JP2014144962A5 - - Google Patents

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JP2014144962A5
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Claims (75)

  1. 癌の治療を必要としている被験者における癌の治療用薬剤の製造のための、治療上有効な量の、製薬上許容される担体中のダブルカクテルまたはトリプルカクテルを含むバックグラウンド療法の癌の発生または増殖を制限する使用であって、
    ただし、ヘルペスウイルス、アデノウイルス、ポリオーマウイルス、パピローマウイルス(HPV)、Epstein-Barrウイルスおよび肝炎DNAウイルスからなる群から選択されるウイルスによる感染に関連するウイルス関連の癌の治療は除外され、
    前記ダブルカクテルが、
    a)テロメラーゼ逆転写酵素(TERT)インヒビターである第1のヌクレオシド類似体または第1のヌクレオシド類似体のバリンエステルであって、前記第1のヌクレオシド類似体が非環状ヌクレオシド類似体である、前記第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル、
    b)Line-1レトロトランスポゾンがコードする逆転写酵素(L1RT)インヒビターであり、第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステルと同じものではなく、式(I)〜(VI):
    Figure 2014144962
    で示される化合物を含まない第2のヌクレオシド類似体または第2のヌクレオシド類似体のバリンエステルを含み、
    前記トリプルカクテルが、
    a)前記第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル、
    b)前記第2のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル、
    c)TERTでもL1RTでもない逆転写酵素(RT)のインヒビターであり、第1および第2のヌクレオシド類似体またはそれらのバリンエステルと同じものではない、第3のヌクレオシド類似体または第3のヌクレオシド類似体のバリンエステルを含む、前記使用
  2. 記被験者がヒト以外の哺乳類である、請求項に記載の使用
  3. 前記被験者がヒトである、請求項に記載の使用
  4. 前記バックグラウンド療法が、治療上有効な量の、製薬上許容される担体中のトリプルカクテルを含んでいる、請求項3に記載の使用
  5. 前記トリプルカクテルが非環状ヌクレオシド類似体を含んでいる、請求項4に記載の使用
  6. 前記非環状ヌクレオシド類似体がアシクロビルまたはそのプロドラッグである、請求項5に記載の使用
  7. 前記非環状ヌクレオシド類似体がガンシクロビルまたはそのプロドラッグである、請求項5に記載の使用
  8. 前記非環状ヌクレオシド類似体がペンシクロビルまたはそのプロドラッグである、請求項5に記載の使用
  9. 前記トリプルカクテルがアジド-2',3'-ジデオキシチミジン(AZT)を含んでいる、請求項4に記載の使用
  10. 前記トリプルカクテルが2',3'-ジデオキシイノシン(ddI)を含んでいる、請求項4に記載の使用
  11. 前記トリプルカクテルが全身投与に適するものである、請求項4に記載の使用
  12. 前記トリプルカクテルが局所投与に適するものである、請求項4に記載の使用
  13. 別の抗増殖療法と組み合わせてバックグラウンド療法を施すことをさらに含んでいる、請求項1に記載の使用
  14. 前記別の抗増殖療法がDNA損傷療法である、請求項13に記載の使用
  15. 前記DNA損傷療法が、遺伝子毒性化学療法、放射線療法、および光線力学的療法のうちの少なくとも1つである、請求項14に記載の使用
  16. 前記遺伝子毒性化学療法が、癌を治療するために開発された抗癌剤の使用を含んでなり、該抗癌剤がシクロホスファミド、カペシタビン、タキソール、シスプラチン、カルボプラチン、カンプトテシン、およびドキソルビシンからなる群から選択されるものである、請求項15に記載の使用
  17. 前記バックグラウンド療法が、異常に増殖する細胞塊を有している患者の治療のための手術と組み合わせて使用される、請求項13に記載の使用
  18. 前記バックグラウンド療法が、異常に増殖する細胞塊の除去のための手術を既に受けた患者の治療のため使用される、請求項13に記載の使用
  19. 癌が固形腫瘍である、請求項13に記載の使用
  20. 前記腫瘍が、胃癌、非小細胞肺癌、前立腺癌、膵臓癌、腎臓癌、結腸癌、卵巣癌、および黒色腫からなる群から選択されるものである、請求項19に記載の使用
  21. 哺乳類を別の抗癌療法または別の抗増殖療法に対して増感させるための薬剤の製造のための、増感のために有効な量の、製薬上許容される担体中に入れたダブルカクテルまたはトリプルカクテルの使用であって、
    ただし、ヘルペスウイルス、アデノウイルス、ポリオーマウイルス、パピローマウイルス(HPV)、Epstein-Barrウイルスおよび肝炎DNAウイルスからなる群から選択されるウイルスによる感染に関連するウイルス関連の癌の治療は除外され、
    前記ダブルカクテルが、
    a)テロメラーゼ逆転写酵素(TERT)インヒビターである第1のヌクレオシド類似体または第1のヌクレオシド類似体のバリンエステルであって、前記第1のヌクレオシド類似体が非環状ヌクレオシド類似体である、前記第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル、
    b)Line-1レトロトランスポゾンがコードする逆転写酵素(L1RT)インヒビターであり、第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステルと同じものではなく、式(I)〜(VI):
    Figure 2014144962
    で示される化合物を含まない第2のヌクレオシド類似体または第2のヌクレオシド類似体のバリンエステルを含み、
    前記トリプルカクテルが、
    a)前記第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル、
    b)前記第2のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル、
    c)TERTでもL1RTでもない逆転写酵素(RT)のインヒビターであり、第1および第2のヌクレオシド類似体またはそれらのバリンエステルと同じものではない、第3のヌクレオシド類似体または第3のヌクレオシド類似体のバリンエステルを含む、前記使用
  22. 前記哺乳類がヒトである、請求項21に記載の使用
  23. 前記別の抗癌療法または別の抗増殖療法が、遺伝子毒性化学療法、放射線療法、および光線力学的療法のうちの1つ以上から選択されるものである、請求項21に記載の使用
  24. 前記別の抗癌療法が放射線療法を含んでいる、請求項23に記載の使用
  25. 前記別の抗癌療法が放射線療法である、請求項24に記載の使用
  26. 前記別の抗癌療法が、5-フルオロウラシル(5-FU)、シクロホスファミド、シスプラチン、オキサリプラチン、カペシタビン、ブスルファン、カルボプラチン、カルムスチン、クロラムブシル、ドキソルビシン、ダウノルビシン、エピルビシン、エトポシド、イダルビシン、テモゾロマイド、イフォスファミド、ロムスチン、ダカルバジン、メクロレタミン、メルファラン、マイトマイシンC、ミトキサントロン、イリノテカン、およびトポテカンのうちの1つ以上である、請求項23に記載の使用
  27. 前記別の抗癌療法がシクロホスファミド、カルボプラチン、またはカペシタビンである、請求項26に記載の使用
  28. 前記別の抗癌療法が単剤療法としてのシクロホスファミド、カルボプラチン、またはカペシタビンである、請求項27に記載の使用
  29. シクロホスファミド、カルボプラチン、またはカペシタビンが約1〜5週間間隔で使用される、請求項28に記載の使用
  30. シクロホスファミド、カルボプラチン、またはカペシタビンが約2、3、または4週間間隔で使用される、請求項29に記載の使用
  31. 哺乳類において、該哺乳類が副作用からの回復または該副作用を消すために十分な時間、別の療法が停止される期間を通じて、別の抗癌療法または別の抗増殖療法の該副作用を軽減するための薬剤の製造のための、増感に有効な量の、製薬上許容される担体中のダブルカクテルまたはトリプルカクテルの使用であって、
    ただし、ヘルペスウイルス、アデノウイルス、ポリオーマウイルス、パピローマウイルス(HPV)、Epstein-Barrウイルスおよび肝炎DNAウイルスからなる群から選択されるウイルスによる感染に関連するウイルス関連の癌の治療は除外され、
    前記ダブルカクテルが、
    a)テロメラーゼ逆転写酵素(TERT)インヒビターである第1のヌクレオシド類似体または第1のヌクレオシド類似体のバリンエステルであって、前記第1のヌクレオシド類似体が非環状ヌクレオシド類似体である、前記第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル、
    b)Line-1レトロトランスポゾンがコードする逆転写酵素(L1RT)インヒビターであり、第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステルと同じものではなく、式(I)〜(VI):
    Figure 2014144962
    で示される化合物を含まない第2のヌクレオシド類似体または第2のヌクレオシド類似体のバリンエステルを含み、
    前記トリプルカクテルが、
    a)前記第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル、
    b)前記第2のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル、
    c)TERTでもL1RTでもない逆転写酵素(RT)のインヒビターであり、第1および第2のヌクレオシド類似体またはそれらのバリンエステルと同じものではない、第3のヌクレオシド類似体または第3のヌクレオシド類似体のバリンエステルを含む、前記使用
  32. 前記別の抗癌療法または別の抗増殖療法が、該別の療法の初回投与量の約10〜75%で再開される、請求項31に記載の使用
  33. 前記哺乳類がヒトである、請求項32に記載の使用
  34. 患者における癌の治療用薬剤の製造のための、治療上有効な量のトリプルカクテルの別の抗増殖療法と組み合わせた使用であって、
    ただし、ヘルペスウイルス、アデノウイルス、ポリオーマウイルス、パピローマウイルス(HPV)、Epstein-Barrウイルスおよび肝炎DNAウイルスからなる群から選択されるウイルスによる感染に関連するウイルス関連の癌の治療は除外され、
    前記トリプルカクテルが、
    a)テロメラーゼ逆転写酵素(TERT)インヒビターである第1のヌクレオシド類似体または第1のヌクレオシド類似体のバリンエステルであって、前記第1のヌクレオシド類似体が非環状ヌクレオシド類似体である、前記第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル、
    b)Line-1レトロトランスポゾンがコードする逆転写酵素(L1RT)インヒビターであり、第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステルと同じものではなく、式(I)〜(VI):
    Figure 2014144962
    で示される化合物を含まない第2のヌクレオシド類似体または第2のヌクレオシド類似体のバリンエステル、
    c)TERTでもL1RTでもない逆転写酵素(RT)のインヒビターであり、第1および第2のヌクレオシド類似体またはそれらのバリンエステルと同じものではない、第3のヌクレオシド類似体または第3のヌクレオシド類似体のバリンエステルを含む、前記使用
  35. 異常な哺乳類細胞増殖を特徴とする症状を有している被験者を治療するための薬剤の製造のための、増殖を阻害するために有効な量のダブルカクテルまたはトリプルカクテルの使用であって、
    該症状がさらに、正常な細胞と比較するとき連続的な細胞分裂においてテロメアの維持が見られる、異常に増殖している細胞を特徴とするものであり、
    ただし、ヘルペスウイルス、アデノウイルス、ポリオーマウイルス、パピローマウイルス(HPV)、Epstein-Barrウイルスおよび肝炎DNAウイルスからなる群から選択されるウイルスによる感染に関連するウイルス関連の癌の治療は除外され、
    前記ダブルカクテルが、
    a)テロメラーゼ逆転写酵素(TERT)インヒビターである第1のヌクレオシド類似体または第1のヌクレオシド類似体のバリンエステルであって、前記第1のヌクレオシド類似体が非環状ヌクレオシド類似体である、前記第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル、
    b)Line-1レトロトランスポゾンがコードする逆転写酵素(L1RT)インヒビターであり、第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステルと同じものではなく、式(I)〜(VI):
    Figure 2014144962
    で示される化合物を含まない第2のヌクレオシド類似体または第2のヌクレオシド類似体のバリンエステルを含み、
    前記トリプルカクテルが、
    a)前記第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル、
    b)前記第2のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル、
    c)TERTでもL1RTでもない逆転写酵素(RT)のインヒビターであり、第1および第2のヌクレオシド類似体またはそれらのバリンエステルと同じものではない、第3のヌクレオシド類似体または第3のヌクレオシド類似体のバリンエステルを含む、前記使用
  36. 細胞内で1種以上の逆転写酵素を阻害することを必要としている哺乳類に該阻害を行うための薬剤の製造のための、製薬上許容される担体中に入れた有効量のダブルカクテルまたはトリプルカクテルの使用であって、
    ただし、ヘルペスウイルス、アデノウイルス、ポリオーマウイルス、パピローマウイルス(HPV)、Epstein-Barrウイルスおよび肝炎DNAウイルスからなる群から選択されるウイルスによる感染に関連するウイルス関連の癌の治療は除外され、
    前記ダブルカクテルが、
    a)テロメラーゼ逆転写酵素(TERT)インヒビターである第1のヌクレオシド類似体または第1のヌクレオシド類似体のバリンエステルであって、前記第1のヌクレオシド類似体が非環状ヌクレオシド類似体である、前記第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル、
    b)Line-1レトロトランスポゾンがコードする逆転写酵素(L1RT)インヒビターであり、第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステルと同じものではなく、式(I)〜(VI):
    Figure 2014144962
    で示される化合物を含まない第2のヌクレオシド類似体または第2のヌクレオシド類似体のバリンエステルを含み、
    前記トリプルカクテルが、
    a)前記第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル、
    b)前記第2のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル、
    c)TERTでもL1RTでもない逆転写酵素(RT)のインヒビターであり、第1および第2のヌクレオシド類似体またはそれらのバリンエステルと同じものではない、第3のヌクレオシド類似体または第3のヌクレオシド類似体のバリンエステルを含む、前記使用
  37. 腫瘍細胞のアポトーシスを誘導することを必要としている哺乳類に該誘導を行うための薬剤の製造のための、製薬上許容される担体中に入れた治療上有効な量のダブルカクテルまたはトリプルカクテルの使用であって、
    前記ダブルカクテルが、
    a)テロメラーゼ逆転写酵素(TERT)インヒビターである第1のヌクレオシド類似体または第1のヌクレオシド類似体のバリンエステルであって、前記第1のヌクレオシド類似体が非環状ヌクレオシド類似体である、前記第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル、
    b)Line-1レトロトランスポゾンがコードする逆転写酵素(L1RT)インヒビターであり、第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステルと同じものではなく、式(I)〜(VI):
    Figure 2014144962
    で示される化合物を含まない第2のヌクレオシド類似体または第2のヌクレオシド類似体のバリンエステルを含み、
    前記トリプルカクテルが、
    a)前記第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル、
    b)前記第2のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル、
    c)TERTでもL1RTでもない逆転写酵素(RT)のインヒビターであり、第1および第2のヌクレオシド類似体またはそれらのバリンエステルと同じものではない、第3のヌクレオシド類似体または第3のヌクレオシド類似体のバリンエステルを含む、前記使用
  38. 前記ダブルカクテルまたはトリプルカクテルが非環状ヌクレオシド類似体およびアジド-2',3'-ジデオキシチミジン(AZT)を含んでいる、請求項37に記載の使用
  39. 前記トリプルカクテルがさらに2',3'-ジデオキシイノシン(ddI)を含んでいる、請求項37に記載の使用
  40. アポトーシスの誘導を起こさせるように癌細胞内でアポトーシスを誘導するための薬剤の製造のための、製薬上許容される担体中に入れたトリプルカクテルの使用であって、
    前記トリプルカクテルが、
    a)テロメラーゼ逆転写酵素(TERT)インヒビターである第1のヌクレオシド類似体または第1のヌクレオシド類似体のバリンエステルであって、前記第1のヌクレオシド類似体が非環状ヌクレオシド類似体である、前記第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル、
    b)Line-1レトロトランスポゾンがコードする逆転写酵素(L1RT)インヒビターであり、第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステルと同じものではなく、式(I)〜(VI):
    Figure 2014144962
    で示される化合物を含まない第2のヌクレオシド類似体または第2のヌクレオシド類似体のバリンエステル、
    c)TERTでもL1RTでもない逆転写酵素(RT)のインヒビターであり、第1および第2のヌクレオシド類似体またはそれらのバリンエステルと同じものではない、第3のヌクレオシド類似体または第3のヌクレオシド類似体のバリンエステルを含む、前記使用
  41. 前記トリプルカクテルが非環状ヌクレオシド類似体およびアジド-2',3'-ジデオキシチミジン(AZT)を含んでいる、請求項40に記載の使用
  42. 前記トリプルカクテルが2',3'-ジデオキシイノシン(ddI)を含んでいる、請求項40に記載の使用
  43. 化合物の組み合わせを含む、哺乳類の癌の治療に使用するための医薬組成物であって、前記化合物の組み合わせが、
    テロメラーゼ逆転写酵素(TERT)インヒビターである第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル
    Line-1レトロトランスポゾンがコードする逆転写酵素(L1RT)インヒビターである第2のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル、および任意で
    逆転写酵素(RT)のインヒビターである第3のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル
    の有効量を含んでおり、RTはTERTでもL1RTでもなく、第2のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステルは第1のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステルと同じものではなく、第3のヌクレオシド類似体またはそのバリンエステルは第1および第2のヌクレオシド類似体またはそれらのバリンエステルと同じものではない、前記医薬組成物
  44. 前記第1、第2、および第3のヌクレオシド類似体またはそれらに対応するバリンエステルが3つの別々の医薬組成物の形態であるか、または単一の医薬組成物の形態である、請求項43に記載の医薬組成物
  45. 前記第1のヌクレオシド類似体が非環状ヌクレオシド類似体もしくはそのバリンエステルであり、前記第2のヌクレオシド類似体が非環状ヌクレオシド類似体もしくはそのバリンエステル、またはアジド-2',3'-ジデオキシチミジン(AZT)であり、前記第3のヌクレオシド類似体が2',3'-ジデオキシイノシン(ddI)である、請求項44に記載の医薬組成物
  46. 癌に罹患しているヒト患者を治療するための薬剤の製造のための請求項45に記載の医薬組成物の使用であって、ただし、ヘルペスウイルス、アデノウイルス、ポリオーマウイルス、パピローマウイルス(HPV)、Epstein-Barrウイルスおよび肝炎DNAウイルスからなる群から選択されるウイルスによる感染に関連するウイルス関連の癌の治療は除外される、前記使用
  47. 前記第1のヌクレオシドがアシクロビルもしくはアシクロビルのプロドラッグまたはガンシクロビルのプロドラッグであり、前記第2のヌクレオシド類似体がAZTである、請求項46に記載の使用
  48. 記組み合わせがダブルカクテルまたはトリプルカクテルである、請求項47に記載の使用
  49. 前記ダブルカクテルまたはトリプルカクテルを遺伝子毒性化学療法と組み合わせてさらに含んでいる、請求項48に記載の使用
  50. 前記遺伝子毒性化学療法が、癌を治療するために開発された抗癌剤を含んでおり、該抗癌剤がシクロホスファミド、カペシタビン、およびカルボプラチンからなる群から選択されるものである、請求項49に記載の使用
  51. 前記抗癌剤の使用が約1〜5週間間隔である、請求項50に記載の使用
  52. 前記使用が約2、3、または4週間間隔である、請求項51に記載の使用
  53. 腫瘍が、胃癌、非小細胞肺癌、前立腺癌、膵臓癌、腎臓癌、結腸癌、卵巣癌、および黒色腫からなる群から選択されるものである、請求項52に記載の使用
  54. 哺乳類の癌の治療に使用するための医薬カクテルであって、製薬上許容される担体中に組み合わされて治療上有効な量の
    非環状ヌクレオシド類似体またはそのバリンエステル
    アジド-2',3'-ジデオキシチミジン(AZT)、および
    2',3'-ジデオキシイノシン(ddI)、
    を含んでいる、前記カクテル。
  55. 治療上有効な量の式(V)および(VI):
    Figure 2014144962
    からなる群から選択される式で示される化合物またはその生理学的に許容される塩、光学異性体もしくはバリンエステルを含む、ヒトの癌の治療に使用するための医薬組成物
  56. 1-[4-ヒドロキシ-3-(ヒドロキシメチル)ブト-1-イル]-5-メチルウラシルを含む、請求項55に記載の医薬組成物
  57. 9-[4-ヒドロキシ-3-(ヒドロキシメチル)ブト-1-イル]-アデニンを含む、請求項55に記載の医薬組成物
  58. 前記化合物が光学異性体の形態である、請求項55〜57のいずれか1項に記載の医薬組成物
  59. 前記化合物が生理学的に許容される塩の形態である、請求項55〜57のいずれか1項に記載の医薬組成物
  60. 前記化合物がナトリウム塩または塩酸塩の形態である、請求項59に記載の医薬組成物
  61. 有効成分として治療上有効な量の式(III)、(IV)、(V)もしくは(VI):
    Figure 2014144962
    で示される化合物またはその生理学的に許容される塩もしくは光学異性体を、製薬上許容される担体とともに含んでいる、癌の治療を必要とする動物またはヒト宿主における癌の治療用薬剤の製造のための医薬組成物
  62. 全身投与用に設計された、請求項61に記載の医薬組成物
  63. 局所投与用に設計された、請求項61に記載の医薬組成物
  64. 癌の治療を必要とする動物またはヒト宿主における癌の治療用薬剤の製造のための治療上有効な量の組成物の使用であって、該組成物が製薬上許容される担体中に、有効成分として式(III)、(IV)、(V)もしくは(VI):
    Figure 2014144962
    で示される化合物またはその生理学的に許容される塩もしくは光学異性体を、AZTおよびジダノシンと共に含んでいる、前記使用
  65. 治療上有効な量の式(III)で示される化合物またはその生理学的に許容される塩の使用を含んでいる、請求項64に記載の使用
  66. 治療上有効な量の式(IV)で示される化合物またはその生理学的に許容される塩の使用を含んでいる、請求項64に記載の使用
  67. 前記組成物が、単位剤形中にAZTおよびジダノシンからなる群から選択される他のヌクレオシド類似体を少なくとも1種含む、請求項64に記載の使用
  68. ヌクレオシド類似体以外の抗癌剤を含んでいる組成物の治療上有効な量をさらに含んでいる、請求項64に記載の使用
  69. 前記抗癌剤が、シクロホスファミド、カペシタビン、タキソール、シスプラチン、カルボプラチン、カンプトテシン、およびドキソルビシンからなる群から選択されるものである、請求項68に記載の使用
  70. 前記癌が固形腫瘍である、請求項64〜69のいずれか1項に記載の使用
  71. 前記腫瘍が、胃癌、非小細胞肺癌、前立腺癌、膵臓癌、腎臓癌、結腸癌、卵巣癌、白血病、および黒色腫からなる群から選択されるものである、請求項70に記載の使用
  72. 腫瘍細胞のアポトーシスを誘導する必要のある哺乳類で該誘導を行うための薬剤の製造のための治療上有効な量の医薬組成物の使用であって、前記医薬組成物が製薬上許容される担体中に任意でAZTおよびジダノシンとともに入れた式(III)、(IV)、(V)もしくは(VI):
    Figure 2014144962
    で示される化合物またはその生理学的に許容される塩もしくは光学異性体、ならびに別の抗癌ヌクレオシド類似体、および任意で抗癌剤を含む、前記使用
  73. 式(III)、(IV)、(V)または(VI):
    Figure 2014144962
    で示される化合物ならびにその他の抗癌ヌクレオシド類似体および抗癌剤をカクテルとして使用する、請求項72に記載の使用
  74. 式(III)、(IV)、(V)または(VI):
    Figure 2014144962
    で示される化合物ならびにその他の抗癌ヌクレオシド類似体および抗癌剤を別々の単位剤形で使用する、請求項72に記載の使用
  75. 前記抗癌剤が、シクロホスファミド、カペシタビン、タキソール、シスプラチン、カルボプラチン、カンプトテシンおよびドキソルビシンからなる群から選択されるものである、請求項72〜74のいずれか1項に記載の使用
JP2014048595A 2006-03-14 2014-03-12 癌およびその他の疾患の予防および治療 Pending JP2014144962A (ja)

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