JP2014151031A - ハンガー - Google Patents
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Abstract
【課題】 洗濯物の肩部分にハンガーの跡が殆ど残らず、かつ乾燥が早く、衣服の脇の下付近の乾燥もし易く、また、衣服の首部や襟部を適切な状態に保持することができるハンガーを提供せんとする。
【解決手段】 線体が間隔を有して前後に位置する無端の輪状線体で、前後に二重のハンガー本体2A、2Bを形成する。ハンガー本体2A、2Bは中央に襟を保持する起立部3A、3Bを形成する。起立部3A、3Bから左右に傾斜腕部4A、4Bを形成し、先部は上方へ湾曲して先端を下向きとした袖支持部5A、5Bを形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 線体が間隔を有して前後に位置する無端の輪状線体で、前後に二重のハンガー本体2A、2Bを形成する。ハンガー本体2A、2Bは中央に襟を保持する起立部3A、3Bを形成する。起立部3A、3Bから左右に傾斜腕部4A、4Bを形成し、先部は上方へ湾曲して先端を下向きとした袖支持部5A、5Bを形成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は厚手の衣服等の洗濯物を干すときに使用するハンガーに関するものである。
洗濯物を干すときに使用する従来の簡易なハンガーは太番手の針金を屈曲させて成形したものや、樹脂成形のものが多い。
そして、そのハンガーの形状は、左右に延びるハンガー腕が形成されたハンガー本体を具備し、この本体は、上部に形成されたフックと、下端部分に形成された桟部とを備えている。
またハンガーを前後に二個並べて連結した構成のものもある。
そして、そのハンガーの形状は、左右に延びるハンガー腕が形成されたハンガー本体を具備し、この本体は、上部に形成されたフックと、下端部分に形成された桟部とを備えている。
またハンガーを前後に二個並べて連結した構成のものもある。
従来のハンガーの問題点としては、ハンガーで衣服を吊るした場合、ハンガーの厚みがないと、乾燥後の衣服の肩の部分にハンガーの跡が残ること、洗濯物の前身頃と後身頃の接触したままで乾燥しにくくなること、袖部が下方に垂れ下がった状態として乾燥させるようにしているため、衣服の脇の下付近の風通しが悪く、脇の下付近の乾燥が遅いことが指摘されている。
特開平08−131690号公報では、吊り下げフックで吊り下げられるフック受けに、前後二部品よりなるハンガー本体がハンガーの長手方向の水平軸で枢着し、フック受けにはレバーが枢着し、この枢軸にカムが固着してあり、レバーを回動させて、ハンガー本体の前半側ハンガー及び後半側ハンガーを前後に開閉させ、厚手のセーターなどの洗濯物に挿入及び抜き取るときは嵩張らず、しかも洗濯物内において、前後に拡大して、洗濯物の乾燥時間を短縮し、かつ型崩れや、筋が洗濯物に残らないようにしている。
特開平10−165286号公報には、本体の中央部に吊具が着脱自在に設けられ、且つ、本体の長さが、衣服の一対の袖口近傍付近までの長さに形成され、衣服の両袖部を横に広げた状態にして干すことができるようにし、衣服の脇の下付近が乾燥しやすくしたものが開示されている。
また、タートルネックのセーター等の衣服の首部や襟部を適切な状態に保持することができず、襟部や首部の型崩れをおこす可能性があった。
さらに、前面を大きく開いた丸首の衣服の場合に、中央部が左右にずれてハンガーからの脱落や、不均衡に吊下がって乾燥すると型崩れが生じる虞がある。
さらに、前面を大きく開いた丸首の衣服の場合に、中央部が左右にずれてハンガーからの脱落や、不均衡に吊下がって乾燥すると型崩れが生じる虞がある。
特開2005−40516号公報には、衣類を吊持するためのハンガーの縦杆に、ハンガー本体部に対して上下方向に摺動可能に構成された摺動部材が取り付けられ、前記摺動部材には、上方に延びるように形成されたフック部と、衣類の首部を挟持するクリップ部とを設け、首部が型くずれしない状態で前記衣類を吊るようにしたことが開示されている。
さらに、丸首の衣服の場合、襟首より本体の一方の片側を衣服内に入れ、次に、本体の他方の片側を衣服内に入れると、襟首を過大に開いて伸びてしまう。
そこで、ハンガーを衣服の裾からさし込んでハンガーの襟首から突き出し、フック部肩部や袖部を掴んで適切な保持調整を行うのであるが、ハンガーの部位が衣服と過度な接触を避けるため慎重な作業を強いられている。
そこで、ハンガーを衣服の裾からさし込んでハンガーの襟首から突き出し、フック部肩部や袖部を掴んで適切な保持調整を行うのであるが、ハンガーの部位が衣服と過度な接触を避けるため慎重な作業を強いられている。
洗濯物の肩部分にハンガーの跡が殆ど残らず、かつ乾燥が早く、衣服の脇の下付近の乾燥もし易く、また、衣服の首部や襟部を適切な状態に保持することができ、さらに、衣服の裾からさし込んだハンガーの襟首からの突き出し、及び袖部への挿通もスムースに行え、保持調整が容易に行なえるハンガーを提供せんとするものである。
本発明に係るハンガーの請求項1の発明は、線体が間隔を有して前後に位置する無端の輪状線体で、前後に二重のハンガー本体を形成したこと、ハンガー本体は中央に襟を保持する起立部を形成したこと、起立部から左右に傾斜腕部を形成し、先部は上方へ湾曲して先端を下向きとした袖支持部を形成したことを特徴とするものである。
請求項2に係るハンガーの発明は、請求項1の発明において、傾斜腕部に階段状の段部を形成したことを特徴とするものである。
請求項3に係るハンガーの発明は、請求項1又は2の発明において、二重のハンガー本体にスペーサ部材を起立部間に設けたことを特徴とするものである。
請求項4に係るハンガーの発明は、請求項1乃至3のいずれかの発明において、起立部の上方に前後二本のフックを設けたことを特徴とするものである。
請求項1に係るハンガーの発明は、前後に二重のハンガー本体を形成したため洗濯物の肩部分にハンガーの跡が殆ど残らず、かつ乾燥が早くなる効果を有し、ハンガー本体は中央に襟を保持する起立部を形成したため衣服の首部や襟部を適切な状態に保持することができる効果を発揮する。
また、起立部から左右に傾斜腕部を形成し、先部は上方へ湾曲して先端を下向きとした袖支持部を形成したため、衣服の袖部が垂れ下がらずに両袖部の上腕部分が上横に広がった状態となり、脇の下付近の乾燥がし易くなる効果を発揮するものである。
さらに、線体が間隔を有して前後に位置する無端の輪状線体で、前後に二重のハンガー本体を形成したため、衣服の裾からさし込んだハンガーの襟首からの突き出し、及び袖部への挿通もスムースに行え、保持調整が容易に行なえるものとなる。
請求項2に係るハンガーの発明は、請求項1の発明の効果に加えて、傾斜腕部に階段状の段部を形成したため、首部が大きく開いた丸首等の衣服でも、段部に係止され左右にずれてハンガーからの脱落や、中央部の位置が不均衡に吊下がって型崩れが生じることを防止する効果を有する。
請求項3に係るハンガーの発明は、請求項1又は2の発明の効果に加えて、二重のハンガー本体にスペーサ部材を起立部間に設けたため、前後に並行な二重のハンガー本体の位置関係を確実に維持できる効果を有する。
請求項4に係るハンガーの発明は、請求項1乃至3のいずれかの発明の効果に加えて、起立部の上方に前後二本のフックを設けたため、ハンガーを洗濯竿等に吊り下げても、ハンガーが風等で回転するのを阻止し、洗濯物同士の間隔を確実に維持して乾燥できる効果を有する。
本発明の実施の態様を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施の形態を示す正面図、図2は同平面図、図3は同側面図である。
図1は本発明の一実施の形態を示す正面図、図2は同平面図、図3は同側面図である。
本発明の一実施の形態に係るハンガー1は、前後に二重のハンガー本体2A、2Bが間隔をおいて形成されている。
二重のハンガー本体2A、2Bは、無端の輪状線体を潰して二本の直線部と両端を連係する湾曲部9とし、前後する二本の直線部を同一形状に折曲して形成したものである。
二重のハンガー本体2A、2Bは、無端の輪状線体を潰して二本の直線部と両端を連係する湾曲部9とし、前後する二本の直線部を同一形状に折曲して形成したものである。
ハンガー本体2A、2Bには、中央に水平線から垂下した起立部3A、3Bが形成され、当該起立部3A、3Bから左右に下方へ湾曲又は直線状に傾斜する傾斜腕部4A、4Bを形成し、先部は上方へ湾曲して先端を下向きとした袖支持部5A、5Bが形成されている。
したがって、前後に二重のハンガー本体2A、2Bを形成したことにより、衣服の前後面に空気の流通空間が生じ乾燥が早くなる作用を奏し、洗濯物の肩部分にハンガーの跡が殆ど残らず、ハンガー本体2A、2Bは中央に襟を保持する起立部3A、3Bにより衣服の首部や襟部を適切な状態に保持するものである。
また、左右の傾斜腕部4A,4B部分を洗濯済みの衣服の肩部に挿通し、袖支持部5A、5Bに前記衣服の上腕部分を位置せしめれば、袖部が肩から直ぐに垂れ下がらずに、上腕部分が上横に広がった状態となり、衣服の脇の下付近が伸びて空気に晒され乾燥が早くなる作用を奏する。
そして、線体が間隔を有して前後に位置する無端の輪状線体で、前後に二重のハンガー本体2A、2Bを形成し、両先端部の袖支持部5A、5Bが互いに湾曲部9、9で連係しているから、衣服の裾から挿通したり、袖に係止する時に、前後幅を有するハンガー1であっても衣服に挿し込み易く、且つ衣服を突き刺したりする虞のないものである。
さらに、前記傾斜腕部4A、4Bには階段状の段部6A、6Bを数箇所形成してあり、首部が大きく開いた丸首等の衣服でも、段部6A、6B部に首部が係止され、左右にずれてハンガー1からの脱落や、中央部の位置が不均衡に吊下がって型崩れが生じることを防止する作用を奏するものである。
一方、二重のハンガー本体2A、2Bの起立部3A、3Bの間に、スペーサ部材7を取り付け、前後に二重のハンガー本体2A、2Bの位置関係を維持している。
ハンガー本体2とスペーサ部材7が同一材であれば、溶着や接着剤で容易に取り付けられる。
ハンガー本体2とスペーサ部材7が同一材であれば、溶着や接着剤で容易に取り付けられる。
そして、スペーサ部材7には、起立部3A、3Bより上方に延びる前後二本のフック8A、8Bが設けられており、洗濯竿等に引掛けて吊り下げた時に、風等でハンガー1が回転するのを阻止し、洗濯物同士の間隔を確実に維持して乾燥させることができるものである。
ハンガー本体2A、2Bの前後の間隔は傾斜腕部4A、4Bからの袖支持部5A、5Bへ行くほどに狭くなって湾曲部9に至ように形成すれば、衣服に挿通係止する時に、裾から衣服に一層挿し込み易くなる。
また、傾斜腕部4A、4B袖支持部5A、5Bとの間の前後幅に窪みを形成することで、該部分を利用して把持し易くなるため、ハンガーの持ち運びや、洗濯物の洗濯竿等への掛け外しが容易となるものである。
以上のように、本発明を図面に基づいて説明した実施の形態における具体的構成は一例であり、同様の作用効果を得られる他の構成又は手段を排除するものではない。
1 ハンガー
2A、2B ハンガー本体
3A、3B 起立部
4A、4B 傾斜腕部
5A、5B 袖支持部
6A、6B 段部
7 スペーサ部材
8A、8B フック
9 湾曲部
2A、2B ハンガー本体
3A、3B 起立部
4A、4B 傾斜腕部
5A、5B 袖支持部
6A、6B 段部
7 スペーサ部材
8A、8B フック
9 湾曲部
Claims (4)
- 並行な線体が間隔を有して前後に位置する無端の輪状線体で、前後に二重のハンガー本体を形成したこと、ハンガー本体は中央に襟を保持する起立部を形成したこと、起立部から左右に傾斜腕部を形成し、先部は上方へ湾曲して先端を下向きとした袖支持部を形成したことを特徴とするハンガー。
- 傾斜腕部に階段状の段部を形成したことを特徴とする請求項1記載のハンガー。
- 二重のハンガー本体にスペーサ部材を起立部間に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のハンガー。
- 起立部の上方に前後二本のフックを設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のハンガー。
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JP2013023977A JP2014151031A (ja) | 2013-02-12 | 2013-02-12 | ハンガー |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105725692A (zh) * | 2016-03-24 | 2016-07-06 | 欧阳徽捷 | 一种多功能衣架 |
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JP3062063U (ja) * | 1998-12-11 | 1999-09-28 | 日本コパック株式会社 | ハンガー |
-
2013
- 2013-02-12 JP JP2013023977A patent/JP2014151031A/ja active Pending
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