JPH077159Y2 - オフセット輪転印刷機 - Google Patents
オフセット輪転印刷機Info
- Publication number
- JPH077159Y2 JPH077159Y2 JP1987085692U JP8569287U JPH077159Y2 JP H077159 Y2 JPH077159 Y2 JP H077159Y2 JP 1987085692 U JP1987085692 U JP 1987085692U JP 8569287 U JP8569287 U JP 8569287U JP H077159 Y2 JPH077159 Y2 JP H077159Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- printing unit
- offset rotary
- infeed
- size
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Rotary Presses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本考案は多種の印刷物のサイズに対して、印刷できるよ
うにしたオフセット輪転機に関する。
うにしたオフセット輪転機に関する。
(2)従来技術 オフセット輪転印刷機は一般に給紙装置、インフィード
装置、印刷ユニット、乾燥装置、クーリング装置、折機
からなり、印刷胴サイズは一種類のサイズの印刷のみ可
能となっていた。また、折機も同一サイズの折丁を排出
する装置となっていた。
装置、印刷ユニット、乾燥装置、クーリング装置、折機
からなり、印刷胴サイズは一種類のサイズの印刷のみ可
能となっていた。また、折機も同一サイズの折丁を排出
する装置となっていた。
(3)考案が解決しようとする問題点 したがって、印刷物サイズが異なるときは、サイズの異
なる他の印刷機で印刷しなければならず、設備コストの
上昇を招き、改善が望まれていた。
なる他の印刷機で印刷しなければならず、設備コストの
上昇を招き、改善が望まれていた。
(4)問題点を解決するための手段・作用 給紙装置、インフィード装置、印刷ユニット、乾燥装
置、クーリングローラ装置および可変サイズ折機の順に
配設したオフセット輪転印刷機において、前記給紙装
置、インフィード装置、乾燥装置、クーリングローラ装
置および可変サイズ折機を共用とし、 直列に配設された、印刷胴サイズの異なる複数の印刷ユ
ニットと、前記の印刷胴サイズの異なる各印刷ユニット
に対応して選択的に切換え接続を行う複数のクラッチを
有するインフィード装置の駆動系のクラッチ装置と、 前記と同様に印刷胴サイズの異なる各印刷ユニットに対
応して選択的に切換え接続を行う複数のクラッチを有す
る、クーリングローラ装置の駆動系のクラッチ装置とか
らなることを特徴とする。
置、クーリングローラ装置および可変サイズ折機の順に
配設したオフセット輪転印刷機において、前記給紙装
置、インフィード装置、乾燥装置、クーリングローラ装
置および可変サイズ折機を共用とし、 直列に配設された、印刷胴サイズの異なる複数の印刷ユ
ニットと、前記の印刷胴サイズの異なる各印刷ユニット
に対応して選択的に切換え接続を行う複数のクラッチを
有するインフィード装置の駆動系のクラッチ装置と、 前記と同様に印刷胴サイズの異なる各印刷ユニットに対
応して選択的に切換え接続を行う複数のクラッチを有す
る、クーリングローラ装置の駆動系のクラッチ装置とか
らなることを特徴とする。
したがって、印刷物は給紙装置よりインフィード装置を
通り、選択された印刷物サイズの印刷胴を備えた印刷ユ
ニットを通り、乾燥装置、クーリングローラ装置、可変
サイズ折機を経て折丁を排出することができる。
通り、選択された印刷物サイズの印刷胴を備えた印刷ユ
ニットを通り、乾燥装置、クーリングローラ装置、可変
サイズ折機を経て折丁を排出することができる。
(5)実施例 第1図は本考案のオフセット輪転印刷機の概略正面図で
あり、第2図はクラッチの側面を示す。11は給紙装置
で、1対のウェブが支持され、一方のウェブがなくなる
と、続いて他方のウェブから、連続的に給紙されるよう
になっている。このウエブはインフィード装置12により
送りが付与され、第1印刷ユニット13または第2印刷ユ
ニット14に送られる。第1印刷ユニット13はたとえばB
横全判とし第2印刷ユニット14はB縦半栽とすると、印
刷紙によってどちらか一方を使用することができる。
あり、第2図はクラッチの側面を示す。11は給紙装置
で、1対のウェブが支持され、一方のウェブがなくなる
と、続いて他方のウェブから、連続的に給紙されるよう
になっている。このウエブはインフィード装置12により
送りが付与され、第1印刷ユニット13または第2印刷ユ
ニット14に送られる。第1印刷ユニット13はたとえばB
横全判とし第2印刷ユニット14はB縦半栽とすると、印
刷紙によってどちらか一方を使用することができる。
15は乾燥装置で、印刷されたインキの乾燥を行なう。16
は乾燥で加熱された印刷紙を冷却するクーリングローラ
装置である。17は冷却された印刷紙を折りたたむ可変サ
イズ折機である。
は乾燥で加熱された印刷紙を冷却するクーリングローラ
装置である。17は冷却された印刷紙を折りたたむ可変サ
イズ折機である。
モータ19によってベルト20を介して駆動されるラインシ
ャフト18は上記各装置の駆動用として用いられ、印刷機
として同期運転される。インフィード装置12は歯車列12
a,クラッチ12bを介して駆動すると第1印刷ユニット13
用となり、歯車列12d,クラッチ12cを介して駆動する
と、第2印刷ユニット14用となる。そしてインフィード
装置12用のクラッチ12b,12dにそれぞれ連動して、第1
印刷ユニット13または、第2印刷ユニット14に設けたク
ラッチ13aまたは14aが選択されて作動する。同様にクー
リング装置16も歯車列16a,クラッチ16bは第1印刷ユニ
ット13用で歯車列16c,クラッチ16dは、第2印刷ユニッ
ト14用として作動する。なお第1印刷ユニットの一対の
印刷胴および第2印刷ユニットの印刷胴間の間隔は図示
省略した公知の開口機構により開口し、印刷に使用され
ない印刷ユニットはこの開口機構が作動してウエブに印
刷胴が接触せず印刷に関与しないようになっている。
ャフト18は上記各装置の駆動用として用いられ、印刷機
として同期運転される。インフィード装置12は歯車列12
a,クラッチ12bを介して駆動すると第1印刷ユニット13
用となり、歯車列12d,クラッチ12cを介して駆動する
と、第2印刷ユニット14用となる。そしてインフィード
装置12用のクラッチ12b,12dにそれぞれ連動して、第1
印刷ユニット13または、第2印刷ユニット14に設けたク
ラッチ13aまたは14aが選択されて作動する。同様にクー
リング装置16も歯車列16a,クラッチ16bは第1印刷ユニ
ット13用で歯車列16c,クラッチ16dは、第2印刷ユニッ
ト14用として作動する。なお第1印刷ユニットの一対の
印刷胴および第2印刷ユニットの印刷胴間の間隔は図示
省略した公知の開口機構により開口し、印刷に使用され
ない印刷ユニットはこの開口機構が作動してウエブに印
刷胴が接触せず印刷に関与しないようになっている。
なお、インフィードローラ12eの直径をD3、第1印刷ユ
ニットの胴径をD1とすると歯車列12aの歯車比i1=D1/D
3となる。また、クーリングローラ装置16においては、
そのローラ直径をD4とすれば、歯車列16aの歯車比はi3
=D1/D4となる。
ニットの胴径をD1とすると歯車列12aの歯車比i1=D1/D
3となる。また、クーリングローラ装置16においては、
そのローラ直径をD4とすれば、歯車列16aの歯車比はi3
=D1/D4となる。
同様に、第2印刷ユニット14の印刷胴の径をD2とすれ
ば、i=D2/D3となる。
ば、i=D2/D3となる。
以上のように歯車列12a,16aにより、第1印刷ユニット
の印刷胴の周速とインフィード装置のインフィードロー
ラおよびクーリングローラ装置のクーリングローラの周
速とを整合させている。
の印刷胴の周速とインフィード装置のインフィードロー
ラおよびクーリングローラ装置のクーリングローラの周
速とを整合させている。
以下第2印刷ユニット用とする場合も同様であり、説明
を省略する。
を省略する。
前述した各々のクラッチは図示を省略したエヤーシリン
ダ等によるシフターで入切するようにして自動的に操作
するものである。
ダ等によるシフターで入切するようにして自動的に操作
するものである。
これらの各々のクラッチは第2図に示すように一側はク
ラッチ歯22を備え部材24に固定されてスベリキィー27を
介して軸着26に連結されている。他側は同一軸上にあっ
て、溝部23を形成した部材25を介して軸28に固定されて
いる。部材24は図示省略したシフターにより左右に移動
可能とされ、噛合いを可能としている。回転軸は伝達駆
動される。
ラッチ歯22を備え部材24に固定されてスベリキィー27を
介して軸着26に連結されている。他側は同一軸上にあっ
て、溝部23を形成した部材25を介して軸28に固定されて
いる。部材24は図示省略したシフターにより左右に移動
可能とされ、噛合いを可能としている。回転軸は伝達駆
動される。
したがって、給紙装置11に支持されたウエブは、インフ
ィード装置12よりクラッチを介して第1印刷ユニット13
または第2印刷ユニット14が選択され乾燥装置15、クー
リングローラ16、折機17を経由して、折丁が排出され
る。
ィード装置12よりクラッチを介して第1印刷ユニット13
または第2印刷ユニット14が選択され乾燥装置15、クー
リングローラ16、折機17を経由して、折丁が排出され
る。
(6)考案の効果 以上述べたように、本考案によれば一つのオフセット輪
転印刷機で給紙装置、インフィード装置、乾燥装置、ク
ーリングローラ装置、可変サイズ折機等共通部分を共用
して、複数の異なるサイズの印刷物を得ることができる
ため、一台のオフセット輪転印刷機で多種小量の印刷を
行うことができるとともに設備のスペースの節減と設備
コストの低減を行うことができる。
転印刷機で給紙装置、インフィード装置、乾燥装置、ク
ーリングローラ装置、可変サイズ折機等共通部分を共用
して、複数の異なるサイズの印刷物を得ることができる
ため、一台のオフセット輪転印刷機で多種小量の印刷を
行うことができるとともに設備のスペースの節減と設備
コストの低減を行うことができる。
第1図は本考案の輪転オフセット印刷機の概略側面図、
第2図はクラッチの側面図を示す。 11……給紙装置,12……インフィード装置,13……第1印
刷ユニット,14……第2印刷ユニット,15……乾燥装置,1
6……クーリングローラ,17……折機,12b・12d・13a・14
a・16b・16d……クラッチ,12a・12c・16a・16c……歯車
列。
第2図はクラッチの側面図を示す。 11……給紙装置,12……インフィード装置,13……第1印
刷ユニット,14……第2印刷ユニット,15……乾燥装置,1
6……クーリングローラ,17……折機,12b・12d・13a・14
a・16b・16d……クラッチ,12a・12c・16a・16c……歯車
列。
Claims (1)
- 【請求項1】給紙装置、インフィード装置、印刷ユニッ
ト、乾燥装置、クーリングローラ装置および可変サイズ
折機の順に配設したオフセット輪転印刷において、前記
給紙装置、インフィード装置、乾燥装置、クーリングロ
ーラ装置および可変サイズ折機を共用とし、 直列に配設された、印刷胴サイズの異なる複数の印刷ユ
ニットと、前記の印刷胴サイズの異なる各印刷ユニット
に対応して選択的に切換え接続を行う複数のクラッチを
有するインフィード装置の駆動系のクラッチ装置と、 前記と同様に印刷胴サイズの異なる各印刷ユニットに対
応して選択的に切換え接続を行う複数のクラッチを有す
るクーリングローラ装置の駆動系のクラッチ装置とから
なることを特徴とするオフセット輪転印刷機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987085692U JPH077159Y2 (ja) | 1987-06-01 | 1987-06-01 | オフセット輪転印刷機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987085692U JPH077159Y2 (ja) | 1987-06-01 | 1987-06-01 | オフセット輪転印刷機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63194722U JPS63194722U (ja) | 1988-12-15 |
JPH077159Y2 true JPH077159Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=30941327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987085692U Expired - Lifetime JPH077159Y2 (ja) | 1987-06-01 | 1987-06-01 | オフセット輪転印刷機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH077159Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5516669U (ja) * | 1978-07-17 | 1980-02-01 | ||
JPS5845769A (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-17 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 塗工機の駆動装置 |
-
1987
- 1987-06-01 JP JP1987085692U patent/JPH077159Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63194722U (ja) | 1988-12-15 |
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