JP2014158341A - 電動機及び電動送風機、この電動送風機を備えた電気掃除機 - Google Patents

電動機及び電動送風機、この電動送風機を備えた電気掃除機 Download PDF

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Abstract

【課題】アルミ材のフレームによる電磁鋼板の固定子を拘束する力の低下による固定子のずれを抑制し、性能が低下しない軽量化された電動機を提供する。
【解決手段】円筒状のフレームと、フレームに内包され、長方形状で4つのコーナー部を有する固定子鉄心に、界磁巻線を巻いて成る固定子と、回転軸を有し、回転軸に電機子鉄心と整流子が設けられ、電機子鉄心に巻かれた電機子巻線と整流子が接続されて成る電機子と、を備え、フレームの内周に突出する凸部を設け、固定子鉄心のコーナー部の1つあるいは2つ以上に凹部を設け、凸部と凹部が嵌合あるいは当接するようにした。
【選択図】図7

Description

本発明は電動機、詳しくは軽量化した電動機に関し、その電動機を備えた電動送風機、さらにはその電動送風機を備えた電気掃除機に関する。
従来、電動機の固定子を、電動機の外周を構成するフレームに固定するには、焼き嵌めによる方法や圧入による方法が用いられており、圧入による圧縮力を分散、低減する構成のものが知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−183792号公報(第4頁、図2)
近年、電気掃除機の軽量化の要求を受け、電気掃除機に搭載される電動送風機に用いられる電動機も、さまざまに軽量化する対策が検討され、その一つに電動機の外周を構成するフレームを軽量材質、例えばアルミ材を用いる方法が考えられている。
通常、固定子の鉄心は電磁鋼板を積層したものが用いられ、フレームには鋼板が用いられているので、熱膨張率がほぼ同じとなり焼き嵌めによる方法や圧入による方法での固定で問題はなかった。
しかしながら、電磁鋼板の固定子とアルミ材のフレームとでは熱膨張率が異なり、フレームの熱膨張率が大きいことから、従来の電動機のような単なる焼き嵌めや圧入による固定方法では、電動機が駆動する時の発熱による温度上昇で固定子よりもフレームがより大きく膨張するので、フレームが固定子を拘束する力が低下する、という問題があった。
また、フレームが固定子を拘束する力が低下することで、電動機の回転体である電機子の回転方向と逆回転方向に掛かる反力の影響を受け、固定子が本来の位置からずれてしまい、電動機の性能が低下する、という問題があった。
本発明は、前述の課題を解決するためになされたもので、アルミ材のフレームによる電磁鋼板の固定子を拘束する力の低下による固定子のずれを抑制し、性能が低下しない軽量化された電動機を提供することを目的とし、その電動機を用いた電動送風機を備えた軽量化された電気掃除機を提供することを目的とする。
課題を解決する本発明に係る電動機は、円筒状のフレームと、フレームに内包され、長方形状で4つのコーナー部を有する固定子鉄心に、界磁巻線を巻いて成る固定子と、回転軸を有し、回転軸に電機子鉄心と整流子が設けられ、電機子鉄心に巻かれた電機子巻線と整流子が接続されて成る電機子と、を備え、フレームの内周に突出する凸部を設け、固定子鉄心のコーナー部の1つあるいは2つ以上に凹部を設け、凸部と凹部が嵌合あるいは当接しているものである。
本発明によれば、フレームの内周に突出する凸部を設け、固定子鉄心のコーナー部の1つあるいは2つ以上に凹部を設け、凸部と凹部が嵌合あるいは当接しているようにしたので、フレームを熱膨張率が大きい材質にして、電動機が駆動する時の発熱によりフレームが熱膨張しても、電動機の回転体である電機子の回転方向と逆方向に掛かる反力の影響による固定子のずれを抑制でき、電動機の性能を確保しながら軽量化が図れる。
本発明の実施の形態1に係る電動機を示す部分断面斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る電動機の固定子を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る電動機の固定子鉄心を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る電動機の固定子鉄心を示す平面方向及び側面方向から見た3面図である。 本発明の実施の形態1に係る電動機の電機子を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る電動機の電機子鉄心を見えるようにした斜視図である。 (a)本発明の実施の形態1に係る電動機を示す斜視図、(b)図6(a)に示すA−Aで切断した断面図である。 (a)A−A断面図のB部拡大図、(b)A−A断面図のC部拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る電動機の固定子鉄心の磁路を示す平面図である。 本発明の実施の形態2に係る電動送風機を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る電動送風機を示す部分断面斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る電気掃除機を示す断面図である。
実施の形態1.
(電動機の構成)
図1は本発明の実施の形態1に係る電動機を示す部分断面斜視図、図2は本発明の実施の形態1に係る電動機の固定子を示す斜視図、図3は本発明の実施の形態1に係る電動機の固定子鉄心を示す斜視図、図4は本発明の実施の形態1に係る電動機の固定子鉄心を示す平面方向及び側面方向から見た3面図、図5は本発明の実施の形態1に係る電動機の電機子を示す斜視図、図6は本発明の実施の形態1に係る電動機の電機子鉄心を見えるようにした斜視図である。
以下、図1から図6により本発明の実施の形態1に係る電動機の構成について説明する。
なお、それぞれの図において、同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略することがある。
図1に示すように、100は本発明の実施の形態1に係る電動機であり、整流子電動機と呼ばれるものである。電動機100は、固定子1と電機子2とブラシ3を備える。
固定子1の主要構成は固定子鉄心4、上絶縁部材5、下絶縁部材6、界磁巻線7である。固定子鉄心4は、薄板の電磁鋼板(例えば0.1〜1.0mm程度の板厚のもの)を金型で同一形状に打ち抜き、図4に示すように所定の厚さTになるまで複数枚積層することにより形成される。
固定子鉄心4は同一形状の薄板電磁鋼板を複数枚積層して形成するので、暑さT方向の上端幅W1と下端幅W2、上端幅W3と下端幅W4はそれぞれW1=W2、W3=W4となり、上端と下端で同じ幅となる。
図3及び図4に示すように、固定子鉄心4は概略長方形状をしており、磁極部8a、8bと継鉄部9a、9bを有する。磁極部8a、8bは固定子鉄心4の中央に設けられた貫通空間11を挟む様に対向する、一対の同一形状である。継鉄部9a、9bは磁極部8a、8bの両端にそれぞれ接続されている。
また、固定子鉄心4は固定子スロット10a、10b、10c、10dを有する。固定子スロット10a、10b、10c、10dは、上絶縁部材5及び下絶縁部材6を介して固定子鉄心4に巻き回された界磁巻線7が収容される空間である。固定子スロット10a、10b、10c、10dと貫通空間11は連通して設けられる。
さらに固定子鉄心4はコーナー部12a、12b、12c、12dを有する。コーナー部12a、12b、12c、12dには、それぞれ凹部13a、13b、13c、13dが設けられる。
固定子鉄心4は、図4に示す中心線X及び中心線Yで対称形状となっている。よって、
凹部13aと13b、凹部13cと13dは中心線Yで線対称形状となり、凹部13aと13c、凹部13bと13dは中心線Xで線対称形状となる。
なお、中心線Xと中心線Yの交点Dは、後述する電機子2の回転軸14の中心と同一であり、電機子2の回転中心である。なお、交点Dについては回転軸14の中心と同一であるので、後段で軸中心と記載する場合もある。
凹部13a、13b、13c、13dの切り欠き形状の短辺側は、それぞれ電機子2の回転軸14の中心を通る延長線E、Fと重なる位置になるように加工されている。
上絶縁部材5及び下絶縁部材6は、それぞれ絶縁性を有する樹脂成型により形成される。界磁巻線7は、例えば銅線のような導電性を有する所定の線径の線材である。
次に、電機子2の主要構成は回転軸14、電機子鉄心15、整流子16、電機子巻線17である。図6に示すように電機子鉄心15は円形状で、外周側にティース15aという突出形状を有し、隣接するティース15aとの間に空間15bを有する。
電機子鉄心15も固定子鉄心4と同様に、薄板の電磁鋼板(例えば0.1〜1.0mm程度の板厚のもの)を金型で同一形状に打ち抜き、所定の厚さになるまで複数枚積層することにより成形される。
電機子鉄心15は回転軸14に固定される。電機子巻線17は、図示しない絶縁部材を挟んで空間15bに収容されるように電機子鉄心15に巻き回され、電機子鉄心15と同様に回転軸14に固定された整流子16と接続される。電機子巻線17も線径は異なるが、界磁巻線7と同様に銅線のような導電性を有する所定の線径の線材である。
固定子1は図1に示すように、円筒形状で一端面が開口し他端面が有底のフレーム19に後述する固定構造で固定される。フレーム19は、従来その素材として使われていた、比重が7.87(純鉄相当)の亜鉛めっき鋼板よりも軽量な素材、例えば比重が2.7(純アルミ相当)のアルミ材で形成される。
アルミ材を使うことで、亜鉛めっき鋼板で形成されていた従来のフレームに較べ30%程度の重量となり、電動機100の軽量化が図れる。なお、純アルミ材ではなくアルミ合金を用いても同様に軽量化が図れるので、強度等を考慮してアルミ合金を選択してもよい。
フレーム19は薄いアルミ板を、金型による深絞り加工という方法で一端面が開口し他端面が有底の円筒形状を一体的に形成する。このような深絞り加工の場合、円筒の内部から金型を抜きやすくするため、有底側から開口側が広くなるように抜き勾配という傾斜を設けることがある。
しかし、本発明のような電動機においては、傾斜を設けるとフレーム19と固定子1のコーナー部12a、12b、12c、12dとの間に隙間が生じ、固定に影響して電動機の性能を低下させる可能性がある。よって、フレーム19は抜き勾配を設けずに加工している。
図5に示すように電機子2の回転軸14には軸受18a、18bが取り付けられる。整流子16側に取り付けられた軸受18bは、フレーム19の底部19aに設けられた受け部19bに挿入固定され、電機子2の回転軸14方向の位置が決まる。
軸受18aは、固定部材20に設けられた保持部20aに挿入固定され、複数のネジ21でフレーム19に取り付けられる。
このように取り付けられた電機子2は、電機子鉄心15の外周と、固定子鉄心4の磁極部8a、8bの貫通空間11に位置する磁極部内面8c、8dが所定の空間を隔てて対向する位置に配置される。また、電機子2は軸受18a、18bにより回転自在である。
フレーム19にはブラシ3が取り付けられており、図示しない例えばバネのような付勢部材で整流子16に当接している。このブラシ3から整流子16に電流が供給され、電機子2が回転し電動機100の回転力を発生する。
(固定子1のフレーム19への固定構造)
次に図7から図9により固定子1のフレーム19への固定構造を説明する。図7(a)は本発明の実施の形態1に係る電動機を示す斜視図、図7(b)は図6(a)に示すA−Aで切断した断面図、図8(a)はA−A断面図のB部拡大図、図8(b)はA−A断面図のC部拡大図、図9は本発明の実施の形態1に係る電動機の固定子鉄心の磁路を示す平面図である。なお、それぞれの図において、同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略することがある。
フレーム19の円筒の内径は、固定子1の外形寸法よりも少し小さく設定されている。まず、フレーム19の円筒の内径が固定子1の外形寸法よりも少し大きく膨張するまで加熱し、その状態で固定子1を所定の位置に挿入する。
この状態で冷却するとフレーム19が収縮し、固定子鉄心4のコーナー部12a、12b、12c、12dが締め付けられることで、固定子1が拘束される。いわゆる、焼き嵌めという方法である。前述したように、固定子鉄心4は上端と下端で同じ幅となっており、フレーム19は抜き勾配を設けずに加工しているので、フレーム19とコーナー部12a、12b、12c、12dの接触部分に隙間が生じにくい。
電動機100が駆動しない状況では熱が発生せず温度が上昇しないため、焼き嵌めでの拘束が緩むことはない。しかし、フレーム19を形成するアルミ材は、固定子鉄心4を形成する電磁鋼板に比べ、熱による膨張率が2倍程度大きい。
よって、電動機100の駆動で発生する熱による温度上昇でフレーム19と固定子鉄心4が熱膨張する場合、同じ温度上昇においてフレーム19が固定子鉄心4よりも大きく膨張することになり、拘束が緩みやすくなる。
電機子2の回転によって、図7(b)に示すように固定子1はその反力により電機子2の回転方向Gと、その反対の反力を受ける方向Hに回転しようとする力が加わる。拘束が緩むと、この力によって固定子1がずれていく可能性があり、固定子1のずれは電動機100の性能低下の要因となる。
そのため、本発明の実施の形態1に係る電動機は、拘束が緩まない構造を有している。図7(a)、(b)に示すように、フレーム19には筒部分の壁面の内面側に突出するように凸形状22a、22bが設けられている。
凸形状22a、22bは、例えば金型で切り込みを入れると同時に外面から内面に押し出すように曲げ加工する、いわゆる切り起こし加工で形成される。ただし、所定の凸形状が形成できれば加工方法は切り起こし加工に限定されるものではない。
凸形状22aは図7(b)に示すように切り起こしの先端面が、電機子2の回転軸14の中心を通る延長線Eと重なる位置になるように加工されている。前述(段落0021参照)したように固定子1の固定子鉄心4に設けられた凹部13a、13b、13c、13dの切り欠き形状の短辺側も、それぞれ電機子2の回転軸14の中心を通る延長線E、Fと重なる位置になるように加工されている。
よって、図8(a)に示すように、凸形状22aの切り起こしの先端面と固定子1の固定子鉄心4に設けられた凹部13aの切り欠き形状の短辺側が嵌合あるいは当接するようになっている。
凹部13aと13dは電機子2の回転を迎える側に設けられ、凹部13bと13cは回転を送る側に設けられている。図7(b)、図8(a)に示すように、固定子1が反力を受ける方向Hに対し、その力を受けて抑えるように凸形状22aの切り起こしの先端面と凹部13aの切り欠き形状の短辺側が嵌合あるいは当接している。
よって、固定子1がずれることなく所定の位置に拘束することができ、軽量で熱膨張率の大きいアルミ材をフレーム19に用いても電動機100の性能を低下させることなく軽量化できる。
また、熱による温度上昇で膨張する場合、周方向には膨張し難く回転軸14の中心から外側へ膨張するので、凸形状22aの切り起こしの先端面は、回転軸14の中心を通る延長線E上で外側へ膨張する。
そのため、凸形状22aの切り起こしの先端面と固定子1の固定子鉄心4に設けられた凹部13aの切り欠き形状の短辺側との間に隙間が生じ難い。よって固定子1がずれることなく所定の位置に拘束することができるので、軽量で熱膨張率の大きいアルミ材をフレーム19に用いても電動機100の性能を低下させることなく軽量化できる。
図8(b)に示すように、凸形状22bの切り起こしの先端面は回転軸14の中心を通る延長線Fと重なる位置には設けられておらず、凹部13bの切り欠き形状の短辺側と所定の間隙Jを有し離間して設けられている。
これは、フレーム19や固定子1の加工、製造上のばらつき及びフレーム19の固定子1への挿入加工時のばらつきを考慮したものである。凸形状22aの切り起こしの先端面と凹部13aの切り欠き形状の短辺側は必ず嵌合あるいは当接しているため、凸形状22bの切り起こしの先端面は凹部13bの切り欠き形状の短辺側と離間して設けることで、フレーム19への固定子1の挿入加工時の自由度を確保している。
前述したように固定子1の固定子鉄心4は、中心線X及び中心線Yで対称形状となっている(図4参照)ので凹部13aと13b、凹部13cと13dは中心線Yで線対称形状であり、凹部13aと13c、凹部13bと13dは中心線Xで線対称形状である。
これを言い換えると、凹部13aと13d、凹部13bと13cは回動軸14の軸中心Dで点対称となっている。よって180度回転させても凹部13dは凹部13aと同形状であるので、凹部13aと同様に凸形状22aの切り起こしの先端面と凹部13dの切り欠き形状の短辺側が嵌合あるいは当接する関係となる。
このように凹部13a、13b、13c、13dが設けられているので、固定子1を組立加工するときに固定子鉄心4の方向性に自由度を持たせることができ、固定子1の組立て性が向上する。
(凹部切り欠き形状の説明)
固定子鉄心4に設けられる凹部13a、13b、13c、13dは、固定子鉄心4の磁束の流れを妨げないよう磁路の幅を考慮して切り欠き加工で形成されている。磁路とは磁束が流れる通り道であり、磁束の流れが妨げられると電動機100の性能低下に大きな影響を及ぼすことになる。
一例として、図9に示すように磁束は矢印Kのように流れる。コーナー部12aと連続する継鉄部9aは所定の磁路幅W5、W6で形成されていて、W5=W6の関係となっている。コーナー部12aに設けられる凹部13aは、磁路幅W7が磁路幅W5、W6以下とならないよう、それぞれW5≦W7、W6≦W7の関係を守って形成される。
よって、継鉄部9aとコーナー部12aで磁路幅が狭くならないので、磁束の流れを妨げることがなく電動機100の性能が確保される。また、他のコーナー部12b、12c、12dと凹部13b、13c、13dとの関係も同様の設定となっている。
以上のように、凸形状の切り起こしと固定子の固定子鉄心に設けられた凹部の切り欠き形状が嵌合あるいは当接するようにしたので、固定子がずれることなく所定の位置に拘束することができ、軽量で熱膨張率の大きいアルミ材をフレームに用いても電動機の性能を低下させることなく軽量化することができる。
また、凸形状が、電機子の回転軸中心を通る延長線と重なる位置に、固定子鉄心に設けられた凹部の切り欠き形状も電機子の回転軸中心を通る延長線と重なる位置にそれぞれ加工し、凸形状の切り起こしと固定子の固定子鉄心に設けられた凹部の切り欠き形状が嵌合あるいは当接するようにしたので、固定子がずれることなく所定の位置に拘束することができ、軽量で熱膨張率の大きいアルミ材をフレームに用いても電動機の性能を低下させることなく軽量化することができる。
それから、1つの凸形状の切り起こしと固定子の固定子鉄心に設けられた凹部の切り欠き形状が嵌合あるいは当接し、他の凸形状の切り起こしと凹部の切り欠き形状は間隙を有し離間して設けられているので、フレームへの固定子の挿入加工時の自由度が確保でき組立て性が向上する。
さらに、固定子鉄心の凹部は中心線で線対称、あるいは回転軸中心で点対称に設けられているので、固定子1を組立加工するときに固定子鉄心を180度回転させて組み立てても問題なく組立てでき、固定子の組立て性が向上する。
また、固定子鉄心の磁束の流れを妨げないよう、継鉄部の幅とコーナー部の凹部の幅が同じ幅以上となるようにしたので、磁路の幅が狭くならないため磁束の流れを妨げることがなく電動機の性能を確保することができる。
なお、本発明の実施の形態では、フレーム19に設けた凸形状は22a、22bの二つで22a1つが当接し、22bは離間していたが、回転軸14の軸中心Dで点対称の位置にそれぞれ22a、22bと同形状の凸形状を設けてもよい。
固定子鉄心4には回動軸14の軸中心Dで凹部13aと13d、凹部13bと13cがそれぞれ点対称で設けられているので、凸形状22aの点対称の凸形状と凹部13dが嵌合あるいは当接するようになり、凸形状22bの点対称の凸形状と凹部13cは所定の間隙を有し離間して設けられるようになる。
よって22aと凹部13a、22aと点対称の位置にある凸形状と凹部13dが嵌合あるいは当接し、22bと凹部13b、22bと点対称の位置にある凸形状と凹部13cが離間する関係となる。
それにより、凸形状が22a、22bの二つのときと同様、固定子がずれることなく所定の位置に拘束でき、軽量で熱膨張率の大きいアルミ材をフレームに用いても電動機の性能を低下させることなく軽量化が可能で、フレームへの固定子の挿入加工時の自由度が確保でき組立て性向上も可能である。
実施の形態2.
(電動送風機の構成)
図10は本発明の実施の形態2に係る電動送風機を示す分解斜視図、図11は本発明の実施の形態2に係る電動送風機を示す部分断面斜視図である。
以下、図10及び図11により本発明の実施の形態2に係る電動送風機の構成について説明する。
図10に示すように200は本発明の実施の形態2に係る電動送風機であり、本発明の実施の形態1に係る電動機100、整流翼56、送風ファン55及びファンカバー54で構成される。
送風ファン55は電動送風機200の吸引風を発生させるものである。整流翼56は送風ファン55が発生させた吸引風の圧力回復を行い、電動機内部に風を導く案内羽根である。ファンカバー54は吸引風が発散しないようにするためのものである。
図11に示すように電動機100に整流翼56を取付け、送風ファン55を電動機100の回転軸14にナット57で固定する。そして電動機100のフレーム19にファンカバー54を圧入する。
(電動送風機の動作)
こうして組み立てられた電動送風機200を駆動すると、電動機100により送風ファン55が回転することで、ファンカバー54に設けられた吸気口54aから吸引風Lを吸引する。吸引風Lは電動機100に設けられた排気口58からMのように排気される。
以上のように、アルミ材をフレームに用いて電動機の性能を低下させることなく軽量化した電動機を備えたので、電動送風機を軽量化することができる。
実施の形態3.
(電気掃除機の構成)
図12は本発明の実施の形態3に係る電気掃除機を示す断面図である。
以下図12により本発明の実施の形態3に係る電機掃除機の構成について説明する。
図12に示すように300は本発明の実施の形態3に係る電気掃除機であり、本体70内に集塵容器71、制御基板72、本発明の実施の形態2に係る電動送風機200、図示しない電源コードのコードリールを有している。
また、図示しないが吸込具と軟質管部と硬質管部で構成された塵埃を吸引するためのホース体が、ホース体挿入口76に挿入される。
集塵容器71は吸引した塵埃を集積するためのものであり、集塵袋を使用するタイプとサイクロン式のような集塵袋を使用しないタイプのものがあり、本発明の実施の形態3に係る電気掃除機300にはどちらを使用してもよく、集塵容器のタイプに限定されることなく本発明の電動送風機を搭載できる。
制御基板72は、図示しない操作部の操作により塵埃を吸引するために電動送風機200の駆動を制御したりするものである。
本体70の側面には車輪73、下面にはキャスター74が設けられている。車輪73、キャスター74により本体70の引き回しが可能になる。ハンドル75は本体70を持ち運んだりするためのものである。
(電気掃除機の動作)
前述のような電気掃除機300に内包された電動送風機200を駆動すると、実施の形態2で説明したように電動送風機200により吸引風が発生し、図示しないホース体で塵埃を含んだ空気の吸引を行うことができる。吸引された塵埃を含んだ空気は、集塵容器71で塵埃と空気に分離されて塵埃は集積され、塵埃の取り除かれた空気は電動送風機200を経由して本体70の外へ排出される。
以上のように、アルミ材をフレームに用いて電動機の性能を低下させることなく軽量化した電動機を有する電動送風機を備えたので、電気掃除機を軽量化することができる。
1 固定子、2 電機子、3 ブラシ、4 固定子鉄心、5 上絶縁部材、6 下絶縁部材、7 界磁巻線、8a 磁極部、8b 磁極部、8c 磁極部内面、8d 磁極部内面、9a 継鉄部、9b 継鉄部、10a 固定子スロット、10b 固定子スロット、10c 固定子スロット、10d 固定子スロット、11 貫通空間、12a コーナー部、12b コーナー部、12c コーナー部、12d コーナー部、13a 凹部(切り欠き形状)、13b 凹部(切り欠き形状)、13c 凹部(切り欠き形状)、13d 凹部(切り欠き形状)、14 回転軸、15 電機子鉄心、15a ティース、15b 空間、16 整流子、17 電機子巻線、18a 軸受、18b 軸受、19 フレーム、19a 底部、19b 受け部、20 固定部材、20a 保持部、21 ネジ、22a 凸形状、22b 凸形状、23 先端面、54 ファンカバー、54a 吸気口、55 送風ファン、56 整流翼、57 ナット、58 排気口、70 本体、71 集塵容器、72 制御基板、73 車輪、74 キャスター、75 ハンドル、76 ホース体挿入口、100 電動機、200 電動送風機、300 電気掃除機、D 交点(軸中心)、E 延長線、F 延長線、G 電機子2の回転方向、H 固定子1が反力を受ける方向、J 所定の間隙、K 矢印、L 吸引風、M 排気、T 固定子鉄心4の厚み、W1 固定子鉄心4の幅、W2 固定子鉄心4の幅、W3 固定子鉄心4の幅、W4 固定子鉄心4の幅、W5 磁路幅、W6 磁路幅、W7 磁路幅、X 中心線、Y 中心線。

Claims (11)

  1. 円筒状のフレームと、
    該フレームに内包され、長方形状で4つのコーナー部を有する固定子鉄心に、界磁巻線を巻いて成る固定子と、
    回転軸を有し、該回転軸に電機子鉄心と整流子が設けられ、前記電機子鉄心に巻かれた電機子巻線と前記整流子が接続されて成る電機子と、を備え、
    前記フレームの内周に突出する凸部を設け、前記固定子鉄心の前記コーナー部の1つあるいは2つ以上に凹部を設け、前記凸部と前記凹部が嵌合あるいは当接していることを特徴とする電動機。
  2. 前記凸部は、前記電機子の前記回転軸方向と平行に、前記フレームに切り起し加工で設けられ、前記凸部の端面は前記電機子の回転軸中心を通る線上に位置し、
    前記凹部は、前記電機子の前記回転軸方向と平行に、前記固定子鉄心の前記コーナー部の一部を切り欠いて設けられ、前記凹部の端面は前記電機子の回転軸中心を通る線上に位置し、
    前記凸部の端面と前記凹部の端面が嵌合あるいは当接していることを特徴とする請求項1に記載の電動機。
  3. 前記凹部は、前記固定子鉄心の前記コーナー部で前記電機子の回転を迎える側の一部を切り欠くように設けられ、前記凸部の端面と前記凹部の端面が嵌合あるいは当接していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動機。
  4. 前記凸部と前記凹部をそれぞれ2つ以上設け、少なくとも1つの前記凸部の端面と前記凹部の端面が嵌合あるいは当接していることを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1つに記載の電動機。
  5. 前記凸部と前記凹部をそれぞれ2つ以上設け、少なくとも1つの前記凸部の端面と前記凹部の端面が嵌合あるいは当接し、他の前記凸部の端面と前記凹部の端面の間には間隙を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4何れか1つに記載の電動機。
  6. 前記凸部と前記凹部をそれぞれ偶数で同数になるように設け、前記電機子の前記回転軸中心で点対称に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項5何れか1つに記載の電動機。
  7. 前記固定子鉄心の前記コーナー部に凹部を設けた箇所の幅が、前記コーナー部と連続する前記固定子鉄心の継鉄部の幅と同幅以上であることを特徴とする請求項1乃至請求項6何れか1つに記載の電動機。
  8. 前記フレームの材質は、前記ステータの材質よりも熱膨張率の高い材質であることを特徴とする請求項1乃至請求項7何れか1つに記載の電動機。
  9. 前記フレームの材質は、アルミ材あるいはアルミ合金であることを特徴とする請求項1乃至請求項8何れか1つに記載の電動機。
  10. 請求項1乃至請求項9何れか1つに記載の電動機と、
    前記電動機の回転軸に設けられた遠心ファンと、
    を備えたことを特徴とする電動送風機。
  11. 請求項10に記載の電動送風機を備えたことを特徴とする電気掃除機。
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