JP2014139346A - 球状化処理性に優れる炭素鋼 - Google Patents
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Abstract
【課題】機械構造部材、自動車の動力伝達部材、軸受けおよび工具等に好適な、球状化処理性に優れる炭素鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.40%以上、1.80%以下、B:0.001%以上、1.0%以下を含有し、更に、質量%で、Cr:2.0%以下、Mo:1.0%以下、V:0.5%以下、Nb:0.5%以下の1種または2種以上を含有し、BおよびCの含有量(質量%)がB含有量(質量%)に応じて(1)式または(2)式を満たし、残部は鉄および不可避的不純物の組成になる球状化処理性に優れる炭素鋼。
C≧1.94−B×514 (0.001≦B≦0.003)・・・・(1)
C≧0.467−B×0.053 (0.003<B≦1.0)・・・・(2)
但し、各式において、BおよびCは、含有量(質量%)を示す。
【選択図】なし
【解決手段】質量%で、C:0.40%以上、1.80%以下、B:0.001%以上、1.0%以下を含有し、更に、質量%で、Cr:2.0%以下、Mo:1.0%以下、V:0.5%以下、Nb:0.5%以下の1種または2種以上を含有し、BおよびCの含有量(質量%)がB含有量(質量%)に応じて(1)式または(2)式を満たし、残部は鉄および不可避的不純物の組成になる球状化処理性に優れる炭素鋼。
C≧1.94−B×514 (0.001≦B≦0.003)・・・・(1)
C≧0.467−B×0.053 (0.003<B≦1.0)・・・・(2)
但し、各式において、BおよびCは、含有量(質量%)を示す。
【選択図】なし
Description
本発明は、機械構造部材、自動車の動力伝達部材、軸受けおよび工具等に好適な、球状化処理性に優れる炭素鋼に関する。
機械構造部材、自動車の動力伝達部材、軸受けおよび工具等に使用される中炭素鋼あるいは高炭素鋼は、通常、熱間圧延により棒状または板状に圧延されたのち、鍛造、引き抜き、切削および切断等の冷間加工により所定の製品形状に加工される。
しかしながら、熱間圧延後の鋼組織はパーライトまたは冷却速度が速い場合はマルテンサイト組織が主体で、冷間加工性が極めて悪いため、一般的には、熱間圧延後に球状化焼きなまし焼鈍を施し、パーライト組織を球状化することにより鋼材を軟質化し冷間加工を行う。
球状化焼きなまし焼鈍は、板状のセメンタイト相を含有する鋼を、Ac1変態点以上の溶体化温度(亜共析鋼ではAc3点温度近傍、過共析鋼ではAcm 点温度近傍)に加熱し、セメンタイト相をわずか残して固溶させ、その後、Ac1変態点直下の温度に保持して残存したセメンタイトを核として新たなセメンタイトを析出させるものである。
球状化焼きなまし焼鈍処理後のセメンタイトは球状化し、母相であるフェライト相の面積が増加することにより軟化する。このような球状化焼鈍において、溶体化温度が高すぎる場合にはセメンタイトが完全に固溶するので、その後、Ac1変態点直下の温度に保持した時のセメンタイト相の析出が遅滞し、長時間の加熱が必要となる。
長時間保持のために炭化物が粗大化しやすく、加工性や製品特性の劣化を招き、核となるセメンタイトがないために球状化されないまま冷却された場合においては、微細パーライトが生成し再び硬化してしまう。したがって、従来鋼の球状化焼鈍においては、特に溶体化処理について緻密な操業管理が要求され、また、焼鈍時間が長いため製造コストの上昇を招いている。
このような問題を克服するために、例えば、非特許文献1には種々の焼鈍方法(以下で説明する(1)〜(4))が記載されている。
(1)Ac1以上、Acm以下の温度に適当な時間加熱したのち、Ar1完了まで徐々に冷却するか、またはAc1直下の適当な温度に冷却し、一定時間この温度に保持して変態を完了させたのち空冷する。
(2)Ac1直下の温度に長時間加熱したのち、冷却する。
(3)Ac1の上下を繰返して加熱冷却する。
(4)Ac3またはAcm直上の温度に加熱しのち、適当な速さで冷却して、網目状および粗大な層状炭化物の生成を妨ぎ、次いで、(1)、(2)または(3)の方法で炭化物を球状に凝集させる。
(1)Ac1以上、Acm以下の温度に適当な時間加熱したのち、Ar1完了まで徐々に冷却するか、またはAc1直下の適当な温度に冷却し、一定時間この温度に保持して変態を完了させたのち空冷する。
(2)Ac1直下の温度に長時間加熱したのち、冷却する。
(3)Ac1の上下を繰返して加熱冷却する。
(4)Ac3またはAcm直上の温度に加熱しのち、適当な速さで冷却して、網目状および粗大な層状炭化物の生成を妨ぎ、次いで、(1)、(2)または(3)の方法で炭化物を球状に凝集させる。
また、特許文献1は、球状化処理性に優れる高炭素鋼に関し、発明者らが球状化焼鈍に供される高炭素鋼において、セメンタイトと同時に析出するFe2Bの存在がセメンタイトの球状化に極めて有利であることを見出してなされたもので、球状化焼鈍における処理温度の範囲を拡大し、処理時間を短縮することが可能な高炭素鋼が記載されている。
「鉄鋼便覧(新版)、p.1204〜1205、昭和42年」
しかしながら、非特許文献1に記載の焼鈍方法は、いずれも未固溶セメンタイトを核として、新たにセメンタイトを析出させるものであり、加熱温度の影響を受けやすく、球状化焼鈍においては、特に溶体化処理について緻密な操業管理が要求され、また、焼鈍時間が長いため製造コストの上昇を招くものであって、抜本的な解決にはなっていない。
また、特許文献1に記載の技術は、Fe2Bは未固溶セメンタイトよりは析出核として存在する温度範囲が広く非特許文献1における問題点を改善するが、Fe2Bが析出可能な成分範囲が限定されること、Al,Nなどが添加されているとFe2Bの析出が阻害される等、全ての炭素鋼に適用することは難しく、軸受け鋼など多くの中炭素鋼では球状化焼鈍に時間がかかり生産上の問題となっていた。
そこで、本発明は、上述した問題点を抜本的に解決した、球状化処理性に優れた鋼を提供することを目的とする。
発明者らは、Bが炭化物を安定にする元素で、それ自身がFe23C6などに固溶し硼炭化物:Fe23(C,B)6を形成することに着目し、特許文献1で得られた知見をもとに、更に、種々の実験・検討を重ね、以下の知見を得た。
1.鋼中C量が質量%で0.4%の中炭素鋼から1.8%の高炭素鋼までの比較的広い炭素濃度範囲の炭素鋼において、鋼中のC,B含有量のバランスを調整すると、1100℃以上の高温よりセメンタイトが安定的に析出する。
2.当該セメンタイトはセメンタイト中のC:B比が4:6程度であり、Bを多く固溶した熱力学的に安定なFe3(C,B)で、A1温度以上の溶体化温度で保持時に溶解しない。
3.Fe3(C,B)はFe3Cと同じ結晶構造を有するため、Fe2Bよりもセメンタイトとの結晶構造的な整合性が高く、α域で析出するセメンタイト:Fe3Cの析出核として優れている。
4.Fe2Bの析出を確保するにはBを0.005%以上確保し、さらにAlN、BNの析出を抑制するためにAl,N量を低減しなければならないが、Fe3(C,B)の場合、そのような成分の制約は不要になる。
1.鋼中C量が質量%で0.4%の中炭素鋼から1.8%の高炭素鋼までの比較的広い炭素濃度範囲の炭素鋼において、鋼中のC,B含有量のバランスを調整すると、1100℃以上の高温よりセメンタイトが安定的に析出する。
2.当該セメンタイトはセメンタイト中のC:B比が4:6程度であり、Bを多く固溶した熱力学的に安定なFe3(C,B)で、A1温度以上の溶体化温度で保持時に溶解しない。
3.Fe3(C,B)はFe3Cと同じ結晶構造を有するため、Fe2Bよりもセメンタイトとの結晶構造的な整合性が高く、α域で析出するセメンタイト:Fe3Cの析出核として優れている。
4.Fe2Bの析出を確保するにはBを0.005%以上確保し、さらにAlN、BNの析出を抑制するためにAl,N量を低減しなければならないが、Fe3(C,B)の場合、そのような成分の制約は不要になる。
本発明は得られた知見をもとに更に検討を加えてなされたもので、すなわち、本発明は、
1.質量%で、C:0.40%以上、1.80%以下、B:0.001%以上、1.0%以下を含有し、BおよびCの含有量(質量%)がB含有量(質量%)に応じて(1)式または(2)式を満たし、残部は鉄および不可避的不純物の組成になる球状化処理性に優れる炭素鋼。
C≧1.94−B×514 (0.001≦B≦0.003)・・・・(1)
C≧0.467−B×0.053 (0.003<B≦1.0)・・・・(2)
但し、各式において、BおよびCは、含有量(質量%)を示す。
2.鋼組成に更に、質量%で、Cr:2.0%以下、Mo:1.0%以下、V:0.5%以下、Nb:0.5%以下の1種または2種以上を含有する1記載の球状化処理性に優れる炭素鋼。
1.質量%で、C:0.40%以上、1.80%以下、B:0.001%以上、1.0%以下を含有し、BおよびCの含有量(質量%)がB含有量(質量%)に応じて(1)式または(2)式を満たし、残部は鉄および不可避的不純物の組成になる球状化処理性に優れる炭素鋼。
C≧1.94−B×514 (0.001≦B≦0.003)・・・・(1)
C≧0.467−B×0.053 (0.003<B≦1.0)・・・・(2)
但し、各式において、BおよびCは、含有量(質量%)を示す。
2.鋼組成に更に、質量%で、Cr:2.0%以下、Mo:1.0%以下、V:0.5%以下、Nb:0.5%以下の1種または2種以上を含有する1記載の球状化処理性に優れる炭素鋼。
本発明によれば、球状化焼鈍処理におけるAc1温度以上での適正温度範囲が大幅に拡大され、その操業管理が容易となるとともにかつ、Ac1直下の温度での析出、球状化時間を短縮できて処理時間が大幅に短縮でき、また、熱間加工ままでも球状化、軟質化が実現可能で、産業上極めて有用である。
発明鋼の成分組成の限定理由について以下に述べる。尚、説明において%は質量%とする。
C:0.40%以上、1.80%以下
Cは、セメンタイト相を形成し、製品の強度確保に重要であり、この発明鋼の対象とする用途のために必須の成分である。セメンタイトが析出するには、通常の炭素鋼では0.60%以上の炭素が必要であるが、Bを同時に添加すると共析点が低炭素側に移動し、0.40%の炭素量があればセメンタイトが析出可能となる。従って、炭素を0.40%以上含有させる。
C:0.40%以上、1.80%以下
Cは、セメンタイト相を形成し、製品の強度確保に重要であり、この発明鋼の対象とする用途のために必須の成分である。セメンタイトが析出するには、通常の炭素鋼では0.60%以上の炭素が必要であるが、Bを同時に添加すると共析点が低炭素側に移動し、0.40%の炭素量があればセメンタイトが析出可能となる。従って、炭素を0.40%以上含有させる。
一方、1.80%を超えて含有させるとセメンタイト量が過剰になり靱性、延性の劣化が著しくなる。したがって、0.40%以上、1.80%以下とする。
B:0.001%以上、1.0%以下
Bは、本発明にとって最も重要な成分である。球状化処理における核生成サイトとして作用するFe3(C,B)を析出させるためには、固溶限以上のBを含有させる必要で、0.001%以上とする。
Bは、本発明にとって最も重要な成分である。球状化処理における核生成サイトとして作用するFe3(C,B)を析出させるためには、固溶限以上のBを含有させる必要で、0.001%以上とする。
一方、1.0%を超えて含有させてもその効果が飽和するばかりでなく、Fe2Bにより硬さが過剰となり、靱性劣化を招くため、0.001%以上、1.0%以下とする。
C≧1.94−B×514 (0.001≦B≦0.003)・・・・(1)
C≧0.467−B×0.053 (0.003<B≦1.0)・・・・(2)
但し、各式において、BおよびCは、含有量(質量%)を示す。
C≧0.467−B×0.053 (0.003<B≦1.0)・・・・(2)
但し、各式において、BおよびCは、含有量(質量%)を示す。
本パラメータ式は、鋼中のC,Bの含有量のバランスを規定するもので、Fe3(C,B)を高温から析出させ、Bをより多く含有させるために、0.001≦B≦0.003の場合は、C≧1.94−B×514、0.003<B≦1.0の場合は C≧0.467−B×0.053とする。
本パラメータ式は、Fe3(C,B)と共に析出するFe2Bの有無により鋼中C,Bの含有量のバランスが異なるため、B量に応じて2種類規定する。
Cr:2.0 %以下、Mo:1.0 %以下、V:0.5 %以下、Nb:0.5 %以下の一種または二種以上
Cr,Mo,V、Nbは、いずれも炭化物を安定にしてセメンタイト相の析出・球状化を促進させる成分であり、これらのうちから選ばれる1種または2種以上を含有させることができる。
Cr,Mo,V、Nbは、いずれも炭化物を安定にしてセメンタイト相の析出・球状化を促進させる成分であり、これらのうちから選ばれる1種または2種以上を含有させることができる。
しかし、これらは過剰に含有させてもその効果が飽和するばかりでなく、鋼のコスト増大、変態を遅延させることによる焼入れ性の過剰な増大を招くため、それらの含有量はそれぞれCr:2.0 %以下、Mo:1.0 以下、V:0.5 %以下、Nb:0.5 %以下とする。
表1に示す種々の成分組成になる鋼を溶製し、20mm厚の板に熱間圧延したのち、空冷した。表1中のAc1は、熱延板を用いての1000℃,10分の溶体化からの連続冷却による熱膨張測定により求めた。
表1において、鋼No.A〜Kは請求項1記載の本発明鋼、鋼No.L〜Oは請求項2記載の本発明鋼、鋼No.PおよびRは鋼中のC,B添加量は請求項1記載の本発明範囲であるが、C,B添加量のバランスが上記(1)式または(2)式を満足していない請求項1記載の本発明範囲外となる比較例である。
鋼No.Q、S、T、UはCあるいはB量が請求項1記載の本発明範囲を逸脱する比較鋼である。尚、鋼No.Uは共析鋼に該当する本分野の代表的従来鋼である。これらの鋼について、種々の条件で球状化焼鈍処理を施した。
図1に実施例に用いた球状化焼鈍処理の基本パターンを示す。実施例では、図におけるT1温度(℃)ならびにt2時間(h)をそれぞれ変化させた。なお、従来鋼(鋼No.U)の処理条件として、標準的なT1=Ac1,t2=4hを採用した。当該処理条件は従来鋼(鋼No.U)でも適正な球状化が進行し、十分に軟質化することができるものである。
球状化処理の適正度は上記の標準条件材の硬さ(HvS)を基準にして、Hvが+20ポイントまでを球状化が適性、+20ポイント超えを球状化が不適性とした。
表2に球状化焼鈍処理条件と球状化処理の適性度を示す。表から明らかなように、球状化焼鈍処理条件A,D,EおよびFを比較すると、発明鋼である鋼No.A〜Oはいずれも条件F:T1(固溶化温度)がAc1より60℃高い温度であっても良好な球状化が得られている。
一方、比較鋼(鋼No.P〜T)ならびに従来鋼(鋼No.U)で良好な球状化が得られる条件は、比較鋼(鋼No.Q)の条件E:Ac1+40℃までであり、本発明によれば球状化燒鈍条件が大幅に拡大できることが認められた。
また、球状化焼鈍処理条件A,B、Cで処理時間を比較すると、発明鋼は球状化処理時間が1時間(条件A)でも良好な球状化が得られているのに対し、比較鋼(鋼No.P〜T)ならびに従来鋼(鋼No.U)では、比較鋼Qの条件Bの2時間が基も短時間である。
以上より、発明鋼が、球状化焼鈍処理におけるセメンタイトの溶体化処理温度範囲の大幅な拡大と、球状化処理時間の大幅な短縮に極めて有効であることが確認された。
以上より、発明鋼が、球状化焼鈍処理におけるセメンタイトの溶体化処理温度範囲の大幅な拡大と、球状化処理時間の大幅な短縮に極めて有効であることが確認された。
Claims (1)
- 質量%で、C:0.40%以上、1.80%以下、B:0.001%以上、1.0%以下を含有し、更に、質量%で、Cr:2.0%以下、Mo:1.0%以下、V:0.5%以下、Nb:0.5%以下の1種または2種以上を含有し、BおよびCの含有量(質量%)がB含有量(質量%)に応じて(1)式または(2)式を満たし、残部は鉄および不可避的不純物の組成になる球状化処理性に優れる炭素鋼。
C≧1.94−B×514 (0.001≦B≦0.003)・・・・(1)
C≧0.467−B×0.053 (0.003<B≦1.0)・・・・(2)
但し、各式において、BおよびCは、含有量(質量%)を示す。
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JPH10237588A (ja) | 球状化処理性に優れる高炭素鋼 |
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