JP2014146714A - Ledの実装方法及びled照明器 - Google Patents

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Abstract

【課題】放熱部材とプリント基板の位置決め、LEDのはんだ付けを容易に行うことにより、放熱効率が良く、生産性に優れたLEDの実装方法及びLED照明器を提供する。
【解決手段】放熱部材2の接合面2a又はフレキシブルプリント基板3に形設された位置決め部7によって放熱部材2とフレキシブルプリント基板3の接合位置を調整して接合する接合工程と、フレキシブルプリント基板3に1乃至複数穿設されたLED実装孔部3bによって放熱部材2の接合面2aに形設された露出部8にクリームはんだ6aを塗布する塗布工程と、フレキシブルプリント基板3のLED実装孔部3b上にLED4を載置するLED載置工程と、加熱炉内でクリームはんだ6aを溶融後冷却することでLED4と放熱部材2を接着する接着工程と、備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、実装作業が簡素であるとともに、放熱効率に優れたLED照明器を得ることができるLEDの実装方法及びLED照明器に関する。
従来から、LEDは照明器具として用いられているが、LEDは熱を放熱し難いので、プリント基板の表面に実装されたLEDから発生する熱を、照明器具に配設されたヒートシンクに移送し、放熱しなければならなかった。
また、LED照明器具の用途多様化で、例えばスポットライトや集魚灯への用途があり、その際には複数のLEDを備える照明器具となり、各々のLEDからの発熱を効率良くヒートシンク等の冷却装置へ移送する必要があった。
これらの課題を解決する為に、(特許文献1)には、「基板表面に電気的に独立した独立パターンを形成し、裏面パターンに対して熱通路部で連結し、さらに導電パターンと独立パターンとに跨がるように熱の良導体であるシリコン樹脂を塗布することで、LEDで発生した熱を効率良く放熱器に移送して放熱するLED照明器具」が開示されている。
特開2012−99433号公報
しかしながら上記従来の技術においては、以下のような課題を有していた。
(1)(特許文献1)に開示の技術は、LEDで発生する熱が、LED,導電パターン,シリコン樹脂,独立パターン,熱通路部,裏面パターン,放熱器の順に多くの部材を介して熱が伝達されるので、LEDから放熱器までの熱抵抗が大きく、放熱器までの熱伝導が悪い。また、前述した順にLEDの熱が伝達されるので、複数のLEDが格子状に密に配設されている場合、中央部に配設されたLEDの放熱効率が悪く、基板に温度ムラが発生し易く、中央部のLEDは高温化により発光量が低下し、所望の輝度が得られなくなる他、LEDが短寿命化し易くなるという課題を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、放熱部材とフレキシブルプリント基板の位置決めが容易であり、既存の設備で容易に放熱部材とLEDをはんだ付けすることができ、放熱効率の良いLED照明器を容易に得ることができるので、生産性に優れるLEDの実装方法を提供することを目的とする。
また、LEDと放熱部材とを、耐環境性に優れたはんだによって直接結合して、LEDから発生する熱を均等に且つ効率的に放熱することで、温度ムラが発生し難く、また、基板が軟質であるので、各構成の熱膨張係数の違いによって生じる応力が吸収されるので、品質の安定性や耐久性に優れるLED照明器を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及びそれによって得られる作用効果
上記従来の課題を解決するために、本発明のLEDの実装方法及びLED照明器は、以下の構成を有している。
本発明の請求項1に記載のLEDの実装方法は、放熱部材の接合面及びフレキシブルプリント基板に形設された位置決め部によって前記放熱部材に対する前記フレキシブルプリント基板の位置を調整する位置決め工程と、前記フレキシブルプリント基板に1乃至複数穿設されたLED実装孔部によって前記放熱部材の前記接合面が露出した露出部にクリームはんだを塗布する塗布工程と、前記フレキシブルプリント基板の前記LED実装孔部上にLEDを載置するLED載置工程と、加熱炉内でクリームはんだを溶融して前記LEDと前記放熱部材をはんだ付けする接合工程と、備える構成を有している。
この構成により、以下のような作用効果を奏する。
(1)位置決め工程において、放熱部材の接合面及びフレキシブルプリント基板(以下、FPCと記す。)に形設された位置決め部によって位置調整を位置決めピン等で固定することで容易に行うことができるとともに、位置ずれによる歩留まり率の低下を防ぐことができる。
(2)LED実装孔部は、FPCの製造段階で形成することができ、放熱部材とLEDの通電回路の間の電気的絶縁はFPCの電気絶縁被膜で行うことができるので、放熱部材の接合面に電気絶縁層(被膜)の形成及びLED実装位置の電気絶縁層を剥離する手間が不要となる。
(3)塗布工程において、放熱部材の露出部にクリームはんだを塗布し、リフローするだけで容易にLEDと放熱部材をはんだ付けすることができるので、LEDの実装作業を簡略化することができる。
(4)接合工程において、放熱部材やLEDの実装部における被はんだ付け部分も加熱されるので、確実にはんだを溶融させることができ、はんだ付け不良による歩留まり率の低下を防ぐことができるので、容易に大量生産することができる。
ここで、放熱部材としては、放熱効果の高いものが好ましく、アルミニウムや銅,これらを含む合金等で形成された平板又はヒートシンクや内部に冷媒流路やヒートパイプが埋設された熱交換器プレート(コールドプレート)等を用いることができる。
位置決め部としては、プリント基板と放熱部材の接合位置を容易に調節でき、固定することができる構成であれば良く、例えば、プリント基板に孔部を形成し,放熱部材に該孔部を嵌合することができる凸部を形設し、凸部に孔部を嵌合させる構成としても良いし、プリント基板及び放熱部材に孔部を形成し、ピンやネジ等を孔部に挿通する構成としても良い。
塗布工程において、使用するクリームはんだは特に限定されず、リフローに一般的に用いられるクリームはんだを用いることができる。
クリームはんだの塗布方法としては、特に限定されないが、メタルマスク等を利用したスクリーン印刷が一般的であり、ディスペンサー,印刷等を用いることもできる。
接合工程における加熱炉の温度は、一般的なはんだのリフロー温度であれば特に限定されず、放熱部材の材料や実装するLEDのはんだ付け条件に基づく温度プロファイルに従って加熱される。
請求項2に記載のLEDの実装方法は、前記塗布工程において、前記露出部が凸部を有し、前記凸部にクリームはんだが塗布される構成を有している。
この構成により、請求項1の作用に加え、以下のような作用効果を奏する。
(1)放熱部材の接合面に形設された凸部にクリームはんだを塗布し、溶融させるので、溶融したはんだの表面張力により、プリント基板と放熱部材の間にはんだが流入し難く、LED実装孔部周辺のFPCの浮き上がりを防ぐことができる。また、溶融したはんだとFPCのLED実装孔部端部との空隙が確保できるので、異物が入るはんだ付けを回避でき、信頼性の向上が出来る。
(2)クリームはんだの塗布量が少量で良いので、加熱による溶融が容易になり、接合不良等が起き難く、歩留まり率の低下を防ぐことができる。
(3)位置決め工程前に、放熱部材上でFPCの位置がズレた際、凸部がLED実装孔部に引っかかり、FPCの滑りが抑制されるので、位置決め工程を容易に行うことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のLEDの実装方法であって、前記塗布工程より前に、前記放熱部材の内部にヒートパイプを配設する又は冷媒流路を形設する熱輸送部配設工程を備える構成を有している。
この構成により、請求項1の作用効果に加え、以下の作用効果を奏する。
(1)ヒートパイプや冷媒流路等の熱輸送部を配設する熱輸送部配設工程を備えるので、放熱効率の高いLED照明器を得ることができる。
熱輸送部配設工程におけるヒートパイプや冷媒流路の配設方法としては、LED実装孔部によって露出した放熱部材の露出部を繋ぐようにプリント基板に切欠部を形成し、該切欠部にヒートパイプや冷媒流路を配設し、はんだ等によってLEDとともに放熱部材に固着する方法や、放熱部材を基部と蓋部の2枚に分け、該基部にLEDの実装位置に沿って溝部を形成し、アルミニウムや銅等の熱伝導性の高い金属やこれらを含む合金等で形成された蓋部を接合(接着)することで冷媒流路を形設する方法等を用いることができる。
溝部と蓋部を水密に接着する方法としては、放熱部材や蓋部の素材によって適宜選択することができるが、例えば、融着や溶接,はんだ付け,接着剤等による接着等の方法を用いることができる。
熱輸送部を設けることで、LEDの発熱部位から近接したヒートパイプや冷媒流路への熱の移動が容易となり放熱効果の向上ができると共に、放熱部材の熱の分散に寄与し放熱部材の温度ムラの発生を抑制することができる。
冷媒流路を配設する場合、冷媒流路に冷媒を流す配管を挿通するために、放熱部材に挿通孔が形成され、該挿通口に冷媒供給部が連設される。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のLEDの実装方法であって、前記熱輸送部配設工程において、前記LED実装孔部を通過するように前記放熱部材の前記接合面側に形成された溝部に、前記ヒートパイプが配設される又は前記冷媒流路が形設される構成を有している。
この構成により、請求項3の作用効果に加え、以下の作用効果を奏する。
(1)ヒートパイプ又は冷媒流路が、放熱部材の接合面に形成された溝部に形設されるので、ヒートパイプや冷媒流路を別途配設する必要が無く、配設位置の調整等が必要ないので、生産性に優れる。
ここで、放熱部材の接合面に形勢される溝部の形成方法としては、溝部を形成することができれば特に限定されず、放熱部材の素材にもよるが、例えば、フォトリソグラフィーやエッチング,切削加工,ブラスト加工,レーザー加工等の方法を用いることができる。
また、ヒートパイプや冷媒流路の形設方法としては、放熱部材を基部と蓋部の2枚に分け、LED実装孔部の下部を通過するように該基部に溝部を形成し、アルミニウムや銅等の熱伝導性の高い金属やこれらを含む合金等で形成された蓋部を接合(接着)することで冷媒流路を形設する方法等を用いることができる。
溝部と蓋部を水密に接合(接着)する方法としては、放熱部材や蓋部の素材によって適宜選択することができるが、例えば、融着や溶接,はんだ付け,接着剤等による接着等の方法を用いることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の内いずれか1に記載のLEDの実装方法であって、前記位置決め部が、前記放熱部材に穿設された2以上の第一穿孔部と、前記フレキシブルプリント基板の前記第一穿孔部と対応する位置に穿設された2以上の第二穿孔部と、前記位置決め孔部に挿通される位置決めピンと、を備える構成を有している。
この構成により、請求項1乃至4の作用効果に加え、以下の作用効果を奏する。
(1)放熱部材の第一穿孔部と、プリント基板の第二穿孔部に位置決めピンを挿通するだけで位置決めが行えるので、プリント基板の位置決めが容易となり、LEDの実装方法を簡素化することができ、生産性に優れる。
(2)はんだによってLEDとプリント基板及び放熱部材が固定されているため、接合工程後は位置決めピンを外すことができ、放熱部材に形成された第一穿孔部及びプリント基板に形成された第二穿孔部で形成された貫通孔は、導電箔と接続される配線を通すための開口部や照明器具への取り付け用の螺子孔等として用いることができる。そのため、放熱部材やFPCに別途孔部を形成する工程が必要なく、製造工数を減らすことができ、生産性に優れる。
請求項6に記載のLED照明器は、放熱部材と、前記放熱部材の接合面に配置され導電箔により回路が形成されたフレキシブルプリント基板と、前記フレキシブルプリント基板に穿設されたLED実装孔部と、前記フレキシブルプリント基板の前記導電箔と電極部を介して電気的に接触するように載置されたLEDと、前記LEDの放熱部と前記接合面とを接合するはんだと、を備える構成を有している。
この構成により、以下の作用効果を奏する。
(1)LEDと放熱部材がはんだで接合されているため、LEDで発生する熱がはんだを介して放熱部材に直接熱伝導され短時間で均一化されるので、熱伝導の小さいFPC上に熱が蓄積し難く、FPCに温度ムラが発生し難いので、LEDやFPCが高温化することによる、LEDの発光量の低下の回避やLEDの長寿命化を実現することができる。
(2)LEDが実装される基板が、FPCであり、FPCの放熱部材への配置は、はんだ付けされたLEDと放熱部材とで挟持することで固定されているだけであるため、LEDの実装部やはんだ,放熱部材等がLEDから発生する熱により熱膨張し、各々の熱膨張係数の違いによる応力が生じたとしても、放熱部材に密着していないFPCが応力を吸収し易く、該応力によってはんだに剥れや亀裂が生じたり、実装部と導電箔が剥れたりすることを防止することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のLED照明器であって、前前記放熱部材が、前記接合面の前記LED実装孔部と対応した箇所に埋設又は形設されている冷媒流路又はヒートパイプからなる熱輸送部を備える構成を有している。
この構成により、請求項6の作用効果に加え、以下の作用効果を奏する。
(1)熱輸送部が放熱部材に配設又は形設されているので、LEDから発生する熱が、放熱部材だけではなく、熱輸送部を介して放熱されるので、放熱効率が良く、LEDの高温化による発光強度の低下やLEDの短寿命化を防ぐことができる。
放熱部材に、埋設又は形設される冷媒流路やヒートパイプとしては、構造や冷媒等は特に限定されず、一般的なものを用いることができる。また、冷媒流路やヒートパイプは、放熱効率を高めるために、放熱部材の接合面と接触していることが好ましい。
冷媒流路やヒートパイプは、放熱部材の接合面にフォトリソグラフィーやエッチング,切削加工,ブラスト加工,レーザー加工等の方法で溝部を形成し、冷媒流路やヒートパイプを該溝部に配設しても良いし、該溝部の上部にアルミニウムや銅等の熱伝導性の高い金属やこれらを含む合金等で形成された蓋部を水密に接着し、冷媒流路やヒートパイプを放熱部材に直接形設しても良い。溝部に冷媒流路やヒートパイプを配設する場合、放熱部材とLEDを接合させるはんだで、該冷媒流路やヒートパイプを固着しても良い。
請求項8に記載の発明は、請求項6又は7に記載のLED照明器であって、前記放熱部材が、前記接合面の前記LED実装孔部と対応した箇所に凸部を備える構成を有している。
この構成により、請求項6又は7の作用効果に加え、以下の作用効果を奏する。
(1)放熱部材の接合面が凸部を備え、LEDの実装部は凸部と接合されるので、はんだの量が少なくなり、LEDから発生する熱を効率良く放熱部材に伝達することができる。
(2)LED照明器にLEDを実装する際に、凸部にクリームはんだを塗布し、溶融させてはんだ付けするので、溶融したはんだの表面張力により、FPCと放熱部材の間にはんだが流入し難く、該当部のFPCの浮き上がりがなく、長期使用による劣化が起き難い。また、溶融したはんだとFPCのLED実装孔部端部に空隙が確保できるので、異物が入るはんだ付けを回避でき、信頼性が高い。
ここで、接合面に形設される凸部の高さは、LEDの実装部とFPC上の導電箔が接合するように、FPCの厚みと同じ又はFPCの厚みより低く形成される。
また、凸部の形成方法としては、放熱部材の素材にもよるが、例えば、フォトリソグラフィーやエッチング,切削加工,ブラスト加工,レーザー加工等の方法を用いることができる。
請求項9に記載の発明は、請求項6乃至8の内いずれか1に記載のLED照明器であって、前記放熱部材が、熱交換器である構成を有している。
この構成により、請求項6乃至8の作用効果に加え、以下の作用効果を奏する。
(1)放熱部材として熱交換器を用いているので、熱交換器が備わらない放熱部材よりも、LEDから発生する熱を放熱し易く、また、放熱に必要な体積が小さくて良いので、LED照明器を小型化することができる。
熱交換器としては、特に限定されず、平板状のヒートパイプや熱交換器プレート(コールドプレート)等を用いることができる。
実施の形態1のLED照明器の正面側(接合面側)分解斜視図 (a)実施の形態1のLED照明器の正面図(b)実施の形態1のLED照明器の背面図 実施の形態1のLED照明器要部断面拡大図 (a)実施の形態1のLED照明器のLEDの実装方法における位置決め工程時のLED照明器の要部断面図(b)実施の形態1のLED照明器のLEDの実装方法における塗布工程時のLED照明器の要部断面図(c)実施の形態1のLED照明器のLEDの実装方法におけるLED載置工程時のLED照明器の要部断面図 実施の形態2のLED照明器の要部断面拡大図 (a)実施の形態2のLED照明器のLEDの実装方法における位置決め工程時のLED照明器の要部断面図(b)実施の形態2のLED照明器のLEDの実装方法における塗布工程時のLED照明器の要部断面図(c)実施の形態2のLED照明器のLEDの実装方法におけるLED載置工程時のLED照明器の要部断面図 実施の形態3のLED照明器部断面拡大図 実施の形態4のLED照明器の正面側(接合面側)分解斜視図 実施の形態4のLED照明器の要部断面拡大図 (a)実施の形態4のLED照明器のLEDの実装方法における位置決め工程時のLED照明器の要部断面図(b)実施の形態4のLED照明器のLEDの実装方法における塗布工程時の要部断面図(c)実施の形態4のLED照明器のLEDの実装方法におけるLED載置工程時のLED照明器の要部断面図
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しながら説明する。尚、本発明はこの実施の形態に限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1のLED照明器の正面側(接合面側)分解斜視図であり、図2は(a)実施の形態1のLED照明器の正面側平面図であり、図2(b)は実施の形態1のLED照明器の背面側平面図であり、図3は実施の形態1のLED照明器の要部断面拡大図であり、図4(a)は実施の形態1のLED照明器のLEDの実装方法における位置決め工程時のLED照明器の要部断面図であり、図4(b)は実施の形態1のLED照明器のLEDの実装方法における塗布工程時のLED照明器の要部断面図であり、図4(c)は実施の形態1のLED照明器のLEDの実装方法におけるLED載置工程時のLED照明器の要部断面図である。
図1、2において、1は実施の形態1のLED照明器、2はLED照明器1に配設されたアルミニウム製の放熱部材、2aは放熱部材2においてLED4が接合される接合面、2bは放熱部材2に穿設された第一穿孔部、3は放熱部材2の接合面2aに配置され,LED4の実装面側に導電箔3aと,該導電箔3aに送電するための配線を繋ぐ接続部3dと,が配設されたFPC、3bはFPC3に予め形成されたLED実装孔部、3cはFPC3において第一穿孔部2bと対応する位置に形成された第二穿孔部、4はFPC3のLED実装孔部3b上に載置され,FPC3上の導電箔3aと実装部4aが接するように配設されるLEDである。
また、図3において、4bはLED4の実装部4aに形設され放熱部材2とはんだ付けされるLED4の放熱部、4cはLED4の実装部4aに形設され導電箔3aとはんだ付けされるLED4の電極部、6はLED4の実装部4aに形設された放熱部4bと放熱部材2の接合面2a及び電極部4cとFPC3の導電箔3aを接合するはんだである。
図4(a)において、7は放熱部材2の第一穿孔部2bとFPC3の第二穿孔部3cに挿通された位置決めピン7aからなる位置決め部、8はFPC3のLED実装孔部3bによって露出した放熱部材2の接合面2aの露出部である。
また、図4(b)において、6aは露出部8に塗布されるクリームはんだ、9は露出部8に塗布されたクリームはんだ6aの載置面である。
である。
放熱部材2としては、大きさや形状等は特に限定されず、放熱効果の高いものが好ましく、アルミニウムや銅,これらを含む合金等で形成された平板又はヒートシンクや内部に冷媒流路やヒートパイプが埋設され熱輸送手段を備えた熱交換器プレート(コールドプレート、図7符号21参照)等を用いることができる。
位置決めピン7aの素材としては、接合工程での加熱に耐え得る材質であれば特に限定されず、例えば、金属等を好適に用いることができる。
以上のように構成された実施の形態1におけるLED照明器1について、図4を参照しながら、以下にLED4の実装方法を説明する。
まず、位置決め工程において、放熱部材2の接合面2aにFPC3が載置される。載置後、放熱部材2に予め穿設された第一穿孔部2bと、FPC3に第一穿孔部2bと対応する位置に予め穿設された第二穿孔部3cを連通するように位置決めピン7aが挿通されることによって、放熱部材2とFPC3の位置が調節され、放熱部材2にFPC3が載置固定される。
次に、塗布工程において、FPC3に予め穿設されたLED実装孔部3bによって露出した放熱部材2の接合面2aの露出部8と、導電箔3aにクリームはんだ6aが塗布される。次いで、LED載置工程において、LED4の実装部4aに形設された放熱部4bが、クリームはんだ6aの載置面9上に載置される。
次いで、接合工程において、LED照明器1を加熱炉内で加熱しクリームはんだ6aを溶融し、放冷することでLED4の放熱部4bと放熱部材2の露出部8、及び電極部4cとFPC3の導電箔3aがはんだ付けされる。
接合手段は銀ナノ粒子を用いる接合であってもかまわない。
接合工程後、位置決めピン7aを除去することで残った貫通孔を、接続部3dに繋ぐ配線を通すための開口部やLED照明器の照明器具への取り付けに利用する事もできる。
以上のように、本実施の形態1のLED照明器1は構成されているので、以下のような作用が得られる。
(1)LED4と放熱部材2との接合がはんだ6であるため、LED4で発生する熱は熱伝導性が良好なはんだ6を伝わって、放熱部材2に直接熱伝導され短時間で均一化されるので、熱伝導の小さいFPC3上に熱が蓄積し難く、FPC3に温度ムラが発生し難いので、LED4やFPC3が高温化することによる、LED4の発光量の低下やLED4の短寿命化を防ぐことができる。
(2)LED4が実装される基板が、軟質なFPC3であり、FPC3と放熱部材2は、実装部4aと放熱部材2とで挟持することで固定されているだけであるため、LED4の実装部4aやはんだ6,放熱部材2等がLED4から発生する熱により熱膨張し、各々の熱膨張係数の違いによる応力が生じたとしても、放熱部材2に密着していないFPC3が応力を吸収し易く、該応力によってはんだ6に剥れや亀裂が生じたり、実装部4aと導電箔3aが剥れたりすることを防止することができる。
また、本実施の形態1のLED4の実装方法によれば、以下のような作用が得られる。
(1)位置決め工程において、予め形設された放熱部材2の第一穿孔部2bと、FPC3の第二穿孔部3cに位置決めピン7aを挿通するだけで位置決めが行えるので、位置調整を容易に行うことができるとともに、位置ずれによる歩留まり率の低下を防ぐことができる。
(2)第二穿孔部3cやLED実装孔部3bはFPC3の製造時に予め形成することができるので、塗布工程においてクリームはんだ6aを塗布し、溶融させるだけで容易にLED4と放熱部材2を接合することができ、LED4の実装を簡素化することができる。
(3)接合工程において、リフローで被はんだ付け部材である放熱部材2やLED4の放熱部4bや電極部4c等の被はんだ付け部分も加熱されるので、クリームはんだ6aを確実に溶融することができ、はんだ付け不良による歩留まり率の低下を防ぐことができるので、容易に大量生産することができる。
(4)位置決めピン7aを外すことで、放熱部材2の第一穿孔部2b及びFPC3の第二穿孔部3cで形成された貫通孔を、接続部3dに接続される配線を通すための開口部や照明器具へのLED照明器1の取り付け等に用いることができるので、LED照明器1に別途孔等を形成する工程が必要なく、製造工数を減らすことができ、生産性に優れる。
(5)LED4と放熱部材2との接合がはんだ6であるため、LED4で発生する熱が放熱部材2に直接熱伝導され短時間で均一化され、熱伝導の小さいFPC3上に熱が蓄積し難く、FPC3に温度ムラが発生し難いので、LED4やFPC3が高温化することによる、LED4の発光量の低下やLED4の短寿命化を防ぐことができ、品質の安定性に優れるLED照明器1を得ることができる。
(6)FPC3と放熱部材2は、実装部4aと放熱部材2とで挟持することで固定されているだけであるため、LED4の実装部4aやはんだ6,放熱部材2等の熱膨張係数の違いによる応力が生じた応力を放熱部材2に密着していないFPC3が吸収し易く、該応力によってはんだ6に剥れや亀裂が生じたり、実装部4aと導電箔3aが剥れたりすることを防止でき、品質の安定性や耐久性に優れるLED照明器1を得ることができる。
(7)FPC3には、予めLED実装孔部3bが形成されているため、放熱部材2上にFPC3を配置し、リフローするだけで、LED4の実装部4aと放熱部材2を直接はんだ付けすることができ、また、FPC3上の導電箔3aと放熱部材2の電気絶縁も確保することができる。そのため、従来のように、放熱部材2は電気絶縁層を備える必要がなく、極めて作業効率の悪い該電気絶縁層の剥離工程も必要ではないので、実施の形態1のLED照明器1のように、複数のLED4を実装する場合であっても、LED4を容易に実装することができ、生産性に優れる。
(実施の形態2)
図5は実施の形態2のLED照明器の要部断面拡大図であり、図6(a)は実施の形態2のLED照明器のLEDの実装方法における位置決め工程時のLED照明器の要部断面図であり、図6(b)は実施の形態2のLED照明器のLEDの実装方法における塗布工程時のLED照明器の要部断面図であり、図6(c)は実施の形態2のLED照明器のLEDの実装方法におけるLED載置工程時のLED照明器の要部断面図である。尚、実施の形態1で説明したものと同様のものは、同じ符号を付して説明を省略する。
図5、6において、10は実施の形態2のLED照明器、11はFPC3のLED実装孔部3bに突出した放熱部材2の接合面2aの露出部8に形設された凸部、12は凸部11とLED実装孔部3bの空隙である。
実施の形態2のLED照明器10は、実施の形態1のLED照明器1において、露出部8に凸部11が形設されたものである。
凸部11としては、形状は特に限定されないが、高さはFPC3の厚みと同じ乃至低く形成される。
凸部11の形成方法としては、フォトリソグラフィーやエッチング,切削加工,ブラスト加工,レーザー加工等の方法が用いられる。
以上のように構成された実施の形態2におけるLED照明器10について、図6を参照しながら、以下にLED4の実装方法を説明する。
まず、位置決め工程において、実施の形態1と同様に、位置決めピン7aによって放熱部材2とFPC3の接合位置が調整され、放熱部材2の接合面2aにFPC3が載置固定される。この時、接合面2aに形設された凸部11は、FPC3のLED実装孔部3bに遊嵌される。
次に、塗布工程において、凸部11の先端及び導電箔3aにクリームはんだ6aが塗布され、LED載置工程において、LED4が、クリームはんだ6aの載置面9上に載置される。
次いで、接合工程において、LED照明器10を加熱炉内で加熱し、クリームはんだ6aを溶融し、放冷することでLED4の電極部4cとFPC3の導電箔3a、及びLED4の放熱部4bと放冷部材2の凸部11がはんだ付けされる。
以上のように、本実施の形態2のLED照明器10は構成されているので、以下のような作用が得られる。
(1)放熱部材2の接合面2aが凸部11を備え、LED4の放熱部4bは凸部11とはんだ6で接合されるので、はんだ6の量が少なくでき、LED4から発生する熱を効率良く放熱部材2に伝達することができる。
また、本実施の形態2のLED照明器10におけるLED4の実装方法によれば、実施の形態1のLED照明器1におけるLED4の実装方法に加え、以下のような作用が得られる。
(1)放熱部材2の接合面2aに形設された凸部11にクリームはんだ6aを塗布し、溶融させるので、溶融したはんだがFPC3と放熱部材2の間に流入し難く、LED実装孔部3b周辺のFPC3の浮き上がりを防ぐことができる。また、溶融したはんだとFPC3のLED実装孔部3b端部との空隙12が確保できるので、異物が入るはんだ付けを回避でき、信頼性の向上が出来る。
(2)クリームはんだ6aの塗布量が少量で良いので、加熱による溶融が容易になり、接合不良等が起き難く、歩留まり率の低下を防ぐことができる。
(実施の形態3)
図7は実施の形態3のLED照明器の要部断面拡大図である。尚、実施の形態1で説明したものと同様のものは、同じ符号を付して説明を省略する。
図7において、20は実施の形態3のLED照明器、21は冷媒流路21aが形設されFPC3が接合面2aに配置された熱交換器である。
実施の形態3のLED照明器20は、実施の形態1のLED照明器1において、放熱部材2として熱交換器21を用いた物である。
熱交換器21の材質や構成としては特に限定されないが、冷媒流路21aは、FPC3のLED4が実装された範囲と対応する位置に配設されることが好ましい。これにより、放熱部材2内に温度ムラが発生し難くなる。
冷媒流路21aの代わりに、ヒートパイプ等を用いても良い。
熱交換器21としては、特に限定されず、平板状のヒートパイプや熱交換器プレート(コールドプレート)等を用いることができる。
以上のように構成された実施の形態3におけるLED照明器20は、放熱部材2として熱交換器21を使用したものであり、LED4の実装方法は、実施の形態1の場合と同様であるため、説明は省略する。
以上のように、本実施の形態3のLED照明器20は構成されているので、実施の形態1又は2の作用に加え、以下のような作用が得られる。
(1)放熱部材2として熱交換器21を用いているので、アルミニウム製や銅製等のヒートシンクを用いる場合よりも、LED4から発生する熱を放熱し易く、また、放熱に必要な体積が小さくて良いので、LED照明器20を小型化することができる。
また、本実施の形態3のLED照明器20におけるLED4の実装方法によれば、実施の形態1のLED照明器におけるLED4の実装方法と同様の作用が得られる。
(実施の形態4)
図8は実施の形態4のLED照明器の正面側(接合面側)分解斜視図、図9は実施の形態4のLED照明器の要部断面拡大図であり、図10(a)は実施の形態4のLED照明器のLEDの実装方法における位置決め工程時のLED照明器の断面図であり、図10(b)は実施の形態4のLED照明器のLEDの実装方法における塗布工程時のLED照明器の要部断面図であり、図10(c)は実施の形態4のLED照明器のLEDの実装方法におけるLED載置工程時のLED照明器の要部断面図である。尚、実施の形態1で説明したものと同様のものは、同じ符号を付して説明を省略する。
図8乃至10において、30は実施の形態4のLED照明器、31はLED4の実装位置に沿って溝部31aが形成された放熱部材2の基部、31bは基部31に穿設された基部側第一穿孔部、32は溝部31aを覆うように基部31に接合(接着)される放熱部材2の蓋部、32aは蓋部32におけるFPC3の接合面、32bは蓋部32において基部側第一穿孔部31bと対応する位置に形成された蓋部側第一穿孔部であり、図9及び10において、33は溝部31a及び蓋部32によって放熱部材2形設された冷媒流路からなる熱輸送部である。
ここで、実施の形態4のLED照明器30は、実施の形態1のLED照明器1において、放熱部材2が、基部31及び蓋部32を有し、基部31の溝部31a及び蓋部32によってLED4の実装位置に沿って形設された熱輸送部33を備えたものである。
熱輸送部33は、溝部31aが形成された放熱部材2の基部31に、蓋部32を水密に接合(接着)することで形設される。溝部31aは、フォトリソグラフィーやエッチング,切削加工,ブラスト加工,レーザー加工等の方法で基部31に形成される。
基部31及び蓋部32の素材としては、アルミニウムや銅等の熱伝導性の高い金属やこれらを含む合金等を用いることができる。
また、熱輸送部33を形成する冷媒流路は、冷媒を連続して供給するため、熱輸送部33には冷媒供給部(図示しない)が連設される。
溝部31aにヒートパイプを配設する場合、蓋部32は備えなくても良い。
以上のように構成された実施の形態4におけるLED照明器30について、図10を参照しながら、以下にLED4の実装方法を説明する。
まず、実施の形態1乃至3の場合と同様に、位置決め工程において、位置決めピン7aが、放熱部材2の基部31の基部側第一穿孔部31b及び蓋部32の蓋部側第一穿孔部32b,FPC3の第二穿孔部3cに挿通されることによって位置調整を行い、放熱部材2にFPC3が配置固定される。
次に、塗布工程において、FPC3に予め穿設されたLED実装孔部3bによって露出した蓋部32の接合面32aの露出部8と、FPC3の導電箔3aにクリームはんだ6aが塗布又は印刷される。
次いで、実施の形態1乃至3におけるLED4の実装方法と同様に、LED載置工程、接合工程と続き、熱輸送部33が形設された放熱部材2にLED4が接合される。
以上のように、本実施の形態4のLED照明器30は構成されているので、実施の形態1乃至3の作用に加え、以下のような作用が得られる。
(1)熱輸送部33が放熱部材2においてLED実装孔部3bに沿って形設されているので、LED4から発生する熱が、放熱部材2だけではなく、熱輸送部33を介して放熱されるので、放熱効率が良く、LED4の高温化による発光強度の低下やLED4の長寿命化を実現することができる。
また、本実施の形態4のLED照明器30におけるLED4の実装方法によれば、実施の形態1のLED照明器におけるLED4の実装方法と同様の作用が得られる。
本発明は、放熱部材とフレキシブルプリント基板の位置決めが容易であり、既存の設備で容易に放熱部材とLEDをはんだ付けすることができ、放熱効率の良いLED照明器を容易に得ることができるので、生産性に優れるLEDの実装方法を提供することができる。
また、LEDと放熱部材とを、耐環境性に優れたはんだによって直接結合して、LEDから発生する熱を均等に且つ効率的に放熱することで、温度ムラが発生し難く、また、基板が軟質であるので、各構成の熱膨張係数の違いによって生じる応力が吸収されるので、品質の安定性や耐久性に優れるLED照明器を提供することができる。
1 LED照明器
2 放熱部材
2a 接合面
2b 第一穿孔部
3 FPC
3a 導電箔
3b LED実装孔部
3b’ 空隙
3c 第二穿孔部
3d 接続部
4 LED
4a 実装部
4b 放熱部
4c 電極部
6 はんだ
6a クリームはんだ
7 位置決め部
7a 位置決めピン
8 露出部
9 載置面
10 LED照明器
11 凸部
12 空隙
20 LED照明器
21 熱交換器
21a 冷媒流路
30 LED照明器
31 基部
31a 溝部
31b 基部側第一穿孔部
32 蓋部
32a 接合面
32b 蓋部側第一穿孔部
33 熱輸送部

Claims (9)

  1. 放熱部材の接合面及びフレキシブルプリント基板に形設された位置決め部によって前記放熱部材に対する前記フレキシブルプリント基板の位置を調整する位置決め工程と、前記フレキシブルプリント基板に1乃至複数穿設されたLED実装孔部によって前記放熱部材の前記接合面が露出した露出部にクリームはんだを塗布する塗布工程と、前記フレキシブルプリント基板の前記LED実装孔部上にLEDを載置するLED載置工程と、加熱炉内でクリームはんだを溶融して前記LEDと前記放熱部材をはんだ付けする接合工程と、備えることを特徴とするLEDの実装方法。
  2. 前記塗布工程において、前記露出部が凸部を有し、前記凸部にクリームはんだが塗布されることを特徴とする請求項1に記載のLEDの実装方法。
  3. 前記塗布工程より前に、前記放熱部材の内部にヒートパイプを配設する又は冷媒流路を形設する熱輸送部配設工程を備えることを特徴とする請求項1に記載のLEDの実装方法。
  4. 前記熱輸送部配設工程において、前記LED実装孔部を通過するように前記放熱部材の前記接合面側に形成された溝部に、前記ヒートパイプが配設される又は前記冷媒流路が形設されることを特徴とする請求項3に記載のLED実装方法。
  5. 前記位置決め部が、前記放熱部材に穿設された2以上の第一穿孔部と、前記フレキシブルプリント基板の前記第一穿孔部と対応する位置に穿設された2以上の第二穿孔部と、前記位置決め孔部に挿通される位置決めピンと、を備えることを特徴とする請求項1乃至4の内いずれか1に記載のLEDの実装方法。
  6. 放熱部材と、前記放熱部材の接合面に配置され導電箔により回路が形成されたフレキシブルプリント基板と、前記フレキシブルプリント基板に穿設されたLED実装孔部と、前記フレキシブルプリント基板の前記導電箔と電極部を介して電気的に接触するように載置されたLEDと、前記LEDの放熱部と前記接合面とを接合するはんだと、を備えることを特徴とするLED照明器。
  7. 前記放熱部材が、前記接合面の前記LED実装孔部と対応した箇所に埋設又は形設されている冷媒流路又はヒートパイプからなる熱輸送部を備えることを特徴とする請求項6に記載のLED照明器。
  8. 前記放熱部材が、前記接合面の前記LED実装孔部と対応した箇所に凸部を備えることを特徴とする請求項6又は7に記載のLED照明器。
  9. 前記放熱部材が、熱交換器であることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1に記載のLED照明器。
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