JP2014146334A - 動作プロセスを監視するシステムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】方法、システム、およびコンピュータ可読媒体例が、動作プロセスを監視するために提供される。
【解決手段】方法例は、動作プロセスユニットにおけるアセットと関連付けられる機器パラメータを監視することと、アセットと関連付けられるプロセスパラメータを監視することとを含む。方法例は、アセットに対応するアセット健全性を判定することを含む。アセット健全性は、腐食性指数を腐食閾値と比較することによって、アセットと関連付けられる潜在的な腐食状態に基づいて判定される。腐食性指数は、監視された機器パラメータまたは監視されたプロセスパラメータの現在の値または経時的な変化のうちの少なくとも1つの関数である。
【選択図】図6

Description

本開示は、概して、動作プロセスに関し、より具体的には、動作プロセスを監視するシステムおよび方法に関する。
石油およびガス生産業界、精錬業界、石油化学業界等で使用されるもののようなプロセス動作は、典型的には、ポンプ、熱交換器、冷却塔、パイプ、容器等の有意な機器アセットを含む。そのようなアセットの状態、健全性、完全性、および/または性能は、処理プラントの効率および/または安全にとって不可欠である。
方法、システム、およびコンピュータ可読媒体例が、動作プロセスを監視するために提供される。方法例は、動作プロセスユニットにおけるアセットと関連付けられる機器パラメータを監視することと、アセットと関連付けられるプロセスパラメータを監視することとを含む。方法例は、アセットに対応するアセット健全性を判定することを含む。アセット健全性は、腐食性指数を腐食閾値と比較することによって、アセットと関連付けられる潜在的な腐食状態に基づいて判定される。腐食性指数は、監視された機器パラメータまたは監視されたプロセスパラメータの現在の値または経時的な変化のうちの少なくとも1つの関数である。
システム例は、プロセスユニットにおけるアセットと関連付けられる機器パラメータおよびプロセスパラメータを監視する監視アプリケーションを含む。システム例は、アセットに対応するアセット健全性を判定するアセット健全性値計算機を含む。アセット健全性は、熱応力指数を熱応力閾値と比較することによって、アセットと関連付けられる熱応力に基づいて判定される。熱応力指数は、監視された機器パラメータまたは監視されたプロセスパラメータの経時的な変化の関数である。
有形コンピュータ可読記憶媒体例は、実行されたときに、コンピュータデバイスに、動作プロセスユニットにおけるアセットと関連付けられる機器パラメータを監視させ、およびアセットと関連付けられるプロセスパラメータを監視させる、命令を備える。命令例は、コンピュータデバイスに、アセットに対応するアセット健全性を判定させる。アセット健全性は、腐食性指数を腐食閾値と比較することによって、アセットと関連付けられる潜在的な腐食状態に基づいて判定される。腐食性指数は、監視された機器パラメータまたは監視されたプロセスパラメータの現在の値または経時的な変化のうちの少なくとも1つの関数である。
本開示の教示が実装され得る、動作プロセスユニット例の概略図である。 図1のアセット例を実装する方式例を図示する。 図1のアプリケーションステーション例を実装する方式例を図示する。 図3のユーザインターフェースと関連付けられるホームページ例を図示する。 図3のユーザインターフェースと関連付けられる図4のアセット概観ページ例のプロセスタブ例を図示する。 図1および/または3のアプリケーションステーション例を実装するように実行され得る、プロセス例を表すフローチャートである。 図1および/または3のアプリケーションステーション例を実装するように実行され得る、別のプロセス例を表すフローチャートである。 図6および/または7のプロセス例を実行するように、および/または、より一般的には、図1および/または3のアプリケーションステーション例を実装するように使用および/またはプログラムされ得る、コンピュータ例の概略図である。
業界平均は、計画外の休止時間により、ほぼ生産能力の5パーセントが毎年失われていることを示唆する。そのような休止時間の最も有意な原因のうちの1つは、しばしば、計画外の休止時間の40パーセントを超え得る、機器の故障である。予想外の故障は、生産の損失および維持費の増加につながるだけでなく、状況によっては、機器の故障が安全性の懸念を引き起こし得る。いくつかの動作プロセスユニットが、ホストシステムと通信するセンサを使用することによって、最も重要な機器を監視してもよい一方で、全てのアセットをオンラインおよび/またはリアルタイムで監視することは、しばしば桁違いの費用がかかる。したがって、残りの機器は、クリップボード巡回および周期的な携帯測定、ならびに機器またはアセットの状態、健全性、完全性、および/または性能に関する単離データを得るようにデバイスを監視することを通して、手動でチェックされる。この手動アプローチの結果としては、動作プロセスユニット内の多くのアセットが、ほとんどの時間に監視されることなく動作しており、それにより、機器の故障のリスクおよび/またはシステム全体の性能および/または安全性への他の望ましくない影響を増加させる。
腐食が、多くの生産施設、精製所、配管系等で機器の故障(例えば、パイプ、容器、弁、蒸気系、ボイラ、蒸気ドラム等の故障)を引き起こし得るため、腐食は、監視される要因例である。確かに、腐食監視、制御、および/または軽減は、多くの業界にとって多大な費用を表す。腐食は、例えば、環境との化学反応による、材料(例えば、金属)の段階的破壊である。錆び付きが、腐食の一般的な形態である。腐食は、材料の性質を劣化させ、材料の強度および/または液体および/またはガスに対する材料の透過性に悪影響を及ぼし得る。例えば、配管材料の化学物質ベースの腐食が、漏出をもたらし得る。腐食は、ほとんどのタイプの金属合金に影響を及ぼし、しばしば、特定の金属合金および金属合金が使用される環境に応じて、異なる速度で起こる。
熱応力もまた、多くの生産施設、精製所、配管系等で機器の故障(例えば、パイプ、容器、弁、煙管、蒸気系、ボイラ、蒸気ドラム等の故障)を引き起こし得る。熱応力は、材料を劣化させ、過剰および/または極端な温度変化により、材料の強度および/または液体および/またはガスに対する材料の透過性に悪影響を及ぼし得る。熱応力は、例えば、大きな温度変化が短い期間にわたって繰り返し起こるときに、起こり得る。いくつかの実施例では、熱応力は、亀裂を材料に形成させ得る、急速な温度変化または大きな温度勾配によって引き起こされる腐食の形態であり得る。
規格(例えば、米国防蝕技術協会(National Association of Corrosion Engineers;“NACE”)によって提供される規格)がしばしば、腐食によって引き起こされる損傷および/または問題を回避する異なる材料および/またはスケジュールのために、壁またはパイプ厚、動作圧力、温度等への制限を特定するように、生産環境で適用される。生産環境の所有者および/またはオペレータは、安全域、動作制限、点検パラメータ等を特定し、機器および/または生産構成要素(例えば、配管セグメント)を交換するときを判定するように生産環境を点検してもよい。
周期的に(例えば、毎月)材料の損失および/または壁厚さを測定して、腐食を検出するために、デバイスが使用されてもよい。しかしながら、腐食が(例えば、瞬間的ではなく)ある期間にわたって起こるため、デバイスは、典型的には、リアルタイム(または実質的にリアルタイム)で制御システムにおいて監視および/または警告されない。したがって、既存の腐食監視システムは、点検または修復が必要とされるかどうか、および/または必要とされるときを判定するように、長期腐食測定動向に焦点を合わせる。アセットの劣化が起こる前に腐食の指示を提供する、包括的な腐食分析を行うように、プロセスデータ、分析データ、腐食データ等を組み合わせる腐食監視システムは、現在利用可能ではない。
本明細書で開示される実施例は、腐食による材料の劣化が、ある期間にわたって起こる一方で、腐食につながる多くの動作および/またはプロセス条件は、より短い期間(例えば、金属劣化を検出する期間よりも短い)にわたって起こることを認識する。例えば、流速、硫黄の量、塩化物の量、酸の量、温度、圧力、化学組成(例えば、pHレベル)等に関係する動作条件を伴って、好ましい動作制限を超えて拡大する生産環境が、生産環境内の腐食につながり得る。アセットが腐食領域中で動作しているときを判定するように、リアルタイムで動作条件を監視することは、アセットを劣化させる前に、および/またはそのような腐食が以前のシステムを用いて検出され得る前に、腐食しやすい生産環境の早期検出につながり得る。腐食環境(例えば、潜在的な腐食状態)の早期検出は、維持費および/またはプロセス影響を低減させる。
上記で説明されるような機器損傷、環境的事故、および/または事業への悪影響を回避することは、プロセス変数および/または機器状態の変化が起こるにつれて(すなわち、オンライン監視を介して実質的にリアルタイムで)それらを検出できることに依存する。さらに、複数の測定を関係付けることができることにより、アセットの状態のさらなる全体像を提供するため、(例えば、化学物質ベースの腐食および/または熱応力による)アセット故障の発生の可能性を評価することにおいて、より大きい予測値を提供する。したがって、特定の機器での個々の測定が収集される場合でさえも、測定を収集する技術者は、アセットと関連付けられる他のパラメータと照らして個々の測定の有意性を理解する可能性が低い。例えば、周期的に(例えば、毎月)材料の損失および/または壁厚さを測定して、腐食を検出するために、デバイスが使用されてもよい。しかしながら、腐食が、概して、(例えば、瞬間的ではなく)ある期間にわたって起こるため、デバイスは、典型的には、リアルタイム(または実質的にリアルタイム)で制御システムにおいて監視および/または警告されず、腐食につながり得る、より短い期間にわたって起こる動作条件を検出しない場合がある。この情報が全て利用可能であり、適正に理解されないと、これらの個々の測定は、アセットの現在の健全性を判定すること、および/または差し迫った故障を予測することにおいて、複数の測定がアセットの全体的状態の包括的な見解に統合されるときよりも低い価値を有するであろう。
本明細書で開示される実施例は、機器の故障の多くの潜在的原因(例えば、化学物質ベースの腐食および/または熱応力)がある一方で、起こり得ることのより高度または統合された分析を行うように、特定の機器健全性測定をプロセス測定(例えば、腐食および/または熱応力測定)と組み合わせる方法を提供すると認識する。この統合分析を使用して、本明細書で開示されるシステムおよび方法例は、全体的なアセット健全性状態または値の判定、ならびにオペレータ、技術者、保全要員、および/または他のプラント人員(以降では集合的にオペレータと呼ばれる)へのアセットの状態に影響を及ぼす最も重要なパラメータの識別を可能にする。いくつかの実施例では、この統合分析を使用して、本明細書で開示されるシステムおよび方法例は、アセット(例えば、パイプおよび/または容器)および/またはアセットにおける熱応力の潜在的腐食状態の判定、ならびにオペレータへのアセットの状態(例えば、温度、圧力、pHレベル、伝導度等)に影響を及ぼす最も重要なパラメータの識別を可能にする。さらに、本明細書で開示される実施例は、機器およびプロセスデータの両方(例えば、温度、pH、伝導度、壁厚等)を含む、起こり得る故障モードに敏感である測定を統合することによって、以前のシステムよりも早い(例えば、腐食および/または熱応力による)潜在的なアセット故障の検出、目先の故障の可能性の全体的指示を生じるための複合または統合情報の分析、ならびにオペレータがアセットの状態および起こり得る故障を迅速に理解することを可能にする方式でのオペレータへの提示を提供する、システムおよび方法を伴う。
図1は、本開示の教示による、動作プロセスユニット101を実装するシステム例100の概略図である。したがって、本開示の教示が、(例えば、コントローラ例102を介して)プロセス制御システムに関連して実装されてもよい一方で、本開示の教示はまた、プロセス制御システムから完全に独立して実装されてもよい。システム例100は、分散制御システム(DCS)、監視制御およびデータ収集(SCADA)システム、および/または動作プロセスユニット例101を監視および/または制御する任意の他のタイプのプロセスシステムであってもよい。加えて、または代替として、動作プロセスユニット例101は、システム100が動作プロセスユニット101の任意の制御を提供しているかどうかにかかわらず、監視され、および/またはアセット管理システム(AMS)と関連付けられてもよい。図1で図示されるように、システム例100は、1つ以上のプロセスコントローラ(そのうちの1つが参照数字102で指定される)と、1つ以上のオペレータステーション(そのうちの1つが参照数字104で指定される)と、1つ以上のアプリケーションステーション(そのうちの1つが参照数字106で指定される)とを含む。プロセスコントローラ例102、オペレータステーション例104、およびアプリケーションステーション例106は、エリア制御ネットワーク(ACN)と一般的に呼ばれる、バスおよび/またはローカルエリアネットワーク(LAN)108を介して通信可能に連結される。
図1のLAN例108は、任意の所望の通信媒体およびプロトコルを使用して実装されてもよい。例えば、LAN例108は、有線および/または無線イーサネット通信方式に基づいてもよい。しかしながら、任意の他の好適な通信媒体(複数可)および/またはプロトコル(複数可)を使用することができる。さらに、単一のLAN108が図1で図示されているが、1つよりも多くのLANおよび/または他の代替的な通信ハードウェアが、図1のシステム例の間に冗長通信経路を提供するために使用されてもよい。
図1のオペレータステーション例104は、オペレータが、プロセス制御システム変数、状態、条件、警報をオペレータが閲覧できるようにする、1つ以上のオペレータ表示画面および/またはアプリケーションを再検討および/または操作すること、プロセス制御システム設定(例えば、設定点、動作状態、警報を解除する、警報を無音にする等)を変更すること、動作プロセスユニット101内のデバイスを構成および/または較正すること、動作プロセスユニット101内のデバイスの診断を行うこと、および/または動作プロセスユニット101内のデバイスを別様に管理し、それらと相互作用することを可能にする。
図1のアプリケーションステーション例106は、1つ以上の情報技術アプリケーション、ユーザ対話型アプリケーション、および/または通信アプリケーションを実施するように構成されてもよい。例えば、アプリケーションステーション106が、主にプロセス制御関連アプリケーションを実施するように構成されてもよい一方で、別のアプリケーションステーション(図示せず)は、任意の所望の通信媒体(例えば、無線、有線等)およびプロトコル(例えば、HTTP、SOAP、OPC、Modbus、Foundation Fieldbus等)を使用して、動作プロセスユニット101が他のデバイスまたはシステムと通信できるようにする、通信アプリケーションを主に実施するように構成されてもよい。いくつかの実施例では、オペレータステーション例104上のアプリケーションを閲覧し、および/またはそれらと相互作用するように、遠隔セッションがアプリケーションステーション例106上に確立されてもよい。加えて、アプリケーションステーション例106および/またはオペレータステーション例104は、アセット管理ソフトウェア(AMS)アプリケーションの一部であり得る、アセット監視アプリケーション(例えば、図3のアセット監視アプリケーション例)を含むか、および/または実装してもよい。アプリケーションステーション例106のアセット監視アプリケーションは、アセット128と関連付けられるデータを監視し、アセット128が潜在的腐食環境内で動作しているとき、および/またはアセット128が熱応力を受けているときを判定する。図1の実施例では、アセット監視アプリケーションは、情報を表示し、および/または動作プロセスユニット101内の(例えば、化学物質に基づく腐食および/または熱応力に関係する)アセット128の状態、健全性、完全性、および/または性能の視覚的指示を提供するように、ユーザインターフェース(例えば、図3のユーザインターフェース例)と関連付けられる。図1のアプリケーション例106を実装する方式例が、図3に関連して以下で説明される。
図1のオペレータステーション例104およびアプリケーションステーション例106は、1つ以上のワークステーションおよび/または任意の他の好適なコンピュータシステムおよび/または処理システムを使用して実装されてもよい。例えば、オペレータステーション104および/またはアプリケーションステーション106は、シングルプロセッサパーソナルコンピュータ、シングルまたはマルチプロセッサワークステーション等を使用して実装することができる。さらに、オペレータステーション例104および/またはアプリケーションステーション例106は、他のユーザ(例えば、保全および/または機器技術者)が別個のワークステーションを介してアクセスし得る、別のネットワークに接続してもよい。加えて、または代替として、動作プロセスユニット例101は、動作プロセスユニット101と関連付けられる別個の機能性を提供するように、同一のネットワーク内に他のワークステーション(例えば、保全ステーションおよび/または技術ステーション)を含有してもよい。
図1の実施例は、システム例100と関連付けられる測定および/または値の自動および/または手動入力を促進するように、研究室136を含む。いくつかの実施例では、測定デバイスは、手動操作を有してもよい(例えば、腐食試験片がアセットから除去され、重量を量られてもよい)。そのような測定デバイスから得られるデータは、研究室136で入力されてもよい。研究室136で自動化および/または入力された測定および/または値は、アセット監視を促進するために、アプリケーションステーション106または他のデバイスに利用可能となる。
図1のコントローラ例102は、データバス116、およびコントローラ102に通信可能に連結された入出力(I/O)カード等のI/Oデバイス118を介して、複数のスマートフィールドデバイス110、112に連結される。いくつかの実施例では、スマートフィールドデバイス110、112は、Fieldbus準拠弁、アクチュエータ、センサ等であってもよく、その場合、スマートフィールドデバイス110、112は、周知のFoundation Fieldbusプロトコルを使用して、データバス116を介して通信する。当然ながら、他のタイプのスマートフィールドデバイスおよび通信プロトコルを代わりに使用することができる。例えば、スマートフィールドデバイス110、112は、代わりに、周知のProfibusおよびHART通信プロトコルを使用して、データバス116を介して通信するProfibusおよび/またはHART準拠デバイスであり得る。Foundation Fieldbusデバイス、HARTデバイス等であり得る、追加のスマートフィールドデバイス群が、コントローラ102と通信できるように、追加のI/Oデバイス(I/Oデバイス118に類似する、および/またはそれと同一である)がコントローラ102に連結されてもよい。
図示した実施例で示されるように、他のスマートフィールドデバイス120、122は、データを無線ゲートウェイ123に中継する無線デバイスである。いくつかのそのような実施例では、無線ゲートウェイ123は、(例えば、無線I/Oカードを介して)コントローラ102と連動する。そのような無線技術を使用することにより、各デバイスの配線接続されたケーブルの配線および構成の費用および複雑性の削減を可能にする。加えて、または代替として、いくつかの実施例では、無線ゲートウェイ123は、Object Linking and Embedding(OLE)for Process Control(OPC)を使用して、伝送されたデータがアプリケーションステーション106によって直接読み取られることを可能にするように、ACN(例えば、LAN108)に直接接続する。
スマートフィールドデバイス例110、112、120、122に加えて、1つ以上の非スマートフィールドデバイス124が、コントローラ例102に通信可能に連結されてもよい。図1の非スマートフィールドデバイス例124は、例えば、コントローラ102と関連付けられた対応I/Oカード(例えば、I/Oデバイス126によって表される)に接続される、それぞれの有線リンクを介して、コントローラ102と通信する、従来の4〜20ミリアンペア(mA)または0〜24ボルト直流(VDC)デバイスであってもよい。
図1の実施例では、スマートフィールドデバイス130が、アプリケーションステーション134に通信可能に連結される。図1のアプリケーションステーション例134は、アプリケーションステーション例106に類似する。アプリケーションステーション134は、フィールドデバイス130から直接受信される信号を解釈してもよく、アプリケーションステーション134は、フィールドデバイス130と関連付けられる測定をアプリケーションステーション106または他のデバイスに利用可能にしてもよい。
図1の図示した実施例では、スマートフィールドデバイス110、122、130および/または非スマートフィールドデバイス124のうちの少なくともいくつかが、動作プロセスユニット101の中のアセット128と関連付けられるパラメータを監視および/または制御するように、アセット例128(例えば、パイプおよび/または容器)と関連付けられてもよい。アセット128は、カラム、ドラム、容器、パイプ、熱交換器、分離器、脱塩装置、加熱炉、反応炉、再生器、ボイラ、蒸気ヘッダ、圧縮器等、またはそれらの任意の組み合わせ等の動作プロセスユニット例101内の任意のアセットであってもよい。図示した実施例では、アセット128は、複数のパイプおよび容器を含むユニットである。いくつかの実施例では、フィールドデバイス110、122、124、130は、アセット128と直接統合されてもよい。他の実施例では、フィールドデバイス110、122、124、130は、アセット128と通信するか、または別様に相互作用し得る、別個のデバイスであってもよい。さらに、図示した実施例での他のフィールドデバイス112、120は、動作プロセスユニット101内の他の構成要素を監視および/または制御するように構成されてもよい。いくつかの実施例では、フィールドデバイス110、122、124、130は、概して、腐食監視デバイス132と呼ばれ、アセット128における腐食状態を判定することに関係する動作パラメータおよび/または測定を収集するために使用されてもよい。そのような測定は、例えば、温度、pHレベル、伝導度、硫化物の量、蒸気流、水流、露点、圧力、パイプハンマー、材料厚等を含んでもよい。腐食監視デバイス132は、従来のI/Oカード(例えば、DeltaV I/Oカード)よりもむしろ、専用コンピュータおよび/またはソフトウェアを使用して実装されてもよい。
図1のコントローラ例102は、例えば、Emerson Process Managementの会社である、Fisher−Rosemount Systems,Inc.によって販売されているDeltaV(商標)コントローラであってもよい。しかしながら、任意の他のコントローラを代わりに使用することができる。さらに、1つだけのコントローラ102が図1に示されているが、任意の所望のタイプおよび/またはタイプの組み合わせの追加のコントローラおよび/またはプロセス制御プラットフォームを、LAN108に連結することができる。いずれの場合も、コントローラ例102は、アプリケーションステーション106を使用してシステムエンジニアおよび/または他のシステムオペレータによって生成されており、かつコントローラ102にダウンロードされ、および/またはコントローラ102においてインスタンス化されている、システム100と関連付けられる1つ以上のプロセス制御ルーチンを実施する。
フィールドデバイス例110、122、124、130は、アセット128の動作および/または動作パラメータと関連付けられる異なる測定またはデータを収集するように、1つ以上の異なるセンサを含む。例えば、図1のフィールドデバイス110、122、124、130は、温度、pHレベル、伝導度、硫化物の量、蒸気流、水流、露点、圧力、パイプハンマー、および/または材料厚に関係するアセット128のデータを収集する。アセット128の実施例が、図2に関連して以下で図示される。フィールドデバイス110、122、124、130によって収集される測定は、I/Oデバイス118、126、無線ゲートウェイ123、アプリケーションステーション134、および/またはコントローラ102を介して、アプリケーションステーション106に渡される。アプリケーションステーション例106は、アセット128が潜在的腐食状態で動作しているとき、および/またはアセット128が熱応力を受けているときを判定するために、測定を使用する。アセット128と関連付けられる、この潜在的腐食状態および/または熱応力は、オペレータが、腐食および/または熱応力をもたらすアセット128内の問題を是正できるように、例えば、オペレータステーション104を介して、オペレータに中継される。例えば、測定は、潜在的腐食状態および/または熱応力を検出するために使用されてもよく、オペレータは、潜在的腐食状態および/または熱応力を知らされてもよい。潜在的腐食状態および/または熱応力は、アセット128の全体的健全性を更新するために使用されてもよい。フィールドデバイス110、122、124、130を使用した、腐食および/または熱応力の早期検出は、アセット128の故障を伴わずに、および/または故障前に、オペレータがアセット128内の問題を是正できるようにし、それにより、生産の損失の可能性を低減させ、維持費を最小限化する。
図1は、その中で、アセット(例えば、アセット128)の状態、健全性、完全性、および/または性能、および/または以下でさらに詳細に説明される(例えば、腐食および/または熱応力による)潜在的なアセット故障の発生の可能性を評価する、方法および装置が有利に採用され得る、システム例100を図示するが、本明細書で説明される、オペレータおよび/または技術者に提示される情報を制御する方法および装置は、所望であれば、図1の図示した実施例よりも複雑な、またはそれほど複雑ではない(例えば、1つよりも多くの地理的位置にわたって1つよりも多くのコントローラを有する等)他のプロセスプラントおよび/または動作プロセスユニットで有利に採用されてもよい。
図2は、図1のアセット例128を実装する方式例を図示する。図2のアセット例128は、液体炭化水素ユニット(例えば、大気原油分別ユニット)である。図2の実施例では、アセット128は、複数の容器202a〜e(概して、容器202と呼ばれる)と、複数のパイプセグメント204a〜l(概して、パイプセグメント204と呼ばれる)とを含む。いくつかの実施例では、単一の容器(例えば、容器202a)または単一のパイプセグメント(例えば、パイプセグメント204b)は、監視目的で単一のアセットと呼ばれてもよい。
図示した実施例では、アセット例128は、種々の出力材料(例えば、液化石油ガス(「LPG」)、ナフサ、灯油、ディーゼル、軽油、重質軽油、残油等)を形成するように、原油を容器202およびパイプセグメント204に通過させる。図示した実施例の容器202aは、パイプセグメント204aを介して容器202aに渡された原油から塩を除去する脱塩装置である。図示した実施例の容器202bは、パイプセグメント204bを介して容器202bに渡された原油を予熱する一式の熱交換器である。図示した実施例の容器202cは、パイプセグメント204cを介して容器202cに渡された原油を加熱する大気加熱器である。図示した実施例の容器202dは、パイプセグメント204dを介して容器202dに渡された原油から種々の出力材料を形成する大気原油蒸留ユニットである。種々の出力材料は、パイプセグメント204g、パイプセグメント204h、パイプセグメント204i、パイプセグメント204j、パイプセグメント204k、およびパイプセグメント204lを介して出力される。図示した実施例の容器202eは、パイプセグメント204eを介して容器202eに渡された蒸気を、パイプセグメント204fを介して出力される液化石油ガスに凝縮する凝縮器である。液体炭化水素ユニットおよび/または大気原油分別ユニットの中の配管および容器の追加または代替的な構成が可能である。例えば、熱交換器(202b)が、脱塩装置(202a)の上流および下流の両方に位置してもよい。場合によっては、原油加熱器(202c)の上流にフラッシュドラムまたは事前分別カラム(図示せず)があってもよい。本明細書で開示されるシステムおよび方法は、動作プロセスにおけるアセットのいかなる特定の構成にも制限されない。
図示した実施例は、アセット128を監視するようにセンサ206a〜i(概して、センサ206と呼ばれる)を含む。センサ例206のそれぞれは、フィールドデバイスに対応し、および/またはフィールドデバイス(例えば、図1のフィールドデバイス110、124、122、130)に組み込まれてもよい。センサ206は、アセット128の異なる部分に位置してもよい。例えば、センサ206aは、パイプセグメント204bを監視し、センサ206fは、容器202eを監視する。センサ例206は、アセット128および/またはアセット128の動作条件を監視し、温度、pHレベル、伝導度、硫化物の量、蒸気流、水流、露点、圧力、パイプハンマー、材料厚等の測定を収集する。センサ例206は、アセット128および/またはアセット128の動作条件を監視するように、腐食プローブ(例えば、高温プローブを含む)を含む。センサ例206は、連続的、周期的、および/または非周期的に、アセット128の測定を収集する。センサ例206による測定の期間は、自動的に(例えば、デフォルト設定に)設定され、および/またはオペレータによって選択される。センサ例206のそれぞれは、1つ以上の測定を収集してもよい。
センサ例206は、連続的、周期的、および/または非周期的に、測定をI/Oデバイス(例えば、図1のI/Oデバイス118、126)および/または無線ゲートウェイ(例えば、図1の無線ゲートウェイ123)に伝送するように、伝送機を含む、および/または伝送機と通信する。測定を伝送するための期間は、自動的に(例えば、デフォルト設定に)設定され、および/またはオペレータによって選択される。測定は、例えば、アセット128において潜在的な腐食および/または熱応力を検出する際に使用するために、図1の無線ゲートウェイ123および/またはコントローラ102を介して図1のアプリケーションステーション106に送信される。腐食および/または熱応力は、センサ例206によって収集される特定の測定が、ある期間にわたって特定の閾値を上回って動作している場合に検出されてもよい。
図2のアセット例128は、センサ206を含むが、アセット128を実装するために、任意の数および/または組み合わせのセンサ、伝送機、および/または他のデバイスが使用されてもよい。さらに、センサ206は、測定を収集するように、アセット128の任意の構成要素または場所上および/または内に位置してもよい。
図3は、図1のアプリケーションステーション例106を実装する方式例を図示する。以下の説明は、アプリケーションステーション106に関して提供されるが、アプリケーションステーション例106を実装する方式例はまた、図1のオペレータステーション例104を実装するために使用されてもよい。図3のアプリケーションステーション例106は、少なくとも1つのプログラム可能なプロセッサ300を含む。図3のプロセッサ例300は、プロセッサ300のメインメモリ302の中に(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)および/または読取専用メモリ(ROM)内に)存在する、コード化された命令を実行する。プロセッサ例300は、プロセッサコア、プロセッサ、マイクロコントローラ、および/または任意のタイプのパーソナルコンピュータ(PC)等の任意のタイプの処理ユニットである。プロセッサ例300は、とりわけ、オペレーティングシステム例304、アセット監視アプリケーション例306、ユーザインターフェース例308、データベース例310、機器パラメータアナライザ例312、プロセスパラメータアナライザ例314、腐食アナライザ例316、熱応力アナライザ例318、およびアセット健全性値計算機例320を実行する。オペレーティングシステム例304は、例えば、Microsoft(登録商標)が提供しているオペレーティングシステムであってもよい。図3のメインメモリ例302は、プロセッサ300によって、および/またはプロセッサ300内で実装されてもよく、および/またはプロセッサ300に動作可能に連結された1つ以上のメモリおよび/またはメモリデバイスであってもよい。
オペレータがプロセッサ例300と相互作用することを可能にするために、図3のアプリケーションステーション例106は、任意のタイプのディスプレイ322を含む。ディスプレイ例322は、プロセッサ300、および/または、より一般的には、オペレータステーション例104によって実装される、ユーザインターフェースおよび/またはアプリケーションを表示することが可能である、コンピュータモニタ、コンピュータ画面、テレビジョン、モバイルデバイス(例えば、スマートフォン、Blackberry(商標)、iPhone(商標)、および/または業務用携帯型PC)等を含むが、それらに限定されない。図3のオペレーティングシステム例304は、ディスプレイ例322によって、および/または、ディスプレイ例322において、アセット監視アプリケーション例306と関連付けられるユーザインターフェース例308を表示する、および/またはそれの表示を促進する。ユーザインターフェース例308の態様は、図4および5に関連して以下でさらに詳細に説明される。
アセット監視アプリケーション例306は、動作プロセスユニット101と関連付けられるパラメータ、および/または、より一般的には、動作プロセスユニット101内のアセット(例えば、図1および2のアセット例128)の動作および/または完全性と関連付けられるパラメータを測定する、図1のフィールドデバイス110、112、120、122、124、130のうちの1つ以上、および/または図2のセンサ206を介して、測定(例えば、データ)を受信する。1つの機器(すなわち、アセット)の条件、状態、健全性、完全性、および/または性能と関連付けられるパラメータは、本明細書では機器パラメータと呼ばれる。例えば、パイプおよび容器(例えば、パイプセグメント、ドラム、分離器、カラム等)について、機器パラメータは、腐食速度、壁厚、パイプハンマー、振動等に対応してもよい。図示した実施例では、フィールドデバイス110、112、122、124、130および/またはセンサ206は、容器および/または配管セグメント(例えば、図2の容器202および/またはパイプセグメント204)における材料厚または金属損失等の機器パラメータを収集する。動作プロセスユニットの動作および/または制御と関連付けられるパラメータは、本明細書ではプロセスパラメータと呼ばれる。プロセスパラメータの実施例は、温度、圧力、流速、組成等のパラメータに対応する測定を含む。図示した実施例では、フィールドデバイス110、112、122、124、130および/またはセンサ206は、アセット128(例えば、容器202および/またはパイプセグメント204)におけるpHレベル、伝導度、水分含量、圧力、温度、流速等のプロセスパラメータを収集する。いくつかの実施例では、測定されたパラメータは、アセットの状態および/または完全性、ならびにその中でアセットが作動しているプロセスの動作および/または制御の両方に関連し得る。例えば、アセット128の中の(例えば、容器202aにおける)液体の温度および化学組成(例えば、pHレベル)は、動作プロセスユニットの中のプロセス変数としての機能を果たしてもよく、それらはまた、アセット128への液体の腐食影響を評価するために使用される変数としての機能を果たしてもよい。
図3のデータベース例310は、研究室分析、機器パラメータの基準データおよび/または制限、ならびにプロセスパラメータの警報と関連付けられる加重を含み得る、アセット監視アプリケーション例306を介して、および/またはオペレータを介して受信される測定(例えば、データ)を記憶する。データベース例310は、腐食アナライザ例316および/または熱応力アナライザ例318によって使用される、腐食性閾値および/または熱応力閾値と関連付けられるデータを記憶する。加えて、データベース310は、機器パラメータアナライザ例312、プロセスパラメータアナライザ例314、腐食アナライザ例316、熱応力アナライザ例318、および/またはアセット健全性値計算機例320のうちのいずれかを介して出力される、データのうちのいずれかを記憶してもよい。
図示した実施例では、機器パラメータアナライザ例312は、機器パラメータと関連付けられる、アセット監視アプリケーション306を介して受信される測定(例えば、入力データ)を分析する。測定を分析するために、機器パラメータアナライザ例312は、測定が有効であるかどうかを判定する。例えば、特定の測定(例えば、入力)が有効であるかどうかを信号伝達するために、アセット監視アプリケーション例306を介して受信される、低電圧パラメータおよび/または「不良値」パラメータが使用されてもよい。妥当性閾値もまた、測定が有効であるかどうかを判定するために、機器パラメータアナライザ例312によって使用されてもよい。妥当性閾値は、測定を有効と見なすように、(例えば、超えられる、または超えられない)特定の値を定義してもよい。例えば、図3の腐食アナライザ316は、測定を妥当性閾値と比較し、測定が妥当性閾値を超える場合、機器パラメータアナライザ312は、測定が無効であると判定する。測定が有効である場合、機器パラメータアナライザ例312が測定を分析する。代替として、測定が有効ではない場合、アセット128の健全性指標が、測定の妥当性および/またはアセットの腐食状態を判定する能力に影響を及ぼす、アセットにおいて発生する問題またはエラーを示すように調整されてもよい。
図示した実施例では、機器パラメータアナライザ312は、アセット128が容認可能な動作枠(複数可)内で動作しているかどうかを判定するように、有効な測定(例えば、各機器パラメータの監視された値)を、パラメータの参照値または基準、およびパラメータの事前構成された制限と比較する。いくつかの実施例では、機器パラメータの基準データは、オペレータ、会社の専門家、業界規格、および/または規制規範よって定義されてもよい。いくつかの実施例では、機器パラメータアナライザ312は、例えば、アセット128が適正に動作していることをオペレータが示す、アセット128の動作条件中に(例えば、正常動作条件中に)、機器パラメータの測定値から基準データを捕捉する。いくつかの実施例では、基準データは、長期使用後のアセット128の摩耗および/または状態の劣化の影響を低減させるように、アセット128が構成され、最初に作動させられた後にすぐ捕捉される。場合によっては、アセット128は、それが機能する複数の条件および/または動作状態を有する。したがって、いくつかのそのような実施例では、異なる基準データが捕捉されるか、または別様に定義されて、アセット128のそれぞれの動作状態に適用されてもよい。さらに、場合によっては、アセット128は、離散動作状態を持たなくてもよいが、代わりに、いくつかの他の可変状態パラメータに応じて変化してもよい。例えば、アセットにおける腐食は、アセット128が動作している温度、圧力、流量、および組成の関数として変化してもよい。したがって、腐食の基準データは、アセット128が動作する一連の条件にわたって変化してもよい。したがって、機器パラメータが可変状態パラメータに依存する、いくつかの実施例では、特徴的な曲線または形跡が、可変状態パラメータの関数として、各監視されたパラメータの正常動作条件の動的基準データとしての機能を果たすように捕捉される。
いくつかの実施例では、機器パラメータの制限は、オペレータ、会社の専門家、業界規格、および/または規制規範によって定義されてもよい。いくつかの実施例では、機器パラメータアナライザ312は、規格指針による基準データに基づいて制限を計算する。いくつかの実施例では、計算された制限は、オペレータによって構成される倍率、あるいは動作プロセスユニットの特定の必要性および/または動作に基づく動作パラメータの任意の他の関数によって、さらに調整される。
機器パラメータの基準、制限(複数可)、および監視された値から、機器パラメータアナライザ例312は、対応する機器健全性値を計算する。機器健全性値は、その期待値(例えば、その基準または動作制限)からの対応する機器パラメータの偏差の重大度の数値的指示である。具体的には、機器健全性値は、その対応する基準および制限(複数可)の間の範囲内の機器パラメータの相対位置を示してもよい。いくつかの実施例では、健全性値は、パラメータがどれだけ正常動作範囲外にあるか、およびパラメータがどれだけ長く正常動作範囲外で動作しているかに関係する。異なる機器パラメータが、異なる基準および異なる制限を有してもよいため、いくつかの実施例では、各パラメータの機器健全性値は、例えば、定義された範囲に沿った割合として機器パラメータの値の相対位置を示すこと等によって、正規化されてもよい。いくつかの実施例では、割合は、基準データからの相対偏差の補数であってもよい。つまり、偏差が大きくなるほど、割合が小さくなる。例えば、その対応する基準での値を伴う(すなわち、偏差がない)機器パラメータが、100%の機器健全性値(アセットが予想通りに動作していることを示す)を有するであろう一方で、制限に対応する値を有する機器パラメータは、0%の機器健全性値を有するであろう。
図示した実施例では、プロセスパラメータアナライザ314は、プロセスパラメータと関連付けられる、アセット監視アプリケーション306を介して受信される測定(例えば、入力データ)を分析する。測定を分析するために、プロセスパラメータアナライザ例314は、測定が有効であるかどうかを判定する。例えば、特定の測定(例えば、入力)が有効であるかどうかを信号伝達するために、アセット監視アプリケーション306を介して受信される、低電圧パラメータおよび/または「不良値」パラメータが使用されてもよい。妥当性閾値もまた、測定が有効であるかどうかを判定するために、プロセスパラメータアナライザ例314によって使用されてもよい。測定が有効である場合、プロセスパラメータアナライザ例314が測定を分析する。代替として、測定が有効ではない場合、アセット128の健全性指標が、測定の妥当性および/または健全性状態を判定する能力に影響を及ぼす、アセット128において発生する問題またはエラーを示すように調整されてもよい。
いくつかの以前の動作プロセスユニットでは、プロセスパラメータが、事前構成された設定点または(例えば、基準データによって定義されるような)通常動作条件の点に対応する値を実質的に維持するように、プロセスパラメータが制御される。しかしながら、パラメータが設定点から逸脱し得る、または設定点が所与のアセット動作のために不適切に構成されている時期がある。有意な偏差が、生産プロセスに影響を及ぼし、および/または危険なプラント条件を生成し得る。したがって、図示した実施例では、プロセスパラメータアナライザ314は、アセット128が容認可能な動作枠内で動作しているかどうかを判定するように、有効な測定(例えば、各プロセスパラメータの監視された値)を、パラメータの参照値または基準、およびパラメータの事前構成された制限と比較する。
プロセスパラメータは、対応するプロセスパラメータがその関連警報制限を過ぎるときに作動させられ得る(すなわち、アクティブになる)、1つ以上の警報制限が割り当てられてもよい。いくつかの実施例では、警報制限は、機器パラメータについて上記で説明される同様の方式で、基準データから計算される。しかしながら、機器パラメータの有意性が、その基準と対応する制限との間のパラメータ値の相対位置に依存する一方で、プロセスパラメータは、パラメータ値が対応する制限を過ぎる(例えば、警報がトリガされる)ときに有意である。
警報制限は、異なる重大度を伴って構成されてもよい。例えば、いくつかの警報が、主に情報目的のためであり得る一方で、他の警報は、警告を生じ、さらに他の警報は、危機的状態を示す。動作プロセスユニット例101では、所与の時に複数のアクティブな警報があってもよく、そのうちの多くは、同一のレベルの警報重大度(例えば、情報、警告、危機等)を提供する。そのようなものとして、オペレータは、全ての警報の中でも、プロセスシステム100において最も重度であるか、または制限因子であるものを識別することができない場合がある。この障害を克服するために、図示した実施例でのプロセスパラメータアナライザ314は、各警報の重大度の比較を可能にするように、アクティブな警報と関連付けられる各プロセスパラメータのプロセス健全性値を判定してもよい。プロセス健全性値は、他の警報に対する警報の重大度または有意性の数値的指示である。さらに、プロセス健全性値がアクティブな警報に該当する(すなわち、対応する警報がトリガされている)ため、警報の重大度は、アセットと関連付けられる、対応する問題の重大度を示す。より具体的には、プロセスパラメータアナライザ例314は、各プロセスパラメータと関連付けられる各警報の加重に基づいて、各プロセスパラメータに対応するプロセス健全性値を判定する。例えば、機器アセットと関連付けられる各プロセスパラメータに対応する全ての潜在的な警報は、0から1000の段階で加重されてもよく、より大きい数字が、より重大な警報を表す。整数のみを使用して、そのような実施例は、最大で1000の警報が、それらの重大度に従って相互に対して一意的に順位または順序付けられることを可能にする。いくつかの実施例では、複数の警報が、同一の重大度を有する同一の加重を割り当てられる。いくつかの実施例では、各警報の加重は、最良の実践、業界規格、および/または規制規範に基づいて、アセット128と関連付けられるプロセスパラメータについて事前構成される。いくつかの実施例では、加重は、オペレータが、特定のプロセスまたはアセットにとって特に関心がある、および/または重要である警報を単離できる、および/または警報に集中できるように、オペレータおよび/または専門家によって構成および/または調整されてもよい。
加えて、いくつかの実施例では、プロセスパラメータアナライザ314は、アセット128と関連付けられる全てのパラメータの比較を可能にするように、ならびにアセット128の全体的な健全性を迅速に評価し、および/またはアセット128の状態および/または性能に最も影響を及ぼす制限パラメータを識別するように、上記で説明される機器健全性値と同一の規模までプロセス健全性値を正規化してもよい(例えば、100段階評価または割合まで低減される)。プロセス健全性値は、各警報の加重を100段階評価まで低減させ、次いで、100から加重を差し引く(すなわち、縮小加重の補数)ことによって正規化される。例えば、上記で説明される0から1000の段階が使用され、特定の警報に745の加重が与えられる場合、加重は、10で割り(74.5をもたらす)、次いで、100から結果を差し引く(25.5をもたらす)ことによって、100段階評価まで低減される。したがって、機器健全性値との比較のために割合として表される、最終的なプロセスパラメータ健全性は、25.5%となるであろう。
上記で説明されるように、いくつかのパラメータは、機器パラメータ(アセットの状態、完全性、および/または性能についての情報を提供する)として、およびプロセスパラメータ(プロセスの動作および制御に関連する情報を提供する)として、両方の機能を果たしてもよい。実際、全てのパラメータは、動作プロセスユニット内で監視される警報制限が割り当てられてもよい。例えば、その基準および制限(複数可)に対する腐食パラメータの値の位置を監視することに加えて、制限を超えたときに警報をトリガする、警報制限も定義されてもよい(パラメータの制限と同一であるか、または異なる)。そのような警報は、他の全ての警報と同様に加重が与えられ、対応するプロセス健全性値を計算するために使用されてもよい。同様に、任意の監視されたパラメータは、機器健全性値を計算するように、基準および制限を定義させ、結果として生じる範囲に沿った相対位置を監視させてもよい。
加えて、図示した実施例では、1つよりも多くの機器および/またはプロセスパラメータの関数である、より複雑な警報を定義することができる。本開示の教示によれば、全ての条件が満たされたときのみトリガされる、複雑な警報を生成することができる。さらに、次いで、この複雑な警報例には、対応するプロセス健全性値を計算する際に使用される、ある加重を割り当てることができる。このようにして、動作プロセスユニット101のオペレータは、既知の方法を使用して可能であるよりも、アセットの全体的な状態を評価する優れた洞察力を得ることができる。さらに、このようにして機器およびプロセスパラメータの分析を統合することにより、オペレータが、既知の方法を用いるよりも早く、潜在的な故障の起こり得る発生を予測できるようにし、それにより、休止時間および/または保全による費用を削減する。例えば、いったん種々のパラメータの関係が理解され、対応する警報が(例えば、図1のオペレータステーション104を介して)オペレータに警告するように構成されると、機器の腐食を引き起こすプロセス動作条件の発生を低減させることができる。これら全てのパラメータを統合分析に組み込まないと、そのような状態および/または状態の根本的原因が、有意な時間量にわたって未検出のままとなり得る。
図示した実施例の腐食アナライザ例316は、アセット監視アプリケーション306を介して受信され、機器パラメータアナライザ例312および/またはプロセスパラメータアナライザ例314によって分析される測定(例えば、入力データ)を分析する。腐食アナライザ例316は、アセット128の潜在的腐食状態を検出するように測定を分析する。
上記で説明されるように、複数の測定の関数である、より複雑な警報(例えば、1つよりも多くの機器および/またはプロセスパラメータと関連付けられる警報)が使用されてもよい。図示した実施例では、腐食アナライザ例316によって判定される腐食性警報は、pHレベル、伝導度、露点、温度、材料厚、アセット材料、圧力、流れの組成等のうちの1つ以上に関係する測定の関数であり、アセットによって実施されているサービスのタイプに依存している。例えば、腐食性警報パラメータは、アセットが、液体炭化水素ユニット(例えば、原油分別ユニット)、ガス状炭化水素ユニット、含水ユニット等であるかどうかに基づいて変化してもよい。複数の測定を統合することにより、オペレータが、既知の方法を用いるよりも早く、腐食の起こり得る発生を予測できるようにし、それにより、休止時間および/または保全による費用を削減する。
腐食性指数が、閾値および/または設計動作枠と比較して、アセットにおいて収集される測定に基づいて腐食アナライザ例316によって判定される。腐食性指数は、経時的な監視された機器パラメータおよびプロセスパラメータの関数である。腐食性指数は、例えば、実装されるアセットのタイプ(例えば、液体炭化水素ユニット、ガス状炭化水素ユニット、含水ユニット等)、およびアセットの材料(例えば、パイプセグメント204の材料)に基づいて、異なる測定を組み込む(例えば、統合する)。液体炭化水素ユニット(例えば、原油分別ユニット)がアセット128として実装される、図示した実施例では、カラムオーバーヘッド凝縮器システムにおける腐食性指数は、水および/または蒸気分圧、温度、および時間の関数である。いくつかの実施例では、液体炭化水素ユニットの下部の中のパイプの腐食性指数は、流れの中の流量、温度、硫黄および酸濃度のうちの1つ以上の関数である。ガス状炭化水素ユニットがアセット128として実装される、いくつかの実施例では、腐食性指数は、システム圧力、温度、およびガス組成によって判定されるような露点、および時間の関数である。含水ユニットがアセット128として実装される、いくつかの実施例では、腐食性指数は、pHレベル、伝導度、温度、流量、および時間の関数である。腐食性指数を判定する際に、腐食アナライザ例316は、潜在的腐食状態への測定の影響に基づいて、異なる測定に異なって加重する。例えば、含水ユニットでは、低いpHレベルが潜在的腐食状態をもたらす可能性が高いため、低いpHレベルが、高温よりも有意に腐食性指数で加重されてもよい。含水ユニットの腐食性指数関数は、例えば、含水電気化学システムの安定期を描く、プールベ図に対応する。閾値は、例えば、ある伝導度、温度、および流量レベルに基づいて、特定のpHレベルが高すぎるが、伝導度、温度、および流量レベルが異なる場合、同一のpHレベルが容認可能であり得ることを特定する。
腐食アナライザ例316は、経時的に腐食性指数を積分する。いくつかの測定が、腐食分析にとって重要ではないと判定される時間量にわたって特定の閾値を超えて拡張し得るため、腐食性指数は、経時的に積分される。例えば、5分間にわたって閾値を超える温度は、腐食分析に影響を及ぼさなくてもよいが、5時間にわたって閾値を超える温度は、腐食分析に影響を及ぼし得る。
腐食アナライザ例316は、腐食に関してアセットの全体的な健全性を判定するように、腐食性指数を閾値(例えば、腐食閾値)と比較する。閾値は、実装されるアセット128のタイプ(例えば、液体炭化水素ユニット、ガス状炭化水素ユニット、含水ユニット等)、アセット128の材料(例えば、特定の鉄または他の金属組成)、材料の壁厚、および/または所望の安全域に応じて、腐食性指数の制限を特定する。
腐食性指数が対応する期間にわたって対応する閾値を上回ると腐食アナライザ例316が判定する場合、腐食アナライザ例316は、アセット128が潜在的腐食状態にあると判定し、腐食警報を設定する。腐食警報は、アセット128の潜在的腐食状態をオペレータに知らせ、オペレータが、潜在的腐食状態を引き起こすアセット128における状態を調査できるようにする。腐食アナライザ316はまた、例えば、材料損失および/または材料厚測定を収集し、そのような測定を腐食性指数と比較して、アセット128のその潜在的腐食状態を検証してもよい。アセット128の健全性レベルはまた、潜在的腐食状態に基づいて調整されてもよい。腐食警報と関連付けられる表示例は、図4および5に関連して図示される。
図示した実施例の熱応力アナライザ例318は、アセット監視アプリケーション306を介して受信され、機器パラメータアナライザ例312および/またはプロセスパラメータアナライザ例314によって分析される測定(例えば、入力データ)を分析する。熱応力アナライザ例318は、アセット128が熱応力を受けているかどうかを判定するように測定を分析する。アセット128が熱応力を受けている場合、熱応力アナライザ例318は、熱応力警報を設定する。
図示した実施例では、熱応力アナライザ例318によって判定される熱応力警報は、時間、温度、圧力、およびアセット材料のうちの1つ以上に関係する測定の関数である。複数の測定を統合することにより、オペレータが、既知の方法を用いるよりも早く、熱応力の起こり得る発生を予測できるようにし、それにより、休止時間および/または保全による費用を削減する。
熱応力指数は、アセットにおいて収集される測定に基づいて、熱応力アナライザ例318によって判定されてもよい。熱応力指数は、監視された機器パラメータおよびプロセスパラメータの経時的な変化の関数である。熱応力指数は、例えば、アセットの材料、圧力、パイプセグメントおよび/または容器にわたる温度勾配の発生(例えば、有意な温度勾配)、温度変化の発生、およびそのような温度変化がどれだけ速く起こるか(例えば、急速な温度変化)に基づいて、異なる測定を組み込む(例えば、統合する)。熱応力指数を判定する際に、熱応力アナライザ例318は、潜在的な熱応力への測定の影響に基づいて、異なる測定に異なって加重する。例えば、大きな温度変化の頻繁な発生は、単一のより大きい温度変化よりも有意に熱応力指数で加重されてもよい。熱応力アナライザ例318は、経時的に熱応力指数を積分する。いくつかの測定が、熱応力分析にとって重要ではないと判定される時間量にわたって特定の閾値を超えて拡張し得るため、熱応力指数は、経時的に積分される。
熱応力アナライザ例318は、アセット128における潜在的な熱応力を検出するように、熱応力指数を閾値(例えば、熱応力閾値)と比較する。閾値は、アセット128の材料および/または設計(例えば、特定の鉄または他の金属組成)に応じて、関連測定に基づいて測定の制限を特定する。閾値は、特定の回数での特定の期間にわたる特定の温度変化と関連付けられる特定の圧力が高すぎるが、より長い期間にわたる単一の温度変化のための同一の圧力が容認可能であることを特定してもよい。
熱応力指数が対応する閾値を上回ることを熱応力アナライザ例318が判定する場合、熱応力アナライザ例318は、アセット128が熱応力を被り得る(例えば、その可能性がある)と判定し、熱応力警報を設定する。熱応力警報は、アセット128の潜在的な熱応力をオペレータに知らせ、オペレータが、潜在的な熱応力を引き起こすアセット128における状態を調査できるようにする。アセット128の健全性レベルはまた、熱応力によって引き起こされる潜在的腐食状態に基づいて調整されてもよい。
図示した実施例でのアセット健全性値計算機例320は、アセット128の全体的な健全性または完全性を示すアセット健全性値を計算するように、動作プロセスユニット101の中のアセット128と関連付けられる機器およびプロセスパラメータ健全性値、腐食警報、および/または熱応力警報を分析する。いくつかの実施例では、アセット128の全体的な健全性または完全性は、最小または最悪の健全性(すなわち、最低健全性値)を示すアセット128と関連付けられるパラメータと同等であると仮定される。つまり、アセット健全性値計算機320は、機器健全性値およびプロセス健全性値の全ての間の最低値に対応する値を生成する。次いで、アセット健全性値は、任意のアクティブな腐食および/または熱応力警報に基づいて調整されてもよい。
図1のアプリケーションステーション例106を実装する方式例が、図3で図示されているが、図3で図示されるデータ構造、要素、プロセス、およびデバイスは、任意の他の方法で組み合わせられ、分割され、再配列され、省略され、排除され、および/または実装されてもよい。さらに、オペレーティングシステム例304、アセット監視アプリケーション例306、ユーザインターフェース例308、データベース例310、機器パラメータアナライザ例312、プロセスパラメータアナライザ例314、腐食アナライザ例316、熱応力アナライザ例318、アセット健全性値計算機例320、および/または、より一般的には、図3のアプリケーションステーション例106は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、および/またはハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアの任意の組み合わせによって実装されてもよい。なおもさらに、アプリケーションステーション例106は、図3で図示されるものの代わりに、またはそれに加えて、追加の要素、プロセス、および/またはデバイスを含んでもよく、および/または図示したデータ構造、要素、プロセス、および/またはデバイスのうちのいずれかまたは全てのうちの1つよりも多くを含んでもよい。
図4は、図3のアセット監視アプリケーション306のユーザインターフェース308と関連付けられる概観ページまたはホーページ例400を図示する。図示した実施例では、ホームページ400は、図1の動作プロセスユニット例101のアセット概要グラフィック402を提供する。いくつかの実施例では、各アセットに対応するアセット概要グラフィック402が、プロセスプラント別、特定のプロセスプラント内のプロセス区域別、および/またはアセットタイプ別にグループ化されてもよい。さらに、アセット概要グラフィック402は、各プロセスプラント、プロセス区域、および/またはアセットタイプと関連付けられる個々のタブ404の下で、ホームページ400を介して別個にレンダリングされてもよい。例えば、図4に示されるように、選択されたタブ404は、プロセスプラントの区域(例えば、区域A)に対応し、5つの別個のアセットタイプ(例えば、原油分別ユニット、流動接触分解(FCC)ユニット、コーカユニット、連続触媒再生改質装置(CCR)ユニット、および水素添加分解装置ユニット)に対応する、5つのアセット概要グラフィック402を示す。
各アセット概要グラフィック402は、対応するアセットの状態、健全性、および/または性能に関する一般情報を提供する。具体的には、各アセット概要グラフィック402は、アセットのタイプ(例えば、ポンプ、熱交換器、圧縮器、容器、ユニット等)の視覚的表現を提供する、アセット画像406を提供してもよい。各アセット概要グラフィック402はまた、特定のアセット概要グラフィックが対応する、その対応するグラフィック402と関連付けられる特定のアセットを識別する、プロセスタグ408を含んでもよい。加えて、いくつかの実施例では、アセット概要グラフィック402は、アセットと関連付けられる最高加重されたアクティブな警報(例えば、高腐食速度警報、高熱応力警報等)を識別する、制限警報標識410を提供する。上記で説明されるように、図示した実施例では、警報のために構成される、より高い加重は、警報の重大度の指示である。したがって、最高加重を有するアクティブな警報は、最も重篤な警報、したがって、特定のアセットに対応する制限警報の指示である。さらに、いくつかの実施例では、各アセット概要グラフィック402は、アセットに対応するアセット健全性値412を示すことによって、アセットの全体的な健全性および/または状態の指示を提供する。上記で論議されるように、アセット健全性値412は、アセットに判定される最低機器健全性値またはプロセス健全性値の数値的指示である。図示した実施例では、アセット健全性値412は、割合として表され、100パーセント(100%)が最良の健全性である。
図示した実施例では、アセット健全性値412は、健全性値に応じて外観を変化させてもよい。いくつかの実施例では、アセット健全性値412の色が変化してもよい。例えば、90パーセント(90%)超の値が、緑色で示されてもよい一方で、75パーセント(75%)超および90パーセント(90%)以下の値は、紫色で示されてもよく、50パーセント(50%)超および75パーセント(75%)以下の値は、黄色で示されてもよく、50パーセント(50%)以下の値は、赤色で示されてもよい。他の色および/または境界が、適宜に実装されてもよい。加えて、または代替として、アセット警報値412は、オペレータが最も危機的な状態にあるアセットを迅速に識別するように、事前構成された閾値を過ぎた後に、点滅し、強度を増加させ、強調表示され、サイズを変化させ、または別様に外観を変化させてもよい。さらに、アセット概要グラフィック402の他の態様が、不良な健全性を有するアセットにさらに注意を引くように、アセット健全性値412とともに外観を変化させてもよい。例えば、各アセット概要グラフィック402は、アセット健全性値412の色または外観の変化と併せて、色または外観を変化させ得る、境界線414を伴ってレンダリングされてもよい。さらに、アセット概要グラフィックの任意の他の構成要素が、アセット健全性値412に事前定義された任意の好適な閾値(複数可)に基づいて、オペレータの注意を引くことを支援するように、上記で説明されるように外観を変化させてもよい。いくつかの実施例では、アセット概要グラフィック402の外観の異なるタイプの変化が、異なるものを示してもよい。例えば、色の変化が、健全性の変化を示してもよい一方で、点滅する境界線は、アセットと関連付けられる1つ以上の未応答警報を示してもよい。同様に、各タブ404の標識もまた、タブ404と関連付けられるプロセス区域のために構成される全てのアセットの間で、最低アセット健全性値412に対応するように色を変化させてもよい。加えて、または代替として、各タブ404の標識は、対応するプロセス区域のために構成されるアセットのうちのいずれかと関連付けられる未応答警報があるときに点滅してもよい。
アセット概要グラフィック402は、運転休止中(OOS)チェックボックス416を含んでもよい。選択された場合、その現在の状態に応じて、アセットを運転休止にさせるか、運転を再開させるように、コマンドが発行されるであろう。アセットが運転休止にされたとき、全ての警報は非アクティブになる。
図5は、複数のサブ表示またはタブを有する、図3のユーザインターフェース308のアセット概観ページ例500を図示する。動作プロセスユニット内の各アセットは、図4のホームページ400上で対応するアセット概要グラフィック402を選択することによってアクセスされ得る、対応するアセット概観ページ500を有する。図示した実施例では、各アセット概観ページ500は、プロセスタグ504、アセットが最後に作動し始めてからの時間を示す実行時間506、アセットが運転させられてからの合計実行時間508、動作状態510(例えば、実行/停止、アクティブ/非アクティブ等)、警報確認ボタンまたはアイコン512、および無音ホーン警報ボタンまたはアイコン514等のアセットと関連付けられる基本情報を含有する、プロセスヘッダ502を含む。ヘッダ502はまた、図4に関連して上記で説明されるアセット健全性値412および制限警報標識410も含む。さらに、アセット概観ページ例500の中のヘッダ502内のアセット健全性値412および制限警報標識410の外観(例えば、色)は、図4に関連して上記で説明される外観に対応する。
アセット概観ページ例500は、オペレータが、関連アセットの種々の態様に関係するデータを閲覧でき、データにアクセスでき、および/またはデータと相互作用できるようにする、プロセスタブ516、入力タブ518、および構成タブ520を含む、別個のサブ表示またはタブを有してもよい。図示した実施例のプロセスタブ516の内容は、プロセスシステムの関連構成要素に関連するアセットを示す、プロセスグラフィック522を提供する。図示した実施例のプロセスグラフィック522は、図1および2のアセット128に対応する。さらに、プロセスグラフィック522は、アセット上のそれらの位置とともに、アセット上に設置された全てのフィールド入力用のプロセス可変発電機524を示す。発電機524は、例えば、対応するセンサ206が選択されるか、または(例えば、ポインタまたはマウスを介して)重ね合わせられたときに、可視的にされてもよい。各発電機524は、対応するユニットとともに、プロセスタグ526と、フィールドから読み取られるか、またはシステムによって計算されるような現在のプロセスパラメータ値528とを含む。
図示した実施例では、各発電機524および/またはその部分が、プロセスシステムと関連付けられるデータに基づいて外観を変化させてもよい。例えば、特定のプロセス変数と関連付けられる警報がアクティブであり、応答されていない場合、プロセス変数は、事前構成された頻度で(例えば、1秒間隔で)点滅してもよい。いったん確認されると、図示した実施例では、点滅が停止し、プロセス値が、警報の重大度を示すように外観を変化させてもよい。いくつかの実施例では、プロセス値は、警報の定義された加重に基づいて色を変化させてもよい。例えば、警報がゼロ(0)から1000の段階で加重された場合、情報警報は、ゼロ(0)から250までの警報加重に対応し、紫色を有してもよく、警告警報は、251から499までの警報加重に対応し、黄色を有してもよく、危機的警報は、赤色を伴って500以上の警報加重に対応してもよい。入力信号の質が悪いと判定された場合、いくつかの実施例では、発電機524が強調表示されてもよく、または境界線が色を変化させてもよい。
図6および7は、図1および/または2のアプリケーションステーション例106を実装するように実行され得る、プロセスまたは方法例を表すフローチャートである。より具体的には、図6および/または7の方法例は、図8に関連して以下で論議されるコンピュータ例800で示されるプロセッサ812等のプロセッサによって実行するためのプログラムを備える、機械可読命令を使用して実装されてもよい。プログラムは、CD−ROM、フロッピーディスク、ハードドライブ、デジタル多用途ディスク(DVD)、BluRayディスク、またはプロセッサ1312と関連付けられるメモリ等の有形コンピュータ可読記憶媒体上に記憶されたソフトウェアで具現化されてもよい。代替として、図8の動作例のうちのいくつかまたは全ては、特定用途向け集積回路(複数可)(ASIC(複数可))、プログラマブル論理素子(複数可)(PLD(複数可))、フィールドプログラマブル論理素子(複数可)(FPLD(複数可))、個別論理、ハードウェア、ファームウェア等の任意の組み合わせ(複数可)を使用して実装されてもよい。また、図6および/または7の動作例のうちの1つ以上は、手動で、または先述の技法のうちのいずれかの任意の組み合わせ(複数可)、例えば、ファームウェア、ソフトウェア、個別論理、および/またはハードウェアの任意の組み合わせとして、実装されてもよい。さらに、プロセス例は、図6および/または7で図示されるフローチャートを参照して説明されるが、図1および/または2のアプリケーションステーション例106を実装する多くの他の方法例が、代替として使用されてもよい。例えば、ブロックの実行の順序が変更されてもよく、および/または説明されるブロックのうちのいくつかが、変更され、排除され、または組み合わせられてもよい。加えて、図6および/または7の動作例のうちのいずれかまたは全ては、例えば、別個の処理スレッド、プロセッサ、デバイス、個別論理、回路等によって、連続的に、および/または並行して実施されてもよい。
上述のように、図6および/または7の方法例は、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、読取専用メモリ(ROM)、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)、キャッシュ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、および/または情報が任意の持続時間にわたって(例えば、長期間にわたって、永久的に、短期間、一時的にバッファリングするため、および/または情報のキャッシングのため)記憶される任意の他の記憶媒体等の有形コンピュータ可読媒体上に記憶された、コード化された命令(例えば、コンピュータ可読命令)を使用して実装されてもよい。本明細書で使用されるように、有形コンピュータ可読媒体という用語は、任意のタイプのコンピュータ可読媒体を含むように、および伝搬信号を除外するように、明示的に定義される。加えて、または代替として、図6および/または7の方法例は、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、読取専用メモリ、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、キャッシュ、ランダムアクセスメモリ、および/または情報が任意の持続時間にわたって(例えば、長期間にわたって、永久的に、短期間、一時的にバッファリングするため、および/または情報のキャッシングのため)記憶される任意の他の記憶媒体等の非一過性のコンピュータ可読媒体上に記憶された、コード化された命令(例えば、コンピュータ可読命令)を使用して実装されてもよい。本明細書で使用されるように、非一過性のコンピュータ可読媒体という用語は、任意のタイプのコンピュータ可読媒体を含むように、および伝搬信号を除外するように、明示的に定義される。本明細書で使用されるように、「少なくとも」という語句が、請求項の前文で移行語として使用されるとき、それは、「備える」という用語が非制約的であるのと同じように非制約的である。したがって、その前文で移行語として「少なくとも」を使用する請求項は、請求項で明示的に記載されるものに加えて、要素を含んでもよい。
図6は、図1および/または3のアプリケーションステーション例106を実装するように実行され得る、プロセス例を表すフローチャートである。図6のプロセス例は、腐食アナライザ例316においてアセットの腐食パラメータを設定することから始まる(ブロック602)。腐食パラメータは、アセット設定、測定設定、警報設定等を広く指す。アセット設定は、例えば、実装されるアセットのタイプ(例えば、液体炭化水素ユニット、含水ユニット、ガス状炭化水素ユニット等)、特定のタイプのアセットおよび/または腐食性指数について収集される測定、特定のタイプのアセットの閾値等を含む。測定設定は、例えば、測定の妥当性範囲、測定が収集される頻度、収集された測定が受信される頻度(例えば、どれだけの頻度で測定が図1のフィールドデバイス110、112、122、124、130および/またはセンサ206からアプリケーションステーション106へ送信されるか)等を含む。警報設定は、例えば、腐食警報が起動されるとき(例えば、腐食性指数が閾値を超えるとき)、どのようにして腐食警報が表示されるか、どのようにして腐食警報がアセット健全性に影響を及ぼすか等を含む。腐食パラメータは、自動的に(例えば、アセットタイプに基づくデフォルト値に)設定されてもよく、および/または図3のユーザインターフェース308を介してオペレータによって設定されてもよい。腐食パラメータは、データベース310の中に記憶されてもよい。
図6のアプリケーションステーション例106は、アセット128と関連付けられる機器および/またはプロセス測定(例えば、パラメータ)を収集する(ブロック604)。図1および/または3のアプリケーションステーション106は、図1のフィールドデバイス110、112、120、122、124、130および/または図2のセンサ206から機器および/またはプロセス測定を収集する。アセット監視アプリケーション306は、分析のために、機器および/またはプロセス測定を機器パラメータアナライザ312および/またはプロセスパラメータアナライザ314に渡す。
次いで、図6の方法例は、機器および/またはプロセス測定が有効であるかどうかを判定する(ブロック606)。例えば、特定の測定(例えば、入力)が有効であるかどうかを信号伝達するために、アセット監視アプリケーション306を介して受信される、低電圧パラメータおよび/または「不良値」パラメータが使用されてもよい。妥当性閾値もまた、測定が有効であるかどうかを判定するために、機器パラメータアナライザ例312および/またはプロセスパラメータアナライザ例314によって使用されてもよい。妥当性閾値は、測定を有効と見なすように、(例えば、超えられる、または超えられない)特定の値を定義してもよい。測定が有効ではない場合、制御はブロック618へ進み、アセット(例えば、アセット健全性)の健全性指標が、測定の妥当性に影響を及ぼす、アセットにおいて発生する問題またはエラーを示すように調整されてもよい。測定が有効である場合、機器パラメータアナライザ例312および/またはプロセスパラメータアナライザ例314が、測定を分析する。
測定を分析するために、図6の方法例は、測定(例えば、有効な測定)を基準および/または動作枠と比較する(ブロック608)。機器パラメータアナライザ312および/またはプロセスパラメータアナライザ314は、アセットが容認可能な動作枠内で動作しているかどうかを判定するように、有効な測定(例えば、各機器および/またはプロセスパラメータの監視された値)を、パラメータの参照値または基準、およびパラメータの事前構成された制限と比較する(ブロック610)。アセットが参照値/基準/制限によって定義される容認可能な動作枠外で動作していない(例えば、アセットが容認可能な動作枠内で動作している)場合、制御はブロック604に戻り、機器および/またはプロセス測定が収集される。アセットが1つ以上の機器および/またはプロセスパラメータに関して容認可能な動作枠外で動作していると機器パラメータアナライザ312および/またはプロセスパラメータアナライザ314が判定する場合、腐食アナライザ例316は、アセットの腐食性指数を判定する(ブロック612)。
腐食性指数は、例えば、実装されるアセットのタイプ(例えば、液体炭化水素ユニット、ガス状炭化水素ユニット、含水ユニット等)、および/またはアセットの材料組成に基づいて、異なる測定を組み込む(例えば、統合する)。腐食アナライザ例316は、経時的に腐食性指数を積分する。いくつかの測定が、腐食分析にとって重要ではないと判定される時間量にわたって特定の閾値を超えて拡張し得るため、腐食性指数は、経時的に積分される。
図6の方法例は、アセットにおける潜在的腐食状態を検出するように、腐食性指数の現在の値および積分値を閾値と比較する(ブロック614)。閾値は、例えば、実装されるアセットのタイプ(例えば、液体炭化水素ユニット、ガス状炭化水素ユニット、含水ユニット等)、アセットの材料(例えば、特定の鉄組成)、材料の壁厚、安全域、アセット設計、および/または他の考慮事項に応じて、腐食性の制限を特定する。
腐食性指数の現在の値および積分値が対応する期間にわたって対応する閾値を上回らないと腐食アナライザ例316が判定する場合、制御はブロック604に戻り、機器および/またはプロセス測定が収集される。腐食性指数が対応する期間にわたって対応する閾値を上回ると腐食アナライザ例316が判定する場合、腐食アナライザ例316は、アセット128が潜在的腐食状態にあると判定し、腐食警報を設定する(ブロック616)。腐食警報は、アセット128の潜在的腐食状態をオペレータに知らせ、オペレータが、潜在的腐食状態を引き起こすアセット128における状態を調査できるようにする。腐食アナライザはまた、例えば、材料損失および/または材料厚測定を収集し、そのような測定を腐食性指数と比較して、アセット128のその潜在的腐食状態を検証してもよい。腐食アナライザ例316は、腐食状態が存在し続ける場合に、経時的に警報の重大度を増加させてもよい。アセット健全性値計算機例320は、腐食性指数の警報状態および/または重大度によって判定されるような潜在的腐食状態に基づいて、アセット128の健全性レベルを調整する(例えば、アセット健全性を減少させる)(ブロック618)。次いで、制御はブロック604に戻り、機器および/またはプロセス測定が収集される。
図7は、図1および/または3のアプリケーションステーション例106を実装するように実行され得る、別の方法例を表すフローチャートである。図7の方法例は、熱応力アナライザ例318においてアセットの熱応力パラメータを設定することから始まる(ブロック702)。熱応力パラメータは、アセット設定、測定設定、警報設定等を広く指す。アセット設定は、例えば、実装されるアセットのタイプ(例えば、アセット材料を含む)、特定のタイプのアセットおよび/または熱応力指数について収集される測定、特定のタイプのアセットの閾値等を含む。測定設定は、例えば、測定が収集される頻度、収集された測定が受信される頻度(例えば、どれだけの頻度で測定が図1のフィールドデバイス110、112、122、124、130および/またはセンサ206からアプリケーションステーション106へ送信されるか)等を含む。警報設定は、例えば、熱応力警報が起動されるとき(例えば、熱応力指数が閾値を超えるとき)、どのようにして熱応力警報が表示されるか、どのようにして熱応力警報がアセット健全性に影響を及ぼすであろうか等を含む。熱応力パラメータは、自動的に(例えば、アセットタイプに基づくデフォルト値に)設定されてもよく、および/または図3のユーザインターフェース308を介してオペレータによって設定されてもよい。熱応力パラメータは、データベース310の中に記憶されてもよい。
図7の方法例は、アセットと関連付けられる機器および/またはプロセス測定(例えば、パラメータ)を収集する(ブロック704)。図1および/または3のアプリケーションステーション106は、図1のフィールドデバイス110、112、120、122、124、130および/または図2のセンサ206から機器および/またはプロセス測定を収集する。アセット監視アプリケーション306は、分析のために、機器および/またはプロセス測定を機器パラメータアナライザ312および/またはプロセスパラメータアナライザ314に渡す。
次いで、図7の方法例は、機器および/またはプロセス測定が有効であるかどうかを判定する(ブロック706)。例えば、特定の測定(例えば、入力)が有効であるかどうかを信号伝達するために、アセット監視アプリケーション306を介して受信される、低電圧パラメータおよび/または「不良値」パラメータが使用されてもよい。妥当性閾値もまた、測定が有効であるかどうかを判定するために、機器パラメータアナライザ例312および/またはプロセスパラメータアナライザ例314によって使用されてもよい。妥当性閾値は、測定を有効と見なすように、(例えば、超えられる、または超えられない)特定の値を定義してもよい。測定が有効ではない場合、制御はブロック720へ進み、アセット128(例えば、アセット健全性)の健全性指標が、測定の妥当性に影響を及ぼす、アセット128において発生する問題またはエラーを示すように調整されてもよい。測定が有効である場合、機器パラメータアナライザ例312および/またはプロセスパラメータアナライザ例314が、測定を分析する。
図7の方法例は、アセットにわたる経時的な測定(例えば、有効な測定)の変化および/または勾配を計算する(ブロック708)。図7の方法例は、測定を分析するように、経時的な計算された測定変化および/またはアセットにわたる計算された勾配を、基準、技術指針、および/または設計制限と比較する(ブロック710)。機器パラメータアナライザ312および/またはプロセスパラメータアナライザ314は、アセット128が容認可能な動作枠内で動作しているかどうかを判定するように、有効な測定(例えば、各機器および/またはプロセスパラメータの監視された値)を、パラメータの参照値または基準、技術指針、および/または設計制限、ならびにパラメータの事前構成された制限と比較する(ブロック712)。アセット128が参照値/基準/制限によって定義される容認可能な動作枠外で動作していない(例えば、アセット128が容認可能な動作枠内で動作している)場合、制御はブロック704に戻り、機器および/またはプロセス測定が収集される。アセット128が1つ以上の計算されたパラメータ(例えば、勾配、経時的な変化等)、機器および/またはプロセスパラメータに関して容認可能な動作枠外で動作していると機器パラメータアナライザ312および/またはプロセスパラメータアナライザ314が判定する場合、腐食アナライザ例316は、アセット128の熱応力指数を判定する(ブロック714)。
熱応力指数は、例えば、アセットの材料、圧力発生、高い温度逸脱、アセットにわたる大きな温度勾配、および/またはどれだけ速く温度変化が起こるかに基づいて、異なる測定を組み込む(例えば、統合する)。熱応力指数を判定する際に、熱応力アナライザ例318は、潜在的な熱応力への測定の影響に基づいて、異なる測定に異なって加重してもよい。例えば、大きな温度変化のいくつかの発生が、単一のより大きい温度変化よりも有意に熱応力指数で加重されてもよい。熱応力アナライザ例318は、経時的に熱応力指数を積分する。熱応力の繰り返しの発生が、応力亀裂腐食を引き起こし得るため、熱応力指数は、経時的に積分される。
図7の方法例は、アセットに影響を及ぼす熱応力を検出するように、熱応力指数の現在の値および積分値を閾値と比較する(ブロック716)。閾値は、例えば、アセットの材料(例えば、特定の鉄または他の金属組成)、金属の壁厚、安全域等のうちの1つ以上に応じて、熱応力指数の制限を特定する。閾値は、特定の回数での特定の期間にわたる特定の温度変化が高すぎるが、より長い期間にわたるより大きい温度変化が容認可能であることを特定してもよい。
熱応力指数が対応する期間にわたって対応する閾値を上回らないと熱応力アナライザ例318が判定する場合、制御はブロック704に戻り、機器および/またはプロセス測定が収集される。熱応力指数が対応する期間にわたって対応する閾値を上回ると熱応力アナライザ例318が判定する場合、熱応力アナライザ例318は、アセット128が熱応力を被り得ると判定し、熱応力警報を設定する(ブロック718)。熱応力警報は、アセット128における潜在的な熱応力をオペレータに知らせ、オペレータが、潜在的な熱応力を引き起こすアセットにおける状態を調査できるようにする。アセット健全性値計算機例320は、アセット128における熱応力に基づいて、アセット128の健全性レベルを調整する(例えば、アセット健全性を減少させる)(ブロック720)。次いで、制御はブロック704に戻り、機器および/またはプロセス測定が収集される。
図8は、図6および/または7の方法例を実行するように、および/または、より一般的には、アセット監視アプリケーション306、および/または図1および/または3のアプリケーションステーション例106を実装するように、使用および/またはプログラムされ得る、コンピュータ例800の概略図である。本実施例のコンピュータ800は、プロセッサ812を含む。例えば、プロセッサ812は、任意の所望の群または製造業者が提供している1つ以上のマイクロプロセッサまたはコントローラによって実装することができる。
プロセッサ812は、ローカルメモリ813(例えば、キャッシュ)を含み、バス818を介して、揮発性メモリ814および不揮発性メモリ816を含むメインメモリと通信している。揮発性メモリ814は、同期式ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、RAMBUSダイナミックランダムアクセスメモリ(RDRAM)、および/または任意の他のタイプのランダムアクセスメモリデバイスによって実装されてもよい。不揮発性メモリ816は、フラッシュメモリおよび/または任意の他の所望のタイプのメモリデバイスによって実装されてもよい。メインメモリ814および816へのアクセスは、メモリコントローラによって制御される。
コンピュータ800はまた、インターフェース回路820も含む。インターフェース回路820は、イーサネットインターフェース、ユニバーサルシリアルバス(USB)、および/またはPCIエクスプレスインターフェース等の任意のタイプのインターフェース規格によって実装されてもよい。1つ以上の入力デバイス822が、インターフェース回路820に接続される。入力デバイス(複数可)822は、ユーザがデータおよびコマンドをプロセッサ812に入力することを可能にする。入力デバイス(複数可)は、例えば、キーボード、マウス、タッチスクリーン、トラックパッド、トラックボール、isopoint、および/または音声認識システムによって実装することができる。1つ以上の出力デバイス824もまた、インターフェース回路820に接続される。出力デバイス824は、例えば、表示デバイス(例えば、液晶ディスプレイ、陰極線管ディスプレイ(CRT)、プリンタ、および/またはスピーカ)によって実装することができる。したがって、インターフェース回路820は、典型的には、グラフィックスドライバカードを含む。
インターフェース回路820はまた、ネットワーク826(例えば、イーサネット接続、デジタル加入者回線(DSL)、電話回線、同軸ケーブル、携帯電話システム等)を介して、外部コンピュータとのデータの交換を促進するように、モデムまたはネットワークインターフェースカード等の通信デバイスを含む。
コンピュータ800はまた、ソフトウェアおよびデータを記憶するための1つ以上の大容量記憶デバイス828も含む。そのような大容量記憶デバイス828の実施例は、フロッピーディスクドライブ、ハードディスクドライブ、コンパクトディスクドライブ、およびデジタル多用途ディスク(DVD)ドライブを含む。
図6および/または7の方法例を実装するコード化された命令832は、大容量記憶デバイス828の中、揮発性メモリ814の中、不揮発性メモリ816の中、および/またはCDあるいはDVD等のリムーバブル記憶媒体上に記憶されてもよい。
ある方法、装置、および製造品例が本明細書で説明されているが、本特許の対象範囲は、それらに限定されない。そのような実施例は、非限定的な例証的実施例となることを目的としている。逆に、本特許は、文字通りに、または均等論に従って、いずれかで、添付の請求項の範囲内に適正に入る全ての方法、装置、および製造品を対象とする。

Claims (21)

  1. 動作プロセスユニットにおけるアセットと関連付けられる機器パラメータを監視することと、
    前記アセットと関連付けられるプロセスパラメータを監視することと、
    腐食性指数が、前記監視された機器パラメータまたは前記監視されたプロセスパラメータの現在の値または経時的な変化のうちの少なくとも1つの関数である、前記アセットに対応するアセット健全性値であって、前記腐食性指数を腐食閾値と比較することによって、前記アセットと関連付けられる潜在的な腐食状態に基づいて判定される、アセット健全性値を判定することと、
    を含む、方法。
  2. 前記腐食性指数は、前記アセットのアセットタイプに基づいて判定される、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記アセットタイプは、液体炭化水素ユニット、ガス状炭化水素ユニット、または含水ユニットのうちの少なくとも1つである、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記潜在的な腐食状態を判定することは、腐食への影響に基づいて、前記監視された機器パラメータまたは前記監視されたプロセスパラメータに加重することを含む、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記腐食閾値は、前記機器パラメータまたは前記プロセスパラメータへの制限を特定する、
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記潜在的な腐食状態と関連付けられる警報を生成することをさらに含み、前記警報は、オペレータに提示される、
    請求項1に記載の方法。
  7. 熱応力指数を熱応力閾値と比較することによって、前記アセットと関連付けられる熱応力を判定することをさらに含み、前記熱応力指数は、前記監視された機器パラメータまたは前記監視されたプロセスパラメータの経時的な変化の関数である、
    請求項1に記載の方法。
  8. 前記熱応力と関連付けられる警報を生成することをさらに含み、前記警報は、オペレータに提示される、
    請求項7に記載の方法。
  9. プロセスユニットにおけるアセットと関連付けられる機器パラメータおよびプロセスパラメータを監視する監視アプリケーションと、
    前記アセットに対応するアセット健全性を判定するアセット健全性値計算機であって、前記アセット健全性は、熱応力指数を熱応力閾値と比較することによって、前記アセットと関連付けられる熱応力に基づいて判定され、前記熱応力指数は、前記監視された機器パラメータまたは前記監視されたプロセスパラメータの経時的な変化の関数である、アセット健全性値計算機と、
    を備える、システム。
  10. 前記熱応力指数は、前記アセットの材料組成、材料の壁厚、安全域、技術指針、または業界規格のうちの少なくとも1つに基づいて判定される、
    請求項9に記載のシステム。
  11. 前記熱応力を判定することは、熱応力への影響に基づいて、前記監視された機器パラメータまたは前記監視されたプロセスパラメータに加重することを含む、
    請求項9に記載のシステム。
  12. 前記熱応力閾値は、前記機器パラメータまたは前記プロセスパラメータへの制限を特定する、
    請求項9に記載のシステム。
  13. 前記熱応力と関連付けられる警報を生成する熱応力アナライザをさらに備え、前記警報は、オペレータに提示される、
    請求項9に記載のシステム。
  14. 腐食性指数を腐食閾値と比較することによって、前記アセットと関連付けられる潜在的な腐食状態を判定する腐食アナライザをさらに備え、前記腐食性指数は、前記監視された機器パラメータまたは前記監視されたプロセスパラメータの現在の値または経時的な変化のうちの少なくとも1つの関数である、
    請求項9に記載のシステム。
  15. 前記腐食アナライザは、前記潜在的な腐食状態と関連付けられる警報を生成するものであり、前記警報は、オペレータに提示される、
    請求項14に記載のシステム。
  16. 実行されたときに、コンピュータデバイスに、少なくとも、
    動作プロセスユニットにおけるアセットと関連付けられる機器パラメータを監視させ、
    前記アセットと関連付けられるプロセスパラメータを監視させ、
    腐食性指数が、前記監視された機器パラメータまたは前記監視されたプロセスパラメータの現在の値または経時的な変化のうちの少なくとも1つの関数である、前記アセットに対応するアセット健全性値であって、前記腐食性指数を腐食閾値と比較することによって、前記アセットと関連付けられる潜在的な腐食状態に基づいて判定される、アセット健全性値を判定させる、
    命令を備える、コンピュータ可読記憶媒体。
  17. 前記腐食性指数は、前記アセットのアセットタイプに基づいて判定される、
    請求項16に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  18. 前記潜在的な腐食状態を判定することは、腐食への影響に基づいて、前記監視された機器パラメータまたは前記監視されたプロセスパラメータに加重することを含む、
    請求項16に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  19. 前記腐食閾値は、前記機器パラメータまたは前記プロセスパラメータへの制限を特定する、
    請求項16に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  20. 前記コンピュータデバイスに、前記潜在的な腐食状態と関連付けられる警報を生成させる命令をさらに備え、前記警報は、オペレータに提示される、
    請求項16に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  21. 前記コンピュータデバイスに、
    熱応力指数が、前記監視された機器パラメータまたは前記監視されたプロセスパラメータの経時的な変化の関数である、前記熱応力指数を熱応力閾値と比較することによって、前記アセットと関連付けられる熱応力を判定させ、
    警報が、オペレータに提示される、前記熱応力と関連付けられる前記警報を生成させる、
    命令をさらに備える、
    請求項16に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
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