JP2014152573A - パネル取付構造 - Google Patents

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Midori Kobayashi
みどり 小林
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Abstract

【課題】階段に沿って設けられる階段パネル部において、支柱に対してパネル部材を好適に取り付けることができるパネル取付構造を提供する。
【解決手段】パネルユニット35は、横桟パネル36と、その横桟パネル36の背面側に取り付けられ支柱25の設置間隔と同じ間隔で配置される縦フレーム37とを有している。縦フレーム37には、固定プレート52と可動プレート53とを有する位置調整金具51が設けられ、可動プレート53には支柱25側に延びるボルト55が固定されている。固定プレート52と支柱25にはそれぞれボルト55を挿通させる長孔が形成されており、この長孔により、支柱25に対する縦フレーム37の位置を調整することが可能となっている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、階段に沿って設けられる階段パネル部に適用されるパネル取付構造に関するものである。
住宅等の建物が複数階建ての建物とされている場合、上下階の行き来を可能とする階段に対して、その階段に沿って延びるようにパネル部が設けられていることがある。この場合、パネル部は階段の昇降方向に沿って延びている傾斜パネル部になっている。傾斜パネル部を形成する構成として、所定間隔で複数の支柱を設けるとともに、その支柱に対してパネルユニットを取り付ける構成が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2007−217928号公報
しかしながら、所定間隔で設けられる各支柱では、上下方向の向きが本来の鉛直方向から傾いてしまったり、隣り合う支柱同士の間隔に誤差が生じたりすることがある。そして、こうして支柱の位置のばらつきが生じていると、支柱に対してパネルユニットを取り付ける際においてその取り付けが困難又は不可になることが懸念される。また、支柱にパネルユニットを取り付けることができたとしても、階段の昇降方向においてパネルユニットの意匠面に撓みが生じてしまい、外観が損なわれることが懸念される。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、階段に沿って設けられる階段パネル部において、支柱に対してパネル部材を好適に取り付けることができるパネル取付構造を提供することを主たる目的とするものである。
以下、上記課題を解決するのに有効な手段等につき、必要に応じて作用、効果等を示しつつ説明する。
第1の発明のパネル取付構造は、階段の昇降方向に沿って延びるように階段パネル部が設けられ、前記昇降方向に沿って所定間隔で設けられる複数の支柱にパネルユニットが取り付けられることで前記階段パネル部が構成されているパネル取付構造であって、前記パネルユニットは、前記階段の昇降方向に沿って延びているパネル部材と、そのパネル部材の背面側に設けられ前記支柱の設置間隔と同じ間隔となる所定位置で前記各支柱に対して取り付けられるフレーム部材とを有しており、前記フレーム部材が前記支柱に対して取り付けられる取付部には、前記支柱に対する前記フレーム部材の位置を前記昇降方向に沿って調整可能とする位置調整機構が設けられていることを特徴とする。
第1の発明によれば、階段昇降方向に沿って延びている階段パネル部において、フレーム部材が支柱に取り付けられる取付部には位置調整機構が設けられ、その位置調整機構により、支柱とフレーム部材との相対位置の調整が可能となっている。したがって、複数の支柱について傾きや間隔誤差により位置のばらつきが生じていても、そのばらつきを吸収した上で、パネルユニットを支柱に取り付けることができる。その結果、支柱に対してパネル部材を好適に取り付けることができ、ひいてはパネル取付作業に支障が生じたり外観が損なわれたりすることを抑制できる。
なお、支柱に対するフレーム部材の位置を階段昇降方向に沿って調整可能であるため、階段パネル部が階段昇降方向においてずれた位置に設置されてしまうということを回避できる。例えば、支柱に対するパネルユニットの位置ずれが大きくなることや、パネルユニットが階段昇降方向に沿って複数並べて設けられている場合にパネルユニット同士の隙間が大き過ぎたり小さ過ぎたりすることを回避できる。これにより、階段の意匠性が低下するということを好適に抑制できる。
第2の発明では、第1の発明において、前記位置調整機構は、前記支柱及び前記フレーム部材のいずれか一方の側から他方の側に延びるボルト部材を有し、その他方の側では前記ボルト部材がナットにより締結されるようになっており、前記支柱及び前記フレーム部材の少なくともいずれかには、前記ボルト部材を挿通させた状態で、ボルト軸線に直交し且つ前記昇降方向に沿う方向への当該ボルト部材の移動を可能とする長孔が設けられている。
第2の発明によれば、長孔におけるボルト部材の位置を変更することで、支柱とフレーム部材との相対位置を変更できる。これにより、支柱とフレーム部材とを締結する役割のボルト部材を用いて、支柱及びフレーム部材における相対的な位置ずれを階段昇降方向について解消でき、パネルユニットの取り付けに支障が生じたり、階段パネル部の見栄えが低下したりするといった不都合を解消できる。
第3の発明では、第2の発明において、前記支柱及び前記フレーム部材のうち一方の側には、前記昇降方向に延びる昇降長孔が前記長孔として設けられ、他方の側には、鉛直方向に延びる鉛直長孔が前記長孔として設けられている。
第3の発明によれば、長孔は階段昇降方向及び鉛直方向の2方向に延びた状態で設けられることとなる。したがって、ボルト部材は、その階段昇降方向及び鉛直方向のいずれにも位置変更でき、階段昇降方向及び鉛直方向のいずれの位置ずれにも対処可能となる。
第4の発明では、第3の発明において、前記昇降長孔の内周面には、当該昇降長孔の長手方向に沿って延びる一対の対向面のうち下側の対向面から上向きに突起した上向き突起部が設けられている。
第4の発明によれば、昇降長孔において下側の対向面にボルト部材が載った状態で、そのボルト部材が自重によって昇降長孔の長手方向に沿って下方に移動するということが上向き突起部により規制される。この場合、ボルト部材の位置が階段昇降方向に沿って意図せずにずれるということを抑制でき、その結果、ボルト部材及びナットを用いたフレーム部材の固定作業を容易化できる。
第5の発明では、第4の発明において、前記昇降長孔の内周面には、前記一対の対向面のうち上側の対向面から下向きに突起した下向き突起部が設けられている。
第5の発明によれば、階段昇降方向に沿ったボルト部材の移動を、上向き突起部に加えて下向き突起部により規制できる。これにより、ボルト部材の位置が階段昇降方向に沿って意図せずにずれるということをより確実に抑制できる。
第6の発明では、第5の発明において、前記上向き突起部及び前記下向き突起部は、前記昇降長孔の長手方向に沿ってそれぞれ複数設けられており、前記昇降長孔は、複数の前記上向き突起部及び複数の前記下向き突起部により、前記階段の傾斜方向に沿って蛇行した形状になっている。
第6の発明によれば、昇降長孔が蛇行した形状になっているため、ボルト部材の位置が階段昇降方向に沿って意図せずにずれるということを、上向き突起部及び下向き突起部の両方により好適に規制することができる。
第7の発明では、第3乃至第6のいずれかの発明において、前記フレーム部材はリップ付の溝形状をなすチャンネル材よりなり、そのチャンネル材の溝開口部が前記支柱側に向くように設けられており、前記フレーム部材においてその溝部内に固定された固定部材には、前記溝開口部となる位置に、前記昇降長孔及び前記鉛直長孔のうち一方が第1長孔として形成され、前記支柱には、前記第1長孔に通じる位置に、前記昇降長孔及び前記鉛直長孔のうち他方が第2長孔として形成されており、前記ボルト部材が、前記第1長孔及び前記第2長孔を貫通させて設けられている。
第7の発明によれば、フレーム部材としてリップ付溝形状をなすチャンネル材を用いており、そのチャンネル材の溝部内に固定部材を収容することで、フレーム部材の外側に張り出すことなく固定部材を配置でき、また、フランジやリップを用いることで、第1長孔を有する固定部材を、フレーム部材に対して容易に組み付けることができる。また、チャンネル材の溝開口部を用いてボルト部材を支柱側に引き出す構成とすることで、フレーム部材に対する孔あけ等の加工を要することなく、フレーム部材と支柱との両者間にボルト部材を設けることができる。
第8の発明では、第7の発明において、前記固定部材は、前記フレーム部材の溝部内に固定されるプレート材よりなり、前記ボルト部材は、前記フレーム部材の溝部内において前記固定部材を挟んで反支柱側に当該固定部材に重ねて設けられるベースプレートに固定されており、前記ベースプレートが前記溝部内で位置変更可能となっていることを特徴とする。
第8の発明によれば、チャンネル材(フレーム部材)の溝部内に、板状の固定部材とベースプレートとが互いに重ねて収容され、その溝部内においてベースプレートの移動が許容されている。そして、ベースプレートの位置変更に伴いボルト部材の位置が変更される。この場合、ボルト部材は、ベースプレートに溶接等により固定されているため、ボルト部材の締め付け時に同ボルト部材が回転しようとしても、ベースプレートがチャンネル材(フレーム部材)のフランジ部又は固定部材に当たって、ボルト部材の回転が規制される。したがって、ボルト部材の締め付け時においてベースプレートが意図せず回転してしまい、所望とする位置でのボルト締結を行う上で不都合が生じることを抑制できる。
第9の発明では、第7又は第8の発明において、前記昇降長孔が前記第1長孔として前記固定部材に形成され、前記鉛直長孔が前記第2長孔として前記支柱に形成されている。
第9の発明によれば、昇降長孔が固定部材に形成されているため、階段パネル部の構築作業を行う際に、例えば昇降長孔の勾配が異なる固定部材を複数種類用意しておくことで、階段の勾配に適合する昇降長孔(固定部材)を選択して使用することができる。これに対して、例えば昇降長孔が支柱に形成されている構成では、昇降長孔の勾配が異なる支柱を複数種類用意することは、コスト負担、作業負担のいずれの観点から見ても現実的ではない。したがって、昇降長孔が固定部材に設けられていることで、パネル取付構造の汎用性を高めることができる。
第10の発明は、第1乃至第9のいずれかの発明において、前記フレーム部材は、前記支柱と同じ方向に延びる縦フレームであり、その長手方向の複数箇所に前記取付部が設けられており、前記複数の取付部にはそれぞれ隙間調整用のスペーサを装着することが可能となっており、そのスペーサの装着により、前記支柱及び前記縦フレームの間の隙間間隔が調整されるようになっていることを特徴とする。
第10の発明によれば、縦フレームにおいて各取付部にスペーサを装着するか装着しないか、又は各取付部に装着するスペーサ枚数を何枚にするかによって、パネルユニットの厚み方向において支柱に対する縦フレームの傾きを調整できる。
なお、前記支柱に壁面材が取り付けられることで手摺り壁部が設けられており、当該支柱において前記手摺り壁部よりも上方に前記パネルユニットが取り付けられることで階段パネル部が構成されており、前記手摺り壁部においては前記位置調整機構を用いずに前記支柱に対して前記壁面材が取り付けられるのに対し、前記階段パネル部においては前記位置調整機構を用いて前記支柱に対して前記パネルユニットが取り付けられている、という構成にすることが好ましい。
上記構成によれば、支柱に対して壁面材が直接的に取り付けられる手摺り壁部と、支柱に対してフレーム部材を介してパネル部材が取り付けられる階段パネル部とのうち、階段パネル部だけに位置調整機構が設けられている。ここで、手摺り壁部と階段パネル部とを有するパネル構造体では、一般に手摺り壁部での壁面材の取り付けを先に行い、その後、階段パネル部でのパネルユニットの取り付けを行うことが考えられる。この場合、壁面材の取り付けの時点では、支柱自体について多少の位置調整(面内での移動)は可能であると考えられるが、壁面材の取り付け後には、支柱自体の位置調整が困難になると考えられる。この点、上記のとおり位置調整機構を設けたことにより、手摺り壁部と階段パネル部とを有するパネル構造体において階段パネル部を好適に構築できる。
また、複数の建物ユニットを組み合わせて構築されるユニット式建物に適用され、横並びに配置される複数の前記建物ユニットの屋外側に、それら各建物ユニットの境界部を跨いで、複数の前記パネルユニットを有するパネル構造体が設けられている、という構成にすることが好ましい。
複数の建物ユニットからなるユニット式建物では、各建物ユニットの個体差や、建物ユニット同士の連結時における組み付け誤差等に起因して位置ばらつき(柱や大梁の位置のばらつき)が生じることが考えられ、複数の建物ユニットの境界部を跨いでパネル構造体が設けられる場合には、各支柱で位置のばらつきが生じやすいと考えられる。この点、上記のとおり位置調整機構を設けたことにより、複数の建物ユニットの境界部を跨いでパネル構造体が設けられる場合においてそのパネル構造体を好適に構築できる。
屋外階段付きの建物を示す斜視図。 屋外階段のベース構造を分解して示す分解斜視図。 屋外階段の階段パネル部を分解して示す分解斜視図。 屋外階段の階段パネル部における縦断面の構成を示す断面図。 位置調整機構の構成を説明するための分解斜視図。 位置調整機構の横断面図。 位置調整機構の横断面の構成を分解して示す断面図。 縦フレームにおける各プレートの設置状態を示す図。 2つの長孔の配置の状態を示す図。 別の固定プレートの正面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、複数の住戸を有する集合住宅において本発明のパネル取付構造を具体化している。この集合住宅は、複数の建物ユニットを用いて構築された二階建てユニット式建物により構成されている。図1は、屋外階段14付きの建物10の斜視図である。
まずは建物について簡単に説明する。図1に示す建物10は、基礎の上に設置された建物本体11を有している。建物本体11は、下階部としての一階部分11aと、その一階部分11aの上に設置された上階部としての二階部分11bとを有している。集合住宅を構成している建物10においては、一階部分11a及び二階部分11bのそれぞれに複数の住戸が設けられている。
建物10は、屋外に設けられた屋外通路12a,12bを有している。屋外通路12a,12bは建物10の外壁13に沿って延びている。屋外通路12a,12bのうち、一階屋外通路12aは一階部分11aに設けられており、一階屋外通路12aの床面は、地表面よりも高い位置に配置されている。二階屋外通路12bは二階部分11bに設けられている。二階屋外通路12bは、二階部分11bの各住戸に掛け渡されるように設けられており、それら住戸の玄関口のそれぞれに出入り可能になっている。
建物10は、屋外に設けられた屋外階段14を有している。屋外階段14は、階段本体14Aと、階段昇降方向に沿って延びている階段手摺り14Bとを有しており、建物本体11の側方に配置されている。階段本体14Aは、柱や大梁などの建物躯体に固定されており、建物本体11により片持ち支持された状態になっている。階段本体14Aは、所定の勾配で外壁13に沿って延びており、一階屋外通路12aと二階屋外通路12bとに掛け渡された状態になっている。一階屋外通路12aと二階屋外通路12bとは、階段本体14Aを昇降することで行き来可能になっている。
階段手摺り14Bは、階段本体14Aを挟んで建物本体11とは反対側に配置されており、階段本体14Aの側面(例えば桁部の側面)に対して固定されている。なお、階段手摺り14Bは、階段本体14Aの上側に配置されていてもよい。また、図示は省略しているが、二階屋外通路12bには通路手摺りが設けられている。
階段手摺り14Bは、階段昇降方向と直交する方向において大別して上下二段で別構成となっており、下段側はサイディングボード等の壁面材が取り付けられた手摺り壁部15、上段側は多数の横桟パネルが取り付けられた階段パネル部16となっている。手摺り壁部15は、階段本体14Aと横並びに配置され、階段パネル部16は、手摺り壁部15から上方に向けて延びた状態になっている。
建物本体11は複数の建物ユニット19により構成されており、屋外階段14は建物ユニット19のユニット躯体に固定されている。建物ユニット19の構成は周知であるため、図示による説明は割愛するが、簡単に説明をしておく。建物ユニット19は、四隅の柱と、それら各柱の上端部を連結する天井大梁と、各柱の下端部を連結する床大梁とを有し、全体として直方体状に形成されている。そして、隣接する建物ユニット19の柱同士を連結部材(ドッキングプレート等)により連結することで一体の建物本体11が構築されている。建物ユニット19においては、柱、天井大梁及び床大梁によりユニット躯体が形成されている。
次に、屋外階段14の構成を説明する。まずは、屋外階段14の前提構成を図2〜図4により説明する。図2は、屋外階段14のベース構造を分解して示す分解斜視図であり、図3は、屋外階段14の横桟パネル36を分解して示す分解斜視図である。また、図4は、横桟パネル36における縦断面の構成を示す断面図である。
図2に示すように、階段本体14Aにおいては、階段昇降方向に沿って複数の段が並べられており、踏み部21a及び蹴込部21bを段ごとに有している。また、階段本体14Aは、各踏み部21aを支持する桁部21cを有しており、その桁部21cは階段昇降方向に沿って延びている。なお、桁部21cは側桁とされているが、ささら桁とされていてもよい。また、桁部21cには、建物本体11から反対側に向けて延びる延出部が形成されており、その延出部に階段手摺り14Bがボルト等により固定されている。
階段手摺り14Bは、階段本体14Aに取り付けられた手摺りフレームユニット22を有している。手摺りフレームユニット22は、階段本体14Aを挟んで建物本体11とは反対側に配置され、階段昇降方向に沿って延びている。
手摺りフレームユニット22は、所定間隔で設けられる複数の支柱25と、その支柱25を起立状態で固定する横フレーム26とを有している。支柱25においては、上端面及び下端面がそれぞれ階段昇降方向に沿って延びており、その傾斜角度は屋外階段14の勾配と同じにされている。
支柱25と横フレーム26とは例えば溝形鋼よりなる。ただし、これら両者では横断面形状が異なり、支柱25は略正方形状をなしているのに対し、横フレーム26は支柱25よりも扁平な長方形状をなしている。そして、これら支柱25と横フレーム26とは互いに当接する部位にて溶接等により連結されている。図示の構成では、上下二段に横フレーム26が設けられており、そのうち上段の横フレーム26は、支柱同士の間に(柱勝ちの状態で)設けられ、下段の横フレーム26は、支柱部分で途切れることなく連続して(フレーム勝ちの状態で)設けられている。
そして、支柱25及び横フレーム26により格子状に組まれた部分に、例えば窯業系サイディングボードよりなる壁面材27が取り付けられている。この場合、支柱25及び横フレーム26が手摺り壁部15の下地フレームとなっており、その支柱25及び横フレーム26に対してビス等により壁面材27が直接固定されている。なお、壁面材27と、手摺りフレームユニット22における壁面材27が取り付けられた部分とが、手摺り壁部15に含まれている。
また、図3には、屋外階段14において、手摺りフレームユニット22に対して組み付けられる各部材を図示しているが、壁面材27及び階段本体14Aの図示を省略している。
その構成を大まかに説明すると、手摺りフレームユニット22の各支柱25には、壁面材27よりも上方となる位置に、内側(建物本体側)及び外側(反建物本体側)で一対となる支柱カバー31,32が取り付けられており、各支柱25において外側支柱カバー32の側にパネルユニット35が取り付けられている。パネルユニット35は、横格子となる複数の横桟パネル36とその背面側に鉛直方向(横桟パネル36に直交する方向)に設けられる縦フレーム37とを有しており、縦フレーム37に対して各横桟パネル36がリベットやビス等により取り付けられている。縦フレーム37においては、上端面及び下端面がそれぞれ階段昇降方向に沿って延びており、その傾斜角度は屋外階段14の勾配と同じにされている。
なお、支柱カバー31,32と、パネルユニット35と、手摺りフレームユニット22における支柱カバー31,32及びパネルユニット35が取り付けられた部分(壁面材27が取り付けられた部分よりも上方の部分)とが、横桟パネル36に含まれている。
支柱カバー31,32は、支柱25を囲むように配置される化粧カバーであり、本実施形態ではそれぞれアルミニウムにより成形されている。また、パネルユニット35の横桟パネル36と縦フレーム37についても本実施形態ではアルミニウムにより成形されている。
パネルユニット35において縦フレーム37は支柱25と同じ間隔で配置されており、縦フレーム37が支柱25に対して位置合わせされ、それら両者が互いに固定されることで、パネルユニット35が支柱25に対して取り付けられている。本実施形態では、縦フレーム37における上下2カ所に、支柱25と縦フレーム37との取付箇所である取付部Xが設けられている(図4参照)。なお、取付部Xを、縦フレーム37の長手方向に1カ所にのみ設ける構成や、縦フレーム37の長手方向に3カ所以上設ける構成とすることも可能である。
また、各支柱25の上端部には、階段昇降方向に延びる長尺状のアタッチメント41を介して笠木42(上側笠木)が取り付けられている。これらアタッチメント41及び上側笠木42は、支柱25及び縦フレーム37の上方に配置されており、階段昇降方向に沿って延びている。ここで、各支柱25及び縦フレーム37の各上端面も階段昇降方向に沿って延びているため、アタッチメント41及び上側笠木42を支柱25及び縦フレーム37の直上に設置することが容易になる。
その他、図4に示すように、手摺り壁部15の上端部となる部分の構成として、上下二段のうち上段側の横フレーム26の上面(溝形鋼のウエブ面)には、笠木固定金具44がボルト等の締結具により固定されており、その笠木固定金具44には笠木45(下側笠木)が取り付けられている。下側笠木45は、支柱25及び縦フレーム37の下方に配置されており、階段昇降方向に沿って延びている。ここで、支柱25及び縦フレーム37の各下端面も階段昇降方向に沿って延びているため、上側笠木42と同様に、下側笠木45を支柱25及び縦フレーム37の直下に設置することが容易になる。
ところで、手摺りフレームユニット22に設けられる複数の支柱25は本来、鉛直方向に延び、かつ互いに等間隔で配置されるものであるが、その支柱25が鉛直方向に対して傾いていたり、隣り合う支柱同士の間隔に誤差が生じていたりすることがある。そして、こうして支柱25の位置のばらつきが生じていると、支柱25に対してパネルユニット35を取り付ける際においてその取り付けが困難又は不可になることが懸念される。また、パネルユニット35を複数の支柱25に取り付けることができたとしても、それら支柱25の並び方向(階段昇降方向)においてパネルユニット35のパネル面に撓みが生じてしまい、外観が損なわれることが懸念される。上記不都合は、例えば、柱勝ちとなる上段側の横フレーム26における長さ寸法の誤差を要因として生じたり、支柱25に対して横フレーム26を溶接固定する場合に生じたりすることが考えられる。
この点、本実施形態では、縦フレーム37において上下2カ所の取付部Xに、支柱25に対する縦フレーム37の階段昇降方向及び鉛直方向への位置調整を可能とする位置調整機構を設けており、以下にはその位置調整機構について説明する。図5は、位置調整機構の構成を説明するための分解斜視図であり、図6は、位置調整機構の横断面図であり、図7は、位置調整機構の横断面の構成を分解して示す断面図である。
図5〜図7に示すように、パネルユニット35の縦フレーム37は、リップ付きの溝形状をなすアルミチャンネル材(アルミニウム製のチャンネル材)により構成されており、符号37aを付した部分がウエブ、符号37bを付した部分がフランジ、符号37cを付した部分がリップとなっている。縦フレーム37は、溝開口部37dが支柱25側に向くように設けられている。そして、縦フレーム37の溝部37e内に位置調整金具51が設けられるようになっている。
位置調整金具51は、2枚のプレート材により構成される固定プレート52と可動プレート53とを有しており、固定プレート52を支柱側に、可動プレート53を反支柱側にして互いに重ねて配置されている。これらの両プレート52,53は、それぞれ断面略コ字状(溝形状)のアルミチャンネル材により構成されており、それぞれに一対のフランジ52a,53aを有している。この場合、固定プレート52では、一対のフランジ52aにおける外面間の寸法がL1であり、これが縦フレーム37の溝内寸法と略同じであるのに対し、可動プレート53では、一対のフランジ53aにおける外面間の寸法がL2であり、これが固定プレート52の同寸法(=L1)よりも小さいものとなっている。そして、固定プレート52は、そのフランジ52aと縦フレーム37のフランジ37bとがリベットやビス等の固定具56で互いに固定されることにより、縦フレーム37に対して固定されている。なお、固定プレート52が固定部材に相当する。
また、可動プレート53には、ボルト部材としてのボルト55が溶接により一体化されている。このボルト55は、可動プレート53の板面に直交する方向に延びるように設けられ、固定プレート52に形成された第1長孔54に挿通されるようになっている。固定プレート52の第1長孔54は、その長手方向が階段昇降方向に沿って延びる向きで形成されている。この場合、可動プレート53のフランジ間寸法L2が溝部37eの幅よりも小さく、かつボルト55が固定プレート52の第1長孔54に挿通されているため、可動プレート53及びボルト55は、第1長孔54の長手方向(階段昇降方向)に沿って位置変更可能となっている。第1長孔54は、屋外階段14の勾配と同じ勾配になるように傾斜しており、階段昇降方向に延びる昇降長孔に相当する。
第1長孔54には、その内周面から上向きに突起した上向き突起部54aと、その内周面から下向きに突起した下向き突起部54bとが設けられている。第1長孔54の内周面は、その第1長孔54の長手方向に沿って延びる一対の対向面を有しており、それら対向面のうち下側の対向面に上向き突起部54aが設けられ、上側の対向面に下向き突起部54bが設けられている。上向き突起部54a及び下向き突起部54bは、いずれも第1長孔54の短手方向(階段昇降方向に直交する方向)に向けて延びており、いずれも第1長孔54の長手方向に沿って複数並べて配置されている。
第1長孔54においては、上下に対向配置されている上向き突起部54aと下向き突起部54bとを一対とすれば、その一対の突起部54a,54bが第1長孔54の長手方向に沿って複数並べて配置されていることになる。一対の突起部54a,54bは、第1長孔54の短手方向に沿って並べられており、互いに相手に向かって突起している。
上向き突起部54aにおいては、第1長孔54の内周面からの突出寸法が、第1長孔54の長手方向においてその上向き突起部54aの中央部分が最も大きく、両端部が最も小さくなっている。上向き突起部54aの突起面(第1長孔54の内周面のうち下側の対向面により形成されている面)は、第1長孔54の長手方向に対して傾斜しており、その上向き突起部54aの中央部分と端部との間において、第1長孔54の長手方向に対して下方に向けて凹む曲面になっている。この場合、上向き突起部54aの突起面においては、その曲率半径がボルト55の外周面の曲率半径と同じ又はそれよりも大きくされている。
下向き突起部54bは、第1長孔54の長手方向に沿って延びる軸線を対称軸として、上向き突起部54bに対して線対称になっている。この場合、下向き突起部54bにおいても、上向き突起部54aと同様に、第1長孔54の内周面からの突出寸法が、第1長孔54の長手方向においてその下向き突起部54bの中央部分が最も大きく、両端部が最も小さくなっている。また、下向き突起部54bの突起面(第1長孔54の内周面のうち上側の対向面により形成されている面)は、第1長孔54の長手方向に対して傾斜しており、その下向き突起部54bの中央部分と端部との間において、第1長孔54の長手方向に対して下方に向けて凹む曲面になっている。さらに、下向き突起部54bの突起面においては、その曲率半径がボルト55の外周面の曲率半径と同じ又はそれよりも大きくされている。
第1長孔54の短手方向において、一対の突起部54a,54bの間の離間距離は、ボルト55の外径寸法よりも大きくされている。この場合、第1長孔54に挿通されているボルト55を、一対の突起部54a,54bの間を通すことで、第1長孔54に挿通した状態のままその第1長孔54の長手方向に沿って移動させることが可能となる。
ここで、第1長孔54における下側の対向面の上に載っているボルト55が、隣り合う上向き突起部54aの間にボルト55が配置されている状態では、そのボルト55が第1長孔54の長手方向に沿って下方に移動することが、隣り合う上向き突起部54aのうち下側の上向き突起部54aにより規制される。特に、上向き突起部54aの突起面はボルト55の外周面に沿って凹んでいるため、隣り合う上向き突起部54aの間においてボルト55が位置保持されやすくなっている。この場合、ボルト55が第1長孔54の長手方向に沿って移動可能な構成であっても、そのボルト55の位置が意図せずに変わってしまうということが上向き突起部54aにより規制されることになる。
ボルト55が第1長孔54の長手方向に沿って下方に移動してしまう場合としては、ボルト55が第1長孔54おける下側の対向面の上に載った状態のまま移動する場合の他に、ボルト55が下側の対向面から上方に向けて離間し且つ上側の対向面に当接した状態で、上側の対向面に沿って下方に移動してしまう場合が考えられるが、この場合でも、ボルト55が第1長孔54の長手方向に沿って下方に移動することが下向き突起部54bにより規制される。
ボルト55が可動プレート53に溶接により固定され、その可動プレート53及びボルト55の一体物が固定プレート52の内側に配設されているため、可動プレート53は、固定プレート52内における所定量の移動が許容されつつも、過剰に回転しないようになっている。つまり、図8に示すように、ボルト55の締め付け時に同ボルト55が回転しようとしても、可動プレート53が固定プレート52のフランジ52aに当たって、ボルト55の回転が規制される。したがって、ボルト55の締め付け時において可動プレート53が意図せず回転してしまい、所望とする位置でのボルト締結を行う上で不都合が生じることを抑制できる。
また、支柱25には、縦フレーム37側に外側支柱カバー32が設けられ、その反対側に内側支柱カバー31が設けられている。これら両カバー31,32は一方の支柱カバー(内側支柱カバー31)に形成された爪部31aの係合により一体化されており、一体化されることで支柱25が覆い隠されるようになっている。
支柱25には、ボルト55を挿通させるための第2長孔61が形成されている。この第2長孔61は、その長手方向が鉛直方向となる向きで形成されており、鉛直方向に延びる鉛直長孔に相当する。また、支柱25の溝部内においてボルト55の先端部にはワッシャ62とナット63とが組み付けられている。要するに、ボルト55は、パネルユニット35の縦フレーム37の側から支柱25の側に延び、支柱25の側でナット63により締結されており、これにより支柱25と縦フレーム37とが一体化されている。なお、縦フレーム37と支柱25との間に存在する外側支柱カバー32にも、ボルト55を挿通させる孔部32aが形成されているが、これは第2長孔61と同サイズであるか、又は少なくとも第2長孔61よりも大きい孔サイズを有していればよいものとなっている。
ここで、支柱25に対して縦フレーム37を組み付けた状態では、支柱25側からの正面視において、図9に示すように、2つの長孔54,61が互いに交差するように配置され、その2方向に延びる孔(位置調整孔)に沿ってボルト55が移動可能となっている。換言すれば、2方向に延びる孔に沿って、支柱25と縦フレーム37との相対位置が調整可能となっている。
支柱25は中空状の鋼材であり、その内部に雨水等が浸入するのを防止すべく、支柱25の外面部には防水テープ(防水シート)が貼り付けられている。具体的には、支柱25の縦フレーム37側には、第2長孔61を介して支柱内部に雨水等が浸入するのを防止すべく、上下2カ所の取付部Xに対応する位置に防水テープ64が貼り付けられており、支柱25の縦フレーム37とは反対側には、溝開口部25aを介して支柱内部に雨水等が浸入するのを防止すべく、支柱上端部から支柱下端部(少なくともパネル部の下端部)までの範囲で防水テープ65が貼り付けられている。
また、縦フレーム37における各取付部Xは、隙間調整用のスペーサ67を装着可能となっており、そのスペーサ67の装着により、支柱25及び縦フレーム37の間の隙間間隔が調整されるようになっている。より具体的には、スペーサ67は、ボルト55を通すための切欠部68を有する薄板材よりなり、例えば厚さ1mmのアルミ薄板により構成されている。この場合、各取付部Xにスペーサ67を装着するか装着しないか、又は各取付部Xに装着するスペーサ枚数を何枚にするかによって、パネルユニット35の厚み方向において支柱25に対する縦フレーム37の傾きを調整できる。この意味からして、スペーサ67は、傾き調整部材であるとも言える。
屋外階段14として設けられるパネル構造体を構築する際には、先にベース構造としての階段本体14Aと手摺りフレームユニット22とを連結するとともに、手摺りフレームユニット22に対して壁面材27を取り付ける。これにより、階段パネル部16よりも先に手摺り壁部15が構築される。また、手摺り壁部15の上方に笠木固定金具44や下側笠木45を取り付ける。
そしてその後、支柱25に外側支柱カバー32を取り付けた状態で、その屋外側からパネルユニット35を装着する。このとき、パネルユニット35の縦フレーム37から延びるボルト55を支柱25側の第2長孔61に挿し入れ、その状態で、支柱25と縦フレーム37との相対的な位置ずれを第1長孔54及び第2長孔61により吸収しつつパネルユニット35の取付位置を決定する。また、必要に応じて支柱25と縦フレーム37との間にスペーサ67を装着する。そして、ボルト55の先端部にナット63等を組み付けてパネルユニット35を支柱25に固定する。
支柱25に対してパネルユニット35を装着する場合、第1長孔54が階段昇降方向に沿って延びているため、階段本体14Aの長手方向に沿ってパネルユニット35の位置を微調整することができる。
ここで、支柱25が階段昇降方向において鉛直方向に対して傾斜している場合には、その支柱25においては傾斜の支点に対する円周上のいずれかに取付部Xが存在しており、その取付部Xの位置は、鉛直方向に対して傾斜していない支柱25の取付部Xの位置に対して、互いに交差する2方向についてずれていることになる。これに対して、この2方向のうち一方に沿って第1長孔54が延びており、他方に沿って第2長孔61が延びているため、取付部Xについての2方向への位置ずれを第1長孔54及び第2長孔61により補正することができる。
ちなみに、2方向への位置ずれを第1長孔54だけにより補正することを想定すると、第1長孔54を、取付部Xが存在し得る円周に沿って延びる形状にする必要があり、その形状に合わせた第1長孔54を固定プレート52に形成することは、作業の難易度やコスト負担の観点から見て現実的ではない。
第1長孔54が階段昇降方向に沿って延びている場合、つまり、水平方向に対して傾斜している場合、支柱25に対してパネルユニット35の位置合わせをした後、第1長孔54に沿って階段昇降方向においてボルト55の位置がずれることで、パネルユニット35の位置が階段昇降方向に沿ってずれることが懸念される。この懸念に対して、階段昇降方向に沿ってボルト55の位置がずれることが突起部54a,54bにより規制されるため、ボルト固定を行う前の段階においてパネルユニット35の位置ずれが生じにくくなっている。したがって、ボルト55及びナット63を用いてパネルユニット35を支柱25に固定する作業を容易化できる。
パネルユニット35のパネル面に沿う方向については、長孔54,61による位置調整が行われ、階段パネル部16のパネル面に直交する方向についてはスペーサ67による位置調整が行われる。こうして3方向の位置調整が行われることにより、支柱25及び縦フレーム37における相対的な位置ずれが好適に解消され、パネルユニット35が取り付けられる場合に階段昇降方向おいてそのパネルユニット35の意匠面に撓みが生じることを抑制できる。
その後、支柱25に防水テープ65を貼り付けるとともに、内側支柱カバー31を組み付ける。そして、パネルユニット35の取り付け後には、各支柱25の上端部にアタッチメント41を取り付けるとともに、そのアタッチメント41に上側笠木42を取り付ける。以上により、パネル構造体が構築される。
ちなみに、上記のとおり構成されるパネル構造体は、あらかじめ工場にて作製された後、トラック等の輸送手段により建物施工現場に輸送されるとよい。又は、上記のパネル構造体において例えばパネルユニット35を現場取り付けにしたり、階段本体14Aを現場取り付けにしたりするなど、構成の一部を現場取り付けにすることも可能である。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
階段昇降方向に沿って延びる階段パネル部16において、パネルユニット35の縦フレーム37において支柱25に対する取り付けが行われる取付部Xに、支柱25に対する縦フレーム37の位置を調整可能とする位置調整機構を設ける構成とした。その結果、支柱25に対して横桟パネル36を好適な状態で取り付けることができ、ひいてはパネル取付作業に支障が生じたり、仕上がり後の屋外階段14において外観が損なわれたりすることを抑制できる。
パネルユニット35の縦フレーム37の側から支柱25の側に延びるボルト55を支柱25の側でナット63により締結する構成とし、特に縦フレーム37と支柱25とに、ボルト55を挿通させた状態で、ボルト軸線に直交する方向へのボルト55の移動を可能とする長孔54,61を設ける構成とした。これにより、支柱25と縦フレーム37とを締結する締結部材としてのボルト55を用いて、支柱25及び縦フレーム37における相対的な位置ずれを階段昇降方向について解消できる。
位置調整機構として、パネルユニット35の縦フレーム37の側には、階段昇降方向に延びる第1長孔54を設けるとともに、支柱25の側には、鉛直方向に延びる第2長孔61を設ける構成とした。これにより、階段昇降方向及び鉛直方向という2方向に延びる長孔(位置調整孔)が形成されることとなり、階段昇降方向及び鉛直方向のいずれの位置ずれにも対処可能となる。
第1長孔54の内周面における一対の対向面のうち下側の対向面にボルト55が載った状態では、そのボルト55が上向き突起部54aに引っ掛かることで、階段昇降方向へのボルト55の移動が規制されるため、支柱25に対するパネルユニット35の位置がパネルユニット35の自重により階段昇降方向に沿って意図せずにずれるということを抑制できる。これにより、パネルユニット35を支柱25に対して位置合わせした後、その位置からパネルユニット35がずれないように固定作業を行うことが容易になる。
また、第1長孔54において、ボルト55が下側の対向面から離間していても、そのボルト55が上側の対向面に接触していれば、ボルト55が上側の対向面に沿って階段昇降方向に移動するということを規制できる。したがって、支柱25に対するパネルユニット35の位置が階段昇降方向に沿って意図せずにずれるということをより確実に抑制できる。
パネルユニット35において縦フレーム37の溝部37e内に固定プレート52を固定し、その固定プレート52に階段昇降方向に延びる第1長孔54を形成するとともに、支柱25側に鉛直方向に延びる第2長孔61を形成し、ボルト55を長孔54,61を貫通させて設ける構成とした。この場合、縦フレーム37の溝部37e内に固定プレート52を収容することで、縦フレーム37の外側に張り出すことなく固定プレート52を配置でき、また、縦フレーム37のフランジ37bやリップ37cを用いて固定プレート52を固定することで、縦フレーム37に対して固定プレート52を容易に組み付けることができる。また、縦フレーム37の溝開口部37dを用いてボルト55を支柱25側に引き出すようにしたため、縦フレーム37に対する孔あけ等の加工を要することなく、縦フレーム37と支柱25との両者間にボルト55を設けることができる。
縦フレーム37の溝部37e内において固定プレート52を挟んで反支柱側に設けられる可動プレート53を溝部37e内で位置変更可能(移動可能)とし、その可動プレート53にボルト55を固定する構成とした。この場合、可動プレート53自体の移動は固定プレート52により制限されており、ボルト55の締め付け時において可動プレート53が意図せず回転し、所望とする位置でのボルト締結を行う上で支障が及ぶ、といった不都合を抑制できる。
固定プレート52に設けられた第1長孔54が階段昇降方向に延びており、支柱25に設けられた第2長孔61が鉛直方向に延びているため、階段手摺り14Bの構築作業を行う際に、例えば第1長孔54の勾配が異なる固定プレート52を複数種類用意しておくことで、屋外階段14の勾配に適合する第1長孔54(固定プレート52)を選択して使用することができる。これに対して、例えば、支柱25に設けられた第2長孔61が階段昇降方向に延びている構成では、第2長孔61の勾配が異なる支柱25を複数種類用意することは、コスト負担、作業負担のいずれの観点から見ても現実的ではない。したがって、第1長孔54が階段昇降方向に沿って延びていることで、パネル取付構造の汎用性を高めることができる。
複数の取付部Xのそれぞれにおいて隙間調整用のスペーサ67を装着可能としたため、スペーサ67の装着の状態に応じて、パネルユニット35の厚み方向において支柱25に対する縦フレーム37の傾きを調整できる。つまり、上述したとおり階段昇降方向及び鉛直方向の位置調整に加えて、屋外階段14の幅方向の位置調整も可能となる。
支柱25の上下となる位置にそれぞれ手摺り壁部15と階段パネル部16とを設け、手摺り壁部15においては位置調整機構を用いずに支柱25に対して壁面材27を取り付けるのに対し、階段パネル部16においては位置調整機構を用いて支柱25に対してパネルユニット35を取り付ける構成とした。つまり、支柱25に対して壁面材27が直接的に取り付けられる手摺り壁部15と、支柱25に対して縦フレーム37を介して横桟パネル36が取り付けられる階段パネル部16とのうち、階段パネル部16だけに位置調整機構を設ける構成とした。この場合、壁面材27の取り付けの時点では、支柱自体について多少の位置調整(面内での移動)は可能であると考えられるが、壁面材27の取り付け後には、支柱自体の位置調整が困難になると考えられる。この点、上記のとおり支柱25と縦フレーム37との相対位置を調整可能な位置調整機構を設けたことにより、手摺り壁部15と階段パネル部16とを有するパネル構造体において階段パネル部16を好適に構築できる。
[他の実施形態]
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施されてもよい。
(1)上記実施形態では、ボルト55を一体化した可動プレート53(ベースプレート)を縦フレーム37側に設けることで、縦フレーム37側から支柱25側に延びるようにボルト55を設け、このボルト55を支柱25側でナット63により締結する構成としたが、この構成を変更してもよい。例えば、ボルト55を一体化した可動プレート53(ベースプレート)を支柱25側に設けることで、支柱25側から縦フレーム37側に延びるようにボルト55を設け、このボルト55を縦フレーム37側でナット63により締結する構成としてもよい。
(2)上記実施形態では、支柱25側の第2長孔61を鉛直方向に延びる鉛直長孔とし、パネルユニット35における縦フレーム37側の第1長孔54を階段昇降方向に延びる昇降長孔としたが、これを逆にして、支柱25側の第2長孔61を昇降長孔とし、パネルユニット35における縦フレーム37側の第1長孔54を鉛直長孔としてもよい。
(3)上記実施形態では、支柱25側及び縦フレーム37側のそれぞれに、階段昇降方向及び鉛直方向のそれぞれに延びる2つの長孔54,61を設けたが、これを変更し、階段昇降方向及び鉛直方向のうち一方の方向に延びる長孔だけを設ける構成としてもよい。例えば、支柱25の第2長孔61をボルト55を挿通させるだけの円形状のボルト挿通孔にする。この場合、第1長孔54による階段昇降方向の位置調整のみが可能となる。
(4)第1長孔54において、突起部54a,54bは、第1長孔54の内周面から突起していれば、曲面を有していなくてもよく、矩形状やリブ形状に形成されていてもよい。また、突起部54a,54bは、第1長孔54の短手方向に延びているのではなく、鉛直方向に延びていてもよい。
(5)第1長孔54は、階段傾斜方向に沿って蛇行した形状とされていてもよい。例えば、図10(a)に示すように、上記実施形態と同様に曲面を有する一対の突起部54a,54bが、第1長孔54の短手方向に並べてではなく、鉛直方向に並べて配置された構成とする。この構成では、第1長孔54の短手方向において、上向き突起部54aは下向き突起部54b同士の間の離間部分に並ぶ位置に配置されており、下向き突起部54bは上向き突起部54a同士の間の離間部分に並ぶ位置に配置されている。このため、隣り合う上向き突起部54aの間にボルト55が存在する場合に、そのボルト55が第1長孔54の短手方向において上側の対向面側に向けて移動することが、下向き突起部54bにより規制される。これにより、ボルト55が第1長孔54の長手方向に沿って意図せずに移動することを規制できる。
また、第1長孔54が蛇行した構成としては、上記実施形態のように突起部54a,54bの突起面が外側に向けて凹んでいるのではなく、図10(b)に示すように、突起部54a,54bの突起面が平坦面になっている構成が挙げられる。この構成では、第1長孔54の長手方向において、突起部54a,54bの中央部分が面取りされており、第1長孔54が全体として緩やかに蛇行した形状になっている。この場合、第1長孔54の下側の対向面は階段形状になっている。
(6)第1長孔54には、下向き突起部54bが設けられていなくてもよい。この場合でも、上向き突起部54aによりボルト55の位置ずれを規制できる。また、上向き突起部54a及び下向き突起部54bの両方が設けられていなくてもよい。この場合、第1長孔54の内周面において、一対の対向面は階段昇降方向に沿って直線的に延びていることになる。
(7)第1長孔54(昇降長孔)の長手方向は、階段昇降方向に平行でなくてもよい。つまり、第1長孔54の勾配が屋外階段14の勾配と同じでなくてもよい。この場合でも、支柱25に対して縦フレーム37の取り付け位置(第1長孔54に対するボルト55の位置)を、鉛直方向とそれに交差する方向との2方向について調整することができる。
(8)上記実施形態では、位置調整金具51を構成する固定プレート52及び可動プレート53として断面溝形状のチャンネル材を用いたが、これを変更し、矩形状の平板材を用いてもよい。この場合、固定プレート52は縦フレーム37のリップ37cに固定されるとよい。また、可動プレート53は、縦フレーム37の溝部37e内においてフランジ37bによりその移動範囲が制限される。
(9)上記実施形態では、パネル部材として横桟パネル36を用い、その横桟パネル36に対して縦フレーム37を取り付ける構成としたが、これを変更してもよい。パネル材として壁面材を用いてもよい。また、パネル部材として縦桟パネルを用い、その縦桟パネルに対して横フレームを取り付ける構成としてもよい。この場合、横フレームは、支柱25に対して直交する方向に延びるものであり、その長手方向において支柱25同士の間隔と同じ間隔で、支柱25に対する取り付けが行われる取付部が設けられる。本構成においても、当該取付部に上記構成の位置調整機構が設けられるとよい。
(10)上記実施形態では、縦フレーム37(フレーム部材)としてアルミチャンネル材を用いたが、これに代えて、鋼材よりなるチャンネル材(溝形鋼)を用いたり、樹脂チャンネル材を用いたりしてもよい。また、位置調整金具51も同様に、鋼材製又は合成樹脂製にしてもよい。
(11)上記実施形態では、支柱25に化粧カバーとしての支柱カバー31,32を取り付ける構成としたが、この支柱カバー31,32を用いない構成であってもよい。例えば、支柱25をアルミニウム(アルミ押出型材)やステンレス鋼などで構成し、その外面が化粧面を兼ねる構成としてもよい。この場合、パネルユニット35の縦フレーム37(フレーム部材)は、支柱25に当接した状態で取り付けられ、その状態で支柱25に対して固定される。
(12)上記実施形態では、手摺り壁部15と階段パネル部16とを上下に連続して設ける構成としたが、これに限定されず、手摺り壁部15を設けない構成としてもよい。また、階段パネル部16の上に化粧用の笠木ではなく、人による手づかみが可能な手摺を設ける構成であってもよい。
(13)階段手摺り14Bにおいては、階段昇降方向に沿って複数のパネルユニット35が並べて設けられていてもよい。この構成では、各パネルユニット35のそれぞれにおいて、支柱25に対する縦フレーム37の位置が位置調整機構により調整されるため、隣り合うパネルユニット35の意匠面側で段差が生じるということを抑制できる。これにより、各パネルユニット35の取り付け作業に支障が生じることや、仕上がり後の屋外階段14においてパネルユニット35同士の境界部により外観が損なわれることを抑制できる。
また、この構成では、パネルユニット35同士の間の隙間が大き過ぎたり小さ過ぎたりすることを回避できる。この場合、隣り合うパネルユニット35同士を連結する場合に、それらパネルユニット35同士の見切り部分の隙間調整を好適に行うことが可能になり、ひいては、仕上がり後の屋外階段14においてパネルユニット35同士の間の隙間により外観が損なわれることを抑制できる。
(14)上記実施形態では、図1等に示す屋外階段14のパネル構造に本発明を適用したが、これを変更してもよい。例えば、本発明を適用したパネル構造を屋内階段が有していてもよい。また、本発明を適用したパネル構造により構成されるのは、階段手摺り14Bに限らない。例えば、屋外階段14の昇降空間と、その屋外階段14を挟んで建物本体11とは反対側の屋外空間とを仕切る仕切部であってもよい。
本発明が設けられた階段は、複数階建ての建物であれば、事務所ビルや、戸建て住宅などに設けられていてもよい。また、階段により行き来可能とされるのは、一階部分11aと二階部分11bとでなくてもよく、上下に隣り合っている上階部と下階部とであればよい。さらに、ユニット式建物以外に、鉄骨軸組工法からなる建物や、パネル工法よりなる建物において具体化することも可能である。
10…建物、14…屋外階段(階段)、14B…階段パネル部を有する階段手摺り、16…階段パネル部、22…フレームユニット、25…支柱、35…パネルユニット、36…横桟パネル(パネル部材)、37…縦フレーム(フレーム部材)、51…位置調整金具、52…固定プレート(固定部材)、53…可動プレート(ベースプレート)、54…第1長孔(昇降長孔)、54a…上向き突起部、54b…下向き突起部、55…ボルト(ボルト部材)、61…第2長孔(鉛直長孔)、63…ナット、67…スペーサ、X…取付部。

Claims (10)

  1. 階段の昇降方向に沿って延びるように階段パネル部が設けられ、前記昇降方向に沿って所定間隔で設けられる複数の支柱にパネルユニットが取り付けられることで前記階段パネル部が構成されているパネル取付構造であって、
    前記パネルユニットは、前記階段の昇降方向に沿って延びているパネル部材と、そのパネル部材の背面側に設けられ前記支柱の設置間隔と同じ間隔となる所定位置で前記各支柱に対して取り付けられるフレーム部材とを有しており、
    前記フレーム部材が前記支柱に対して取り付けられる取付部には、前記支柱に対する前記フレーム部材の位置を前記昇降方向に沿って調整可能とする位置調整機構が設けられていることを特徴とするパネル取付構造。
  2. 前記位置調整機構は、
    前記支柱及び前記フレーム部材のいずれか一方の側から他方の側に延びるボルト部材を有し、その他方の側では前記ボルト部材がナットにより締結されるようになっており、
    前記支柱及び前記フレーム部材の少なくともいずれかには、前記ボルト部材を挿通させた状態で、ボルト軸線に直交し且つ前記昇降方向に沿う方向への当該ボルト部材の移動を可能とする長孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のパネル取付構造。
  3. 前記支柱及び前記フレーム部材のうち一方の側には、前記昇降方向に延びる昇降長孔が前記長孔として設けられ、他方の側には、鉛直方向に延びる鉛直長孔が前記長孔として設けられていることを特徴とする請求項2に記載のパネル取付構造。
  4. 前記昇降長孔の内周面には、当該昇降長孔の長手方向に沿って延びる一対の対向面のうち下側の対向面から上向きに突起した上向き突起部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のパネル取付構造。
  5. 前記昇降長孔の内周面には、前記一対の対向面のうち上側の対向面から下向きに突起した下向き突起部が設けられていることを特徴とする請求項4に記載のパネル取付構造。
  6. 前記上向き突起部及び前記下向き突起部は、前記昇降長孔の長手方向に沿ってそれぞれ複数設けられており、
    前記昇降長孔は、複数の前記上向き突起部及び複数の前記下向き突起部により、前記階段の傾斜方向に沿って蛇行した形状になっていることを特徴とする請求項5に記載のパネル取付構造。
  7. 前記フレーム部材はリップ付の溝形状をなすチャンネル材よりなり、そのチャンネル材の溝開口部が前記支柱側に向くように設けられており、
    前記フレーム部材においてその溝部内に固定された固定部材には、前記溝開口部となる位置に、前記昇降長孔及び前記鉛直長孔のうち一方が第1長孔として形成され、前記支柱には、前記第1長孔に通じる位置に、前記昇降長孔及び前記鉛直長孔のうち他方が第2長孔として形成されており、
    前記ボルト部材が、前記第1長孔及び前記第2長孔を貫通させて設けられていることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載のパネル取付構造。
  8. 前記固定部材は、前記フレーム部材の溝部内に固定されるプレート材よりなり、
    前記ボルト部材は、前記フレーム部材の溝部内において前記固定部材を挟んで反支柱側に当該固定部材に重ねて設けられるベースプレートに固定されており、
    前記ベースプレートが前記溝部内で位置変更可能となっていることを特徴とする請求項7に記載のパネル取付構造。
  9. 前記昇降長孔が前記第1長孔として前記固定部材に形成され、前記鉛直長孔が前記第2長孔として前記支柱に形成されていることを特徴とする請求項7又は8に記載のパネル取付構造。
  10. 前記フレーム部材は、前記支柱と同じ方向に延びる縦フレームであり、その長手方向の複数箇所に前記取付部が設けられており、
    前記複数の取付部にはそれぞれ隙間調整用のスペーサを装着することが可能となっており、そのスペーサの装着により、前記支柱及び前記縦フレームの間の隙間間隔が調整されるようになっていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のパネル取付構造。
JP2013025422A 2013-02-13 2013-02-13 パネル取付構造 Pending JP2014152573A (ja)

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