JP2014150863A - 液体塗布具 - Google Patents

液体塗布具 Download PDF

Info

Publication number
JP2014150863A
JP2014150863A JP2013021170A JP2013021170A JP2014150863A JP 2014150863 A JP2014150863 A JP 2014150863A JP 2013021170 A JP2013021170 A JP 2013021170A JP 2013021170 A JP2013021170 A JP 2013021170A JP 2014150863 A JP2014150863 A JP 2014150863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
application
shaft
liquid
applicator
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013021170A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6145278B2 (ja
Inventor
Masafumi Hamada
雅文 濱田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Pencil Co Ltd filed Critical Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority to JP2013021170A priority Critical patent/JP6145278B2/ja
Priority to FR1450767A priority patent/FR3001619A1/fr
Priority to US14/171,270 priority patent/US20140248074A1/en
Publication of JP2014150863A publication Critical patent/JP2014150863A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6145278B2 publication Critical patent/JP6145278B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/26Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D34/00Containers or accessories specially adapted for handling liquid toiletry or cosmetic substances, e.g. perfumes
    • A45D34/04Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D34/00Containers or accessories specially adapted for handling liquid toiletry or cosmetic substances, e.g. perfumes
    • A45D34/04Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball
    • A45D34/041Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball using a roller, a disc or a ball

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Pens And Brushes (AREA)

Abstract

【課題】 塗布時に金属特有の感触を与えることができ、また、しっかりとした塗布をすることができる上に金属特有の意匠性を持たせることができる液体塗布具を提供する。
【解決手段】 軸本体配設の収容部内に流動性のある化粧料等の塗布液を収容し、対象部位に接しさせて塗布液を塗布する塗布体を軸本体の先端部に継手及び先軸を介して固定し、該軸本体の後部に設けた繰出し機構によって前記収容部内に収容された塗布液を前記塗布体に向けて押し出す液体塗布具において、前記塗布体は先端部に吐出口が開口し、少なくとも塗布体表面であって吐出口周囲が高熱伝導率材料である液体塗布具。
【選択図】図1

Description

本発明は、軸配設の収容部に流動性のある化粧料等の塗布液を収容し、軸の先端部に対象部位に接して塗布液を塗布するための塗布体を有し、軸の後部の繰出し機構によって前記収容部に収容の塗布液を押し出す液体塗布具において、肌などの対象部に滑らせて対象部に塗り付け可能な液体塗布具に関する。
一般に、液体化粧料等塗布液の塗布するための塗布具(液体塗布具)には、軸配設の収容部から軸先端に設けた柔軟な塗布体の吐出口へ塗布液を押し出しできるようにして、この塗布体を肌などの対象部に滑らせて塗布液を対象部に塗り付け可能になっている。
上記の液体塗布具において塗布体がシリコーン樹脂製のものには、従来、特開2006−158949号(:特許文献1)に記載されたシリコーンゴムの塗布体や、国際公開WO2010−16572号(:特許文献2)に記載されたウレタン樹脂製の塗布体が開示されている。
しかしながら、これらの技術では、塗布体が柔軟なものであるので、しっかりと感触の塗布の要請には対応することができない。
これに対して、特開2000−185779号公報(:特許文献3)では金属製のカバーの塗布体を有した塗布具が開示され、また、特開2009−39509号公報(:特許文献4)では皮膚の熱処理に対応するため塗布体に金属部材を用いた塗布具が開示されている。
特開2006−158949号公報 国際公開WO2010−16572号 特開2000−185779号公報 特開2009−39509号公報
しかしながら、上記特許文献3の塗布具であってもカバーと称する塗布体が薄く弾性のある構成なのでしっかりとした塗布をすることができない。
また、特許文献4は金属の塗布体を持つ塗布具であるが、塗布液の吐出孔は樹脂で形成されており、塗布時には金属特有の涼感等の感触を得ることができない。
本発明は、上記課題に鑑み、塗布時に金属的部材特有の感触を与えることができ、また、しっかりとした塗布をすることができる上に金属的部材特有の意匠性を持たせることができる塗布具を提供することを課題とする。
本発明は、軸本体配設の収容部内に流動性のある化粧料等の塗布液を収容し、対象部位に接しさせて塗布液を塗布する塗布体を軸本体の先端部に継手及び先軸を介して固定し、該軸本体の後部に設けた繰出し機構によって前記収容部内に収容された塗布液を前記塗布体に向けて押し出す液体塗布具において、
前記塗布体は先端部に吐出口が開口し、少なくとも塗布体表面であって吐出口周囲が高熱伝導率材料であることを特徴とする液体塗布具である。
本発明において、塗布体は先端部の中心部に塗布液を吐出する貫通孔を形成したことが好適である。
本発明において、塗布体は球体であることが好適である。
本発明において、塗布体は高熱伝導率材料が金属製であってその部分がプレス加工で形成されたことが好適である。
これによれば、塗布体をプレス加工で形成することによって精度のバラツキ無く量産性を確保することができる。特に表面(皮膚に接触する側)からプレス加工(孔抜き)をすれば、孔のフチは表面側がR(曲面)になり、カエリが内側に来るので、加工後のバリ取り等の後処理を不要にすることができる。
本発明において、塗布体の少なくとも表面は熱伝導率1W/m・K以上であることが好適である。
本発明によれば、少なくとも塗布体表面に金属等の高熱伝導率材料を用いることで塗布時に『ひんやり感』等の好適な塗布感を使用者に与えることができる。
また、金属製とすれば、しっかりとした塗布をすることができる上に金属特有の意匠性を持たせることができる。もちろん金属的な高熱伝導率材料であれば、同様の効果を奏する。
本発明の第1実施形態に係る金属部材を塗布体に液体塗布具の説明図で、(a)が全体縦断面図、(b)がキャップの縦断した側面図、(c)が第1実施形態の変形例に係る塗布体の縦断面図、(d)が塗布体の正面図、(e)が塗布体の縦断面図である。 第2実施形態に係る液体塗布具の説明図で、(a)が全体縦断面図、(b)が第2実施形態に係る変形例2−1の塗布体の縦断面図、(c)が同変形例2−2の塗布体の縦断面図、(d)が同変形例2−3の塗布体の縦断面図、(e)が同変形例2−4の塗布体の縦断面図である。 第3実施形態に係る液体塗布具の説明図で、(a)が全体縦断面図、(b)が第3実施形態に係る変形例3−1の塗布体の縦断面図、(c)が同変形例3−1の塗布体の正面図、(d)が変形例3−2の塗布体の縦断面図、(e)が同変形例3−2の塗布体の正面図である。 (a)が第4実施形態に係る液体塗布具の全体縦断面図、(b)が第5実施形態に係る液体塗布具の全体縦断面図である。 (a)が第6実施形態に係る液体塗布具の全体縦断面図、(b)が第7実施形態の変形例に係る塗布体を備えた液体塗布具の全体縦断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
第1実施形態に係る液体塗布具について図1(a)〜(b)に基づいて説明する。
第1実施形態に係る液体塗布具は、図1(a)〜(b)に示すように、軸本体10内部に配設した収容部12内にリップやチーク用の化粧料等の塗布液を収容し、使用者の肌等の対象部位に接しさせて塗布する塗布体14を軸本体10の先端部10aに後述する先軸28及び継手30を介して固定し、軸本体10の後部に設けた繰出し機構16によって軸本体10の収容部12内に収容した塗布液を塗布体14に向けて押し出し、その塗布体14の吐出口14aから吐出するものである。
前記塗布体14は先端部に吐出口14aが開口し、少なくとも塗布体14表面であって吐出口14a周囲が金属製である。実施形態では、先軸28先端に設けた塗布体14が高熱伝導率材料の金属製である。
さらに詳細には、液体塗布具は主要部材として外筒である塗布体14、軸本体10、先軸28、継手30、繰出し機構16、及びキャップ10bを有してなる。
そして、この液体塗布具においては、軸本体の収容部12内に流動性のある化粧料等の塗布液は、実施形態で、25℃でずり速度5sec−1における粘度が0.3Pa・sec〜50Pa・secの範囲にある。
前記繰出し機構16は、前記軸本体10内部の収容部12に向けて前進・後退して収容空間内の容積を減少・増大させるピストン体18と、該ピストン体18の後部に軸状部材(「ねじ棒」とも称する)20の前部を係合して、この軸状部材20を使用者の操作力によって前後動させて前記ピストン体18を前進・後退動作させる駆動機構(後述する回転操作部材22、軸状部材20、固定筒状体24等からなる)とを有している。
〔軸本体10〕
軸本体10は、概略中空筒状を呈し、その先端部10aが先細に形成され、その先端部10aの外径寸法がキャップ10bの内径寸法とほぼ同一に形成されている。その先端部10aに着脱可能にキャップ10bが嵌合される。装着時に設定した先端部10a及びキャップ10bの互いの対向部分には、リブ状の凹凸部が形成され、それら同士によって凹凸嵌合するようにして、先端部10aに対してキャップ10bが不意の力で外れないようになっている。キャップ10bが不意の力で軸本体から外れないようにすることで、気密性を向上させ、塗布体14周りの塗布液の揮発を防ぐことができる。
軸本体10の先端部10aの開口から内部には、概略筒状の先軸28の内部に継手30を配した状態で当該先軸28後部が液密に嵌入している。この先軸28の先端部には、その開口を塞ぐように塗布体14が固定されている。また、軸本体10の先端部10a内周面に嵌着した先軸28の後端部に継手30の後端部のフランジ状部が当接して抜け止められている。
軸本体10の後端には繰出し機構16が配されている。この繰出し機構16のピストン体18は、軸本体10の後端開口から挿入して、本体中央部の内壁に密着して摺動可能に設けられている。また、軸本体10内と、先軸28及び継手30の後端部と、ピストン体18の前面とに囲まれる空間部分は、塗布液の収容部12として形成されている。
〔繰出し機構16〕
図1に示すように、実施形態に係る液体塗布具においては、軸本体10の後端に一体になった繰出し機構16が配されており、繰出し機構16は、使用者の操作入力によってその構成要素のピストン体18を軸本体10中央部の内壁に密着して液密に摺動し、これによって、前記収容部12の容積を減少・増大して塗布液を加圧・減圧する。
繰出し機構16は、主要部材として回転操作部材22、軸状部材20、この軸状部材20を出没させる固定筒状体24(これらは駆動機構に相当する)、及び上述のピストン体18を有してなる。
そして、回転操作部材22は互いに回転不能に接合させた外筒キャップ32と内筒材26とからなり、回転操作部材22全体は軸本体10に回転可能に設けられる。この回転操作部材22に軸状部材20は軸方向摺動可能でかつ回転方向に固定されている。
〔固定筒状体24〕
固定筒状体24は環状部材からなり、軸本体10に回転及び進退動不能に取り付けられている。固定筒状体24の内周部に雌ネジが形成されていて、軸状部材20の外周の雄ネジが螺合するようになっている。回転操作部材22を回転させることによって、軸状部材20が回転し、固定筒状体24の雌ネジに螺合する軸状部材20の雄ネジによって軸状部材20が繰出しされるのでピストン体18が前進・後退する。
また、固定筒状体24及び回転操作部材22(内筒材26の先方外周面)同士の噛み合わせ部34はラチェットが形成されている。回転操作部材22は、固定筒状体24(それの固定された軸本体10)に対して両方向に回転可能になっているが、塗布液としての液体化粧料を吐出する一方向へ回転させたときには、ラチェットによる手指にクリック感を生じさせつつ吐出させ、他方向へ回転させたときには、回転規制されている。
回転規制に関して、回転操作部材22の部品である外筒キャップ32と内筒材26との間に一定以上の回転力が加わったときに、その規制を解除して回転可能にするトルクリミッタ機能を付与し、繰出し機構の破損を防ぐことができる。つまり、上記の回転操作部材22の他方向への回転等によって繰出し機構16がピストン体18を後退させて軸本体10の収容部12内部の塗布液を減圧する機能を付与することによって、繰出し機構16が塗布液に対する加圧を停止した以後に、塗布液を前記繰出し機構16によって減圧でき、塗布体14の吐出口14aから継手30内の塗布液流通孔30a内に菌が繁殖しにくいリップなどのシリコーンオイルベースの塗布液等を戻すことができる。
その他、繰出し機構16において、上記回転操作部材22の噛み合わせ部34が他方向への回転規制を回転停止させるものにして、人の肌や唾液に触れて菌が繁殖しやすい水が主成分の塗布液等には、塗布液の収容部12への戻しができないようにすることもできる。
〔回転操作部材22、内筒材26〕
回転操作部材22は、互いに通常は相対回転不能で一定以上の回転力によって相対回転するように接合させた外筒キャップ32と内筒材(「繰出し体」とも称する)26とからなり、回転操作部材22全体は軸本体10の後部に回転可能に設けられる。
〔先軸28、継手30〕
先軸28は、図1に示すように、先端が軸に対して斜めに形成されておりその中央付近に小径の開口28aが形成され、後部が大径で後端がそのまま開口した概略中空筒状体である。先軸28の後部は軸本体10の先端部10a内に気密性を保ち嵌り込んでいる。先軸28の先端の開口28aに塗布体14が嵌め込まれている。
前記継手30は、図1に示すように、内部に塗布液流通孔30aの形成された概略中空筒状体であって先方部及び後方部の外周面が先軸28内に嵌り込んでいる。塗布液流通孔30aは塗布液粘度による流動抵抗などを考慮し、最適な直径を有している。
詳しくは、継手30は、先方部よりも後方部が段状に拡径し大径になって軸方向先方部から後方部に亘って内部を貫通する内部中空部の塗布液流通孔30aが軸方向に先方部から中央部にかけてほぼ同径に形成された、全体が概略筒状のものである。継手30の後方部で太径になった部分の外周に環状に凸部をリブ状又はかまぼこ状に盛り上げて複数形成して先軸内に嵌合している。また、継手30の後端部にフランジ状部が形成されて先軸28の後端部に当接するものである。
なお、実施形態における各部の材質は、軸状部材20及び固定筒状体24はABS樹脂を、ピストン体18及び先軸28はHDPE(高密度ポリエチレン)を、軸本体10、キャップ10b、外筒キャップ32はPP(ポリプロピレン)を用いて成形することができる。各部には、その他適宜の材質の樹脂を用いることができる。なお、固定筒状体24はPC(ポリカーボネート)樹脂、POM(ポリアセタール)樹脂にしてもよい。
〔塗布体14〕
図1(a)〜(b)に示すように、前記塗布体14は概略円形平面の金属製の打ち抜き成形された板体であって、複数の吐出口14aが配列して開口している。周縁部が曲げられた椀状を呈している。
つまり、第1実施形態の液体塗布具は、塗布液として液体のリップやチークを繰出す塗布具であり、図1(d)、(e)に示すように、塗布体14の一部にメタルエッチングで吐出口14aの孔を設けた後、プレス成形によって周縁を曲げて皿状に成形して空間を持たせた高熱伝導率材料の金属部材等からなる塗布体14を取り付けている。もしくは、プレス成形の打ち抜きで吐出口14aの孔を設けた後、順送金型または単工程金型で周辺部を椀状に曲げ、外周を打ち抜く方法もある。
先軸28の内筒(孔)の継手30先端と塗布体14(金属部材)内面との間には適当なクリアランス14bが設けられ、液が塗布体14に設けられた全ての吐出口14aから出すことができる。
塗布体14の高熱伝導率材料は、ステンレス鋼、ガラス、アルミニウム、ジュラルミン、炭素鋼等、熱伝導率1以上の高熱伝導率材料が好ましいが、その中で塗布部には液や肌との接触があることからメッキなどの表面処理が不要なステンレス鋼が望ましい。
また、塗布体14の吐出口14aの孔の周囲などは角部が尖り皮膚等に接触するのは怪我の元となり好ましくないため、研磨処理をすることが望ましい。研磨処理は電解研磨法で処理することが望ましい。
また、本実施形態の塗布体14の表面は、孔の形状や複数孔の配置、大きさなどは特に指定しない。例えば梅鉢のように、中心は少し大きな孔、そのまわりに小ぶりの孔を配置してもよい。
さらに、塗布体14は、金属部材が直接肌(唇)に接触するよう、先軸基部(樹脂を想定)から飛び出させることで、肌(唇)への接触感がよく、液の塗り広げも良くすることができる。また、金属部材の形状は平面だけでなくプレス加工等によりRを持たせてもよい。
塗布体14の板厚は、0.1mm〜1.0mm、より好ましくは0.15mm〜0.3mmである。0.15mmより下回ると塗布時において塗布体14に撓みを感じさせ、1.0mmを越えると板厚と孔径(孔の間隔)の加工が困難である。
また塗布体14は、先軸28に対してインサート成形による一体成形にしてもよい。
また、先軸28と継手30で塗布体金属部材を挟み込んで固定してもよい。
本発明は上記第1実施形態に限定されず、種々に変形実施できる。
第1実施形態では、液体塗布具は、図1の(a)に示すように、継手30が先軸28内に充実していたが、図1(c)に示す変形例のように、複数の部材を組み合わせて、先軸28との間に空洞を設けることができる。そして、塗布体14は部材を分割して、塗布液を金属部材直下まで導く内筒(チューブ)を設けている。この内筒を継手30に連結している。この変形例の継手30は、先端部と後端部とが軸芯付近が中空筒状に形成された概略椀状に形成されていて、中央部が管状で先端部と後端部を繋いだ形状に形成され、複数部分によって形成されている。
次に、第2実施形態の液状塗布具について、図2によって説明する。
図2に示すように、第2実施形態の液体塗布具は、塗布体14が球状であって、中心部に塗布液を供給する貫通孔を形成した塗布具である。塗布体14は第1実施形態と同様の高熱伝導率材料で形成されている。その他の繰出し機構16等の構成は第1実施形態に係る液体塗布具と同様で同一符号を付している。
詳しくは、図2(a)に示すように、継手30の後部が太径の筒状体30cでそこから前方に向けて管状体30dが先方に延びて形成されており、塗布体14の貫通孔にその管状体30dの先端部を差し込んで結合して、塗布体14を継手30に固定している。
管状体30dの材質は球体同様にステンレス鋼が望ましい。
管状体30dの寸法は、球体を支える強度が必要であるためその肉厚は0.05〜0.5mm、より望ましくは0.1〜0.3mmである。
また、管状体30dの内径寸法は塗布液粘度による流動抵抗などにより、0.5〜3mmが望ましい。
塗布体14が金属等の球状であるので使用時に肌等の対象部位に当たるときに冷感を与えつつ移動させたときに滑らかな感触を与えることできる。
第2実施形態では、種々に変形実施でき、図2(b)〜(e)に示す変形例2−1〜2−4のように構成できる。
変形例2−1は、図2(b)に示すように、キャップ10b内に環状の押さえリブ10cが突設して、この押さえリブ10cによって塗布体14の先端部に吐出口14a周囲を囲んで密着する。これによって、気密性を高めることができる。
変形例2−2は、図2(c)に示すように、継手30の管状体30dの後端がフランジ状に拡径して、筒状体30cからの抜け止めをしている。
変形例2−3は、図2(d)に示すように、先軸28の先端部が斜めにカットされていてその先端部が塗布体14の後端面に緊密に接している。
変形例2−4は、図2(e)に示すように、塗布体14の先端面であって吐出口14a周囲が平面14a1に形成されたものである。
次に、第3実施形態の液状塗布具について、図3によって説明する。繰出し機構16等の構成について第1実施形態と同様部分に同一符号を付している。
図3(a)に示すように、第3実施形態の液体塗布具は、塗布体14が球状であって、中心部に塗布液を供給する貫通孔(吐出口14a)を形成した塗布具である。塗布体14は第1実施形態と同様の高熱伝導率材料で形成されている。
継手30は、先細の筒状体30cが先軸28内に覆われた状態で軸本体10の先端部10aに嵌入して、先軸28から先方に管状体30dが延びるように配設されて、該管状体30dの先端部に塗布体14が配設されたものである。
この第3実施形態では、長い管状体30dの先端に塗布体14が設けられているため、管状体30dのしなりで塗布感を向上でき、また、使用者の手のとどかないところに塗布できる等便利に使用できる。
この第3実施形態では、図3(a)で、キャップ10bの内径部において塗布体14が位置する部分に押さえリブ10cが配設されている。これは塗布体14が下向きにおいて落下した際、塗布体14が慣性力で抜け落ちることを防止することができる。キャップ時の押さえリブ10cは塗布体14(の先端部)に接触するか若しくは僅かに隙間がある位置に配設される。具体的には、押さえリブ10は、キャップ10b先端部内で後方に延在する板状体であって、周方向に複数配列された構造のものである。
この第3実施形態では、種々に変形して実施でき、図3(b)、(c)に示す変形例3−1では、塗布体14の吐出口14a周囲の先端面と管状体30dの差し込まれる後端面が平面14a1に形成され、図3(d)、(e)に示す変形例3−2では、塗布体14の先端面と後端面が球面に形成されたものである。このように塗布体14の球の形状は種々に形成できる。
次に、第4実施形態、第5実施形態の液状塗布具について、図4によって説明する。繰出し機構16等の構成で第1実施形態と同様部分に同一符号を付している。
第4実施形態の液体塗布具は、図4(a)に示すように、塗布体14が球状であって、中心部に塗布液を供給する貫通孔(吐出口14a)にブラシ36を配設した塗布具である。塗布体14は第1実施形態と同様の高熱伝導率材料で形成されている。
第5実施形態の液体塗布具は、図4(b)に示すように、塗布体14が複数の球状のものであって管状体30dに刺し通されて配設された形状の塗布具である。塗布体14は第1実施形態と同様の高熱伝導率材料で形成されている。
次に、第6実施形態、第7実施形態の液状塗布具について、図5(a)、(b)によって説明する。繰出し機構16等の構成で第1実施形態と同様部分と第5実施形態と同様の部分に同一符号を付している。
第6実施形態の液体塗布具は、図5(a)に示すように、塗布体14が複数の球状のものであって管状体30dに刺し通されて配設された形状の塗布具であって、各球状の塗布体14が直接接して、塗布体14の側面部同士間にそれぞれゴムなどの弾性材からなる環状のスペーサ38を取り付けたものである。環状のスペーサ38は軸方向に短い管状の構造でその軸が管状体30dに沿ったものである。これによって、球状の塗布体14の取り付け安定性を向上できるものである。
第7実施形態の液体塗布具は、図5(b)に示すように、管状体30dに刺し通されて配設された複数の球状の塗布体14間に、弾性材からなるスペーサ38を取り付けたものである。この場合のスペーサ38は平坦な円盤状であって中空部に管状体30dが差し貫かれたものであり、塗布体14同士が直接接しないように、塗布体14間に介装されて塗布体14がフローティングしている。キャップ10bを装着時にキャップ10bで塗布体14が押圧されてスペーサ38が弾性圧縮変形する。
この第7実施形態によれば、塗布具の意匠性が向上するとともに、スペーサ38にゴム、エラストマー等の粘弾性材料を選択すればキャップ10bの嵌合時の調整が可能である。
また、スペーサ38取り付け時にそれぞれの塗布体14との間に微小な隙間を設け、スペーサ38に金属や樹脂材料を選択することで、球体をスムーズに回転させて使用することができる。
なお、前記実施形態の説明では、繰出し機構の説明が回転繰出し式となっているが、本発明ではその他、ノック式等、化粧料等の塗布液を吐出できればチューブ式等の他の構造の採用についても問題は無い。
本発明の液体塗布具は、液体化粧料等の化粧品の他、薬剤を塗布する塗布具に利用することができる。
10 軸本体
12 収容部
14 塗布体
14a 吐出口
16 繰出し機構
18 ピストン体
20 軸状部材
22 回転操作部材
24 固定筒状体
26 内筒材
28 先軸
28a 開口
30 継手
30a 塗布液流通孔
30c 筒状体
30d 管状体
32 外筒キャップ
34 噛み合わせ部
36 ブラシ
38 スペーサ

Claims (5)

  1. 軸本体配設の収容部内に流動性のある化粧料等の塗布液を収容し、対象部位に接しさせて塗布液を塗布する塗布体を軸本体の先端部に継手及び先軸を介して固定し、該軸本体の後部に設けた繰出し機構によって前記収容部内に収容された塗布液を前記塗布体に向けて押し出す液体塗布具において、
    前記塗布体は先端部に吐出口が開口し、少なくとも塗布体表面であって吐出口周囲が高熱伝導率材料であることを特徴とする液体塗布具。
  2. 塗布体は先端部の中心部に塗布液を吐出する貫通孔を形成したことを特徴とする請求項1記載の液体塗布具。
  3. 塗布体は球体であることを特徴とする請求項1又は2記載の液体塗布具。
  4. 塗布体は金属製部分がプレス加工で形成されたことを特徴とする請求項2記載の液体塗布具。
  5. 塗布体の少なくとも表面は熱伝導率1W/m・K以上であることを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載の液体塗布具。
JP2013021170A 2013-02-06 2013-02-06 液体塗布具 Expired - Fee Related JP6145278B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013021170A JP6145278B2 (ja) 2013-02-06 2013-02-06 液体塗布具
FR1450767A FR3001619A1 (fr) 2013-02-06 2014-01-31 Applicateur de liquide
US14/171,270 US20140248074A1 (en) 2013-02-06 2014-02-03 Liquid applicator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013021170A JP6145278B2 (ja) 2013-02-06 2013-02-06 液体塗布具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014150863A true JP2014150863A (ja) 2014-08-25
JP6145278B2 JP6145278B2 (ja) 2017-06-07

Family

ID=51214845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013021170A Expired - Fee Related JP6145278B2 (ja) 2013-02-06 2013-02-06 液体塗布具

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20140248074A1 (ja)
JP (1) JP6145278B2 (ja)
FR (1) FR3001619A1 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01131427U (ja) * 1988-03-02 1989-09-06
JP2004065467A (ja) * 2002-08-05 2004-03-04 Bb Laboratories Inc 高粘度流動性化粧品を塗布するための化粧用具
WO2010016572A1 (ja) * 2008-08-08 2010-02-11 三菱鉛筆株式会社 液体塗布具
WO2011073898A2 (en) * 2009-12-15 2011-06-23 L'oreal A packaging and applicator device having a cold effect
WO2011083427A2 (en) * 2010-01-06 2011-07-14 L'oreal A packaging and applicator device including an applicator member
WO2012032148A1 (en) * 2010-09-10 2012-03-15 L'oreal Heating packaging and application device for cosmetic product

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3519668B2 (ja) * 2000-04-21 2004-04-19 株式会社壽 液体容器
US7955016B2 (en) * 2005-12-09 2011-06-07 L'oreal Cosmetic or dermatological treatment method and devices for application of such a method
US7883287B2 (en) * 2007-05-10 2011-02-08 HCT Asia, Ltd Dispenser with thermal storage tip
WO2010141159A2 (en) * 2009-06-04 2010-12-09 Elc Management Llc Metal clad ceramic cosmetic applicator

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01131427U (ja) * 1988-03-02 1989-09-06
JP2004065467A (ja) * 2002-08-05 2004-03-04 Bb Laboratories Inc 高粘度流動性化粧品を塗布するための化粧用具
WO2010016572A1 (ja) * 2008-08-08 2010-02-11 三菱鉛筆株式会社 液体塗布具
WO2011073898A2 (en) * 2009-12-15 2011-06-23 L'oreal A packaging and applicator device having a cold effect
WO2011083427A2 (en) * 2010-01-06 2011-07-14 L'oreal A packaging and applicator device including an applicator member
WO2012032148A1 (en) * 2010-09-10 2012-03-15 L'oreal Heating packaging and application device for cosmetic product

Also Published As

Publication number Publication date
FR3001619A1 (fr) 2014-08-08
US20140248074A1 (en) 2014-09-04
JP6145278B2 (ja) 2017-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2319358A1 (en) Liquid applying tool
JP5108919B2 (ja) 充填物押出容器
JP2012075556A (ja) 化粧料塗布具及び化粧料容器
EP2702896A1 (en) Applicator
EP3056111A1 (en) Application-body-equipped cosmetic container
JP6089408B2 (ja) 吐出容器
EP2551126B1 (en) Knock-type applicator
JP2012231920A (ja) 塗布具
JP6145278B2 (ja) 液体塗布具
JP2010188058A (ja) 塗布用化粧料繰出容器
JP6670539B2 (ja) 塗布具
US8979412B2 (en) Tip unit for a cosmetic applicator
US10206481B2 (en) Baked powder pencils, sticks and pellets, and methods of making and using the same
JP6281760B2 (ja) 液体化粧料塗布体
JP2012135465A (ja) 液体塗布具
JP5610775B2 (ja) 液体塗布具
JP6382507B2 (ja) 筆記具
JP4401945B2 (ja) 棒状化粧料繰出容器
JP6016192B2 (ja) 筆記具
CN213820228U (zh) 一种极细迷你眉笔
JP2017023198A (ja) 化粧料容器
JP2016016186A (ja) 化粧料塗布具
KR102141724B1 (ko) 액체도포구
JP2014200507A (ja) 液状化粧料塗布体
JP3138250U (ja) 接着剤収納ケース

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170515

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6145278

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees