JP2014153204A - 容量式物理量検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】全差動型のC−V変換回路を用いて低ノイズ化を図りながら物理量を静電容量の変化として検出するものにあって、自己診断を常時実行することを可能とする。
【解決手段】センサチップ12からの信号を処理する信号処理回路13を、チョッピング回路24、全差動型のC−V変換回路26、制御回路27等から構成する。第5、第6のスイッチ35、36がオンされる正転区間、第7、第8のスイッチ37,38がオンされる反転区間、第3、第4のスイッチ33,34がオンされる第3区間を周期的に繰返す。制御回路27は、正転区間におけるA出力と反転区間におけるB出力とが一致するかどうかの第1の判定、正転区間におけるB出力と反転区間におけるA出力とが一致するかどうかの第2の判定、第3区間におけるA出力、B出力が予め予測された出力に一致するかどうかの第3の判定を行い、それらから異常診断を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば加速度センサ装置やヨーレートセンサ装置等の、物理量を静電容量の変化として検出する容量式物理量検出装置に関する。
この種の容量式物理量検出装置として、例えば自動車のエアバッグシステムに搭載されている加速度センサ装置がある(例えば、特許文献1参照)。この加速度センサ装置は、半導体加速度センサチップ(センサエレメント)と、そのセンサチップからの検出信号を処理する処理回路とを備えている。前記センサチップは、ばね部を介して支持され加速度の作用に応じて変位する可動電極部と、この可動電極部の変位方向両側に隙間をもって配置された一対の固定電極部とを形成して構成される。
これにて、可動電極部と一方の固定電極部との間、及び、可動電極部と他方の固定電極部との間に、夫々コンデンサが形成され、それらコンデンサの静電容量は、センサチップに対する加速度の作用に伴う可動電極部の変位に応じて差動的に変化する。従って、加速度を容量値の変化として取出すことができる。また、近年では、この種の加速度センサ装置において、低ノイズ化を図るために、例えば特許文献2に示されるように、処理回路に、全差動型のC−V変換回路を採用することも考えられている。
ところで、特許文献1に示されるように、この種の加速度センサ装置では、エンジン始動時に、自らが正常に動作するかどうか(所定の感度が得られるか或いはセンサチップの隙間部分に異物がないか等)を診断するための自己診断機能を設けることが行われる。尚、特許文献1では、自己診断回路を用いて加速度センサの正常・異常を診断すると共に、同時に自己診断回路とA/Dコンバータとの間の導線の短絡の有無を検出する工夫がなされている。
特開2005−212560号公報 特開2012−112695号公報
処理回路に全差動型のC−V変換回路を採用した加速度センサ装置の具体例を、図5に示す。この図5において、センサチップ(センサエレメント)1には、可動電極部と一方の固定電極部との間、及び、可動電極部と他方の固定電極部との間に、夫々コンデンサC1,C2が形成される。一方、処理回路2は、容量変化を電圧変化に変換する全差動型のC−V変換回路を備えていると共に、図示はしないが、センサチップ1の可動電極部にパルス状の搬送波(FE1、FE2)を印加する搬送波出力回路や、マイコン等からなり全体を制御する制御回路等を備えている。
前記C−V変換回路は、2個の入力端子と2個の出力端子とを有する全差動アンプ3と、この全差動アンプ3の非反転入力端子と−側の出力端子との間に並列に接続されたコンデンサ4(帰還容量Cf)及び第1のスイッチ5(SW1)と、全差動アンプ3の反転入力端子と+側の出力端子との間に並列に接続されたコンデンサ6(帰還容量Cf)及び第2のスイッチ7(SW2)とを備えている。
前記センサチップ1の一方の固定電極部が全差動アンプ3の非反転入力端子に接続され、他方の固定電極部が全差動アンプ3の反転入力端子に接続されている。また、前記センサチップ1の一方の固定電極部は、第3のスイッチ8(SW3)を介してHiレベル(5V)の電源に接続され、他方の固定電極部は、第4のスイッチ9(SW4)を介してLoレベル(0V)の電源に接続されている。全差動アンプ3の2個の出力端子はコンパレータ10に接続されている。
このとき、加速度を検出する通常動作時においては、センサチップ1の可動電極部に第1の搬送波FE1が印加されると共に、第3のスイッチ8(SW3)及び第4のスイッチ9(SW4)はオフ状態とされる。第1の搬送波FE1は、図6に示すように、例えば5Vと0Vとの間で振幅し、周波数が120kHzとされたパルス(矩形波)状をなしている。図6に示すように、この通常動作時には、第1の搬送波FE1の周期に合わせて、CV変換モード(CV1,CV2)、AD変換モード、待機モードが、周期的(40kHz)に繰返される。これにて、センサチップ1(可動電極部)に作用する加速度をそれら固定電極部と可動電極部との間の静電容量の変化として検出することができる。
これに対し、自己診断時においては、センサチップ1の可動電極部に自己診断用の第2の搬送波FE2が印加されると共に、第3のスイッチ8(SW3)及び第4のスイッチ9(SW4)がオン・オフ制御される。図7に示すように、自己診断用の第2の搬送波FE2は、例えば3Vと2.5Vとの間で所定のデューティ比で振幅し、その1周期のうち、3V側の時間が十分に短く、2.5V側の時間が十分に長いものとされている。この自己診断時には、第2の搬送波FE2の周期に合わせて、CV変換モード、AD変換モード、待機モードが、周期的(30kHz)に繰返される。そして、待機モードにおいて、第3のスイッチ8(SW3)及び第4のスイッチ9(SW4)がオンされる。
これにより、待機モードにおいて、センサチップ1の可動電極部と一方の固定電極部との間に静電気力を発生させ、可動電極部を強制的に変位させる。これにて、コンデンサC1,C2の静電容量が、通常時(加速度が作用していない状態)の静電容量に対して変動するので、CV変換モード及びAD変換モードにおいて、全差動アンプ3の出力を監視し、可動電極部の変位に見合った静電容量の変化があったか(可動電極部が正常に動作しているか)を判断することにより、自己診断が可能となる。
しかしながら、上記したような従来の自己診断の機能では、車両のエンジンの始動時といった、実際の加速度検出を行う前のセンサを使用していないときにしか、自己診断を行うことができなかった。これに対し、車両の走行中(センサの使用中)においても、自己診断機能を実行できることが望まれるのである。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、全差動型のC−V変換回路を用いて低ノイズ化を図りながら物理量を静電容量の変化として検出するものにあって、自己診断を常時実行することを可能とした容量式物理量検出装置を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の容量式物理量検出装置は、ばね部を介して支持され物理量の作用に応じて変位する可動電極部と、この可動電極部の変位方向両側に夫々隙間をもって配置された第1、第2の一対の固定電極部とを有するセンサエレメントを備えると共に、前記各固定電極部が接続される非反転及び反転の2個の入力端子と、第1及び第2の2個の出力端子とを有する全差動型のC−V変換回路を備えて構成され、前記可動電極部にパルス状の搬送波を印加した状態で、前記可動電極部の変位に応じた前記各固定電極部と可動電極部との間の静電容量の変化を、前記C−V変換回路の2個の出力端子間の電位差として出力するようにしたものであって、前記第1の固定電極部を前記C−V変換回路の非反転入力端子に接続し且つ前記第2の固定電極部を前記C−V変換回路の反転入力端子に接続した正転状態と、前記第1の固定電極部を前記C−V変換回路の反転入力端子に接続し且つ前記第2の固定電極部を前記C−V変換回路の非反転入力端子に接続した反転状態とを選択的に切替えるためのチョッピング回路と、前記第1、第2の固定電極部に夫々一定電圧を印加する電圧印加手段と、前記正転状態で前記C−V変換回路の出力を検出する正転区間と、前記反転状態で前記C−V変換回路の出力を検出する反転区間と、前記信号印加手段により第1、第2の固定電極部に夫々一定電圧を印加した状態で前記C−V変換回路の出力を検出する第3区間とを、周期的に繰返すように前記チョッピング回路及び電圧印加手段の切替え制御を行う切替制御手段と、前記C−V変換回路の出力から装置異常を診断する異常診断手段とを備えると共に、前記異常診断手段は、前記3つの区間のうち、前記正転区間における第1の出力端子の出力と前記反転区間における第2の出力端子の出力とが一致するかどうかの第1の判定、前記正転区間における第2の出力端子の出力と前記反転区間における第1の出力端子の出力とが一致するかどうかの第2の判定、前記第3区間における第1の出力端子の出力及び第2の出力端子の出力が予め予測された出力に一致するかどうかの第3の判定を行い、前記第3の判定が一致し且つ前記第1の判定又は第2の判定の少なくともいずれかに不一致があった場合に前記センサエレメントに異常があり、前記第3の判定に不一致があった場合に前記C−V変換回路に異常があると診断するところに特徴を有している。
上記構成において、センサエレメントの2つの出力とC−V変換回路の2つの入力との切替を行うチョッピング回路を設けて、正転区間と反転区間とを交互に設ける制御を行うことにより、センサエレメント及びC−V変換回路の双方に異常のない正常時においては、正転区間における第1の出力端子の出力と反転区間における第2の出力端子の出力とが一致する(第1の判定が一致する)と共に、正転区間における第2の出力端子の出力と反転区間における第1の出力端子の出力とが一致する(第2の判定が一致する)。
また、上記正転区間及び反転区間に加えて、信号印加手段により第1、第2の固定電極部に夫々一定電圧を印加した状態でC−V変換回路の出力を検出する第3区間を設けたことにより、C−V変換回路に異常のない状態では、第3区間における第1の出力端子の出力及び第2の出力端子の出力が予め予測された出力に一致する(第3の判定が一致する)ようになる。
これに対し、C−V変換回路に異常がある場合には、第3の判定に不一致が生ずるようになる。そして、第3の判定が一致している、つまりC−V変換回路に異常がないにもかかわらず、第1の判定又は第2の判定の少なくともいずれかに不一致があった場合には、センサエレメントに異常があると判断することができる。正転区間及び反転区間における出力に基づいて、物理量の変動を常時検出できることは勿論である。
従って、本発明によれば、切替制御手段により、正転区間、反転区間、第3区間とを、周期的に繰返すように制御が行われると共に、異常診断手段により、第1、第2、第3の判定を行うことにより、常時、物理量の検出を行うと共に、自己診断を行うことができる。しかも、第1、第2、第3の判定に基づいて、異常が判定された際に、センサエレメントと回路部とのどちらに異常があるかの切分けを行うことも可能となるものである。
本発明の一実施例を示すもので、半導体加速度センサ装置の要部の電気的構成を概略的に示す図 センサチップの概略的な平面図(a)及び縦断正面図(b) 搬送波の波形、各スイッチのオン・オフ制御の様子、モード及び区間、並びに通常時の出力の例を示すタイミングチャート 回路部Aに異常があった場合の出力の例を示すタイミングチャート 従来例を示す図1相当図 通常時における搬送波の波形、モードを示すタイミングチャート 自己診断時における搬送波の波形、モード等を示すタイミングチャート
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1ないし図4を参照しながら説明する。図1は、本実施例に係る容量式物理量検出装置たる半導体加速度センサ装置11の電気的構成を概略的に示す図であり、図2は、そのうちセンサエレメントたるセンサチップ12の構成を概略的に示す図である。ここで、詳しく図示はしないが、この半導体加速度センサ装置11は、センサチップ12を、信号処理回路13(図1参照)を形成した回路チップに実装したスタック構造を備え、それらを例えばセラミック製のパッケージ(図示せず)内に収容して構成される。
そのうち、まず、前記センサチップ12の構成の概略について述べる。図2(b)に示すように、このセンサチップ12は、例えば、シリコンからなる支持基板12a上に酸化膜12bを介して単結晶シリコン層12cを形成した矩形状(正方形状)のSOI基板をベースとし、マイクロマシニング技術によって、その表面の単結晶シリコン層12cに溝を形成することにより、中央部の矩形領域に位置して物理量検出部としての加速度検出部14を有している。
この場合、加速度検出部14は、一方向の検出軸(X軸)を有するものとされ、図2(a)で前後方向(X軸方向)の加速度を検出するものとなっている。この加速度検出部14は、加速度の作用に応じてX軸方向に変位する可動電極部15と、左右一対の第1、第2の固定電極部16、17とを有して構成される。そのうち可動電極部15は、加速度検出部14の中心部を前後方向に延びる錘部15aの前後両端部に左右方向に細長い矩形枠状をなすばね部15bを有すると共に、図で手前側のばね部15bの更に前端側にアンカ部15cを有している。そして、前記錘部15aから左右方向に夫々いわば櫛歯状に延びる多数本の細幅状の可動電極15dを有して構成されている。
図2(b)に示すように、この可動電極部15は、前記アンカ部15cを除いて、下面側の絶縁膜12bが除去されており、アンカ部15cのみが支持基板12aに支持されたいわゆる片持ち状に浮いた状態とされている。また、前記アンカ部15cの上面部には、図1にも示すように、電極パッドからなる入力端子18が設けられている。後述するように、この入力端子18には、搬送波FEが入力されるようになっている。
これに対し、左側の第1の固定電極部16は、矩形状の基部16aから右方に櫛歯状に延びる複数本の固定電極16bを有すると共に、基部16aから前方に延びる固定電極配線部16cを有して構成されている。前記各固定電極16bは、前記各可動電極15dのすぐ後側に微小な隙間を介して平行に隣合うように設けられている。前記固定電極配線部16cの前端部の上面に、図1にも示すように、電極パッドからなる第1の出力端子19が設けられている。
右側の第2の固定電極部17は、矩形状の基部17aから左方に櫛歯状に延びる複数本の固定電極17bを有すると共に、基部17aから前方に延びる固定電極配線部17cを有して構成されている。前記各固定電極17bは、前記各可動電極15dのすぐ前側に微小な隙間を介して平行に隣合うように設けられている。固定電極配線部17cの前端部の上面に、図1にも示すように、電極パッドからなる第2の出力端子20が設けられている。
これにて、前記可動電極部15(可動電極15d)と第1の固定電極部16(固定電極16b)との間、及び、可動電極部15(可動電極15d)と第2の固定電極部17(固定電極17b)との間に可動電極部15を共通の電極としたコンデンサC1,C2(図1参照)が夫々形成され、これらコンデンサC1,C2の静電容量は、X軸方向の加速度の作用に伴う可動電極部15の変位に応じて差動的に変化することになり、もって、加速度を容量値の変化として取出すことができるようになっている。
尚、図2では図示していないが、このセンサチップ12には、GND端子21(図1参照)となる電極パッドも設けられている。また、図1に示すように、このセンサチップ12の第1、第2の出力端子(電極パッド19、20)は、夫々、回路チップ(信号処理回路13)に設けられた第1の入力端子22、第2の入力端子23に接続される。この電気的接続は、ボンディングワイヤによる接続、或いは、バンプ接続によりなされるようになっている。
次に、前記回路チップは、図1に要部を示すように、前記センサチップ12からの信号を処理するための信号処理回路13を有して構成されている。この信号処理回路13は、前記可動電極部15(入力端子18)に印加する搬送波FEを発生する制御信号発生回路(図示せず)、チョッピング回路24、容量変化を電圧変化に変換する全差動型のC−V変換回路26、マイコン等からなり全体を制御する制御回路27、コンパレータ25、図示しない波形整形回路、出力アンプ回路、異常検出回路、発振回路、EPROM等を備えて構成されている。
前記制御信号発生回路により可動電極部15(入力端子18)に入力される搬送波FEは、図3に示すように、電圧Vp(例えば電源電圧に等しい5V)と0Vとの間で振幅し、周波数が例えば120kHzとされたパルス状(矩形波状)をなしている。このとき、加速度センサ装置11の動作時には、搬送波FEは、可動電極部15に常時印加されるようになっている。
図1に示すように、前記C−V変換回路26は、非反転及び反転の2個の入力端子と、第1及び第2の2個の出力端子とを有する全差動アンプ28と、この全差動アンプ28の非反転入力端子と−側の第1の出力端子との間に並列に接続されたコンデンサ29(帰還容量Cf)及び第1のスイッチ31(SW1)と、全差動アンプ28の反転入力端子と+側の第2の出力端子との間に並列に接続されたコンデンサ30(帰還容量Cf)及び第2のスイッチ32(SW2)とを備えている。
前記全差動アンプ28の2つの出力は、前記コンパレータ25に入力される。尚、以下の説明においては、便宜上、全差動アンプ28の第1、第2の出力端子からの出力を、夫々、A出力、B出力と称することとする。また、全差動アンプ28の非反転入力端子と第1の出力端子との間に設けられたコンデンサ29と第1のスイッチ31(SW1)との並列接続回路を、便宜上、回路部Aと称し、全差動アンプ28の反転入力端子と第2の出力端子との間に設けられたコンデンサ30と第2のスイッチ32(SW2)との並列接続回路を、便宜上、回路部Bと称することとする。
図1に示すように、前記第1の入力端子22ひいては第1の固定電極部16は、第3のスイッチ33(SW3)を介して、前記搬送波FEの中間電位(Vp/2)、この場合2.5Vの電源に接続されている。これと共に、前記第2の入力端子23ひいては第2の固定電極部17は、第4のスイッチ34(SW4)を介して、やはり搬送波FEの中間電位(Vp/2)である2.5Vの電源に接続されている。後述するように、前記第3、第4のスイッチ33、34は、制御回路27により制御され、以て、第1、第2の固定電極部16、17に夫々一定電圧を印加する電圧印加手段が構成されている。
前記チョッピング回路24は、前記第1の入力端子22と全差動アンプ28の非反転入力端子との間に挿設された第5のスイッチ35(SW5)と、前記第2の入力端子23と全差動アンプ28の反転入力端子との間に挿設された第6のスイッチ36(SW6)と、前記第1の入力端子22と全差動アンプ28の反転入力端子との間に挿設された第7のスイッチ37(SW7)と、前記第2の入力端子23と全差動アンプ28の非反転入力端子との間に挿設された第8のスイッチ38(SW8)とを備えている。
このチョッピング回路24つまり前記第5〜第8のスイッチ35〜38についても、前記制御回路27によりオン・オフ制御されるようになっている。このとき、チョッピング回路24の第5のスイッチ35(SW5)及び第6のスイッチ36(SW6)がオンし、第7のスイッチ37(SW7)及び第8のスイッチ38(SW8)がオフしている状態を正転状態という。この正転状態では、第1の固定電極部16が全差動アンプ28の非反転入力端子に接続され、且つ、第2の固定電極部17が反転入力端子に接続される。
これに対し、チョッピング回路24の第5のスイッチ35(SW5)及び第6のスイッチ36(SW6)がオフし、第7のスイッチ37(SW7)及び第8のスイッチ38(SW8)がオンしている状態を反転状態という。この反転状態では、第1の固定電極部16が全差動アンプ28の反転入力端子に接続され、第2の固定電極部17が非反転入力端子に接続される。尚、前記第1、第2のスイッチ31、32は、コンデンサ29、30のリフレッシュ用であり、やはり制御回路27により適宜の時期にオンされるのであるが、本願発明の要旨とは関連性が薄いので、以下、オフしているものとして説明する。
さて、後の作用説明でも述べるように、前記制御回路27は、そのソフトウエア構成(及びハードウエア構成)により、前記制御信号発生回路や第1〜第8のスイッチ31〜38等を制御する。このとき、図3、図4に示すように、制御回路27は、前記正転状態でC−V変換回路26の出力を検出する正転区間と、前記反転状態で前記C−V変換回路26の出力を検出する反転区間と、前記第3、第4のスイッチ33、34をオンして第1、第2の固定電極部16,17に夫々一定電圧(2.5V)を印加した状態で前記C−V変換回路26の出力を検出する第3区間とを、前記搬送波FEの周期に合わせて周期的に繰返すように前記チョッピング回路24及び第3、第4のスイッチ33,34の切替え制御を行う。
図3、図4に示すように、正転区間にあっては、搬送波FEの1周期分ずつ、CV変換モード(より詳細には、基準を取るCV1、変化量を検出するCV2の2つのモード)、AD変換モード、待機モードが実行される。反転区間にあっても、同様に、搬送波FEの1周期分ずつ、CV変換モード、AD変換モード、待機モードが実行される。第3区間においても、同様に、搬送波FEの1周期分ずつ、CV変換モード、AD変換モード、待機モードが実行される。全差動アンプ28からの検出信号(A出力、B出力)は、各区間で、AD変換モード後のタイミングで出力される。
このとき、前記制御回路27は、正転区間及び反転区間のC−V変換回路26の出力(A出力、B出力)から、センサチップ12(車両)に作用する加速度を検出する。この加速度検出信号は外部に出力される。これと共に、制御回路27は、上記3つの区間のC−V変換回路26の出力(A出力、B出力)から装置異常を診断する異常診断手段として機能するようになっている。
具体的には、制御回路27は、前記3つの区間のうち、正転区間における全差動アンプ28の第1の出力端子のA出力(a1)と、反転区間における全差動アンプ28の第2の出力端子のB出力(b2)とが一致するかどうかの第1の判定、正転区間における第2の出力端子のB出力(b1)と反転区間における第1の出力端子のA出力(a2)とが一致するかどうかの第2の判定、前記第3区間における第1の出力端子のA出力(a3)及び第2の出力端子のB出力(b3)が予め予測された出力(この場合基準値S)に一致するかどうかの第3の判定を行う。
そして、制御回路27は、前記第3の判定が一致し且つ前記第1の判定又は第2の判定の少なくともいずれかに不一致(閾値以上の差)があった場合に前記センサチップ12に異常があると判断する。前記第3の判定に不一致(閾値以上の差)があった場合に、前記C−V変換回路26に異常があると診断する。またこの場合、第3の判定に不一致(閾値以上の差)があった場合には、A出力(信号a3)に不一致があった場合には回路部Aの異常、B出力(信号b3)に不一致があった場合には回路部Bの異常と判断する。
次に、上記構成の作用について述べる。図3は、半導体加速度センサ装置11の動作時における、センサチップ12の可動電極部15に入力される搬送波FEの波形と、制御回路27により制御される第3〜第8の各スイッチ33〜38のオン・オフの切替えの様子とを、モード及び区間と共に示している。また、各区間におけるA出力、B出力の例を併せて示しており、この図3では、センサチップ12及び回路部(C−V変換回路26)に異常は存在せず、また、比較的小さな加速度が作用している様子を示している。
上記したように、半導体加速度センサ装置11の動作時には、常に、正転区間、反転区間、第3区間の3つの区間が周期的に繰返される。正転区間では、第5のスイッチ35及び第6のスイッチ36がオンされ、第7、第8のスイッチ37,38はオフされる。第3、第4のスイッチ33,34もオフされている。この正転区間における、全差動アンプ28の第1の出力端子から出力される電圧信号(A出力)をa1とし、第2の出力端子から出力される電圧信号(B出力)をb1とする。
反転区間では、第7のスイッチ37及び第8のスイッチ38がオンされ、第5、第6のスイッチ35,36はオフされ、第3、第4のスイッチ33,34もオフされている。この反転区間においては、全差動アンプ28の2つの入力端子に対する第1、第2の固定電極部16,17の接続状態が切替わる。この反転区間における、全差動アンプ28の第1の出力端子から出力される電圧信号(A出力)をa2とし、第2の出力端子から出力される電圧信号(B出力)をb2とする。
第3区間においては、第3のスイッチ33及び第4のスイッチ34がオンされる。また、正転区間と同様に、第5、第6のスイッチ35,36がオンされ、第7、第8のスイッチ37,38はオフされる。尚、第3区間では、第5、第6のスイッチ35,36がオフ、第7、第8のスイッチ37,38がオンでも良い。この第3区間では、第1、第2の固定電極部16,17の電位が、強制的に2.5Vとなり、全差動アンプ28の2つの入力端子に、共に2.5Vの電位信号が入力される。この第3区間における、全差動アンプ28の第1の出力端子から出力される電圧信号(A出力)をa3とし、第2の出力端子から出力される電圧信号(B出力)をb3とする。
ここで、センサチップ12に加速度が作用していない状態では、第1、第2の固定電極部16、17の電位が共にVp/2(例えば2.5V)となってつりあった状態となり、コンデンサC1、C2の静電容量が等しくなる。センサチップ12に加速度が作用すると、可動電極部15がX軸方向に変位する。すると、コンデンサC1、C2間で、可動電極部15の変位量つまり加速度の大きさに応じた容量変化(+ΔC,−ΔC)があり、それに応じた第1、第2の固定電極部16,17の電位信号が、第1,第2の出力端子19,20から出力される。
正転区間及び反転区間にあっては、それら信号が、C−V変換回路26の全差動アンプ28の入力端子に入力されて増幅され、第1、第2の出力端子からA出力(a1,a2)、B出力(b1、b2)として出力される。それらの出力信号は、コンパレータ25に入力され、A出力、B出力間の電位差から加速度検出信号を取出すことができる。このとき、全差動型のC−V変換回路26(全差動アンプ28)が用いられていることにより、低ノイズ化を図ることができる。
上記のように、制御回路27は、異常診断を行うにあたり、正転区間における第1の出力端子のA出力(信号a1)と、反転区間における第2の出力端子のB出力(信号b2)とが一致するかどうかの第1の判定を行う。また、正転区間における第2の出力端子のB出力(信号b1)と、反転区間における第1の出力端子のA出力(信号a2)とが一致するかどうかの第2の判定を行う。さらに、第3区間における第1の出力端子のA出力(信号a3)及び第2の出力端子のB出力(信号b3)が予め予測された出力(この場合、共に基準値S)に一致するかどうかの第3の判定を行う。
このとき、センサチップ12の2つの出力とC−V変換回路26(全差動アンプ28)の2つの入力との切替を行うチョッピング回路24を設けて、正転区間と反転区間とを交互に設ける制御を行うことにより、センサチップ12やC−V変換回路26の双方に異常のない正常時においては、正転区間における第1の出力端子のA出力(信号a1)と反転区間における第2の出力端子のB出力(信号b2)とが一致する(第1の判定が一致する)。これと共に、正転区間における第2の出力端子のB出力(信号b1)と反転区間における第1の出力端子のA出力(信号a2)とが一致する(第2の判定が一致する)。
また、第3区間を設けたことにより、C−V変換回路26に異常がない場合には、センサチップ12の異常の有無にかかわりなく、第3区間における第1の出力端子のA出力(信号a3)及び第2の出力端子のB出力(信号b3)が、夫々、予め予測された出力(基準値S)に一致する(第3の判定が一致する)ようになる。
これに対し、C−V変換回路26に異常がある場合には、第3の判定に不一致が生ずるようになる。そして、第3の判定が一致している、つまりC−V変換回路26に異常がないにもかかわらず、第1の判定又は第2の判定の少なくともいずれかに不一致があった場合には、センサチップ12に異常があると判断することができる。図4は、C−V変換回路26のうち回路部A(図1で上側)に異常が発生した場合の、各区間におけるA出力(信号a1,a2,a3)及びB出力(信号b1,b2,b3)の例を示している。
図3と比較すれば明らかなように、図4の例では、第3区間において、A出力(信号a3)が、基準値Sからずれており、B出力(信号b3)は、基準値Sに一致している。このことから、C−V変換回路26のうち回路部Aに異常が発生していると判断することができる。尚、この場合には、C−V変換回路26のうちの回路部Aの異常に伴って、正転区間、反転区間における出力(信号a1,a2、信号b1,b2)にもずれ(例えば第1の判定の不一致)が生じているが、第3の判定が優先され、C−V変換回路26の回路部の異常と判断される。
以上のように、本実施例の構成においては、全差動型のC−V変換回路26を用いて低ノイズ化を図りながら加速度をセンサチップ12における静電容量の変化として検出するものにあって、常時、加速度の検出を行うと共に、自己診断を行うことができるのである。尚、図示はしないが、制御回路27は、上記した自己診断により装置異常と診断した場合には、異常がある旨や異常の個所(種類)を示す異常検知信号を外部に出力する。
このように本実施例によれば、自己診断機能の実行可能な時期がエンジン始動時にのみ限定されるといった従来技術と異なり、制御装置27(切替制御手段)により、正転区間、反転区間、第3区間を、周期的に繰返すように制御が行われると共に、制御装置27(異常診断手段)により、第1、第2、第3の判定を行うことにより、常時、加速度の検出と共に自己診断を行うことができるという優れた効果を奏する。しかも、第1、第2、第3の判定に基づいて、異常が判定された際に、センサチップ12とC−V変換回路26とのどちらに異常があるかの切分けを行うことも可能となるものである。
尚、上記実施例では説明しなかったが、第3区間において電圧印加手段により第1、第2の固定電極部16、17に印加される電圧としては、搬送波の中間電位(Vp/2)とに限らず、異なる電圧(例えば3.5Vと1.5V)としても良い。この場合、第3区間のA出力(信号a3)、B出力(信号b3)の夫々について、第3の判定において、予想される出力(基準値S1、S2)に一致するかどうかを判定すれば良い。
また、本発明においては、センサエレメント(センサチップ)を、可動電極部に物理量が作用していない中立状態で、予め静電容量に差が生じるように、可動電極部と第1の固定電極部との間の隙間、及び、可動電極部と第2の固定電極部との間の隙間が、アンバランスになるように構成しても良い。これによれば、加速度が作用していない状態で、予め、A出力とB出力との間で差分が生じるので、第1の判定、第2の判定を行う場合に、異常判定をより確実に行うことが可能となる。
その他、上記実施例では、本発明を半導体加速度センサに適用するようにしたが、例えばヨーレートセンサなど、他の容量式の半導体センサ装置(物理量検出装置)にも適用することができ、更には、二方向以上の検出軸を有する物理量センサに適用することもできる。また、上記した各電圧(Vp)や周波数などの具体的数値は、あくまでも一例を示したに過ぎず、実使用に応じて適切な値を設定すれば良い等、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
図面中、11は半導体加速度センサ装置(容量式物理量検出装置)、12はセンサチップ(センサエレメント)、14は加速度検出部、15は可動電極部、16は第1の固定電極部、17は第2の固定電極部、24はチョッピング回路、26はC−V変換回路、27は制御回路(切替制御手段、異常診断手段)、28は全差動アンプ、31〜38はスイッチを示す。

Claims (3)

  1. ばね部を介して支持され物理量の作用に応じて変位する可動電極部と、この可動電極部の変位方向両側に夫々隙間をもって配置された第1、第2の一対の固定電極部とを有するセンサエレメントを備えると共に、前記各固定電極部が接続される非反転及び反転の2個の入力端子と、第1及び第2の2個の出力端子とを有する全差動型のC−V変換回路を備えて構成され、
    前記可動電極部にパルス状の搬送波を印加した状態で、前記可動電極部の変位に応じた前記各固定電極部と可動電極部との間の静電容量の変化を、前記C−V変換回路の2個の出力端子間の電位差として出力するようにした容量式物理量検出装置であって、
    前記第1の固定電極部を前記C−V変換回路の非反転入力端子に接続し且つ前記第2の固定電極部を前記C−V変換回路の反転入力端子に接続した正転状態と、前記第1の固定電極部を前記C−V変換回路の反転入力端子に接続し且つ前記第2の固定電極部を前記C−V変換回路の非反転入力端子に接続した反転状態とを選択的に切替えるためのチョッピング回路と、
    前記第1、第2の固定電極部に夫々一定電圧を印加する電圧印加手段と、
    前記正転状態で前記C−V変換回路の出力を検出する正転区間と、前記反転状態で前記C−V変換回路の出力を検出する反転区間と、前記信号印加手段により第1、第2の固定電極部に夫々一定電圧を印加した状態で前記C−V変換回路の出力を検出する第3区間とを、周期的に繰返すように前記チョッピング回路及び電圧印加手段の切替え制御を行う切替制御手段と、
    前記C−V変換回路の出力から装置異常を診断する異常診断手段とを備えると共に、
    前記異常診断手段は、前記3つの区間のうち、前記正転区間における第1の出力端子の出力と前記反転区間における第2の出力端子の出力とが一致するかどうかの第1の判定、前記正転区間における第2の出力端子の出力と前記反転区間における第1の出力端子の出力とが一致するかどうかの第2の判定、前記第3区間における第1の出力端子の出力及び第2の出力端子の出力が予め予測された出力に一致するかどうかの第3の判定を行い、
    前記第3の判定が一致し且つ前記第1の判定又は第2の判定の少なくともいずれかに不一致があった場合に前記センサエレメントに異常があり、前記第3の判定に不一致があった場合に前記C−V変換回路に異常があると診断することを特徴とする容量式物理量検出装置。
  2. 前記センサエレメントは、前記可動電極部に物理量が作用していない中立状態で、予め静電容量に差が生じるように、前記可動電極部と前記第1の固定電極部との間の隙間、及び、該可動電極部と前記第2の固定電極部との間の隙間が、アンバランスに構成されていることを特徴とする請求項1記載の容量式物理量検出装置。
  3. 前記信号印加手段は、前記第3区間において、前記第1、第2の固定電極部の双方に、前記搬送波の中間電位となる電圧を夫々印加することを特徴とする請求項1又は2記載の容量式物理量検出装置。
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