JP2014146910A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体装置の回路規模を抑制しつつ、電源抵抗に起因するインピーダンスのずれを抑制する。
【解決手段】出力回路101は、1以上の単位バッファを含む複数の出力バッファ(単位バッファグルー)を含む。出力バッファごとに設けられた前段回路は、各単位バッファのインピーダンスを調整する。出力制御回路150は、1以上の前段回路を選択することにより、1以上の出力バッファを選択的に活性化させる。補正抵抗RC1〜RC3は、出力バッファごとに設けられ、出力バッファの出力端子とデータ端子24の間に直列接続される。補正抵抗の抵抗値は、出力バッファに含まれる単位バッファの数に応じて異なる値に設定される。
【選択図】図2

Description

本発明は半導体装置に関し、特に、出力バッファのインピーダンスを調整可能な入出力回路を備えた半導体装置に関する。
近年、半導体装置間(CPUとメモリ間など)におけるデータ転送には、非常に高いデータ転送レートが要求されており、これを実現するため、入出力信号の振幅はますます小振幅化されている。入出力信号が小振幅化すると、出力バッファのインピーダンスに対する要求精度は非常に厳しくなる。
出力バッファのインピーダンスは、製造時のプロセス条件によってばらつくのみならず、実使用時においても、周辺温度の変化や電源電圧の変動の影響を受ける。このため、出力バッファに高いインピーダンス精度が要求される場合には、インピーダンス調整機能を持った出力バッファが採用される。このような出力バッファに対するインピーダンスの調整は、一般に「キャリブレーション回路」と呼ばれる回路を用いて行われる(特許文献1,2参照)。
特許文献1,2に記載されているように、キャリブレーション回路には出力バッファと同じ構成を有するレプリカバッファが含まれている。そして、キャリブレーション動作を行う場合、キャリブレーション端子に外部抵抗を接続した状態で、キャリブレーション端子に現れる電圧と基準電圧とを比較し、これによってレプリカバッファのインピーダンスを調整する。そして、レプリカバッファの調整内容を出力バッファに反映させることによって、出力バッファのインピーダンスを所望の値に設定する。
他方、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のような半導体装置においては、出力回路のインピーダンスが切り替え可能であることが要求される。このような要求を満たすためには、インピーダンスの異なる複数の出力バッファを用意しておくことが考えられる。しかしながら、この方法では、出力回路全体の回路規模が非常に大きくなるばかりでなく、出力バッファごとにキャリブレーション回路を設けなければならなくなる。
このような問題を解決するためには、インピーダンスの異なる複数の出力バッファを用意しておくのではなく、互いに同一の構成を持った単位バッファを複数個用意しておき、指定されたインピーダンスに応じて、並列に使用する単位バッファの数を変えればよい。この方法によれば、一つの単位バッファのインピーダンスをXとすると、Y個の出力バッファを並列に使用することによって出力インピーダンスをX/Yとすることが可能となる。
特開2006−203405号公報 特開2008−060679号公報
しかしながら、特許文献2でも指摘されているように、並列に使用する単位バッファの数が多くなるにつれて、出力インピーダンスと目標インピーダンスとの乖離(誤差)が大きくなる傾向がある。その主たる理由は、同時活性化させる単位バッファの数が多くなるほど動作電流が増えるため、電源端子の寄生抵抗(以下、「電源抵抗」とよぶ)による電圧降下が大きくなることにある。より具体的には、キャリブレーションは1つのレプリカバッファを対象として行われるが、通常動作時には複数の単位バッファを同時に制御することもあるため、この動作条件の違いが目標インピーダンスと実際の出力インピーダンスを乖離させてしまう。
特許文献2は、このような出力インピーダンスの目標インピーダンスからの乖離を抑制するために単位バッファごとに設けられる補正抵抗の値を調整している。しかし、この場合には単位バッファの数だけ補正抵抗を設ける必要があるため、回路サイズを縮小する上では好ましくない。
本発明に係る半導体装置は、1以上の単位バッファを含む複数の単位バッファグループと、単位バッファグループごとに設けられ、単位バッファのインピーダンスを調整する複数の前段回路と、1以上の前段回路を選択することにより、1以上の単位バッファグループを選択的に活性化させる出力制御回路と、単位バッファグループごとに設けられ、単位バッファグループの出力端子とデータ端子の間に直列接続される複数の補正抵抗を備える。複数の補正抵抗の抵抗値は、単位バッファグループに含まれる単位バッファの数に応じて異なる値に設定される。
本発明によれば、回路規模を抑制しつつ、電源抵抗に起因するインピーダンスのずれを抑制しやすくなる。
半導体装置の全体構成を示すブロック図である。 データ入出力回路の構成を示すブロック図である。 単位バッファの回路図である。 キャリブレーション回路の回路図である。 プルアップ回路の回路図である。 プルダウン回路の回路図である。 データ入出力回路において1つの単位バッファが選択されたときのブロック図である。 データ入出力回路において2つの単位バッファが選択されたときのブロック図である。 データ入出力回路において3つの単位バッファが選択されたときのブロック図である。 補正抵抗を調整しないときの出力インピーダンスと目標インピーダンスの誤差を示すグラフである。 補正抵抗の第1の調整例における出力インピーダンスと目標インピーダンスの誤差を示すグラフである。 補正抵抗の第2の調整例における出力インピーダンスと目標インピーダンスの誤差を示すグラフである。 補正抵抗の第3の調整例における出力インピーダンスと目標インピーダンスの誤差を示すグラフである。 補正抵抗の第4の調整例における出力インピーダンスと目標インピーダンスの誤差を示すグラフである。 補正抵抗の本実施形態の調整例における出力インピーダンスと目標インピーダンスの誤差を示すグラフである。 変形例におけるデータ入出力回路の構成を示すブロック図である。 積層型の半導体装置の模式図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、半導体装置10の全体構成を示すブロック図である。
本実施形態による半導体装置10はDDR(Double Data Rate)型のSDRAMであり、外部端子として、クロック端子11a,11b、コマンド端子12a〜12e、アドレス端子13、データ端子24およびキャリブレーション端子ZQを備える。その他、電源端子やデータストローブ端子なども備えられるが、これらについては図示を省略してある。
クロック端子11a,11bは、それぞれ外部クロック信号CK,/CKが供給される端子であり、供給された外部クロック信号CK,/CKは、クロック入力回路21に供給される。本明細書において信号名の先頭に「/」が付されている信号は、対応する信号の反転信号又はローアクティブな信号であることを意味する。したがって、外部クロック信号CK,/CKは互いに相補の信号である。クロック入力回路21の出力は内部クロック生成回路22に供給され、内部クロック生成回路22によって内部クロック信号ICLKが生成される。内部クロック信号ICLKは、キャリブレーション回路100を含む各種内部回路に供給され、同期信号として用いられる。
コマンド端子12a〜12eは、それぞれロウアドレスストローブ信号/RAS、カラムアドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WE、チップセレクト信号/CS、及びオンダイターミネーション信号ODTが供給される端子である。これらのコマンド信号CMDは、コマンド入力回路31に供給される。コマンド入力回路31に供給されたこれらコマンド信号CMDは、コマンドデコーダ32に供給される。コマンドデコーダ32は、コマンド信号の保持、デコード及びカウントなどを行うことによって、各種内部コマンドICMDを生成する回路である。
図1に示すように、内部コマンドICMDのうちキャリブレーション信号IZQはキャリブレーション回路100に供給される。キャリブレーション信号IZQは、コマンド端子12a〜12eを介してキャリブレーションコマンドが発行された場合に活性化される内部コマンドである。その他の内部コマンドICMDは、ロウ系制御回路51、カラム系制御回路52及びモードレジスタ53などに供給される。
アドレス端子13は、アドレス信号ADDが供給される端子であり、供給されたアドレス信号ADDは、アドレス入力回路41に供給される。アドレス入力回路41の出力は、アドレスラッチ回路42に供給される。
アドレスラッチ回路42にラッチされたアドレス信号ADDのうち、ロウアドレスはロウ系制御回路51に供給され、カラムアドレスはカラム系制御回路52に供給される。また、モードレジスタセットにエントリしている場合には、アドレス信号ADDはモードレジスタ53に供給され、これによってモードレジスタ53の内容が更新される。
ロウ系制御回路51の出力は、ロウデコーダ61に供給される。ロウデコーダ61は、メモリセルアレイ60に含まれるワード線WLを選択する。メモリセルアレイ60内においては、複数のワード線WLと複数のビット線BLが交差しており、その交点にはメモリセルMCが配置されている(図1では、1本のワード線WL、1本のビット線BL及び1個のメモリセルMCのみを示している)。ビット線BLは、センス回路63内の対応するセンスアンプSAに接続されている。
また、カラム系制御回路52の出力は、カラムデコーダ62に供給される。カラムデコーダ62は、センス回路63に含まれるセンスアンプSAを選択する。カラムデコーダ62によって選択されたセンスアンプSAは、データ入出力回路70に接続される。
データ入出力回路70はデータ端子24に接続される。リード動作時においては、センス回路63及びデータ入出力回路70を介してメモリセルアレイ60から読み出されたリードデータDQが所定のインピーダンスでデータ端子24から出力される。一方、ライト動作時においては、データ端子24に入力されたライトデータDQがデータ入出力回路70及びセンス回路63を介してメモリセルアレイ60に書き込まれる。
データ入出力回路70におけるインピーダンスの調整は、キャリブレーション回路100より供給されるインピーダンスコードDRZQによって指定される。キャリブレーション回路100は、キャリブレーション端子ZQに接続された外部抵抗Reの抵抗値を参照しながらキャリブレーション動作を行い、これによってインピーダンスコードDRZQを生成する。キャリブレーション回路100の動作(キャリブレーション動作)は、キャリブレーション信号IZQの活性化に応答して開始される。キャリブレーション回路100の詳細については後述する。
図2は、データ入出力回路70の構成を示すブロック図である。
データ入出力回70は、出力回路101、入力バッファ170、前段回路141〜143、出力制御回路150を備える。出力回路101は、出力バッファ130(第1の単位バッファグループ)、出力バッファ120(第2の単位バッファグループ)および出力バッファ110(第3の単位バッファグループ)という3つの出力バッファを含む。ただし、本発明の出力バッファの個数は、3つに限定されるものではない。
出力バッファ110は4つの単位バッファ111〜114を含み、出力バッファ120は2つの単位バッファ121,122を含み、出力バッファ130は1つの単位バッファ131を含む。出力バッファ中の単位バッファの個数は、図2に示す構成に限定されるものではないが、後述の理由により、各出力バッファの単位バッファの個数は1,2,4のような2のべき乗数であることが好ましい。
単位バッファ111〜114、121、122、131は、それぞれインピーダンスを調整可能である。本実施形態においては、各単位バッファ111〜114、121、122、131のインピーダンスの目標値(目標インピーダンス)は120Ωである。このような構成により、1つのキャリブレーション回路で複数の単位バッファのインピーダンスを一括して調整できる。
また、各単位バッファ111〜114、121、122、131は、リード動作時において、自身が含まれる出力バッファ110,120,130が選択されるときに活性化され、データ端子24をハイレベルまたはローレベルのいずれかに駆動する。
出力バッファ110〜130の前段には、前段回路141〜143が設けられている。前段回路141〜143は、対応する出力バッファを活性化させるか否かを指定し、対応する出力バッファに含まれる1以上の単位バッファのインピーダンスを調整する。
図2に示すように、前段回路141〜143には、出力制御回路150から活性化信号151P〜153Pと活性化信号151N〜153Nが供給され、キャリブレーション回路100からインピーダンスコードDRZQが共通に供給される。つまり、前段回路141〜143は、活性化信号151P〜153Pまたは活性化信号151N〜153Nによって、対応する出力バッファの活性化を指示されると、インピーダンスコードDRZQに応じて、対応する出力バッファの中の1以上の単位バッファ111〜114、121、122、131に含まれる複数の出力トランジスタ(後述)のいずれをオンさせるかを指定する。これら出力トランジスタのオン/オフは、活性化信号141P〜143P及び活性化信号141N〜143Nによって指定される。
出力制御回路150は、複数の出力バッファ110〜130のうち活性化させる出力バッファ110〜130を指定するとともに、活性化させる単位バッファの出力論理レベルを指定する。活性化させる出力バッファの指定は、モードレジスタ53から供給される駆動能力設定信号DSに基づく。
このように、出力制御回路150が、駆動能力設定信号DSに基づいて、活性化対象の出力バッファを選択することで、活性化すべき単位バッファの数を変化させる。活性化される単位バッファの数が変化すると、データ端子24のインピーダンス(出力インピーダンス)が変化する。
図2に示すように、本実施形態では、単位バッファ111〜114、121、122、131がデータ端子に並列接続されているため、活性化される単位バッファの数が増えると出力インピーダンスは減少し、逆に、活性化される単位バッファの数が減ると出力インピーダンスは増加する。
本実施形態においては、出力バッファ130(単位バッファ131)は、補正抵抗RC1(第1の補正抵抗)を介してデータ端子24と接続される。出力バッファ120(単位バッファ121,122)は、補正抵抗RC2(第2の補正抵抗)を介してデータ端子24と接続される。出力バッファ110(単位バッファ111〜114)は、補正抵抗RC3を介してデータ端子24と接続される。このように、本実施形態においては、出力バッファ(単位バッファグループ)ごとに共通の補正抵抗RC1〜RC3が設けられる。
出力制御回路150は、出力バッファ110,120,130を選択的に活性化させることで出力インピーダンスを調整する。単位バッファと補正抵抗RC1〜RC3の抵抗値をそれぞれRM,R1〜R3とすると、出力バッファ130のみが活性化されたときには出力インピーダンスはRM+R1となる。同様に、出力バッファ120のみが活性化されたときの出力インピーダンスはRM/2+R2となり、出力バッファ110のみが活性化されたときの出力インピーダンスはRM/4+R3となる。
たとえば、R1を120Ω、R2を60Ω、R3を30Ω、RMを120Ω(目標インピーダンス)とすると、出力バッファ130のみが活性化されたときには、出力インピーダンスはRM+R1=240Ωとなる。同様に、出力バッファ120のみが活性化されたときの出力インピーダンスはRM/2+R2=60+60=120Ωとなり、出力バッファ130の選択時に比べて出力インピーダンスは半分になる。出力バッファ110が活性化されたときの出力インピーダンスはRM/4+R3=30+30=60Ωとなる。このように、単位バッファの数を変更することにより、7種類の出力インピーダンスを設定できる。
ただし、上記の説明においては電源抵抗を考慮していない。電源抵抗が存在することによって生じる問題とその解決方法については図7以降に関連して詳述する。したがって、それまでは電源抵抗が存在しない、一種の理想状態を前提として説明する。
図3は、単位バッファ131の回路図である。
図3に示すように、単位バッファ131は、電源線(電源電位VDDQ)に対して並列接続された複数(本実施形態では5つ)のPチャンネルMOSトランジスタ211〜215と、電源線(電源電位VSSQ)に対して並列接続された複数(本実施形態では5つ)のNチャンネルMOSトランジスタ221〜225がノードBで接続されている。ノードBは補正抵抗RC1(抵抗値R1)を介してデータ端子24に接続される。単位バッファ131のうち、PチャンネルMOSトランジスタ211〜215からなる部分はプルアップ回路PU1を構成しており、NチャンネルMOSトランジスタ221〜225からなる部分はプルダウン回路PD1を構成している。以下、プルアップ回路PU1のことを出力調整部18ともよぶ。
出力トランジスタ211〜215のゲートには、活性化信号141Pを構成する5つの活性化信号141P1〜141P5が供給され、出力トランジスタ221〜225のゲートには、活性化信号141Nを構成する5つの活性化信号141N1〜141N5が供給される。これにより、単位バッファ131に含まれる10個のMOSトランジスタは、10本の活性化信号141P1〜141P5と活性化信号141N1〜141N5によって、個別にオン/オフ制御される。
プルアップ回路PU1とプルダウン回路PD1は、導通時に所定のインピーダンス(目標値は120Ω)となるように設計されている。しかしながら、出力トランジスタのオン抵抗は製造条件によってばらつくとともに、動作時における環境温度や電源電圧によって変動することから、必ずしも所望のインピーダンスが得られるとは限らない。このため、実際のインピーダンスを目標値とするためには、オンさせるべき出力トランジスタの数を調整する必要があり、かかる目的のために、複数の出力トランジスタからなる並列回路(出力調整部18)が用いられている。
単位バッファ131のインピーダンスを微細且つ広範囲に調整するためには、プルアップ回路PU1及びプルダウン回路PD1を構成する複数の出力トランジスタのW/L比(ゲート幅/ゲート長比)を互いに異ならせることが好ましく、2のべき乗の重み付けをすることが特に好ましい。すなわち、出力トランジスタ211のW/L比を「1WLp」とした場合、出力トランジスタ212〜215のW/L比をそれぞれ「2WLp」、「4WLp」、「8WLp」、「16WLp」に設定することが特に好ましい。同様に、出力トランジスタ221のW/L比を「1WLn」とした場合、出力トランジスタ222〜225のW/L比をそれぞれ「2WLn」、「4WLn」、「8WLn」、「16WLn」に設定することが特に好ましい。
補正抵抗RC1の抵抗値R1は、並列トランジスタのオン抵抗RMとほぼ同じ値(例:120Ω)に設計されている。これにより、プルアップ回路PU1及びプルダウン回路PD1の少なくとも一方がオン状態となれば、データ端子24からみた単位バッファ111のインピーダンスは240Ω(=120Ω+120Ω)となる。補正抵抗RC1としては、例えば拡散層、タングステン(W)、窒化チタン(TiN)などの高抵抗配線を用いることができる。
他の単位バッファ111〜114、121、122についても、それらに対応する活性化信号141P〜143P及び動作信号141N〜143Nが入力される他は、図3に示した単位バッファ131と実質的に同じ回路構成を有している。ただし、補正抵抗RC2は60Ω、補正抵抗RC3は30Ωに設定される(以下、「規定値」とよぶ)。ただし、電源抵抗を考慮すると、補正抵抗RC1〜RC3の実際の抵抗値は、上述の規定値から多少ずらされている。
図4は、キャリブレーション回路100の回路図である。
図4に示すように、キャリブレーション回路100は、プルアップ回路(レプリカ回路)310,320と、プルダウン回路330と、プルアップ回路310,320の動作を制御するカウンタ340と、プルダウン回路330の動作を制御するカウンタ350と、カウンタ340を制御するコンパレータ360と、カウンタ350を制御するコンパレータ370と、コンパレータ360、370に基準電圧ZQVREF(=1/2VDD)を供給する電圧発生回路380、カウンタの動作信号ACT1,ACT2を発生するキャリブレーション制御回路390と、を備えている。
図5は、プルアップ回路310の回路図である。
図5に示すように、プルアップ回路310は、単位バッファ131に含まれるプルアップ回路PU1と実質的に同じ回路構成を有している。つまり、プルアップ回路310は、電源端子VDDQとキャリブレーション端子ZQの間に並列接続された5つのPチャンネルMOSトランジスタ411〜415(出力調整部14)および抵抗R(120Ω)を備える。
プルアップ回路310に含まれるトランジスタ411〜415は、図3に示した出力トランジスタ211〜215に対応しており、それぞれ同一のインピーダンスを有している。したがって、トランジスタ211〜215のW/L比と同様、トランジスタ411〜415のW/L比もそれぞれ「1WLp」、「2WLp」、「4WLp」、「8WLp」、「16WLp」に設定されている。但し、インピーダンスが実質的に同じである限り、プルアップ回路310に含まれるトランジスタ411〜415と、図3に示す出力トランジスタ211〜215とが全く同じトランジスタサイズである必要はなく、シュリンクしたトランジスタを用いても構わない。
トランジスタ411〜415のゲートには、カウンタ340よりインピーダンスコードDRZQPの対応するビットがそれぞれ供給されており、これによってプルアップ回路310のインピーダンスが指定される。
プルアップ回路320についても、出力調整部14の他端が接点Aに接続されている他は、図5に示したプルアップ回路310と同一の回路構成を有している。したがって、プルアップ回路320に含まれる5つのトランジスタのゲートには、インピーダンスコードDRZQPの対応するビットがそれぞれ供給される。
図6は、プルダウン回路330の回路図である。
図6に示すように、プルダウン回路330は、単位バッファ131に含まれるプルダウン回路PD1と実質的に同じ回路構成を有している。つまり、プルダウン回路330は、電源端子VSSQとキャリブレーション端子ZQの間に並列接続された5つのNチャンネルMOSトランジスタ421〜425および抵抗R(120Ω)を備えている。プルダウン回路330に含まれるトランジスタ421〜425は、図3に示したトランジスタ221〜225に対応しており、それぞれ同一のインピーダンスを有している。この点は、プルアップ回路310と同様である。
トランジスタ421〜425のゲートには、カウンタ350よりインピーダンスコードDRZQNの対応するビットがそれぞれ供給されており、これによってプルダウン回路330のインピーダンスが指定される。
このように、プルアップ回路310,320は、いずれも出力バッファに含まれるプルアップ回路PUと実質的に同じ回路構成を有しており、プルダウン回路330は、出力バッファに含まれるプルダウン回路PDと実質的に同じ回路構成を有している。プルアップ回路310,320及びプルダウン回路330のインピーダンスは、いずれも120Ωに調整される。
図4に示すように、プルアップ回路320とプルダウン回路330は、単位バッファ131と実質的に同じ回路構成をもったレプリカバッファを構成する。ここでいう「実質的に同じ」とは、レプリカバッファに含まれるトランジスタがシュリンクされている場合であっても同じとみなす意である。レプリカバッファの出力端である接点Aは、図4に示すように、コンパレータ370の非反転入力端子(+)に接続されている。
キャリブレーション制御回路390は、キャリブレーション信号IZQCと内部クロックICLKに応じて、カウンタ340の動作信号ACT1とカウンタ350の動作信号ACT2とをそれぞれ発生する。
コンパレータ360は、ノードCの電位と基準電圧ZQVREFとを比較し、比較結果に基づいてハイレベル又はローレベルのいずれか一方の論理レベルをとる比較結果信号COMP1を出力する。
コンパレータ370は、ノードAの電位と基準電圧ZQVREFとを比較し、比較結果に基づいてハイレベル又はローレベルのいずれか一方の論理レベルをとる比較結果信号COMP2を出力する。
カウンタ340は、動作制御信号ACT1に同期して、コンパレータ360の出力信号COMP1の論理レベルに応じて自身のカウント値をカウントアップ又カウントダウンする。カウンタ340のカウント値はインピーダンスコードDRZQPとして用いられる。
一方、カウンタ350は、動作制御信号ACT2に同期して、コンパレータ370の出力信号COMP2の論理レベルに応じて自身のカウント値をカウントアップ又カウントダウンする。カウンタ350のカウント値はインピーダンスコードDRZQNとして用いられる。
以上が、データ入出力回路70及びキャリブレーション回路100の構成である。キャリブレーション動作においては、キャリブレーション回路100が、プルアップ回路310のインピーダンスを外部抵抗Reのインピーダンス(240Ω)と一致させる。抵抗Rの抵抗値は120Ωなので、出力調整部14の目標インピーダンスは120Ωである。しかし、実際には電源端子VDDQ,VSSQには電源抵抗が存在しているため、この電源抵抗によりキャリブレーション動作後の出力端子の出力インピーダンスが、所望のインピーダンスからずれてしまう恐れがあった。本実施形態では、このずれを解消するために、補正抵抗RC1〜RC3を調整する。
たとえば、図5に示したキャリブレーション回路100のプルアップ回路310の場合、電源端子(VDDQ)と各トランジスタ411〜415の間には電源抵抗RX(抵抗値rp)が存在するため、トランジスタの並列回路(出力調整部14)の抵抗値をRMとすると、実際にはrp+RM+R=Reとなるように調整される。すなわち、RM=Re−rp−Rとなる。Reが240Ω、rpが2Ω、Rが120Ωなら、RMは118Ωであるから、実際の目標インピーダンスは120Ωではなく118Ωとなる。
図7は、データ入出力回路70において1つの単位バッファが選択されたときのブロック図である。
出力制御回路150が1つの単位バッファを活性化させるときには、先述のように、出力バッファ130(単位バッファ131)のみを活性化させる。このとき、電源端子VDDQからデータ端子24までには、電源抵抗RX(抵抗値rp)、単位バッファ131(抵抗値RM)、補正抵抗RC1(抵抗値R1)が直列接続される。このとき、rp+RM+R1=Reが成り立つ。上述のようにキャリブレーション回路100においても、rp+RM+R=ReによりRMが定められるため、R1=R=120Ωとすればよい。すなわち、R1=Rであれば、キャリブレーションにより設定された目標値RM=Re−rp−Rを単位バッファ131に設定すれば、目標インピーダンスと出力インピーダンスは一致するので問題は生じない。しかし、2つ以上の単位バッファを選択するときには電源抵抗RXの影響が顕在化してくる。
図8は、データ入出力回路70において2つの単位バッファが選択されたときのブロック図である。
出力制御回路150が2つの単位バッファを活性化させるときには、先述のように、出力バッファ120(単位バッファ121,122)のみを活性化させる。このときの目標インピーダンスは、Re/2=120Ωである。出力バッファ120が活性化したとき、電源端子VDDQからデータ端子24までには、電源抵抗RX(抵抗値rp)、単位バッファ121,122の並列回路(いずれも抵抗値RMなので合成抵抗値はRM/2)、補正抵抗RC2(抵抗値R2)が直列接続される。このとき、電源端子VDDQからデータ端子24までの抵抗値はrp+RM/2+R2である。キャリブレーションの結果得られたRM=Re−rp−Rを代入すると、以下のようになる。
rp+RM/2+R2
=rp+(Re−rp−R)/2+R2
=(Re+rp+2×R2−R)/2
=(Re/2)×(1+(rp+2×R2−R)/Re)
目標インピーダンスのRe/2と一致させるためには、rp+2×R2−R=0となるように補正抵抗値R2を設定する必要がある。具体的には、R2=(R−rp)/2=(120−2)/2=59Ωにすれば、出力バッファ120を活性化させたときの出力インピーダンスを目標値である120Ωに一致させることができる。
電源抵抗RXを考慮しなければ、いいかえればrp=0であれば、R2の理論値(規定値)は60Ωである。しかし、2つの単位バッファを含む出力バッファ120を活性化させるときと、キャリブレーション時では動作条件が異なるため、電源抵抗RXの影響も変化する。このため、R2を規定値の60Ωに設定すると、実際の出力インピーダンスと目標インピーダンスに誤差が生じてしまう。
図9は、データ入出力回路70において3つの単位バッファが選択されたときのブロック図である。
出力制御回路150が3つの単位バッファを活性化させるときには、先述のように、出力バッファ130(単位バッファ131)と出力バッファ120(単位バッファ121,122)を活性化させる。このときの目標インピーダンスは、Re/3=80Ωである。電源端子VDDQからデータ端子24までの合成抵抗値はrp+(RM+R1)//(RM/2+R2)となる。ここで、「A//B」は、抵抗値Aと抵抗値Bの合成並列抵抗値を示す。
4つ以上の単位バッファを活性化するときも同様である。4つの単位バッファを活性化させるとき(出力バッファ110を選択)の出力インピーダンスはrp+(RM/4+R3)、5つの単位バッファを活性化させるとき(出力バッファ130,110を選択)の出力インピーダンスはrp+(RM+R1)//(RM/4+R3)、6つの単位バッファを活性化させるとき(出力バッファ120,110を選択)の出力インピーダンスはrp+(RM/2+R2)//(RM/4+R3)、7つの単位バッファを活性化させるとき(出力バッファ130,120,110を選択)の出力インピーダンスはrp+(RM+R1)//(RM/2+R2)//(RM/4+R3)となる。
具体的には、3つの単位バッファを選択するときの出力インピーダンスrp+(RM+R1)//(RM/2+R2)は、R1=120Ω、R2=60Ωとすると、2+(120+120)//(60+60)=2+80=82Ωとなる。目標インピーダンスはRe/3=80Ωであるから、2Ωの誤差(乖離)が生じている。この乖離を解消するためには、補正抵抗RC1および補正抵抗RC2の抵抗値の双方または一方を規定値よりも小さくする必要がある。
上述の各式からあきらかなように補正抵抗RC1〜RC3の補正効果はおおむね4:2:1となる。7個の単位バッファのうちいくつの単位バッファが選ばれたかに応じて、目標インピーダンスと出力インピーダンスの誤差は変化する。本発明者らは、この誤差を抑制するために補正抵抗RC1〜RC3の抵抗値を規定値から調整し、最適化する必要があると想到した。
図10は、補正抵抗RC1〜RC3を調整しないときの出力インピーダンスと目標インピーダンスの誤差を示すグラフである。
図10においては、図2に関連して説明したように補正抵抗RC1〜RC3の補正抵抗値R1〜R3を120Ω、60Ω、30Ω(規定値)に設定し、目標インピーダンスと実際の出力インピーダンスの乖離をまとめたグラフである。図10からも明らかなように、目標インピーダンスが小さいほど、いいかえれば、活性化される単位バッファの数が多いほど誤差が大きくなっている。最小の目標インピーダンス(Re/7=約34Ω)のとき最大約5%の誤差を生じている。
図11は、補正抵抗RC1〜RC3の第1の調整例における出力インピーダンスと目標インピーダンスの誤差を示すグラフである。
図11は、R1〜R3をそれぞれ−12Ω、−6Ω、−3Ωだけ減少させたときのグラフである。この減少比は4:2:1としている。すなわち、R1=120−12=108Ω、R2=60−6=54Ω、R3=30−3=27Ωである。図10に比べてグラフが平行移動している。つまり、補正量(抵抗値の減少量)を4:2:1とすることで、誤差範囲を平行移動させることが可能である。
図12は、抵抗値R1のみを−12Ωだけ減少させたときのグラフである。目標インピーダンスが240Ω近辺にあるときの補正効果が大きいことがわかる。
図13は、抵抗値R2のみを−6Ωだけ減少させたときのグラフである。目標インピーダンスが120Ω近辺にあるときの補正効果が大きいことがわかる。また、最大誤差は約4%以内に改善されている。
図14は、R3のみを−3Ωだけ減少させたときのグラフである。目標インピーダンスが60Ω近辺にあるときの補正効果が大きいことがわかる。最大誤差は約2.5%以内に改善されている。
図15は、上述の調整結果を踏まえて、R1〜R3をそれぞれ0Ω、−3.2Ω、−2.6Ωだけ減少させたときのグラフである。すなわち、R1=120Ω、R2=60−3.2=56.8Ω、R3=30−2.6=27.4Ωとしている。図15では、誤差は−1.83%から1.74%の範囲に収まっている。このようにR1〜R3を4:2:1(120Ω:60Ω:30Ω)の既定値に設定したときよりも(図10)、R2、R3を既定値よりも小さくなるように調整することで、出力インピーダンスと目標インピーダンスの乖離を抑制できることが確認された。より一般化すると、補正抵抗RC2の抵抗値R2を補正抵抗RC1の抵抗値R1の半分以下、補正抵抗RC3の抵抗値R3を補正抵抗RC2の抵抗値R2の半分以下となるように補正すれば補正効果が得られる。
図16は、変形例におけるデータ入出力回路の構成を示すブロック図である。
図2に示した構成との違いは、補正抵抗RC3が単位バッファ111,112用の補正抵抗RC3a(抵抗値R3a)と単位バッファ113,114用の補正抵抗RC3b(抵抗値R3b)に分離されていることである。このように、必ずしも出力バッファごとに単一の補正抵抗RCを設ける必要はない。図2の場合、RC3は30Ω近傍に設定されるが、図16の構成ではR3aとR3bはともに60Ω近傍に設定される。このような構成によれば、データ端子24におけるESD(Electro-Static Discharge)に対する耐圧を高めることができる。
図17は、積層型の半導体装置10の模式図である。
本実施形態における半導体装置10は、インターフェースチップIFに1以上のコアチップCC(メモリチップ)を積層するタイプの半導体装置にも応用可能である。最後に、このような積層タイプの半導体装置10の構成について簡単に説明する。
コアチップCCにはメモリセルアレイ60が搭載され、コマンドデコーダ32等のインターフェースに関わるロジック系の回路はインターフェースチップIFに搭載される。メモリセルアレイ60は、センス回路63およびデータ入出力回路70を介して貫通電極TSVと接続される。
データ入出力回路70は、コントロールロジック回路63の出力タイミング調整回路400から供給される出力タイミング信号DRAO_COREによりデータ出力のタイミングを制御される。
メモリセルアレイ60からTSVを介してインターフェースチップIFに出力されたデータ(リードデータ信号)は、TSVバッファ25に供給される。TSVバッファ25には、インターフェースチップIFのコマンドデコーダ32より入力タイミング信号DRAO_IFが供給され、TSVからデータを取り込むタイミングを制御される。
以上、本実施形態に示した半導体装置10によれば、7つの単位バッファに対して補正抵抗は実質的に3個しか必要ない。特許文献2のように単位バッファごとに補正抵抗を付与する必要はない。このため半導体装置10の回路規模、特に、データ入出力回路70の回路規模を小さくできる。これらの補正抵抗RC1〜RC3の抵抗値を適切に調整することにより、出力インピーダンスと目標インピーダンスの誤差範囲を抑制できることが確認された。
なお、補正抵抗RC1〜RC3とは別に、特許文献2のように単位バッファごとに補正抵抗を直列接続してもよい。この場合にも、補正抵抗RC1〜RC3の抵抗値の調整により、誤差の抑制が可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
10 半導体装置
14,18 出力調整部
18 出力調整部
21 クロック入力回路
22 内部クロック生成回路
24 データ端子
31 コマンド入力回路
32 コマンドデコーダ
41 アドレス入力回路
42 アドレスラッチ回路
51 ロウ系制御回路
52 カラム系制御回路
53 モードレジスタ
54 リフレッシュカウンタ
60 メモリセルアレイ
61 ロウデコーダ
62 カラムデコーダ
63 センス回路
70 データ入出力回路
100 キャリブレーション回路
101 出力回路
110,120,130 出力バッファ
111〜114,121,122,131 単位バッファ
141〜143 前段回路
150 出力制御回路
170 入力バッファ
310 プルアップ回路
320 プルアップ回路
330 プルダウン回路
340,350 カウンタ
360,370 コンパレータ
380 電圧発生回路
390 キャリブレーション制御回路
CK クロック信号
CMD コマンド信号
ADD アドレス信号
DRZQ インピーダンスコード
RC 補正抵抗
PU プルアップ回路
PD プルダウン回路
RX 電源抵抗

Claims (8)

  1. データ端子と、
    1以上の単位バッファを含む複数の単位バッファグループと、
    前記単位バッファグループごとに設けられ、前記単位バッファのインピーダンスを調整する複数の前段回路と、
    1以上の前記前段回路を選択することにより、1以上の前記単位バッファグループを選択的に活性化させる出力制御回路と、
    前記単位バッファグループごとに設けられ、前記単位バッファグループの出力端子と前記データ端子の間に直列接続される複数の補正抵抗と、を備え、
    前記複数の補正抵抗の抵抗値は、前記単位バッファグループに含まれる前記単位バッファの数に応じて異なる値に設定されることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記複数の補正抵抗の抵抗値は、前記単位バッファの数の比例値からずらして設定されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記複数の補正抵抗の抵抗値は、前記単位バッファグループの選択状態に関わらず、目標値からの乖離が2%以内となるように設定されることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記単位バッファグループに含まれる前記単位バッファの数は、前記単位バッファグループごとに異なることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 前記複数の単位バッファグループに含まれる前記単位バッファの数は、いずれも2のべき乗数であることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記複数の単位バッファグループは、
    1つの前記単位バッファを含む第1の単位バッファグループと、
    2つの前記単位バッファを含む第2の単位バッファグループと、
    4つの前記単位バッファを含む第3の単位バッファグループと、を含むことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記第1から第3の単位バッファグループにそれぞれ対応づけられている第1から第3の補正抵抗のうち、第2の補正抵抗の抵抗値は、第1の補正抵抗の抵抗値の半分未満に設定されることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記第1から第3の単位バッファグループにそれぞれ対応づけられている第1から第3の補正抵抗のうち、第3の補正抵抗の抵抗値は、第2の補正抵抗の抵抗値の半分未満に設定されることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
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