JP2014154242A - 耐熱電線及び、多芯ケーブル - Google Patents
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Abstract
【課題】耐摩耗性、難燃性、絶縁特性、配線作業性を効果的に向上した耐熱電線を提供する。
【解決手段】導体11と、導体11の外周に被覆されたシリコーンゴムからなる絶縁層12と、絶縁層12の外周に被覆されたフッ素樹脂からなる保護層13とを有する。前記絶縁層の層厚100%に対して、前記保護層の層厚を10〜40%の範囲に設定する。前記フッ素樹脂は、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)又は、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)であることが好ましい。
【選択図】図1
【解決手段】導体11と、導体11の外周に被覆されたシリコーンゴムからなる絶縁層12と、絶縁層12の外周に被覆されたフッ素樹脂からなる保護層13とを有する。前記絶縁層の層厚100%に対して、前記保護層の層厚を10〜40%の範囲に設定する。前記フッ素樹脂は、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)又は、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)であることが好ましい。
【選択図】図1
Description
本発明は、耐熱電線及び、多芯ケーブルに関し、特に、耐摩耗性、耐熱性、絶縁特性、配線作業性が良好な耐熱電線及び、多芯ケーブルに関する。
従来の熱器具用の耐熱電線は、図3に示すように、銅や銅合金等からなる導体100と、導体100の外周を被覆する被覆層110とを有する。一般的に、被覆層110には、耐熱性の高いシリコーンゴムや、フッ素ゴム、フッ素樹脂等が用いられている。このような耐熱電線は、例えば特許文献1に開示されている。
ところで、シリコーンゴムは耐摩耗性が低い。そのため、被覆層にシリコーンゴムを用いると、耐熱電線の製造時や配線作業時に外傷を受けやすくなり、外観不良となる虞がある。また、シリコーンゴムは、その表面がべたつくため、配線作業時に周囲の部品等に引っ掛かり、傷が付く原因にもなる。また、シリコーンゴムは吸湿性を有するため、湿気の浸透により絶縁不良を引き起こす可能性もある。また、シリコーンゴムは伸縮性を有するため、端末加工時に押さえ治具等を用いて伸ばした状態で切断すると、切断後は縮んでしまう。そのため、耐熱電線の寸法精度が不正確になる課題もある。さらに、シリコーンゴムは、難燃性規格UL subject 758の垂直燃焼試験(VW−1)を満たさないため、150V以上の高電圧に使用できないといった課題もある。
一方、フッ素ゴムやフッ素樹脂は非常に固いため、これらフッ素ゴムやフッ素樹脂を用いた耐熱電線は、シリコーンゴムを用いたものに比べて配線作業性が悪化する課題がある。また、フッ素ゴムやフッ素樹脂はシリコーンゴムに比べて高価なため、耐熱電線のコストが上昇する課題もある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたもので、その目的は、耐摩耗性、難燃性、絶縁特性、配線作業性を効果的に向上することができる耐熱電線を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明の耐熱電線は、導体と、前記導体の外周に被覆されたシリコーンゴムからなる絶縁層と、前記絶縁層の外周に被覆されたフッ素樹脂からなる保護層と、を有することを特徴とする。
前記フッ素樹脂は、非架橋のフッ素樹脂であることが好ましい。
前記絶縁層の層厚100%に対して、前記保護層の層厚を10〜40%の範囲に設定することが好ましい。
前記フッ素樹脂は、メルトフローレイト(MFR)が18以上であることが好ましい。
前記フッ素樹脂は、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)又は、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)であることが好ましい。
前記耐熱電線を複数本撚り合わせた多芯ケーブルであってもよい。
本発明の耐熱電線によれば、耐摩耗性、難燃性、絶縁特性、配線作業性を効果的に向上することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の一実施形態に係る耐熱電線を説明する。
図1に示すように、耐熱電線10は、導体11と、導体11の外周に被覆されたシリコーンゴムからなる絶縁層12と、絶縁層12の外周に被覆されたフッ素樹脂からなる保護層13と、を有する。本実施形態において、この耐熱電線10は、例えば、耐熱性180℃、定格電圧600Vの二層絶縁電線である。
導体11は、導電性に優れた金属、例えば、銅や銅合金等からなり、その断面積を0.05〜5.50mm2に設定されている。なお、導体11は単線であってもよく、複数本を束ねた束線、集合撚りや同心撚り等の撚り線であってもよい。
絶縁層12は、例えば、可撓性に優れたシリコーンゴムからなり、導体11の外周に常圧熱気加硫を用いた押出成形によって被覆される。本実施形態において、絶縁層12は、その層厚d12を0.35〜0.60mmに設定されている。これにより、絶縁層12としてのシリコーンゴムが肉厚に形成されて、耐熱電線10の可撓性を向上することができる。
保護層13は、耐摩耗性や難燃性に優れたフッ素樹脂からなり、絶縁層12の外周に押出成形により被覆される。フッ素樹脂としては、好ましくは、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(以下、PFA)又は、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(以下、FEP)が用いられる。
本実施形態において、保護層13は、その層厚d13を定格電圧600Vの観点から0.08mm以上、柔軟線の観点から0.15mm以下(0.08〜0.15mm)に設定されている。すなわち、絶縁層12の層厚d12100%に対して、保護層13の層厚d13は10〜40%の範囲で設定される。これにより、耐熱電線10は、絶縁層12としてのシリコーンゴムを肉厚、保護層13としてのフッ素樹脂を肉薄にした二層構造となり、耐熱電線10の可撓性を保ちつつ、耐摩耗性及び難燃性が向上する相乗効果を得られる。
なお、押出成形時の流動性が良好となるように、フッ素樹脂のメルトフローレイト(MFR)は18以上にすることが好ましい。これにより、フッ素樹脂を薄く被覆することが可能となり、柔軟な保護層13を得ることができる。また、フッ素樹脂には、非架橋のフッ素樹脂を用いることが好ましい。これにより、保護層13としてのフッ素樹脂が必要以上に固くならず、可撓性に優れた耐熱電線10を得ることができる。
次に、本実施形態の耐熱電線10による作用効果を説明する。
本実施形態の耐熱電線10は、導体11の外周に可撓性のあるシリコーンゴムからなる絶縁層12を被覆すると共に、絶縁層12の外周に耐摩耗性や難燃性に優れたフッ素樹脂(PFA又はFEP)からなる保護層13を被覆して形成されている。
したがって、本実施形態の耐熱電線10によれば、耐摩耗性や難燃性の低いシリコーンゴムが耐摩耗性や難燃性の高いフッ素樹脂で覆われて、耐熱電線10の耐摩耗性及び耐熱性を効果的に向上することができる。
また、本実施形態の耐熱電線10によれば、表面のべたつくシリコーンゴムがフッ素樹脂で覆われて、配線作業時における周囲の部品等への引っ掛かりが防止されると共に、外傷による外観不良等を効果的に抑制することができる。
また、本実施形態の耐熱電線10によれば、吸湿性のあるシリコーンゴムがフッ素樹脂で覆われて、シリコーンゴムへの湿気の浸透を抑止できると共に、耐熱電線10の絶縁不良を効果的に防止することができる。
また、本実施形態の耐熱電線10によれば、保護層13に非架橋のフッ素樹脂を用いたことで、保護層13としてのフッ素樹脂が必要以上に固くならず、耐熱電線10の可撓性を効果的に保つことができる。
また、本実施形態の耐熱電線10によれば、保護層13としてのフッ素樹脂を0.08〜0.15mmの肉薄にし、絶縁層12としてのシリコーンゴムを0.35〜0.60mmの肉厚にした二層構造により、耐熱電線10の可撓性を保ちつつ、耐摩耗性及び耐熱性が向上される相乗効果を得ることができる。
また、本実施形態の耐熱電線10によれば、保護層13としてフッ素樹脂を被覆することで、耐熱電線10の耐水性、耐油性、薬品特性を効果的に向上することができる。
また、本実施形態の耐熱電線10によれば、保護層13としてシリコーンゴムより耐電圧特性が良好なフッ素樹脂を被覆することで、導体11にシリコーンゴムのみを単独で被覆する場合に比べて絶縁層12を薄くすることが可能となり、耐熱電線10の細径化を図ることができる。
また、本実施形態の耐熱電線10によれば、高価なフッ素樹脂を減らし、比較的廉価なシリコーンゴムを増やしたことで、フッ素樹脂のみを単独で被覆する場合に比べ、耐熱電線10のコストを効果に抑えることができる。
また、本実施形態の耐熱電線10によれば、絶縁層12にシリコーンゴム、保護層13にフッ素樹脂を被覆する二層構造を採用したことで、シリコーンゴム単体では困難な難燃性規格UL subject 758の垂直燃焼試験(VW−1)を確実に満たすことができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、耐熱電線10の仕様は、耐熱性180℃、定格電圧600Vに限定されず、耐熱性180℃、定格電圧300V等、他の仕様にも広く適用することが可能である。耐熱性180℃、定格電圧300Vの仕様においては、導体11の断面積を0.05〜2.00mm2、シリコーンゴムからなる絶縁層12の層厚d12を0.25〜0.35mm、フッ素樹脂からなる保護層13の層厚d13を0.05〜0.10mm、フッ素樹脂のメルトフローレイト(MFR)を20以上にすることが好ましい。
この場合も、上述の実施形態と同様に、耐熱電線10の耐摩耗性、難燃性、絶縁特性、配線作業性を効果的に向上することができる。
また、図2に示すように、耐熱電線10を複数本(図示例では三本)を撚り合わせ、その外周に内層シース21と外層シース22とを被覆した多芯ケーブル20として構成することも可能である。
フッ素樹脂のみを用いた耐熱電線を複数本撚り合わせた場合は、可撓性が著しく悪化するが、本実施形態の多芯ケーブル20によれば、肉厚のシリコーンゴム(絶縁層12)及び、肉薄のフッ素樹脂(保護層13)により、可撓性を効果的に維持することが可能になる。
10 耐熱電線
11 導体
12 絶縁層
13 保護層
20 多芯ケーブル
11 導体
12 絶縁層
13 保護層
20 多芯ケーブル
Claims (6)
- 導体と、
前記導体の外周に被覆されたシリコーンゴムからなる絶縁層と、
前記絶縁層の外周に被覆されたフッ素樹脂からなる保護層と、を有することを特徴とする耐熱電線。 - 前記フッ素樹脂は、非架橋のフッ素樹脂である請求項1に記載の耐熱電線。
- 前記絶縁層の層厚100%に対して、前記保護層の層厚を10〜40%の範囲に設定した請求項1又は2に記載の耐熱電線。
- 前記フッ素樹脂は、メルトフローレイト(MFR)が18以上である請求項1から3の何れか一項に記載の耐熱電線。
- 前記フッ素樹脂は、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)又は、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)である請求項1から4の何れか一項に記載の耐熱電線。
- 請求項1から5の何れか一項に記載の耐熱電線を複数本撚り合わせた多芯ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013020461A JP2014154242A (ja) | 2013-02-05 | 2013-02-05 | 耐熱電線及び、多芯ケーブル |
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JP (1) | JP2014154242A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN112992434A (zh) * | 2021-04-21 | 2021-06-18 | 中航富士达科技股份有限公司 | 高频抗弯弯曲绞合内导体射频同轴电缆制造方法 |
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-
2013
- 2013-02-05 JP JP2013020461A patent/JP2014154242A/ja active Pending
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