JP2014143935A - スプール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スプール本体(2)は、筒状の胴部(7)の一方の端部側に径方向内側へ延設された支持壁(11)と、他方の端部側が外部空間に開放された胴内空間(12)を備える。支持壁(11)は、直交方向へ胴内空間(12)に延びる支柱部(15)を備える。支柱部(15)は支持壁(11)とは反対側の端部に、中心軸(16)に対し直交方向に配置された揺動部(4)を備える。揺動部(4)は、長尺体を挟持する挟持部(20)を周縁部に沿って備えている。揺動部(4)は、周縁部の一部に支持壁(11)側への押圧力を加えると、支柱部(15)を挟んで反対側の周縁部が胴内空間(12)の外側へ進出する揺動姿勢に切り替わり、押圧力を除去すると周縁部が胴内空間(12)内へ戻る復帰姿勢(R)に切り替わる。
【選択図】図2
Description
そこでこの問題を解消するため、例えば上記の胴部内に糸止め機構を備えたものが提案されている(例えば、特許文献1参照、以下、従来技術という。)。
即ち、本発明はスプールに関し、スプール本体(2)が筒状の胴部(7)と、その胴部(7)の両端部からそれぞれ径方向外側へ延設した一対のフランジ部(8・9)とを備えており、この胴部(7)の周囲で両フランジ部(8・9)間に捲回部(10)が形成してあるスプールであって、上記のスプール本体(2)は、上記の胴部(7)の一方の端部側に径方向内側へ延設された支持壁(11)を備えるとともに、この胴部(7)内に他方の端部側が外部空間に開放された胴内空間(12)を備えており、上記の支持壁(11)に対し直交方向へ胴内空間(12)に延びる支柱部(15)を備え、この支柱部(15)は支持壁(11)とは反対側の端部に、胴内空間(12)内でこの支柱部(15)の中心軸(16)に対し直交方向に配置された揺動部(4)を備え、上記の揺動部(4)は、長尺体(26)を挟持する挟持部(20)を周縁部に沿って備えており、周縁部の一部に支持壁(11)側への押圧力(F)を加えることにより上記の支柱部(15)を挟んで反対側の周縁部が胴内空間(12)の外側へ進出する揺動姿勢(S)と、上記の押圧力(F)の除去により周縁部が胴内空間(12)内へ戻る復帰姿勢(R)とに切替え可能であることを特徴とする。
(1)使用者は、揺動部の周縁部の一部に支持壁側への押圧力を加えてこの揺動部を揺動姿勢に切替えるだけで、胴内空間から外部へ進出した挟持部へ容易に長尺体を挟持させることができ、しかもその押圧力を除くだけで、上記の揺動部を復帰姿勢に切り替えて、上記の挟持部に保持された長尺体を胴内空間に収容することができる。従って、糸止め等の操作が極めて容易である。しかも、上記の胴内空間に収容された挟持部や長尺体の端部は他物と接触する虞がないので、確実に長尺体の端部を挟持部に保持することができる。また、上記の糸止め等の操作はスプールの片側面で行われるので、例えばスプールケースへ収容している状態のスプールに対し、ケース片側の蓋部を開放するだけで簡単に操作できる利点もある。
図1に示すように、このスプール(1)はスプール本体(2)と、これに装着される固定部材(3)と、この固定部材(3)に固定される円盤状の揺動部(4)とを備えており、この揺動部(4)は挟持本体(5)とガイド部(6)とを備えている。
上記の支持壁(11)には、上記の捲回部(10)へ長尺体を巻き付ける際に、巻取り軸へ外嵌するための貫通孔(13)が透設してある。この貫通孔(13)を介して、上記の胴内空間(12)が第1フランジ部(8)側の外部空間と連通している。
上述のように、上記の揺動部(4)は、外力を受けない状態では図3に示す復帰姿勢(R)となっており、上記の胴内空間(12)内に収容されている。
このスプール(1)は、スプール本体(2)の支持壁(11)に上記のスプール連結具(21)が装着されており、このスプール連結具(21)の第1端面(22)に連結用凹部(24)が形成してあり、第2端面(23)に連結用係止部(25)がスプール本体(2)の側方へ突設してある。この連結用係止部(25)を、隣接するスプール本体(2)に装着されたスプール連結具(21)の連結用凹部(24)へ係合させることで、図5に示すように、互いに隣接するスプール(1)同士が連結される。
2…スプール本体
3…固定部材
4…揺動部
5…挟持本体
6…ガイド部
7…胴部
8…第1フランジ部
9…第2フランジ部
10…捲回部
11…支持壁
12…胴内空間
13…貫通孔
14…固定爪
15…支柱部
16…支柱部(15)の中心軸
17…環状凹部
18…支軸
19…環状凸部
20…挟持部
21…スプール連結具
22…第1端面
23…第2端面
24…連結用凹部
25…連結用係止部
26…長尺体(糸)
27…弾性部材
F…押圧力
R…復帰姿勢
S…揺動姿勢
Claims (5)
- スプール本体(2)が筒状の胴部(7)と、その胴部(7)の両端部からそれぞれ径方向外側へ延設した一対のフランジ部(8・9)とを備えており、この胴部(7)の周囲で両フランジ部(8・9)間に捲回部(10)が形成してあるスプールであって、
上記のスプール本体(2)は、上記の胴部(7)の一方の端部側に径方向内側へ延設された支持壁(11)を備えるとともに、この胴部(7)内に他方の端部側が外部空間に開放された胴内空間(12)を備えており、
上記の支持壁(11)に対し直交方向へ胴内空間(12)に延びる支柱部(15)を備え、
この支柱部(15)は支持壁(11)とは反対側の端部に、胴内空間(12)内でこの支柱部(15)の中心軸(16)に対し直交方向に配置された揺動部(4)を備え、
上記の揺動部(4)は、長尺体(26)を挟持する挟持部(20)を周縁部に沿って備えており、周縁部の一部に支持壁(11)側への押圧力(F)を加えることにより上記の支柱部(15)を挟んで反対側の周縁部が胴内空間(12)の外側へ進出する揺動姿勢(S)と、上記の押圧力(F)の除去により周縁部が胴内空間(12)内へ戻る復帰姿勢(R)とに切替え可能であることを特徴とする、スプール。 - 上記の支持壁(11)は胴内空間(12)と外部空間とを連通する貫通孔(13)を備えており、この貫通孔(13)に固定部材(3)が装着してあり、この固定部材(3)に上記の支柱部(15)を介して上記の揺動部(4)が設けてある、請求項1に記載のスプール。
- 上記の支柱部(15)が上記の固定部材(3)に形成してあり、この支柱部(15)の先端に上記の揺動部(4)が設けてある、請求項2に記載のスプール。
- 上記の揺動部(4)は支柱部(15)の中心軸(16)に対し直交方向に配置された挟持本体(5)と、この挟持本体(5)に沿って配置されたガイド部(6)とを備え、この挟持本体(5)とガイド部(6)との間に上記の挟持部(20)が形成してある、請求項1から3のいずれかに記載のスプール。
- 上記の長尺体(26)が釣糸である、請求項1から4のいずれかに記載のスプール。
Priority Applications (1)
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JP2013013326A JP6022366B2 (ja) | 2013-01-28 | 2013-01-28 | スプール |
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JP2013013326A JP6022366B2 (ja) | 2013-01-28 | 2013-01-28 | スプール |
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JP6022366B2 JP6022366B2 (ja) | 2016-11-09 |
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JP2013013326A Active JP6022366B2 (ja) | 2013-01-28 | 2013-01-28 | スプール |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6022366B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114587048A (zh) * | 2020-12-04 | 2022-06-07 | 日本电产株式会社 | 卷线筒以及具备该卷线筒的束带模块 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001145447A (ja) * | 1999-09-09 | 2001-05-29 | Daiwa Seiko Inc | 釣用仕掛巻 |
JP2003333969A (ja) * | 2002-05-15 | 2003-11-25 | Daiwa Seiko Inc | 釣用糸巻 |
US20110017862A1 (en) * | 2009-07-27 | 2011-01-27 | The Orvis Company,Inc. | Stackable tippet spool |
JP2012152162A (ja) * | 2011-01-27 | 2012-08-16 | Globeride Inc | 釣用仕掛巻 |
-
2013
- 2013-01-28 JP JP2013013326A patent/JP6022366B2/ja active Active
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JP6022366B2 (ja) | 2016-11-09 |
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