JP4329793B2 - 無線受信装置及び無線通信システム - Google Patents

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本発明は、周波数利用効率向上のため、複数偏波の信号を用いる無線通信システム及び該無線通信システムの無線受信装置に関する。
図2に示す様に、周波数利用効率向上のため、同一周波数の信号を複数の送受信アンテナで共有して送受信する無線通信システムが提案されている(例えば、非特許文献1参照。)。図2によると、無線通信システムは、送信局と受信局とを有し、送信局は、変調回路40及び41と、周波数変換回路42及び43と、送信アンテナ44及び45と、発振回路56とを備え、受信局は、受信アンテナ46及び47と、周波数変換回路48及び49と、周波数誤差検出回路50及び51と、周波数誤差補償回路52及び53と、復調回路54及び55と、発振回路57と、平均化回路58と、干渉補償回路59とを備えている。
続いて、上記無線通信システムの信号の流れについて説明する。送信局において、変調回路40で変調された第1の送信信号は、周波数変調回路42で周波数変換され、送信アンテナ44から第1の送信無線信号として出力される。同様に、変調回路41で変調された第2の送信信号は、周波数変調回路43で周波数変換され、送信アンテナ45から、第1の送信無線信号とは直交する偏波の第2の送信無線信号として出力される。ここで、周波数変換回路42及び43は、共に、発振回路56の出力信号を周波数変換に使用している。
受信局において、受信アンテナ46が受信する第1の受信無線信号は、周波数変換回路48で第1の受信信号に周波数変換され、受信アンテナ47が受信する第2の受信無線信号は、周波数変換回路49で第2の受信信号に周波数変換される。送信局と同様に、周波数変換回路48及び49は、共に、発振回路57の出力信号を周波数変換に使用している。
続いて、第1の受信信号の所望周波数からのずれ、つまり、周波数誤差が周波数誤差検出回路50で検出され、第2の受信信号の周波数誤差が周波数誤差検出回路51で検出される。ここで、送信局及び受信局では、それぞれ、単一の発振回路を参照して各信号の周波数変換を行うため、周波数誤差検出回路50で検出される周波数誤差と周波数誤差検出回路51で検出される周波数誤差は理想的には等しくなる。実際には、各信号が個別に雑音等の影響を受けており、これら個別に生じる影響を平滑化するため、周波数誤差検出回路50及び51が検出した周波数誤差は平均化回路58で平滑化され、平均周波数誤差が、周波数誤差補償回路52及び53に出力される。
第1の受信信号に含まれる周波数誤差は、周波数誤差補償回路52において、平均周波数誤差に基づき補償され、第2の受信信号に含まれる周波数誤差は、周波数誤差補償回路53において、平均周波数誤差に基づき補償され、周波数誤差が補償された第1及び第2の受信信号が干渉補償回路59に入力される。
干渉補償回路59は、第1の受信信号に含まれる第1の送信信号と第2の送信信号を分離し、第2の受信信号に含まれる第1の送信信号と第2の送信信号を分離し、分離で得た各第1の送信信号を合成して第1の送信復元信号を出力し、同じく、分離で得た各第2の送信信号を合成して第2の送信復元信号を出力し、第1の送信復元信号は復調回路54で、第2の送信復元信号は復調回路55で復調処理が行われる。
淺井裕介、黒崎聰、杉山隆利、梅比良正弘、"SDM−COFDMシステムに適したAFC方式の提案"、信学技報、DSP2001−142、SAT200−100、RCS2001−200、pp.125−130、2002年1月
図2の送信局を実現するために、独立した送信装置を2つ用いる場合を想定する。この場合のシステム構成を図3に示す。図2の構成においては、送信局の周波数変換回路42及び43は同一の発振回路56を周波数変換処理に使用していたが、図3の構成においては、独立した送信装置を2つ用いるため、周波数変換回路42が発振回路60、周波数変換回路43が発振回路61と、異なる発振回路を周波数変換処理に使用することになる。
なお、この様な状況は、衛星通信では一般的である。通常の送受信装置はどちらか一方の偏波のみを使用することを前提として作りこまれているため、既存の装置を使用して偏波多重通信を実現する場合、送信局においては、図3に示す様に、独立した送信装置を2つ併用することとなる。
独立した送信装置を2つ用いる場合、周波数変換回路42と周波数変換回路43が異なる発振回路を周波数変換処理に使用するため、第1の送信無線信号と第2の送信無線信号の周波数も異なるものとなる。受信アンテナ46が受信する第1の受信無線信号は、第1の送信無線信号と第2の送信無線信号が混在したものであり、よって、周波数変換回路48における周波数変換後の第1の受信信号には、発振回路60の周波数をft1、発振回路61の周波数をft2、発振回路57の周波数をfとすると、Δf=ft1−fと、Δf=ft2−fの、2つの周波数誤差を有する信号が混在することになる。同様に、周波数変換回路49における周波数変換後の第2の受信信号にも、Δf=ft1−fと、Δf=ft2−fの、2つの周波数誤差を有する信号が混在することになる。周波数誤差検出回路50及び51は、2つの周波数誤差を含む信号からは、正しい周波数誤差を検出することができず、図3においては、周波数誤差検出回路50は周波数誤差Δf´を、周波数誤差検出回路51は周波数誤差Δf´を検出し、平均化回路58は、周波数誤差Δf´と周波数誤差Δf´を平均化して、平均周波数誤差Δfを周波数誤差補償回路52及び53に出力する。
結果、周波数誤差補償回路52及び53は、平均周波数誤差Δfにより周波数誤差の補償を行うため、周波数誤差補償回路52が出力する信号には、Δf=Δf−Δfと、Δf=Δf−Δfの2つの異なる周波数誤差が含まれ、同様に、周波数誤差補償回路53が出力する信号にも、Δf=Δf−Δfと、Δf=Δf−Δfの2つの異なる周波数誤差が含まれることになる。したがって、干渉補償回路59は周波数誤差が残留した状態で伝搬路推定を行う必要がありその精度が劣化する。伝搬路推定精度の劣化に伴い、干渉補償精度も劣化し、最終的には復調される信号品質が劣化してしまうという問題がある。
したがって、本発明は、同一周波数帯の信号を異なる偏波により並列に伝送する無線システムにおいて、並列に伝送される無線信号の周波数が、互いに独立した発振回路の使用等により一致していない場合であっても、品質劣化を生じさせない無線受信装置及び無線通信システムを提供することを目的とする。
本発明における無線受信装置によれば、
第1のユニークワードを含む第1の送信信号を周波数変換した第1の送信無線信号と、第2のユニークワードを含む第2の送信信号を、第1の送信信号の周波数変換に使用した発振手段とは異なる発振手段で周波数変換した、第1の送信無線信号と同一周波数帯であり、第1の送信無線信号とは異なる偏波の第2の送信無線信号とを受信する無線受信装置であって、第1の受信アンテナと、第2の受信アンテナと、第1の受信アンテナが受信する、第1の送信無線信号及び第2の送信無線信号が混在する第1の受信無線信号を周波数変換して、第1の受信信号を出力する第1の受信周波数変換手段と、第2の受信アンテナが受信する、第1の送信無線信号及び第2の送信無線信号が混在する第2の受信無線信号を、第1の受信周波数変換手段が使用するのと同一の発振手段を用いて周波数変換して、第2の受信信号を出力する第2の受信周波数変換手段と、第1及び第2の受信信号に含まれる第1の送信信号が受けた第1の周波数誤差と、第1及び第2の受信信号に含まれる第2の送信信号が受けた第2の周波数誤差とを検出する周波数誤差検出手段と、第1の周波数誤差に基づき第1の受信信号の周波数補正を行うことにより、第1の受信信号に含まれる第1の送信信号の周波数を補償する第1の周波数誤差補償手段と、第1の周波数誤差に基づき第2の受信信号の周波数補正を行うことにより、第2の受信信号に含まれる第1の送信信号の周波数を補償する第2の周波数誤差補償手段と、第2の周波数誤差に基づき第1の受信信号の周波数補正を行うことにより、第1の受信信号に含まれる第2の送信信号の周波数を補償する第3の周波数誤差補償手段と、第2の周波数誤差に基づき第2の受信信号の周波数補正を行うことにより、第2の受信信号に含まれる第2の送信信号の周波数を補償する第4の周波数誤差補償手段と、第1の周波数誤差補償手段の出力と第1のユニークワードとの相関、第2の周波数誤差補償手段の出力と第1のユニークワードとの相関、第3の周波数誤差補償手段の出力と第2のユニークワードとの相関、及び、第4の周波数誤差補償手段の出力と第2のユニークワードとの相関に基づき伝搬路行列を算出し、伝搬路行列に基づき第1の受信信号と第2の受信信号から第1の送信信号と第2の送信信号を復元する干渉補償手段とを備えていることを特徴とする。
本発明の無線受信装置における他の実施形態よれば、
第1の送信信号及び第2の送信信号は、それぞれ、無信号である区間を含み、周波数誤差検出手段は、第1の送信信号が無信号でなく、かつ、第2の送信信号が無信号である区間における第1の受信信号及び/又は第2の受信信号から、第1の周波数誤差を検出し、第1の送信信号が無信号であり、かつ、第2の送信信号が無信号でない区間における第1の受信信号及び/又は第2の受信信号から、第2の周波数誤差を検出することも好ましい。
また、本発明の無線受信装置における他の実施形態よれば、
周波数誤差検出手段は、干渉補償手段が復元した信号に基づき第1の周波数誤差及び第2の周波数誤差を検出することも好ましい。
本発明における無線通信システムによれば、
前記無線受信装置と、無線送信装置とを有する無線通信システムであって、無線送信装置は、第1の送信信号を周波数変換する第1の送信周波数変換手段と、第2の送信信号を、第1の送信周波数変換手段とは異なる発振手段を用いて周波数変換する第2の送信周波数変換手段と、周波数変換後の第1の送信信号を、第1の送信無線信号として送信する第1の送信アンテナと、周波数変換後の第2の送信信号を、第1の送信無線信号と直交する偏波の第2の送信無線信号として送信する第2送信アンテナとを備えていることを特徴とする。
互いに直交する偏波の送信信号の周波数誤差を個別に推定し、推定した周波数誤差で、受信信号をそれぞれ補償することで、抽出したい伝搬路行列成分の要素については、周波数誤差を補償した状態で推定が可能となり、異なる周波数誤差が混在する受信信号から干渉を精度良く補償することができる。よって、既存の装置を組み合わせることで、安価にかつ速やかに両偏波を使用した高速通信が可能となる。
本発明を実施するための最良の実施形態について、以下では図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明による無線通信システムの構成図であり、無線通信システムは、無線送信装置と無線受信装置を含んでいる。図1によると、無線送信装置は、変調回路11及び12と、周波数変換回路13及び14と、発振回路15及び16と、送信アンテナ17及び18とを備えている。
周波数変換回路13は、変調回路11で変調された第1の送信信号を発振回路15が出力する周波数ft1の信号に基づき周波数変換し、送信アンテナ17は、周波数変換された第1の送信信号を第1の送信無線信号として出力する。同様に、周波数変換回路14は、変調回路12で変調された第2の送信信号を発振回路16が出力する周波数ft2の信号に基づき周波数変換し、送信アンテナ18は、周波数変換された第2の送信信号を、第1の送信無線信号とは直交する偏波の第2の送信無線信号として出力する。周波数変換回路13と、周波数変換回路14とは、異なる発振回路を使用して周波数変換を行うため、第1の送信無線信号と第2の送信無線信号の周波数は、一般的には一致せず、ずれが生ずることになる。ここで、第1の送信信号としては、図4(a)に示すフォーマットを使用し、第2の送信信号としては、図4(b)に示すフォーマットを使用する。
また、図1によると、本発明による無線受信装置は、受信アンテナ19及び20と、周波数変換回路21及び22と、受信周波数誤差検出回路200と、周波数誤差補償回路25、26、27及び28と、干渉補償回路300と、復調回路33及び34と、発振回路35とを備えており、受信周波数誤差検出回路200は周波数誤差検出回路23及び24を有し、干渉補償回路300は、ユニークワードマッチトフィルタ29、30、31及び32と、MMSE回路36とを有している。
周波数変換回路21は受信アンテナ19が受信した第1の受信無線信号を、発振回路35が出力する周波数fの信号に基づき周波数変換して第1の受信信号を出力し、周波数変換回路22は受信アンテナ20が受信した第2の受信無線信号を、発振回路35が出力する周波数fの信号に基づき周波数変換して第2の受信信号を出力する。偏波間干渉により、第1の受信信号及び第2の受信信号には、それぞれ第1の送信信号と第2の送信信号が混在するため、両信号にはΔf=ft1−fと、Δf=ft2−fの2つの異なる周波数誤差が含まれることになる。
しかしながら、図4(a)及び(b)に示す様に、第1の送信信号の第1のプリアンブルの期間と、第2の送信信号の無信号区間を重ならせ、第2の送信信号の第2のプリアンブルの期間と、第1の送信信号の無信号区間を重ならせているため、無線受信装置においては、第1のプリアンブルと第2のプリアンブルを混在無く受信することができ、第1の受信信号及び第2の受信信号は、それぞれ、図4(c)及び(d)に示す様になる。周波数誤差検出回路23は、第1の受信信号及び/又は第2の受信信号の第1のプリアンブルの期間から周波数誤差Δfを検出して周波数誤差補償回路25及び27に通知し、周波数誤差検出回路24は、第1の受信信号及び/又は第2の受信信号の第2のプリアンブルの期間から周波数誤差Δfを検出して周波数誤差補償回路26及び28に通知する。
周波数誤差補償回路25は、周波数誤差Δfに基づき第1の受信信号の周波数補正を行い、周波数誤差補償回路27は、周波数誤差Δfに基づき第2の受信信号の周波数補正を行い、周波数誤差補償回路25及び27は、理想的には完全に周波数補償された第1の送信信号と、Δf−Δfの周波数誤差が残留する第2の送信信号の混在信号を出力する。同様に、周波数誤差補償回路26は、周波数誤差Δfに基づき第1の受信信号の周波数補正を行い、周波数誤差補償回路28は、周波数誤差Δfに基づき第2の受信信号の周波数補正を行い、周波数誤差補償回路26及び28は、Δf−Δfの周波数誤差が残留する第1の送信信号と、理想的には完全に周波数補償された第2の送信信号の混在信号を出力する。
ユニークワードマッチトフィルタ29は、第1のユニークワードに対するマッチトフィルタ処理を行い、周波数誤差補償回路25で周波数補償された第1の受信信号に含まれる第1の送信信号の割合を意味する伝搬路行列成分h11を抽出し、ユニークワードマッチトフィルタ31は、第1のユニークワードに対するマッチトフィルタ処理を行い、周波数誤差補償回路27で周波数補償された第2の受信信号に含まれる第1の送信信号の割合を意味する伝搬路行列成分h21を抽出する。同様に、ユニークワードマッチトフィルタ30は、第2のユニークワードに対するマッチトフィルタ処理を行い、周波数誤差補償回路26で周波数補償された第1の受信信号に含まれる第2の送信信号の割合を意味する伝搬路行列成分h12を抽出し、ユニークワードマッチトフィルタ32は、第2のユニークワードに対するマッチトフィルタ処理を行い、周波数誤差補償回路28で周波数補償された第2の受信信号に含まれる第2の送信信号の割合を意味する伝搬路行列成分h22を抽出する。なお、第1のユニークワードと第2のユニーワードには相互の相関が低くなる様な値が選択される。
ユニークワードに対するマッチトフィルタ処理とは、ユニークワードと入力信号との相関を取る処理であり、入力信号中の、対象とするユニークワードが含まれている期間に極めて高い相関値が出力され、それ以外の期間では低い相関値が出力される。したがって、この高い相関値の振幅位相を検出し、閾値判定することで伝搬路行列を抽出することができる。従来技術においては、周波数誤差が補償されない段階でマッチトフィルタ処理を行うため、伝搬路行列を正しく検出できないことが干渉補償特性の劣化要因であったが、本発明においては、各マッチトフィルタの対象とするユニークワードを含む側の送信信号は、理想的には周波数誤差が完全に補償されているため、正しい伝搬路行列を検出することができる。
MMSE回路36は、MMSE(Minimum Mean Squared Error)処理により、更なる干渉補償を行う場合に設け、最終的に干渉補償回路300は、伝搬路行列に基づき、第1の受信信号及び第2の受信信号から、第1の送信信号を復元した第1の送信復元信号と、第2の送信信号を復元した第2の送信復元信号を出力し、復調回路33は第1の送信復元信号の復調処理を、復調回路34は第2の送信復元信号の復調処理を行う。上述した様に、本発明においては、周波数誤差の影響を排除した状態で伝搬路推定を行うので干渉を精度良く補償することができ、よって、復調回路33及び34において信号が正しく復調される。
なお、周波数誤差検出のためには、必ずしも図4に示すような送信信号を用いる必要はない。例えば、図5に示す様に、干渉補償回路300が出力する第1の送信復元信号と、第2の送信復元信号をフィードバックして受信周波数誤差検出回路200に供給すれば、第1の送信復元信号からΔfを、第2の送信復元信号からΔfを検出できる。また、マルチキャリ受信機を設けて各キャリアの周波数誤差を検出し、マルチキャリア受信機が、それぞれの無線受信装置の周波数誤差補償回路25、26、27及び28に周波数誤差を通知する構成であっても良い。
本発明による無線通信システムの構成図である。 同一周波数の信号を複数の送受信アンテナで共有して送受信する無線通信システムの従来技術による構成図である。 従来技術による問題点を説明する図である。 信号のフォーマットを示す図である。 本発明による無線受信装置の他の実施形態を示す図である。
符号の説明
11、12、40、41 変調回路
13、14、21、22、42、43、48、49 周波数変換回路
15、16、35、56、57 発振回路
17、18、44、45 送信アンテナ
19、20、46、47 受信アンテナ
23、24、50、51 周波数誤差検出回路
25、26、27、28、52、53 周波数誤差補償回路
29、30、31、32 ユニークワードマッチトフィルタ
33、34、54、55 復調回路
36 MMSE回路
58 平均化回路
59 干渉補償回路
200 受信周波数誤差検出回路
300 干渉補償回路

Claims (4)

  1. 第1のユニークワードを含む第1の送信信号を周波数変換した第1の送信無線信号と、
    第2のユニークワードを含む第2の送信信号を、前記第1の送信信号の周波数変換に使用した発振手段とは異なる発振手段で周波数変換した、前記第1の送信無線信号と同一周波数帯であり、前記第1の送信無線信号とは異なる偏波の第2の送信無線信号とを受信する無線受信装置であって、
    第1の受信アンテナと、
    第2の受信アンテナと、
    第1の受信アンテナが受信する、前記第1の送信無線信号及び前記第2の送信無線信号が混在する第1の受信無線信号を周波数変換して、第1の受信信号を出力する第1の受信周波数変換手段と、
    第2の受信アンテナが受信する、前記第1の送信無線信号及び前記第2の送信無線信号が混在する第2の受信無線信号を、第1の受信周波数変換手段が使用するのと同一の発振手段を用いて周波数変換して、第2の受信信号を出力する第2の受信周波数変換手段と、
    前記第1及び第2の受信信号に含まれる前記第1の送信信号が受けた第1の周波数誤差と、前記第1及び第2の受信信号に含まれる前記第2の送信信号が受けた第2の周波数誤差とを検出する周波数誤差検出手段と、
    前記第1の周波数誤差に基づき前記第1の受信信号の周波数補正を行うことにより、前記第1の受信信号に含まれる前記第1の送信信号の周波数を補償する第1の周波数誤差補償手段と、
    前記第1の周波数誤差に基づき前記第2の受信信号の周波数補正を行うことにより、前記第2の受信信号に含まれる前記第1の送信信号の周波数を補償する第2の周波数誤差補償手段と、
    前記第2の周波数誤差に基づき前記第1の受信信号の周波数補正を行うことにより、前記第1の受信信号に含まれる前記第2の送信信号の周波数を補償する第3の周波数誤差補償手段と、
    前記第2の周波数誤差に基づき前記第2の受信信号の周波数補正を行うことにより、前記第2の受信信号に含まれる前記第2の送信信号の周波数を補償する第4の周波数誤差補償手段と、
    前記第1の周波数誤差補償手段の出力と前記第1のユニークワードとの相関、前記第2の周波数誤差補償手段の出力と前記第1のユニークワードとの相関、前記第3の周波数誤差補償手段の出力と前記第2のユニークワードとの相関、及び、前記第4の周波数誤差補償手段の出力と前記第2のユニークワードとの相関に基づき伝搬路行列を算出し、伝搬路行列に基づき、前記第1の受信信号と前記第2の受信信号から前記第1の送信信号と前記第2の送信信号を復元する干渉補償手段と、
    を備えていることを特徴とする無線受信装置。
  2. 前記第1の送信信号及び前記第2の送信信号は、それぞれ、無信号である区間を含み、
    前記周波数誤差検出手段は、
    前記第1の送信信号が無信号でなく、かつ、前記第2の送信信号が無信号である区間における前記第1の受信信号及び/又は前記第2の受信信号から、前記第1の周波数誤差を検出し、
    前記第1の送信信号が無信号であり、かつ、前記第2の送信信号が無信号でない区間における前記第1の受信信号及び/又は前記第2の受信信号から、前記第2の周波数誤差を検出することを特徴とする請求項1に記載の無線受信装置。
  3. 前記周波数誤差検出手段は、前記干渉補償手段が復元した信号に基づき前記第1の周波数誤差及び前記第2の周波数誤差を検出することを特徴とする請求項1に記載の無線受信装置。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載の無線受信装置と、無線送信装置とを有する無線通信システムであって、
    無線送信装置は、
    第1の送信信号を周波数変換する第1の送信周波数変換手段と、
    第2の送信信号を、第1の送信周波数変換手段とは異なる発振手段を用いて周波数変換する第2の送信周波数変換手段と、
    周波数変換後の第1の送信信号を、第1の送信無線信号として送信する第1の送信アンテナと、
    周波数変換後の第2の送信信号を、第1の送信無線信号と直交する偏波の第2の送信無線信号として送信する第2送信アンテナと、
    を備えていることを特徴とする無線通信システム。
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