JP2014144801A - ボトル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】筒状の胴部4に、その径方向の内側に向けて窪むパネル部6が周方向に間隔をあけて複数形成されたボトル1であって、パネル部6は、該パネル部6における径方向の内側に位置するパネル底壁部10と、パネル底壁部10の外周縁から径方向の外側に向けて延びるパネル側壁部11と、を有し、パネル側壁部11は、径方向の内側から外側に向かうに従い漸次当該ボトル1の側面視でパネル底壁部10の外側に向けて延在し、パネル側壁部11のうち、ボトル軸O方向の両端部に位置して周方向に延びる端側壁部11bの少なくともいずれかには、端側壁部11bの少なくとも周方向に沿う中央部を含むように配置された突起部12が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、筒状の胴部に、その径方向の内側に向けて窪むパネル部が周方向に間隔をあけて複数形成されたボトルであって、前記パネル部は、該パネル部における径方向の内側に位置するパネル底壁部と、前記パネル底壁部の外周縁から径方向の外側に向けて延びるパネル側壁部と、を有し、前記パネル側壁部は、径方向の内側から外側に向かうに従い漸次当該ボトルの側面視で前記パネル底壁部の外側に向けて延在し、前記パネル側壁部のうち、ボトル軸方向の両端部に位置して周方向に延びる端側壁部の少なくともいずれかには、前記端側壁部の少なくとも周方向に沿う中央部を含むように配置された突起部が形成されていることを特徴とする。
本発明のボトルによれば、パネル部におけるパネル側壁部の端側壁部に突起部が形成されていることから、該突起部によって、胴部のうちパネル部に対してボトル軸方向の外側に隣り合うように配置された部分(以下、隣接部位と省略)の剛性を高めることができる。つまり、パネル部のなかでも前記隣接部位に接近配置されたパネル側壁部の端側壁部に突起部が突設されていることで、前記隣接部位の剛性が向上する。従って、例えば内容物の充填時に搬送される際にボトルに作用するラインプレッシャーや流通時等にボトルに加えられる径方向からの強い外力(衝突力)等によって、前記隣接部位が窪まされたり潰されたりすることを防止できる。このとき、前記隣接部位は、前記ボトルにおける最大外径部分となっていることが好ましい。
以上より、本発明によれば、パネル部によって減圧吸収容量を確保しつつ、ボトルに強い外力が作用することがあっても胴部の変形を防止できるのである。
また、突起部が縦断面視で台形状をなしていることで、該突起部の端側壁部からの突出量を確保して上述した効果を確実なものとしつつ、突起部を前記隣接部位より径方向内側に容易に配置しやすくなり、ボトルの取り扱い性や外観を良好に維持しやすい。
本実施形態のボトル1は、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の合成樹脂材料により形成されているとともに、図1に示されるように有底筒状をなしており、ボトル軸O方向に沿って口部2、肩部3、胴部4及び底部5がこの順に一体的に連設されている。
尚、これら口部2、肩部3、胴部4及び底部5は、それぞれの中心軸線が共通軸上に配置されている。本実施形態ではこの共通軸をボトル軸Oといい、ボトル軸O方向に沿う口部2側を上側、底部5側を下側という。また、ボトル軸Oに直交する方向を径方向といい、ボトル軸O回りに周回する方向を周方向という。
口部2には、有頂筒状をなす不図示のキャップが装着されるようになっており、口部2に装着されたキャップが開閉されたり、或いは口部2に対してキャップが着脱されることで、該口部2の注出口が開閉される。
また、肩部3は、略円錐状をなしており、口部2から下側へ向かうに従い漸次拡径して形成されている。
胴部4のラベル表示領域Lには、該胴部4の外周面から径方向内側に窪むとともに周方向に沿って延びる環状の細溝4bが、ボトル軸O方向に間隔をあけて複数形成されている。
また、図2に示されるように、壁面12bは、パネル部配置領域Pにおける前記中間部の外周面(柱部7の外周面に相当)よりも径方向内側に一段後退させられており、これにより壁面12bと環状凸部8の外周面との間には段部9が設けられている。具体的に、段部9によって、環状凸部8とパネル部6との間には隙間が形成されており、また段部9の外周面は、柱部7の外周面に面一(同一周面)とされている。
ヒール部13は、胴部4の環状凸部8とともにボトル1の最大外径部とされている。ヒール部13と、該ヒール部13の直上に位置する環状凸部8との間には、径方向内側に窪むとともに周方向に沿って延びる環状の細溝5aが形成されている。
陥没部14bは、有頂筒状をなしており、該陥没部14bにおける下面には、上側へ向けて窪むとともに径方向に沿って延びる溝14cが周方向に間隔をあけて複数形成されている。また、これらの溝14cは、ボトル軸Oを中心とした放射状をなすように配置されている。
そして、本実施形態のボトル1によれば、パネル部6のなかでも環状凸部8に隣り合うように接近配置されたパネル側壁部11の横側壁部11bに突起部12が形成されていることから、該突起部12によって環状凸部8の剛性を高めることができる。従って、例えば内容物の充填時に搬送される際にボトル1に作用するラインプレッシャーや流通時等にボトル1に加えられる径方向からの強い外力(衝突力)等によって、環状凸部8が窪まされたり潰されたりすることを防止できる。
以上より、本実施形態によれば、パネル部6によって減圧吸収容量を確保しつつ、ボトル1に強い外力が作用することがあっても胴部4の変形を防止できるのである。
すなわち、突起部12の外壁面12bがボトル軸Oと平行に延在しているので、径方向からの外力を面で受けとめやすくなり、衝撃を効果的に吸収することが可能になり、上述した作用効果が確実に奏功される。
また、突起部12が縦断面視で台形状をなしていることで、該突起部12の横側壁部11bからの突出量を確保して上述した効果を確実なものとしつつ、突起部12を環状凸部8より径方向内側に容易に配置しやすくなり、ボトル1の取り扱い性や外観を良好に維持しやすい。
また、前述した実施形態では、肩部3、胴部4及び底部5のボトル軸Oに垂直な横断面視形状が円形状とされているが、これに限らず、例えば横断面視で多角形状にする等適宜変更してよい。
さらに、ボトル1は単層構造体に限らず中間層を有する積層構造体としてもよい。この中間層としては、例えばガスバリア性を有する樹脂材料からなる層、再生材からなる層、若しくは酸素吸収性を有する樹脂材料からなる層等が挙げられる。
また、環状凸部8がボトル1の最大外径部となっているとしたが、これに限定されるものではなく、該環状凸部8以外の部位がボトル1の最大外径部であっても構わない。
また、段部9のボトル軸O方向に沿う長さは、前述の実施形態(例えば図2に示される大きさ)に限定されるものではない。さらに、段部9は設けられていなくてもよい。
また突起部12が、横側壁部11bの周方向に沿う中央部に1つ形成されているとしたが、これに限定されるものではない。すなわち、突起部12は横側壁部11bの周方向に沿う中央部を含むように形成されていればよいことから、例えば、横側壁部11bに周方向に間隔をあけて複数突設されていてもよい。また、横側壁部11b全体に周方向に沿って延設されていてもよい。
4 胴部
6 パネル部
8 環状凸部
10 パネル底壁部
11 パネル側壁部
11b 横側壁部(端側壁部)
12 突起部
12b 壁面(外壁面)
D 高低差
O ボトル軸
Claims (3)
- 筒状の胴部に、その径方向の内側に向けて窪むパネル部が周方向に間隔をあけて複数形成されたボトルであって、
前記パネル部は、
該パネル部における径方向の内側に位置するパネル底壁部と、
前記パネル底壁部の外周縁から径方向の外側に向けて延びるパネル側壁部と、を有し、
前記パネル側壁部は、径方向の内側から外側に向かうに従い漸次当該ボトルの側面視で前記パネル底壁部の外側に向けて延在し、
前記パネル側壁部のうち、ボトル軸方向の両端部に位置して周方向に延びる端側壁部の少なくともいずれかには、前記端側壁部の少なくとも周方向に沿う中央部を含むように配置された突起部が形成されていることを特徴とするボトル。 - 請求項1に記載のボトルであって、
前記突起部における径方向外側に位置する外端と、前記胴部のうち前記パネル部に対してボトル軸方向の外側に隣り合うように配置された部分の外周面との径方向に沿う高低差が、1mm以下であることを特徴とするボトル。 - 請求項1又は2に記載のボトルであって、
ボトル軸方向に沿う縦断面視で、
前記突起部は、前記端側壁部から離間するに従い漸次この端側壁部に沿う長さが短くなる台形状をなしており、
前記突起部を画成する壁面のうち、前記端側壁部から立ち上がり、かつ径方向の外端に位置する外壁面は、ボトル軸と平行に延在していることを特徴とするボトル。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2013
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