JP2014159332A - 折機及び折機の運用方法並びに印刷機 - Google Patents

折機及び折機の運用方法並びに印刷機 Download PDF

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Abstract

【課題】2つの折部を有した形態において各折部の駆動伝達系の構造を簡素化すること。
【解決手段】回転可能に設けられてウェブを所定の長さに裁断する鋸胴、及び回転可能に設けられて鋸胴と協働してウェブを裁断すると共に裁断後のウェブを搬送方向に交差して横折する折胴を有した2つの折部と、単一の駆動モータ31と、駆動モータ31からの回転動力を一方の折部における折胴及び鋸胴にクラッチを介さず伝達する第一駆動伝達系25Aと、駆動モータ31からの回転動力を他方の折部における折胴及び鋸胴にクラッチ41を介して伝達する第二駆動伝達系25Bと、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、印刷が施されたウェブを断裁すると共に重ねてから折り畳む折機、及び前記折機の運用方法、並びに前記折機が適用される印刷機に関するものである。
例えば、一般的な新聞用オフセット輪転印刷機は、複数の給紙部と、複数の印刷ユニットと、ターンバー装置と、折機とから構成されており、各給紙部から印刷ユニットにウェブが供給されると、各ウェブに対して印刷が施され、ターンバー装置で多数のウェブの走行ルートが変更されてから所定の順番に重ね合わされた後、折機にて、ウェブが縦折りされてから折胴及び鋸胴により所定の長さで横裁断され、折胴により横折されることで折帖が形成され、排紙される。
従来、例えば、特許文献1では、折機において操作側及び駆動側に折部が設けられ、これらの折部が共通の架台フレームに個設配置され、別配置の駆動源(モータ)からの伝導駆動により運転されることが示されている。
また、例えば、特許文献2では、折機において複数の折部を、それぞれ独立したモータにより駆動することが示されている。
特開2004−67357号公報 特開2008−201049号公報
上述した特許文献1に示される折機は、いずれか一方の折部のメンテナンスや故障時にいずれか他方の折部のみを運転する場合が発生することから、駆動源から双方への伝導駆動の途中に、各折部にそれぞれクラッチが必要になる。また、上述した特許文献2に示される折機は、各折部を独立したモータにより駆動することから、クラッチは必要ないが、各折部にモータが必要である。このように、クラッチを各折部に要したり、各折部にモータを要したりすることは、駆動伝達系の構造が複雑となって製造コストが嵩むことになる。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、2つの折部を有した形態において各折部の駆動伝達系の構造を簡素化することのできる折機及び折機の運用方法並びに印刷機を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の折機は、回転可能に設けられてウェブを所定の長さに裁断する鋸胴、及び回転可能に設けられて前記鋸胴と協働して前記ウェブを裁断すると共に裁断後の前記ウェブを搬送方向に交差して横折する折胴を有した2つの折部と、単一の駆動源と、前記駆動源からの回転動力を一方の前記折部における前記折胴及び前記鋸胴にクラッチを介さず伝達する第一駆動伝達系と、前記駆動源からの回転動力を他方の前記折部における前記折胴及び前記鋸胴にクラッチを介して伝達する第二駆動伝達系と、を備えることを特徴とする。
この折機によれば、一方の折部のみを使用する場合、クラッチを切断作動させて第二駆動伝達系への駆動源からの回転動力の伝達を切断することで、第一駆動伝達系のみに駆動源からの回転動力が伝達される。また、双方の折部を使用する場合は、クラッチを接続作動させて第二駆動伝達系への駆動源からの回転動力の伝達を接続することで、第一駆動伝達系及び第二駆動伝達系の双方に駆動源からの回転動力が伝達される。このように、本発明の折機は、一方の折部を駆動する第一駆動伝達系を駆動源に対して常時接続させ、他方の折部を駆動する第二駆動伝達系をクラッチにより接続または切断するように構成している。この結果、2つの折部を有した形態において、各折部を単一の駆動源により駆動させると共に、一方の折部のみの駆動や双方の折部の駆動を1つのクラッチの接続・切断により行うことが可能となるため、各折部の駆動伝達系の構造を簡素化することができる。
また、本発明の折機では、前記第一駆動伝達系に対して着脱可能に設けられて前記第一駆動伝達系への前記駆動源からの回転動力の伝達を接続するように取り付けられる一方で、前記第一駆動伝達系への前記駆動源からの回転動力の伝達を切断するように取り外される駆動接断部を備えることを特徴とする。
この折機によれば、駆動接断部を取り外すことで、一方の折部を駆動する第一駆動伝達系への駆動源からの回転動力の伝達を切断することが可能になる。この結果、一方の折部のメンテナンス時や故障時において、一方の折部を止めることができる。しかも、一方の折部を止めた場合、クラッチを接続作動させることで、他方の折部を一方の折部の代わりに駆動することができる。
また、本発明の折機では、前記駆動接断部は、前記第一駆動伝達系に対して着脱可能に設けられて前記第一駆動伝達系への前記駆動源からの回転動力の伝達を接続するように取り付けられる一方で、前記第一駆動伝達系への前記駆動源からの回転動力の伝達を切断するように取り外される接断歯車からなることを特徴とする。
この折機によれば、歯車という簡素な構成により一方の折部を駆動する第一駆動伝達系への駆動源からの回転動力の伝達を切断することができる。
また、本発明の折機では、搬送方向に沿って縦折される前記ウェブを各前記折部に送るローラ対に回転動力を伝達する第三駆動伝達系を備え、前記駆動接断部は、前記駆動源からの回転動力を前記第三駆動伝達系に常に伝達する常時接続歯車と、当該常時接続歯車に対して同軸上に一体に取り付けられて前記駆動源からの回転動力を前記第一駆動伝達系に伝達する一方で、前記常時接続歯車から取り外されて前記第一駆動伝達系への前記駆動源からの回転動力の伝達を切断する接断歯車とを有することを特徴とする。
この折機によれば、駆動源の回転動力をローラ対にも伝達するように構成されており、この場合に、駆動接断部は、ローラ対を駆動する第三駆動伝達系への駆動源からの回転動力を、常時接続歯車によりに対して常に伝達させ、一方の折部を駆動させる第一駆動伝達系への駆動源からの回転動力のみ、接断歯車により切断させることができる。このため、構成を複雑化させることなく、駆動源の回転動力をローラ対にも伝達させつつ、一方の折部を止めることができる。即ち、一方の折部のメンテナンス時や故障時に、クラッチを接続作動させ、駆動源の回転動力をローラ対にも伝達させつつ、他方の折部を一方の折部の代わりに駆動することができる。
また、本発明の折機では、各前記折部を覆う折部筐体を有し、当該折部筐体における前記駆動接断部に対応する部分に開閉可能に設けられた操作窓を備えることを特徴とする。
この折機によれば、駆動接断部または駆動接断部を構成する接断歯車を取り外す際、操作窓を開放することで、折部筐体の外から駆動接断部または駆動接断部を構成する接断歯車に対して容易にアクセスすることができる。
上述の目的を達成するために、本発明の折機の運用方法は、回転可能に設けられてウェブを所定の長さに裁断する鋸胴、及び回転可能に設けられて前記鋸胴と協働して前記ウェブを裁断すると共に裁断後の前記ウェブを搬送方向で横折する折胴を有した2つの折部と、単一の駆動源と、前記駆動源からの回転動力を一方の前記折部における前記折胴及び前記鋸胴にクラッチを介さず伝達する第一駆動伝達系と、前記駆動源からの回転動力を他方の前記折部における前記折胴及び前記鋸胴にクラッチを介して伝達する第二駆動伝達系と、を備える折機の運転方法であって、前記クラッチを切断作動させて前記第二駆動伝達系への前記駆動源の回転動力の伝達を切断して前記第一駆動伝達系にのみ前記駆動源の回転動力を伝達して一方の前記折部を常時使用し、前記クラッチを接続作動させて前記第一駆動伝達系及び前記第二駆動伝達系への前記駆動源からの回転動力の伝達を接続して双方の前記折部を使用する、ことを特徴とする。
この折機の運用方法によれば、2つの折部を有した形態において、各折部を単一の駆動源により駆動させると共に、一方の折部のみの駆動や双方の折部の駆動を1つのクラッチの接続・切断により、各折部の駆動伝達系の構造を簡素化し、一方の折部を常時使用する形態と、双方の折部を使用する形態とを得ることができる。
また、本発明の折機の運用方法では、前記折機は、前記第一駆動伝達系に対して着脱可能に設けられて前記第一駆動伝達系への前記駆動源からの回転動力の伝達を接続するように取り付けられる一方で、前記第一駆動伝達系への前記駆動源からの回転動力の伝達を切断するように取り外される駆動接断部を備え、他方の前記折部のみを使用する場合、前記駆動接断部を取り外して前記第一駆動伝達系への前記駆動源からの回転動力の伝達を切断すると共に、前記クラッチを接続作動させて前記第二駆動伝達系への前記駆動源からの回転動力の伝達を接続する、ことを特徴とする。
この折機の運用方法によれば、一方の折部のメンテナンス時や故障時において、一方の折部を止めることができる。しかも、一方の折部を止めた場合、クラッチを接続作動させることで、他方の折部を一方の折部の代わりに駆動することができる。
上述の目的を達成するために、本発明の印刷機は、ウェブを繰り出して給紙する給紙部と、前記給紙部から給紙された前記ウェブに印刷を施す印刷部と、前記印刷部で印刷が施された前記ウェブを折りつつ裁断した折帖として排出する折機とを備えた印刷機において、上述した折機を適用したことを特徴とする。
この印刷機によれば、2つの折部を有した折機において、各折部を単一の駆動源により駆動させると共に、一方の折部のみの駆動や双方の折部の駆動を1つのクラッチの接続・切断により行うことが可能となるため、各折部の駆動伝達系の構造を簡素化することができる。この結果、折機の構成が簡素化され、印刷機における製造コストの低減化を図ることができる。
本発明によれば、2つの折部を有した形態において各折部の駆動伝達系の構造を簡素化することができる。
図1は、本発明の一実施例に係る新聞用オフセット輪転印刷機を表す概略正面図である。 図2は、本発明の一実施例に係る新聞用オフセット輪転印刷機を表す概略平面図である。 図3は、本発明の一実施例に係る新聞用オフセット輪転印刷機における折機の概略構成図である。 図4は、本発明の実施例に係る折機の駆動伝達系を表す概略正面図である。 図5は、本発明の実施例に係る折機の第一駆動伝達系を表す概略側面図である。 図6は、本発明の実施例に係る折機の第二駆動伝達系を表す概略側面図である。 図7は、本発明の実施例に係る折機の駆動接断部を表す正面図である。 図8は、本発明の実施例に係る折機の駆動接断部を表す側断面図である。 図9は、本発明の実施例に係る折機の駆動接断部の他の形態を表す側断面図である。 図10は、本発明の実施例に係る折機の駆動伝達系の他の形態を表す概略正面図である。 図11は、本発明の実施例に係る折機の駆動伝達系の他の形態を表す概略正面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではなく、また、実施例が複数ある場合には、各実施例を組み合わせて構成するものも含むものである。
図1は、本実施例に係る新聞用オフセット輪転印刷機を表す概略正面図、図2は、本実施例に係る新聞用オフセット輪転印刷機を表す概略平面図、図3は、本実施例に係る新聞用オフセット輪転印刷機における折機の概略構成図である。
本実施例において、図1及び図2に示すように、オフセット輪転印刷機(印刷機)として適用された新聞用オフセット輪転印刷機は、給紙装置(給紙部)11と、印刷装置(印刷部)12と、ターンバー装置13と、折機14とから構成されている。
給紙装置11は、それぞれウェブ(用紙)Wがロール状に巻かれた3つの巻取紙Rを保持する複数の保持アーム15が設けられ、この各保持アーム15を回動することで、巻取紙Rを給紙位置に回動することができる。また、この給紙装置11は、図示しない紙継装置が設けられており、給紙位置で繰り出されている巻取紙Rが残り少なくなると、この紙継装置により給紙位置にある巻取紙Rに対して、待機位置にある巻取紙Rを紙継することができる。
印刷装置12は、両面4色印刷を行う多色刷印刷ユニット16と、両面2色印刷を行う2色刷印刷ユニット17が設けられている。この多色刷印刷ユニット16及び2色刷印刷ユニット17は、給紙装置11から供給されたウェブWに対して所定の印刷を行うことができる。なお、本実施例では、印刷装置12を、多色刷印刷ユニット16と2色刷印刷ユニット17により構成したが、この構成に限定されるものではない。例えば、両面単色印刷を行う両面単色刷ユニット、一面4色または2色印刷を行う多色刷印刷ユニットなど印刷物に応じて適宜各種ユニットを組み合わせて使用すればよい。
ターンバー装置13は、図示しない複数のターンバーが設けられており、各印刷ユニット16,17から送り出された各ウェブWの走行ルートを変更し、所定の順番に重ね合わせることができる。折機14は、ターンバー装置13から搬送されたウェブWを縦折りし、所定の長さで横裁断し、さらに横折りして所望の折帖を形成した後に排紙するものである。なお、図2ではターンバー装置13を省略している。
従って、まず、給紙装置11から印刷装置12を構成する多色刷印刷ユニット16や2色刷印刷ユニット17にウェブWが供給されると、各印刷ユニット16,17では、各ウェブWに対して4色刷や2色刷が行われる。次に、各印刷ユニット16,17で印刷が施された複数のウェブWは、ターンバー装置13にて、走行ルートが変更されると共に、所定の順番に重ね合わせられる。そして、複数重ね合わされたウェブWは、折機14に搬送される。
折機14は、図3に示すように、2つの折部21,22を有している。各折部21,22は、操作側(オペレータが操作する側:正面側)と駆動側(操作側の反対側)とにほぼ対称に配置されている。折部21,22は、その最上部に、上述したターンバー装置13で所定の順番に重ねられたウェブWを、下方に搬入するドラグローラ20が設けられると共に、三角板21B,22Bが設けられている。そして、この三角板21B,22Bの下方には、一対のリードインローラ21C,22C、一対のニッピングローラ21D,22D、一対のニッピングローラ21F,22Fが設けられている。印刷されたウェブWは、三角板21B,22B直前のドラグローラ20と図示しない紙押えローラにより三角板21B,22Bへと搬送され、三角板21B,22Bとリードインローラ21C,22Cによってウェブ走行方向に縦折りされ、ニッピングローラ21D,22Dを経てニッピングローラ21F,22Fによって折胴21G,22G、鋸胴21H,22Hへ搬送されていく。
折胴21G,22G及び鋸胴21H,22Hは、ニッピングローラ21F,22Fの下方に、対向して配置されている。そして、折胴21G,22Gの下方に、一対の折込ローラ21I,22Iが折胴21G,22Gと同期回転可能に設けられている。折込ローラ21I,22Iの両側には、紙ガイド21J,22Jが設けられている。また、折胴21G,22G及び鋸胴21H,22Hが対向する下方に、羽根車21K,22Kが設けられている。羽根車21K,22Kの下方には、排紙コンベア21L,22Lが設けられている。ニッピングローラ21F,22Fによって搬送されるウェブWは、折胴21G,22Gにより搬送方向の先端部が保持された形態で折胴21G,22Gの周面に巻き付けられ、折胴21G,22Gと鋸胴21H,22Hとの間で搬送方向に所定の長さに横裁断され、さらに折胴21G,22Gの周面から図示しない折ブレード突出することで折胴21G,22Gの周面から引き剥がされつつ、横裁断された中央部が一対の折込ローラ21I,22Iの間に送り込まれる。ウェブWは、折込ローラ21I,22Iで挟持されて、折帖Sとされる。このとき、紙ガイド21J,22Jは、折帖Sをガイドする。一対の折込ローラ21I,22Iにより形成された折帖Sは、回転する羽根車21K,22Kの各羽根により順次受け取られ排紙コンベア21L,22L上に受け渡される。排紙コンベア21L,22L上に受け渡された折帖Sは、操作側に搬送され、図2に示すように操作側に設けられた排出コンベア23により操作側に排出される。
ここで、折部21,22の駆動伝達系について説明する。図4は、本実施例に係る折機の駆動伝達系を表す概略正面図、図5は、本実施例に係る折機の第一駆動伝達系を表す概略側面図、図6は、本実施例に係る折機の第二駆動伝達系を表す概略側面図、図7は、本実施例に係る折機の駆動接断部を表す正面図、図8は、本実施例に係る折機の駆動接断部を表す側断面図、図9は、本発明の実施例に係る折機の駆動接断部の他の形態を表す側断面図である。
上述した折機14における折部21,22であって、ニッピングローラ21F,22F、折胴21G,22G、鋸胴21H,22H、折込ローラ21I,22I、羽根車21K,22K、排紙コンベア21L,22Lの駆動伝達系は、図4に示すように、折部筐体30内に配置され、単一の駆動源である駆動モータ31により同期して回転駆動される。この駆動伝達系は、第一駆動伝達系25A、第二駆動伝達系25B、第三駆動伝達系25C、及び第四駆動伝達系25Dを有する。
第一駆動伝達系25Aは、駆動モータ31の回転動力を、主に折胴21G及び鋸胴21Hに伝達する。この第一駆動伝達系25Aは、図4及び図5に示すように、中継歯車32、駆動接断部33、中継歯車34、折胴歯車21Ga、及び鋸胴歯車21Haを有する。中継歯車32は、固定の軸32a(図6参照)に回転可能に設けられて従動する歯車であって、駆動モータ31の出力軸に設けられた駆動歯車31aに噛合されている。駆動接断部33は、固定の軸33aに回転可能に設けられて従動する歯車であって、詳細を後述するが、中継歯車32に噛合される歯車として構成されている。中継歯車34は、固定の軸34aに回転可能に設けられて従動する歯車であって、駆動接断部33に噛合されている。折胴歯車21Gaは、折胴21Gの回転軸21Gbに固定されて折胴21Gを伴って従動する歯車であって、中継歯車34に噛合されている。鋸胴歯車21Haは、鋸胴21Hの回転軸21Hbに固定されて鋸胴21Hを伴って従動する歯車であって、折胴歯車21Gaに噛合されている。
従って、第一駆動伝達系25Aは、駆動モータ31の回転動力を、中継歯車32、駆動接断部33、中継歯車34、及び折胴歯車21Gaにより折胴21Gに伝達する。また、第一駆動伝達系25Aは、駆動モータ31の回転動力を、中継歯車32、駆動接断部33、中継歯車34、折胴歯車21Ga、及び鋸胴歯車21Haにより鋸胴21Hに伝達する。
第二駆動伝達系25Bは、駆動モータ31の回転動力を、主に折胴22G及び鋸胴22Hに伝達する。この第二駆動伝達系25Bは、図4及び図6に示すように、中継歯車32、クラッチ歯車41a、鋸胴歯車22Ha、及び折胴歯車22Gaを有する。中継歯車32は、固定の軸32aに回転可能に設けられて従動する歯車であって、駆動モータ31の出力軸に設けられた駆動歯車31aに噛合されている。クラッチ歯車41aは、クラッチ41に設けられ、従動する歯車であって、中継歯車32に噛合されている。鋸胴歯車22Haは、鋸胴22Hの回転軸22Hbに固定されて鋸胴22Hを伴って従動する歯車であって、クラッチ歯車41aに噛合されている。折胴歯車22Gaは、折胴22Gの回転軸22Gbに固定されて折胴22Gを伴って従動する歯車であって、鋸胴歯車22Haに噛合されている。
従って、第二駆動伝達系25Bは、クラッチ41を接続作動させてクラッチ歯車41aが中継歯車32及び鋸胴歯車22Haに噛合された状態で、駆動モータ31の回転動力を、中継歯車32、クラッチ歯車41a、鋸胴歯車22Ha、及び折胴歯車22Gaにより折胴22Gに伝達する。また、第二駆動伝達系25Bは、クラッチ41を接続作動させてクラッチ歯車41aが中継歯車32及び鋸胴歯車22Haに噛合された状態で、駆動モータ31の回転動力を、中継歯車32、クラッチ歯車41a、及び鋸胴歯車22Haにより鋸胴21Hに伝達する。
また、第二駆動伝達系25Bは、クラッチ41を切断作動させてクラッチ歯車41aが中継歯車32との噛合を切断された状態では、駆動モータ31の回転動力が折胴22G及び鋸胴22Hに伝達されない。
第三駆動伝達系25Cは、駆動モータ31の回転動力を、ニッピングローラ21F,22Fに伝達する。なお、本実施例において、ニッピングローラ21F,22Fは、図には明示しないが、上段の第一段ニッピングローラ及び下段の第二段ニッピングローラを有して構成されている。即ち、第三駆動伝達系25Cは、駆動モータ31の回転動力を、ニッピングローラ21F,22Fにおける第一段ニッピングローラに伝達する駆動伝達系と、ニッピングローラ21Fにおける第二段ニッピングローラに伝達する駆動伝達系と、ニッピングローラ22Fにおける第二段ニッピングローラに伝達する駆動伝達系とを有する。
ニッピングローラ21F,22Fにおける第一段ニッピングローラの駆動伝達系は、図4〜図6に示すように、中継歯車32、駆動接断部33、中継歯車38、中継歯車39、中継歯車40、一対のニッピングローラ歯車21Fa、及び一対のニッピングローラ歯車22Faを有する。中継歯車32は、固定の軸32aに回転可能に設けられて従動する歯車であって、駆動モータ31の出力軸に設けられた駆動歯車31aに噛合されている。駆動接断部33は、固定の軸33aに回転可能に設けられて従動する歯車であって、詳細を後述するが、中継歯車32に噛合される歯車として構成されている。中継歯車38は、回転可能に支持された軸38aに固定されて従動する歯車であって、駆動接断部33に噛合されている。中継歯車39は、固定の軸39aに回転可能に設けられて従動する歯車であって、中継歯車38に噛合されている。中継歯車40は、固定の軸40aに回転可能に設けられて従動する歯車であって、中継歯車39に噛合されている。各ニッピングローラ歯車21Faは、それぞれのニッピングローラ21F(第一段ニッピングローラ)の回転軸21Faaに固定されて各ニッピングローラ21Fを伴って従動する歯車であって、互いに噛合されており、その一方が中継歯車40に噛合されている。各ニッピングローラ歯車22Faは、それぞれのニッピングローラ22F(第一段ニッピングローラ)の回転軸22Faaに固定されて各ニッピングローラ22Fを伴って従動する歯車であって、互いに噛合されており、その一方が中継歯車39に噛合されている。
従って、ニッピングローラ21Fにおける第一段ニッピングローラの駆動伝達系は、駆動モータ31の回転動力を、中継歯車32、駆動接断部33、中継歯車38、中継歯車39、中継歯車40、及び一対のニッピングローラ歯車21Faによりニッピングローラ21Fにおける第一段ニッピングローラに伝達する。また、ニッピングローラ22Fにおける第一段ニッピングローラの駆動伝達系は、駆動モータ31の回転動力を、中継歯車32、駆動接断部33、中継歯車38、中継歯車39、及び一対のニッピングローラ歯車22Faによりニッピングローラ22Fにおける第一段ニッピングローラに伝達する。
また、ニッピングローラ21Fにおける第二段ニッピングローラの駆動伝達系は、図4に示すように、第一駆動伝達系25Aに設けられ、中継歯車35、及び一対のニッピングローラ歯車21Fbを有する。中継歯車35は、回転可能に設けられて従動する歯車であって、折胴歯車21Gaに噛合されている。各ニッピングローラ歯車21Fbは、それぞれのニッピングローラ21F(第二段ニッピングローラ)の回転軸に固定されて各ニッピングローラ21Fを伴って従動する歯車であって、互いに噛合されており、その一方が中継歯車35に噛合されている。
従って、ニッピングローラ21Fにおける第二段ニッピングローラの駆動伝達系は、駆動モータ31の回転動力を、中継歯車32、駆動接断部33、中継歯車34、折胴歯車21Ga、中継歯車35、及び一対のニッピングローラ歯車21Fbによりニッピングローラ21Fにおける第二段ニッピングローラに伝達する。
また、ニッピングローラ22Fにおける第二段ニッピングローラの駆動伝達系は、図4に示すように、第二駆動伝達系25Bに設けられ、中継歯車42、及び一対のニッピングローラ歯車22Fbを有する。中継歯車42は、回転可能に設けられて従動する歯車であって、折胴歯車22Gaに噛合されている。各ニッピングローラ歯車22Fbは、それぞれのニッピングローラ22F(第二段ニッピングローラ)の回転軸に固定されて各ニッピングローラ22Fを伴って従動する歯車であって、互いに噛合されており、その一方が中継歯車42に噛合されている。
従って、ニッピングローラ22Fにおける第二段ニッピングローラの駆動伝達系は、クラッチ41を接続作動させてクラッチ歯車41aが中継歯車32及び鋸胴歯車22Haに噛合された状態で、駆動モータ31の回転動力を、中継歯車32、クラッチ歯車41a、鋸胴歯車22Ha、折胴歯車22Ga、中継歯車42、及び一対のニッピングローラ歯車22Fbによりニッピングローラ22Fにおける第二段ニッピングローラに伝達する。
また、ニッピングローラ22Fにおける第二段ニッピングローラの駆動伝達系は、クラッチ41を切断作動させてクラッチ歯車41aが中継歯車32との噛合を切断された状態では、駆動モータ31の回転動力がニッピングローラ22Fにおける第二段ニッピングローラに伝達されない。
第四駆動伝達系25Dは、駆動モータ31の回転動力を、一対の折込ローラ21I,22I、羽根車21K,22K、及び排紙コンベア21L,22Lに伝達する。なお、第四駆動伝達系25Dは、駆動モータ31の回転動力を、折部21における一対の折込ローラ21Iに伝達する駆動伝達系と、折部21における羽根車21K、及び排紙コンベア21Lに伝達する駆動伝達系と、折部22における一対の折込ローラ22Iに伝達する駆動伝達系と、折部22における羽根車22K、及び排紙コンベア22Lに伝達する駆動伝達系とを有する。
折部21における一対の折込ローラ21Iの駆動伝達系は、図4に示すように、中継歯車36、及び一対の折込ローラ歯車21Iaを有する。中継歯車36は、回転可能に設けられて従動する歯車であって、折胴歯車21Gaに噛合されている。各折込ローラ歯車21Iaは、それぞれの折込ローラ21Iの回転軸(図示せず)に固定されて各折込ローラ21Iを伴って従動する歯車であって、互いに噛合されており、その一方が中継歯車36に噛合されている。
従って、折部21における一対の折込ローラ21Iの駆動伝達系は、駆動モータ31の回転動力を、中継歯車32、駆動接断部33、中継歯車34、折胴歯車21Ga、中継歯車36、及び一対の折込ローラ歯車21Iaにより折部21における折込ローラ21Iに伝達する。
また、折部21における羽根車21K、及び排紙コンベア21Lの駆動伝達系は、鋸胴副歯車21Hc、中継歯車37a、中継歯車37b、羽根車歯車21Ka、羽根車副歯車21Kb、及び排紙コンベア歯車21Laを有する。鋸胴副歯車21Hcは、鋸胴歯車21Haと共に鋸胴21Hの回転軸21Hbに固定されている。中継歯車37aは、回転可能に設けられて従動する歯車であって、鋸胴副歯車21Hcに噛合されている。中継歯車37bは、中継歯車37aと同軸上で中継歯車37aと共に回転可能に設けられている。羽根車歯車21Kaは、羽根車21Kの回転軸(図示せず)に固定され、羽根車21Kを伴って従動する歯車であって、中継歯車37bに噛合されている。羽根車副歯車21Kbは、羽根車歯車21Kaと共に羽根車21Kの回転軸に固定されている。排紙コンベア歯車21Laは、排紙コンベア21Lの駆動軸(図示せず)に固定され、この駆動軸を伴って従動する歯車であって、羽根車副歯車21Kbに噛合されている。
従って、折部21における羽根車21Kの駆動伝達系は、駆動モータ31の回転動力を、中継歯車32、駆動接断部33、中継歯車34、折胴歯車21Ga、鋸胴歯車21Ha、鋸胴副歯車21Hc、中継歯車37a、中継歯車37b、及び羽根車歯車21Kaにより羽根車21Kに伝達する。また、折部21における排紙コンベア21Lの駆動伝達系は、駆動モータ31の回転動力を、中継歯車32、駆動接断部33、中継歯車34、折胴歯車21Ga、鋸胴歯車21Ha、鋸胴副歯車21Hc、中継歯車37a、中継歯車37b、羽根車歯車21Ka、羽根車副歯車21Kb、及び排紙コンベア歯車21Laにより排紙コンベア21Lに伝達する。
折部22における一対の折込ローラ22Iの駆動伝達系は、図4に示すように、中継歯車43、及び一対の折込ローラ歯車22Iaを有する。中継歯車43は、回転可能に設けられて従動する歯車であって、折胴歯車22Gaに噛合されている。各折込ローラ歯車22Iaは、それぞれの折込ローラ22Iの回転軸(図示せず)に固定されて各折込ローラ22Iを伴って従動する歯車であって、互いに噛合されており、その一方が中継歯車43に噛合されている。
従って、折部21における一対の折込ローラ22Iの駆動伝達系は、クラッチ41を接続作動させてクラッチ歯車41aが中継歯車32及び鋸胴歯車22Haに噛合された状態で、駆動モータ31の回転動力を、中継歯車32、クラッチ歯車41a、鋸胴歯車22Ha、及び折胴歯車22Ga、中継歯車43、及び一対の折込ローラ歯車22Iaにより折部22における折込ローラ22Iに伝達する。
また、折部21における一対の折込ローラ22Iの駆動伝達系は、クラッチ41を切断作動させてクラッチ歯車41aが中継歯車32との噛合を切断された状態では、駆動モータ31の回転動力が折部22における折込ローラ22Iに伝達されない。
また、折部22における羽根車22K、及び排紙コンベア22Lの駆動伝達系は、鋸胴副歯車22Hc、中継歯車44a、中継歯車44b、羽根車歯車22Ka、羽根車副歯車22Kb、及び排紙コンベア歯車22Laを有する。鋸胴副歯車22Hcは、鋸胴歯車22Haと共に鋸胴22Hの回転軸22Hbに固定されている。中継歯車44aは、回転可能に設けられて従動する歯車であって、鋸胴副歯車22Hcに噛合されている。中継歯車44bは、中継歯車44aと同軸上で中継歯車44aと共に回転可能に設けられている。羽根車歯車22Kaは、羽根車22Kの回転軸(図示せず)に固定され、羽根車22Kを伴って従動する歯車であって、中継歯車44bに噛合されている。羽根車副歯車22Kbは、羽根車歯車22Kaと共に羽根車22Kの回転軸に固定されている。排紙コンベア歯車22Laは、排紙コンベア22Lの駆動軸(図示せず)に固定され、この駆動軸を伴って従動する歯車であって、羽根車副歯車22Kbに噛合されている。
従って、折部22における羽根車22Kの駆動伝達系は、クラッチ41を接続作動させてクラッチ歯車41aが中継歯車32及び鋸胴歯車22Haに噛合された状態で、駆動モータ31の回転動力を、中継歯車32、クラッチ歯車41a、鋸胴歯車22Ha、鋸胴副歯車22Hc、中継歯車44a、中継歯車44b、及び羽根車歯車22Kaにより羽根車22Kに伝達する。また、折部22における排紙コンベア22Lの駆動伝達系は、クラッチ41を接続作動させてクラッチ歯車41aが中継歯車32及び鋸胴歯車22Haに噛合された状態で、駆動モータ31の回転動力を、中継歯車32、クラッチ歯車41a、鋸胴歯車22Ha、鋸胴副歯車22Hc、中継歯車44a、中継歯車44b、羽根車歯車22Ka、羽根車副歯車22Kb、及び排紙コンベア歯車22Laにより排紙コンベア22Lに伝達する。
また、折部22における羽根車22K及び排紙コンベア22Lの駆動伝達系は、クラッチ41を切断作動させてクラッチ歯車41aが中継歯車32との噛合を切断された状態では、駆動モータ31の回転動力が羽根車22K及び排紙コンベア22Lに伝達されない。
駆動接断部33について説明する。駆動接断部33は、上述したように中継歯車32及び中継歯車34に噛合し、中継歯車32から伝達される駆動モータ31の回転動力を、中継歯車34を介して第一駆動伝達系の折胴21G、鋸胴21H、折込ローラ21I、羽根車21K及び排紙コンベア21Lに伝達する。また、駆動接断部33は、上述したように中継歯車32及び中継歯車38に噛合し、中継歯車32から伝達される駆動モータ31の回転動力を、中継歯車38を介して第三駆動伝達系のニッピングローラ21F,22Fにおける上段の第一段ニッピングローラに伝達する。
この駆動接断部33は、図5〜図8に示すように、中継歯車32及び中継歯車38に対して噛合される常時接続歯車33bと、中継歯車32及び中継歯車34に噛合される接断歯車33cとを有する。
常時接続歯車33bは、軸33aに対して軸受33dを介して回転可能に支持されている。また、常時接続歯車33bは、歯を有さない部分であって軸33aの軸心と同軸に形成された軸部33eが形成されている。また、常時接続歯車33bは、軸部33eの基端側に、先端側に向く当接面33fが形成されている。この常時接続歯車33bは、中継歯車32及び中継歯車38に対して常に噛合される。
接断歯車33cは、常時接続歯車33bの軸部33eを挿通して常時接続歯車33bに取り付けられるように環状に形成されている。接断歯車33cは、軸部33eを挿通した状態で常時接続歯車33bの当接面33fに当接される。また、接断歯車33cは、常時接続歯車33bの軸部33eの先端面に固定ボルト33hで固定される環状の押板33gにより、当該押板33g及び当接面33fの摩擦力により常時接続歯車33bに固定される。
このように構成された駆動接断部33は、接断歯車33cが常時接続歯車33bに対して一体に取り付けられることで駆動モータ31からの回転動力が第一駆動伝達系25Aに伝達される。一方、駆動接断部33は、接断歯車33cを常時接続歯車33bから取り外すことで第一駆動伝達系25Aへの駆動モータからの回転動力が切断される。即ち、駆動接断部33は、第一駆動伝達系25Aへの駆動モータ31からの回転動力の伝達を接続するように接断歯車33cが取り付けられる。一方、駆動接断部33は、第一駆動伝達系25Aへの駆動モータ31からの回転動力の伝達を切断するように接断歯車33cが取り外される。
なお、上述した駆動接断部33は、図9に示すように、当接面33fに貫通するネジ穴を接断歯車33cに形成し、このネジ穴に押出ボルト33iを捩じ込むことで、当接面33fに押出ボルト33iが当接し、当接面33fから接断歯車33cを離隔させる離脱機構を設けてもよい。離脱機構を設けることで、当接面33fに接断歯車33cが張り付いてしまった場合に、常時接続歯車33bからの接断歯車33cの取り外しを容易に行うことができる。
また、本実施例の折機14は、図4〜図6に示すように、操作窓30aが設けられている。操作窓30aは、常時接続歯車33bから接断歯車33cを取り外す際に、折部筐体30の外部から接断歯車33cにアクセスするためのものである。この操作窓30aは、図5及び図6に示すように、通常は、折部筐体30にネジ30cで固定される蓋部30bにより塞がれており、常時接続歯車33bから接断歯車33cを取り外す際に蓋部30bを外して開放される。
図10及び図11は、本実施例に係る折機の駆動伝達系の他の形態を表す概略正面図である。図10及び図11において、図4に示す構成と同等部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図10及び図11に示す折機14の駆動伝達系は、図4に示す折機14の駆動伝達系に対し、駆動接断部に係わる構成が異なるものである。従って、図10及び図11に示す折機14の駆動伝達系の説明においては、図4に示す折機14の駆動伝達系と同等部分に同一の符号を付して説明を省略する。
図10に示す折機14の駆動伝達系は、図4に示す駆動接断部33の位置に、中継歯車32及び中継歯車38に対して常に噛合される中継歯車51が設けられている。そして、図4に示す中継歯車34の位置に、中継歯車51及び折胴歯車21Gaに対して噛合される駆動接断部52が設けられている。
そして、図10に示す折機14の駆動伝達系において、第一駆動伝達系25Aは、駆動モータ31の回転動力を、中継歯車32、中継歯車51、駆動接断部52、及び折胴歯車21Gaにより折胴21Gに伝達する。また、第一駆動伝達系25Aは、駆動モータ31の回転動力を、中継歯車32、中継歯車51、駆動接断部52、折胴歯車21Ga、及び鋸胴歯車21Haにより鋸胴21Hに伝達する。
また、図10に示す折機14の駆動伝達系において、第三駆動伝達系25Cでは、ニッピングローラ21Fにおける第一段ニッピングローラの駆動伝達系は、駆動モータ31の回転動力を、中継歯車32、中継歯車51、中継歯車38、中継歯車39、中継歯車40、及び一対のニッピングローラ歯車21Faによりニッピングローラ21Fにおける第一段ニッピングローラに伝達する。また、ニッピングローラ22Fにおける第一段ニッピングローラの駆動伝達系は、駆動モータ31の回転動力を、中継歯車32、中継歯車51、中継歯車38、中継歯車39、及び一対のニッピングローラ歯車22Faによりニッピングローラ22Fにおける第一段ニッピングローラに伝達する。
この図10に示す折機14の駆動伝達系において、駆動接断部52は、第一駆動伝達系25Aに対して着脱可能に設けられている。即ち、駆動接断部52は、第一駆動伝達系25Aへの駆動モータ31からの回転動力の伝達を接続するように取り付けられる。一方、駆動接断部52は、第一駆動伝達系25Aへの駆動モータ31からの回転動力の伝達を切断するように取り外される。この駆動接断部52は、上述した実施形態1における接断歯車に相当するが、常時接続歯車はなく、例えば、軸部から取り外されることで、中継歯車51と折胴歯車21Gaとの間で歯車の存在自体がなくなるものである。
また、図10に示す折機14の駆動伝達系は、操作窓30aが、駆動接断部52を取り外す際に、折部筐体30の外部から駆動接断部52にアクセスできるように、駆動接断部52の位置に設けられている。
図11に示す折機14の駆動伝達系は、図4に示す駆動接断部33の位置に、中継歯車32及び中継歯車38に対して常に噛合される中継歯車51が設けられている。この中継歯車51は、中継歯車34には噛合されない。そして、駆動接断部52は、中継歯車34及び中継歯車32に噛合される位置に設けられている。この駆動接断部52は、中継歯車51には噛合されない。
そして、図11に示す折機14の駆動伝達系において、第一駆動伝達系25Aは、駆動モータ31の回転動力を、中継歯車32、駆動接断部52、中継歯車34、及び折胴歯車21Gaにより折胴21Gに伝達する。また、第一駆動伝達系25Aは、駆動モータ31の回転動力を、中継歯車32、駆動接断部52、中継歯車34、折胴歯車21Ga、及び鋸胴歯車21Haにより鋸胴21Hに伝達する。
また、図11に示す折機14の駆動伝達系において、第三駆動伝達系25Cでは、ニッピングローラ21Fにおける第一段ニッピングローラの駆動伝達系は、駆動モータ31の回転動力を、中継歯車32、中継歯車51、中継歯車38、中継歯車39、中継歯車40、及び一対のニッピングローラ歯車21Faによりニッピングローラ21Fにおける第一段ニッピングローラに伝達する。また、ニッピングローラ22Fにおける第一段ニッピングローラの駆動伝達系は、駆動モータ31の回転動力を、中継歯車32、中継歯車51、中継歯車38、中継歯車39、及び一対のニッピングローラ歯車22Faによりニッピングローラ22Fにおける第一段ニッピングローラに伝達する。
この図11に示す折機14の駆動伝達系において、駆動接断部52は、第一駆動伝達系25Aに対して着脱可能に設けられている。即ち、駆動接断部52は、第一駆動伝達系25Aへの駆動モータ31からの回転動力の伝達を接続するように取り付けられる。一方、駆動接断部52は、第一駆動伝達系25Aへの駆動モータ31からの回転動力の伝達を切断するように取り外される。この駆動接断部52は、上述した実施形態1における接断歯車に相当するが、常時接続歯車はなく、例えば、軸部から取り外されることで、中継歯車32と中継歯車34との間で歯車の存在自体がなくなるものである。
また、図11に示す折機14の駆動伝達系は、操作窓30aが、駆動接断部52を取り外す際に、折部筐体30の外部から駆動接断部52にアクセスできるように、駆動接断部52の位置に設けられている。
従って、上述した実施例に係る折機14は、回転可能に設けられてウェブWを所定の長さに裁断する鋸胴21H,22H、及び回転可能に設けられて鋸胴21H,22Hと協働してウェブWを裁断すると共に裁断後のウェブWを搬送方向に交差して横折する折胴21G,22Gを有した2つの折部21,22と、単一の駆動モータ(駆動源)31と、駆動モータ31からの回転動力を一方の折部21における折胴21G及び鋸胴21Hにクラッチを介さず伝達する第一駆動伝達系25Aと、駆動モータ31からの回転動力を他方の折部22における折胴22G及び鋸胴22Hにクラッチ41を介して伝達する第二駆動伝達系25Bと、を備える。
この折機14によれば、一方の折部21のみを使用する場合、クラッチ41を切断作動させて第二駆動伝達系25Bへの駆動モータ31からの回転動力の伝達を切断することで、第一駆動伝達系25Aのみに駆動モータ31からの回転動力が伝達される。また、双方の折部21を使用する場合は、クラッチ41を接続作動させて第二駆動伝達系25Bへの駆動モータ31からの回転動力の伝達を接続することで、第一駆動伝達系25A及び第二駆動伝達系25Bの双方に駆動モータ31からの回転動力が伝達される。
このように、本実施例の折機14は、一方の折部21を駆動する第一駆動伝達系25Aを駆動モータ31に対して常時接続させ、他方の折部21,22を駆動する第二駆動伝達系25Bをクラッチ41により接続または切断するように構成している。この結果、2つの折部21,22を有した形態において、各折部21,22を単一の駆動モータ31により駆動させると共に、一方の折部21のみの駆動や双方の折部21,22の駆動を1つのクラッチ41の接続・切断により行うことが可能となるため、各折部21,22の駆動伝達系25A,25Bの構造を簡素化することができる。
また、本実施例に係る折機14は、第一駆動伝達系25Aに対して着脱可能に設けられて第一駆動伝達系25Aへの駆動モータ31からの回転動力の伝達を接続するように取り付けられる一方で、第一駆動伝達系25Aへの駆動モータ31からの回転動力の伝達を切断するように取り外される駆動接断部33,52を備える。この場合、取り外されるのは、駆動接断部33では接断歯車33cであり、駆動接断部52ではそれ自体をなす接断歯車である。
この折機14によれば、駆動接断部33,52を取り外すことで、一方の折部21を駆動する第一駆動伝達系25Aへの駆動モータ31からの回転動力の伝達を切断することが可能になる。この結果、一方の折部21のメンテナンス時や故障時において、一方の折部21を止めることができる。しかも、一方の折部21を止めた場合、クラッチ41を接続作動させることで、他方の折部22を一方の折部21の代わりに駆動することができる。
また、本実施例に係る折機14では、駆動接断部52は、第一駆動伝達系25Aに対して着脱可能に設けられて第一駆動伝達系52Aへの駆動モータ31からの回転動力の伝達を接続するように取り付けられる一方で、第一駆動伝達系25Aへの駆動モータ31からの回転動力の伝達を切断するように取り外される接断歯車からなる。
この折機によれば、歯車という簡素な構成により一方の折部を駆動する第一駆動伝達系25Aへの駆動モータ31からの回転動力の伝達を切断することができる。
また、本実施例の折機14は、搬送方向に沿って縦折されるウェブWを各折部21,22に送るニッピングローラ(ローラ対)21F,22Fに回転動力を伝達する第三駆動伝達系25Cを備え、駆動接断部33は、駆動モータ31からの回転動力を第三駆動伝達系25Cに常に伝達する常時接続歯車33bと、常時接続歯車33bに対して同軸上に一体に取り付けられて駆動モータ31からの回転動力を第一駆動伝達系25Aに伝達する一方で、常時接続歯車33bから取り外されて第一駆動伝達系25Aへの駆動モータ31からの回転動力の伝達を切断する接断歯車33cを有する。
この折機14によれば、駆動モータ31の回転動力をニッピングローラ21F,22Fにも伝達するように構成されており、この場合に、駆動接断部33は、ニッピングローラ21F,22Fを駆動する第三駆動伝達系25Cへの駆動モータ31からの回転動力を、常時接続歯車33bにより常に伝達させ、一方の折部21を駆動させる第一駆動伝達系25Aへの駆動モータ31からの回転動力のみ、接断歯車33cにより切断させることができる。このため、構成を複雑化させることなく、駆動モータ31の回転動力をニッピングローラ21F,22Fにも伝達させつつ、一方の折部21を止めることができる。即ち、一方の折部21のメンテナンス時や故障時に、クラッチ41を接続作動させ、駆動モータ31の回転動力をニッピングローラ21F,22Fにも伝達させつつ、他方の折部22を一方の折部21の代わりに駆動することができる。
また、本実施例の折機14は、各折部21,22を覆う折部筐体30を有し、当該折部筐体30における駆動接断部52の接断歯車や駆動接断部33の接断歯車33cに対応する部分に開閉可能に設けられた操作窓30aを備えている。
この折機14によれば、駆動接断部52の接断歯車や駆動接断部33の接断歯車33cを取り外す際、操作窓30aを開放することで、折部筐体30の外から駆動接断部52の接断歯車や駆動接断部33の接断歯車33cに対して容易にアクセスすることができる。
また、本実施例に係る折機14の運用方法は、回転可能に設けられてウェブWを所定の長さに裁断する鋸胴21H,22H、及び回転可能に設けられて鋸胴21H,22Hと協働してウェブWを裁断すると共に裁断後のウェブWを搬送方向に交差して横折する折胴21G,22Gを有した2つの折部21,22と、単一の駆動モータ(駆動源)31と、駆動モータ31からの回転動力を一方の折部21における折胴21G及び鋸胴21Hにクラッチを介さず伝達する第一駆動伝達系25Aと、駆動モータ31からの回転動力を他方の折部22における折胴22G及び鋸胴22Hにクラッチ41を介して伝達する第二駆動伝達系25Bと、を備える折機14の運用方法であって、クラッチ41を切断作動させて第二駆動伝達系25Bへの駆動モータ31の回転動力の伝達を切断して第一駆動伝達系25Aにのみ駆動モータ31の回転動力を伝達して一方の折部21を常時使用し、クラッチ41を接続作動させて第一駆動伝達系25A及び第二駆動伝達系25Bへの駆動モータ31からの回転動力の伝達を接続して双方の折部21,22を使用する。
この折機14の運用方法によれば、2つの折部21,22を有した形態において、各折部21,22を単一の駆動モータ31により駆動させると共に、一方の折部21のみの駆動や双方の折部21,22の駆動を1つのクラッチ41の接続・切断により、各折部21,22の駆動伝達系25A,25Bの構造を簡素化し、一方の折部21を常時使用する形態と、双方の折部21,22を使用する形態とを得ることができる。この場合、例えば、頁数の多い朝刊の印刷時に一方の折部21のみを用いて折帖Sを形成し、頁数の少ない夕刊の印刷時に双方の折部21,22で同時に折帖Sを形成することが可能になる。
ところで、本実施例における折機14は、図3に示すように、常時使用する一方の折部21が操作側に配置されており、その排紙コンベア21Lが、駆動側に配置された他方の折部22の排紙コンベア22Lよりも高い位置に配置されている。そして、図2に示すように、これら排紙コンベア21L,22Lから折帖Sを受け取り操作側に排出する排出コンベア23は、図には明示しないが、各排紙コンベア21L,22Lに対応して上下に設けられている。即ち、本実施例の折機14は、常時使用する一方の折部21から折帖Sを排紙する排紙コンベア21Lを上方に配置し、上方に配置された排出コンベア23に受け渡すため、排出コンベア23で排出された折帖Sの取り扱いを容易に行うことができる。
また、本実施例の折機14の運用方法では、折機14は、第一駆動伝達系25Aに対して着脱可能に設けられて第一駆動伝達系25Aへの駆動モータ31からの回転動力の伝達を接続するように取り付けられる一方で、第一駆動伝達系25Aへの駆動モータ31からの回転動力の伝達を切断するように取り外される駆動接断部33,52を備え、他方の折部22のみを使用する場合、駆動接断部33,52を取り外して第一駆動伝達系25Aへの駆動モータ31らの回転動力の伝達を切断すると共に、クラッチ41を接続作動させて第二駆動伝達系25Bへの駆動モータ31からの回転動力の伝達を接続する。この場合、取り外されるのは、駆動接断部33では接断歯車33cであり、駆動接断部52ではそれ自体をなす接断歯車である。
この折機14の運用方法によれば、一方の折部21のメンテナンス時や故障時において、一方の折部21を止めることができる。しかも、一方の折部21を止めた場合、クラッチ41を接続作動させることで、他方の折部22を一方の折部21の代わりに駆動することができる。
また、本実施例に係る新聞用オフセット輪転印刷機(印刷機)は、ウェブWを繰り出して給紙する給紙装置(給紙部)11と、給紙装置11から給紙されたウェブWに印刷を施す印刷装置(印刷部)12と、印刷装置12で印刷が施されたウェブWを折りつつ裁断した折帖Sとして排出する折機14とを備え、上述した折機14を適用する。
この新聞用オフセット輪転印刷機によれば、2つの折部21,22を有した折機14において、各折部21,22を単一の駆動モータ31により駆動させると共に、一方の折部21のみの駆動や双方の折部21,22の駆動を1つのクラッチ41の接続・切断により行うことが可能となるため、各折部21,22の駆動伝達系25A,25Bの構造を簡素化することができる。この結果、折機14の構成が簡素化され、新聞用オフセット輪転印刷機における製造コストの低減化を図ることができる。
11 給紙装置(給紙部)
12 印刷装置(印刷部)
14 折機
15 保持アーム
21,22 折部
21F,22F ニッピングローラ(ローラ対)
21G,22G 折胴
21H,22H 鋸胴
25A 第一駆動伝達系
25B 第二駆動伝達系
25C 第三駆動伝達系
30 折部筐体
30a 操作窓
31 駆動モータ(駆動源)
33 駆動接断部
33b 常時接続歯車
33c 接断歯車
41 クラッチ
52 駆動接断部
S 折帖
W ウェブ

Claims (8)

  1. 回転可能に設けられてウェブを所定の長さに裁断する鋸胴、及び回転可能に設けられて前記鋸胴と協働して前記ウェブを裁断すると共に裁断後の前記ウェブを搬送方向に交差して横折する折胴を有した2つの折部と、
    単一の駆動源と、
    前記駆動源からの回転動力を一方の前記折部における前記折胴及び前記鋸胴にクラッチを介さず伝達する第一駆動伝達系と、
    前記駆動源からの回転動力を他方の前記折部における前記折胴及び前記鋸胴にクラッチを介して伝達する第二駆動伝達系と、
    を備えることを特徴とする折機。
  2. 前記第一駆動伝達系に対して着脱可能に設けられて前記第一駆動伝達系への前記駆動源からの回転動力の伝達を接続するように取り付けられる一方で、前記第一駆動伝達系への前記駆動源からの回転動力の伝達を切断するように取り外される駆動接断部を備えることを特徴とする請求項1に記載の折機。
  3. 前記駆動接断部は、前記第一駆動伝達系に対して着脱可能に設けられて前記第一駆動伝達系への前記駆動源からの回転動力の伝達を接続するように取り付けられる一方で、前記第一駆動伝達系への前記駆動源からの回転動力の伝達を切断するように取り外される接断歯車からなることを特徴とする請求項2に記載の折機。
  4. 搬送方向に沿って縦折される前記ウェブを各前記折部に送るローラ対に回転動力を伝達する第三駆動伝達系を備え、
    前記駆動接断部は、前記駆動源からの回転動力を前記第三駆動伝達系に常に伝達する常時接続歯車と、当該常時接続歯車に対して同軸上に一体に取り付けられて前記駆動源からの回転動力を前記第一駆動伝達系に伝達する一方で、前記常時接続歯車から取り外されて前記第一駆動伝達系への前記駆動源からの回転動力の伝達を切断する接断歯車とを有することを特徴とする請求項2に記載の折機。
  5. 各前記折部を覆う折部筐体を有し、当該折部筐体における前記駆動接断部に対応する部分に開閉可能に設けられた操作窓を備えることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の折機。
  6. 回転可能に設けられてウェブを所定の長さに裁断する鋸胴、及び回転可能に設けられて前記鋸胴と協働して前記ウェブを裁断すると共に裁断後の前記ウェブを搬送方向で横折する折胴を有した2つの折部と、単一の駆動源と、前記駆動源からの回転動力を一方の前記折部における前記折胴及び前記鋸胴にクラッチを介さず伝達する第一駆動伝達系と、前記駆動源からの回転動力を他方の前記折部における前記折胴及び前記鋸胴にクラッチを介して伝達する第二駆動伝達系と、を備える折機の運転方法であって、
    前記クラッチを切断作動させて前記第二駆動伝達系への前記駆動源の回転動力の伝達を切断して前記第一駆動伝達系にのみ前記駆動源の回転動力を伝達して一方の前記折部を常時使用し、
    前記クラッチを接続作動させて前記第一駆動伝達系及び前記第二駆動伝達系への前記駆動源からの回転動力の伝達を接続して双方の前記折部を使用する、
    ことを特徴とする折機の運用方法。
  7. 前記折機は、前記第一駆動伝達系に対して着脱可能に設けられて前記第一駆動伝達系への前記駆動源からの回転動力の伝達を接続するように取り付けられる一方で、前記第一駆動伝達系への前記駆動源からの回転動力の伝達を切断するように取り外される駆動接断部を備え、
    前記駆動接断部を取り外して前記第一駆動伝達系への前記駆動源からの回転動力の伝達を切断すると共に、前記クラッチを接続作動させて前記第二駆動伝達系への前記駆動源からの回転動力の伝達を接続して他方の前記折部のみを使用する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の折機の運用方法。
  8. ウェブを繰り出して給紙する給紙部と、前記給紙部から給紙された前記ウェブに印刷を施す印刷部と、前記印刷部で印刷が施された前記ウェブを折りつつ裁断した折帖として排出する折機とを備えた印刷機において、
    請求項1〜5のいずれか一つに記載の折機を適用したことを特徴とする印刷機。
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