛を表示する表示部とを有することを特徴とする。
また、本発明の目盛生成方法は、観察対象物を撮像画像として撮像し、前記撮影画像及び該撮影画像上に重ねて描画された前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛を表示する撮像装置の前記目盛の生成方法であって、前記撮像装置に撮像方向と並行にレーザー光を照射し、且つ、前記撮像部の中心部から等距離で前記撮像物の周囲に配置するように固定された1つ又は2つ以上のレーザー光源から、前記レーザー光を照射する照射ステップと、前記レーザー光の写り込みにより前記撮影画像上の前記観察対象物に重ねて生じた1つ又は2つ以上の光点を検出し、当該光点の前記撮像画像上の位置を計算する光点検出ステップと、前記1つ又は2つ以上の光点の前記撮像画像上の位置に基づいて、当該光点と前記撮像画像上の基準点との間の間隔を計算する基準点間隔計算部で計算された前記間隔に基づいて、当該間隔に対応した前記撮像装置の先端からの距離における前記撮像画像中の前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を、幾何学的に、又は前記交点の位置と前記撮像画像の基準点との間の間隔と前記観察対象物と前記撮像装置の先端との間の距離との対応関係を示す距離較正データを利用して計算する目盛生成ステップと、前記目盛生成ステップで計算された前記目盛幅に基づいて、画像の歪補正が行われていない前記撮像画像上に前記目盛を重ねて描画する目盛描画ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明の目盛生成プログラムおよび当該プログラムを記録した記録媒体は、撮像方向と並行にレーザー光を照射し、且つ、前記撮像部の中心部から等距離で前記撮像物の周囲に配置するように固定された1つ又は2つ以上のレーザー光源を備え、観察対象物を撮像画像として撮像し、前記撮影画像及び該撮影画像上に重ねて描画された前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛を表示する撮像装置に前記目盛を描画させる目盛生成プログラムおよび当該プログラムを記録した記録媒体であって、前記レーザー光の写り込みにより前記撮影画像上の前記観察対象物に重ねて生じた1つ又は2つ以上の光点を検出する光点検出手順と、前記光点検出手順で検出された光点の前記撮像画像上での位置を計算する光点位置計算手順と、前記光点位置計算手順で計算された光点の位置に基づいて、当該光点と前記撮像画像上の基準点との間の間隔を計算する基準点間隔計算手順と、前記基準点間隔計算部で計算された前記間隔に基づいて、当該間隔に対応した前記撮像装置の先端からの距離における前記撮像画像中の前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を、幾何学的に、又は前記交点の位置と前記撮像画像の基準点との間の間隔と前記観察対象物と前記撮像装置の先端との間の距離との対応関係を示す距離較正データを利用して計算する目盛生成手順と、前記目盛生成手順で計算された前記目盛幅に基づいて、画像の歪補正が行われいない前記撮像画像上に前記目盛を重ねて描画する目盛描画手順とを前記撮像装置にコンピュータによって実行させることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、観察対象物を撮像画像として撮影する撮像部と、前記撮像部の撮像方向と並行にレーザー光を照射し、且つ、前記撮像部の中心部から等距離で前記撮像部の周囲に配置するように固定されたつ以上のレーザー光源と、前記レーザー光の写り込みにより前記撮影画像上の前記観察対象物に重ねて生じたつ以上の光点を検出し、当該光点の前記撮像画像上の位置を計算する光点検出部と、前記つ以上の光点の前記撮像画像上の位置に基づいて、当該光点と前記撮像画像の中心との間の間隔を計算する基準点間隔計算部と、前記光点検出部で検出された2つ以上の前記光点のうち、前記撮像画像の中心を通る同一直線上に配置された所定の2つの光点に対して前記基準点間隔計算部で計算された前記間隔に基づいて、当該間隔の最大値、最小値およびそれらの平均値のいずれかの値に対応した前記撮像装置の先端からの距離における前記撮像画像中の前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を、幾何学的に、又は前記交点の位置と前記撮像画像の中心との間の間隔と前記観察対象物と前記撮像装置の先端との間の距離との対応関係を示す距離較正データを利用して計算する正対目盛幅計算部と前記間隔に基づいて前記撮像装置の撮像面と前記観察対象物がなす角度のうち、前記撮像画像中における高さ方向もしくは幅方向の角度をそれぞれ縦あおり角もしくは横あおり角として計算するあおり角計算部と前記縦あおり角もしくは前記横あおり角に基づいて前記正対目盛幅計算部で計算された前記目盛幅に対してあおり補正を行うために、前記あおり角計算部で計算された前記縦あおり角もしくは横あおり角に基づいて前記目盛を射影変換する射影変換行列を計算する行列計算部、及び前記正対目盛幅計算部で計算された前記目盛幅を前記射影変換行列に基づいて補正する射影補正部からなる目盛幅補正部と、前記目盛幅補正部で計算された前記目盛幅に基づいて前記撮像画像上に前記目盛を重ねて描画する目盛描画部と、画像の歪補正が行われていない前記撮像画像と前記撮影画像上に重ねて描画された前記目盛を表示する表示部とを有することを特徴とする。
また、本発明の目盛生成方法は、観察対象物を撮像画像として撮像し、前記撮影画像及び該撮影画像上に重ねて描画された前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛を表示する撮像装置の前記目盛の生成方法であって、前記撮像装置に撮像方向と並行にレーザー光を照射し、且つ、前記撮像部の中心部から等距離で前記撮像物の周囲に配置するように固定されたつ以上のレーザー光源から、前記レーザー光を照射する照射ステップと、前記レーザー光の写り込みにより前記撮影画像上の前記観察対象物に重ねて生じたつ以上の光点を検出し、当該光点の前記撮像画像上の位置を計算する光点検出ステップと、前記つ以上の光点の前記撮像画像上の位置に基づいて、当該光点と前記撮像画像の中心との間の間隔を計算する基準点間隔計算ステップと前記光点検出ステップで検出された2つ以上の前記光点のうち、前記撮像画像の中心を通る同一直線上に配置された所定の2つの光点に対して前記基準点間隔計算部ステップで計算された前記間隔に基づいて、当該間隔の最大値、最小値およびそれらの平均値のいずれかの値に対応した前記撮像装置の先端からの距離における前記撮像画像中の前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を、幾何学的に、又は前記交点の位置と前記撮像画像の中心との間の間隔と前記観察対象物と前記撮像装置の先端との間の距離との対応関係を示す距離較正データを利用して計算する正対目盛幅計算ステップと前記間隔に基づいて前記撮像装置の撮像面と前記観察対象物がなす角度のうち、前記撮像画像中における高さ方向もしくは幅方向の角度をそれぞれ縦あおり角もしくは横あおり角として計算するあおり角計算ステップと前記縦あおり角もしくは前記横あおり角に基づいて前記正対目盛幅計算ステップで計算された前記目盛幅に対してあおり補正を行うために、前記あおり角計算部で計算された前記縦あおり角もしくは横あおり角に基づいて前記目盛を射影変換する射影変換行列を計算する行列計算ステップ、及び前記正対目盛幅計算部で計算された前記目盛幅を前記射影変換行列に基づいて補正する射影補正ステップからなる目盛幅補正ステップと、前記目盛幅補正ステップで計算された前記目盛幅に基づいて、画像の歪補正が行われていない前記撮像画像上に前記目盛を重ねて描画する目盛描画ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明の目盛生成プログラムおよび当該プログラムを記録した記録媒体は、撮像方向と並行にレーザー光を照射し、且つ、前記撮像部の中心部から等距離で前記撮像物の周囲に配置するように固定されたつ以上のレーザー光源を備え、観察対象物を撮像画像として撮像し、前記撮影画像及び該撮影画像上に重ねて描画された前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛を表示する撮像装置に前記目盛を描画させる目盛生成プログラムおよび当該プログラムを記録した記録媒体であって、前記レーザー光の写り込みにより前記撮影画像上の前記観察対象物に重ねて生じたつ以上の光点を検出する光点検出手順と、前記光点検出手順で検出された光点の前記撮像画像上での位置を計算する光点位置計算手順と、前記光点位置計算手順で計算された光点の位置に基づいて、当該光点と前記撮像画像の中心点との間の間隔を計算する基準点間隔計算手順と、前記レーザー光源の少なくとも2つ以上からレーザー光が照射され、前記光点検出手順及び前記光点位置計算手順でそれぞれ検出及び前記撮像画像上での位置の計算が行われた2つ以上の前記光点のうち、前記撮像画像の中心を通る同一直線上に配置された所定の2つの光点に対して前記基準点間隔計算手順で計算された前記間隔に基づいて、当該間隔の最大値、最小値およびそれらの平均値のいずれかの値に対応した前記撮像装置の先端からの距離における前記撮像画像中の前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を、幾何学的に、又は前記交点の位置と前記撮像画像の中心との間の間隔と前記観察対象物と前記撮像装置の先端との間の距離との対応関係を示す距離較正データを利用して計算する正対目盛幅計算手順と、前記間隔に基づいて前記撮像装置の撮像面と前記観察対象物がなす角度のうち、前記撮像画像中における高さ方向もしくは幅方向の角度をそれぞれ縦あおり角もしくは横あおり角として計算するあおり角計算手順と前記縦あおり角もしくは前記横あおり角に基づいて前記正対目盛幅計算手順で計算された前記目盛幅に対してあおり補正を行うために、前記あおり角計算部で計算された前記縦あおり角もしくは横あおり角に基づいて前記目盛を射影変換する射影変換行列を計算する行列計算手順、及び前記正対目盛幅計算部で計算された前記目盛幅を前記射影変換行列に基づいて補正する射影補正手順からなる目盛幅補正手順と、前記目盛幅補正手順で計算された前記目盛幅に基づいて、画像の歪補正が行われいない前記撮像画像上に前記目盛を重ねて描画する目盛描画手順とを前記撮像装置にコンピュータによって実行させることを特徴とする。
基準点間隔計算部141では、光点検出部130で計算された位置に基づいて、撮像画像中に写り込んだ光点B’および光点C’と基準点である像画像の中心との間の間隔d2,d3がそれぞれ計算される。なお、図10の左図に示した撮像装置101においては、レーザー光源110,111の2つのみしか有していないため、これらから照射されて生じた光点B’,C’が所定の2つの光点となる。
図17の右図に示すように、このような撮像装置102で観察対象物を撮像した際の撮像画像には、レーザー光源110,111,112,113から照射されたレーザー光により観察対象物上に生じた光点がそれぞれ光点B’,C’,D’,E’として写り込む。

Claims (19)

  1. 観察対象物を撮像画像として撮影する撮像部と、
    前記撮像部の撮像方向と並行にレーザー光を照射するように配置された1つ又は2つ以上のレーザー光源と、
    前記レーザー光の写り込みにより前記撮影画像上の前記観察対象物に重ねて生じた1つ又は2つ以上の光点を検出し、当該光点の前記撮像画像上の位置を計算する光点検出部と、
    前記1つ又は2つ以上の光点の前記撮像画像上の位置に基づいて前記撮像画像中の前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を計算する目盛生成部と、
    前記目盛生成部で計算された前記目盛幅に基づいて前記撮像画像上に前記目盛を重ねて描画する目盛描画部と、
    前記撮像画像と前記撮影画像上に重ねて描画された前記目盛を表示する表示部とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記目盛生成部は、
    前記光点検出部で計算された前記1つ又は2つ以上の光点の位置に基づいて、当該光点と前記撮像画像上の基準点との間の間隔を計算する基準点間隔計算部と、
    前記基準点間隔計算部で計算された前記間隔に基づいて、当該間隔に対応した前記撮像装置の先端からの距離における前記撮像画像中の前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を、幾何学的に、又は前記交点の位置と前記撮像画像の基準点との間の間隔と前記観察対象物と前記撮像装置の先端との間の距離との対応関係を示す距離構成データを利用して計算する目盛幅計算部とを有する撮像装置。
  3. 請求項2に記載の撮像装置であって、
    前記レーザー光源を少なくとも2つ以上有し、
    前記目盛幅計算部は、
    前記光点検出部で検出された2つ以上の前記光点のうち所定の2つの光点に対して前記基準点間隔計算部で計算された前記間隔に基づいて、当該間隔の最大値、最小値およびそれらの平均値のいずれかの値に対応した前記撮像装置の先端からの距離における前記撮像画像中の前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を計算する正対目盛幅計算部と、
    前記間隔に基づいて前記撮像装置の撮像面と前記観察対象物がなす角度のうち、前記撮像画像中における高さ方向もしくは幅方向の角度をそれぞれ縦あおり角もしくは横あおり角として計算するあおり角計算部と、
    前記縦あおり角もしくは前記横あおり角に基づいて前記正対目盛幅計算部で計算された前記目盛幅に対してあおり補正を行う目盛幅補正部とを有する撮像装置。
  4. 請求項2に記載の撮像装置であって、
    少なくとも1つは同一直線上に位置しない前記レーザー光源を少なくとも4つ以上有し、
    前記目盛幅計算部は、
    前記光点検出部で検出された4つ以上の前記光点のうち2組の所定の2つの光点に対して前記基準点間隔計算部で計算された前記間隔に基づいて、当該間隔の最大値、最小値およびそれらの平均値のいずれかの値に対応した前記撮像装置の先端からの距離における前記撮像画像中の前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を計算する正対目盛幅計算部と、
    前記間隔に基づいて前記撮像装置の撮像面と前記観察対象物がなす角度のうち、前記撮像画像中における高さ方向および幅方向の角度をそれぞれ縦あおり角および横あおり角として計算するあおり角計算部と、
    前記縦あおり角および前記横あおり角に基づいて前記正対目盛幅計算部で計算された前記目盛幅に対してあおり補正を行う目盛幅補正部とを有する撮像装置。
  5. 請求項3又は4に記載の撮像装置であって、
    前記目盛補正部は、
    前記あおり角計算部で計算された前記縦あおり角および横あおり角もしくはそれらの一方に基づいて前記目盛を射影変換する射影変換行列を計算する行列計算部と、
    前記正対目盛幅計算部で計算された前記目盛幅を前記射影変換行列に基づいて補正する射影補正部とを有する撮像装置。
  6. 請求項2〜5の何れかに記載の撮像装置であって、
    前記基準点間隔計算部で計算された前記間隔に基づいて前記撮像装置の先端と前記観察対象物との間の距離を計算する距離計算部を有し、
    前記目盛描画部は、前記目盛に加え前記撮像画像上の所定の位置に距離計算部で計算された前記距離を前記撮像画像に重ねて描画する前記撮像装置。
  7. 観察対象物を撮像画像として撮像し、前記撮影画像及び該撮影画像上に重ねて描画された前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛を表示する撮像装置の前記目盛の生成方法であって、
    前記撮像装置に撮像方向と並行にレーザー光を照射するように配置された1つ又は2つ以上のレーザー光源から、前記レーザー光を照射する照射ステップと、
    前記レーザー光の写り込みにより前記撮影画像上の前記観察対象物に重ねて生じた1つ又は2つ以上の光点を検出し、当該光点の前記撮像画像上の位置を計算する光点検出ステップと、
    前記1つ又は2つ以上の光点の前記撮像画像上の位置に基づいて前記撮像画像中の前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を計算する目盛生成ステップと、
    前記目盛生成ステップで計算された前記目盛幅に基づいて前記撮像画像上に前記目盛を重ねて描画する目盛描画ステップとを有することを特徴とする目盛生成方法。
  8. 請求項7に記載の目盛生成方法であって、
    前記目盛生成ステップは、
    前記光点検出ステップで計算された前記1つ又は2つ以上の光点の位置に基づいて、当該光点と前記撮像画像上の基準点との間の間隔を計算する基準点間隔計算ステップと、
    前記基準点間隔計算ステップで計算された前記間隔に基づいて、当該間隔に対応した前記撮像装置の先端からの距離における前記撮像画像中の前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を、幾何学的に、又は前記交点の位置と前記撮像画像の基準点との間の間隔と前記観察対象物と前記撮像装置の先端との間の距離との対応関係を示す距離構成データを利用して計算する目盛幅計算ステップとを有する目盛生成方法。
  9. 請求項8に記載の目盛生成方法であって、
    前記撮像装置は前記レーザー光源を少なくとも2つ以上有し、
    前記目盛幅計算ステップは、
    前記光点検出ステップで検出された2つ以上の前記光点のうち所定の2つの光点に対して前記基準点間隔計算ステップで計算された前記間隔に基づいて、当該間隔の最大値、最小値およびそれらの平均値のいずれかの値に対応した前記撮像装置の先端からの距離における前記撮像画像中の前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を計算する正対目盛幅計算ステップと、
    前記間隔に基づいて前記撮像装置の撮像面と前記観察対象物がなす角度のうち、前記撮像画像中における高さ方向もしくは幅方向の角度をそれぞれ縦あおり角もしくは横あおり角として計算するあおり角計算ステップと、
    前記縦あおり角もしくは前記横あおり角に基づいて前記正対目盛幅計算ステップで計算された前記目盛幅に対してあおり補正を行う目盛幅補正ステップとを有する目盛生成方法。
  10. 請求項8に記載の目盛生成方法であって、
    少なくとの1つは同一直線上に位置しない前記レーザー光源を少なくとも4つ以上有し、
    前記目盛幅計算ステップは、
    前記光点検出ステップで検出された4つ以上の前記光点のうち2組の所定の2つの光点に対して前記基準点間隔計算ステップで計算された前記間隔に基づいて、当該間隔の最大値、最小値およびそれらの平均値のいずれかの値に対応した前記撮像装置の先端からの距離における前記撮像画像中の前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を計算する正対目盛幅計算ステップと、
    前記間隔に基づいて前記撮像装置の撮像面と前記観察対象物がなす角度のうち、前記撮像画像中における高さ方向および幅方向の角度をそれぞれ縦あおり角および横あおり角として計算するあおり角計算ステップと、
    前記縦あおり角および前記横あおり角に基づいて前記正対目盛幅計算ステップで計算された前記目盛幅に対してあおり補正を行う目盛幅補正ステップとを有する目盛生成方法。
  11. 請求項9又は10に記載の目盛生成方法であって、
    前記目盛補正ステップは、
    前記あおり角計算ステップで計算された前記縦あおり角および横あおり角もしくはそれらの一方に基づいて前記目盛を射影変換する射影変換行列を計算する行列計算ステップと、
    前記正対目盛幅計算ステップで計算された前記目盛幅を前記射影変換行列に基づいて補正する射影補正ステップとを有する目盛生成方法。
  12. 請求項8〜11の何れかに記載の目盛生成方法であって、
    前記基準点間隔計算ステップで計算された前記間隔に基づいて前記撮像装置の先端と前記観察対象物との間の距離を計算する距離計算ステップを有し、
    前記目盛描画ステップは、前記目盛に加え前記撮像画像上の所定の位置に距離計算ステップで計算された前記距離を前記撮像画像に重ねて描画する目盛生成方法。
  13. 撮像方向と並行にレーザー光を照射するように固定された1つ又は2つ以上のレーザー光源を備え、観察対象物を撮像画像として撮像し、前記撮影画像及び該撮影画像上に重ねて描画された前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛を表示する撮像装置に前記目盛を描画させる目盛生成プログラムであって、
    前記レーザー光の写り込みにより前記撮影画像上の前記観察対象物に重ねて生じた1つまたは2つ以上の光点を検出する光点検出手順と、
    前記光点検出手順で検出された光点の前記撮像画像上での位置を計算する光点位置計算手順と、
    前記光点位置計算手順で計算された光点の位置に基づいて前記撮像画像中の前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を計算する目盛生成手順と、
    前記目盛生成手順で計算された前記目盛幅に基づいて前記撮像画像上に前記目盛を重ねて描画する目盛描画手順とを前記撮像装置にコンピュータによって実行させるための目盛生成プログラム。
  14. 請求項13に記載の目盛生成プログラムであって、
    前記目盛生成手順は、
    前記光点位置計算手順で計算された前記1つ又は2つ以上の光点の位置に基づいて、当該光点と前記撮像画像上の基準点との間の間隔を計算する基準点間隔計算手順と、
    前記基準点間隔計算手順で計算された前記間隔に基づいて、当該間隔に対応した前記撮像装置の先端からの距離における前記撮像画像中の前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を幾何学的に、又は前記交点の位置と前記撮像画像の基準点との間の間隔と前記観察対象物と前記撮像装置の先端との間の距離との対応関係を示す距離構成データを利用して計算する目盛幅計算手順とを有する目盛生成プログラム。
  15. 請求項14に記載の目盛生成プログラムであって、
    前記目盛幅計算手順は、
    前記レーザー光源の少なくとも2つ以上からレーザー光が照射され、前記光点検出手順及び前記光点位置計算手順でそれぞれ検出及び前記撮像画像上での位置の計算が行われた2つ以上の前記光点のうち所定の2つの光点に対して前記基準点間隔計算手順で計算された前記間隔に基づいて、当該間隔の最大値、最小値およびそれらの平均値のいずれかの値に対応した前記撮像装置の先端からの距離における前記撮像画像中の前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を計算する正対目盛幅計算手順と、
    前記間隔に基づいて前記撮像装置の撮像面と前記観察対象物がなす角度のうち、前記撮像画像中における高さ方向もしくは幅方向の角度をそれぞれ縦あおり角もしくは横あおり角として計算するあおり角計算手順と、
    前記縦あおり角もしくは前記横あおり角に基づいて前記正対目盛幅計算手順で計算された前記目盛幅に対してあおり補正を行う目盛幅補正手順とを有する目盛生成プログラム。
  16. 請求項14に記載の目盛生成プログラムであって、
    前記目盛幅計算手順は、
    少なくとも1つは同一直線上に位置しない少なくとも4つ以上の前記レーザー光源からレーザー光が照射され、前記光点検出手順及び前記光点位置計算手順でそれぞれ検出及び前記撮像画像上での位置の計算が行われた4つ以上の前記光点のうち2組の所定の2つの光点に対して前記基準点間隔計算手順で計算された前記間隔に基づいて、当該間隔の最大値、最小値およびそれらの平均値のいずれかの値に対応した前記撮像装置の先端からの距離における前記撮像画像中の前記観察対象物の大きさの尺度となる目盛の目盛幅を計算する正対目盛幅計算手順と、
    前記間隔に基づいて前記撮像装置の撮像面と前記観察対象物がなす角度のうち、前記撮像画像中における高さ方向および幅方向の角度をそれぞれ縦あおり角および横あおり角として計算するあおり角計算手順と、
    前記縦あおり角および前記横あおり角に基づいて前記正対目盛幅計算手順で計算された前記目盛幅に対してあおり補正を行う目盛幅補正手順とを有する目盛生成プログラム。
  17. 請求項15又は16に記載の目盛生成プログラムであって、
    前記目盛補正手順は、
    前記あおり角計算手順で計算された前記縦あおり角および横あおり角もしくはそれらの一方に基づいて前記目盛を射影変換する射影変換行列を計算する行列計算手順と、
    前記正対目盛幅計算手順で計算された前記目盛幅を前記射影変換行列に基づいて補正する射影補正手順とを有する目盛生成プログラム。
  18. 請求項14〜17の何れかに記載の目盛生成プログラムであって、
    前記基準点間隔計算手順で計算された前記間隔に基づいて前記撮像装置の先端と前記観察対象物との間の距離を計算する距離計算手順を有し、
    前記目盛描画手順は、前記目盛に加え前記撮像画像上の所定の位置に距離計算手順で計算された前記距離を前記撮像画像に重ねて描画する目盛生成プログラム。
  19. 請求項13〜18の何れかに記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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