JP2014154835A - 光送信器 - Google Patents

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潤 遠藤
Toshio Ito
敏夫 伊藤
Atsushi Kanda
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Abstract

【課題】 外部変調器集積半導体レーザの活性領域と光学的に結合する導波路を設けてその屈折率を変調して戻り光雑音を抑制する素子において、戻り光位相が変化しても、定常的に安定な光送信波形を提供する。
【解決手段】光送信器であって、任意の波長で発振する分布帰還型半導体レーザと、分布帰還型半導体レーザと光学的に結合する電界吸収型変調器と、分布帰還型半導体レーザに接続され、分布帰還型半導体レーザの出射光を分波する光分波器と、光分波器に接続され、分布帰還型半導体レーザの出射光を分布帰還型半導体レーザの活性領域に帰還させるための光伝送路と、分波器に接続され、光分波器の分波光の雑音強度を検出する検波部と、検出部に接続され、検波部の出力値と目標値の偏差を検出して分布帰還型半導体レーザの出射光の雑音強度が最小になるように動作する制御部と、制御部に接続され、制御部の出力を光伝送路に電界として印加するための駆動部とを具備することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に光通信分野に用いられる半導体レーザ出力光の劣化補償技術に関する。
光通信システム構成部品の一つである光送信モジュールは、光源として半導体レーザを使用する。光送信モジュールは、シングルモードで発振する半導体レーザを使用する場合、モジュール外部からレーザの活性領域に帰還する光(以下戻り光と称す)が存在すると、発振モードが不安定となり送信波形が劣化する。通常、その戻り光を遮断するために、モジュール内部に光アイソレータを装備する。アイソレータは、光モジュールにおいて、それが占める部品コストの割合が大きく、コリメート系を構成するための調芯工程を要し、また、モジュールサイズの縮小化を制限する。従って、低コスト化、小型化のためには、アイソレータを使用しないことが望ましい。アイソレータを除いた場合、戻り光によって雑音成分が誘起され、送信波形は著しく劣化する。
前記送信波形劣化を補償するため、図12に示すように、活性領域と光学的に結合する導波路を設けて、その屈折率を電圧または電流によって変調し、戻り光雑音を抑制する手段が考案されている(特許文献1)。しかしながら、光伝送路の環境温度や応力によって戻り光の位相は時間的に変化し送信波形は不安定になるため、導波路の屈折率の変調信号を常時調整する必要がある。
特開平11−87853号公報
外部変調器集積半導体レーザの活性領域と光学的に結合する導波路を設けてその屈折率を変調して戻り光雑音を抑制する素子において、戻り光位相が変化しても、定常的に安定な光送信波形を提供する。
戻り光によって発生する緩和振動周波数を有する振動モードのうち低次成分を、それらローパスフィルタによって検出し、半導体レーザの外部に備えられた導波路内を伝搬する光波の位相を負帰還制御することにより、波形劣化の原因となる振動成分を抑圧する。
EA−DFBの活性領域と光学的に結合する導波路を設けてその屈折率を変調して戻り光雑音を抑制する素子において、戻り光位相が変化しても、定常的に安定な光送信波形を得ることができる。
本発明を代表する実施例を示す概略図である。 本発明に係るEA変調電圧波形を示すグラフである。 戻り光がない場合のEA−DFBの光出力アイダイアグラムである。 戻り光がない場合のEA−DFBの光出力スペクトラムを示すグラフである。 戻り光がある場合のEA−DFBの光出力アイダイアグラムである。 戻り光がある場合のEA−DFBの光出力スペクトラムを示すグラフである。 戻り光がない場合のDFB−LDの光出力スペクトラムの低周波数領域を示すグラフである。 戻り光があり、補償がない場合のDFB−LDの光出力スペクトラムの低周波数領域を示すグラフである。 LPFの透過特性を示すグラフである。 戻り光存在下における制御導波路の位相変化依存性を示す、EA−DFBのアイダイアグラムである。 戻り光存在下における制御導波路の位相変化依存性を示す、LPF出力電圧を示すグラフである。 従来の光送信器の例を示す概略図である。
[実施例]
図1に、本発明を代表する実施形態を示す。光源として任意の波長で発振する分布帰還型レーザ001(以下DFB−LDと称す)を用い、外部変調器として電界吸収型変調器002(以下EAと称す)を用いる。DFB−LD001の後方出射部は、光カップラ100を介して、DFB−LDの発振光を透過する導波路000に接続され、金属反射面003で終端する。導波路の上下層にクラッド層が形成され、その最表面に電極面が形成され、電界印加によって導波路の屈折率を変化させる。尚、導波路の材料としては、半導体、絶縁体、強誘電体のいずれでも可能であるが、導波路の構成は、半波長電圧Vπと素子長の積が小さいものが望ましい。また、金属反射面で終端する代わりに、リング状の導波路によってDFB−LDの後方出射光を周回させて活性領域に帰還させても良い。以下、本導波路を制御導波路と称す。本実施例では、素子長500μm、Vπ=10Vの半導体導波路を制御導波路として用いて集積する。半導体材料は、前記DFB−LD以上のバンドギャップを有する。
EAの変調電圧は、ビットレート10Gb/sのNRZ(PRBS 27−1)とする。図2に、そのEA変調電圧波形を示す。光伝送路内の反射点からの戻り光が存在しない場合において、EA−DFBの光出力波形(アイダイアグラム)とスペクトラムを図3と図4に示す。一方、反射戻り光が存在する場合において、EA−DFBの光出力波形とスペクトラムを図5と図6に示す。図5、および6が示す様に、EA変調信号の周波数成分の他に、複数の振動モードが誘起され、雑音強度が増大する原因となる。スペクトラムに観測される変調周波数以上の振動モードは、DFB−LDの緩和振動周波数frの近傍に発生しており、DFB−LDの緩和振動が戻り光雑音の一要因であることを示している。
一般に、戻り光によって誘起される振動成分は、外部変調信号よって抑圧されるため、その変調周波数以下の低周波領域においては、その振動成分を検出することが困難である。従って本発明では、外部変調を担うEAの光出力ではなく、DFB−LDの連続光出力を検出する手法を採る。図7は、戻り光が存在しない場合のDFB−LDの光出力スペクトラムの低周波領域を示す。一方、図8は、戻り光が存在する場合のDFB−LDの光出力スペクトラムの低周波領域を示す。
再び図1を参照する。前記DFB−LD001の連続光出力を10:1の光カップラ100によって分波する。分波器は、前記DFB−LD以上のバンドギャップを有する半導体材料によって集積する。または、平面光波回路を用いてもよい。分波された低出力光を任意の帯域を有するフォトダイオード101で受光し電圧出力し、ローパスフィルタ102(以下LPFと称す)によって、戻り光によって誘起された振動成分の電圧振幅を検出する。LPF102の高域遮断周波数fcは任意であるが、本実施例では、EA変調信号の帯域より低い2GHzに設定した。図9は、LPFの透過特性を示す。LPFの出力電圧振幅Vfを、比較器103によって、GND電位Vrと比較し、PID制御器104によって、その差分(Vr−Vf)をPID(比例、積分、微分)によって操作し、駆動回路105によって制御導波路に印加する電圧Vcntとして出力する。Vcntの可変量は、2Vπ以上となるように設定する。Vcntに応じて、制御導波路を伝搬する光波の位相が変化する。図10、図11は、その位相変化量φに対するEA−DFBの光出力波形及びLPF出力電圧波形を示す。制御系は、戻り光位相が変化しても、LPF出力電圧がGND電位に収束する方向に動作するため、EA−DFBの光出力波形に誘起された雑音強度が抑圧される。戻り光位相変化より高速な応答速度で制御すれば、定常的に安定な光出力波形を得ることができる。
000 制御導波路
001 分布帰還型レーザ
002 電界吸収型変調器
003 金属反射端
100 光カップラ
101 フォトダイオード
102 ローパスフィルタ
103 比較器
104 PID制御器
105 制御導波路駆動回路
201 変調信号発生装置
202 信号電流発生装置
300 活性導波路領域
301 光導波路領域

Claims (6)

  1. 任意の波長で発振する分布帰還型半導体レーザと、
    前記分布帰還型半導体レーザと光学的に結合する電界吸収型変調器と、
    前記分布帰還型半導体レーザに接続され、前記分布帰還型半導体レーザの出射光を分波する光分波器と、
    前記光分波器に接続され、前記分布帰還型半導体レーザの前記出射光を前記分布帰還型半導体レーザの活性領域に帰還させるための光伝送路と、
    前記分波器に接続され、前記光分波器の分波光の雑音強度を検出する検波部と、
    前記検出部に接続され、前記検波部の出力値と目標値の偏差を検出して前記分布帰還型半導体レーザの前記出射光の雑音強度が最小になるように動作する制御部と、
    前記制御部に接続され、前記制御部の出力を前記光伝送路に電界として印加するための駆動部と
    を具備することを特徴とする光送信器。
  2. 前記検波部は、ローパスフィルタを具備し、前記分布帰還型半導体レーザの活性領域に帰還する光波によって誘起される振動成分のみを検出すること特徴とする請求項1に記載の光送信器。
  3. 前記検波部は、フォトダイオードをさらに具備し、前記分波光を受光し電圧を出力することを特徴とする請求項2に記載の光送信器。
  4. 前記制御部は、比較器およびPID制御器を具備し、前記比較器は前記検波部の出力値と目標値の偏差を検出し、前記PID制御器は前記偏差をPIDによって操作して前記出射光の雑音強度を最小にすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の光送信器。
  5. 前記駆動部は、制御導波路駆動回路を具備することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光送信器。
  6. 半導体レーザの外部に備えられた導波路内を伝播する光波の位相を負帰還制御する方法であって、
    前記導波路を、前記半導体レーザの活性領域と光学的に結合させるステップと、
    前記半導体レーザの出射光を分波した分波光の雑音強度を検出するステップと、
    前記検出された前記雑音強度を最小にするステップと、
    前記雑音強度が最小にされた前記分波光を前記導波路に電界として印加するステップと
    を備えたことを特徴とする負帰還制御する方法。
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