JP2014154472A - 点灯装置及びそれを用いた照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストを低減し且つ照明器具の構造や放熱構造に応じて電源回路を設計する必要のない点灯装置及び照明器具を提供する。
【解決手段】LED30を有する光源3A,3Bに直流電圧を供給する直流電源1と、複数の冷却器を制御する冷却制御回路2とを備え、冷却制御回路2は、直流電源1の出力電圧を受けて一定電圧を出力する電源回路22と、電源回路22の出力電圧を受けて各冷却器の駆動電圧をそれぞれ出力する出力回路23,24と、光源3A,3Bの温度を検知する温度検知回路20,21と、各温度検知回路20,21で検知した温度に基づく駆動電圧を出力するように各出力回路23,24を制御する出力制御回路25とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、点灯装置及びそれを用いた照明器具に関する。
従来から、光源としてのLEDを冷却する冷却手段の駆動回路を備えたLED点灯装置が知られており、例えば特許文献1に開示されている。この特許文献1に記載のLED点灯装置は、直流電源と、直流電源の出力端子間に接続され、複数のLEDが接続された直列回路と、LEDが発生する熱を冷却する冷却手段駆動部とを具備する。そして、冷却手段駆動部は、上記直列回路から分岐されて少なくとも1つ以上のLED間に接続されている。これにより、上記直列回路から分岐したLEDの両端に発生する直流電圧を冷却手段駆動部に供給している。
特開2011−150936号公報
しかしながら、今後の更なるLEDの高出力化に伴って、供給する順方向電流が増加すると共に、冷却手段用電源を確保するためのLEDに供給する順方向電流も増大する。このため、上記従来例では、冷却手段用電源を確保するためのLEDとして、順方向電流の増加に対応したLEDを用意せねばならず、コストが増大するという問題があった。
また、高出力のLEDを複数使用する場合には、LEDの熱を放熱する放熱部材(例えば、ヒートシンク)等の金属部材が必要となり、また、放熱部材を冷却する冷却器が必要となることがある。更には、LEDから成る光源を複数使用する場合には、光源毎に冷却器が必要になる場合もある。このように、使用する照明器具の構造や放熱構造が異なるために、照明器具毎に最適な冷却器用の電源回路をその都度設計しなければならないという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、コストを低減し且つ照明器具の構造や放熱構造に応じて電源回路を設計する必要のない点灯装置及び照明器具を提供することを目的とする。
本発明の点灯装置は、固体発光素子を有する光源に電力を供給する電源と、前記光源を冷却する複数の冷却器を制御する冷却制御回路とを備え、前記冷却制御回路は、前記電源の出力電圧を受けて一定電圧を出力する電源回路と、前記電源回路の出力電圧を受けて前記各冷却器を駆動するための駆動電圧をそれぞれ出力する複数の出力回路と、前記光源の温度を検知する複数の温度検知回路と、前記各温度検知回路で検知した温度に基づく駆動電圧を出力するように前記各出力回路を制御する出力制御回路とを備えることを特徴とする。
この点灯装置において、前記出力制御回路は、前記各温度検知回路で検知した温度の一定期間における平均値に基づいて前記各出力回路を制御することが好ましい。
この点灯装置において、前記出力制御回路は、何れかの前記温度検知回路で検知した温度が第1温度を超えるまでは、互いに同じ駆動電圧を出力するように前記各出力回路を制御し、何れかの前記温度検知回路で検知した温度が第1温度を超えると、互いに異なる駆動電圧を出力するように前記各出力回路を制御することが好ましい。
この点灯装置において、前記出力制御回路は、前記電源回路の出力電圧が前記各出力回路に交互に供給されるように前記各出力回路を制御することが好ましい。
この点灯装置において、前記電源の出力を可変して前記各光源を調光する調光回路を備え、前記調光回路は、何れかの前記温度検知回路で検知した温度が第1温度よりも大きい第2温度を超えると、前記電源の出力を低下させることが好ましい。
この点灯装置において、前記各温度検知回路は、温度変化に伴い特性値が変化する感温素子を備えることが好ましい。
この点灯装置において、前記感温素子は、NTCサーミスタ又はPTCサーミスタ又はCTRサーミスタであることが好ましい。
本発明の照明器具は、上記何れかの点灯装置と、前記各光源及び前記各冷却器を保持する器具本体とを備えることを特徴とする。
本発明は、各出力回路が、単一の電源回路からの出力電圧を受けて、各温度検知回路で検知した温度に基づく駆動電圧をそれぞれ出力する。このため、本発明では、照明器具の構造や放熱構造に応じて電源回路を設計する必要がない。また、本発明では、従来例のように冷却手段用電源を確保するためのLEDを必要としないことから、順方向電流の増加に対応したLEDを用意する必要がなく、コストを低減することができる。
本発明に係る点灯装置の実施形態を示す回路概略図である。 同上の点灯装置における具体的な回路図である。 同上の点灯装置における各出力回路の動作の説明図で、(a)は第1出力回路の動作波形図で、(b)は第2出力回路の動作波形図である。 (a)〜(c)は、光源を並列に接続した場合における他の実装例を示す図である。 (a)〜(d)は、光源を直列に接続した場合における実装例を示す図である。 (a)は出力制御回路のデータテーブルの一例を示す図で、(b)は出力制御回路のデータテーブルの他の一例を示す図で、(c)は(b)のデータテーブルを用いた場合の各出力回路の動作波形図である。 (a)〜(c)は、本発明に係る照明器具の実施形態を示す概略図である。
以下、本発明に係る点灯装置の実施形態について図面を用いて説明する。本実施形態は、図1,2に示すように、直流電源1と、冷却制御回路2とを備える。直流電源1は、商用交流電源AC1からの交流電力を直流電力に変換して出力するように構成され、整流器10と、電圧変換回路11と、電流検出回路12とを備える。なお、直流電源1は、バッテリで構成してもよい。
整流器10は、例えばダイオードブリッジ回路から成り、商用交流電源AC1からの交流電流を全波整流して脈流電圧を出力するように構成される。
電圧変換回路11は、図2に示すように、昇圧チョッパ回路110と、降圧チョッパ回路111とから成る。昇圧チョッパ回路110は、インダクタL1と、スイッチング素子Q1と、ダイオードD1と、平滑用コンデンサC1と、抵抗R1とから成り、力率を改善する目的で用いる。抵抗R1は、スイッチング素子Q1に直列に接続され、スイッチング素子Q1を流れる電流を検出するために用いる。昇圧チョッパ回路110は、この抵抗R1で検出した電流に基づいてスイッチング素子Q1のオン/オフを制御することにより、出力電圧を一定電圧に制御する。なお、昇圧チョッパ回路110の代わりに、平滑用コンデンサC1のみを用いてもよい。
降圧チョッパ回路111は、インダクタL2と、スイッチング素子Q2と、ダイオードD2と、平滑用コンデンサC2とから成り、昇圧チョッパ回路110の出力電圧を降圧して出力するように構成される。電流検出回路12は、抵抗R2から成り、後述する各光源3A,3Bを流れる負荷電流を検知するように構成される。降圧チョッパ回路111は、電流検出回路12で検知した負荷電流に基づいてスイッチング素子Q2のオン/オフを制御することにより、出力電流若しくは出力電力が一定となるように制御する。なお、降圧チョッパ回路111の代わりに、例えばフライバックコンバータのような絶縁型のDC/DCコンバータを用いてもよい。
直流電源1は、その出力電圧を第1光源3A及び第2光源3Bに供給する。すなわち、直流電源1は、通電により点灯する光源に電力を供給する電源である。各光源3A,3Bは、図2に示すように、何れも固体発光素子である複数のLED30を直列又は並列、若しくは直並列に接続して成る。各光源3A,3Bは、直流電源1の出力端に並列に接続している。各光源3A,3Bは、直流電源1の出力電圧を印加して各LED30に電流を流すことにより点灯する。各光源3A,3Bを調光する場合には、直流電源1の出力電流を変化させて各LED30を流れる電流を変化させればよい。
なお、直流電源1と各光源3A,3Bとの間に調光回路を設け、調光回路を用いて直流電源1の出力電圧をPWM制御することにより、直流電源1の出力電圧を各光源3A,3Bに間欠的に供給する構成でもよい。調光回路は、直流電源1の出力を可変して各光源3A,3Bを調光できるものであればよく、このような調光回路は従来周知であるので、ここでは説明を省略する。
各光源3A,3Bは、金属材料をベースにした放熱性能の高い第1基板4A及び第2基板4Bにそれぞれ実装している。なお、各基板4A,4Bは、金属材料をベースとしたものに限定されず、放熱性能が良好で耐久性に優れたセラミックス材料や合成樹脂材料をベースとしたものでもよい。
本実施形態では、各光源3A,3BのLED30のベアチップを、各基板4A,4Bに直接実装するチップオンボード方式により実装している。なお、本実施形態では、シリコーン樹脂系の接着剤を用いてLED30のベアチップを各基板4A,4Bに接着することで実装している。LED30のベアチップは、例えば透光性を有するサファイア基板に発光層を積層して形成する。発光層は、n型窒化物半導体層とInGaN層とp型窒化物半導体層とを積層して成る。p型窒化物半導体層には、p型電極パッドから成るプラス電極を形成している。また、n型窒化物半導体層には、n型電極パッドから成るマイナス電極を形成している。各電極は、金等の金属材料から成るボンディングワイヤにより各基板4A,4B上の電極に電気的に接続される。本実施形態では、LED30は、InGanN系の青色LEDと黄色蛍光体とを組み合わせることで、白色光を発する。
ここで、LED30を各基板4A,4Bに実装する方法はチップオンボード方式に限定されるものではない。例えば、LED30のベアチップをパッケージに封入し、パッケージを各基板4A,4Bに表面実装してもよい。
冷却制御回路2は、図2に示すように、第1温度検知回路20及び第2温度検知回路21と、電源回路22と、第1出力回路23及び第2出力回路24と、出力制御回路25とを備える。
各温度検知回路20,21は、各光源3A,3Bの温度をそれぞれ検知するものであり、各光源3A,3Bの近傍に配置する。第1温度検知回路20は、感温素子RX1及び抵抗R3の直列回路から成る。第1温度検知回路20は、後述する電源回路22から供給される電源電圧を分圧し、分圧した電圧を第1検知電圧として後述する出力制御回路25に出力する。第2温度検知回路21は、感温素子RX2及び抵抗R4の直列回路から成る。第2温度検知回路21は、後述する電源回路22から供給される電源電圧を分圧し、分圧した第2検知電圧として後述する出力制御回路25に出力する。
本実施形態では、各感温素子RX1,RX2として、温度上昇に伴って抵抗値が減少するNTCサーミスタを用いている。したがって、各検知電圧は、各光源3A,3Bの温度の変化に伴って増減する。なお、感温素子RX1,RX2としては、温度上昇に伴って抵抗値が増大するPTCサーミスタや、一定温度を超えると急激に抵抗値が減少するCTRサーミスタ等を用いてもよい。
電源回路22は、直流電源1の出力電圧を受けて各温度検知回路20,21、各出力回路23,24、出力制御回路25のそれぞれに供給する電源電圧を生成する。電源回路22は、図2に示すように、半導体素子IC1と、ダイオードD3と、インダクタL3と、コンデンサC3,C4と、フォトダイオードPD1と、フォトトランジスタPT1と、ツェナーダイオードZD1とを備える。また、電源回路22は、3端子レギュレータから成る半導体素子IC2と、コンデンサC5とを更に備える。
半導体素子IC1は、例えばPOWER INTEGRATIONS社製のLNK302から成り、図示しないスイッチング素子とその制御回路などから構成される。また、フォトダイオードPD1及びフォトトランジスタPT1は、フォトカプラを構成している。
以下、電源回路22の動作について説明する。半導体素子IC1内のスイッチング素子がオンの状態では、半導体素子IC1、インダクタL3に電流が流れ、コンデンサC4が充電される。コンデンサC4の両端電圧がツェナーダイオードZD1のツェナー電圧を上回ると、ツェナーダイオードZD1、フォトダイオードPD1に電流が流れ、フォトトランジスタPT1がオンに切り替わる。これにより、半導体素子IC1内のスイッチング素子がオフに切り替わり、半導体素子IC1、インダクタL3への電流の供給が停止する。その後、コンデンサC4が放電し、コンデンサC4の両端電圧がツェナーダイオードZD1のツェナー電圧を下回ると、フォトダイオードPD1に電流が流れなくなる。これにより、フォトトランジスタPT1がオフに切り替わり、半導体素子IC1内のスイッチング素子がオンに切り替わる。
上記の動作を繰り返すことにより、コンデンサC4の両端電圧が一定の直流電圧に保たれる。このコンデンサC4の両端電圧を、各出力回路23,24に電源電圧として供給する。また、コンデンサC4の両端電圧は、半導体素子IC2及びコンデンサC5により、電圧値の異なる一定の直流電圧に変換される。そして、コンデンサC5の両端電圧を、電源電圧として各温度検知回路20,21、出力制御回路25に供給する。
なお、本実施形態ではスイッチング素子とその制御回路が一体となった半導体素子IC1を用いて電源回路22を構成しているが、他の構成であってもよい。例えば、電源回路22は、昇圧チョッパ回路110のインダクタL1に補助巻線を設け、補助巻線に誘起される電圧を用いて電源電圧を生成する構成でもよい。また、電源回路22は、半導体素子IC1を用いる代わりに、スイッチング素子とその制御回路とを個別に設ける構成でもよい。
第1出力回路23は、電源回路22の出力電圧を受けて、第1光源3Aを冷却する冷却器である第1ファン(図示せず)の第1ファンモータ5Aに駆動電圧を供給する。第1ファンの風量は、第1出力回路23の出力する駆動電圧の大小に基づいて増減する。第2出力回路24は、電源回路22の出力電圧を受けて、第2光源3Bを冷却する冷却器である第2ファン(図示せず)の第2ファンモータ5Bに駆動電圧を供給する。第2ファンの風量は、第2出力回路24の出力する駆動電圧の大小に基づいて増減する。
第1出力回路23は、図2に示すように、抵抗R5,R6と、ダイオードD4と、スイッチング素子Q3,Q4と、フォトダイオードPD2と、フォトトランジスタPT2と、ツェナーダイオードZD2と、コンデンサC6とから成る。スイッチング素子Q3はn型MOSFETであり、スイッチング素子Q4はnpn型トランジスタである。また、フォトダイオードPD2及びフォトトランジスタPT2は、フォトカプラを構成している。
第2出力回路24は、抵抗R7,R8と、ダイオードD5と、スイッチング素子Q5,Q6と、フォトダイオードPD3と、フォトトランジスタPT3と、ツェナーダイオードZD3と、コンデンサC7とから成る。スイッチング素子Q5はn型MOSFETであり、スイッチング素子Q6はnpn型トランジスタである。また、フォトダイオードPD3及びフォトトランジスタPT3は、フォトカプラを構成している。
出力制御回路25は、例えば8ビットマイコンから成り、各温度検知回路20,21で検知した温度に基づく駆動電圧を出力するように各出力回路23,24を制御する。出力制御回路25は、A/Dポート25A,25Bと、CPU25Cと、メモリ25Dとを備える。各A/Dポート25A,25Bは、各温度検知回路20,21から入力される各検知電圧をディジタル値に変換し、CPU25Cに出力する。
CPU25Cは、A/Dポート25Aから入力されるディジタル値の一定期間における平均値を演算し、この平均値を第1検知電圧のディジタル値として用いる。同様に、CPU25Cでは、A/Dポート25Bから入力されるディジタル値の一定期間における平均値を演算し、この平均値を第2検知電圧のディジタル値として用いる。
メモリ25Dには、図2のデータテーブルに示す各検知電圧のディジタル値と、これらに対応する各制御データとを格納したデータテーブルを記憶している。なお、各検知電圧のディジタル値は、各検知電圧に対応する値を示すものであり、必ずしも実際の各検知電圧の値を示すものではない。例えば、データテーブルの第1検知電圧の「5」というデータは、「5V」を示すわけではない。
CPU25Cは、各検知電圧のディジタル値に対応する第1制御データ(「A0」,「A1」,…,「A255」)及び第2制御データ(「B0」,「B1」,…,「B255」)をメモリ25Dから読み出す。そして、CPU25Cは、各制御データに基づくPWM信号を各出力回路23,24のスイッチング素子Q4,Q6にそれぞれ出力する。すなわち、出力制御回路25は、第1温度検知回路20で検知した温度に基づく第1PWM信号を第1出力回路23に出力し、第2温度検知回路21で検知した温度に基づく第2PWM信号を第2出力回路24に出力する。
上述のように、出力制御回路25は、各温度検知回路20,21で検知した温度の一定期間における平均値に基づいて各出力回路23,24を制御する。これにより、検知した温度(検知電圧)に含まれるノイズを低減することができ、誤動作を防止することができる。なお、更にノイズを低減したい場合には、各ディジタル値の一定期間における全データのうち、最大値と最小値を除いたデータの平均値を各検知電圧のディジタル値として用いるのが望ましい。
以下、各出力回路23,24の動作について説明する。先ず、第1出力回路23の動作について図3(a)を用いて説明する。第1出力回路23において、スイッチング素子Q3のゲート端子には、電源回路22から供給される電源電圧を抵抗R5,R6で分圧した電圧が入力される。このため、スイッチング素子Q3は、通常ではオンの状態にある。ここで、スイッチング素子Q4のベース端子には、第1PWM信号が入力される。したがって、スイッチング素子Q4は、当該信号のオンデューティに基づいてオン/オフを切り替える。
スイッチング素子Q4がオフの場合、ダイオードD4、スイッチング素子Q3に電流が流れ、コンデンサC6が充電される。スイッチング素子Q4がオンに切り替わり、コンデンサC6の両端電圧VC6がツェナーダイオードZD2のツェナー電圧を上回ると、フォトダイオードPD2に電流が流れ、フォトトランジスタPT2がオンに切り替わる。すると、スイッチング素子Q3がオフに切り替わるため、コンデンサC6への電流の供給が停止し、コンデンサC6が放電する。再びスイッチング素子Q4がオフに切り替わると、フォトダイオードPD2に電流が流れなくなることにより、フォトトランジスタPT2がオフに切り替わる。すると、スイッチング素子Q3がオンに切り替わるため、ダイオードD4、スイッチング素子Q3に電流が流れ、コンデンサC6が再び充電される。
上記の動作を繰り返すことにより、コンデンサC6の両端電圧VC6(すなわち、第1ファンモータ5Aの駆動電圧)が一定の直流電圧V1に保たれる。この直流電圧V1は、第1PWM信号のオンデューティが大きくなると小さくなり、オンデューティが小さくなると大きくなる。図3(a)に示す例では、第1PWM信号のオンデューティを30%としている。
第1PWM信号は、第1制御データの値によってそのオンデューティが変化する。第1PWM信号のオンデューティは、第1制御データが「A0」の場合に最も大きく、「A255」の場合に最も小さい。したがって、第1温度検知回路20で検知した温度が増大すれば、第1PWM信号のオンデューティが小さくなり、第1出力回路23は駆動電圧を増大して出力する。また、第1温度検知回路20で検知した温度が減少すれば、第1PWM信号のオンデューティが大きくなり、第1出力回路23は駆動電圧を減少して出力する。
次に、第2出力回路24の動作について図3(b)を用いて説明する。第2出力回路24において、スイッチング素子Q5のゲート端子には、電源回路22から供給される電源電圧を抵抗R7,R8で分圧した電圧が入力される。このため、スイッチング素子Q5は、通常ではオンの状態にある。ここで、スイッチング素子Q6のベース端子には、第2PWM信号が入力される。したがって、スイッチング素子Q6は、当該信号のオンデューティに基づいてオン/オフを切り替える。
スイッチング素子Q6がオフの場合、ダイオードD5、スイッチング素子Q5に電流が流れ、コンデンサC7が充電される。スイッチング素子Q4がオンに切り替わり、コンデンサC7の両端電圧VC7がツェナーダイオードZD3のツェナー電圧を上回ると、フォトダイオードPD3に電流が流れ、フォトトランジスタPT3がオンに切り替わる。すると、スイッチング素子Q5がオフに切り替わるため、コンデンサC7への電流の供給が停止し、コンデンサC7が放電する。再びスイッチング素子Q6がオフに切り替わると、フォトダイオードPD3に電流が流れなくなることにより、フォトトランジスタPT3がオフに切り替わる。すると、スイッチング素子Q5がオンに切り替わるため、ダイオードD4、スイッチング素子Q5に電流が流れ、コンデンサC7が再び充電される。
上記の動作を繰り返すことにより、コンデンサC7の両端電圧VC7(すなわち、第2ファンモータ5Bの駆動電圧)が一定の直流電圧V2に保たれる。この直流電圧V2は、第2PWM信号のオンデューティが大きくなると小さくなり、オンデューティが小さくなると大きくなる。図3(b)に示す例では、第2PWM信号のオンデューティを70%としている。
第2PWM信号は、第2制御データの値によってそのオンデューティが変化する。第2PWM信号のオンデューティは、第2制御データが「B0」の場合に最も大きく、「B255」の場合に最も小さい。したがって、第2温度検知回路21で検知した温度が増大すれば、第2PWM信号のオンデューティが小さくなり、第2出力回路24は駆動電圧を増大して出力する。また、第2温度検知回路21で検知した温度が減少すれば、第2PWM信号のオンデューティが大きくなり、第2出力回路24は駆動電圧を減少して出力する。なお、各スイッチング素子Q4,Q6のオン/オフの周期は、必ずしも同期している必要はない。
上述のように、本実施形態では、各出力回路23,24は、単一の電源回路22からの出力電圧を受けて、各温度検知回路20,21で検知した温度に基づく駆動電圧をそれぞれ出力する。このため、本実施形態では、照明器具毎に電源回路を設計する必要がない。例えば各光源3A,3Bの冷却条件が異なる場合でも、各出力回路23,24の出力を変更するだけで最適な冷却条件を設定できるため、電源回路22の設計を変更する必要がない。
また、本実施形態では、従来例のように冷却手段用電源を確保するためのLEDを必要としないことから、順方向電流の増加に対応したLEDを用意する必要がなく、コストを低減することができる。更に、本実施形態では、照明器具の構造や放熱構造に応じて電源回路22の設計を変更する必要がないことから、装置の設計に要する時間を短縮したり部品を共通化したりすることでコストを低減することができる。すなわち、本実施形態では、コストを低減することができ、且つ照明器具の構造や放熱構造に応じて電源回路を設計する必要がない。
また、本実施形態では、各温度検知回路20,21で検知した温度に基づいて各冷却器の出力を変更することから、各光源3A,3Bの温度を最適化することができる。したがって、本実施形態では、高温に起因するLED30の光出力の低下や寿命の劣化を抑制することができる。
なお、本実施形態では、各光源3A,3Bに用いる固体発光素子としてLED30を用いているが、例えば半導体レーザや有機EL素子などの他の固体発光素子を用いて各光源3A,3Bを構成してもよい。また、本実施形態は、2つの光源3A,3Bを対象としているが、対象となる光源の数は2つに限定されるものではなく、1つであってもよいし更に数が多くてもよい。
また、冷却器はファンに限定されるものではなく、例えばペルティエ素子等の熱電素子を用いてもよい。例えば冷却器としてペルティエ素子を用いる場合、各出力回路23,24を、それぞれペルティエ素子の駆動回路に電流を供給する構成とすればよい。また、本実施形態では2つの出力回路23,24を用いているが、3つ以上の出力回路を用いて各光源3A,3Bを冷却する構成であってもよい。
ここで、図4(a)に示すように、第1光源3Aを実装する第1基板4Aに第1温度検知回路20を実装し、第2光源3Bを実装する第2基板4Bに第2温度検知回路21を実装してもよい。この構成では、各基板4A,4Bのスペースを有効に活用することで、装置の小型化を図ることができる。また、各温度検知回路20,21がそれぞれ各光源3A,3Bのより近傍に配置されることから、各光源3A,3Bの温度を精度良く検知することができる。したがって、この構成では、図1,2に示す構成と比較して、各光源3A,3Bの温度をより最適化し易く、高温に起因するLED30の光出力の低下や寿命の劣化をより抑制することができる。なお、各温度検知回路20,21の構成部品の全てを各基板4A,4Bに実装せずに、各感温素子RX1,RX2のみを各基板4A,4Bに実装してもよい。
また、図4(b)に示すように、各光源3A,3Bを同一の基板4に実装してもよい。この構成では、各光源3A,3Bのばらつきや冷却器のばらつき等により各光源3A,3Bの温度に不均衡が生じたとしても、同一の基板4に実装することで不均衡をある程度解消することができる。したがって、この構成では、図1,2に示す構成と比較して、各光源3A,3Bの温度をより最適化し易く、高温に起因するLED30の光出力の低下や寿命の劣化をより抑制することができる。
また、図4(c)に示すように、各光源3A,3B及び各温度検知回路20,21を同一の基板4に実装してもよい。この構成では、図4(a)に示す構成による効果、及び図4(b)に示す構成による効果の両方を奏することができる。なお、各温度検知回路20,21の構成部品の全てを基板4に実装せずに、各感温素子RX1,RX2のみを基板4に実装してもよい。
また、図5(a)に示すように、各光源3A,3Bを直列に接続してもよい。この構成では、各光源3A,3Bを並列に接続する場合と比較して配線を簡素化することができる。また、この構成では、何れかの光源3A,3Bの温度が急激に上昇した場合に、各光源3A,3Bの光出力を低下させるように調光すれば、光出力の変化により何れかの光源3A,3Bに異常が発生したことを利用者に視認させることができる。
更に、図5(b)に示すように、第1光源3Aを実装する第1基板4Aに第1温度検知回路20を実装し、第2光源3Bを実装する第2基板4Bに第2温度検知回路21を実装してもよい。この構成では、各光源3A,3Bを直列に接続することによる効果の他に、図4(a)に示す構成による効果を奏することができる。なお、各温度検知回路20,21の構成部品の全てを各基板4A,4Bに実装せずに、各感温素子RX1,RX2のみを各基板4A,4Bに実装してもよい。
また、図5(c)に示すように、各光源3A,3Bを同一の基板4に実装してもよい。この構成では、各光源3A,3Bを直列に接続することによる効果の他に、図4(b)に示す構成による効果を奏することができる。
また、図5(d)に示すように、各光源3A,3B及び各温度検知回路20,21を同一の基板4に実装してもよい。この構成では、各光源3A,3Bを直列に接続することによる効果の他に、図4(a)に示す構成による効果、及び図4(b)に示す構成による効果の両方を奏することができる。なお、各温度検知回路20,21の構成部品の全てを基板4に実装せずに、各感温素子RX1,RX2のみを基板4に実装してもよい。
ここで、出力制御回路25は、図2に示すデータテーブルの代わりに、図6(a)に示すデータテーブルを用いて各出力回路23,24を制御してもよい。このデータテーブルでは、各検知電圧のディジタル値が第1閾値(第1温度に対応。ここでは、「100」)を超えるまでは、各制御データはディジタル値の大小に依らず同じ「A0」である。すなわち、出力制御回路25は、何れかの温度検知回路20,21で検知した温度が第1温度を超えるまでは、互いに同じ駆動電圧を出力するように各出力回路23,24を制御する。これにより、制御を簡素化することができ、また、データテーブルのデータを共用することでデータ容量を低減してコストを削減することができる。更に、低減したデータ容量に他の機能を実現するためのデータを割り当てることで、高機能化を図ることもできる。
そして、第1制御データは、第1検知電圧のディジタル値が第1閾値を超えると、第1検知電圧のディジタル値の増加に伴って「A1」,…,「A155」と対応する値が変化する。また、第2制御データは、第2検知電圧のディジタル値が第1閾値を超えると、第2検知電圧のディジタル値の増加に伴って「B1」,…,「B155」と対応する値が変化する。すなわち、出力制御回路25は、何れかの温度検知回路20,21で検知した温度が第1温度を超えると、互いに異なる駆動電圧を出力するように各出力回路23,24を制御する。
この構成では、高温となった光源3A,3Bの温度を低下させることで、高温に起因するLED30の不具合を解消し、且つ光源3A,3Bの長寿命化を図ることができる。
更に、直流電源1の出力を可変して各光源3A,3Bを調光する調光回路を設け、何れかの温度検知回路20,21で検知した温度が第2温度(>第1温度)を超えると、直流電源1の出力を低下させるように調光回路を構成してもよい。第2温度は、例えばLED30の許容動作温度に設定するのが望ましい。以下では、出力制御回路25が調光回路として機能する場合について説明する。
何れかの検知電圧のディジタル値が第2閾値(第2温度に対応。ここでは、「200」)を超えると、出力制御回路25のCPU25Cは、調光制御データをメモリ25Dから読み出す。そして、CPU25Cは、調光制御データに基づいて直流電源1の出力電圧を低下させるように直流電源1を制御する。例えば、CPU25Cは、降圧チョッパ回路111のスイッチング素子Q2に調光制御信号を与えることで、降圧チョッパ回路111の出力電圧(すなわち、直流電源1の出力電圧)を低下させる。
この構成では、何れかの光源3A,3Bの温度が過剰に高くなった場合に、各光源3A,3Bの光出力を低下させるように調光できる。したがって、各光源3A,3Bの光出力の変化により何れかの光源3A,3Bに異常が発生したことを利用者に視認させることができる。
なお、調光制御データは、各検知電圧のディジタル値の増加に伴ってより深い調光を行うように設定してもよいし、一定の調光レベルとなるように設定してもよい。また、何れかの検知電圧のディジタル値が一定時間よりも長く第2閾値を超える場合には、出力制御回路25が直流電源1の出力電圧を更に低下させる、若しくは直流電源1の動作を停止させるように制御する構成でもよい。
また、出力制御回路25は、図2に示すデータテーブルの代わりに、図6(b)に示すデータテーブルを用いて各出力回路23,24を制御してもよい。このデータテーブルには、第1検知電圧のディジタル値に対応する第1制御データ(「TA0」,…,「TA255」)と、第2検知電圧のディジタル値に対応する第2制御データ(「TB0」,…,「TB255」)とを格納している。
ここで、第1制御データは、スイッチング素子Q4のオン時間、オフ時間を規定するものであり、第2制御データは、スイッチング素子Q6のオン時間、オフ時間を規定するものである。そして、各制御データは、図6(c)に示すように、各スイッチング素子Q4,Q6がオフとなるタイミングが重ならないように設定する。例えば、第1制御データの「A0」で規定されるスイッチング素子Q4のオフ時間は、何れの第2制御データで規定されるスイッチング素子Q6のオフ時間とも重ならない。
このため、スイッチング素子Q4がオフであればスイッチング素子Q6はオンであり、電源回路22の出力電圧は第1出力回路23にのみ供給される。また、スイッチング素子Q4がオンであればスイッチング素子Q6はオフであり、電源回路22の出力電圧は第2出力回路24にのみ供給される。すなわち、出力制御回路25は、電源回路22の出力電圧が各出力回路23,24に交互に供給されるように各出力回路23,24を制御する。
この構成では、各出力回路23,24に同時に出力電圧を供給する場合と比較して電源回路22の性能を極力発揮させることができ、電源回路22の小型化を図ることができる。
上記実施形態の点灯装置は、例えば図7(a)〜(c)に示すような照明器具に採用することができる。図7(a)〜(c)に示す照明器具は、上記実施形態の点灯装置6と、光源3A,3B及び各ファン(冷却器)を保持する器具本体7とを備えている。ここで、点灯装置6のうち感温素子RX1,RX2は、光源3A,3Bの近傍に配置するのが望ましいため、器具本体7に保持される。なお、図7(a)に示す照明器具はダウンライトであり、図7(b),(c)に示す照明器具はスポットライトである。また、図7(a),(c)に示す照明器具では、点灯装置6と光源3A,3Bとを配線8を介して接続している。
本実施形態では、上記実施形態の点灯装置6を用いることで、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。なお、これらの照明器具は単独で用いるのみならず、複数を組み合わせて照明システムを構築してもよい。
1 直流電源
2 冷却制御回路
20 第1温度検知回路
21 第2温度検知回路
22 電源回路
23 第1出力回路
24 第2出力回路
25 出力制御回路
3A,3B 光源
30 LED

Claims (8)

  1. 固体発光素子を有する光源に電力を供給する電源と、前記光源を冷却する複数の冷却器を制御する冷却制御回路とを備え、
    前記冷却制御回路は、前記電源の出力電圧を受けて一定電圧を出力する電源回路と、前記電源回路の出力電圧を受けて前記各冷却器を駆動するための駆動電圧をそれぞれ出力する複数の出力回路と、前記光源の温度を検知する複数の温度検知回路と、前記各温度検知回路で検知した温度に基づく駆動電圧を出力するように前記各出力回路を制御する出力制御回路とを備えることを特徴とする点灯装置。
  2. 前記出力制御回路は、前記各温度検知回路で検知した温度の一定期間における平均値に基づいて前記各出力回路を制御することを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
  3. 前記出力制御回路は、何れかの前記温度検知回路で検知した温度が第1温度を超えるまでは、互いに同じ駆動電圧を出力するように前記各出力回路を制御し、何れかの前記温度検知回路で検知した温度が第1温度を超えると、互いに異なる駆動電圧を出力するように前記各出力回路を制御することを特徴とすることを特徴とする請求項1又は2記載の点灯装置。
  4. 前記出力制御回路は、前記電源回路の出力電圧が前記各出力回路に交互に供給されるように前記各出力回路を制御することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の点灯装置。
  5. 前記電源の出力を可変して前記各光源を調光する調光回路を備え、
    前記調光回路は、何れかの前記温度検知回路で検知した温度が第1温度よりも大きい第2温度を超えると、前記電源の出力を低下させることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の点灯装置。
  6. 前記各温度検知回路は、温度変化に伴い特性値が変化する感温素子を備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の点灯装置。
  7. 前記感温素子は、NTCサーミスタ又はPTCサーミスタ又はCTRサーミスタであることを特徴とする請求項6記載の点灯装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の点灯装置と、前記各光源及び前記各冷却器を保持する器具本体とを備えることを特徴とする照明器具。
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