JP2014149086A - 球帯状シール体及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 球帯状シール体1は、耐熱材2と金網からなる補強材3とが圧縮されて補強材3の金網の網目に耐熱材2が充填されて当該耐熱材2と補強材3とが混在一体化されてなるシール本体4を有しており、シール本体4は、貫通孔5を規定する円筒状の内周面6と、部分凸球面7からなる外周面10と、部分凸球面7の大径側及び小径側に夫々環状の端面8及び9とを有しており、シール本体4には、補強材3が15重量%から80重量%で、耐熱材2が20重量%から85重量%の割合で含まれており、シール本体4における耐熱材2が1.20g/cm3から2.00g/cm3の密度を有している。
【選択図】 図1
Description
2 耐熱材
3 補強材
4 シール本体
7 部分凸球面
Claims (13)
- 環状滑り面を有しており、少なくとも耐熱材と金網からなる補強材とが圧縮されて補強材の金網の網目に耐熱材が充填されて当該耐熱材と補強材とが混在一体化されてなるシール本体を有する球帯状シール体であって、シール本体には、補強材が15重量%から80重量%で、耐熱材が20重量%から85重量%の割合で含まれており、シール本体における耐熱材が1.20g/cm3から2.00g/cm3の密度を有している球帯状シール体。
- 環状滑り面を有しており、少なくとも耐熱材と金網からなる補強材とが圧縮されて補強材の金網の網目に耐熱材が充填されて当該耐熱材と補強材とが混在一体化されてなるシール本体と、このシール本体の外周面に一体的に形成されていると共に少なくとも潤滑材からなる被覆層とを有しており、この被覆層の露出面により環状滑り面が構成されている球帯状シール体であって、シール本体及び被覆層には、補強材が15重量%から80重量%で、耐熱材及び潤滑材が20重量%から85重量%の割合で含まれており、シール本体及び被覆層における耐熱材及び潤滑材が1.20g/cm3から2.00g/cm3の密度を有している球帯状シール体。
- 環状滑り面を有しており、少なくとも耐熱材と金網からなる補強材とが圧縮されて補強材の金網の網目に耐熱材が充填されて耐熱材と補強材とが混在一体化されてなるシール本体と、このシール本体の外周面に一体的に形成されていると共に少なくとも潤滑材及び耐熱材と金網からなる補強材とが圧縮されて補強材の金網の網目に潤滑材及び耐熱材が充填されて当該潤滑材及び耐熱材と補強材とが混在一体化されてなる被覆層とを有しており、補強材からなる面と潤滑材からなる面とが混在した被覆層の露出面により環状滑り面が構成されている球帯状シール体であって、シール本体及び被覆層には、補強材が15重量%から80重量%で、耐熱材及び潤滑材が20重量%から85重量%の割合で含まれており、シール本体及び被覆層における耐熱材及び潤滑材が1.20g/cm3から2.00g/cm3の密度を有している球帯状シール体。
- 環状滑り面を有しており、少なくとも耐熱材と金網からなる補強材とが圧縮されて補強材の金網の網目に耐熱材が充填されて耐熱材と補強材とが混在一体化されてなるシール本体と、このシール本体の外周面に一体的に形成されていると共に少なくとも潤滑材及び耐熱材と金網からなる補強材とが圧縮されて補強材の金網の網目に潤滑材及び耐熱材が充填されて当該潤滑材及び耐熱材と補強材とが混在一体化されてなる被覆層とを有しており、補強材からなる面と潤滑材からなる面とが混在した被覆層の露出面により環状滑り面が構成されている球帯状シール体であって、環状滑り面から1mmまでの球帯状シール体の環状の表層部分には、補強材が60重量%から75重量%で、耐熱材及び潤滑材が25重量%から40重量%の割合で含まれており、当該環状の表層部分における補強材、耐熱材及び潤滑材が3.00g/cm3から5.00g/cm3の密度を有しており、環状の表層部分を除く球帯状シール体の他の環状の部分には、補強材が20重量%から70重量%で、耐熱材が30重量%から80重量%の割合で含まれている球帯状シール体。
- 環状滑り面を有しており、少なくとも耐熱材と金網からなる補強材とが圧縮されて補強材の金網の網目に耐熱材が充填されて耐熱材と補強材とが混在一体化されてなるシール本体と、このシール本体の外周面に一体的に形成されていると共に少なくとも潤滑材及び耐熱材と金網からなる補強材とが圧縮されて補強材の金網の網目に潤滑材及び耐熱材が充填されて当該潤滑材及び耐熱材と補強材とが混在一体化されてなる被覆層とを有しており、補強材からなる面と潤滑材からなる面とが混在した被覆層の露出面により環状滑り面が構成されている球帯状シール体であって、被覆層には、補強材が60重量%から75重量%で、潤滑材及び耐熱材が25重量%から40重量%の割合で含まれている球帯状シール体。
- 環状滑り面を有しており、少なくとも耐熱材と金網からなる補強材とが圧縮されて補強材の金網の網目に耐熱材が充填されて耐熱材と補強材とが混在一体化されてなるシール本体と、このシール本体の外周面に一体的に形成されていると共に少なくとも潤滑材及び耐熱材と金網からなる補強材とが圧縮されて補強材の金網の網目に潤滑材及び耐熱材が充填されて当該潤滑材及び耐熱材と補強材とが混在一体化されてなる被覆層とを有しており、補強材からなる面と潤滑材からなる面とが混在した被覆層の露出面により環状滑り面が構成されている球帯状シール体であって、環状滑り面において、補強材からなる面が0.5%から30%で、潤滑材からなる面が70%から99.5%の面積割合をもって露出している球帯状シール体。
- 耐熱材は膨張黒鉛を含んでいる請求項1から6のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
- 環状滑り面は、部分凸球面、部分凹球面又は截頭円錐面を含んでいる請求項1から7のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
- 環状滑り面を含んだ外周面を具備している請求項1から8のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
- 環状滑り面を含んだ内周面を具備している請求項1から8のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
- 請求項1から10のいずれか一項に記載の球帯状シール体の製造方法であって、耐熱材を含んだ耐熱シート部材と金網からなる補強シート部材とを準備する工程と、補強シート部材を耐熱シート部材に重ね合わせたのち、この重合体を円筒状に捲回して筒状母材を形成する工程と、筒状母材を金型のコア外周面に挿入し、金型内において筒状母材をコア軸方向に圧縮成形する工程とを具備した球帯状シール体の製造方法。
- 請求項1から9のいずれか一項に記載の球帯状シール体の製造方法であって、耐熱材を含んだ補強シート部材を金網からなる耐熱シート部材に重ね合わせたのち、この重合体を円筒状に捲回して筒状母材を形成する工程と、耐熱材を含んだ別の耐熱シート部材と当該別の耐熱シート部材の一方の表面に被着された潤滑材を含んだ潤滑層とこの潤滑層に配された金網からなる別の補強シート部材とからなる被覆層形成部材を潤滑層の面を外側にして筒状母材の外周面に捲回して予備円筒成形体を形成する工程と、この予備円筒成形体を金型のコア外周面に挿入し、金型内において予備円筒成形体をコア軸方向に圧縮成形する工程とを具備した球帯状シール体の製造方法。
- 請求項1から8及び10のいずれか一項に記載の球帯状シール体の製造方法であって、耐熱シート部材と当該耐熱シート部材の一方の表面に被着された潤滑材を含んだ潤滑層とこの潤滑層に配された金網からなる補強シート部材とからなる被覆層形成部材を潤滑層の面を内側にして捲回して筒状母材を形成する工程と、金網からなる別の補強シート部材を耐熱材を含んだ別の耐熱シート部材に重ね合わせたのち、この重合体を筒状母材の外周面に捲回して予備円筒成形体を形成する工程と、この予備円筒成形体を金型のコア外周面に挿入し、金型内において予備円筒成形体をコア軸方向に圧縮成形する工程とを具備した球帯状シール体の製造方法。
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JPH06123362A (ja) * | 1992-10-12 | 1994-05-06 | Oiles Ind Co Ltd | 球帯状シール体 |
US5451064A (en) * | 1992-12-22 | 1995-09-19 | Ucar Carbon Technology Corporation | Exhaust seal ring |
JPH09257039A (ja) * | 1996-03-22 | 1997-09-30 | Oiles Ind Co Ltd | 摺動部材用組成物および該組成物からなる摺動部材ならびに球帯状シール体 |
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