JP2014150363A - 圧電デバイス及びその製造方法 - Google Patents

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彰 岩崎
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【課題】半導体回路基板とキャップとが一体形成されパッケージの角部からの破壊を防ぐために耐衝撃性の優れた構造を有する圧電デバイス及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の圧電デバイスは、少なくとも半導体回路を搭載した半導体回路基板21と、この半導体回路基板21上に搭載され、凹部22を有して一体形成されたキャップ23と、このキャップ23の凹部22に配置された圧電振動素子24とを備えている。キャップ23の角部23bに面取りされた傾斜面23cを有している。キャップ23の側部23aの厚さをA、キャップ23の凹部22から傾斜面23cまでの最小距離の厚さをBとした場合に、A≦Bの関係を有している。特に、傾斜面23cの角度は45度であることが好ましい。
【選択図】図3

Description

本発明は、圧電デバイス及びその製造方法に関し、より詳細には、基板とキャップとが一体形成されたパッケージの角部からの破壊を防ぐために耐衝撃性の優れた構造を有する圧電デバイス及びその製造方法に関する。
近年、HDD(ハード・ディスク・ドライブ)やモバイルコンピュータ又はICカードなどの小型の情報機器や携帯電話,自動車電話又はページングシステムなどの移動体通信機器において、装置の小型薄型化がめざましく、それらに用いられる圧電デバイスも小型薄型化が要求されている。また、このような小型化にともない、装置の回路基板に両面実装が可能な表面実装タイプの圧電デバイスが求められている。さらに、圧電デバイス自体又は圧電デバイスを各種機器に実装した後で、これらの電子機器を取り落としたりすると、圧電デバイスに外部から衝撃が加わることがある。このような衝撃に対して、パッケージと蓋体の接合部分は、内部の気密性を十分保持できるような強度を備えている必要がある。
例えば、特許文献1には、小型化を図り、側方からの耐衝撃性に優れた構造を有する圧電デバイスが提案されている。
図1は、特許文献1に記載されている圧電デバイスを説明するための構成図である。特許文献1に記載の圧電デバイス1は、パッケージ6の内部に、圧電振動片2を収容している。この圧電振動片2は、例えば、水晶基板を利用して形成されている。この圧電振動片2は、パッケージ6の電極部に接合される基部10と、この基部10から平行に延びる一対の振動腕4,5を有する音叉型に形成され、その表面に図示しない駆動用の金属電極が形成されている。
また、パッケージ6は、セラミック製の複数の基板を積層して内側に所定の内部空間Sを形成するようにして、その全体が矩形状に形成されている。この内部空間Sにおいて、パッケージ6の内側の底部には、導電性の接着剤7などを介して、上述した圧電振動片2の基部10が電極部3,3上に接合固定されており、圧電振動片2の先端部は自由端とされている。そして、パッケージ6の開放された上端部6aには、低融点ガラス等のロウ材8を介して、ガラスなどの光を透過する材料、すなわち、光透過性の材料で形成された蓋体9が接合されることにより、封止されている。そして、パッケージ6においては、蓋体9の封止後において、蓋体9の外部からレーザ光L1を、圧電振動片2の先端付近の金属被覆部に照射して、その一部を蒸散させることにより、質量削減方式による周波数調整を行う場合がある。
以上のような構成により、圧電デバイス1は、外部からの駆動電圧が、電極部3及び導電性接着剤7を介して、圧電振動片2に伝えられる。これにより、圧電振動片2の図示しない励振電極からの電圧が圧電材料に伝えられることで、一対の振動腕4,5が屈曲振動を生じ、所定の周波数で振動する。この振動周波数を外部に取り出すことによって、所定の周波数の出力を得ることができるようになっている。
図2は、特許文献1に記載されている圧電デバイスにおける側方からの耐衝撃性に優れた構造を示す図である。圧電振動片を片持ち式に固定して内部に収容するようにした矩形状のパッケージ6と、このパッケージ6の上端部6aにロウ材8で固定される蓋体9とを有する圧電デバイスで、蓋体9の上面側の周縁に傾斜面11を形成している。これにより、側方から加わる外力F1を傾斜面11の作用により水平な方向に働く力F2と垂直に働く力F3に分解することができ、側方から加わる外力を分散させ、より強固な接合構造とすることができる。
また、例えば、特許文献2には、複数の半導体素子を有する半導体ウェハを分割することで、半導体素子に与えられるダメージを低下させることが開示されている。つまり、近年、半導体素子が用いられた電子回路を内蔵する電子機器の小型化が進んでおり、このような小型化に伴い電子回路自体の小型化が図られつつあり、半導体ウェハの薄化が活発に行われている。しかしながら、このように薄化された半導体素子は外力に対する強度が弱く、特にウェハ状態の半導体素子を切断して個片毎に分割する機械的なダイシングにおいては、それぞれの半導体素子が切断時にダメージを受けやすく、加工歩留まりの低下が避けられないという問題点があり、このような薄化された半導体ウェハの分割処理に対するダメージレス化の要望が高まっていることが開示されている。
また、例えば、特許文献3には、半導体ウェハを切削するダイシング方法が開示されている。つまり、面取り工程、ハーフカット工程、フルカット工程が開示されている。
特開2003−69367号公報 特開2006−32465号公報 特開平9−326373号公報
しかしながら、上述した特許文献1の対象は、パッケージ6の上端部6aにロウ材8で固定される蓋体9を有する圧電デバイスであって、パッケージ6と蓋体9とが別体になっているため小型化を図るには問題がある。また、特許文献1では、パッケージ6の側面と蓋体9が一体成型されていないため、蓋体9の角部に面取りをしたとしても耐衝撃性が十分に向上しないという問題があった。
また、特許文献2には、複数の半導体素子を有する半導体ウェハを分割することで、半導体素子に与えられるダメージを低下させることが開示されているものの、本発明のような、一体形成された内部に中空構造をもつパッケージの角部に斜めに面取りされた傾斜面を形成して耐衝撃性の優れた構造については何ら開示されていない。
さらに、特許文献3には、半導体ウェハを切削するダイシング方法が開示されているものの、本発明のような、一体形成された内部に中空構造をもつパッケージの角部に斜めに面取りされた傾斜面を形成して耐衝撃性の優れた構造については何ら開示されていない。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、半導体回路基板とキャップとが一体形成されたパッケージの角部からの破壊を防ぐために耐衝撃性の優れた構造を有する圧電デバイス及びその製造方法を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、基板と、該基板上に搭載され、凹部を有して一体形成されたキャップと、該キャップの前記凹部に配置された圧電振動素子とを備え、前記キャップの角部に面取りされた傾斜面を有することを特徴とする圧電デバイスである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記キャップの側部の厚さをA、前記キャップの前記凹部から前記傾斜面までの最小距離の厚さをBとした場合に、A≦Bの関係を有することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記傾斜面の角度が、40度以上50度以下であることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1、2又は3に記載の発明において、前記基板が、半導体回路を搭載した半導体回路基板であることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、基板と、該基板上に搭載され、凹部を有して一体形成されたキャップと、該キャップの前記凹部に配置された圧電振動素子とを備えた圧電デバイスの製造方法であって、前記キャップの角部に面取りされた傾斜面を形成する工程を有することを特徴とする圧電デバイスの製造方法である。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記キャップの側部の厚さをA、前記キャップの前記凹部から前記傾斜面までの最小距離の厚さをBとした場合に、A≦Bの関係を有することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の発明において、前記傾斜面の角度が、40度以上50度以下であることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項5,6又は7に記載の発明において、前記キャップの角部に面取りされた傾斜面を形成する工程が、スピンドルに装着した面取り用ブレードによってV溝形状の面取り切削を遂行するV溝形成ダイシング工程であることを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項5乃至8の何れかに記載の発明において、前記基板が、半導体回路を搭載した半導体回路基板であることを特徴とする。
本発明によれば、基板とキャップとが一体形成されたパッケージの角部からの破壊を防ぐために耐衝撃性の優れた構造、つまり、角部が斜めに面取りされた傾斜面を有して耐衝撃性の優れた構造とした圧電デバイス及びその製造方法を実現することができる。
特許文献1に記載されている圧電デバイスを説明するための構成図である。 特許文献1に記載されている圧電デバイスにおける側方からの耐衝撃性に優れた構造を示す図である。 本発明に係る圧電デバイスの実施例を説明するための断面構成図である。 本発明に係る圧電デバイスの製造方法を説明するためのフローチャートを示す図である。 (a)乃至(f)は、本発明に係る圧電デバイスの製造方法を説明するための工程図である。 (a)乃至(c)は、図5における工程をさらに具体的に説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
図3は、本発明に係る圧電デバイスの実施例を説明するための断面構成図で、図中符号21は半導体回路基板、22は凹部(キャビティ)、23はキャップ、24は圧電振動素子、25は導電性接着剤、26は貫通電極、27は接続端子を示している。
本発明の圧電デバイスは、少なくとも半導体回路を搭載した半導体回路基板21と、この半導体回路基板21上に搭載され、凹部22を有して一体形成されたキャップ23と、このキャップ23の凹部22に配置された圧電振動素子24とを備えている。そして、キャップ23と半導体回路基板21とで圧電振動素子24を封止するパッケージを形成している。また、圧電振動素子24は、導電性接着剤25を介して半導体回路基板21に設けられた貫通電極26に接続されている。また、キャップ23の角部23bに面取りされた傾斜面23cを有している。図3は断面図であるが、この傾斜面23cは、キャップ23の周縁の角部に面取りされているものである。
また、キャップ23の側部23aの厚さをA、キャップ23の凹部22から傾斜面23cまでの最小距離の厚さをBとした場合に、A≦Bの関係を有している。傾斜面23cの角度は40度以上50度以下であることが好ましく、45度であることが特に好ましい。
なお、傾斜面23cの角度とは、キャップ23の側壁23dと傾斜面23cとのなす角度θ(図3中の角度θ)を指す。
つまり、キャップ23に凹部(キャビティ)22があるため、A>BだとB部分から破壊されてしまう。したがって、A≦Bになるように面取りする必要がある。このように、角を落とすことにより、例えば、圧電デバイスを実装基板に搭載する実装工程のように、真空吸着によってピックアップする時、吸着ノズルを圧電デバイス表面に荷重をかけて押し付けて吸着したり、実装基板に搭載するときにも圧電デバイスの表面に荷重がかかっていたが、このとき、尖った角部をなくすことにより角部に吸着ノズルが接触しないため、角部を起点とした破壊を防ぐことができ、また、傾斜部の厚さBが側部の厚さAよりも薄くないため、その傾斜部を起点とした破壊も防ぐことが可能である。これまで、実装基板へ圧電デバイスを実装するときに発生する破壊は、最も脆弱なパッケージ角部からであったり、実装工程時の荷重による垂直方向の力によって発生していた。
より具体的には、キャップ23の角部23bに面取りされた傾斜面23cを有しているので、上方から加わる外力を傾斜面23cの作用により水平な方向に働く力と垂直に働く力に分解することができ、上方から加わる外力を分散させて角部からの破壊を防ぐことができる。
キャップの材料は、半導体プロセス上、シリコンまたは、ガラス等が用いられ、特にシリコンは一般的に用いられる半導体回路基板と同じ材料であるため、接合時の熱膨張係数差によるストレスがないため、好ましい材料である。
図4は、本発明に係る圧電デバイスの製造方法を説明するためのフローチャートを示す図である。
本発明の圧電デバイスの製造方法は、少なくとも半導体回路を搭載した半導体回路基板21と、この半導体回路基板21上に搭載され、凹部22を有して一体形成されたキャップ23と、このキャップ23の凹部22に配置された圧電振動素子24とを備えた圧電デバイスの製造方法である。特に、キャップ23の角部23bに面取りされた傾斜面23cを形成する工程を有することを特徴としている。
また、上述したように、キャップ23の側部23aの厚さをA、キャップ23の凹部22から傾斜面23cまでの最小距離の厚さをBとした場合に、A≦Bの関係を有するように形成されている。この場合、傾斜面23cの角度は45度であることが好ましい。 まず、キャップウェハにキャビティを形成する(ステップS1)。つまり、キャップ23の凹部(キャビティ)22を形成する(D−RIE)。次に、キャップウェハを半導体回路基板(ICウエハ)21上に貼り付ける(ステップS2)。つまり、凹部(キャビティ)22の形成されたキャップ23を半導体回路基板21上に貼り付ける(ウェハボンディング)。次に、半導体回路基板(ICウェハ)を研磨する(ステップS3)。次に、シリコンスルービア(TSV)を形成する(ステップS4)。つまり、半導体回路基板21にSi貫通電極(TSV;through−silicon via)26を形成する。このSi貫通電極26は、電子部品である半導体の実装技術の1つであり、シリコン製半導体チップの内部を垂直に貫通する電極である。
次に、キャップウェハを研磨する(ステップS5)。次に、V溝をダイシングにより形成する(ステップS6)。つまり、キャップ23の角部23bに面取りされた傾斜面23cを形成する。このキャップ23の角部23bに面取りされた傾斜面23cを形成する工程は、スピンドルに装着した面取り用ブレードによってV溝形状の面取り切削を遂行するV溝形成ダイシング工程である。
次に、ストレート溝を形成する(ステップS7)。つまり、V溝を形成するとともに真っ直ぐな溝を形成する(ハーフカットダイシング)。次に、ダメージ層を除去する(ステップS8)。つまり、マイクロクラックを除去する(エッチング工程)。次に、ウェハを個片化するためにフルカットダイシングを行う(ステップS9)。
図5(a)乃至(f)は、本発明に係る圧電デバイスの製造方法を説明するための工程図である。図5(a)において、キャップウェハにキャップ23の凹部22を形成する。これは、図4のステップS1に相当する。次に、図5(b)において、凹部22を形成したキャップ23を半導体回路基板21上に貼り付ける。これは、図4のステップS2に相当する。次に、図5(c)において、キャップ23を所定の厚さに薄化する。これは、図4のステップS5に相当する。次に、図5(d)において、V溝の形成とストレート溝のハーフカットを行う。これは、図4のステップS6及びステップS7に相当する。次に、図5(e)において、マイクロクラックを除去する。これは、図4のステップS8に相当する。次に、図5(f)において、フルカットダイシングによりウェハを個片化する。これは、図4のステップS9に相当する。
図6(a)乃至(c)は、図5における工程をさらに具体的に説明するための図で、図6(a)は面取り工程、図6(b)はハーフカット工程、図6(c)はフルカット工程を示す図である。
図6(a)において、第1のスピンドルに装着した面取り用ブレード31によってウェハWの表面に形成されたストリートに沿ってV溝の面取り切削を遂行する。次に、図6(b)において、この面取り切削に続いて、第2のスピンドルに装着したハーフカット(不完全切削)用ブレード32によって面取り部に沿ってハーフカットを遂行する。次に、このハーフカットに続いて、第3のスピンドルに装着したフルカット(完全切断)用ブレード33によりハーフカット部に沿ってフルカットを遂行する。なお、図中符号34はウェハW固定用の粘着テープを示している。また、1軸に面取り用V型ブレードを装着し、2軸に切断用ブレードを装着して、面取りと同時に切断することも可能である。
以上のように、基板とキャップとが一体形成されたキャップの角部からの破壊を防ぐために耐衝撃性の優れた構造、つまり、角部が斜めに面取りされた傾斜面を有して耐衝撃性の優れた構造とした圧電デバイス及びその製造方法を実現することができる。
1 圧電デバイス
2 圧電振動片
3 電極部
4,5 振動腕
6 キャップ
6a 上端部
7 接着剤
8 ロウ材
9 蓋体
10 基部
11 傾斜面
21 半導体回路基板
22 凹部(キャビティ)
23 キャップ
23a 側部
23b 角部
23c 傾斜面
23d 側壁
24 圧電振動素子
25 導電性接着剤
26 貫通電極
27 接続端子
31 面取り用ブレード
32 ハーフカット(不完全切削)用ブレード
33 フルカット(完全切断)用ブレード

Claims (9)

  1. 基板と、該基板上に搭載され、凹部を有して一体形成されたキャップと、該キャップの前記凹部に配置された圧電振動素子とを備え、
    前記キャップの角部に面取りされた傾斜面を有することを特徴とする圧電デバイス。
  2. 前記キャップの側部の厚さをA、前記キャップの前記凹部から前記傾斜面までの最小距離の厚さをBとした場合に、
    A≦B
    の関係を有することを特徴とする請求項1に記載の圧電デバイス。
  3. 前記傾斜面の角度が、40度以上50度以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の圧電デバイス。
  4. 前記基板が、半導体回路を搭載した半導体回路基板であることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の圧電デバイス。
  5. 基板と、該基板上に搭載され、凹部を有して一体形成されたキャップと、該キャップの前記凹部に配置された圧電振動素子とを備えた圧電デバイスの製造方法であって、
    前記キャップの角部に面取りされた傾斜面を形成する工程を有することを特徴とする圧電デバイスの製造方法。
  6. 前記キャップの側部の厚さをA、前記キャップの前記凹部から前記傾斜面までの最小距離の厚さをBとした場合に、
    A≦B
    の関係を有することを特徴とする請求項5に記載の圧電デバイスの製造方法。
  7. 前記傾斜面の角度が、40度以上50度以下であることを特徴とする請求項5又は6に記載の圧電デバイスの製造方法。
  8. 前記キャップの角部に面取りされた傾斜面を形成する工程が、スピンドルに装着した面取り用ブレードによってV溝形状の面取り切削を遂行するV溝形成ダイシング工程であることを特徴とする請求項5,6又は7に記載の圧電デバイスの製造方法。
  9. 前記基板が、半導体回路を搭載した半導体回路基板であることを特徴とする請求項5乃至8の何れかに記載の圧電デバイスの製造方法。
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