JP2014144820A - 制振ラック倉庫 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ラックと、前記ラックに設けられ、粘弾性体36と該粘弾性体36に繋げられた重り25とを備える同調マスダンパー22と、を有することを特徴とする。この同調マスダンパー22は、重り25と、重りを支持するための重り支持部30(パレットの受け台部に相当)と、を有している。重りとして、荷物25が用いられている。つまり、荷物25が同調マスダンパー22の重りの役割を果たすようになっている。重り支持部30は、薄板状の粘弾性体36が二つの鉄板32(便宜上、上鉄板33及び下鉄板34と呼ぶ)に上下方向において挟まれた構成を備えている。重り支持部30の上鉄板33の上面には、高摩擦係数を有する滑り止めシート38が貼られている。
【選択図】図3
Description
一方で、建物の制振システムとして、同調マスダンパー(TMD(Tuned Mass Damper)とも呼ばれている)が広く知られている。
すなわち、ラックにおいては、荷物の出し入れが行われるため、ラックの固有周期がラックに収納される荷物の増減に応じて頻繁に変化することとなる。一方で、従来例においては、同調マスダンパーを用いて振動を効果的に低減するために、ラックの固有周期に、同調マスダンパーの固有周期を同調させる必要があった。すなわち、同調マスダンパーの固有周期を随時調整することにより、荷物の増減に応じて頻繁に変化するラックの固有周期に、同調マスダンパーの固有周期を同調させる必要があった。
前記ラックに設けられ、粘弾性体と該粘弾性体に繋げられた重りとを備える同調マスダンパーと、
を有することを特徴とする制振ラック倉庫ある。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
前記ラックに設けられ、粘弾性体と該粘弾性体に繋げられた重りとを備える同調マスダンパーと、
を有することを特徴とする制振ラック倉庫。
かかる場合には、簡便な方法でラックの振動を効果的に低減することが可能となる。
かかる場合には、コスト削減が図れる。
かかる場合には、ラックの構造が簡易になる。
かかる場合には、汎用のパレットを用いることが可能となる。
かかる場合には、粘弾性体の潰れを抑制することが可能となる。
図1は、本実施の形態に係る制振ラック倉庫10の概略正面図である。図2は、本実施の形態に係る制振ラック倉庫10の概略側面図である。なお、図2は、図1を白矢印の方向から見たときの図となっている。また、図1及び図2には、便宜上、ラック12の最上部以外に荷物が収納されていない状態の制振ラック倉庫10を表している。
この同調マスダンパー22は、ラック12(ラックユニット21)の上部(具体的には、図1及び図2に示すように、ラック12(ラックユニット21)の最上部に位置する収納部18)に設けられている。
なお、同調マスダンパー22の構成例については、後に詳述する。
図3は、本実施の形態に係る同調マスダンパー22の概略側面図である。図4は、本実施の形態に係る同調マスダンパー22の概略正面図である。図5は、本実施の形態に係る同調マスダンパー22の概略平面図である。図6は、本実施の形態に係る同調マスダンパー22の第一拡大図である。図7は、本実施の形態に係る同調マスダンパー22の第二拡大図である。
次に、第二実施形態に係る同調マスダンパー22の構成例について説明する(なお、上述した構成を有する同調マスダンパー22を第一実施形態とする)。
上述したとおり、本実施の形態に係る制振ラック倉庫10は、ラック12と、ラック12に設けられ、粘弾性体36と該粘弾性体36に繋げられた重りとを備える同調マスダンパー22と、を有している。そのため、簡便な方法でラックの振動を効果的に低減することが可能となる。
上記の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
10 制振ラック倉庫
12 ラック
13 つなぎ材
14 ラック支柱
16 腕木
18 収納部
20 ブレース部材
21 ラックユニット
22 同調マスダンパー
24 収納物
25 荷物
26 パレット
30 重り支持部
32 鉄板
33 上鉄板
34 下鉄板
36 粘弾性体
38 滑り止めシート
40 ストッパー
52 平板
53 上板
54 下板
60 スライダー部材
62 上側部材
62a 窪み部
64 下側部材
64a レール
66 ボール部材
70 ガイド兼荷重受け部材
Claims (5)
- ラックと、
前記ラックに設けられ、粘弾性体と該粘弾性体に繋げられた重りとを備える同調マスダンパーと、
を有することを特徴とする制振ラック倉庫。 - 請求項1に記載の制振ラック倉庫であって、
前記重りは、前記ラックに収納される荷物であることを特徴とする制振ラック倉庫。 - 請求項2に記載の制振ラック倉庫であって、
前記粘弾性体は、パレットに設けられることを特徴とする制振ラック倉庫。 - 請求項2に記載の制振ラック倉庫であって、
前記粘弾性体は、パレットの受け台部に設けられることを特徴とする制振ラック倉庫。 - 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の制振ラック倉庫であって、
前記粘弾性体を挟む第一部材及び第二部材を備え、該第一部材と該第二部材との間隔を保持する間隔保持部材を有することを特徴とする制振ラック倉庫。
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- 2013-01-25 JP JP2013012543A patent/JP6136294B2/ja active Active
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