JP2014147302A - こんにゃく粉製素材、その製造方法、スポンジ状素材製造方法、スポンジ製品および食品 - Google Patents

こんにゃく粉製素材、その製造方法、スポンジ状素材製造方法、スポンジ製品および食品 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来よりも極めて簡便・容易に工業的製造を行うことのできる、こんにゃくスポンジおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 こんにゃく粉1および凝固剤2を原料とし、さらに水3を用いて、基本的に糸こんにゃく用製造方法Pによってこんにゃく粉製素材5を得るものであり、得られるこんにゃく粉製素材5は、煮ても容易にはほぐれない糸こんにゃく状を呈するものとなる。これに自然乾燥等の乾燥処理を施すことによって、スポンジ状素材となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、こんにゃく粉製素材、その製造方法、スポンジ状素材製造方法、スポンジ製品および食品に係り、特に、いわゆるこんにゃくスポンジを従来よりも極めて容易に得ることができ、かつ各産業分野に新規な素材を提供することのできる、こんにゃく粉製素材等に関するものである。
冬季、こんにゃくを屋外に晒すことによって、凍結・融解処理を繰り返され、こんにゃくは乾燥したスポンジ様となる。これは、北関東その他各地における保存食として知られており、また乳児の産毛取り用具として使用されていたことも知られている。スポンジ様のこんにゃく、いわゆるこんにゃくスポンジは近年、その優れた弾力性や、海綿・ウレタンゴム製のスポンジと比較して遙かに優れた肌触りの良さという特性が着目され、乳児のみならず敏感肌の女性、あるいは乾皮症等の高齢者を初めとして、洗浄用具としての使用が普及拡大してきた。
さて、かかるこんにゃくスポンジに関しては従来、多くの技術的提案もなされている。たとえば後掲特許文献1には、こんにゃくスポンジの安定的な製造方法を得ることが目的として掲げられており、ゲル化した寒天やゼラチン等を泡形成用ゲル粒としてコンニャク粉の水溶液に混合してコンニャクを形成し、これを凍結処理、熱湯洗浄による泡形成用ゲル粒の溶解除去処理に供するという技術が開示されている。
また特許文献2には、吸水性および乾燥性に優れたこんにゃくスポンジの提供が目的として掲げられており、こんにゃく粉を水に溶解しぺースト状物を得る工程、加熱によりぺースト状物を成形器内で凝固させこんにゃくを得る工程、そのこんにゃくをセルラーゼで処理した酵素分解こんにゃくを得る工程、酵素分解こんにゃくを20℃以下の水中で熟成する工程、そしてそれを凍結−解凍処理に供して乾燥させる工程からなる製法が開示されている。この技術により、表面のスキン層が部分的に除去され、内部が均一なこんにゃくスポンジを得ることができるとしている。
また特許文献3には、清潔な状態で使用できるこんにゃくスポンジの提供が目的として掲げられており、デヒドロ酢酸ソーダ0.05〜0.5重量%を溶解した水溶液を10〜30重量%を含浸させることで微生物抵抗性を付与する技術が開示されている。
また特許文献4には、良好な抗菌・防カビ性を有するこんにゃくスポンジの提供という上記特許文献3と共通する課題を掲げられており、抗菌剤のブリードを可能にした5〜100μmの樹脂粒子を、0.1〜10%の乾燥重量比でアクリル系樹脂液およびエポキシ系架橋剤を用いて練り込み、定着させたこんにゃくスポンジが開示されている。
特公平7−24637号公報「コンニャクスポンジの製造方法」(特許 消滅) 特開平6−189869号公報「スポンジ状こんにゃく成形体」(特許 消滅) 特開平10−113301号公報「スポンジ状こんにゃく及びその製造方法」(特許) 特開2003−250717号公報「こんにゃくスポンジ」(特許)
しかし、上述の各特許文献開示技術も含め従来のこんにゃくスポンジ製造方法は結局、板状に形成されたこんにゃくを用いてこれに凍結・乾燥処理を施すものであり、これを工業的に得るためには真空凍結乾燥処理など相当程度の設備を要する。より簡単で事業化容易な方法によってこんにゃくスポンジを製造できれば、比較的事業規模の小さい事業体にとっても導入しやすく、また応用展開も促進され、関連する全産業分野の活性化・発展に資することになる。
本発明が解決しようとする課題は、かかる従来技術の問題点や状況を踏まえ、従来よりも極めて簡便・容易に工業的製造を行うことのできる、こんにゃくスポンジおよびその製造方法を提供することである。
本願発明者は上記課題について、糸こんにゃく(または、しらたき)の製造方法に基礎を置きつつ検討した結果、画期的着眼による新規な方法を用いることによって課題を解決できることに想到し、本発明に至った。すなわち、上記課題を解決するための手段として本願で特許請求される発明、もしくは少なくとも開示される発明は、以下の通りである。
〔1〕 こんにゃく粉および凝固剤を原料としており、容易にはほぐれない糸こんにゃく状を呈する、こんにゃく粉製素材。
〔2〕 糸こんにゃく用製造方法を用い、製造時の加水量を糸こんにゃく製造時よりも多量とすることにより得られる、〔1〕に記載のこんにゃく粉製素材。
〔3〕 糸こんにゃく用製造方法を用い、製造時の加水量をこんにゃく粉1kgに対し50liter以上とすることにより得られる〔1〕に記載のこんにゃく粉製素材。
〔4〕 こんにゃく粉以外のでんぷんが含まれていることを特徴とする、〔1〕ないし〔3〕のいずれかに記載のこんにゃく粉製素材。
〔5〕 前記こんにゃく粉以外のでんぷんがデキストリン、コーンスターチ、小麦でんぷん、サゴでんぷん、馬鈴薯でんぷん、甘藷でんぷん、米でんぷん、ワキシコーンスターチ、タピオカでんぷん、緑豆でんぷん、湿熱処理でんぷん、架橋でんぷんもしくはヒドロキシプロピル化でんぷんその他の加工でんぷん、またはアルファー化でんぷんのうち少なくとも1種または2種以上であることを特徴とする、〔4〕に記載のこんにゃく粉製素材。
〔6〕 前記原料の他に増粘安定剤、すなわち増粘剤、安定剤またはゲル化剤の少なくともいずれか一つが用いられていることを特徴とする、〔1〕ないし〔5〕のいずれかに記載のこんにゃく粉製素材。
〔7〕 前記原料の他に食品用の着色料またはその他の着色料が用いられていることを特徴とする、〔1〕ないし〔6〕のいずれかに記載のこんにゃく粉製素材。
〔8〕 液体とともに密封されていることを特徴とする、〔1〕ないし〔7〕のいずれかに記載のこんにゃく粉製素材。
〔9〕 乾燥した状態であることを特徴とする、〔1〕ないし〔7〕のいずれかに記載のこんにゃく粉製素材。
〔10〕 スポンジ状を呈することを特徴とする、〔9〕に記載のこんにゃく粉製素材。
〔11〕 〔10〕に記載のこんにゃく粉製素材を用いたスポンジ製品。
〔12〕 〔1〕ないし〔10〕のいずれかに記載のこんにゃく粉製素材を用いた食品。
〔13〕 調味されていることを特徴とする、〔12〕に記載の食品。
〔14〕 他の原料が用いられない(すなわち、こんにゃくである)ことを特徴とする、〔1〕ないし〔3〕のいずれかに記載のこんにゃく粉製素材。
〔15〕 糸こんにゃく用製造方法を用い、製造時の加水量を糸こんにゃく製造時よりも多量とすることにより、容易にはほぐれない糸こんにゃく状を呈する素材を得られることを特徴とする、こんにゃく粉製素材製造方法。
〔16〕 糸こんにゃく用製造方法を用い、製造時の加水量をこんにゃく粉1kgに対し50liter以上とすることにより、容易にはほぐれない糸こんにゃく状を呈する素材を得られることを特徴とする、こんにゃく粉製素材製造方法。
〔17〕 原料としてこんにゃく粉以外のでんぷんをも用いることを特徴とする、〔15〕または〔16〕に記載のこんにゃく粉製素材製造方法。
〔18〕 前記こんにゃく粉以外のでんぷんがデキストリン、コーンスターチ、小麦でんぷん、サゴでんぷん、馬鈴薯でんぷん、甘藷でんぷん、米でんぷん、ワキシコーンスターチ、タピオカでんぷん、緑豆でんぷん、湿熱処理でんぷん、架橋でんぷんもしくはヒドロキシプロピル化でんぷんその他の加工でんぷん、またはアルファー化でんぷんのうち少なくとも1種または2種以上であることを特徴とする、〔17〕に記載のこんにゃく粉製素材製造方法。
〔19〕 前記原料の他に増粘安定剤、すなわち増粘剤、安定剤またはゲル化剤の少なくともいずれか一つが用いられていることを特徴とする、〔15〕ないし〔18〕のいずれかに記載のこんにゃく粉製素材製造方法。
〔20〕 〔15〕ないし〔19〕のいずれかに記載の製造方法すなわちこんにゃく粉製素材製造工程により得られたこんにゃく粉製素材を、乾燥工程において乾燥処理することによりスポンジ状素材を得る、スポンジ状素材製造方法。
〔21〕 前記乾燥処理は、自然乾燥処理、送風乾燥処理、熱乾燥処理または凍結乾燥処理のいずれかであることを特徴とする、〔20〕に記載のスポンジ状素材製造方法。
本発明のこんにゃく粉製素材、その製造方法、スポンジ状素材製造方法、スポンジ製品および食品は上述のように構成されるため、これによれば、こんにゃくスポンジを従来よりも極めて容易に得ることができる。これは、従来のこんにゃくスポンジとしての顔・肌等人体表面の洗浄用具用途はいうまでもないが、事業規模の小さい事業体でも導入可能なほど極めて容易に製造できるため、それ以外の洗浄用途等や、緩衝材等の別の用途にも利用分野を拡大することができる。つまり、広い産業分野において新規な素材を提供することができる。
また、本発明のこんにゃく粉製素材は、容易にはほぐれない性状であるため、従来の糸こんにゃく(しらたき)とは食感等の異なる新規なる食品として、「ほぐれにくい糸こんにゃく」、「ブロックしらたき」といったような食品を提供可能となる。こんにゃくの需要拡大に資することができる。
本発明のこんにゃく粉製素材製造方法の基本構成を示すフロー図である。 本発明のスポンジ状素材製造方法の基本構成を示すフロー図である。 実施例1のこんにゃく粉製素材の外観を示す写真である。 実施例1のこんにゃく粉製素材の外観の一部を拡大してを示す写真である。 比較例1の糸こんにゃくの外観を示す写真である。 実施例2のスポンジ状素材の外観を示す写真である。
以下、本発明をより詳細に説明する。
図1は、本発明のこんにゃく粉製素材製造方法の基本構成を示すフロー図である。図示するように本発明こんにゃく粉製素材製造方法は、こんにゃく粉1および凝固剤2を原料とし、さらに水3を用いて、基本的に糸こんにゃく用製造方法Pによってこんにゃく粉製素材5を得るものであり、得られるこんにゃく粉製素材5は、容易にはほぐれない糸こんにゃく状を呈するものとなることを、主たる構成とする。これは、煮ても容易にはほぐれない。なお、こんにゃく粉製素材5もまた本発明の範囲内である。なおまた、糸こんにゃく用製造方法Pは、こんにゃく粉製素材製造工程Pであるともいえる。
周知のとおりこんにゃくは、こんにゃく粉1を水3とともにこねた後、石灰乳(消石灰を少量の水で懸濁したもの。水酸化カルシウム水溶液)、炭酸ソーダ(炭酸ナトリウム)水溶液、または草木の灰等を用いて調製された凝固剤2を混ぜ、煮沸処理してゲル化(固化)することで、製造される。四角形の板状に形成されたものは板こんにゃくといい、一方、糸こんにゃく(または、しらたき)は麺状に形成される。
さて糸こんにゃくは一般に、次のようにして製造される。すなわち、上述の製法によってこんにゃくがまだ固化(ゲル化)する前の糊状(ゾル)の段階で、細孔を通過させ、これを煮沸処理に供することで、細い紐状(糸状、麺状)に形成する。本発明においては、かかる糸こんにゃくを製造するための基本的な方法を援用することとし、これを「糸こんにゃく用製造方法(P)」という。
「糸こんにゃく製造方法」としなかったのは、これによって最終的に得られるものが「容易にはほぐれない糸こんにゃく状を呈するこんにゃく粉製素材(5)」であって、従来認識されているところの、たとえば煮る際に容易にほぐれる性状をもつ「糸こんにゃく」とは相違するものだからである。
また、敢えて「こんにゃく」とせずに「こんにゃく粉製素材(5)」としたのは、後述するように、こんにゃく原料以外の原料を用いる場合をも本発明に含むことと、乾燥処理によるスポンジ状のものをも本発明に含むためである。
なお、「糸こんにゃく」と「しらたき」については、定義が一様ではない。たとえば、こんにゃく粉精粉から製造するものはあたかも白糸の滝のようであるために糸こんにゃくの中でも特にこれを「しらたき」とも呼ぶとする見解、江戸時代に遡れば「しらたき」と呼ぶのは主に関東で、関西では板こんにゃくを細く切ったものを「糸こんにゃく」と呼んでいたとする見解、糸こんにゃくをより細くしたものをしらたきと区別するという見解(財団法人日本こんにゃく協会ホームページより)がある。
本願では上述のように、こんにゃくがまだ固化(ゲル化)する前の糊状(ゾル)の段階で細孔を通過させ、これを煮沸処理に供することで細い紐状(糸状、麺状)に形成されたものを糸こんにゃくという。また、糸こんにゃくとしらたきとを区別しない。以下の説明では、主として「糸こんにゃく」の語を用いる。
さて図示する本発明こんにゃく粉製素材製造方法においては、基本的に糸こんにゃく製造方法Pを用いるが、製造時の加水量を従来の糸こんにゃく製造時よりも多量とすることを特徴とする。これにより、容易にはほぐれない糸こんにゃく状を呈するこんにゃく粉製素材5を、良好に得ることができる。
すなわち、従来一般的な糸こんにゃく製造における加水量は、こんにゃく粉1kgに対し30〜40liter程度であるところ(西日本では30liter程度、東日本では35liter程度、北日本はで40liter程度)本発明ではたとえば、こんにゃく粉1kgに対し50liter以上の加水量とする。加水量はさらに多くてもよい。たとえば、55〜60literでもよいし、60、70、80、または90liter程度でもよい。さらには100liter以上の量でも可能である。
このように、従来の糸こんにゃくを製造する場合と比較してこんにゃく粉1に対して多量の水3を用い、後は従来の製法に準じて工程を行うことにより、煮ても容易にはほぐれない糸こんにゃく状を呈する、本発明のこんにゃく粉製素材5を安定的に得ることができる。なお、用いる凝固剤2の種類は特に限定されることなく、従来公知のものを用いればよい。
なお、本発明において「容易にはほぐれない糸こんにゃく状」とは、従来の糸こんにゃくがたとえば煮る際には容易にほぐれるものであるところ、これと同じ条件で煮たとしても、従来の糸こんにゃくと同等の速さではほぐれない性状であり、かつ外形としては従来の糸こんにゃくと同様に看取されるものであることをいう。したがって「容易にはほぐれない」には、糸こんにゃくよりも長い時間をかけて煮ればほぐれが生じるという程度のものも、一方、煮る処理によってはどうしてもほぐれないという程度のものも、また、煮る処理などが施されていないそのままの形態において従来の糸こんにゃくよりもほぐれにくいというものも、広く含まれる。
本発明のこんにゃく粉製素材製造方法では、原料としてこんにゃく粉以外のでんぷんをも用いるものとすることができる。こんにゃく粉以外のでんぷんとしては、任意種類の加工でんぷんまたはアルファー化でんぷんの中から1種を用いるか、あるいはまた適宜に選択した2種以上を併用することができる。なお、加工でんぷんとは、馬鈴薯・トウモロコシその他の原料から精製されたでんぷんを酵素反応その他の方法によって変性させ、その特性を活かしつつ用途別に調製したでんぷんをいい、現在その数は約300種であるとされている。
本発明において加工でんぷんを用いる場合、デキストリン、コーンスターチ、小麦でんぷん、サゴでんぷん、馬鈴薯でんぷん、甘藷でんぷん、米でんぷん、ワキシコーンスターチ、タピオカでんぷん、緑豆でんぷん、湿熱処理でんぷん、架橋でんぷん、ヒドロキシプロピル化でんぷん、その他あらゆる種類の加工でんぷんを、単独で、あるいは2種以上の適宜の併用で、あるいはまた上述のアルファー化でんぷんとの併用で、自由に用いることができる。
こんにゃくは加工でんぷん等を加えることで保水性が向上する。このため、耐冷凍性が得られる、なめらかさが増す、こんにゃく臭が軽減される、離水が少なくなるなどの効果が得られる。本発明においてこんにゃく粉と別に加工でんぷん等を用いた場合、これらの効果もさることながら、従来の糸こんにゃくそれ自体と比較して、たとえば食品として利用する際の、味染み(調味の浸透程度)が良くなる効果、さらには、こんにゃくとは異なる特有の弾性を付与する効果を、良好に得ることができる。
また本発明のこんにゃく粉製素材製造方法では、前記原料の他に増粘安定剤(糊料)、すなわち増粘剤、安定剤またはゲル化剤の少なくともいずれか一つを用いるものとすることもできる。増粘安定剤とは、水に溶解または分散して粘稠性を生じる高分子物質のことをいうが、特に少量で高い粘性を示す場合は「増粘剤」、液体状のものをゼリー状に固めるために使う場合にはゲル化剤、そして、粘性を高めて食品成分を均一に安定させるために使う場合には安定剤、とそれぞれ区別される。
つまり本発明のこんにゃく粉製素材には、これら増粘剤、安定剤またはゲル化剤のうち、少なくともいずれか一つが加えられた構成としてもよい。これにより、最終的なこんにゃく粉製素材に成分的な安定性・均質性、物性状の安定性・均質性が付与され、こんにゃく粉製素材としての完成度を一層高めることができる。
増粘安定剤(増粘剤、安定剤、またはゲル化剤)としては、従来公知のものを任意に適宜単独で、または任意の2種以上の併用にて、用いることができる。以下、使用可能な増粘安定剤の例を示す。
ゼラチン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、プルラン、ペクチン、カラギナン(加工ユーケマ藻類、精製カラギナン、ユーケマ藻類)、カシアガム、脱アシル型ジェランガム、ネイティブ型ジェランガム、タマリンドシードガム、サイリウムシードガム、トラガントガム、カラヤガム、ガティガム、アラビアガム、トラガントガム、マクロホモプシスガム、カロブビーンガム、マクロホモプシスガム、寒天、ラムザンガム、アマシードガム、ウェランガム、エンテロバクターシマナスガム、エンテロバクターガム、アエロモナスガム、トリアカンソスガム、アゾトバクタービネランジーガム、アーモンドガム、エルウィニアミツエンシスガム、グァーガム、サイリウムシードガム、ジェランガム、タマリンドシードガム、サバクヨモギシードガム、スクレロガム、セスバニアガム、タラガム、グァーガム酵素分解物、アルギン酸類(アルギン酸、アルギン酸塩)、カードラン、メチルセルロース(MC)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、カルボキシメチルセルロース(CMC)ナトリウム、カルボキシメチルセルロース(CMC)カルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)、微結晶セルロース、発酵セルロース、藻類セルロース、微小繊維状セルロース等のセルロース誘導体、水溶性ヘミセルロース、大豆多糖類、デンプンリン酸エステルナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル、デンプングリコール酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、アウレオバシジウム培養液、アグロバクテリウムスクシノグリカン、エレミ樹脂、カードラン、アラビノガラクタン、アロエベラ抽出物、オリゴグルコサミン、キチン、キトサン、キダチアロエ抽出物、グルコサミン、デキストラン、酵母細胞壁、ダンマル樹脂、トロロアオイ、納豆菌ガム、ファーセレラン、プルラン、フクロノリ抽出物、モモ樹脂、レバン、オクラ抽出物、褐藻抽出物、グルテン、グルテン分解物、ダイズ多糖類、ナタデココ、レンネットカゼイン、コンニャクイモ抽出物、マンナン、その他。
なお本発明のこんにゃく粉製素材には、前記原料の他に、本こんにゃく粉製素材を食品として使用する場合には食品用の着色料を、また洗浄用具など食品以外の製品に使用する場合にはより広い範囲の着色料を用いるものとすることができる。着色料には膨大な種類があるためその一つ一つを記載することは避けるが、たとえば食品用の着色料の場合は食品衛生法の規定に従う等、法令や然るべき規定を満たすものである限り、あらゆる種類の着色料を用いることができる。これにより、洗浄用具等の食品以外の製品にせよ、あるいは食品にせよ、製品の外観設計に幅を持たせることができる。
図2は、本発明のスポンジ状素材製造方法の基本構成を示すフロー図である。図示するように本スポンジ状素材製造方法は、図1に示したこんにゃく粉製素材製造工程Pにより得られたこんにゃく粉製素材5を、乾燥工程Qにおいて乾燥処理することによって、スポンジ状素材10を得るものである。
乾燥工程Qにおける乾燥処理としては、自然乾燥処理、送風乾燥処理、熱乾燥処理、真空凍結乾燥等の凍結乾燥処理など、従来公知の乾燥方法を適宜用いることができる。特に本発明においては、従来のこんにゃくスポンジ製造において欠かせなかった凍結乾燥処理を敢えて用いる必要がなく、より簡便かつ安価な自然乾燥処理、送風乾燥処理(冷風、温風、熱風いずれでも可能)、あるいは熱乾燥処理等によって、スポンジ状素材10、いわゆるこんにゃくスポンジを安定的に製造することができる。たとえば暖房のなされた屋内にただ置いておくというだけの乾燥法であっても、可能である。したがって、高価な装置を用いる必要がなく、経営規模の小さい事業体であっても、容易に導入することができる。
図示するようにこんにゃく粉製素材5は、本スポンジ状素材製造方法の乾燥工程Qにより乾燥処理されて、乾燥したスポンジ状を呈するスポンジ状素材10となる。このスポンジ状素材10を用いて、乳児・女性・高齢者用の皮膚洗浄用具や、その他の洗浄用具、緩衝材等のスポンジ製品を製造することが可能である。つまり、本発明に係るスポンジ状素材10は、従来の海綿・ウレタンゴム製のスポンジ製品に代替することが可能である。
さて、以上述べたいずれかのこんにゃく粉製素材は、これを食品として、あるいは食品製造原料として用いることが可能である(ただし、食品用以外の着色料を用いる場合を除く)。図2に示した製法によって得られる乾燥状態のスポンジ状素材10は、使用時には水で戻して用いるような保存食品に適している。
また、図1に示した製法によって得られるこんにゃく粉製素材5は、ほぐれにくい糸こんにゃく状を呈するものであるが、これを、従来の糸こんにゃく製品と同じように、液体とともに密封した形態の製品とすることができる。これは、従来の糸こんにゃくとは食感等の異なる新規なる食品、たとえば「ほぐれにくい糸こんにゃく」、「ブロックしらたき」といったような食品として提供することも可能であり、こんにゃくの需要拡大に資することができる。
なお、食品として本こんにゃく粉製素材5やスポンジ状素材10を用いる場合、その製造工程において調味処理が可能であることは、いうまでもない。調味料の種類としては、特に限定されずあらゆる調味料を用いるものとすることができる。また調味料と合わせて適宜の香料を用いることもできる。さらに、既に述べた着色料など、その他の食品用の各種の添加物を加えてもよい。これらの調味料、香料その他の添加物は、人工のものでも天然のものでもよい。
調味料として、醤油・砂糖など惣菜風の味付けを加えるための調味料の使用はいうまでもないが、その他にも広く調味用の材料を用いることができる。たとえば、ぶどう味・オレンジ味などの果汁または果汁風味のもの、コーヒーあるいはココア風味のものといった典型的な菓子・嗜好品分野の風味のものであってもよい。
また、にんにく・黒にんにく、イカ・ホタテガイなどの水産品や水産加工品あるいは肉製品風味のもの、コンソメスープ・味噌汁風味のものなど、あらゆる食材を適宜用いることができる。これにより、外観は糸こんにゃくなるも、そのほぐれにくい性状とも相まって従来の糸こんにゃく使用レシピの限界を超えた、幅広い商品開発が可能となる。
なお、図示しない調味工程においては、こんにゃく粉製素材5やスポンジ状素材10を、液状の調味料もしくは液状に整えた調味料(以下、「調味液」という。)に浸漬する処理によってこれらを調味することができる。これ以外の方法、たとえば固体状もしくは液体状の調味材料の塗布などによっても調味処理は可能であるが、こんにゃく粉製素材5等の内部にまで達する調味を行うには、調味液へのこんにゃくの浸漬という方法が、より望ましい。
すなわち、たとえばぶどう味・オレンジ味などの果汁または果汁風味の調味液、コーヒーあるいはココア風味の調味液、にんにく・黒にんにくまたはそれらの風味の調味液、イカ・ホタテガイなどの水産品や水産加工品もしくは肉製品またはそれらの風味の調味液、コンソメスープ・味噌汁自体またはそれらの風味の調味液、さらに醤油・ソース・たれ・シロップといった調味目的で製造された調味料を用いた調味液など、こんにゃくを浸漬可能な液状の形態に整えることのできる食材は、あらゆるものを本発明に係る調味料として用いることができる。
また調味液は、上述した水産加工品の例のように、食品製造過程において副次的に生産されたものを用いることとしてもよい。たとえば、魚介類の蒸煮製品製造過程にて産出され、通常であれば廃棄されるものである蒸煮処理残液・排液であって食用として充分供用可能なものは、本発明の調味料として用いることができる。
なお、図1に示した原料以外の原料が用いられない場合、得られるこんにゃく粉製素材5は容易にはほぐれないという性状はあるものの、こんにゃくの範疇に入るものであり、上述した「ほぐれにくい糸こんにゃく」、「ブロックしらたき」に、正に該当する。
なおまた、本発明に係るこんにゃく粉製素材等を食品として、または食品製造原料として利用する場合、人間が食する「食品」を主として想定している。しかしこれを、犬・猫・その他のほ乳類・鳥類・爬虫類・両生類といったペットや、牛・豚・羊・鶏等の家畜や家禽、あるいは飼育魚介類・養殖魚介類、藻類その他の微生物、鑑賞用・展示用などの食虫植物の類など、人間以外の生物用の飼料・餌料・栄養物として用いることも、本発明からは排除されない。すなわちこれらの用途にも、本発明は用いることができる。
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明がかかる実施例に限定されるものではない。
<実施例1 こんにゃく粉製素材>
こんにゃく粉1kgに対し加水量60literとし、凝固剤として石灰乳を用いて、糸こんにゃく用製造方法に則りこんにゃく製造を行い、ほぐれにくい性状のこんにゃく(本発明のこんにゃく粉製素材)を得た。
図3Aは、実施例1のこんにゃく粉製素材の外観を示す写真である。また、
図3Bは、その一部を拡大してを示す写真である。図示するように、後述する比較例1と比較し、いかにもほぐれにくい形態となっていることが明らかである。なおこれらは、実施例1のこんにゃく粉製素材を流水下で手で持ち3分間水洗した後の写真であるが、ブロック状にまとまったままで、ほぐれる様子は全くなかった。
糸状体はあたかも不織布を
そして、これをある程度の時間をかけて煮沸処理した場合であっても、ブロック状のまとまりの一部に割れが生じることがあったとしても、ほぐれは全く生じないであろうことは明らかであると認められた。
<比較例1 糸こんにゃく>
こんにゃく粉1kgに対し加水量40literとし、凝固剤として石灰乳を用いて、糸こんにゃく用製造方法に則りこんにゃく製造を行い、通常の糸こんにゃくを得た。
図4は、比較例1の糸こんにゃくの外観を示す写真である。比較例1の糸こんにゃくを、実施例1と同様に流水下で手で持ち3分間水洗した後の写真であるが、水洗に供する前からほぐれる状態であった。このように本発明のこんにゃく粉製素材は、糸こんにゃくとは全く異なる性状を備えていることが確認できた。
<実施例2 乾燥処理によるスポンジ状素材>
実施例1のこんにゃく粉製素材を、石油ストーブの筐体上に数日間載置して乾燥させ、スポンジ状素材を得た。なお、本例ではこのように全く簡易な乾燥法を用いたが、冷風・温風・熱風等の送風による乾燥等、公知のあらゆる乾燥方法を用いることができることは、上述のとおりである。
図5は、実施例2のスポンジ状素材の外観を示す写真である。得られたスポンジ状素材は肌触りが良好で顔面やその他の体表の洗浄を良好に行うことができ、既成のこんにゃくスポンジ製品に問題なく代替できる効果が得られた。しかも、肌触りが極めて優しく、従来のスポンジ製品に優る感触であった。
本発明のこんにゃく粉製素材、その製造方法、スポンジ状素材製造方法、スポンジ製品および食品によれば、こんにゃくスポンジを従来よりも極めて容易に得ることができる。事業規模の小さい事業体でも導入可能なほど極めて容易に製造できるため、従来からの人体表面の洗浄用具用途のみならず、それ以外の洗浄用途等にも利用分野を拡大することができる。さらに、従来の糸こんにゃくとは食感等の異なる新規なる食品も提供可能である。したがって本発明は、こんにゃく製造・販売分野だけでなく、広範な産業分野において産業上利用性が高い発明である。
1…こんにゃく粉
2…凝固剤
3…水
5…こんにゃく粉製素材
10…スポンジ状素材
P…こんにゃく粉製素材製造工程(糸こんにゃく用製造方法)
Q…乾燥工程

Claims (21)

  1. こんにゃく粉および凝固剤を原料としており、容易にはほぐれない糸こんにゃく状を呈する、こんにゃく粉製素材。
    新設
  2. 糸こんにゃく用製造方法を用い、製造時の加水量を糸こんにゃく製造時よりも多量とすることにより得られる、請求項1に記載のこんにゃく粉製素材。
  3. 糸こんにゃく用製造方法を用い、製造時の加水量をこんにゃく粉1kgに対し50liter以上とすることにより得られる、請求項1に記載のこんにゃく粉製素材。
  4. こんにゃく粉以外のでんぷんが含まれていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載のこんにゃく粉製素材。
  5. 前記こんにゃく粉以外のでんぷんがデキストリン、コーンスターチ、小麦でんぷん、サゴでんぷん、馬鈴薯でんぷん、甘藷でんぷん、米でんぷん、ワキシコーンスターチ、タピオカでんぷん、緑豆でんぷん、湿熱処理でんぷん、架橋でんぷんもしくはヒドロキシプロピル化でんぷんその他の加工でんぷん、またはアルファー化でんぷんのうち少なくとも1種または2種以上であることを特徴とする、請求項4に記載のこんにゃく粉製素材。
  6. 前記原料の他に増粘安定剤、すなわち増粘剤、安定剤またはゲル化剤の少なくともいずれか一つが用いられていることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載のこんにゃく粉製素材。
    新設
  7. 前記原料の他に食品用の着色料またはその他の着色料が用いられていることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載のこんにゃく粉製素材。
  8. 液体とともに密封されていることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれかに記載のこんにゃく粉製素材。
  9. 乾燥した状態であることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれかに記載のこんにゃく粉製素材。
  10. スポンジ状を呈することを特徴とする、請求項9に記載のこんにゃく粉製素材。
  11. 請求項10に記載のこんにゃく粉製素材を用いたスポンジ製品。
  12. 請求項1ないし10のいずれかに記載のこんにゃく粉製素材を用いた食品。
    残留
  13. 調味されていることを特徴とする、請求項12に記載の食品。
  14. 他の原料が用いられない(すなわち、こんにゃくである)ことを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載のこんにゃく粉製素材。
    新設
  15. 糸こんにゃく用製造方法を用い、製造時の加水量を糸こんにゃく製造時よりも多量とすることにより、容易にはほぐれない糸こんにゃく状を呈する素材を得られることを特徴とする、こんにゃく粉製素材製造方法。
  16. 糸こんにゃく用製造方法を用い、製造時の加水量をこんにゃく粉1kgに対し50liter以上とすることにより、容易にはほぐれない糸こんにゃく状を呈する素材を得られることを特徴とする、こんにゃく粉製素材製造方法。
  17. 原料としてこんにゃく粉以外のでんぷんをも用いることを特徴とする、請求項15または16に記載のこんにゃく粉製素材製造方法。
  18. 前記こんにゃく粉以外のでんぷんがデキストリン、コーンスターチ、小麦でんぷん、サゴでんぷん、馬鈴薯でんぷん、甘藷でんぷん、米でんぷん、ワキシコーンスターチ、タピオカでんぷん、緑豆でんぷん、湿熱処理でんぷん、架橋でんぷんもしくはヒドロキシプロピル化でんぷんその他の加工でんぷん、またはアルファー化でんぷんのうち少なくとも1種または2種以上であることを特徴とする、請求項17に記載のこんにゃく粉製素材製造方法。
  19. 前記原料の他に増粘安定剤、すなわち増粘剤、安定剤またはゲル化剤の少なくともいずれか一つが用いられていることを特徴とする、請求項15ないし18のいずれかに記載のこんにゃく粉製素材製造方法。
  20. 請求項15ないし19のいずれかに記載の製造方法すなわちこんにゃく粉製素材製造工程により得られたこんにゃく粉製素材を、乾燥工程において乾燥処理することによりスポンジ状素材を得る、スポンジ状素材製造方法。
  21. 前記乾燥処理は、自然乾燥処理、送風乾燥処理、熱乾燥処理または凍結乾燥処理のいずれかであることを特徴とする、請求項20に記載のスポンジ状素材製造方法。


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KR101617014B1 (ko) * 2015-06-30 2016-05-02 손미경 세정용 천연 스펀지의 제조방법 및 그 스펀지
CN112753980A (zh) * 2020-12-26 2021-05-07 湖北一致魔芋生物科技股份有限公司 一种魔芋冻干颗粒即食果汁酱的制备方法

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