JP2014154951A - 信号分離装置及びそれに用いる信号分離方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レプリカの周波数補正のための遅延制御手段を使用することなく、混信信号とレプリカとの搬送波周波数誤差を補正することが可能な信号分離装置を提供する。
【解決手段】 受信した混信信号に含まれる信号成分のレプリカを生成して、これを混信信号から差し引くことにより混信信号を分離する信号分離装置は、混信信号に含まれる最も強度の高い信号を第1の信号としてその情報系列を推定する手段(復号器12)と、その推定した情報系列から第1の信号のレプリカを生成する手段(変調器14)と、混信信号を周波数補正する手段(復調器11)と、この周波数補正した混信信号から第1の信号のレプリカを差し引く手段(適応キャンセラ15)と、混信信号とレプリカとの差分から第2の信号の情報系列を推定する手段(復号器17)とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は信号分離装置及びそれに用いる信号分離方法に関し、特に無線通信装置の受信側に用いられる、混信した通信信号の分離技術の能力向上に関する。
近年、無線通信システムにおいては、限られた電波資源の有効活用のため、周波数利用効率の向上が求められている。そのためには、同一周波数に複数の信号が混在させて伝送することが望ましく、受信機においては混信信号を容易に分離する機能が必要となる。
混信した電波がそれぞれ異なる方向から到来している場合、到来方向に基づく混信信号の分離が可能である。例えば、下記の特許文献1に記載の技術では、独立成分分析により信号分離する手法が示されている。
また、特許文献2に記載の技術では、衛星通信における帯域利用率向上のため、同一周波数で双方向通信する方法が提案されている。この通信方法では、2つの地上局が同一の通信衛星に同帯域の信号を送信し、衛星において2つの信号が混信して受信される。
混信信号はそのまま周波数変換されて地上局に送信されるので、地上局では到来方向に基づく信号分離は不可能である。そのため、地上局では自局の送信信号を混信信号中の一方の信号のレプリカとし、これを混信信号から差し引くことで他局の信号を分離している。
特許文献2の通信方式に対して、送信信号のレプリカを保存することなく、混信信号を分離する方法が、特許文献3に記載の技術で提案されている。この特許文献3に記載の方法では、混信信号に含まれる最も強度の高い信号を第1の信号とし、これを復調・復号して得られた情報系列を符号化・変調することでレプリカを生成し、このレプリカを混信信号から差し引くことにより信号を分離している。
また、図6に記載の通り、特許文献3では、レプリカを生成する手段において、第1の信号を復調する際に再生した搬送波信号を第1の信号のレプリカの生成に利用することにより、混信信号中の第1の信号の成分とレプリカとの間の搬送波周波数誤差を低減し、信号分離精度を向上させることを特徴としている。
特開2008−092363号公報 US 6859641 B2 特願2012−061556号公報
しかしながら、上述した特許文献2に記載の方法において、復調時に再生した搬送波信号をレプリカ生成に利用するには、搬送波信号と変調信号との同期が必要である。図6から明らかなように、復調器11と変調器14との間には復号器12及び符号器13があり、また変調器13には低域通過フィルタも含まれるため、これらの処理相当の遅延が存在する。
遅延量は通信速度や使用する誤り訂正符号等の通信諸元により異なるため、汎用モデムのように通信諸元を自由に設定できる装置の場合、設定に応じて遅延量を変更する手段が不可欠である。したがって、図7に示すように、この遅延を解消するための遅延器18や、遅延量を制御する遅延制御器19が必要であるのは明白である。
搬送波と変調信号とには相関がなく、2つの信号から遅延量を推定することは困難であることから、全ての通信諸元の組合せにおける正確な遅延量を装置に保持させる必要がある。その場合、多くの通信諸元に対応する遅延量の見積りや計測等が必要となり、開発にかかる費用が増大するという課題がある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、レプリカの周波数補正のための遅延制御手段を使用することなく、混信信号とレプリカとの搬送波周波数誤差を補正することができる信号分離装置及びそれに用いる信号分離方法を提供することにある。
本発明による信号分離装置は、受信した混信信号に含まれる信号成分のレプリカを生成して、これを混信信号から差し引くことにより混信信号を分離する信号分離装置であって、
前記混信信号に含まれる最も強度の高い信号を第1の信号としてその情報系列を推定する手段と、その推定した情報系列から前記第1の信号のレプリカを生成する手段と、前記混信信号を周波数補正する手段と、この周波数補正した混信信号から前記第1の信号のレプリカを差し引く手段と、前記混信信号と前記レプリカとの差分から第2の信号の情報系列を推定する手段とを備えている。
本発明による信号分離方法は、受信した混信信号に含まれる信号成分のレプリカを生成して、これを混信信号から差し引くことにより混信信号を分離する信号分離装置に用いる信号分離方法であって、
前記信号分離装置が、前記混信信号に含まれる最も強度の高い信号を第1の信号としてその情報系列を推定する処理と、その推定した情報系列から前記第1の信号のレプリカを生成する処理と、前記混信信号を周波数補正する処理と、この周波数補正した混信信号から前記第1の信号のレプリカを差し引く処理と、前記混信信号と前記レプリカとの差分から第2の信号の情報系列を推定する処理とを実行している。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、レプリカの周波数補正のための遅延制御手段を使用することなく、混信信号とレプリカとの搬送波周波数誤差を補正することができるという効果が得られる。
本発明の第1の実施の形態による信号分離装置の構成例を示すブロック図である。 図1に示す復調器及び変調器の構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態による信号分離装置の構成例を示すブロック図である。 図3に示す分離機能に通信品質情報を追加した場合の構成例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態による信号分離装置の構成例を示すブロック図である。 特許文献3に記載の技術の実施形態の構成を示すブロック図である。 図6に示す構成に本来必要な遅延制御手段を追加したブロック図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。まず、本発明による信号分離装置の概要について説明する。本発明による信号分離装置は、混信信号に含まれる信号のレプリカを生成して混信信号を分離する信号分離装置である。
本発明による信号分離装置は、混信信号に含まれる最も強度の高い信号の情報系列を推定する手段と、推定した情報系列から第1の信号のレプリカを生成する手段と、混信信号を周波数補正する手段と、周波数補正した混信信号からレプリカを差し引く手段と、周波数補正した混信信号とレプリカとの差分から第2の信号の情報系列を推定する手段とから構成されている。
これによって、本発明による信号分離装置では、周波数補正した混信信号から第1の信号のレプリカを差し引くため、レプリカ生成において周波数誤差の補正が不要である。よって、本発明による信号分離装置では、レプリカの周波数補正のための遅延制御手段を使用することなく、混信信号とレプリカとの搬送波周波数誤差を補正することが可能となる。
図1は本発明の第1の実施の形態による信号分離装置の構成例を示すブロック図である。図1において、本実施の形態による信号分離装置は、復調器11と、復号器12と、符号器13と、変調器14と、適応キャンセラ15と、復調器16と、復号器17とから構成されている。
復調器11は混信信号に含まれる第1の信号を復調し、復号器12は復調器11の出力を復号して第1の情報系列を推定する。符号器13は第1の情報系列を再符号化し、変調器14は符号器13の出力を再変調して第1の信号のレプリカを生成する。
適応キャンセラ15は混信信号から第1の信号のレプリカを差し引き、復調器16は適応キャンセラ15の出力を復調する。復号器17は復調器16の出力を復号して第2の情報系列を推定する。
本実施の形態では、混信信号に含まれる信号に十分な強度差があることを前提とし、最も強度の高い第1の信号を復調器11で復調する。さらに、本実施の形態では、復調した信号を復号器12で誤り訂正復号することにより、第1の信号に関する高品質な情報系列を推定する。本実施の形態では、推定した情報系列を符号器13で再符号化し、さらに変調器14で再変調することにより、第1の信号のレプリカを生成する。
また、本実施の形態では、復調器11で混信信号中の第1の信号の搬送波周波数誤差を推定し、これを補正した混信信号を生成して適応キャンセラ15に出力する。
適応キャンセラ15では、周波数補正後の混信信号に含まれる第1の信号成分とレプリカとの振幅及び位相の差異を推定し、これらが最小になるようにレプリカを補正する。混信信号から振幅及び位相補正後のレプリカを差し引くことにより、第2の信号成分が抽出される。
図2は図1に示す復調器及び変調器の構成例を示すブロック図である。この図2を参照して図1に示す復調器11と変調器14とにおける作用について説明する。尚、復調器11及び変調器14以外の機能は、上記の特許文献2と同様であるため、特に説明はしない。また、図2中の2重線は複素信号を意味している。
図2において、復調器11は、乗算器21,22と、低域通過フィルタ23,24と、局所発振器25と、位相シフタ26と、複素乗算器27と、クロック再生器28と、ダウンサンプラ29,30と、搬送波再生器31とから構成されている。
乗算器21,22は混信信号と搬送波信号とを乗算し、低域通過フィルタ23,24は乗算結果の高域成分を阻止して復調後の混信信号を出力する。局所発振器25は搬送波信号を生成し、位相シフタ26は搬送波信号の位相を90°シフトする。
複素乗算器27は復調後の混信信号と周波数補正信号とを複素乗算し、クロック再生器28は周波数補正後の混信信号からシンボルタイミングを抽出する。ダウンサンプラ29,30はクロック再生器28で抽出したシンボルタイミングで周波数補正後の混信信号を間引く。搬送波再生器31は間引き後の混信信号から搬送波周波数誤差を推定して周波数補正信号を生成する。
復調器11は、受信した混信信号を初めに局所発振器25で生成する搬送波信号で復調する。局所発振器25の発振周波数は固定であり、これと第1の信号の送信機の発振周波数には誤差があるため、搬送波信号と混信信号に含まれる第1の信号の搬送波との間には周波数誤差が生じる。
復調器11では、搬送波再生器31でこの周波数誤差を推定して周波数補正信号を生成し、これと復調後の混信信号との複素乗算を繰り返すことにより、第1の信号の搬送波周波数の変動に追従し、混信信号の周波数誤差を補正する。周波数補正後の混信信号は復調器11から出力され、適応キャンセラ15の入力となる。
変調器14は、シンボル変換器32と、アップサンプラ33,34と、低域フィルタ35,36とから構成されている。
シンボル変換器32は再符号化後の第1の信号の情報系列を変調用のシンボル情報に変換し、アップサンプラ33,34はシンボル情報のサンプリング周波数を上げる。低域フィルタ35,36はアップサンプラ33,34の出力の高域成分を阻止して変調信号を出力する。
変調器14では、再符号化後の第1の信号の情報系列を変調し、これを周波数補正することなく、第1の信号のレプリカとして出力する。
以上に述べた通り、混信信号中の第1の信号とレプリカとの搬送波周波数の誤差を低減する手段として、特許文献3ではレプリカを周波数補正するのに対して、本実施の形態では混信信号を周波数補正する。いずれも第1の信号の復調における搬送波再生の結果に基づく補正であるため、2つの手段に性能上の差異はない。
また、本実施の形態ではレプリカの周波数補正を実施しないため、これを実現するための遅延制御手段を必要としない。尚、周波数補正した混信信号とレプリカとの間にも遅延は存在するが、これら2つの信号には高い相関があるので、特許文献2に示されているように、相互相関を利用して容易に遅延量を推定することができる。
図3は本発明の第2の実施の形態による信号分離装置の構成例を示すブロック図である。図3において、本実施の形態による信号分離装置は、第1の分離機能51と、第2の分離機能52と、第1の分離機能51の出力と第2の分離機能52の出力を切替えて出力する切替器53とから構成されている。
第1の分離機能51及び第2の分離機能52は、図1に示す本発明の第1の実施の形態による信号分離装置と同じ構成である。尚、第1の分離機能51及び第2の分離機能52の適応キャンセラ15,16には、周波数補正後の混信信号が入力されるため、上記の特許文献3の実施形態に比べて混信分離性能の向上を実現している。
本実施の形態では、第1の分離機能51の動作は、上述した本発明の第1の実施の形態による信号分離装置と同様の動作となっている。これに対して、第2の分離機能52は、先に第2の信号を復調・復号してレプリカを生成し、これと混信信号との差分から第1の信号に関する情報系列を推定する。
2つの分離機能は、相対的に第1の信号強度が高い場合は第1の分離機能51、第2の信号強度が高い場合は第2の分離機能52が望ましい推定結果を出力する関係にある。よって、切替器53により2つの分離機能の出力を適切に切替えることにより、相対的な信号強度の変動に追従することが可能となる。
2つの分離機能出力の切替は、例えば第1の信号の通信品質と第2の信号の通信品質とを比較し、より品質の高い方を選択することにより実現可能である。切替器53の出力は、第1の分離機能51及び第2の分離機能52の各通信品質推定器の出力を常に監視することで、受信する混信信号の通信品質に変化が生じた場合でも、最適な出力を得る。
次に、通信品質情報を生成する手段の一例について図4を参照して説明する。図4は図3に示す分離機能に通信品質情報を追加した場合の構成例を示すブロック図である。より具体的には、第1の信号の通信品質の推定機能を追加した場合の第1の分離機能51の構成を示すブロック図である。
図4において、通信品質推定器101は復調器11の出力と符号器13の出力とのビット単位の差分を算出する。第1の信号の通信品質が高い場合、復号器12で訂正される誤りビット数は小さくなるので、復調器11の出力と符号器14の出力との差分も小さくなる。逆に通信品質が低い場合は、差分は大きくなる。
図5は本発明の第3の実施の形態による信号分離装置の構成例を示すブロック図である。図5において、本実施の形態は上述した本発明の第2の実施の形態に対し、切替器61と、適応キャンセラ62と、復調器63と、復調器64とを追加した構成となっている。
これにより、混信信号の信号強度が小さい場合でも、信号分離を高い精度で実現可能としている。具体的には、高精度の第1の信号のレプリカ信号を生成するために、適応キャンセラ15の出力である第2の信号のレプリカ信号を用い、第1の信号の情報系列を推定する。
その出力を切替器61に入力することで、復号器12の出力より高い精度の第1の信号の情報系列による第1のレプリカ信号の生成を可能とする。この処理がフィードバック的に繰り返されることで、結果的に、高い精度の第1及び第2の情報系列の信号を実現する。
また、適応キャンセラ15、62には、周波数補正後の混信信号が入力されるため、上記の特許文献3の実施形態に比べて、混信分離性能の向上を実現している。
このように、本発明では、周波数補正した混信信号から第1の信号のレプリカを差し引くため、レプリカ生成において周波数誤差の補正が不要となる。したがって、本発明では、レプリカの周波数補正のための遅延制御手段を使用することなく、混信信号とレプリカとの搬送波周波数誤差を補正することが可能となる。
11,16,63 復調器
12,17,64 復号器
13 符号器
14 変調器
15,62 適応キャンセラ
21 乗算器
22 乗算器
23,24,35,36 低域通過フィルタ
25 局所発振器
26 位相シフタ
27 複素乗算器
28 クロック再生器
29,30 ダウンサンプラ
31 搬送波再生器
32 シンボル変換器
33,34 アップサンプラ
51 第1の分離機能
52 第2の分離機能
53,61 切替器
101 通信品質推定器
63 復調器
64 復号器

Claims (8)

  1. 受信した混信信号に含まれる信号成分のレプリカを生成して、これを混信信号から差し引くことにより混信信号を分離する信号分離装置であって、
    前記混信信号に含まれる最も強度の高い信号を第1の信号としてその情報系列を推定する手段と、その推定した情報系列から前記第1の信号のレプリカを生成する手段と、前記混信信号を周波数補正する手段と、この周波数補正した混信信号から前記第1の信号のレプリカを差し引く手段と、前記混信信号と前記レプリカとの差分から第2の信号の情報系列を推定する手段とを有することを特徴とする信号分離装置。
  2. 各々受信した混信信号に含まれる信号成分のレプリカを生成して、これを混信信号から差し引くことにより混信信号を分離する第1及び第2の分離機能からなる信号分離装置であって、
    前記第1及び第2の分離機能各々は、前記混信信号に含まれる最も強度の高い信号を第1の信号としてその情報系列を推定する手段と、その推定した情報系列から前記第1の信号のレプリカを生成する手段と、前記混信信号を周波数補正する手段と、この周波数補正した混信信号から前記第1の信号のレプリカを差し引く手段と、前記混信信号と前記レプリカとの差分から第2の信号の情報系列を推定する手段とを有し、
    前記第1及び第2の分離機能の一方は、前記第1の信号のレプリカを前記混信信号から差し引いて前記第2の信号の情報系列を推定し、
    前記第1及び第2の分離機能の他方は、前記第2の信号のレプリカを前記混信信号から差し引いて前記第1の信号の情報系列を推定することを特徴とする信号分離装置。
  3. 前記第1の信号の強度が前記第2の信号より高い場合に前記第1及び第2の分離機能の一方の出力を選択し、前記第2の信号の強度が前記第1の信号より高い場合に前記第1及び第2の分離機能の他方の出力を選択することを特徴とする請求項2記載の信号分離装置。
  4. 前記混信信号のレベル差が小さい場合に、分離された前記第2の信号をレプリカ信号としてフィードバックすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の信号分離装置。
  5. 受信した混信信号に含まれる信号成分のレプリカを生成して、これを混信信号から差し引くことにより混信信号を分離する信号分離装置に用いる信号分離方法であって、
    前記信号分離装置が、前記混信信号に含まれる最も強度の高い信号を第1の信号としてその情報系列を推定する処理と、その推定した情報系列から前記第1の信号のレプリカを生成する処理と、前記混信信号を周波数補正する処理と、この周波数補正した混信信号から前記第1の信号のレプリカを差し引く処理と、前記混信信号と前記レプリカとの差分から第2の信号の情報系列を推定する処理とを実行することを特徴とする信号分離方法。
  6. 各々受信した混信信号に含まれる信号成分のレプリカを生成して、これを混信信号から差し引くことにより混信信号を分離する第1及び第2の分離機能からなる信号分離装置に用いる信号分離方法であって、
    前記第1及び第2の分離機能各々が、前記混信信号に含まれる最も強度の高い信号を第1の信号としてその情報系列を推定する処理と、その推定した情報系列から前記第1の信号のレプリカを生成する処理と、前記混信信号を周波数補正する処理と、この周波数補正した混信信号から前記第1の信号のレプリカを差し引く処理と、前記混信信号と前記レプリカとの差分から第2の信号の情報系列を推定する処理とを実行し、
    前記第1及び第2の分離機能の一方が、前記第1の信号のレプリカを前記混信信号から差し引いて前記第2の信号の情報系列を推定し、
    前記第1及び第2の分離機能の他方が、前記第2の信号のレプリカを前記混信信号から差し引いて前記第1の信号の情報系列を推定することを特徴とする信号分離方法。
  7. 前記第1の信号の強度が前記第2の信号より高い場合に前記第1及び第2の分離機能の一方の出力を選択し、前記第2の信号の強度が前記第1の信号より高い場合に前記第1及び第2の分離機能の他方の出力を選択することを特徴とする請求項6記載の信号分離方法。
  8. 前記混信信号のレベル差が小さい場合に、分離された前記第2の信号をレプリカ信号としてフィードバックすることを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか記載の信号分離方法。
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