JP2014142743A - データ処理装置、データ処理システム、データ処理方法、及びデータ処理プログラム - Google Patents

データ処理装置、データ処理システム、データ処理方法、及びデータ処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 論理合成の実施時に、ハザードの起きない合成回路を生成する。
【解決手段】 データ処理装置10が、RTL(Register Transfer Level)を読み込み、その構造を保持したまま論理ゲードで構成される合成後回路を出力する論理合成手段11と、合成後回路と、予め設定された遅延制約とに基づいて、ハザードを引き起こす可能性のあるセルを抽出し、当該抽出したセルに対して非最適化指定を行った非最適化指定済み回路を出力するハザード防止セル抽出手段12と、非最適化指定済み回路及び遅延制約を入力し、非最適化指定されているセル以外の部分に対して最適化処理を行い、最適化後回路を出力する論理最適化手段13とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回路設計技術に関し、特に、論理合成時の最適化処理に関する。
LSI(Large Scale Integration)の設計では、非同期信号やマルチサイクル信号の伝搬を制御するために、ストローブ信号と呼ばれる信号を導入し、このストローブ信号と非同期・マルチサイクル信号のANDをとったり、セレクタにより制御したりする等の手法がとられる。
しかしながら、設計者がそのような回路を意図してHDL(hardware description language)を書いたにも関わらず、論理合成ツールが思わぬ合成をし、非同期・マルチサイクル信号にグリッチが乗るような回路を生成すると、ストローブ信号による制御が効かなくなる。このような問題をここではスタティックハザードと呼ぶ(図9)。
近年の論理合成ツールの最適化機能の強化に伴い、スタティックハザードが発生するような複雑な回路が生成されることが多くなった。これらは1サイクルパスであれば特に問題ないのであるが、タイミングが保証されていないマルチサイクルパスやフォルスパス、またはクロック乗り換え部分などでは非常に危険な回路となる。
これら危険な箇所を検出する方法は背景技術においても存在しているが、タイミングを考慮したシミュレーションでは規模面、時間面で現実的でない。背景技術による検出方法では、検証箇所を絞っていくカット&トライが基本であり、検出&修正を何度もやり直す必要がある。また、そういった箇所が多い場合にはRTL(Register Transfer Level)の多くの部分をゲートレベル記述する必要があり、余計な手間があり、シミュレーション速度の低下も招いていた。
ここで、関連技術として、遅延制約とRTLからハザードが起きる可能性のある終点レジスタを検出する技術が、特許文献1に開示されている。
また、別の関連技術として、ハザードの危険性が高い箇所を特定し、ハザード防止回路を付加する技術が特許文献2に開示されている。また、特許文献2では、論理回路の合成、段論理及び多段論理の最適化処理の後にハザード防止回路を付加する処理を行い、最後に局所論理最適化を行っているが、該局所論理最適化処理においては、ハザード防止回路を除去しないという処理を行っている。
さらさらに、別の関連技術として、HDLについて論理レベルでの最適化、回路レベルでの最適化を行った後にネットリストに変換し、その後、HDLのデータと回路レベルでの最適化後のデータに基づいて、再合成時に論理の最適化を禁止する制約を生成する旨が特許文献3に開示されている。
特開2009−176285号公報 特開平05−128200号公報 特開平10−340289号公報
特許文献1では、遅延制約とRTLからハザードが起きる可能性のある終点レジスタを検出できるが、修正そのものは設計者の手で入れることになるので、工数がかかり、また人為的ミスによる対応漏れで合成イタレーションの増大を招くという問題があった。
また、特許文献2、3は、何れも一度最適化処理を行った後に、局所最適化処理又は再合成処理による最適化から保護する箇所を特定しているため、論理合成ツールの影響を受けてしまうという問題があった。
(発明の目的)
本発明の目的は、上述の課題を解決し、論理合成の実施時に、ハザードの起きない合成回路を生成するデータ処理装置、データ処理システム、データ処理方法、及びデータ処理プログラムを提供することである。
本発明の第1のデータ処理装置は、RTL(Register Transfer Level)を読み込み、その構造を保持したまま論理ゲードで構成される合成後回路を出力する論理合成手段と、合成後回路と、予め設定された遅延制約とに基づいて、ハザードを引き起こす可能性のあるセルを抽出し、当該抽出したセルに対して非最適化指定を行った非最適化指定済み回路を出力するハザード防止セル抽出手段と、非最適化指定済み回路及び遅延制約を入力し、非最適化指定されているセル以外の部分に対して最適化処理を行い、最適化後回路を出力する論理最適化手段とを備える。
本発明の第1のデータ処理システムは、RTL(Register Transfer Level)を読み込み、その構造を保持したまま論理ゲードで構成される合成後回路を出力する論理合成手段と、合成後回路と、予め設定された遅延制約とに基づいて、ハザードを引き起こす可能性のあるセルを抽出し、当該抽出したセルに対して非最適化指定を行った非最適化指定済み回路を出力するハザード防止セル抽出手段と、非最適化指定済み回路及び遅延制約を入力し、非最適化指定されているセル以外の部分に対して最適化処理を行い、最適化後回路を出力する論理最適化手段とを備えるデータ処理装置と、RTLと、合成語回路と、遅延制約と、非最適化指定済み回路と、最適化後回路とを記憶する記憶装置とを備える。
本発明の第1のデータ処理方法は、データ処理装置によるデータ処理方法であって、論理合成手段が、RTL(Register Transfer Level)を読み込み、その構造を保持したまま論理ゲードで構成される合成後回路を出力する論理合成ステップと、ハザード防止セル抽出手段が、合成後回路と、予め設定された遅延制約とに基づいて、ハザードを引き起こす可能性のあるセルを抽出し、当該抽出したセルに対して非最適化指定を行った非最適化指定済み回路を出力するハザード防止セル抽出ステップと、論理最適化手段が、非最適化指定済み回路及び遅延制約を入力し、非最適化指定されているセル以外の部分に対して最適化処理を行い、最適化後回路を出力する論理最適化ステップとを有する。
本発明の第1のデータ処理プログラムは、データ処理装置を構成するコンピュータ上で動作するデータ処理プログラムであって、論理合成手段に、RTL(Register Transfer Level)を読み込み、その構造を保持したまま論理ゲードで構成される合成後回路を出力する論理合成処理を実行させ、ハザード防止セル抽出手段に、合成後回路と、予め設定された遅延制約とに基づいて、ハザードを引き起こす可能性のあるセルを抽出し、当該抽出したセルに対して非最適化指定を行った非最適化指定済み回路を出力するハザード防止セル抽出処理を実行させ、論理最適化手段に、非最適化指定済み回路及び遅延制約を入力し、非最適化指定されているセル以外の部分に対して最適化処理を行い、最適化後回路を出力する論理最適化処理を実行させる。
本発明によれば、論理合成の実施時に、ハザードの起きない合成回路を生成することができる。
本発明の第1の実施の形態によるデータ処理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態によるRTLのVerilogでの記述例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態による合成後回路の具体例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態によるマルチサイクルパスの具体例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態による非最適化指定済み回路の例を示す図である。 本発明のデータ処理装置の最小限の構成を示すブロック図である。 本発明のデータ処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 背景技術によるスタティックハザードの例を示す図である。
本発明の上記及び他の目的、特徴及び利点を明確にすべく、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を以下に詳述する。なお、上述の本願発明の目的のほか、他の技術的課題、その技術的課題を解決する手段及びその作用効果についても、以下の実施形態による開示によって明らかとなるものである。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態によるデータ処理システム100の構成を示すブロック図である。なお、図1は例示であって、システム構成を制限するものではない。
データ処理装置10は、論理合成手段11と、ハザード防止セル抽出手段12と、論理最適化手段13とを備える。
論理合成手段11は、RTL21を読み込み、その構造を保持したままRTLから回路への変換を行い、合成後回路22を出力する。合成後回路22はテクノロジにマッピングされていないジェネリックな論理ゲートで構成される。
ハザード防止セル抽出手段12は、合成後回路22と遅延制約23に基づいて、論理最適化手段13の最適化から保護すべきセル(保護対象セル)を合成後回路22から抽出し、合成後回路22中の全ての保護対象セルに対して非最適化指定(don’t_touch)を付与し、非最適化指定済み回路24として出力する。この非最適化指定アルゴリズムについては後述する。
論理最適化手段13は、非最適化指定済み回路24および遅延制約23を入力して、遅延制約を満たしつつかつ面積が最小となるような最適化を行う。ここではテクノロジに依存しないブール代数に基づく最適化、及び特定のテクノロジへのマッピングが行われる。ただし、非最適化指定されているセルに関してはこうした強力な最適化は行わない。そして、最適化された非最適化指定済み回路24を最適化後回路25として出力する。
記憶装置20は、RTL21と、合成後回路22と、遅延制約23と、非最適化指定済み回路24と、最適化後回路25を記憶する機能を有する。
RTL21はタイミング例外パスと1サイクルパスの合流回路を含むRTLである。RTLのVerilogでの記述例を図2に示す。EXCEP_RからEXCEP、およびSTRB_RからSTRBまでの回路の記述は本発明とは関係ないので省略している。
合成後回路22は、最適化を行わずRTLの構造を保持したまま合成ツールの中でイメージしたものである。具体例を図3に示す。レジスタがSTRB_R、EXCEP_R、FFと3つあり、RTL21で定義された論理積、論理和がそれぞれc0、c1というジェネリック論理で表されている。STRB_R、EXCEP_Rかc0までの途中の組み合わせ回路に関してはlogic A/logic Bという形でひとまとめに表している。
遅延制約23は、回路を合成・最適化する際に論理合成手段11、及び論理最適化手段13に守らせるべきクロック制約、入出力遅延制約、タイミング例外制約等である。本発明に関係のあるマルチサイクルパスの具体例を図4に示す。
非最適化指定済み回路24の例を図5に示す。ハザード防止セル抽出手段12によって抽出されたセルc0にdon’t_touch属性が付与されている。
最適化後回路25は、論理最適化手段13が非最適化指定済み回路24に対して遅延制約およびdon’t_touch属性を考慮しながら遅延・面積等を最適化した回路である。
本実施の形態によるデータ処理システム100は、上述の構成を有し、ハザードを引き起こす可能性のある箇所をRTLと遅延制約から抽出し、自動で該当セルを論理合成ツールの高度な最適化から保護することを特徴とする。
論理合成ツールは合成フェーズ・最適化フェーズと2段階で処理を行うことに着目する。合成フェーズ(論理合成手段11による処理)ではRTLの構造がほぼそのまま保たれており、この時点では(設計者が意図しない)ハザード回路は生成されていない。この段階で遅延制約情報を元に、タイミング例外パスと1サイクルパスの合流するセルを抽出し、それらセルに全てに対して非最適化指定(don’t_touch)する。
セルをdon’t_touchしたのちに最適化フェーズ(論理最適化手段13による処理)を実行させることによって、論理合成ツールの強力な最適化を阻害することなく、ハザードフリーな最適化回路を生成することが可能となる。
(第1の実施の形態の動作の説明)
次に、本実施の形態によるデータ処理システム100の動作について、図面を参照して詳細に説明する。
最初に、設計者は図2に示すようなRTL21と、図4に示すような遅延制約23とが、設計者により作成される。
図2に示すRTL21はVerilogであり、3つのレジスタ(FF, EXCEP_R, STRB_R)を定義している。またwire STRBおよびEXCEPとレジスタSTRB_RおよびEXCEP_Rの間には実際には組み合わせ論理があるが、ここは本発明の要旨とは直接関係がないので省略している。
図4に示す遅延制約23には、レジスタEXCEP_RからFFへのパスをマルチサイクルパス化する制約が記述されている。よって、EXCEP_Rがマルチサイクルパスの始点、FFがマルチサイクルパスの終点、そしてSTRB_Rは1サイクルパスの始点となる。
ここでのポイントは、RTL21において、wire n0にSTRB && EXCEPをアサインしているところである。ここでタイミング例外パスと1サイクルパスが合流するので、ハザードの危険性が高い箇所となる。
次に論理合成手段11がRTL21と遅延制約23を読み込んで合成を行い、合成後回路22を生成する。ここでは論理最適化を行わずにRTLの構造を保持する。具体的には図3のようになる。STRB_RおよびEXCEP_Rからの論理は本発明と直接関係がないので、それぞれlogic A/logic Bというようにまとめている。また図2に記述されていないその他論理についてはotherとして表している。otherについてはタイミング例外制約がないので1サイクルパスとする。
合成後回路22は特定のテクノロジにマッピングされておらず、論理和・論理積はそれぞれジェネリックセルであるc0(AND)、c1(OR)で表現されている。
次いで、ハザード防止セル抽出手段12が合成後回路22を読み込み、ハザード防止の鍵となるセルを特定するフェーズとなる。ハザード防止セルとは、タイミング例外パスと1サイクルパスの両方が合流するパスであり、図5においてはセルc0がそれに該当する。このc0を特定するアルゴリズムは種々のものが考えられるが、その一例を次に挙げる。
ステップ1:タイミング例外カテゴリ毎にタイミング例外属性eおよび始点からの論理段数を伝搬させる。タイミング例外属性は各ピンに付属する。
ステップ2:全てのcombination cellを拾って、eが入力ピンの一部になっているものをリストアップする。
ステップ3:カテゴリ毎の対象セルのうち、一番段数の浅いセルをdon’t_touch指定する。
ステップ4:Don’t_touchしたセルのfanoutのセルを除外する。
ステップ5:対象セルがなくなるまでカテゴリ内でステップ3−4を繰り返す。
上記アルゴリズムに基づいて図3の合成後回路22からセルc0を抽出し、don’t_touchする過程を示す。
ステップ1により、EXCEP_Rがタイミング例外パスの始点であるので、logic Bに属する全セルの全ピン、およびc0のbピン、c1のaピンにe属性が付与される。この例ではタイミング例外カテゴリはこれしかないのでステップ1は終了である。
次にステップ2で全てのcombinational cellを抽出する。ここではlogic A/B, otherに属する全セル、およびc0/c1が抽出される。Logic Aのセルおよびotherのセルは全ピンが1サイクルパスであるので除外、logic Bのセルは全ピンが2サイクルパスであるので除外となる。残ったのはc0/c1となる。
ステップ3でc0とc1の段数を比較し、段数の浅いc0にdon’t_touch属性が付与される。
ステップ4でc0のfanoutセルであるc1を除外する。
ステップ5に進むが、この例では全てのセルがなくなったのでこれで終了である。
論理最適化手段13は、こうしてc0にdon’t_touchが付与された合成後回路22と遅延制約23を読み込み、c0以外の回路部分に対して高度な論理最適化を施す。非最適化指定はc0のみであるので、論理最適化手段の性能を妨げずに最適化ができ、しかもハザード回路を作りこまない。
(第1の実施の形態による効果)
本実施の形態によれば、ハザードの起きる箇所を自動で全検出・全対応することによって設計者に負担をかけることなく、ハザードフリーな回路を生成することができる。
また、本実施の形態によれば、ピンポイントで非最適化セルを指定するので、論理合成ツールの高度な最適化の妨げにならない。
また、本実施の形態によれば、合成フェーズ・最適化フェーズと2段階で処理を行うことで、論理合成ツールの強力な最適化を阻害することなく、ハザードフリーな最適化回路を生成することが可能となる。
ここで、本発明の課題を解決できる最小限の構成を図6に示す。データ処理装置10が、RTL(Register Transfer Level)を読み込み、その構造を保持したまま論理ゲードで構成される合成後回路を出力する論理合成手段11と、合成後回路と、予め設定された遅延制約とに基づいて、ハザードを引き起こす可能性のあるセルを抽出し、当該抽出したセルに対して非最適化指定を行った非最適化指定済み回路を出力するハザード防止セル抽出手段12と、非最適化指定済み回路及び遅延制約を入力し、非最適化指定されているセル以外の部分に対して最適化処理を行い、最適化後回路を出力する論理最適化手段13とを備えることで、上述した本発明の課題を解決することができる。
次に、本発明のデータ処理装置10のハードウェア構成例について、図7を参照して説明する。
図7を参照すると、本発明のデータ処理装置10は、一般的なコンピュータ装置と同様のハードウェア構成であり、CPU(Central Processing Unit)701、RAM(Random Access Memory)等のメモリからなる、データの作業領域やデータの一時退避領域に用いられる主記憶部702、ネットワークを介してデータの送受信を行う通信部703、入力装置705や出力装置706及び記憶装置707と接続してデータの送受信を行う入出力インタフェース部704、上記各構成要素を相互に接続するシステムバス708を備えている。記憶装置707は、例えば、ROM(Read Only Memory)、磁気ディスク、半導体メモリ等の不揮発性メモリから構成されるハードディスク装置等で実現される。
本発明のデータ処理装置10の各機能は、プログラムを組み込んだ、LSI(Large Scale Integration)等のハードウェア部品である回路部品を実装することにより、その動作をハードウェア的に実現することは勿論として、その機能を提供するプログラムを、記憶装置707に格納し、そのプログラムを主記憶部702にロードしてCPU701で実行することにより、ソフトウェア的に実現することも可能である。
また、本発明の記憶装置20も、上記のようなハードウェア構成を有し、記憶装置20が有する各機能をハードウェア的又はソフトウェア的に実現する。
以上、好ましい実施の形態をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも、上記実施の形態に限定されるものでなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
また、本発明の方法およびコンピュータプログラムには複数の手順を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の手順を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明の方法およびコンピュータプログラムを実施する時には、その複数の手順の順番は内容的に支障しない範囲で変更することができる。
また、本発明の方法およびコンピュータプログラムの複数の手順は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、ある手順の実行中に他の手順が発生すること、ある手順の実行タイミングと他の手順の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
さらに、上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、これに限定されない。
(付記1)
RTL(Register Transfer Level)を読み込み、その構造を保持したまま論理ゲードで構成される合成後回路を出力する論理合成手段と、
前記合成後回路と、予め設定された遅延制約とに基づいて、ハザードを引き起こす可能性のあるセルを抽出し、当該抽出したセルに対して非最適化指定を行った非最適化指定済み回路を出力するハザード防止セル抽出手段と、
前記非最適化指定済み回路及び前記遅延制約を入力し、非最適化指定されているセル以外の部分に対して最適化処理を行い、最適化後回路を出力する論理最適化手段と
を備えることを特徴とするデータ処理装置。
(付記2)
前記ハザード防止セル抽出手段は、
タイミング例外パスと1サイクルパスの両号が合流するセルを、ハザードの危険性が高いセルと判断し、当該セルのうち、段数の最も浅いセルを非最適化指定する
ことを特徴とする付記1に記載のデータ処理装置。
(付記3)
前記論理最適化手段は、
非最適化指定されているセル以外の部分に対して、遅延制約をみたしつつ、かつ、面積が最小となるような最適化を行う
ことを特徴とする付記1又は付記2に記載のデータ処理装置。
(付記4)
前記遅延制約は、
回路を合成・最適化する際に前記論理合成手段、及び前記論理最適化手段に守らせるべきクロック制約、入出力遅延制約、タイミング例外制約を含む
ことを特徴とする付記1から付記3に記載のデータ処理装置。
(付記5)
RTL(Register Transfer Level)を読み込み、その構造を保持したまま論理ゲードで構成される合成後回路を出力する論理合成手段と、
前記合成後回路と、予め設定された遅延制約とに基づいて、ハザードを引き起こす可能性のあるセルを抽出し、当該抽出したセルに対して非最適化指定を行った非最適化指定済み回路を出力するハザード防止セル抽出手段と、
前記非最適化指定済み回路及び前記遅延制約を入力し、非最適化指定されているセル以外の部分に対して最適化処理を行い、最適化後回路を出力する論理最適化手段とを備えるデータ処理装置と、
前記RTLと、前記合成語回路と、前記遅延制約と、前記非最適化指定済み回路と、前記最適化後回路とを記憶する記憶装置と
を備えることを特徴とするデータ処理システム。
(付記6)
前記ハザード防止セル抽出手段は、
タイミング例外パスと1サイクルパスの両号が合流するセルを、ハザードの危険性が高いセルと判断し、当該セルのうち、段数の最も浅いセルを非最適化指定する
ことを特徴とする付記5に記載のデータ処理システム。
(付記7)
前記論理最適化手段は、
非最適化指定されているセル以外の部分に対して、遅延制約をみたしつつ、かつ、面積が最小となるような最適化を行う
ことを特徴とする付記5又は付記6に記載のデータ処理システム。
(付記8)
前記遅延制約は、
回路を合成・最適化する際に前記論理合成手段、及び前記論理最適化手段に守らせるべきクロック制約、入出力遅延制約、タイミング例外制約を含む
ことを特徴とする付記5から付記7に記載のデータ処理システム。
(付記9)
データ処理装置によるデータ処理方法であって、
論理合成手段が、RTL(Register Transfer Level)を読み込み、その構造を保持したまま論理ゲードで構成される合成後回路を出力する論理合成ステップと、
ハザード防止セル抽出手段が、前記合成後回路と、予め設定された遅延制約とに基づいて、ハザードを引き起こす可能性のあるセルを抽出し、当該抽出したセルに対して非最適化指定を行った非最適化指定済み回路を出力するハザード防止セル抽出ステップと、
論理最適化手段が、前記非最適化指定済み回路及び前記遅延制約を入力し、非最適化指定されているセル以外の部分に対して最適化処理を行い、最適化後回路を出力する論理最適化ステップと
を有することを特徴とするデータ処理方法。
(付記10)
前記ハザード防止セル抽出ステップで、
タイミング例外パスと1サイクルパスの両号が合流するセルを、ハザードの危険性が高いセルと判断し、当該セルのうち、段数の最も浅いセルを非最適化指定する
ことを特徴とする付記9に記載のデータ処理方法。
(付記11)
前記論理最適化ステップで、
非最適化指定されているセル以外の部分に対して、遅延制約をみたしつつ、かつ、面積が最小となるような最適化を行う
ことを特徴とする付記9又は付記10に記載のデータ処理方法。
(付記12)
前記遅延制約は、
回路を合成・最適化する際に前記論理合成手段、及び前記論理最適化手段に守らせるべきクロック制約、入出力遅延制約、タイミング例外制約を含む
ことを特徴とする付記9から付記11に記載のデータ処理方法。
(付記13)
データ処理装置を構成するコンピュータ上で動作するデータ処理プログラムであって、
論理合成手段に、RTL(Register Transfer Level)を読み込み、その構造を保持したまま論理ゲードで構成される合成後回路を出力する論理合成処理を実行させ、
ハザード防止セル抽出手段に、前記合成後回路と、予め設定された遅延制約とに基づいて、ハザードを引き起こす可能性のあるセルを抽出し、当該抽出したセルに対して非最適化指定を行った非最適化指定済み回路を出力するハザード防止セル抽出処理を実行させ、
論理最適化手段に、前記非最適化指定済み回路及び前記遅延制約を入力し、非最適化指定されているセル以外の部分に対して最適化処理を行い、最適化後回路を出力する論理最適化処理を実行させる
ことを特徴とするデータ処理プログラム。
(付記14)
前記ハザード防止セル抽出処理で、
タイミング例外パスと1サイクルパスの両号が合流するセルを、ハザードの危険性が高いセルと判断し、当該セルのうち、段数の最も浅いセルを非最適化指定する
ことを特徴とする付記13に記載のデータ処理プログラム。
(付記15)
前記論理最適化処理で、
非最適化指定されているセル以外の部分に対して、遅延制約をみたしつつ、かつ、面積が最小となるような最適化を行う
ことを特徴とする付記13又は付記14に記載のデータ処理プログラム。
(付記16)
前記遅延制約は、
回路を合成・最適化する際に前記論理合成手段、及び前記論理最適化手段に守らせるべきクロック制約、入出力遅延制約、タイミング例外制約を含む
ことを特徴とする付記13から付記15に記載のデータ処理プログラム。
本発明によれば、
10:データ処理装置
11;論理合成手段
12:ハザード防止セル抽出手段
13:論理最適化手段
20:記憶装置
21:RTL
22:合成後回路
23:遅延制約
24:非最適化指定済み回路
25:最適化後回路
100:データ処理システム
701:CPU
702:主記憶部
703:通信部
704:入出力インタフェース部
705:入力装置
706:出力装置
707:記憶装置
708:システムバス

Claims (10)

  1. RTL(Register Transfer Level)を読み込み、その構造を保持したまま論理ゲードで構成される合成後回路を出力する論理合成手段と、
    前記合成後回路と、予め設定された遅延制約とに基づいて、ハザードを引き起こす可能性のあるセルを抽出し、当該抽出したセルに対して非最適化指定を行った非最適化指定済み回路を出力するハザード防止セル抽出手段と、
    前記非最適化指定済み回路及び前記遅延制約を入力し、非最適化指定されているセル以外の部分に対して最適化処理を行い、最適化後回路を出力する論理最適化手段と
    を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記ハザード防止セル抽出手段は、
    タイミング例外パスと1サイクルパスの両号が合流するセルを、ハザードの危険性が高いセルと判断し、当該セルのうち、段数の最も浅いセルを非最適化指定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記論理最適化手段は、
    非最適化指定されているセル以外の部分に対して、遅延制約をみたしつつ、かつ、面積が最小となるような最適化を行う
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記遅延制約は、
    回路を合成・最適化する際に前記論理合成手段、及び前記論理最適化手段に守らせるべきクロック制約、入出力遅延制約、タイミング例外制約を含む
    ことを特徴とする請求項1から請求項3に記載のデータ処理装置。
  5. RTL(Register Transfer Level)を読み込み、その構造を保持したまま論理ゲードで構成される合成後回路を出力する論理合成手段と、
    前記合成後回路と、予め設定された遅延制約とに基づいて、ハザードを引き起こす可能性のあるセルを抽出し、当該抽出したセルに対して非最適化指定を行った非最適化指定済み回路を出力するハザード防止セル抽出手段と、
    前記非最適化指定済み回路及び前記遅延制約を入力し、非最適化指定されているセル以外の部分に対して最適化処理を行い、最適化後回路を出力する論理最適化手段とを備えるデータ処理装置と、
    前記RTLと、前記合成語回路と、前記遅延制約と、前記非最適化指定済み回路と、前記最適化後回路とを記憶する記憶装置と
    を備えることを特徴とするデータ処理システム。
  6. 前記ハザード防止セル抽出手段は、
    タイミング例外パスと1サイクルパスの両号が合流するセルを、ハザードの危険性が高いセルと判断し、当該セルのうち、段数の最も浅いセルを非最適化指定する
    ことを特徴とする請求項5に記載のデータ処理システム。
  7. データ処理装置によるデータ処理方法であって、
    論理合成手段が、RTL(Register Transfer Level)を読み込み、その構造を保持したまま論理ゲードで構成される合成後回路を出力する論理合成ステップと、
    ハザード防止セル抽出手段が、前記合成後回路と、予め設定された遅延制約とに基づいて、ハザードを引き起こす可能性のあるセルを抽出し、当該抽出したセルに対して非最適化指定を行った非最適化指定済み回路を出力するハザード防止セル抽出ステップと、
    論理最適化手段が、前記非最適化指定済み回路及び前記遅延制約を入力し、非最適化指定されているセル以外の部分に対して最適化処理を行い、最適化後回路を出力する論理最適化ステップと
    を有することを特徴とするデータ処理方法。
  8. 前記ハザード防止セル抽出ステップで、
    タイミング例外パスと1サイクルパスの両号が合流するセルを、ハザードの危険性が高いセルと判断し、当該セルのうち、段数の最も浅いセルを非最適化指定する
    ことを特徴とする請求項7に記載のデータ処理方法。
  9. データ処理装置を構成するコンピュータ上で動作するデータ処理プログラムであって、
    論理合成手段に、RTL(Register Transfer Level)を読み込み、その構造を保持したまま論理ゲードで構成される合成後回路を出力する論理合成処理を実行させ、
    ハザード防止セル抽出手段に、前記合成後回路と、予め設定された遅延制約とに基づいて、ハザードを引き起こす可能性のあるセルを抽出し、当該抽出したセルに対して非最適化指定を行った非最適化指定済み回路を出力するハザード防止セル抽出処理を実行させ、
    論理最適化手段に、前記非最適化指定済み回路及び前記遅延制約を入力し、非最適化指定されているセル以外の部分に対して最適化処理を行い、最適化後回路を出力する論理最適化処理を実行させる
    ことを特徴とするデータ処理プログラム。
  10. 前記ハザード防止セル抽出処理で、
    タイミング例外パスと1サイクルパスの両号が合流するセルを、ハザードの危険性が高いセルと判断し、当該セルのうち、段数の最も浅いセルを非最適化指定する
    ことを特徴とする請求項9に記載のデータ処理プログラム。
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