JP2014159892A - 太陽熱集熱装置、および、太陽熱発電システム - Google Patents

太陽熱集熱装置、および、太陽熱発電システム Download PDF

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Abstract

【課題】熱媒体の温度の変動を十分に抑制することができる、太陽熱集熱装置等を提供する。
【解決手段】本実施形態の太陽熱集熱装置は、集光ミラーと集熱配管と蓄熱部と有する。集光ミラーは、入射する太陽光を反射して集光する。集熱配管は、集光ミラーが反射して集光した太陽光を吸収し、内部を流れる熱媒体が加熱される。蓄熱部は、集熱配管に設けられている。ここでは、蓄熱部は、集熱配管において集光ミラーが設置された側とは反対側の部分に形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、太陽熱集熱装置、および、太陽熱発電システムに関する。
再生可能エネルギーを利用した発電システムとして、太陽熱発電システムが知られている。
太陽熱発電システムでは、太陽光を集光し、その集光した太陽光の熱によってオイルなどの熱媒体を加熱する。その後、作動媒体である水が、その加熱された熱媒体との熱交換によって加熱されて、高温高圧の蒸気になる。そして、その蒸気の作動媒体によって蒸気タービンが駆動し、発電が行なわれる。
太陽熱発電システムは、たとえば、トラフ式の集光集熱系(太陽熱集熱装置、レシーバ)を有し、パラボリック・トラフ(Parabolic trough)型である曲面鏡の焦点に、集熱配管が位置している。集光集熱系では、入射した太陽光を曲面鏡が焦点に集光し、集熱配管の内部を流れる熱媒体を加熱する。
太陽熱発電システムは、日照量の変動に応じて熱媒体の流量を調整することによって、集光集熱系で加熱された熱媒体の温度の変動を抑制している。たとえば、日照量が半分になったときには、熱媒体の流量を半分にすることにより、集光集熱系から出る熱媒体の温度が一定になるように制御している。しかし、日照量を測定し、その測定結果に基づいて流量の調整を行うまでには、時間を要する。このため、集光集熱系から出る熱媒体の温度が一時的に低下して、熱交換器において発生する蒸気の温度が変動する場合があるので、発電出力が不安定になる場合がある。
このような不具合を解消するために、熱媒体が熱交換器に流入する前に、加熱装置(ヒータ)が燃料や電力を用いて熱媒体を加熱することが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2008−39367号公報
しかしながら、上記の太陽熱発電システムにおいては、燃料や電力などのように再生可能エネルギー以外の枯渇性エネルギーを用いて熱媒体の加熱を行うので、地球温暖化の対策を十分に実現することが困難である。
また、熱媒体の温度変化を抑制するために、集熱配管の肉厚を厚くする場合には、定常運転時において、集熱配管の熱抵抗が増加するので発電効率等の性能が低下する場合がある。
このような事情により、上記の太陽熱発電システムにおいては、地球温暖化の対策を十分に実現した上で、熱媒体の温度の変動を抑制することが容易でない。その結果、発電出力の安定化を実現することが困難な場合がある。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、熱媒体の温度の変動を十分に抑制することができる、太陽熱集熱装置、および、太陽熱発電システムを提供することである。
本実施形態の太陽熱集熱装置は、集光ミラーと集熱配管と蓄熱部と有する。集光ミラーは、入射する太陽光を反射して集光する。集熱配管は、集光ミラーが反射して集光した太陽光によって、内部を流れる熱媒体が加熱される。蓄熱部は、集熱配管に設けられている。ここでは、蓄熱部は、集熱配管において集光ミラーが設置された側とは反対側の部分に形成されている。
図1は、第1実施形態に係る太陽熱発電システムを示す図である。 図2は、第1実施形態に係る太陽熱発電システムにおいて、集光集熱系の要部を示す断面図である。 図3は、第1実施形態に係る太陽熱発電システムにおいて、集光集熱系の要部を示す断面図である。 図4は、第2実施形態に係る太陽熱発電システムにおいて、集光集熱系の要部を示す断面図である。 図5は、第3実施形態に係る太陽熱発電システムにおいて、集光集熱系の要部を示す断面図である。 図6は、第3実施形態に係る太陽熱発電システムにおいて、集光ミラーが回転されたときに集熱配管に太陽光が集光される様子を示す図である。 図7は、第4実施形態に係る太陽熱発電システムにおいて、集光集熱系の要部を示す断面図である。
実施形態について、図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
[A]構成等
図1は、第1実施形態に係る太陽熱発電システムを示す図である。
太陽熱発電システムは、図1に示すように、集光集熱系10(太陽熱集熱装置)と、蓄熱系20と、発電系30とを含む。太陽熱発電システムを構成する各部について、順次、説明する。
[A−1]集光集熱系10
太陽熱発電システムのうち、集光集熱系10は、図1に示すように、集光ミラー11と、集熱配管12とを備えており、太陽光を集光し、その集光した太陽光の熱によって熱媒体M(実線の矢印)を加熱する。
集光集熱系10において、集光ミラー11は、複数が列方向と行方向とに配列されている。
集光集熱系10において、集熱配管12は、集光ミラー11の上方に設置されており、列方向に沿って延在している。集熱配管12は、集光ミラー11の焦点に位置するように支持されている。集熱配管12は、複数であって、複数の集熱配管12のそれぞれが、行方向に並んで配置されている。複数の集熱配管12のそれぞれは、一端(下端)が配管M1に連結されており、他端が他の配管M2に連結されている。
集光集熱系10では、複数の集光ミラー11のそれぞれが、上方から入射した太陽光を反射して集光する。この一方で、集光集熱系10では、配管M1を流れる熱媒体Mが、複数の集熱配管12のそれぞれにおいて、一端(下端)から流入する。たとえば、オイルが、熱媒体Mとして流入する。そして、複数の集熱配管12のそれぞれにおいて、その熱媒体Mが、他端(上端)から配管M2に流出する。このとき、集光集熱系10では、集熱配管12において一端(下端)から他端(上端)へ流れる熱媒体Mが、集光ミラー11によって集光された太陽光の熱によって加熱される。たとえば、400℃程度の温度に、熱媒体Mが加熱される。
集光集熱系10の詳細な構成については、後述する。
[A−2]蓄熱系20
太陽熱発電システムのうち、蓄熱系20は、図1に示すように、熱交換部21と高温槽部22と低温槽部23とを備えており、集光集熱系10において加熱された熱媒体M(実線の矢印)の熱を、溶融塩S(一点鎖線の矢印)を用いて蓄熱する。
蓄熱系20において、熱交換部21は、容器211と伝熱管212とを含み、容器211が伝熱管212を内部に収容している。容器211は、高温槽部22との間に配管M22が設けられていると共に、低温槽部23との間に配管M23が設けられている。伝熱管212は、一端(下端)に配管M21aが連結されていると共に、他端(上端)に配管M21bが連結されている。
蓄熱系20において、高温槽部22は、容器221とポンプ222とを含む。容器221は、2つの配管22a,22bが内部に挿入されている。ポンプ222は、2つの配管22a,22bのうちの一方の配管22aに設置されている。
蓄熱系20において、低温槽部23は、容器231とポンプ232とを含む。容器231は、2つの配管23a,23bが内部に挿入されている。ポンプ232は、2つの配管23a,23bのうちの一方の配管23aに設置されている。
上記の蓄熱系20は、たとえば、昼間のように日照量が多いときに、集光集熱系10において加熱された熱媒体Mの熱を蓄熱する。
具体的には、蓄熱系20では、ポンプ24により配管M1を流れる熱媒体Mが、バルブ(図示省略)の操作により、配管M21bへ分岐して流れた後に、熱交換部21の伝熱管212に流入する。この一方で、低温槽部23の容器231に貯蔵された低温の溶融塩Sが、ポンプ232によって配管M23aに汲み上げられた後に、その配管M23aに連結された配管M23を介して、熱交換部21の容器211の内部に流入する。そして、熱交換部21において、熱媒体Mと、その熱媒体Mよりも低温の溶融塩Sの間で熱交換が行われる。この熱交換により、熱媒体Mは、冷却され、熱交換部21の伝熱管212から配管M21cに流出する。また、溶融塩Sは、加熱され、熱交換部21の容器211の内部から配管M22に流出した後に、その配管M22に連結された配管M22bを介して、高温槽部22の容器221の内部に流入して貯蔵される。
上記の他に、蓄熱系20は、蓄熱した熱を用いて、たとえば、曇天時や夜間のように日照量が少ないときに、熱交換部21において熱媒体Mを加熱する。
具体的には、蓄熱系20では、ポンプ24により配管M1を流れる熱媒体Mが、配管M21aへ分岐して流れた後に、熱交換部21の伝熱管212に流入する。この一方で、高温槽部22の容器221に貯蔵された高温の溶融塩Sが、ポンプ222によって配管M22aに汲み上げられた後に、その配管M22aに連結された配管M22を介して、熱交換部21の容器211の内部に流入する。そして、熱交換部21において、熱媒体Mと、その熱媒体Mよりも高温の溶融塩Sの間で熱交換が行われる。この熱交換により、熱媒体Mは、加熱され、熱交換部21の伝熱管212から配管M21bに流出する。また、溶融塩Sは、冷却され、熱交換部21の容器211の内部から配管M23に流出した後に、その配管M23に連結された配管M23bを介して、低温槽部23の容器231の内部に流入して貯蔵される。
なお、蓄熱系20に設けられたポンプ24は、制御部(図示省略)から出力された制御信号に基づいて動作が制御される。たとえば、ポンプ24は、集光集熱系10から排出される熱媒体Mの出口温度の測定データに応じて開度が制御され、熱媒体Mの流量を調整する。
[A−3]発電系30
太陽熱発電システムのうち、発電系30は、図1に示すように、熱交換器31と蒸気タービン32と発電機33と凝縮器34とを備えている。
発電系30において、熱交換器31は、蒸気発生器31aと過熱器31bとを含み、集光集熱系10で加熱された熱媒体M(実線の矢印)を用いて、作動媒体F(破線の矢印)を加熱する。
熱交換器31のうち、蒸気発生器31aは、容器311aと伝熱管312aとを含み、容器311aが伝熱管312aを内部に収容している。容器311aは、一方の端部(上端)に配管M3が連結されていると共に、他方の端部(下端)に配管M1が連結されている。伝熱管312aは、ポンプ37が設置された配管F34が、一端(下端)に連結されていると共に、他端(上端)に配管F31aが連結されている。
蒸気発生器31aでは、集光集熱系10で加熱された熱媒体Mが、過熱器31bから配管M3を介して容器311aの内部に流入すると共に、凝縮器34で凝縮されて液化した作動媒体Fが、配管F34を介して伝熱管312aの内部に流入する。そして、蒸気発生器31aでは、その熱媒体Mと、その作動媒体Fとの間において熱交換が行われる。この熱交換により、熱媒体Mは、冷却されて配管M1に流出し、作動媒体Fは、加熱され、蒸気として配管F31aに流出する。
熱交換器31のうち、過熱器31bは、容器311bと伝熱管312bとを含み、容器311bが伝熱管312bを内部に収容している。容器311bは、一方の端部(上端)に配管M2が連結されていると共に、他方の端部(下端)に配管M3が連結されている。伝熱管312bは、ポンプ36が設置された配管F321が、一端(下端)に連結されていると共に、他端(上端)に配管F31bが連結されている。
過熱器31bでは、集光集熱系10で加熱された熱媒体Mが、配管M2を介して容器311bの内部に流入すると共に、作動媒体Fが蒸気タービン32から配管F321を介して伝熱管312bの内部に流入する。そして、過熱器31bでは、その熱媒体Mとその作動媒体Fとの間において熱交換が行われる。この熱交換により、熱媒体Mは、冷却されて配管M3に流出し、作動媒体Fは、加熱され、過熱状態の蒸気として配管F31bに流出する。
発電系30において、蒸気タービン32は、第1タービン部321と第2タービン部322とを含み、熱交換器31での加熱によって蒸気になった作動媒体Fにより駆動する。
蒸気タービン32のうち、第1タービン部321は、配管F31aが供給口に連結されていると共に、ポンプ36が設置された配管F321が排出口に連結されている。第2タービン部322は、配管F31bが供給口に連結されていると共に、配管F322が排出口に連結されている。第1タービン部321と第2タービン部322とのそれぞれは、ケーシング(図示省略)の内部にロータ(図示省略)が収容されており、両者の間においては、ロータが互いに連結されている。
第1タービン部321においては、蒸気発生器31aでの加熱により蒸気になった作動媒体Fが、配管F31aを介して、ケーシングの内部に供給され、ロータを回転させる。その後、その作動媒体Fは、第1タービン部321から配管F321に排気され、ポンプ36によって過熱器31bに移送される。
この一方で、第2タービン部322においては、過熱器31bでの加熱により過熱状態の蒸気になった作動媒体Fが、配管F31bを介して、ケーシングの内部に供給され、ロータを回転させる。その後、その作動媒体Fは、第2タービン部322から配管F322に排気され、凝縮器34に流入する。
発電系30において、発電機33は、蒸気タービン32のロータに回転軸が連結されており、そのロータの回転によって発電機33が駆動して、発電が行なわれる。
発電系30において、凝縮器34は、蒸気タービン32から蒸気の作動媒体Fが、配管F322を介して流入する。また、凝縮器34は、冷却塔35から冷却水が配管f35を介して流入する。そして、凝縮器34では、蒸気の作動媒体Fと冷却水との間において熱交換が行われて、蒸気の作動媒体Fが冷却され凝縮される。
上記のように、発電系30では、凝縮器34で凝縮された液体の作動媒体Fが、蒸気発生器31aにおいて加熱される。そして、その蒸気発生器31aでの加熱によって蒸気になった作動媒体Fが、第1タービン部321に流入した後に、第1タービン部321から流出する。そして、その第1タービン部321から流出した作動媒体Fが、ポンプ36によって過熱器31bに移送され、過熱器31bにおいて加熱される。そして、その過熱器31bでの加熱によって過熱状態の蒸気になった作動媒体Fが、第2タービン部322に流入した後に、第2タービン部322から流出する。そして、第2タービン部322から流出した作動媒体Fが、凝縮器34において凝縮され液化する。その後、その凝縮器34で凝縮された作動媒体Fが、ポンプ37によって蒸気発生器31aに移送される。発電系30では、第1タービン部321と第2タービン部322とのそれぞれに流入した作動媒体Fによって、両者が駆動し、発電機33において発電が行われる。
[A−4]集光集熱系10の詳細構成等
図2,図3は、第1実施形態に係る太陽熱発電システムにおいて、集光集熱系10の要部を示す断面図である。
図2、図3では、図1において集光集熱系10を流れる熱媒体Mの流れ方向に対して垂直な面であって、集光ミラー11の光軸LAが鉛直方向に沿っている場合を示している。また、図3は、集光集熱系10の一部断面を拡大して示している。
集光集熱系10は、図1に示したように、集光ミラー11と集熱配管12とを備える他に、図2、図3に示すように、断熱管13、蓄熱部14が設けられている。
集光ミラー11は、図2に示すように、断面がパラボリック・トラフ形状(雨樋形状)の凹面鏡である。集光ミラー11は、上方から入射する太陽光L1を反射面で反射して焦点FPに集光させる。集光ミラー11においては、反射面の中心と焦点FPとを結ぶ光軸LAに対して太陽光L1が平行に入射する。そして、その入射した太陽光L1が反射面で反射し、その反射面で反射した太陽光L2が焦点FPに向かって集光する。
集熱配管12は、図2,図3に示すように、断面がリング形状の管状体である。集熱配管12は、図2に示すように、そのリング形状の断面の中心が、集光ミラー11によって反射した太陽光L2が集光される焦点FPに一致するように設置されている。また、集熱配管12は、厚みが一定であり、たとえば、金属材料を用いて形成されている。集光ミラー11で反射された太陽光L2が集熱配管12の表面で吸収されることによって、集熱配管12が加熱され、この熱が集熱配管12の内部を流れる熱媒体Mに伝達して、熱媒体Mが加熱される。
断熱管13は、図2に示すように、断面がリング形状の管状体であって、厚みが一定である。断熱管13は、内径が、集熱配管12の外径よりも大きく、内部に集熱配管12が同心状に配置されている。つまり、断熱管13は、内周面が、一定の幅の空間SPを介して、集熱配管12の外周面を囲うと共に、リング形状の断面の中心が焦点FPに一致するように設置されている。断熱管13は、たとえば、ガラス材料によって形成されており、断熱管13と集熱配管12との間に設けられた空間SPは、真空状態である。
蓄熱部14は、図2,図3に示すように、集熱配管12において、集光ミラー11が設置された側とは反対側の部分に設けられている。具体的には、蓄熱部14は、光軸LAに直交すると共に焦点FPに交差する面PLで集熱配管12を区画したときに、集熱配管12において集光ミラー11が位置する側の部分とは反対側の部分に、蓄熱部14が設置されている。
本実施形態では、蓄熱部14は、図3に示すように、集熱配管12の外周面において、集光ミラー11が設置された下側の面S11とは反対側に位置する上側の面S12を被覆するように形成されている。また、蓄熱部14は、断面が三日月形状であって光軸LAに対して対称であり、集光ミラー11から離れるに伴って、厚みが厚くなるように形成されている。なお、蓄熱部14の断面は、三日月形状に限らず、種々の形状になるように形成してもよい。
蓄熱部14は、蓄熱材料を用いて形成されており、伝達された熱を蓄える。たとえば、蓄熱部14は、熱媒体Mが蓄熱部14よりも高温の場合には、その熱媒体Mの熱が伝達され、その伝達された熱を蓄える。逆に、熱媒体Mが蓄熱部14よりも低温の場合には、蓄熱部14は、集熱配管12の内部を流れる熱媒体Mに対して、集熱配管12を介して、その蓄熱した熱を伝達させて加熱する。たとえば、日照量が低下して、集光ミラー11で反射された太陽光L2によって熱媒体Mが加熱されずに蓄熱部14よりも温度が低下したときには、蓄熱部14で蓄熱された熱が熱媒体Mに伝達して、熱媒体Mが加熱される。
蓄熱部14を形成する蓄熱材料としては、集熱配管12よりも単位体積当りの比熱が大きい材料を用いると、蓄熱部14の蓄熱量を大きくすることができ、好適である。たとえば、集熱配管12としては、耐食性のためにステンレスが用いられるときにはこれよりも比熱が大きい蓄熱材料として、純鉄、鋳鉄、低炭素鋼を用いて蓄熱部14を形成することが好ましい。
また、蓄熱部14を形成する蓄熱材料としては、集熱配管12よりも熱伝導率が大きい材料を用いることが好適である。この場合には、蓄熱部14において蓄熱された熱が、熱媒体Mに効果的に伝達され、熱媒体Mが加熱される。たとえば、上述した純鉄、鋳鉄、低炭素鋼は、集熱配管12に用いられるステンレスよりも熱伝導率が大きく、好ましい。
なお、図示を省略しているが、集光集熱系10において、集光ミラー11と集熱配管12と断熱管13とのそれぞれは、基台(図示省略)に支持されている。ここでは、それぞれは、熱媒体Mの流れ方向を中心軸とした回転方向Rに回転するように支持されている。
また、集光集熱系10においては、回転駆動機構(図示省略)が設置されている。回転駆動機構は、集光ミラー11の長手方向に沿うと共に焦点FPに交差する軸を回転軸として、集光ミラー11を回転させる。ここでは、回転駆動機構は、制御装置(図示省略)から出力された制御信号(図示省略)に応じて、集光ミラー11を回転方向Rに回転させることによって、集光ミラー11の光軸LAと太陽との間の相対角度を変更する。たとえば、太陽の向きの測定データに基づいて算出された制御信号に応じて、集光ミラー11の光軸LAが鉛直方向に沿った状態であって反射面が上方へ向いた状態から、その光軸LAが鉛直方向に対して傾斜するように、集光ミラー11が回転方向Rに回転移動する。すなわち、太陽の位置に追尾するように、集光ミラー11の光軸LAの傾きを調整する。この他に、回転駆動機構は、集光ミラー11の反射面が下方に向くように、集光ミラー11を集熱配管12の上方に回転移動させる。
本実施形態においては、集光ミラー11に集熱配管12が固定されており、回転駆動機構(図示省略)が集光ミラー11を回転させると、その回転に連動して集熱配管12が回転方向Rに回転する。
具体的には、回転駆動機構によって集光ミラー11が回転して光軸LAが傾斜した場合には、その回転角度と同じ回転角度分、集熱配管12が回転方向Rに回転する。換言すると、回転駆動機構によって集光ミラー11が回転したときであっても、集光ミラー11と蓄熱部14との相対的な位置の関係は同じであり、蓄熱部14は、図2に示すように、集熱配管12において、集光ミラー11が設置された側とは反対側の部分に位置した状態を保持する。
[B]まとめ
以上のように、本実施形態の集光集熱系10においては、集光ミラー11が、入射する太陽光L1を反射して集光する。そして、その集光ミラーが反射して集光した太陽光L2によって、集熱配管12の内部を流れる熱媒体Mが加熱される。この他に、本実施形態の集光集熱系10においては、蓄熱部14が、集熱配管12に設けられている。このため、本実施形態では、日照量が低下して、集光ミラー11で反射された太陽光L2によって熱媒体Mが十分に加熱されない状態になった場合であっても、蓄熱部14において蓄熱された熱によって熱媒体Mが加熱される。
本実施形態では、集光ミラー11は、太陽光L1の入射方向に対する光軸LAの角度を変えて回転するように構成されている。また、集熱配管12は、集光ミラー11に固定されており、集光ミラー11の回転に連動して回転する。本実施形態では、蓄熱部14は、集熱配管12に設けられており、集熱配管12が集光ミラー11に連動して回転したときであっても、その集熱配管12において、集光ミラー11が設置された側とは反対側の部分に位置する。このため、集光ミラー11によって集光された太陽光による熱が、蓄熱部14によって妨げられずに、集熱配管12から内部の熱媒体Mに伝熱し、熱媒体Mが加熱される。
上述したように、太陽熱発電システムでは、日照量を測定し、その測定結果に基づいて熱媒体Mの流量の調整を行うまでに時間を要する場合があるが、本実施形態においては、地球温暖化の対策を十分に実現した上で、集光集熱系10から発電系30の熱交換器31へ流入する熱媒体Mの温度の変動を抑制することができる。
したがって、本実施形態の太陽熱発電システムにおいては、発電出力の安定化を容易に実現することができる。
<第2実施形態>
[A]構成等
図4は、第2実施形態に係る太陽熱発電システムにおいて、集光集熱系10の要部を示す断面図である。図4は、図3と同様に、集光集熱系10の一部断面を拡大して示している。
本実施形態は、図4に示すように、蓄熱部14bが、第1実施形態の場合と異なる(図3参照)。本実施形態は、この点、及び、関連する点を除き、上記の実施形態の場合と同様である。このため、本実施形態において、上記の実施形態と重複する個所については、適宜、記載を省略する。
蓄熱部14bは、図4に示すように、集熱配管12において、集光ミラー11(図2参照)で反射された太陽光L2を受光する側の部分に対して反対側の部分に設けられている。つまり、上記の実施形態と同様に、蓄熱部14bは、集熱配管12において、集光ミラー11が設置された側とは反対側の部分に設けられている。
本実施形態では、蓄熱部14bは、集熱配管12の内周面において、集光ミラー11が設置された下側の面S21とは反対側に位置する上側の面S22を被覆するように形成されている。また、蓄熱部14bは、断面が半円形状になるように形成されている。
[B]まとめ
以上のように、本実施形態の太陽熱発電システムでは、蓄熱部14bが設けられているので、上記の実施形態の場合と同様に、集熱配管12の内部を流れる熱媒体Mが、蓄熱部14bで蓄熱された熱によって加熱される。
また、上記の実施形態の場合と異なり、蓄熱部14bは、集熱配管12の内周面の一部に形成されている。このため、蓄熱部14bは、集熱配管12の内部において熱媒体Mに接触するので、蓄熱部14bと熱媒体Mとの間の伝熱が効率的に行われる。
したがって、本実施形態においては、地球温暖化の対策を十分に実現した上で、熱媒体Mの温度の変動を抑制することが可能である。その結果、本実施形態の太陽熱発電システムにおいては、発電出力の安定化を容易に実現することができる。
<第3実施形態>
[A]構成等
図5は、第3実施形態に係る太陽熱発電システムにおいて、集光集熱系10の要部を示す断面図である。図5は、図3と同様に、集光集熱系10の一部断面を拡大して示している。
本実施形態は、図5に示すように、蓄熱部14cが、第1実施形態の場合と異なる(図3参照)。本実施形態は、この点、及び、関連する点を除き、上記の実施形態の場合と同様である。このため、本実施形態において、上記の実施形態と重複する個所については、適宜、記載を省略する。
蓄熱部14cは、図5に示すように、集熱配管12において、集光ミラー11(図2参照)で反射された太陽光L2を受光する側の部分に対して反対側の部分に設けられている。つまり、蓄熱部14cは、集熱配管12において、集光ミラー11が設置された側とは反対側の部分に設けられている。また、蓄熱部14cは、集熱配管12の内周面において下側の面S21とは反対側に位置する上側の面S22を被覆するように形成されている。
本実施形態では、蓄熱部14cは、断面が扇形状になるように形成されている。たとえば、扇形の中心角が120°以下であって鉛直方向に対して対称になるように、蓄熱部14cが形成されている。
なお、本実施形態において、回転駆動機構(図示省略)は、上記の実施形態と同様に、制御装置(図示省略)から出力された制御信号(図示省略)に応じて、集光ミラー11を回転させる。
しかし、本実施形態においては、上記の実施形態と異なり、集熱配管12が集光ミラー11(図2参照)に固定されておらず、集光ミラー11から独立して固定されている。このため、本実施形態では、回転駆動機構(図示省略)が集光ミラー11を回転させたときに、その回転に連動して集熱配管12が回転しない。集光ミラー11は、固定された集熱配管12の外周面の周囲を回転するので、集光ミラー11と集熱配管12との間の相対的な関係が変化する。
その結果、集熱配管12においては、回転する集光ミラー11の位置に応じて、集光ミラー11から反射された太陽光L2の受光領域が変動する。
図6は、第3実施形態に係る太陽熱発電システムにおいて、集光ミラー11が回転されたときに集熱配管12に太陽光L2が集光される様子を示す図である。図6では、図5と同様に、断面を拡大して示しており、図6(a)および図6(b)では、集光ミラー11の光軸LAが、鉛直方向(上下方向)に対して傾斜するように回転された場合を示している。
図6(a),(b)に示すように、集光ミラー11の光軸LAが鉛直方向に対して傾斜したときには、集光ミラー11で反射された太陽光L2を、集熱配管12が受光する位置が変動する(図5参照)。
たとえば、図6(a)に示すように、集光ミラー11の光軸LAが鉛直方向に対して一方の側に傾斜したときには、集光ミラー11で反射された太陽光L2を、集熱配管12が外周面において左斜め下の部分で受光する。
また、図6(b)に示すように、集光ミラー11の光軸LAが鉛直方向に対して他方の側に傾斜したときには、集光ミラー11で反射された太陽光L2を、集熱配管12が外周面において右斜め下の部分で受光する。
そして、集熱配管12の外周面で受光した太陽光L2による熱が、集熱配管12の内部を流れる熱媒体Mに伝わって、熱媒体Mが加熱される。
本実施形態では、蓄熱部14cは、図6(a),(b)に示すように、集熱配管12において、集光ミラー11によって反射された太陽光L2を受光する部分に形成されておらず、この部分以外の部分の内周面に形成されている。
[B]まとめ
以上のように、本実施形態の太陽熱発電システムでは、蓄熱部14cが設けられているので、上記の実施形態の場合と同様に、集熱配管12の内部を流れる熱媒体Mが、蓄熱部14cで蓄熱された熱によって加熱される。
また、蓄熱部14cは、集光ミラー11から独立して固定された集熱配管12において、太陽に近い上側部分に設けられ、下側部分には設けられていない。さらに、蓄熱部14cは、断面が扇形状になるように形成されている。つまり、蓄熱部14cは、集光ミラー11で反射された太陽光L2を集熱配管12が受光する集熱部分を避けるように、集熱配管12に設けられている。このため、集光ミラー11によって反射された太陽光L2による熱が、蓄熱部14cによって妨げられずに、集熱配管12から内部の熱媒体Mに伝熱し、熱媒体Mが加熱される。
したがって、本実施形態においては、地球温暖化の対策を十分に実現した上で、熱媒体Mの温度の変動を抑制することが可能である。その結果、本実施形態の太陽熱発電システムにおいては、発電出力の安定化を容易に実現することができる。
<第4実施形態>
[A]構成等
図7は、第4実施形態に係る太陽熱発電システムにおいて、集光集熱系10の要部を示す断面図である。図7は、図5と同様に、集光集熱系10の一部断面を拡大して示している。
本実施形態は、図7に示すように、蓄熱部14dが、第3実施形態の場合と異なる(図5参照)。本実施形態は、この点、及び、関連する点を除き、上記の実施形態の場合と同様である。このため、本実施形態において、上記の実施形態と重複する個所については、適宜、記載を省略する。
蓄熱部14dは、図7に示すように、集熱配管12において、集光ミラー11(図2参照)で反射された太陽光L2を受光する側の部分に対して反対側の部分に設けられている。また、蓄熱部14dは、集熱配管12の内周面において、下側の面S21とは反対側に位置する上側の面S22を被覆するように形成されている。
本実施形態では、蓄熱部14dは、集熱配管12の内部において熱媒体Mに接触する面が凹凸状になるように、複数のスリットSLが形成されている。スリットSLは、熱媒体Mの流れ方向(紙面に垂直な方向)に沿って延在するように蓄熱部14cに形成されている。
[B]まとめ
以上のように、本実施形態の太陽熱発電システムでは、蓄熱部14dが設けられているので、上記の実施形態の場合と同様に、集熱配管12の内部を流れる熱媒体Mが、蓄熱部14dで蓄熱された熱によって加熱される。
また、蓄熱部14dは、集熱配管12の内部において熱媒体Mに接触する面が凹凸状になるように、複数のスリットSLが形成されている。このため、本実施形態では、蓄熱部14dに熱媒体Mが接触する面の接触面積が大きく、蓄熱部14dと熱媒体Mとの間の伝熱が効率的に行われる。
したがって、本実施形態においては、地球温暖化の対策を十分に実現した上で、熱媒体Mの温度の変動を抑制することが可能である。その結果、本実施形態の太陽熱発電システムにおいては、発電出力の安定化を容易に実現することができる。
[C]変形例
上記のように、本実施形態では、蓄熱部14dのうち、集熱配管12の内部において熱媒体Mに接触する面にスリットSLを設けることで、熱媒体Mに接触する面の接触面積を大きくする場合について示したが、これに限らない。蓄熱部14dを多孔質構造にすることによって、熱媒体Mに接触する面の接触面積を大きくするように構成してもよい。この場合には、たとえば、微小に球状または針状の蓄熱材料を焼結することで、多孔質構造の蓄熱部14dを形成する。
<その他>
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…集光集熱系、11…集光ミラー、12…集熱配管、13…断熱管、14,14b,14c,14d…蓄熱部、20…蓄熱系、21…熱交換部、22…高温槽部、23…低温槽部、24…ポンプ、30…発電系、31…熱交換器、31a…蒸気発生器、31b…過熱器、32…蒸気タービン、33…発電機、34…凝縮器、35…冷却塔、36…ポンプ、37…ポンプ

Claims (10)

  1. 入射する太陽光を反射して集光する、集光ミラーと、
    前記集光ミラーが反射して集光した太陽光によって、内部を流れる熱媒体が加熱される、集熱配管と
    前記集熱配管に設けられている、蓄熱部と
    を有し、
    前記蓄熱部は、前記集熱配管において前記集光ミラーが設置された側とは反対側の部分に形成されていることを特徴とする、
    太陽熱集熱装置。
  2. 前記集光ミラーは、太陽光の入射方向に対する光軸の角度を変えて回転するように構成されており、
    前記集熱配管は、前記集光ミラーに固定されており、前記集光ミラーの回転に連動して回転することを特徴とする、
    請求項1に記載の太陽熱集熱装置。
  3. 前記蓄熱部は、前記集熱配管の外周面の一部を被覆していることを特徴とする、
    請求項1または2に記載の太陽熱集熱装置。
  4. 前記蓄熱部は、前記集熱配管の内周面の一部を被覆していることを特徴とする、
    請求項1または2に記載の太陽熱集熱装置。
  5. 太陽光を反射して焦点に集光する、集光ミラーと、
    前記集光ミラーが反射して集光した太陽光によって、内部を流れる熱媒体が加熱される、集熱配管と
    前記集熱配管に設けられている、蓄熱部と
    を有し、
    前記集光ミラーは、太陽光の入射方向に対する光軸の角度を変えて回転するように構成されており、
    前記集熱配管は、前記集光ミラーから独立して固定されており、
    前記蓄熱部は、断面が鉛直方向に対して対称な扇形状であって、前記集熱配管の内周面において上側部分に設けられていることを特徴とする、
    太陽熱集熱装置。
  6. 前記蓄熱部は、前記集熱配管の内部において前記熱媒体に接触する面が凹凸状に形成されていることを特徴とする、
    請求項4または5に記載の太陽熱集熱装置。
  7. 前記蓄熱部は、前記集熱配管よりも比熱が大きい材料で形成されていることを特徴とする、
    請求項1から6のいずれかに記載の太陽熱集熱装置。
  8. 前記蓄熱部は、前記集熱配管よりも熱伝導率が大きい材料で形成されていることを特徴とする、
    請求項1から7のいずれかに記載の太陽熱集熱装置。
  9. 前記蓄熱部は、多孔質構造であることを特徴とする、
    請求項1から8のいずれかに記載の太陽熱集熱装置。
  10. 請求項1から8のいずれかに記載の太陽熱集熱装置と、
    前記太陽熱集熱装置で加熱された熱媒体によって作動媒体を加熱し、当該加熱した作動媒体によって蒸気タービンを駆動させることで発電を行う発電系と
    を有することを特徴とする、
    太陽熱発電システム。
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