JP2014151568A - チャック装置及びフープ巻き装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】テンションの掛かった繊維束を強固に保持できるチャック装置及びフープ巻き装置を提供する。
【解決手段】繊維束Fのチャック装置は、開閉する一対のハンド61、62を備え、一対のハンド61、62は、閉状態で繊維束Fを規制して屈曲させ、開状態で繊維束Fを解放する複数のガイド63を有する。閉状態において、複数のガイド63は、繊維束Fに加わるテンションでガイド63同士が接近することにより、繊維束Fを保持する。
【選択図】図6

Description

本発明は、繊維束を保持するチャック装置、及びこれを備えたフープ巻き装置の技術に関する。
ライナーの周囲に繊維束を巻き付けて補強層を形成するフィラメントワインディング装置(以下、適宜「FW装置」と略す)は公知である(例えば、特許文献1参照)。FW装置は、フープ巻き装置によるフープ巻きと、ヘリカル巻き装置によるヘリカル巻きをライナーに対して交互に繰り返し行う。
フープ巻き装置及びヘリカル巻き装置は、繊維束に規定のテンションを掛けながらライナーの周囲に巻き付ける。特許文献1のFW装置では、繊維束のテンションをモニタリングすることにより、繊維束のテンションを管理している。
特開2010−23481号公報
フープ巻き装置は、フープ巻きの開始時や、フープ巻きの終了時に繊維束を保持するチャック装置を備えている。フープ巻きの開始時には、チャック装置で繊維束を保持した状態で、ライナーに対して繊維束の巻き付けを行う。また、フープ巻きの終了時には、チャック装置で繊維束を保持した状態で、カッターで繊維束を切断する。フープ巻きを終了した後は、チャック装置は繊維束を把持した状態を保ち、フープ巻き装置は、次のヘリカル巻き工程やライナー交換工程の邪魔にならないように、ライナーの軸方向に退避する。また、フープ巻きの効率化のために、複数本の繊維束を用いてフープ巻きを行う場合には、チャック装置で複数本の繊維束をまとめて保持する。
しかしながら、チャック装置が保持する繊維束には高いテンションが掛かっている。このため、チャック装置から繊維束が抜ける可能性がある。特に、カッターで繊維束を切断する際や、フープ巻き装置をライナーの軸方向へ移動させる際に、テンションが変動することによりチャック装置から繊維束が抜ける可能性がある。また、チャック装置で複数本の繊維束を保持する場合、そのうちの何本かに保持力が伝わらず、抜けてしまう場合もある。
発明者らは、上記の事情に鑑み、繊維束を保持するチャック装置として、開閉するハンドで繊維束を挟むチャック装置を開発した。ハンドの開閉には流体圧力を用い、流体圧力を高めることで繊維束を挟む力を高めることができる。しかしながら、供給できる流体圧力には限度があり、繊維束を挟む力を高めても、繊維束のテンションが高いと、繊維束がチャック装置から抜ける場合があった。また、繊維束に対する摩擦力を高める部材をハンドに取り付けても、繊維束がチャック装置から抜ける場合があった。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものである。本発明の目的は、テンションの掛かった繊維束を強固に保持できるチャック装置及びフープ巻き装置を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、第1の発明のチャック装置は、繊維束のチャック装置であって、開閉する一対のハンドを備える。一対のハンドは、閉状態で繊維束を規制して屈曲させ、開状態で繊維束を解放する複数のガイドを有する。閉状態において、複数のガイドは、繊維束に加わるテンションでガイド同士が接近することにより、繊維束を保持する。
第2の発明のチャック装置は、第1の発明のチャック装置であって、
ハンドは、複数のガイドを支持する支持体を備える。閉状態において、支持体が繊維束に加わるテンションで弾性変形することにより、ガイド同士が接近する。
第3の発明のチャック装置は、第1又は第2の発明のチャック装置であって、
ハンドは、繊維束を摩擦により保持するパッドを更に備えている。
第4の発明のフープ巻き装置は、第1から第3のいずれかの発明のチャック装置を備えたフープ巻き装置であって、
繊維束が巻き付けられる静止したライナーの周りを回転するとともに、繊維束を巻き付けたボビンを回転自在に支持する。
第5の発明のフープ巻き装置は、第4の発明のフープ巻き装置であって、
複数のボビンを支持でき、チャック装置は、複数本のフープ巻き用の繊維束を同時に把持する。
第6の発明のフープ巻き装置は、第4又は第5の発明のフープ巻き装置であって、
チャック装置で把持したフープ巻き用の繊維束を切断するカッターを更に備えている。
本発明によれば、繊維束に加わるテンションを利用して繊維束を保持するため、繊維束に加わるテンションが高い場合には、これに応じて繊維束の保持力が高まる。このため、繊維束を強固に保持することができる。
フープ巻き装置30が巻き付け開始位置にある状態を示す、実施例1に係るFW装置100の側面図。 図1の状態において、フープ巻き装置30をライナー1の前方向から見た図。 (A)チャック装置51の正面図(B)チャック装置の側面図。 チャック装置51の開状態を示す正面図。 チャック装置51の閉状態を示す正面図。 チャック装置51の開状態において、繊維束Fにテンションが掛かった状態を示す正面図。 フープ巻き装置30が巻き付けを開始した状態を示すFW装置100の側面図。 図7の状態において、フープ巻き装置30をライナー1の前方向から見た図。 フープ巻き装置30がフープ巻きを行っている状態を示すFW装置100の側面図。 図9の状態において、フープ巻き装置30をライナー1の前方向から見た図。 フープ巻き装置30が繊維束Fの巻き付けを終了し、チャック装置51が繊維束Fを保持している状態を示すFW装置100の側面図。 図11の状態において、フープ巻き装置30をライナー1の前方向から見た図。 繊維束Fをカッター80で切断する状態において、フープ巻き装置30をライナー1の軸方向から見た図。 フープ巻き装置30がフープ巻きを終了し、チャック装置51が繊維束Fを保持している状態を示すFW装置100の側面図。 図14の状態において、フープ巻き装置30をライナー1の前方向から見た図。 フープ巻き装置30が待機位置に移動した状態を示すFW装置100の側面図。
本発明の実施形態に係るチャック装置51及びフープ巻き装置30について図を用いて説明する。まず、図1を用いて、フィラメントワインディング装置(FW装置)100の全体構成について説明する。FW装置100は、フープ巻き装置30によるフープ巻きとヘリカル巻き装置40によるヘリカル巻きとをライナー1に対して交互に繰り返し行うことにより、ライナー1の周囲に樹脂を含浸させた繊維束Fを巻き付ける。
図1に示す矢印A、Bは、FW装置100の前後方向と、ヘリカル巻きにおけるライナー1の移送方向を示している。ヘリカル巻きではライナー1をFW装置100の前後方向に往復動させるため、ライナー1は矢印Aの方向に移送される場合と、矢印Bの方向に移送される場合とがある。以下の説明では、便宜的に矢印Aの先端側を前側とし、矢印Aの基端側を後側とする。
ライナー1は、耐圧容器を構成する基材である。ライナー1は、例えば高強度アルミニウム材やポリアミド系樹脂等によって形成された略円筒形状の中空体である。ライナー1は、外周面1Sに複数本の繊維束Fが巻き付けられ、複数の繊維層が形成されることによって耐圧性能の向上が図られる。尚、以下の説明では、ライナー1は、繊維束Fを巻き付ける前の状態と、繊維束Fを巻き付けている途中の状態の両方を意味するものとする。例えば、ライナー1の外周面1Sとは、巻き付けられた繊維束Fの表面であることも意味する。
図1に示すように、FW装置100は、主基台10、ライナー移送装置20、フープ巻き装置30、ヘリカル巻き装置40、及び制御部90を有する。
主基台10は、FW装置100の基礎を構成する。主基台10の上部には、ライナー移送装置用レール11が設けられている。ライナー移送装置用レール11には、ライナー移送装置20が載置されている。主基台10の上部には、ライナー移送装置用レール11に対して平行にフープ巻き装置用レール12が設けられている。フープ巻き装置用レール12には、フープ巻き装置30が載置されている。ライナー移送装置20及びフープ巻き装置30は、主基台10に対して移動することが可能である。ヘリカル巻き装置40は主基台10に固定される。
ライナー移送装置20は、ライナー1を回転させながら移送する装置である。ライナー移送装置20は、FW装置100の前後方向を中心軸としてライナー1を回転させる。また、ライナー移送装置20は、FW装置100の前後方向にライナー1を移送する。ライナー移送装置20は、第1基台21、ライナー支持フレーム23、及び回転軸24を有する。ライナー移送装置20の駆動は制御部90により制御される。
第1基台21の上部には、一対のライナー支持フレーム23が設けられている。ライナー支持フレーム23には、前後方向に向けて回転軸24が延設される。ライナー1は、回転軸24に取り付けられ、図示しない動力機構によって一方向に回転される。
フープ巻き装置30は、ライナー1の外周面1Sに複数本の繊維束Fを同時に巻き付けて繊維層を形成する。フープ巻き装置30は、繊維束Fの巻き付け角度がFW装置100の前後方向に対して略垂直となるフープ巻きを行なう。フープ巻き装置30は、第2基台31、動力機構32、フープ巻きヘッド34、及びハンドリング装置50を有する。フープ巻き装置30の駆動は制御部90により制御される。
第2基台31には、動力機構32によって回転されるフープ巻きヘッド34が設けられている。フープ巻きヘッド34は、中央にライナー1を挿通する開口部35を有している。この開口部35の周囲に複数(本実施形態では4本)のボビンBA、BB、BC、及びBDが配置される(図2参照)。ボビンBA、BB、BC、及びBDからは、それぞれ繊維束Fがライナー1の外周面1Sに供給される。動力機構32はフープ巻きヘッド34をライナー1の中心軸回りに回転させる。
フープ巻きでは、ライナー1は静止状態とし、軸方向には移動させず、回転も行わない。フープ巻き装置30をライナー1の中心軸方向に沿って往復動させつつ、フープ巻きヘッド34をライナー1の中心軸回りに回転させる。つまり、フープ巻き装置30は、フープ巻きヘッド34をライナー1と相対回転させることで、ライナー1上に複数本の繊維束Fを同時に巻き付ける。フープ巻き装置30は、ライナー1に対する移動速度やフープ巻きヘッド34の回転速度を調節することによって、繊維束Fの巻き付け態様を変更可能である。ハンドリング装置50については後に詳述する。
ヘリカル巻き装置40は、ライナー1の外周面1Sに複数本の繊維束Fを同時に巻き付けて繊維層を形成する。ヘリカル巻き装置40は、繊維束Fの巻き付け角度がFW装置100の前後方向に対して所定の値(例えば、0〜60度)となるヘリカル巻きを行なう。ヘリカル巻き装置40は、第3基台41、第1ヘリカル巻きヘッド43、及び第2ヘリカル巻きヘッド44を有している。ヘリカル巻き装置40の駆動は制御部90により制御される。
第3基台41は、第1ヘリカル巻きヘッド43、及び第2ヘリカル巻きヘッド44を有している。第1ヘリカル巻きヘッド43、及び第2ヘリカル巻きヘッド44には、図示しない複数のボビンから繊維束Fが供給される。複数本の繊維束Fはライナー1の外周面1Sに導かれる。第1ヘリカル巻きヘッド43、及び第2ヘリカル巻きヘッド44には、それぞれ複数のノズル(図示せず)がライナー1の外周面1Sに向けて放射状に設けられている。複数のノズルによって、ライナー1の外周面1Sに複数本の繊維束Fが導かれる。ヘリカル巻き装置40は固定されており、ライナー移送装置20によりライナー1が回転しながら回転軸方向に移送されることでヘリカル巻きが行われる。ライナー1の移送速度や回転速度を調節することによって、繊維束Fの巻き付け態様を変更可能である。
次に、本発明の特徴部分であるフープ巻き装置30、及びハンドリング装置50について詳しく説明する。図2に示すように、フープ巻き装置30のフープ巻きヘッド34は、ボビンBA、BB、BC、BD、繊維供給ガイド37、及びガイドローラ38を有している。ボビンBA、BB、BC、及びBDは、フープ巻きヘッド34の開口部35の周囲に等間隔に配置されている。ガイドローラ38はボビンBA、BB、BC、及びBDからの4本の繊維束Fをまとめて繊維供給ガイド37に案内する。繊維供給ガイド37はガイドローラ38でまとめられた4本の繊維束Fをライナー1の外周面1Sに供給する。
フープ巻きヘッド34を駆動する動力機構32は、フープ巻きヘッド34を、図8において矢印R方向に回転させる。フープ巻きヘッド34が回転することで、繊維供給ガイド37から供給される繊維束Fは、ライナー1の外周面1Sに巻き付けられる。繊維束Fはフープ巻きヘッド34の回転方向の下流側である矢印FA方向に供給される。以下、繊維束Fが供給される方向FAを繊維供給方向FAという。また、矢印FAの基端側を繊維供給方向FAの上流側、矢印FAの先端側を繊維供給方向FAの下流側という。また、繊維供給ガイド37からライナー1へ導かれる繊維束Fがライナー1の外周面1Sに接して巻き付けられる位置を巻き付け位置WPという。
動力機構32は、制御部90に接続されており、制御部90からの信号に基づいて、フープ巻きヘッド34の回転及び停止が制御される。制御部90には、フープ巻きヘッド34の回転角度を検出して、フープ巻きヘッド34の位置を検出する検出部(図示せず)が接続されている。検出部として例えばエンコーダが用いられる。制御部90は、フープ巻きヘッド34の位置を検出することにより、ボビンBA、BB、BC、及びBDの位置や繊維束Fの巻き付け位置WP等を特定することが可能である。また、制御部90は、フープ巻きヘッド34の位置を検出しながら、動力機構32を制御することにより、繊維供給ガイド37及び繊維束Fの巻き付け位置WPが任意の位置に来るように、フープ巻きヘッド34の回転を停止させることも可能である。
次に、ハンドリング装置50について説明する。図1、図2、図3に示すように、ハンドリング装置50は、チャック装置51、及びアーム80を有している。チャック装置51は、フープ巻きの開始時や、フープ巻きの終了時にフープ巻きヘッド34の繊維供給ガイド37から供給される繊維束Fを保持する。アーム80は、チャック装置51をフープ巻きヘッド34のボビンBA、BB、BC、及びBD、繊維供給ガイド37と同じ側に支持している。
図3に示すように、チャック装置51は、ハンド60及び駆動部70を有している。ハンド60は、第1ハンド61と第2ハンド62を有している。第1ハンド61と第2ハンド62は、駆動部70により、開いた状態(図4参照)と、閉じた状態(図5参照)とに切り替えられる。第1ハンド61と第2ハンド62は、複数のガイド63を有している。複数のガイド63は、閉状態において互いに噛み合わせた状態となり、開状態で噛み合わせが解除される。
駆動部70は、第1ハンド61と第2ハンド62を開閉させる。第1レバー71は第1ハンド61に接続され、第2レバー72は第2ハンド62に接続されている。第1レバー71及び第2レバー72は、軸75で回動自在に支持されている。アクチュエータ76は、進退するシャフト77を備えている。第1レバー71は第3レバー73を介してシャフト77に接続されている。第2レバー71は第4レバー74を介してシャフト77に接続されている。アクチュエータ76のシャフト77が進退することにより、第1レバー71と第2レバー72が開閉し、第1ハンド61と第2ハンド62は、開状態と閉状態に切り替えられる。アクチュエータ76の駆動は、制御部90によって制御される。制御部90からの信号に基づいて、アクチュエータ76が駆動することにより、第1ハンド61と第2ハンド62が開閉する。
第1ハンド61と第2ハンド62に設けられる複数のガイド63は、板状体である。第1ハンド61には、第1支持体64によって複数のガイド64が固定されている。第2ハンド62には、第2支持体65によって複数のガイド64が固定されている。複数のガイド63、第1支持体64、及び第2支持体65は、外力が加わった際に弾性変形する素材が用いられる。例えばSUSが用いられる。ガイド63とガイド63の間には間隔を規定するスペーサ66が介設されている。ガイド63とガイド63の間隔は、閉状態で互いに噛み合わせることができるように、ガイド63の厚みよりやや広く設定されている。第1ハンド61と第2ハンド62は、繊維束Fを摩擦により保持するパッド67を備えている。
図4に示すように、開状態の場合には、第1ハンド61と第2ハンド62の複数のガイド63は、噛み合わせが解除された状態である。この状態では、第1ハンド61と第2ハンド62の間に繊維束Fを挿入することができる。
図5は、第1ハンド61と第2ハンド62の間に繊維束Fを挿入した状態で、閉状態とした状態である。第1ハンド61と第2ハンド62の複数のガイド63は、繊維束Fを規制して屈曲させた状態となる。図5に示す状態では、繊維束Fのテンションは低いため、複数のガイド63、第1支持体64、及び第2支持体65は、弾性変形を生じさせていない。
図6に示すように、図5の状態において繊維束Fに矢印T方向のテンションが掛かると、複数のガイド63、第1支持体64、及び第2支持体65は、弾性変形を生じさせる。複数のガイド63、第1支持体64、及び第2支持体65の弾性変形により、ガイド63同士が接近して、繊維束Fを保持する。繊維束Fにテンションが加わった状態では、特に複数のガイド63の端部の間隔が狭まり、繊維束Fの経路上に隣接するガイド63とガイド63によって挟持される状態となる。図6の閉状態から図4の開状態に移行させると、保持されていた繊維束Fは開放される。
アーム80は、第1アーム81、第2アーム82、第3アーム83を有している。第1アーム81は第2基台31に固定されている。第2アーム82は第1アーム81に対してアクチュエータ(図示せず)を介して接続されている。第2アーム82は第1アーム81に対して前後方向に移動できるように構成されている。第3アーム83は第2アーム82に対してアクチュエータ(図示せず)を介して接続されている。第3アーム83は第2アーム82に対して上下方向に移動できるように構成されている。アーム80の駆動は、制御部90によって制御される。制御部90からの信号に基づいて、アーム80のアクチュエータが駆動され、チャック装置51の位置を変化させる。
アーム80は、チャック装置51の位置を、第1の位置PA、第2の位置PB、及び第3の位置PCに切り換えることができる。第1の位置PAは、主としてフープ巻きの開始時におけるチャック装置51の位置である(図2参照)。第2の位置PBは、フープ巻きの終了時においてチャック装置51で繊維束Fを捕捉する位置である(図12参照)。第3の位置PCは、主としてフープ巻きを行っている途中、及びフープ巻き装置30を退避させた状態でのチャック装置51の位置である(図10、図15参照)。また、アーム80は、チャック装置51を前後方向に移動させることもできる。
カッター68は、フープ巻きヘッド34の繊維供給ガイド37から供給される繊維束Fを切断する。図13に示すように、カッター68は、第3アーム83に設けられている。カッター68は、繊維束Fを切断する際には、第3アーム83に対して突出して、繊維束Fを切断する。カッター68は、待機時には、繊維束Fに接触しない位置に退避する。
次に、上記構成のFW装置100のフープ巻きにおけるハンドリング装置50の動作について説明する。ライナー1はライナー移送装置20に装着され、先に行われたヘリカル巻きに続いてフープ巻きが行われ、その後さらにヘリカル巻きが行われるものとする。制御部90には、フープ巻きの巻き付け条件、すなわち、フープ巻き装置30の移動速度、フープ巻きヘッド34の回転速度、フープ巻き装置30を往復する回数、フープ巻き装置30の移動距離等の巻き付け条件が予め作業者により入力されているものとする。制御部90は、入力された巻き付け条件に基づいてフープ巻き装置30の駆動を以下のように制御する。
尚、図2に示すように、フープ巻きヘッド34が停止する際の位置(回転方向の位置)は、チャック装置51がボビンBAとボビンBDの間に位置するようにする。このフープ巻きヘッド34の回転方向の位置を以下では処理時停止姿勢とする。
フープ巻きの前のヘリカル巻きが終了すると、図1に示すように、フープ巻き装置30は待機位置(図16参照)からFW装置100の前後方向に沿って移動し、フープ巻きを開始する位置に移動する。本実施例では、フープ巻きは、ライナー1の筒状部の一端部から開始するものとする。フープ巻き装置30が移動する際には、フープ巻きヘッド34は、処理時停止姿勢とする。チャック装置51は第3の位置PCにあるものとする(図15参照)。チャック装置51は、フープ巻きヘッド34の繊維供給ガイド37から供給される繊維束Fを把持しているものとする。
図1、図2に示すように、フープ巻き装置30がフープ巻きを開始する位置(巻き付け開始位置)に到達すると、図7、図8に示すように、チャック装置51は第1の位置PAに移動する。
フープ巻き装置30は繊維束Fの巻き付けを開始する。最初の数周程度は、繊維束Fのテンションを規定のテンションより下げた状態とし、その状態で下に巻いた繊維束Fの上に次の繊維束Fが重なるように巻き付ける。あるいは、下に巻いた繊維束Fの上に次の繊維束Fが交差するように巻き付ける。このとき、フープ巻きヘッド34に対するチャック装置51の前後方向の位置が一定であると、チャック装置51が繊維束Fや回転する繊維供給ガイド37に干渉する。このため、フープ巻きヘッド34に対してチャック装置51を徐々に離すようにアーム80を駆動する。このとき、ライナー1に対するチャック装置51の前後方向の位置は変化させないものとする。最初の数周程度を巻き終えた後、繊維束Fのテンションを規定のテンションにしてフープ巻きを行う。チャック装置51は開状態とし、繊維束Fを開放する。
図9、図10に示すように、フープ巻き装置30がフープ巻きヘッド34を回転させながら図示右方向に移動することによって、筒状部の外周面1Sに繊維束Fをフープ巻きしていく。この状態で、一層目のフープ巻層を形成する。引き続き、フープ巻き装置30を反転移動させることにより、先のフープ巻層の外面に二層目のフープ巻層を形成する。さらにフープ巻層を形成する場合には、フープ巻き装置30を往復移動させることによりフープ巻きを必要回数行う。
必要回数のフープ巻きが終了すると、図11、図12に示すように、フープ巻きヘッド34を、処理時停止姿勢で停止する。チャック装置51は第1の位置PAから第2の位置PBに向けて移動する。チャック装置51は開状態とし、フープ巻きヘッド34の繊維供給ガイド37から供給される繊維束Fに接近させる。第1ハンド61と第2ハンド62の間に繊維束Fを捕捉すると閉状態として繊維束Fを把持する。繊維束Fを把持する位置は、繊維供給ガイド37と繊維束Fの巻き付け位置WPとの間である。
図13に示すように、繊維束Fが先にフープ巻きにおいて巻き付けられた繊維束Fに固定されると、カッター68が突出する。カッター68は、チャック装置51が繊維束Fを保持する位置よりも繊維束供給方向FAの下流側で繊維束Fを切断する。これにより、フープ巻きした繊維束Fがフープ巻きの終了位置においてボビンBA、BB、BC、及びBDから分離される。
図14、図15において、カッター62が繊維束Fを切断すると、図11に示すように、チャック装置51は第2の位置PBから第3の位置PCに移動する。チャック装置51は、フープ巻きヘッド34の繊維供給ガイド37から供給される繊維束Fを把持している。図16に示すように、フープ巻き装置30はフープ巻きを終了した位置から、FW装置100の前後方向に沿って移動し、待機位置に移動する。この位置で次のヘリカル巻きが終了するまで待機し、次に再度フープ巻きが行われる場合には、図1及び図6に示した状態から次のフープ巻きが行われる。
以上説明した本実施例に係るチャック装置51及びフープ巻き装置30によれば、次のような効果を有する。
チャック装置51の複数のガイド63は、閉状態において、繊維束Fに加わるテンションでガイド63同士が接近することにより、繊維束Fを保持する。繊維束Fに加わるテンションを利用して繊維束Fを保持するため、繊維束Fに加わるテンションが高い場合には、これに応じて繊維束Fの保持力が高まる。このため、繊維束Fを強固に保持することができる。
チャック装置51の複数のガイド63は、閉状態において、第1支持体64及び第2支持体65が繊維束Fに加わるテンションで弾性変形することにより、ガイド63同士が接近する。このため、繊維束Fに加わるテンションに応じて繊維束Fの保持力を高めることができる。
チャック装置51のハンド60は、繊維束Fを摩擦により保持するパッド67を備えている。このため、より強固に繊維束Fを保持することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、フープ巻きヘッド34とハンドリング装置50の位置関係は、図5に示す位置関係に限定されるものではなく、フープ巻きヘッド34とハンドリング装置50が干渉せず、かつ、フープ巻きヘッド34の繊維供給ガイド37から供給される繊維束Fを把持できる位置関係であればよい。また、フープ巻きヘッド34及びハンドリング装置50の構造や配置が異なれば、異なる位置関係になる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
100 フィラメントワインディング装置
30 フープ巻き装置
34 フープ巻きヘッド
37 繊維供給ガイド
38 ガイドローラ
40 ヘリカル巻き装置
50 ハンドリング装置
51 チャック装置
60 ハンド
61 第1ハンド
62 第2ハンド
63 ガイド
64 第1支持体
65 第2支持体
66 スペーサ
67 パッド
68 カッター
70 駆動部
PA 第1の位置
PB 第2の位置
PC 第3の位置
80 アーム
1 ライナー
F 繊維束

Claims (6)

  1. 繊維束のチャック装置であって、
    開閉する一対のハンドを備え、
    前記一対のハンドは、閉状態で前記繊維束を規制して屈曲させ、開状態で前記繊維束を解放する複数のガイドを有し、
    前記閉状態において、前記複数のガイドは、前記繊維束に加わるテンションで前記ガイド同士が接近することにより、前記繊維束を保持する、チャック装置。
  2. 請求項1に記載のチャック装置であって、
    前記ハンドは、前記複数のガイドを支持する支持体を備えており、
    前記閉状態において、前記支持体が前記繊維束に加わるテンションで弾性変形することにより、前記ガイド同士が接近する、チャック装置。
  3. 請求項1又は2のいずれか1項に記載のチャック装置であって、
    前記ハンドは、前記繊維束を摩擦により保持するパッドを更に備えている、チャック装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のチャック装置を備えたフープ巻き装置であって、
    前記繊維束が巻き付けられる静止したライナーの周りを回転するとともに、前記繊維束を巻き付けたボビンを回転自在に支持する、フープ巻き装置。
  5. 請求項4に記載のフープ巻き装置であって、
    複数のボビンを支持でき、前記チャック装置は、複数本のフープ巻き用の繊維束を同時に把持する、フープ巻き装置。
  6. 請求項4又は5のいずれか1項に記載のフープ巻き装置であって、
    前記チャック装置で把持したフープ巻き用の繊維束を切断するカッターを更に備えている、フープ巻き装置。
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