JP2014146580A - 組電池装置 - Google Patents

組電池装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014146580A
JP2014146580A JP2013016100A JP2013016100A JP2014146580A JP 2014146580 A JP2014146580 A JP 2014146580A JP 2013016100 A JP2013016100 A JP 2013016100A JP 2013016100 A JP2013016100 A JP 2013016100A JP 2014146580 A JP2014146580 A JP 2014146580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery pack
battery
sub
module
lithium ion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013016100A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6162414B2 (ja
Inventor
Masahiro Sekino
正宏 関野
Shinichiro Kosugi
伸一郎 小杉
Takeshi Osawa
岳史 大澤
Hidenori Miyamoto
英則 宮本
Mitsuhiro Hoshino
光弘 星野
Hideaki Osawa
英明 大澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2013016100A priority Critical patent/JP6162414B2/ja
Publication of JP2014146580A publication Critical patent/JP2014146580A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6162414B2 publication Critical patent/JP6162414B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

【課題】中大型電動機器に搭載されている鉛蓄電池を単純に置き換え可能なリチウムイオン電池を用いた組電池装置を提供する。
【解決手段】実施形態の組電池装置は、放電終止電圧に相当する下限SOCが鉛蓄電池と同等のリチウムイオン電池を用いている。直列接続された複数の前記リチウムイオン電池がバッテリケースに収納されたセルモジュールを構成し、複数の前記セルモジュールを直列接続するとともに、前記直列に接続された複数の前記セルモジュールを保持部材により一体として所望の出力電圧を有するサブバッテリパックモジュールを構成し、所望の容量となるように複数の前記サブバッテリパックモジュールが並列接続されてバッテリパックモジュールを構成し、バッテリパックモジュールが一の装置ケース内に収納されている。
【選択図】図10

Description

本発明の実施形態は、組電池装置に関する。
従来、リチウムイオン電池(LIB)を産業機器や車載用機器に適用するには、1セルでは電圧が低いため、必ず多直列にセルをつなぎ合わせて、組電池を形成する必要があった(例えば、特許文献参照)。
一方、産業向けには平均作動電圧48V程度の鉛蓄電池を用いた中大型電動機器が多数存在する。
近年、鉛蓄電池からより高性能なリチウムイオン電池に電池を切り替える動きが活発になってきている。が、例えば平均作動電圧が48Vの中大型機器では、最大充電電圧が60V、放電終止電圧(最小放電電圧)がそのモーターの下限性能の30V程度まで稼動することが要求される。
特開2009−277647号公報
しかしながら、従来の代表的なLIBにおいては、実用的な最小放電電圧が42V程度となり、鉛蓄電池と置き換えを計るに当たって、障壁となっていた。
そこで、本発明は、中大型電動機器に搭載されている鉛蓄電池を単純に置き換え可能なリチウムイオン電池を用いた組電池装置を提供することを目的としている。
実施形態の組電池装置は、放電終止電圧に相当する下限SOC(State Of Charge:電池の容量(充電状態))が鉛蓄電池と同等のリチウムイオン電池を用いている。
そして、直列接続された複数の前記リチウムイオン電池がバッテリケースに収納されたセルモジュールを構成している。
また、複数の前記セルモジュールを直列接続するとともに、前記直列に接続された複数の前記セルモジュールを保持部材により一体として所望の出力電圧を有するサブバッテリパックモジュールを構成している。
そして、所望の容量となるように複数の前記サブバッテリパックモジュールが並列接続されてバッテリパックモジュールを構成し、バッテリパックモジュールが一の装置ケース内に収納されている。
図1は、実施形態の組電池システムを電動フォークリフトに搭載する場合における電動フォークリフトの電気系統の概要構成ブロック図である。 図2は、サブバッテリパックモジュールの概要構成説明図である。 図3は、第1の態様のリチウムイオン電池を用いた場合の基本セルユニットの配置組み合わせの一例の説明図である。 図4は、基本セルユニットを基本セルユニット群として構成する場合の具体的配線状態の一例の説明図である。 図5は、第2の態様のリチウムイオン電池を用いた場合の基本セルユニットの配置組み合わせの一例の説明図である。 図6は、積層型のサブバッテリパックモジュールの外観斜視図である。 図7は、ホルダの外観斜視図である。 図8は、サブバッテリパックの分解斜視図である。 図9は、バッテリパック装置の外観斜視図である。 図10は、バッテリパック装置の分解斜視図である。 図11は、横並び型のサブバッテリパックモジュールの外観斜視図である。 図12は、ホルダの外観斜視図である。 図13は、サブバッテリパックの分解斜視図である。 図14は、第2実施形態のバッテリパック装置の外観斜視図である。 図15は、第2実施形態のバッテリパック装置の分解斜視図である。
次に実施形態について図面を参照して説明する。
[1]第1実施形態
図1は、実施形態の組電池システムを電動フォークリフトに搭載する場合における電動フォークリフトの電気系統の概要構成ブロック図である。
電動フォークリフトの電気系統10は、大別すると電動フォークリフトの駆動用電源を供給するバッテリパック装置11と、バッテリパック装置11の充電及びバッテリパック装置からの給電を受けた動作を行うフォークリフト電気系統部12と、を備えている。
バッテリパック装置11は、複数のサブバッテリパックモジュール13が並列接続されたバッテリパックモジュール14と、各サブバッテリパックモジュール13の充放電制御を行うバッテリマネジメントユニット(BMU:Battery Management Unit)15と、バッテリパック装置11全体の制御を行うバッテリコントロールユニット(BCU:Battery Control Unit)16と、過電圧時に電源出力を遮断する電源遮断制御用リレーユニット17と、電流制限抵抗18と、電源遮断制御用リレーユニット17が動作してバッテリパックモジュール14から電流が流れた場合、溶断されるヒューズ素子19と、を備えている。
フォークリフト電気系統部12は、フォークリフト電気系統部12全体を制御する車両制御部(ETC)21と、車両制御部21の制御下で駆動されるインバータモータ22と、車両制御部21の制御下でバッテリパック装置11からの電力をインバータモータ22に供給するコンタクタ23と、オペレータが正しい運転操作位置(例えば、正しい着座位置)にいることを検出してオン状態となるインターロックスイッチ24と、オペレータのキー操作によりオン状態となるキースイッチ25と、ヘッドランプ、警告ホーン、ウインカー(方向指示器)等の補機を備えた補機群26と、オペレータのキー操作により補機群26に駆動用の電源を供給する補機群用スイッチ27と、外部の商用電源(例えば、三相交流電源)が接続されて、バッテリパック装置11を構成しているバッテリパックモジュール14の充電を行う充電部28と、過電流が流れた場合に、バッテリパック装置11の電源遮断制御用リレーユニット17が動作して溶断されるヒューズ素子29と、を備えている。
ここで、電動フォークリフトの電気系統10の概要動作について説明する。
通常動作状態においては、オペレータが正しい運転操作位置に至ると、インターロックスイッチ24がオン状態となる。
続いて、オペレータがキーを挿入し、キー操作を行うと、キースイッチ25がオン状態となる。すなわち、インターロックスイッチ24及びキースイッチ25がオン状態となると、インバータモータ22が始動可能な状態となるので、車両制御部21は、コンタクタ23をオン状態として、バッテリパック装置11のバッテリパックモジュール14からインバータモータ22に蓄電電力を供給する。補機群は、インターロックスイッチ24、キースイッチとは無関係に補機群用スイッチ27がオン状態となると、ヘッドランプ、警告ホーン、ウインカー(方向指示器)等の補機の操作が可能となる。
この結果、インバータモータ22は駆動状態となり、電動フォークリフトは駆動され、オペレータにより操作されることとなる。
また、充電動作状態においては、充電部28に外部の商用電源(例えば、三相交流電源)が接続されて、バッテリパック装置11を構成しているバッテリパックモジュール14の充電を行う。この場合において、バッテリパック装置11全体の制御は、バッテリコントロールユニット16によって行われ、サブバッテリパックモジュール13の充放電制御は、バッテリマネジメントユニット15により行われる。
さらに、何らかの理由により電源供給ラインに過電圧が発生した場合には、過電流を検出したバッテリコントロールユニット16は、電源遮断制御用リレーユニット17を構成する二つのリレーユニットをオン状態とする。
電源遮断制御用リレーユニット17を構成する二つのリレーユニットがオン状態となると、ヒューズ素子19及びヒューズ素子29は、過電流により溶断される。
この結果、バッテリコントロールユニット16に配置された電源遮断制御用リレーユニット17の制御部に対する電源供給も遮断され、電源遮断制御用リレーユニット17を構成する二つのリレーユニットは再びオフ状態となる。
したがって、過電流を遮断するコンタクタ等を設ける必要が無いので、バッテリパック装置11の小型化及び軽量化を図ることができる。
ところで、上記バッテリパック装置11の構成において、サブバッテリパックモジュール13は、最大充電圧60V、最小放電電圧30Vの鉛蓄電池を置き換えることを考えると、例えば、48V、400Ahの性能を有するリチウムイオン電池として機能することが望まれる。
そこで、本実施形態は、定格電流20Ah−定格電圧2.4V(最大電圧2.7−2.8V)のリチウムイオン電池を用いて、サブバッテリパックモジュール13を構成している。
ここで、バッテリパック装置11を構成しているリチウムイオン電池の構成について説明する。
従来、鉛蓄電池を用いた平均作動電圧が48Vの中大型機器では、最大充電電圧が60V、最小放電電圧がそのモーターの下限性能の30V程度まで稼動することが要求されていた。
これを従来の代表的なリチウムイオンバッテリ(定格電圧3.6V)で置き換えて最大充電電圧を合わせたとすると、稼働電圧範囲が鉛蓄電池の特性と大きく異なった範囲となってしまい、何らかの電圧を調整する手段を用いなければ置き換えることはできなかった。
そこで、本実施形態においては、稼働電圧範囲が従来の鉛蓄電池と同様になるようにリチウムイオン電池を設計し、これを用いてバッテリパック装置11を構成している。
すなわち、放電終止電圧に相当する下限SOC(State Of Charge)が鉛蓄電池と同等のリチウムイオン電池を設計し、バッテリパック装置11を構成している。
この結果、本実施形態のバッテリパック装置11によれば、鉛蓄電池とそっくり置き換えることが可能となっている。
次に実施形態のバッテリパック装置11に用いるリチウムイオン電池の組成について具体的に説明する。
リチウムイオン電池の第1の態様としては、コバルト、ニッケルおよびマンガンよりなる群から選択される少なくとも一種類の金属元素を含有するリチウム金属化合物を含みリチウム金属化合物はLiaNiCoMn(但し、モル比a,b,c及びdは0≦a≦1.1、b+c+d=1)で表される正極活物質含有層を備えた正極と、チタン含有金属複合酸化物を含む負極と、非水溶媒を含む非水電解質とを備えた非水電解質二次電池として構成される。
この場合、本第1の態様のリチウムイオン電池を用いて、鉛蓄電池を置き換えることを想定すると、その電圧から、21個直列に接続して組電池が構成される。
また、リチウム電池の第2の態様としては、コバルト、ニッケルおよびマンガンよりなる群から選択される少なくとも一種類の金属元素を含有するリチウム金属化合物を含みリチウム金属化合物はLiaNiCoMn(但し、モル比a,b,c及びdは0≦a≦1.1、b+c+d=2) で表される正極活物質含有層を備えた正極と、チタン含有金属複合酸化物を含む負極と、非水溶媒を含む非水電解質と、を備えた非水電解質二次電池として構成される。
本第2の態様のリチウムイオン電池を用いて、鉛蓄電池を置き換えることを想定すると、その電圧から、20個直列に接続して組電池が構成される。
また、上記第1の態様及び第2の態様のリチウムイオン電池を構成する場合にリチウムチタン酸化物の一次粒子の平均粒径が1μm以下で、負極層のBET法による比表面積が3〜50m/gの範囲であるようにすることが望ましい。
さらに、リチウムチタン酸化物は、Li4+xTi12(xは−1≦x≦3)もしくはLi2+xTi(xは−1≦x≦3)で表されるようにするのが望ましい。
さらにまた、チタン含有金属複合酸化物はP、V、Sn、Cu、Ni及びFeよりなる群から選択される少なくとも1種類の元素とTiとを含有する金属複合酸化物であるようにするのが望ましい。
図2は、サブバッテリパックモジュールの概要構成説明図である。
より具体的には、まず、20Ah−定格電圧2.4Vのリチウムイオン電池31を2個用い、これらを並列接続して、基本セルユニット32を構成する。ここで、リチウムイオン電池31は、薄型の直方体形状を有するアルミニウム缶に、正極及び負極がセパレータを介して巻回された状態で収納された角型扁平非水電解質二次電池として構成されている。さらにアルミニウム缶の上面の同一面には正極端子、負極端子及び内圧上昇を防止するためのガス排出弁が設けられている。
この結果、基本セルユニット32は、一個の40Ah−定格電圧2.4Vのリチウムイオン電池として機能する。
そして、この基本セルユニット32を9個直列接続することにより、第1セルモジュールを構成する。したがって、この第1セルモジュール33は、20Ah−定格電圧2.4Vのリチウムイオン電池31が並列2接続−直列9接続(2p9s)された40Ah−定格電圧合計21.6V(最大電圧25.2V)のリチウムイオン電池として機能する。
同様に基本セルユニット32を12個直列接続することにより、第2セルモジュール34を構成する。したがって、この第2セルモジュール34は、20Ah−定格電圧2.4Vのリチウムイオン電池31が並列2接続−直列12接続(2p12s)された40Ah−定格電圧28.8V(最大電圧33.6V)のリチウムイオン電池として機能する。
続いて第1セルモジュール33及び第2セルモジュールを直列接続することにより、サブバッテリパックモジュール13を構成する。したがって、このサブバッテリパックモジュール13は、20Ah−定格電圧2.4Vのリチウムイオン電池31が並列2接続−直列21接続(2p21s)された40Ah−定格電圧50.4V(最大電圧58.8V)のリチウムイオン電池として機能する。
ここで、各リチウムイオン電池31の最小放電電圧を1.5Vとすれば、サブバッテリパックモジュール13の最小放電電圧は、1.5×21=31.5Vとなり、サブバッテリパックモジュール13は、最大充電電圧58.8V、最小放電電圧31.5Vのリチウムイオン電池として機能することとなり、最大充電圧60V、最小放電電圧30Vの鉛蓄電池を置き換えることが可能となる。
ここで、第1セルモジュール33あるいは第2セルモジュール34等のセルモジュールを構成する際の基本セルユニット32の配置構成について説明する。
従来大型の組電池を製作する場合、1つのケースにセルを全て詰め込む方法では組電池重量が重くなり、ハンドリングが難しく、生産性が大きく低下していた。
そこで、本実施形態では、ハンドリング可能なサイズで48V系の倍数の電圧のアプリケーションに適した基本パックを製作し、それらを組み立てることで多直列多並列の大型電池パックを簡易に組み立てることができる、製造性に優れた基本電池パックを提供する。
また本実施形態では、リチウムイオン電池31として構成されたアルミニウム缶の電極端子が設けられた面におけるアスペクト比を規定することで、基本セルユニット32のアスペクト比をより正方形に近づけることにより、大型パック構成時の製造性をさらに向上させている。
以下の説明においては、48V系の電源(最大充電圧60V、放電終止電圧[最小放電電圧]30V)として用いる場合について説明する。
ここで、基本セルユニット32を構成するリチウムイオン電池31として、上述した第1の態様のリチウムイオン電池を用いた場合、48V系の電源として用いるには、リチウムイオン電池31を21個、直列接続する必要がある。
図3は、第1の態様のリチウムイオン電池を用いた場合の基本セルユニットの配置組み合わせの一例の説明図である。
具体的には、以下の3通りの基本セルユニット群を基本組み合わせとしてセルモジュールを構成し、これらを適宜組み合わせて所望の電圧、容量を有するサブバッテリパックモジュールを構成することとなる。
図3(a)は、2×3個(=6個)の基本セルユニット32を組み合わせた基本セルユニット群32G1を構成した場合の配置である。
図3(b)は、3×3個(=9個)の基本セルユニット32を組み合わせた基本セルユニット群32G2を構成した場合の配置である。
図3(c)は、3×4個(=12個)の基本セルユニット32を組み合わせた基本セルユニット群32G3を構成した場合の配置である。
リチウムイオン電池31は、最も面積の小さい面である電極が形成されている面のアスペクト比を1:2〜2:3にするのが望ましい。
そして、さらに第1セルモジュール33及び第2セルモジュール34において、第1セルモジュール33あるいは第2セルモジュール34を構成している基本セルユニット32の電極が形成されている面のアスペクト比を1:2〜2:3にするのが望ましい。
一方、基本セルユニット32を構成するリチウムイオン電池31として、上述した第2の態様のリチウムイオン電池を用いた場合、48V系の電源として用いるには、リチウムイオン電池31を20個、直列接続する必要がある。
図4は、基本セルユニットを基本セルユニット群として構成する場合の具体的配線状態の一例の説明図である。
図4(a)は、2×3個(=6個)の基本セルユニット32を組み合わせ、基本セルユニット32を6個直列接続した基本セルユニット群32G1を構成した場合であり、図4(a)中、右上に配置された基本セルユニット32の正極端子(+)がケースに形成された外部正極端子ETPに接続され、右下に配置された基本セルユニット32の負極端子(−)が外部負極端子ETNに接続されている。
また、各基本セルユニット32間は接続バーCBにより接続されている。
図4(b)は、3×3個(=9個)の基本セルユニット32を組み合わせ、基本セルユニット32を9個直列接続した基本セルユニット群32G2を構成した場合であり、図4(b)中、左上に配置された基本セルユニット32の正極端子(+)がケースに形成された外部正極端子ETPに接続され、右下に配置された基本セルユニット32の負極端子(−)が外部負極端子ETNに接続されている。
また、各基本セルユニット32間は接続バーCBにより接続されている。
図4(c)は、3×4個(=12個)の基本セルユニット32を組み合わせ、基本セルユニット32を12個直列接続した基本セルユニット群32G3を構成した場合であり、図4中、右上に配置された基本セルユニット32の正極端子(+)がケースに形成された外部正極端子ETPに接続され、左下に配置された基本セルユニット32の負極端子(−)が外部負極端子ETNに接続されている。
また、各基本セルユニット32間は接続バーCBにより接続されている。
以上の説明は、基本セルユニット群の具体的な配線の一例の説明であり、各端子の配置、端子の引出方向、接続方向等は適宜変更が可能である。
図5は、第2の態様のリチウムイオン電池を用いた場合の基本セルユニットの配置組み合わせの一例の説明図である。
図5(a)は、2×4個(=8個)の基本セルユニット32を組み合わせた基本セルユニット群32G11を構成した場合の配置である。
図5(b)は、3×4個(=12個)の基本セルユニット32を組み合わせた基本ルユニット群32G12を構成した場合の配置である。
図5(c)は、5×2個(=10個)の基本セルユニット32を組み合わせた基本セルユニット群32G13を構成した場合の配置である。
上記構成においても、基本セルユニットを基本セルユニット群として構成する場合の具体的配線状態については、図4の場合と同様である。
図6は、積層型のサブバッテリパックモジュールの外観斜視図である。
積層型のサブバッテリパックモジュール13Aを構成する第1セルモジュール33及び第2セルモジュール34は、それぞれ、正極端子及び負極端子が同一面に設けられたリチウムイオン電池セル(角形セル)を用いて多直列の組電池として構成されている。
ここで、リチウムイオン電池31の端子面が同じ面となるように、直列接続して、第1セルモジュール33及び第2セルモジュール34をそれぞれ構成する。
第1セルモジュール33及び第2セルモジュール34をそれぞれ構成するサブバッテリケース41、42は、直方体形状を有する樹脂で構成されており、リチウムイオン電池31の正極端子(外部正極端子ETPに相当)及び負極端子(外部負極端子ETNに相当)が設けられた端子面を上面とした場合の側面のうち面積の小さい側の面F1、F2にそれぞれ第1連結端子台43、第2連結端子台44、端子台45が設けられている。
次に第1セルモジュール33及び第2セルモジュール34を一体に形成してサブバッテリパックモジュール13Aとして形成するためのホルダ(保持部材)について説明する。
図7は、ホルダの外観斜視図である。
ホルダ50は、第1セルモジュール33の電極形成面を覆うように第1セルモジュール33に取りつけられる第1固定用ホルダ51と、第1セルモジュール33及び第2セルモジュール34の電極形成面と対向する面に取りつけられる積層用ホルダ52と、第2セルモジュール34の電極形成面を覆うように第2セルモジュール34に取りつけられる第2固定用ホルダ53と、を備えている。
第1固定用ホルダ51は、金属板で形成されており、大別すると、長方形平板状の第1固定用ホルダ本体55と、第1固定用ホルダ本体55の周縁部の長手部分に立設された複数の第1セルモジュール係止用部材56と、第1固定用ホルダ本体55の周縁部の短手部分に立設された複数の第2セルモジュール係止用部材57と、を備えている。
なお、図6において、手前側の第2セルモジュール係止用部材57には、後述する固定板が固定される一対の固定用ボルト58及び端子台が固定される一対の固定用ボルト59が設けられている。
ここで、第1セルモジュール係止用部材56は、弾性を有しており、第1セルモジュール33の周面に設けられた係止突起33A(図5参照)を乗り越えた後に係止突起33Aと係合する係合孔56Aが設けられている。
また、第2セルモジュール係止用部材57は、弾性を有しており、第2セルモジュール34の周面に嵌めあわされる。
積層用ホルダ52は、金属板で形成されており、大別すると、平板状の積層用ホルダ本体61と、積層用ホルダ本体61の周縁部の長手部分において第1セルモジュール33側に立設され、第1セルモジュール33の周面に設けられた係止突起33Aを乗り越えた後に係止突起33Aと係合する係合孔62Aが設けられた第1セルモジュール係止用部材62と、積層用ホルダ本体61の周縁部の長手部分において第2セルモジュール34側に立設され、第2セルモジュール34の周面に設けられた係止突起を乗り越えた後に係止突起34Aと係合する係合孔63Aが設けられた第2セルモジュール係止用部材63と、積層用ホルダ本体61の周縁部の短手部分に立設された複数の第3セルモジュール係止用部材64と、後述する固定板及び端子台が固定される固定用ボルト65が設けられた固定用部材66と、を備えている。
第2固定用ホルダ53は、金属板で形成されており、大別すると、平板状の第2固定用ホルダ本体71と、第2固定用ホルダ本体71の周縁部の長手部分に立設され、第2セルモジュール34の周面に設けられた係止突起34Aを乗り越えた後に係止突起34Aと係合する係合孔72Aが設けられた複数のセルモジュール係止用部材72と、第2固定用ホルダ本体の周縁部の手前側の短手部分において第2セルモジュール34側に立設され、後述する固定板が固定される一対の固定用ボルト73が設けられた固定用部材74と、第2固定用ホルダ本体の周縁部の奥側の短手部分において第2セルモジュール側に立設され、端子台が固定される固定用ボルト75が設けられた固定用部材76と、を備えている。
図8は、サブバッテリパックの分解斜視図である。
図8中、符号NGは、ナット群、すなわち、ナット、一または複数のワッシャ(平ワッシャあるいはスプリングワッシャ)の一群を表し、使用される場所によってその組み合わせ、サイズなどは異なっているものとする。
第1セルモジュール33の第1電極端子(本実施形態では、正極端子とする。)81には、第1端子引出部材82の一端が固定されている。この第1端子引出部材82の他端には、第1連結端子台43の連結用ボルト83が接続されている。
また、第1セルモジュール33の第2電極端子(本実施形態では、負極端子とする)84には、第2端子引出部材85の一端が固定される。この第2端子引出部材85の他端には、第1固定用ホルダ51に設けられた一対の固定用ボルト59に固定される端子台45が接続されている。
第2セルモジュール34の図7においては図示されていない第1電極端子(本実施形態では、負極端子とする)には、第3端子引出部材86の一端が固定されている。この第3端子引出部材86の他端には、第2連結端子台44の連結用ボルト87が接続されている。
第2セルモジュール34の図7においては図示されていない第2電極端子(本実施形態では、正極端子とする)には、第4端子引出部材88の一端が固定されている。第4端子引出部材88の他端には、第2連結端子台44の外部電極端子用ボルト89が接続されている。
上記構成において、第1連結端子台43の連結用ボルト83と、第2連結端子台44の連結用ボルト87と、の間は、第1セルモジュール33の第1電極端子81と、第2セルモジュール34の第1端子とを短絡して、第1セルモジュール33と、第2セルモジュール34とを直列接続する端子連結板90が設けられている。
さらにサブバッテリパックモジュール13Aの第1固定用ホルダ51と、第2固定用ホルダ53とは、一端側(図8中、左奥側)において、第1固定部材91により互いに固定されている。さらにこの第1固定部材91は端子連結板90を覆って保護している。
また、サブバッテリパックモジュール13Aの第1固定用ホルダ51と、第2固定用ホルダ53とは、他端側(図8中、右手前側)において、第2固定部材92により互いに固定されている。
次に複数のサブバッテリパックモジュール13Aを用いて構成したバッテリパックモジュールについて説明する。
図9は、バッテリパック装置の外観斜視図である。
図10は、バッテリパック装置の分解斜視図である。
バッテリパック装置11は、図9に示すように、ケース本体101と、ケース本体101の奥側に取りつけられた第1サイドパネル102(図10参照)、ケース本体101の手前側に取りつけられた第2サイドパネル103、第1サイドパネル102をケース本体にねじ止めするねじ104の目隠しを行う目隠し板105と、第2サイドパネル103をケース本体101にねじ止めするねじ106の目隠しを行う目隠し板107と、ケース本体101のゆがみを防止するために強度を向上するためのベースプレート108と、ケース本体101、第1サイドパネル102及び第2サイドパネル103の上部開口を覆い、塵埃がケース本体101内に侵入するのを防止する奥側に傾斜部を有し、手前側が水平とされ、ケース本体101にボルト109により固定されたトップパネル110と、を備えている。
バッテリパック装置11において、ケース本体101は、複数(本実施形態では、10個)のサブバッテリパックモジュール13Aを収納するとともに、底面が長方形状とされ、かつ、側面視コの字状とされている。
このケース本体101内には、サブバッテリパックモジュール13Aのずれを抑制するために、弾性を有する樹脂製の緩衝シート111が敷かれ、この緩衝シート111上に5個のサブバッテリパックモジュール13Aが一列に並べて載置される。この場合において、5個のサブバッテリパックモジュール13Aは、交互に上下方向が逆向きとされている。
さらに5個のサブバッテリパックモジュール13Aの上面(図10中、Z軸正方向)には、サブバッテリパックモジュール13Aのずれを抑制するために、弾性を有する樹脂製の緩衝シート112が敷かれ、この緩衝シート112上に2段目の5個のサブバッテリパックモジュール13Aが一列に並べて載置される。この場合においても、5個のサブバッテリパックモジュール13Aは、交互に上下方向が逆向きとされている。
そして、10個のサブバッテリパックの左右方向(図10中、Y軸方向)には、ケース本体との間にスペーサ113、114がそれぞれ配置されている。
スペーサ113と、左端のサブバッテリパックモジュール13Aとの間には、スペーサ部材115、116が設けられている。また、スペーサ114と、右端のサブバッテリパックモジュール13Aとの間には、スペーサ部材117が設けられている。
そして2段目の5個のサブバッテリパックモジュール13Aの上面には、サブバッテリパックモジュール13Aのずれを抑制するために、弾性を有する樹脂製の緩衝シート118が敷かれ、さらにトップパネル110が載置される。
そして、トップパネル110は、ケース本体101に4個のボルト109によりねじ止めされる。
10個のサブバッテリパックモジュール13Aの奥側(図10中、X軸負方向)には、第1電極(正極電極あるいは負極電極のいずれか一方)を連結して10個のサブバッテリパックモジュール13Aを並列接続するためのバスバー121と、BMU15を構成する各種電子部品122と、BMU15を構成する第1制御基板123と、BMU15を構成する電子部部品を保護する保護カバー124と、スペーサ125と、サブバッテリパックモジュール13Aの第1サイドパネル102と、第1サイドパネル102をケース本体101にねじ止めした際のねじ104を目隠しするための4個の目隠し板105と、が位置している。
10個のサブバッテリパックモジュール13Aの手前側(図10中、X軸正方向)には、第2電極(第1電極とは逆極性の電極)を連結するためのバスバー131と、BCU16を構成する各種電子部品132と、BCUを構成する第2制御基板133と、サブバッテリパックモジュール13Aの第2サイドパネル103と、第2サイドパネル103をケース本体にねじ止めする際のねじ106を目隠しするための4個の目隠し板107と、が位置している。
以上のような構成を採ることにより、本第1実施形態によれば、サブバッテリパックモジュール13Aを構成するに際し、第1セルモジュール33単位及び第2セルモジュール34単位で組み上げることが可能であるので、中大型電動機器に搭載された鉛蓄電池を置き換えるために多数のリチウムイオン電池を直列−並列接続するに際して第1セルモジュール33単位及び第2セルモジュール34単位あるいはサブバッテリパックモジュール13A単位で行うことができ、ハンドリングが容易であるとともに、所望の電圧及び容量を有する組電池装置を容易に組み上げることが可能となり、生産性が向上する。
また、第1セルモジュール33及び第2セルモジュール34を構成している基本セルモジュール、ひいては、基本セルモジュールを構成しているリチウムイオン電池31は、放電終止電圧に相当する下限SOC(State Of Charge)が鉛蓄電池と同等であるので、中大型電動機器に搭載されている鉛蓄電池を単純に置き換え可能なリチウムイオン電池を用いた組電池装置を提供することが可能となる。
[2]第2実施形態
図11は、横並び型のサブバッテリパックモジュールの外観斜視図である。
横並び型のサブバッテリパックモジュール13Bは、第1実施形態と同一の第1セルモジュール33及び第2セルモジュール34により構成されている。
まず、第1セルモジュール33及び第2セルモジュール34を一体に形成してサブバッテリパックモジュール13Bとして形成するためのホルダ(保持部材)について説明する。
図12は、ホルダの外観斜視図である。
ホルダ150は、横並びに配置された第1セルモジュール33及び第2セルモジュール34の電極形成面を覆うように第1セルモジュール33及び第2セルモジュール34に取りつけられる第1固定用ホルダ151と、第1固定用ホルダ151と第1セルモジュール33及び第2セルモジュール34との間に、第1固定用ホルダ151に嵌め込まれて配置され、第1固定用ホルダ151の強度補強を行う第1補強板152と、横並びに配置された第1セルモジュール33及び第2セルモジュール34の電極形成面と対向する面を覆うように第1セルモジュール33及び第2セルモジュール34に取りつけられる第2固定用ホルダ153と、第2固定用ホルダ153と第1セルモジュール33及び第2セルモジュール34との間に、第2固定用ホルダ153に嵌め込まれて配置され、第2固定用ホルダ153の強度補強を行う第2補強板154と、を備えている。
第1固定用ホルダ151は、金属板で形成されており、大別すると、略正方形平板状の第1固定用ホルダ本体155と、第1固定用ホルダ本体155に立設された複数の第1セルモジュール係止用部材156と、第1固定用ホルダ本体155に立設された複数の第2セルモジュール係止用部材157と、後述する第1固定板が固定される一対の固定用ボルト158が設けられた第1固定板159と、後述する第2固定板(脚付)が固定される一組の固定用ボルト160及び端子板が固定される一対の固定用ボルト161が設けられた第2固定板162と、を備えている。
ここで、第1セルモジュール係止用部材156は、弾性を有しており、第1セルモジュール33の周面に設けられた係止突起33A(図6参照)を乗り越えた後に係止突起33Aと係合する係合孔156Aが設けられている。
また、第2セルモジュール係止用部材157は、弾性を有しており、第2セルモジュール34の周面に設けられた係止突起34A(図6参照)を乗り越えた後に係止突起34Aと係合する係合孔156Aが設けられている。
第1補強板152は、金属板で形成されており、左右方向(図12におけるY軸方向)の中央部分に、上下方向(図12におけるZ軸方向)に沿って、第1固定用ホルダ151の第1セルモジュール係止用部材156が挿入される第1挿入孔152A及び第1固定用ホルダ151の第2セルモジュール係止用部材157が挿入される第2挿入孔152Bが設けられている。
第2固定用ホルダ153は、金属板で形成されており、大別すると、略正方形平板状の第1固定用ホルダ本体165と、第1固定用ホルダ本体165に立設された複数の第1セルモジュール係止用部材166と、第1固定用ホルダ本体165に立設された複数の第2セルモジュール係止用部材167と、後述する第1固定板が固定される一対の固定用ボルト168及び後述するカバー部材が固定される一対の固定用ボルト169が設けられた第1固定板170と、後述する第2固定板(脚付)が固定される一組の固定用ボルト171が設けられた第2固定板172と、を備えている。
ここで、第1セルモジュール係止用部材166は、弾性を有しており、第1セルモジュール33の周面に設けられた係止突起33A(図6参照)を乗り越えた後に係止突起33Aと係合する係合孔166Aが設けられている。
また、第2セルモジュール係止用部材167は、弾性を有しており、第2セルモジュール34の周面に設けられた係止突起34A(図6参照)を乗り越えた後に係止突起34Aと係合する係合孔167Aが設けられている。
第2補強板154は、金属板で形成されており、左右方向(図12におけるY軸方向)の中央部分に、上下方向(図12におけるZ軸方向)に沿って、第2固定用ホルダ153の第1セルモジュール係止用部材166が挿入される第1挿入孔154A及び第2固定用ホルダ153の第2セルモジュール係止用部材167が挿入される第2挿入孔154Bが設けられている。
図13は、サブバッテリパックの分解斜視図である。
図13中、符号NGは、ナット群、すなわち、ナット、一または複数のワッシャ(平ワッシャあるいはスプリングワッシャ)の一群を表し、使用される場所によってその組み合わせ、サイズなどは異なっているものとする。
第1セルモジュール33の第1電極端子(本実施形態では、正極端子とする。)81には、第1端子引出部材182の一端が固定されている。この第1端子引出部材182の他端には、第1連結端子台43Aの連結用ボルト183が接続されている。
また、第1セルモジュール33の第2電極端子(本実施形態では、負極端子とする)84には、第2端子引出部材185の一端が固定される。この第2端子引出部材185の他端には、第2固定用ホルダ153に設けられた一対の端子固定用ボルト(図示せず)に固定される端子台45Aが接続されている。
第2セルモジュール34の図示されていない第1電極端子(本実施形態では、負極端子とする)には、第3端子引出部材186の一端が固定されている。この第3端子引出部材186の他端には、第2連結端子台44Aの連結用ボルト187が接続されている。
第2セルモジュール34の図7においては図示されていない第2電極端子(本実施形態では、正極端子とする)には、第4端子引出部材188の一端が固定されている。第4端子引出部材188の他端には、第2連結端子台44Aの外部電極端子用ボルト189が接続されている。
上記構成において、第1連結端子台43Aの連結用ボルト183と、第2連結端子台44Aの連結用ボルト187と、の間は、第1セルモジュール33の第1電極端子81と、第2セルモジュール34の第1電極端子とを短絡して、第1セルモジュール33と、第2セルモジュール34とを直列接続する端子連結板190が設けられている。
さらにサブバッテリパックモジュール13Bの第1固定用ホルダ151と、第2固定用ホルダ153とは、上端側(図13中、Z軸正方向側)において、第1固定部材191により互いに固定されている。さらにカバー部材192は端子連結板190を覆って保護している。
また、サブバッテリパックモジュール13Bの第1固定用ホルダ151と、第2固定用ホルダ153とは、下端側(図13中、Z軸負方向側)において、第2固定部材193により互いに固定されている。ここで、第2固定部材193の下面には、折り曲げ加工による脚194が設けられている。
次に複数のサブバッテリパックモジュール13Bを用いて構成したバッテリパックモジュールについて説明する。
図14は、第2実施形態のバッテリパック装置の外観斜視図である。
図15は、第2実施形態のバッテリパック装置の分解斜視図である。
第2実施形態のバッテリパック装置11Aは、図14に示すように、ケース本体201と、ケース本体201の奥側に取りつけられた第1サイドパネル202(図15参照)、ケース本体201の手前側に取りつけられた第2サイドパネル203、第1サイドパネル202をケース本体201にねじ止めするねじ204の目隠しを行う目隠し板205と、第2サイドパネル203をケース本体201にねじ止めするねじ206の目隠しを行う目隠し板207と、ケース本体201のゆがみを防止するために強度を向上するためのベースプレート208と、ケース本体201、第1サイドパネル202及び第2サイドパネル203の上部開口を覆い、塵埃がケース本体201内に侵入するのを防止し、ケース本体201にボルト209により固定されたトップパネル210と、を備えている。
バッテリパック装置11Aにおいて、ケース本体201は、複数(本実施形態では、10個)のサブバッテリパックモジュール13Bを収納するとともに、底面が長方形状とされ、かつ、側面視コの字状とされている。
このケース本体201には、サブバッテリパックモジュール13Bのずれを抑制するために、サブバッテリパックモジュール13Bの脚194が固定される。この場合において、10個のサブバッテリパックモジュール13Bは、5個ずつ、2列に並べられて配置されている。
10個のサブバッテリパックモジュール13Bの下方側(図15中、Z軸負方向)及び上方側(図15中、Z軸正方向)には、電極を連結して10個のサブバッテリパックモジュール13Bを並列接続するためのバスバー221が配置されている。
また、10個のサブバッテリパックモジュール13Bの奥側(図15中、X軸負方向)には、BMU15を構成する各種電子部品222が載置され、BMU15を構成する第1制御基板223と、スペーサ224と、バッテリパックモジュール13Bの第1サイドパネル202と、第1サイドパネル202をケース本体101にねじ止めした際のねじ204を目隠しするための4個の目隠し板205と、が位置している。
さらに、10個のサブバッテリパックモジュール13Bの手前側(図15中、X軸正方向)には、BCU16を構成する各種電子部品232が載置され、BCU16を構成する第2制御基板233と、スペーサ234と、バッテリパックモジュール13Bの第2サイドパネル203と、第2サイドパネル103をケース本体にねじ止めする際のねじ206を目隠しするための4個の目隠し板207と、各列5個のサブバッテリパックモジュール13Bを物理的に一体に結合する結合部材235、236と、各列5個のサブバッテリパックモジュール13Bを電気的に結合して、10個ののサブバッテリパックモジュール13Bを直列に接続するバスバー237が位置している。
以上のような構成を採ることにより、本第2実施形態によれば、サブバッテリパックモジュール13Bを構成するに際し、第1セルモジュール33単位及び第2セルモジュール34単位で組み上げることが可能であるので、中大型電動機器に搭載された鉛蓄電池を置き換えるために多数のリチウムイオン電池を直列−並列接続するに際して第1セルモジュール33単位及び第2セルモジュール34単位あるいはサブバッテリパックモジュール13B単位で行うことができ、ハンドリングが容易であるとともに、所望の電圧及び容量を有する組電池装置を容易に組み上げることが可能となり、生産性が向上する。
また、第1セルモジュール33及び第2セルモジュール34を構成している基本セルモジュール、ひいては、基本セルユニット32を構成しているリチウムイオン電池31は、放電終止電圧に相当する下限SOC(State Of Charge)が鉛蓄電池と同等であるので、中大型電動機器に搭載されている鉛蓄電池を単純に置き換え可能なリチウムイオン電池を用いた組電池装置を提供することが可能となる。
[3]実施形態の効果
以上の説明のように、各実施形態によれば、セルモジュール単位あるいはサブバッテリパックモジュール単位で扱うことができ、大型の組電池を製作する場合であっても、一つのケースにセルを全て詰め込む従来の手法と比較して、ハンドリングが容易となり、生産性が大きく向上する。
また、産業向電源にリチウムイオン電池を用い、多並列のモジュールを製作し、それを多直列に接続する場合でも、モジュール間を結ぶバスバーがの形状が簡易な形状となるとともに、部品点数を削減することができ、組立性の向上及び体積エネルギー密度の向上を図ることが可能となる。
[4]実施形態の変形例
以上の説明においては、サブバッテリパックモジュール13A、13Bとしては、第1セルモジュール33及び第2セルモジュールを二つ用いる場合について説明したが、3個以上組み合わせてサブバッテリパックモジュールを構成するように構成することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。例えば、本実施形態で使用した定格電圧2.4Vの電池は定格電圧2.3V−2.4V(最小放電電圧1.4V−1.5V,最大電圧2.7V−2.8)の各種正極、負極を組み合わせた二次電池に置き換えられる。定格電圧、最大電圧の違いによって直列数も適宜変更可能であり、これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11、11A バッテリパック装置
12 フォークリフト電気系統部
13、13A、13B サブバッテリパックモジュール
14 バッテリパックモジュール
15 バッテリマネジメントユニット
15 BMU
16 BCU
17 電源遮断制御用リレーユニット
31 リチウムイオン電池
31A 係止突起
32 基本セルユニット
33 第1セルモジュール
34 第2セルモジュール
34A 係止突起
41 サブバッテリケース
50 ホルダ
51 第1固定用ホルダ
52 積層用ホルダ
53 第2固定用ホルダ
101 ケース本体
102 第1サイドパネル
103 第2サイドパネル
108 ベースプレート
110 トップパネル
121 バスバー
131 バスバー
150 ホルダ
151 第1固定用ホルダ
152 第1補強板
153 第2固定用ホルダ
154 第2補強板
201 ケース本体
202 第1サイドパネル
203 第2サイドパネル
208 ベースプレート
209 ボルト
210 トップパネル
221 バスバー
237 バスバー
32G1 基本セルユニット群
32G2 基本セルユニット群
32G3 基本セルユニット群
32G11 基本セルユニット群
32G12 基本ルユニット群
32G13 基本セルユニット群

Claims (12)

  1. 放電終止電圧に相当する下限充電状態が鉛蓄電池と同等のリチウムイオン電池を用い、直列接続された複数の前記リチウムイオン電池がバッテリケースに収納されたセルモジュールを構成し、
    複数の前記セルモジュールを直列接続するとともに、前記直列に接続された複数の前記セルモジュールを保持部材により一体として所望の出力電圧を有するサブバッテリパックモジュールを構成し、
    所望の容量となるように複数の前記サブバッテリパックモジュールが並列接続されてバッテリパックモジュールを構成し、
    前記バッテリパックモジュールが一の装置ケース内に収納された、
    組電池装置。
  2. 前記サブバッテリパックモジュールは、複数の前記セルモジュールが、前記保持部材により積層配置されている、
    請求項1記載の組電池装置。
  3. 前記サブバッテリパックモジュールは、一対のセルモジュールが、各前記セルモジュールにそれぞれ係合する係合用アームが突設された前記保持部材として機能する積層用ホルダにより連結されて積層されている、
    請求項2記載の組電池装置。
  4. 前記装置ケース内には、前記セルモジュールが横並びに配置されたサブバッテリパックモジュールが積層配置されている、
    請求項2又は請求項3記載の組電池装置。
  5. 前記サブバッテリパックモジュールは、複数のセルモジュールが、前記保持部材により横並びに配置されている、
    請求項1記載の組電池装置。
  6. 前記サブバッテリパックモジュールは、横並びに配置された複数の前記セルモジュールと、前記複数のセルモジュールを覆って一体に連結する前記保持部材として機能するカバーと、
    を備えている請求項5記載の組電池装置。
  7. 前記装置ケース内には、前記セルモジュールが横並びに配置されたサブバッテリパックモジュールが横並びに配置されている、
    請求項5又は請求項6記載の組電池装置。
  8. 前記サブバッテリパックモジュールは、公称電圧が異なる複数種類のセルモジュールにより構成されている、
    請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の組電池装置。
  9. 前記リチウムイオン電池は、コバルト、ニッケルおよびマンガンよりなる群から選択される少なくとも一種類の金属元素を含有するリチウム金属化合物を含みリチウム金属化合物はLiaNibCocMndO2(但し、モル比a,b,c及びdは0≦a≦1.1、b+c+d=1)で表される正極活物質含有層を備えた正極と、チタン含有金属複合酸化物を含む負極と、非水溶媒を含む非水電解質とを備えた非水電解質二次電池として構成されている、
    請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の組電池装置。
  10. 前記サブバッテリパックモジュールは、直列に21個の前記リチウムイオン電池が接続されている、
    請求項9記載の組電池装置。
  11. 前記リチウムイオン電池は、コバルト、ニッケルおよびマンガンよりなる群から選択される少なくとも一種類の金属元素を含有するリチウム金属化合物を含みリチウム金属化合物はLiaNibCocMndO4(但し、モル比a,b,c及びdは0≦a≦1.1、b+c+d=2) で表される正極活物質含有層を備えた正極と、チタン含有金属複合酸化物を含む負極と、非水溶媒を含む非水電解質と、を備えた非水電解質二次電池として構成されている、
    請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の組電池装置。
  12. 前記サブバッテリパックモジュールは、直列に20個の前記リチウムイオン電池が接続されている、
    請求項11記載の組電池装置。
JP2013016100A 2013-01-30 2013-01-30 組電池装置 Active JP6162414B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013016100A JP6162414B2 (ja) 2013-01-30 2013-01-30 組電池装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013016100A JP6162414B2 (ja) 2013-01-30 2013-01-30 組電池装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014146580A true JP2014146580A (ja) 2014-08-14
JP6162414B2 JP6162414B2 (ja) 2017-07-12

Family

ID=51426635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013016100A Active JP6162414B2 (ja) 2013-01-30 2013-01-30 組電池装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6162414B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017224208A (ja) * 2016-06-16 2017-12-21 株式会社東芝 蓄電池制御システム、方法及びプログラム
CN111271944A (zh) * 2018-12-04 2020-06-12 中信国安盟固利动力科技有限公司 一种具有凝露检测和干燥功能的电池箱装置

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070009797A1 (en) * 2005-07-07 2007-01-11 Norio Takami Nonaqueous eletrolyte battery, battery pack and vehicle
JP2009199929A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Hitachi Ltd リチウム二次電池
JP2010225394A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Toshiba Corp 非水電解質二次電池および非水電解質二次電池充電方法
JP2011090876A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Toyota Motor Corp リチウム二次電池および該電池の製造方法
JP2011091039A (ja) * 2009-09-25 2011-05-06 Toshiba Corp 非水電解質電池、電池パック、及び自動車
WO2011104792A1 (ja) * 2010-02-24 2011-09-01 パナソニック株式会社 電池パック
US20110262800A1 (en) * 2006-11-10 2011-10-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Nonaqueous electrolyte battery, lithium titanium composite oxide and battery pack
JP2011222409A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Might Industry Co Ltd リチウムイオン電池パック、そのリチウムイオン電池パックが用いられた電源装置、およびバッテリー投光機
JP2012094354A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Dainippon Printing Co Ltd リチウムイオン二次電池、および電池パック
JP2012099477A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Sb Limotive Co Ltd バッテリモジュール
JP3176029U (ja) * 2011-12-28 2012-06-07 株式会社エネルギーファーム リチウム電池パック及び電池パックのセット
JP2012182911A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Hitachi Ltd 電池システム
WO2012144201A1 (ja) * 2011-04-20 2012-10-26 パナソニック株式会社 非水電解質二次電池

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070009797A1 (en) * 2005-07-07 2007-01-11 Norio Takami Nonaqueous eletrolyte battery, battery pack and vehicle
US20110262800A1 (en) * 2006-11-10 2011-10-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Nonaqueous electrolyte battery, lithium titanium composite oxide and battery pack
JP2009199929A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Hitachi Ltd リチウム二次電池
JP2010225394A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Toshiba Corp 非水電解質二次電池および非水電解質二次電池充電方法
JP2011091039A (ja) * 2009-09-25 2011-05-06 Toshiba Corp 非水電解質電池、電池パック、及び自動車
JP2011090876A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Toyota Motor Corp リチウム二次電池および該電池の製造方法
WO2011104792A1 (ja) * 2010-02-24 2011-09-01 パナソニック株式会社 電池パック
JP2011222409A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Might Industry Co Ltd リチウムイオン電池パック、そのリチウムイオン電池パックが用いられた電源装置、およびバッテリー投光機
JP2012094354A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Dainippon Printing Co Ltd リチウムイオン二次電池、および電池パック
JP2012099477A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Sb Limotive Co Ltd バッテリモジュール
JP2012182911A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Hitachi Ltd 電池システム
WO2012144201A1 (ja) * 2011-04-20 2012-10-26 パナソニック株式会社 非水電解質二次電池
JP3176029U (ja) * 2011-12-28 2012-06-07 株式会社エネルギーファーム リチウム電池パック及び電池パックのセット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017224208A (ja) * 2016-06-16 2017-12-21 株式会社東芝 蓄電池制御システム、方法及びプログラム
CN111271944A (zh) * 2018-12-04 2020-06-12 中信国安盟固利动力科技有限公司 一种具有凝露检测和干燥功能的电池箱装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6162414B2 (ja) 2017-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3010072B1 (en) Battery pack
KR101689750B1 (ko) 배터리 팩
US8968894B2 (en) Power supply device
EP2341569B1 (en) Battery Pack
KR100920207B1 (ko) 전지모듈 어셈블리 제조용 전원 스위칭 모듈
US8859131B2 (en) Battery module and battery pack including the same
KR101271567B1 (ko) 고정부재가 플레이트들의 관통구에 삽입되어 있는 구조의 전지모듈 및 이를 포함하는 전지팩
KR101743696B1 (ko) 배터리 모듈 및 이를 포함하는 배터리 팩
JP5296884B2 (ja) 電池パック
EP2328201B1 (en) Battery Pack
JP2018006314A (ja) 電池サブモジュールキャリア、電池サブモジュール、電池システムおよび自動車
US11018391B2 (en) Battery cell, battery module, and battery pack and vehicle including the same
EP3664186A1 (en) Battery module, and battery pack and vehicle comprising same
KR102055852B1 (ko) 변형된 리드를 구비한 파우치형 이차전지 및 이를 포함하는 전지 모듈
JP7318137B2 (ja) 取付座、電池および電気設備
KR20150097017A (ko) 배터리 팩
JPWO2013187280A1 (ja) 車載用の電装用バッテリ
KR100904375B1 (ko) 퓨즈 장착 전지 카트리지와 그것을 포함하는 전지 모듈
JP7348282B2 (ja) バッテリーパック及びそれを含む電力貯蔵装置
JP6162414B2 (ja) 組電池装置
KR20190143407A (ko) 복수의 전극을 갖는 배터리전지 및 이를 이용한 배터리모듈
JP7451685B2 (ja) バッテリーモジュール、それを含むバッテリーパック及び自動車
KR102117318B1 (ko) 단차 구조의 전지셀 적층체를 포함하고 있는 전지모듈
KR101864918B1 (ko) 배터리 모듈 및 배터리 모듈 제조방법
JP2010049870A (ja) 電池モジュールの外部短絡システム

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20151102

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170516

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170615

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6162414

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151