JP2014153799A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが文字列がどのようにテキストボックスに配置されるかを認識可能とする情報処理装置を提供すること。
【解決手段】情報処理装置100は、テキストを入力するためのテキスト入力領域を配置するための指示を受け付ける前に、テキスト入力領域に入力されるテキストの設定を取得し、指示を受け付けることで表示されるカーソルがテキストを描画可能な領域内に移動された場合、カーソルを取得されたテキストの設定に基づくカーソルに変更し、変更されたカーソルを表示する。
【選択図】図2

Description

本発明は情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびコンピュータプログラムに関する。
テキストを自由な位置に配置して描画することが可能な描画アプリケーションが提供されている。ユーザが情報処理装置に該描画アプリケーションを適用することを想定する。一般的に、テキストを入力する際には、マウスでテキストを入力する位置を指定することでテキストボックスが表示される。例えば特許文献1は、入力されたテキストに基づく表示領域枠を、描画位置を指定する際のマウスカーソルに反映することを開示している。
特開平6−342364号公報
しかしながら特許文献1が開示する表示装置では、ユーザは、表示領域枠内にどのように文字列が配置されるかを容易に認識できないおそれがあった。本発明は、ユーザが文字列がどのようにテキストボックスに配置されるかを認識可能とすることを目的とする。
本発明の一実施形態の情報処理装置は、テキストを入力するためのテキスト入力領域を配置するための指示を受け付ける前に、前記テキスト入力領域に入力されるテキストの設定を取得する取得手段と、前記指示を受け付けることで表示されるカーソルがテキストを描画可能な領域内に移動された場合、前記カーソルを前記取得されたテキストの設定に基づくカーソルに変更する変更手段と、前記変更されたカーソルを表示する表示手段とを備える。
本発明の情報処理装置よれば、ユーザが文字列がどのようにテキストボックスに配置されるかを認識できるようになる。
情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 描画アプリケーションの構成を示す図である。 描画アプリケーションのUIの一例である。 マウスカーソルの画像を変更する処理を示すフロー図である。 マウスカーソルの画像を変更する処理を示すフロー図である。 テキストボックスの形状を示すUIの一例である。 テキストボックス内へのテキスト入力前後のUIの一例である。 IMEに応じて文字列を変更する処理を示すフロー図である。 IMEに応じて文字列を変更する処理を示すフロー図である。 指定位置に応じてマウスカーソルの形状を変更する処理を示すフロー図である。 マウスカーソルの形状の変更前後を示すUIの一例である。
本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、情報処理装置100の構成を説明するブロック図である。情報処理装置100は、CPU101、ROM102、NIC103、キーボード104、マウス105、RAM106、HDD107、ディスプレイ108を備える。各ユニットは、システムバス109を介して相互に情報の送受信を行うことが可能である。
CPU101は、HDD107、ROM102、RAM106に格納されたプログラムに従って装置全体の制御を行う。また、CPU101は、RAM106にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。ROM102は、読み出し専用メモリであり、内部には、基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用データ等の各種データを記憶する。RAM106は、一時記憶手段であるアクセスメモリであり、CPU101の主メモリやワークエリア等として機能する。HDD107は外部記憶手段の一つであり、大容量メモリとして機能するハードディスク(HD)であり、アプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS、ネットワークプリンタ制御プログラム、及び関係プログラム等を格納している。CPU101はCentral Processing Unitの略称であり、ROM102はRead Only Memoryの略称であり、RAM106はRandom Access Memoryの略称である。
NIC103はネットワークインタフェースであり、情報処理装置はNIC103を介して外部装置とのデータのやり取りを行う。キーボード104はユーザの指示等を受付ける入力装置である。ユーザは、本実施形態の描画プログラムに対する制御コマンドの命令やテキスト入力などをキーボード104を介して入力指示する。マウス105はポインティング・デバイスを示す一例であり、ユーザは、キーボード104及びマウス105を操作することにより、描画プログラムに対して動作指令等を行う。マウス105は本実施形態の一例として記述しているが、タッチパネル、ペンタブレット等、任意のポインティング・デバイスが用いられてよい。
ディスプレイ108は画像を表示する出力装置であり、キーボード104から入力したコマンドや、本発明の描画アプリケーションの状態等を表示したりするものである。ユーザは、ディスプレイ108上に表示されたカーソルを横方向軸X,縦方向軸Yに任意に移動させることができる。また、ユーザは、ディスプレイ108上に表示されたコマンドメニュー上のコマンド・アイコンを選択して処理の指示を行うほか編集対象の指示、描画位置の指示等を行うことが可能である。
システムバス109は情報処理装置100内の各コンポーネントを接続するバスであり、情報処理装置100内のデータの流れを司るものである。
図2は、本実施形態の情報処理装置により実行される描画アプリケーションのソフトウェア構成例を示す。描画アプリケーション200は、情報処理装置100により実行される場合に、OSやそのモジュールを利用するモジュールによってRAM106にロードされ、CPU101により実行されるプログラムモジュールである。
描画アプリケーション200は、入力制御部201、テキスト入力値受付部202、テキスト入力エリア判断部203、カーソル画像変更部204、テキスト入力位置指定部205、表示部206を備える。入力制御部201は、キーボード104やマウス105からの入力信号を受信し、入力された情報を各処理部に伝達する。例えば、キーボード104であれば、数値や文字といった値であり、マウスであれば、XY座標の位置及びクリックなどの選択信号を各処理部に伝達する。
テキスト入力値受付部202は、入力制御部から、テキストのフォントやサイズの入力を受け付ける。テキスト入力値受付部202が受け付けたフォントやサイズはカーソル画像変更部204へ渡される。テキスト入力エリア判断部203は、入力制御部201から受け付けたマウスの座標を元にその座標位置に対してテキストを入力することが可能か否かを判断する。テキストを入力可能と判断した場合、テキスト入力エリア判断部203は、カーソル画像変更部204にその旨を通知する。テキスト入力不可能と判断した場合、テキスト入力エリア判断部203は、カーソル画像変更部204に対して、カーソル画像の変更を依頼する。そして、カーソル画像変更部204は、テキストが入力できないことを示す画像(例えば、矢印のカーソル)にカーソルを変更する。
カーソル画像変更部204は、テキスト入力値受付部202から受け取ったフォントまたはサイズを元にカーソル画像を生成する。詳細には、カーソル画像変更部204は、受け取ったフォントまたはサイズに適合する高さを有するカーソル画像を生成する。また、カーソル画像変更部204は、現在設定されているフォントまたはサイズがテキスト入力値受付部202から受け取ったフォントまたはサイズと異なる場合に、カーソル画像を受け取ったフォントまたはサイズで再生成する。テキスト入力エリア判断部203からテキストが入力できないエリアであると判断された場合には、カーソル画像変更部204は、テキストが入力できないことを示す画像にマウスカーソルを変更する。
テキスト入力位置指定部205は、入力制御部201からテキスト入力位置が指定(例えばマウス105をクリックして指定)された場合、以下の処理を行う。つまり、テキスト入力位置指定部205は、カーソル画像変更部204で生成されたカーソルと同じ状態または対応する大きさのテキストボックスを表示するように表示部206に対して要求する。表示部206は、カーソル画像や、カーソル画像に対応する大きさのテキストボックスをディスプレイ108に対して表示する。また、表示部206は、フォントまたはサイズが変更されるたびにカーソル画像変更部204が再生成したカーソル画像やテキストボックスをユーザがマウス105で指定する座標に対して表示する。
図3は、描画アプリケーション200のUI構成の一例を示す図である。ページ302は、描画アプリケーション200が、実際に描画するためのデータを表示したものである。描画するためのデータはPDFが一般的であるが、本発明を実施するためのデータとして特にデータに依存しない。描画アプリケーション200は、ページ302上にテキストや図形などを追加描画することが可能である。
ズーム率303は、ページ302の表示を拡縮するための項目である。ズーム率303は、一般的に100%のズーム率で印刷した場合、紙のサイズと同サイズである。ズーム率は、画面上の生じサイズを変更するものであり、実データのサイズは変更しない。
オブジェクトとしては、例えば図形描画、線描画、テキスト描画、選択307、スタンプ描画308といった項目が挙げられる。図形描画304は、ページ302上に図形を描画することを指定するための項目である。線描画305は、ページ302上に線を描画することを指定するための項目である。テキスト描画306は、ページ302上にテキストを描画することを指定するための項目である。選択307は、既にページ上に各種項目で指定した描画オブジェクトを選択し、編集可能な状態にするための項目である。スタンプ描画308は、ページ上にスタンプを描画することを指定するための項目である。各種項目304,305,306,308を選択すると、カーソル画像変更部204は選択された項目に対応したカーソル画像に変更する。
プロパティエリア(310,311,312)は、各種項目304,305,306,308を選択した時のオブジェクトに対する指定可能な装飾を設定するためのUIコントロールを配置するエリアである。本UI例では、テキスト描画306を指定している場合の例である。テキスト309は、例えば、フォント指定310、サイズ311、スタイル312、フォントカラー313が指定可能である。フォント指定310は、テキスト描画時のフォントを指定する項目である。フォントは、OSに登録されている指定可能なフォントの一覧が列挙される。サイズ311は、テキストフォントのサイズを指定する項目である。スタイル312は、テキストを太字にしたり、斜体にしたり、下線、取り消し線を付与することを指定する項目である。フォントカラー313はフォントの色を指定する項目である。これらフォント指定310により指定された装飾によりテキストはページ302上に描画される。
次に、ユーザがテキスト描画306及びプロパティ(310,311,312)を指定した時にマウスカーソルの画像を変更するための描画アプリケーション200の処理について図4、図5のフローチャートを用いて説明する。なお本フローに係る描画アプリケーション200は、HDD107に記憶されており、CPU101によってRAM106に読み出され、実行される。
S401で、描画アプリケーション200は、ユーザによるテキストアノテーション入力の指定を受け付ける。本実施形態では、テキストアノテーション入力の指定は、ページに対するテキスト表示領域(テキストボックス)の指定を示す。指定は、テキスト描画306及びプロパティ(310,311,312)によって行われる。次に、テキスト入力エリア判断部203は、マウスカーソルの位置が描画可能なエリアにいるかどうかを判別する(S402)。本実施形態における描画可能なエリアは、ページ302上を指す。マウスカーソルが描画可能なページ領域上にいることを契機として、テキスト入力値受付部202は、S401でユーザが指定したアノテーションテキストのフォント(フォントタイプ)及びフォントサイズを取得する(S403)。つまり、S407にてテキストボックスの配置指示を受け付ける前にS403の取得処理が実行される。なお、S403で取得されるフォント及びフォントサイズは、ユーザが指定したものでもよく、規定値でもよい。
カーソル画像変更部204は、テキスト入力値受付部202が取得したテキストの設定(例えばフォント及びフォントサイズ)をマウスカーソルに反映する(S404)。つまり、カーソル画像変更部204はフォント及びフォントサイズに対応するマウスカーソルを生成する。S404で生成されたマウスカーソルに表示されるフォント及びフォントサイズを適用した文字列は、S408で後述する例文と同じものとする。反映されたマウスカーソルの一例を図6に示す。図6に示すように、マウスカーソル501には、S403で取得されたフォントおよびフォントサイズの両者が反映された「さんぷるてきすと」の文字列が表示されている。当該文字列を含むマウスカーソルは、S404でフォント及びフォントサイズが反映されたマウスカーソルの形状である。
マウス105が指定する座標位置に応じてマウスカーソル501は移動する。描画アプリケーション200は、マウス105が指定する座標位置に応じて、マウスカーソル501を移動させる。テキスト入力エリア判断部203は、マウスカーソル501が、ページ302上にいるかどうかを判定し(S405)、ページ302上にいない場合は、マウスカーソルの形状を元の矢印に戻す(S414)。S414の処理に続き、入力制御部201は、ユーザが別のアノテーションテキスト入力を選択したかどうかを判定する(S415)。選択した場合、本実施形態を終了し、判定していない場合、プロパティ(310,311,312)によってテキストの装飾を変更したかどうかを判定し(S416)、変更した場合は、S402に戻る。変更していない場合は、S405に戻る。
S405において、マウスカーソル501がページ302上にいる場合は、描画可能なエリアであると判定し、テキスト入力エリア判断部203はマウスカーソル501の形状を維持し、処理はS406に進む。入力制御部は、マウス105がクリックされたかどうかを判定する(S406)。クリックされた場合、表示部206はマウスカーソル501が表示されている位置にマウスカーソル501を囲む矩形であるテキスト入力領域をページ302上に配置し、表示する(S407)。本実施形態では、表示部206は、テキスト入力領域内にガイド文字として「さんぷるてきすと」を表示する(S408)。これにより、ユーザはテキスト入力領域内にどのようにテキストが配置されるかを視覚的に認識することができる。本実施形態では、「さんぷるてきすと」としているが、文字列がどのようにかつどのような形状で配置されるかが視覚的にわかるのであれば、これに限らない。入力制御部201は、キーボード104から文字の入力が行われたかどうか判定する(S409)。文字が入力された場合は、表示部206はテキストボックス内の例文(図6では「さんぷるてきすと」)を削除し、入力された文字を表示する(S410)。S408、S409、S410の処理についてのUI遷移を図7に示す。
図7(A)は、S408にてテキストボックスを配置した直後のUI図である。テキストボックス601に表示された例文「さんぷるてきすと」は、プロパティで指定された装飾テキストで記述されている。このテキストボックス601に対して、ユーザがキーボード104で文字を入力すると、S410の処理が実行される。そして、図7(B)のように例文が削除され、ユーザが入力した文字がテキストボックス601に表示される。カーソル画像変更部204は、S407にてテキストボックスを配置後、何もテキストを入力することなくテキストボックス以外の領域をマウスクリックしたかどうかを判定する(S411)。ユーザがテキストボックス外をマウスクリックした場合は、描画アプリケーション200はテキストボックスを削除し(S412)、マウスカーソル501の形状を元の矢印に戻す(S413)。なお、テキスト入力領域に表示される文字列(図7では「さんぷるてきすと」)の左端に表示されるIビームの長さも、S403で取得されたフォントサイズにより変更される。また、表示されるカーソルとして、Iビームまたはガイド文字のいずれか1つでも良い。
以上の手順により、本発明の情報処理装置よれば、描画位置からユーザが指定した文字が開始されるテキスト入力領域を生成し、該テキスト入力領域に対応するカーソルを表示ことが可能となる。これによりテキストボックスの描画位置を実際に指定するよりも前に把握することができるため、文字列が意図しない位置に配置されることがなくなり、操作性が向上する。なお、本実施形態では、S404にてテキストボックスに対応するマウスカーソルを生成し、例文を表示する構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、例文を含むマウスカーソルに代えて、ユーザが設定したフォントまたはサイズに対応する大きさであって例文を含まないIビームを作成してよい。これにより、ページ上の矩形領域に指定したフォントの大きさが収まるか否かを視覚的に判断することを可能にしつつ、より全体的にページを視認することが可能となる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、テキストボックスの描画位置について説明したが、テキストボックスに描画する文字列は言語によって異なる場合がある。言語が異なると文字幅や高さが異なるため、テキストボックスの描画位置は正しくとも文字列の描画位置が意図しないものとなってしまうことがある。第2実施形態では、テキストボックスに記述する文字列を考慮したマウスカーソル形状の作成方法について図面を用いて説明する。
図8、図9は、言語が異なる場合に、マウスカーソルの形状を変更する処理を示すフローチャートである。基本的なフローは図4と同等であるため、同様の処理は割愛して説明する。S403の処理に続いて、S701で描画アプリケーション200は、IME(インプットメソッドエディタ)の状態を確認する。IMEがOnの場合は、カーソル画像変更部204はマウスカーソルに含ませる例文を言語に応じた文字列に変更してマウスカーソルを生成する。表示部206は変更されたマウスカーソルを表示する(S702)。本実施形態では、日本語IME環境における例を示しているが、他言語環境であれば、その国の言語に応じたIMEで作成される例文を表示することとなる。IMEがOffの場合は、カーソル画像変更部204は例文を[sample text]と変更する(S703)。そして、カーソル画像変更部204は、S702もしくは、S703で決定した文字列を取得したフォント、フォントサイズでマウスカーソルに反映させる(S404)。
マウスカーソルの表示位置と同じ位置にテキストボックスを配置する(S407)時も同様に、IMEの状態を判定し(S704)、IMEがOnであれば、IMEの言語に応じた文字列をテキストボックスに描画(S408)する。IMEがOffの場合は、テキストボックスにIMEがOffの時に描画できる文字列を描画する(S705)。
以上の手順により、テキストボックスに記述する文字列を考慮したマウスカーソル形状を作成することを可能とする。これにより、描画するテキストによる差異がわかり、テキストボックスの描画位置を実際に指定するよりも前に把握することができるため、意図しない位置に配置されることがなくなり、操作性が向上する。
(第3実施形態)
第1および第2実施形態では、テキストボックスの描画位置及びテキストボックス内に描画する文字列について記述したが、テキストボックスを配置する位置によって適切な位置を表現できない場合がある。例えば、ページ内にテキストボックスを配置する際、ページの端に配置しようとすると、テキストが一列に収まらず折り返してしまう。
このような場合においてもマウスカーソルがページ内のどの位置にいるか判断し、折り返しが発生する場所にいる場合は、マウスカーソルが折り返した状態になった状態を表現することで正しい位置を表現できるようにすることを可能とする。このマウスカーソル形状の作成方法について図10を用いて説明する。
基本的なフローは図4と同等であるため、同様の処理は割愛して説明する。第3実施形態では、S405の処理に続いて描画位置を判断するようにしている。この描画位置判断処理について図10のフロー図を用いて説明する。まず、カーソル画像変更部204は、例文を含むマウスカーソルの現状の形状を取得する(S901)。次に、カーソル画像変更部204は取得したマウスカーソルの形状がページ302上に収まるかどうかを判定する(S902)。カーソル画像変更部204は、形状がページ上に収まる場合はその形状を維持し、収まらない場合は、現在のマウスカーソルの位置を取得し、例文をテキストボックスに配置した場合にどの文字で折り返されるかを判断する。カーソル画像変更部204は、折り返された状態のテキストボックスを作成し、その形状と対応するマウスカーソルを再作成する(S903)。
UIの一例を図11に示す。図11(A)がマウスカーソルの形状が折り返されない状態である。図11(A)がページ内にテキストボックスが収まらないため、マウスカーソルの形状を変更した状態を示すUIの例である。これにより、実際にテキストボックスを配置するより前のマウスカーソルによる位置指定のタイミングで、実際に配置される位置を把握することができ、意図しない位置にテキストが描画されることを防ぐことができる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そしてそのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (9)

  1. テキストを入力するためのテキスト入力領域を配置するための指示を受け付ける前に、前記テキスト入力領域に入力されるテキストの設定を取得する取得手段と、
    前記指示を受け付けることで表示されるカーソルがテキストを描画可能な領域内に移動された場合、前記カーソルを前記取得されたテキストの設定に基づくカーソルに変更する変更手段と、
    前記変更されたカーソルを表示する表示手段とを備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示手段は、前記カーソルとして、前記取得されたテキストのフォントおよびサイズのガイド文字または取得されたフォントサイズに基づくIビームのいずれかを表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示手段は、取得された言語環境の文字を用いて前記ガイド文字を表示する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記カーソルがガイド文字である場合、前記カーソルの位置を判定する判定手段をさらに備え、
    前記判定手段は、前記ガイド文字がページの領域内に収まるか否かを判定し、
    前記領域に収まらないと判定された場合、前記表示手段は、前記ページの領域内に収まるように前記ガイド文字が折り返し表示されるカーソルを表示する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 情報処理装置の制御方法であって、
    テキストを入力するためのテキスト入力領域を配置するための指示を受け付ける前に、前記テキスト入力領域に入力されるテキストの設定を取得する取得工程と、
    前記指示を受け付けることで表示されるカーソルがテキストを描画可能な領域内に移動された場合、前記カーソルを前記取得されたテキストの設定に基づくカーソルに変更する変更工程と、
    前記変更されたカーソルを表示する表示工程と、を有する
    ことを特徴とする制御方法。
  6. 前記表示工程では、前記カーソルとして、前記取得されたテキストのフォントおよびサイズのガイド文字または取得されたフォントサイズに基づくIビームのいずれかを表示する
    ことを特徴とする請求項5に記載の制御方法。
  7. 前記表示工程では、取得された言語環境の文字を用いて前記ガイド文字を表示する
    ことを特徴とする請求項6に記載の制御方法。
  8. 前記カーソルがガイド文字である場合、前記カーソルの位置を判定する判定工程をさらに有し、
    前記判定工程では、前記ガイド文字がページの領域内に収まるか否かが判定され、
    前記領域に収まらないと判定された場合、前記表示工程では、前記ページの領域内に収まるように前記ガイド文字が折り返し表示されるカーソルが表示される
    ことを特徴とする請求項6に記載の制御方法。
  9. 請求項5乃至8のいずれか一項に記載の制御方法をコンピュータにより実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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